JP2001287644A - 列車制御用通信装置 - Google Patents

列車制御用通信装置

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JP2001287644A
JP2001287644A JP2000107756A JP2000107756A JP2001287644A JP 2001287644 A JP2001287644 A JP 2001287644A JP 2000107756 A JP2000107756 A JP 2000107756A JP 2000107756 A JP2000107756 A JP 2000107756A JP 2001287644 A JP2001287644 A JP 2001287644A
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JP
Japan
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track
train
communication device
track circuit
train control
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Application number
JP2000107756A
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English (en)
Inventor
Shoji Irie
章二 入江
Hidetaka Saegusa
秀隆 三枝
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル通信方式を採用した列車制御用通信
(ATC/TD)装置の設備コストを低減できるように
する。 【解決手段】 情報作成部(一次局)で作成された各軌
道回路用のATC情報を軌道送受信部(二次局)を介し
て各軌道回路にそれぞれ送出するとともに、上記各軌道
回路から受信した列車検知情報を上記軌道送受信部を介
して上記情報作成部に入力するようにした列車制御用通
信装置であって、前記軌道送受信部は、前記複数の軌道
回路を一群とし、その一群に対して1個設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車制御用通信装
置に係り、特に、デジタル通信方式を採用した列車制御
用通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル通信方式を採用した列車
制御用通信装置は、図2に示されるように、レールrを
所定長さに区分して形成された軌道回路1T,2T…毎
に、軌道送受信部A1 ,A2 …、いわゆる二次局(以
下、軌道送受信部を「二次局」という)がそれぞれ設け
られている。
【0003】各二次局A1 ,A2 …は、情報作成部B、
いわゆる一次局(以下、情報作成部を「一次局」とい
う)に接続されていて、この一次局Bが連動条件情報等
を基に作成した各軌道回路1T,2T…用の列車制御用
信号、いわゆるATC電文を各二次局A1 ,A2 …にそ
れぞれ送出できるように構成されている。
【0004】各二次局A1 ,A2 …は同一構成であるの
で、軌道回路1T用の二次局A1 を例に説明すると、二
次局A1 は、この二次局全体を統括的に制御するCPU
1を有していて、このCPU1は、通信制御部2を介し
て一次局Bとの間でデータ授受が行えるように構成され
ている。
【0005】CPU1は、一次局Bから受信したATC
電文を基に生成した軌道回路1T用のATC信号をデジ
タルI/O部a及びアナログI/O部bを介して軌道回
路1Tの始端側に印加できるように構成されている。
【0006】また、その軌道回路1Tの終端側から受信
した列車検知信号(以下、「TD信号」という)をアナ
ログI/O部b及びデジタルI/O部aを介して受信で
きるように構成されている。
【0007】このTD信号を用いた列車検知は、軌道回
路1T上に列車が在線していないとき、軌道回路1Tの
始端側に印加されたATC信号、すなわちTD信号を受
信できるので、そのTD信号を受信している間は、その
軌道回路1T上に列車なしを検知し、他方、軌道回路1
T上に列車が在線しているとき、軌道回路1Tの始端側
に印加されたTD信号(ATC信号)は、列車の車軸で
短絡されるので受信されず、したがって、TD信号が受
信されないときは、軌道回路1T上に列車有りを検知す
るようにしている。そして、この列車有無の信号は、通
信制御部2を介して一次局Bに送出されるように構成さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデジタル通信方式を採用した列車制御用通信装置
は、CPUを中心に構成される二次局が各軌道回路毎に
設けられているので、二次局数が多くなり、設備コスト
がかさむという欠点があった。
【0009】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、二次局数を減
らして設備コストを低減させることのできる列車制御用
通信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る列車制御用
通信装置は、上記目的を達成するために、一次局で作成
された各軌道回路用のATC情報を二次局を介して各軌
道回路にそれぞれ送出するとともに、上記各軌道回路か
ら受信した列車検知情報を上記二次局を介して上記一次
局に入力するようにした列車制御用通信装置であって、
前記二次局は、前記複数の軌道回路を一群とし、その一
群に対して1個設けられていることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る列車
制御用通信装置の概略構成図である。なお、上記図2の
従来装置と同一構成要素には同一符号を用いて説明す
る。
【0012】図中、1T,2T…は、レールrを所定長
さに区分して形成された軌道回路であって、Aは複数の
軌道回路1T,2T…の一群に対して設けられた1個の
二次局であり、Bは一次局である。
【0013】二次局Aは、この二次局全体を統括的に制
御するCPU(メモリ等を有しているが、ここでは省略
されている)1を有していて、通信制御部2を介して一
次局Bとの間でデータ授受が行えるように構成されてい
る。
【0014】CPU1は、一次局Bから受信した各軌道
回路1T,2T…用のATC電文を基に生成した各軌道
回路1T,2T…用のATC信号を、各軌道回路1T,
2T…用のデジタルI/O部a1 ,a2 …及びアナログ
I/O部b1 ,b2 …を介して各軌道回路1T,2T…
の始端側にそれぞれ印加できるように構成されている。
【0015】また、CPU1には、各軌道回路1T,2
T…の終端側から受信したTD信号を、各軌道回路1
T,2T…用のアナログI/O部b1 ,b2 …及びデジ
タルI/O部a1 ,a2 …を介してそれぞれ受信できる
ように構成されている。
【0016】一次局Bは、ホストコンピュータを中心に
構成され、上述の二次局Aと接続されているだけでな
く、図示しないが、他の複数の軌道回路を一群とする他
の二次局とも接続されている。そして、この二次局B
は、連動条件情報等を基に演算処理を行って、図示しな
い走行列車に対する速度制御信号等のATC電文を生成
して、二次局Aに送出できるように構成されている。
【0017】一次局Bで生成されたATC電文は、上述
したように、二次局Aを介して各軌道回路1T,2T…
に印加され、列車に設けられた車上子(アンテナ)で受
信されて列車制御用として利用される。
【0018】二次局Aに受信されるTD信号を用いた列
車検知は、軌道回路1T,2T…上に列車が在線してい
ないとき、軌道回路1T,2T…の始端側に印加された
ATC信号、すなわちTD信号を受信できるので、その
TD信号を受信している間は、その軌道回路、例えば軌
道回路1T上に列車なしを検知し、他方、軌道回路1T
上に列車が在線しているときは、その軌道回路1Tの始
端側に印加されたTD信号(ATC信号)は、列車の車
軸で短絡されるので受信されず、したがって、軌道回路
1TからTD信号が受信されないとき、軌道回路1T上
に列車有りを検知するようにしている。そして、この列
車有無の信号は、通信制御部2を介して一次局Bに送出
されるように構成されている。
【0019】上述のように、二次局Aは、複数の軌道回
路1T,2T…を一群として1個だけ設けるようにして
いるので、従来の軌道回路毎に二次局を設けたのに比べ
て設備コストを低減することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る列車制御用通信装置は、一
次局で作成された各軌道回路用のATC情報を二次局を
介して各軌道回路にそれぞれ送出するとともに、上記各
軌道回路から受信した列車検知情報を上記二次局を介し
て上記一次局に入力するようにした列車制御用通信装置
であって、前記二次局は、前記複数の軌道回路を一群と
し、その一群に対して1個設けられているので、従来の
軌道回路毎に二次局を設けたのに比べて設備コストを低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る列車制御用通信装
置の概略構成図である。
【図2】従来の列車制御用通信装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1T,2T… 軌道回路 A 軌道送受信部(二次局) B 情報作成部(一次局) 1 CPU 2 通信制御部 a1 ,a2 … デジタルI/O部 b1 ,b2 … アナログI/O部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報作成部で作成された各軌道回路用の
    ATC情報を軌道送受信部を介して各軌道回路にそれぞ
    れ送出するとともに、上記各軌道回路から受信した列車
    検知情報を上記軌道送受信部を介して上記情報作成部に
    入力するようにした列車制御用通信装置であって、 前記軌道送受信部は、前記複数の軌道回路を一群とし、
    その一群に対して1個設けられていることを特徴とする
    列車制御用通信装置。
JP2000107756A 2000-04-10 2000-04-10 列車制御用通信装置 Pending JP2001287644A (ja)

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