JP2001287426A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2001287426A
JP2001287426A JP2000103681A JP2000103681A JP2001287426A JP 2001287426 A JP2001287426 A JP 2001287426A JP 2000103681 A JP2000103681 A JP 2000103681A JP 2000103681 A JP2000103681 A JP 2000103681A JP 2001287426 A JP2001287426 A JP 2001287426A
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JP
Japan
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paper
printing
discharge tray
function
tray
Prior art date
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Application number
JP2000103681A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sakiyama
雅弘 崎山
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置側の制約によってユーザが意図しな
い排紙トレイに印刷用紙が排紙された場合に、排紙トレ
イの変更をユーザに容易かつ確実に知らせる。 【解決手段】 ホスト装置A〜Cによって複数の排紙ト
レイのうちの特定の排紙トレイに印刷物を排紙するよう
設定されているとき、印刷ジョブ解析・処理部9は、該
特定排紙トレイに付加された排紙制限条件による該トレ
イへの排紙の可/不可を判断する。排紙が不可の場合、
排紙トレイ変更処理部10によって他の排紙トレイに変
更され、メッセージ生成部11によって排紙トレイの変
更を表す変更通知が作成される。印刷物は変更後の排紙
トレイに排紙され、変更前の排紙トレイ、すなわち初期
設定された特定排紙トレイには変更通知が排紙される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続されたホスト
装置からの印刷データを用紙に印刷して排紙トレイに排
紙する印刷装置であって、複数の排紙トレイを備え、該
排紙トレイに対して排紙を制限する条件が付加された印
刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホスト装置であるコンピュータとネット
ワークによって接続された印刷装置において、ホストコ
ンピュータ側で印刷物の排紙トレイを指定した場合であ
っても、印刷装置側の制約によって印刷物がユーザの意
図しない排紙トレイに排紙されることがある。特に、ス
テープル機能、フェイスアップまたはダウン機能、両面
印刷機能および機密保持機能を含む印刷機能の中の特定
の印刷機能の実行を指定した場合、印刷装置側の制約に
よって印刷物がユーザの意図しない排紙トレイに排紙さ
れることがある。これによって、ユーザが排紙トレイの
変更に気がつかなかったり、変更後の排紙トレイを容易
に見つけることができなかったりという不都合が生じ
る。
【0003】特開平9−66635号公報には、ワーク
メモリのオーバーフロー発生時に印刷物の排紙トレイが
変更される従来技術である両面印刷装置が開示されてお
り、該装置では、排紙トレイの変更がホストコンピュー
タに通知されるとともに、プリンタ本体の表示パネルに
表示され、このようにして変更後の排紙トレイをユーザ
に通知している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記特開
平9−66635号公報の技術では、ネットワークにつ
ながった印刷装置のようにホストコンピュータから次々
と印刷ジョブが送られてくるような場合、表示パネルに
表示された排紙トレイの変更通知がユーザが見る前に消
えてしまうことがある。また、ホストコンピュータ側に
おいて、ユーザが印刷ジョブを印刷装置へ送信した後に
ホストコンピュータから離れた場合、印刷装置からホス
トコンピュータへの排紙トレイの変更通知をユーザは見
ず、よってユーザが排紙トレイの変更に気づかないこと
がある。
【0005】本発明の目的は、印刷装置側の制約によっ
てユーザが意図しない排紙トレイに印刷物が排紙された
場合であっても、排紙トレイの変更をユーザに容易かつ
確実に知らせることができる印刷装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の排紙ト
レイを備え、接続されたホスト装置からの印刷データを
用紙に印刷し、印刷物を排紙トレイに排紙する印刷装置
であって、排紙トレイに対して排紙を制限する条件が付
加された印刷装置において、前記排紙トレイのうちの特
定の排紙トレイが指定されたときであって、特定排紙ト
レイに対して付加された排紙制限条件によって該特定排
紙トレイへの排紙ができないときに、特定排紙トレイか
らそれ以外の排紙トレイに変更して印刷物を排紙する排
紙手段と、排紙トレイの変更を表す変更データを印刷し
た変更通知を特定排紙トレイに排紙する通知手段とを備
えることを特徴とする印刷装置である。
【0007】本発明に従えば、たとえばホスト装置によ
って特定排紙トレイに印刷物を排紙するよう設定された
ときに、該トレイに付加された何らかの排紙制限条件に
よって該トレイへの排紙ができない場合、排紙手段によ
って他の排紙トレイに変更して印刷物が排紙され、変更
前の排紙トレイには通知手段によって排紙トレイの変更
を表す変更通知が排紙される。したがって、ユーザの意
図しない排紙トレイに印刷物が排紙されたときに、変更
前の排紙トレイには排紙トレイの変更を表す変更通知が
排紙されるので、排紙トレイの変更をユーザに容易かつ
確実に通知することができ、ユーザはこれを容易にかつ
確実に知ることができる。また、排紙トレイの変更時に
ユーザの判断を待つ必要がないので、印刷装置を素早く
解放することができ、次の印刷ジョブの遅延を低減する
ことができる。これは、たとえば複数のホスト装置によ
って1台の印刷装置を共有している場合に有効である。
【0008】また本発明は、複数の排紙トレイを備え、
接続されたホスト装置からの印刷データを用紙に印刷
し、印刷物を排紙トレイに排紙する印刷装置であって、
排紙トレイに対して排紙を制限する条件が付加された印
刷装置において、前記排紙トレイのうちの特定の排紙ト
レイが指定されたときであって、特定排紙トレイに対し
て付加された排紙制限条件によって該特定排紙トレイへ
の排紙ができないときに、印刷を中止する中止手段と、
印刷の中止を表す中止データを印刷した中止通知を特定
排紙トレイに排紙する通知手段とを備えることを特徴と
する印刷装置である。
【0009】本発明に従えば、たとえばホスト装置によ
って特定排紙トレイに印刷物を排紙するよう設定された
ときに、該トレイに付加された何らかの排紙制限条件に
よって該トレイへの排紙ができない場合、中止手段によ
って印刷自体が中止され、変更前の排紙トレイには通知
手段によって印刷の中止を表す中止通知が排紙される。
したがって、ユーザの意図した排紙トレイに印刷物が排
紙できないときに、印刷自体が中止されるので、用紙の
無駄な使用を低減することができる。また、印刷の中止
時にユーザの判断を待つ必要がないので、印刷装置を素
早く解放することができ、次の印刷ジョブの遅延を低減
することができる。これは、たとえば複数のホスト装置
によって1台の印刷装置を共有している場合に有効であ
る。
【0010】また本発明は、前記印刷装置はサイズの異
なる用紙への印刷が可能であり、各サイズの印刷物は用
紙サイズに応じた排紙トレイへ排紙され、前記ホスト装
置から用紙サイズ指定データおよび特定排紙トレイ指定
データが送信されたとき、前記印刷装置は受信した指定
データに基づいて特定排紙トレイへの排紙ができないと
判断することを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、たとえばホスト装置から
受信した用紙サイズ指定データによって指定される用紙
サイズが、ホスト装置から受信した特定排紙トレイ指定
データによって指定される特定排紙トレイが収容可能な
用紙サイズよりも大きいことによって、該トレイへの排
紙ができないときに、他の排紙トレイに変更して印刷物
が排紙され、変更前の排紙トレイには排紙トレイの変更
を表す変更通知が排紙される。あるいは、印刷自体が中
止され、変更前の排紙トレイには印刷の中止を表す中止
通知が排紙される。
【0012】また本発明は、前記印刷装置は、用紙の両
面に印刷する両面印刷機能、印刷データの機密性を保持
して印刷する機密印刷機能、印刷物を綴じるステープル
処理機能、および印刷物の印刷面を上方または下方に向
けて排紙するフェイスアップまたはダウン処理機能を備
え、該機能を排紙トレイ毎に実行し、前記ホスト装置は
排紙トレイに対して両面印刷機能、機密印刷機能、ステ
ープル処理機能、およびフェイスアップまたはダウン処
理機能の実行を設定する設定データを送信し、前記ホス
ト装置から特定排紙トレイ指定データが送信されたと
き、前記印刷装置は指定された特定排紙トレイに両面印
刷機能、機密印刷機能、ステープル処理機能またはフェ
イスアップまたはダウン処理機能の実行が設定されてい
るときに特定排紙トレイへの排紙ができないと判断する
ことを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、ホスト装置から受信した
特定排紙トレイ指定データによって指定される特定排紙
トレイに対して、ホスト装置から受信した設定データに
よって特定の印刷機能の実行が設定されていることによ
って、該トレイへの排紙ができないときに、他の排紙ト
レイに変更して印刷物が排紙され、変更前の排紙トレイ
には排紙トレイの変更を表す変更通知が排紙される。あ
るいは、印刷自体が中止され、変更前の排紙トレイには
印刷の中止を表す中止通知が排紙される。
【0014】また本発明は、前記印刷装置は、用紙の両
面に印刷する両面印刷機能、印刷データの機密性を保持
して印刷する機密印刷機能、印刷物を綴じるステープル
処理機能、および印刷物の印刷面を上方または下方に向
けて排紙するフェイスアップまたはダウン処理機能を備
え、該機能を用紙サイズ毎に実行し、前記ホスト装置か
ら用紙サイズに対して両面印刷機能、機密印刷機能、ス
テープル処理機能、またはフェイスアップまたはダウン
処理機能の実行を設定する設定データが送信されたと
き、前記印刷装置は指定された機能が複数の用紙サイズ
に対して指定されているときに特定排紙トレイへの排紙
ができないと判断することを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、ホスト装置から受信した
設定データによって特定の印刷機能が複数の用紙サイズ
に対して設定されていることによって、該トレイへの排
紙ができないときに、他の排紙トレイに変更して印刷物
が排紙され、変更前の排紙トレイには排紙トレイの変更
を表す変更通知が排紙される。あるいは、印刷自体が中
止され、変更前の排紙トレイには印刷の中止を表す中止
通知が排紙される。
【0016】また本発明は、前記印刷装置は、用紙の両
面に印刷する両面印刷機能、印刷データの機密性を保持
して印刷する機密印刷機能、印刷物を綴じるステープル
処理機能、および印刷物の印刷面を上方または下方に向
けて排紙するフェイスアップまたはダウン処理機能を備
え、該機能を用紙サイズ毎に実行し、前記ホスト装置か
ら用紙サイズに対して両面印刷機能、機密印刷機能、ス
テープル処理機能、またはフェイスアップまたはダウン
処理機能の実行を設定する設定データが送信されたと
き、前記印刷装置は指定された機能が使用不可能な用紙
サイズに対して指定されているときに特定排紙トレイへ
の排紙ができないと判断することを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、ホスト装置から受信した
設定データによって特定の印刷機能が使用不可能な用紙
サイズに対して設定されていることによって、該トレイ
への排紙ができないときに、他の排紙トレイに変更して
印刷物が排紙され、変更前の排紙トレイには排紙トレイ
の変更を表す変更通知が排紙される。あるいは、印刷自
体が中止され、変更前の排紙トレイには印刷の中止を表
す中止通知が排紙される。
【0018】また本発明は、複数の排紙トレイを備え、
接続されたホスト装置からの印刷データを用紙に印刷
し、印刷物を排紙トレイに排紙する印刷装置であって、
排紙トレイに対して排紙を制限する条件が付加された印
刷装置において、前記排紙トレイのうちの特定の排紙ト
レイが指定されたときであって、特定排紙トレイに対し
て付加された排紙制限条件によって該特定排紙トレイへ
の排紙ができないときに、特定排紙トレイからそれ以外
の排紙トレイに変更して印刷物を排紙する排紙手段と、
印刷を中止する中止手段と、排紙手段および中止手段の
うちのいずれか一方手段の能動化を選択する選択手段
と、排紙手段の能動化が選択されたときには、排紙トレ
イの変更を表す変更データを印刷した変更通知を特定排
紙トレイに排紙し、中止手段の能動化が選択されたとき
には、印刷の中止を表す中止データを印刷した中止通知
を特定排紙トレイに排紙する通知手段とを備えることを
特徴とする印刷装置である。
【0019】本発明に従えば、印刷物を排紙するよう初
期設定された特定排紙トレイに印刷物が排紙ができない
場合、他の排紙トレイに変更して印刷物を排紙するか印
刷自体を中止するかを選択手段によって選択することが
できる。排紙トレイの変更が選択されたときには、排紙
トレイの変更を表す変更通知が特定排紙トレイに排紙さ
れ、印刷の中止が選択されたときには、印刷の中止を表
す中止通知が特定排紙トレイに排紙される。したがっ
て、ユーザにとって使いやすい印刷装置を提供すること
ができる。
【0020】また本発明は、前記通知手段は、変更デー
タが印刷される用紙に対して目立つ装飾を印刷すること
を特徴とする。
【0021】また本発明は、前記通知手段は、中止デー
タが印刷される用紙に対して目立つ装飾を印刷すること
を特徴とする。
【0022】本発明に従えば、変更データまたは中止デ
ータが印刷される用紙には目立つ装飾が印刷されるの
で、ユーザは変更通知または中止通知のメッセージを容
易に見つけることができ、ユーザにとって使いやすく操
作性の高い印刷装置を提供することができる。
【0023】また本発明は、前記通知手段は、特定排紙
トレイに排紙される変更データが印刷される用紙のサイ
ズまたは排紙方向を、該用紙の排紙の直前に特定排紙ト
レイに排紙された用紙とは異なるサイズまたは異なる方
向とすることを特徴とする。
【0024】また本発明は、前記通知手段は、特定排紙
トレイに排紙される中止データが印刷される用紙のサイ
ズまたは排紙方向を、該用紙の排紙の直前に特定排紙ト
レイに排紙された用紙とは異なるサイズまたは異なる方
向とすることを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、特定排紙トレイに排紙さ
れる変更データまたは中止データが印刷される用紙のサ
イズまたは排紙方向を、該用紙の排紙の直前に特定排紙
トレイに排紙された用紙とは異なるサイズまたは異なる
方向とするので、ユーザは変更通知または中止通知のメ
ッセージを容易に見つけることができ、ユーザにとって
使いやすく操作性の高い印刷装置を提供することができ
る。
【0026】また本発明は、前記通知手段は、変更デー
タが印刷される用紙に対して印刷インク量を節約するこ
とを特徴とする。
【0027】また本発明は、前記通知手段は、中止デー
タが印刷される用紙に対して印刷インク量を節約するこ
とを特徴とする。
【0028】本発明に従えば、変更データまたは中止デ
ータが印刷される用紙には印刷インク量を節約して印刷
が行われるので、高品質な出力を必要としないメッセー
ジに対する印刷コストを低減することができる。
【0029】また本発明は、前記通知手段は、変更デー
タが印刷される用紙として裏紙または再生紙を使用する
ことを特徴とする。
【0030】また本発明は、前記通知手段は、中止デー
タが印刷される用紙として裏紙または再生紙を使用する
ことを特徴とする。
【0031】本発明に従えば、変更データまたは中止デ
ータが印刷される用紙として裏紙または再生紙を用いる
ので、高品質な出力を必要としないメッセージに対する
印刷コストを低減することができる。
【0032】また本発明は、前記通知手段は、排紙トレ
イの変更を表す変更データを印刷した変更通知を変更後
の排紙トレイにも排紙することを特徴とする。
【0033】本発明に従えば、排紙トレイの変更時、変
更通知は変更前の特定の排紙トレイだけでなく変更後の
排紙トレイにも排紙される。したがって、ユーザは変更
後の排紙トレイ上の印刷物の中から変更通知を容易に見
つけることができ、ユーザにとって使いやすい印刷装置
を提供することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある印刷装置1のブロック図である。図2は、印刷装置
1の外観を示す斜視図である。印刷装置1は、複数(こ
こでは3つ)の排紙トレイ31a〜31cを有し、この
うちのいずれかが特定の排紙トレイとされる。また、印
刷装置1は、サイズの異なる用紙に対して印刷データを
印刷し、各サイズに応じた排紙トレイ31a〜31cに
印刷物を排紙することが可能である。さらに、印刷装置
1は、用紙の両面に印刷データを印刷する両面印刷機
能、印刷データの機密性を保持して印刷する機密印刷機
能、印刷物を綴じるステープル処理機能、および印刷物
の印刷面を上方または下方に向けて排紙するフェイスア
ップ/ダウン処理機能の印刷機能を備える。
【0035】印刷装置1は、制御部2、入力部であるデ
ータ送受部I/F(インターフェイス)3、画像形成部
であるプリンタエンジン4、印刷データ記憶部5、操作
パネル6、印刷機能、排紙トレイおよび用紙サイズの組
合せ情報を記憶する組合せ情報記憶部7、および排紙ト
レイ変更や印刷中止のメッセージを記憶するメッセージ
テンプレート記憶部8を含んで構成される。印刷装置1
は、ネットワークや通信ケーブルを介して、パーソナル
コンピュータなどで実現される単一または複数のホスト
装置と接続される。ここでは3つのホスト装置A〜Cと
接続される。
【0036】ホスト装置A〜Cからは、印字データが送
信される。送信された印字データはデータ送受信部I/
F3で受信され、プリンタエンジン4にて印字出力され
る。また、ホスト装置A〜Cからは、前記印字データと
ともに、特定の排紙トレイを指定する指定データ、およ
び前記印刷機能の実行を設定する設定データが印刷ジョ
ブとして送信される。送信された設定データは、データ
送受信部I/F3で受信され、一旦印刷データ記憶部5
に保存された後、制御部2の印刷ジョブ解析・処理部9
が組合せ情報記憶部7を参照して解析される。解析結果
に基づいて、排紙トレイ変更処理部10は、排紙トレイ
の変更処理を行う。
【0037】ここで、排紙トレイが変更される場合に
は、メッセージ生成部11がメッセージテンプレート記
憶部8を用いて排紙トレイの変更を表すメッセージを生
成する。また、印刷自体が中止される場合にも同様に、
メッセージ生成部11がメッセージテンプレート記憶部
8を用いて印刷の中止を表すメッセージを生成する。生
成された各メッセージは、プリンタエンジン4にて用紙
に印字され出力される。
【0038】このように制御部2は、印刷ジョブ解析・
処理部9、排紙トレイ変更処理部10およびメッセージ
生成部11を含んで構成される。なお、ホスト装置A〜
Cからの設定データによって設定される機能は、印刷装
置1の操作パネル6からも設定可能である。
【0039】図3は、印刷装置1がホスト装置A〜Cか
ら受信するデータ12の構成を示す図である。受信デー
タ12はヘッダ部13と印刷データ部14とから成る。
ヘッダ部13は、排紙トレイ指定データ15、印刷機能
指定データ16、用紙サイズ指定データ17および排紙
トレイの変更または印刷の中止を選択するための指定デ
ータ18を含んで構成される。
【0040】図4は、印刷装置1の組合せ情報記憶部
7、メッセージテンプレート記憶部8、印刷ジョブ解析
・処理部9、排紙トレイ変更処理部10およびメッセー
ジ生成部11の関係を示す図である。
【0041】印刷ジョブ解析・処理部9は、受信した印
刷ジョブによって指定される用紙サイズおよび印刷機能
について、組合せ情報記憶部7に問合せる。問合せの結
果、排紙トレイの変更または印刷の中止が必要であれ
ば、印刷ジョブ解析・処理部9は、印刷ジョブ名、開始
・終了ページ番号および排紙トレイを含む情報を排紙ト
レイ変更処理部10に通知し、排紙トレイの変更または
印刷の中止をユーザに通知するためのメッセージの生成
を指示する。
【0042】前記情報が通知された排紙トレイ変更処理
部10は、受信した情報から排紙トレイの変更または印
刷の中止をユーザに通知するためのメッセージを生成す
るために必要なデータを作成し、作成したデータをメッ
セージ生成部11に通知し、排紙トレイの変更または印
刷の中止をユーザに通知するためのメッセージの生成を
指示する。
【0043】前記データが通知されたメッセージ生成部
11は、メッセージテンプレート記憶部8から排紙トレ
イの変更または印刷の中止に対応したメッセージテンプ
レートを取得し、排紙トレイ変更処理部10から受信し
たデータを取得したテンプレートに埋め込んでメッセー
ジ印字データを生成し、排紙トレイ変更処理部10に送
信する。
【0044】図5は、印刷装置1の印刷処理を示すフロ
ーチャートである。ステップa1でホスト装置A〜Cか
ら印刷ジョブを受信し、次のステップa2で受信した印
刷ジョブによって指定される印刷条件を取得する。ここ
で具体的に印刷条件には、特定の排紙トレイを指定する
条件、前記印刷機能が利用可能な排紙トレイおよび用紙
サイズを指定する条件、用紙サイズ毎に利用可能な排紙
トレイを指定する条件、および排紙トレイの変更および
印刷の中止が選択可能なときにどちらを選択するかを指
定する条件がまれる。
【0045】次のステップa3では、処理すべきデータ
が終了しかた否か、すなわち印刷データのページが終了
したか否かを判断する。終了したと判断したときには印
刷処理を終了する。終了していないと判断したときには
ステップa4に進んで処理すべきページのデータによっ
て指定された用紙サイズを取得し、ステップa5で後述
する排紙動作決定処理を実行する。ここで、決定される
排紙動作とは、通常の印刷動作、排紙トレイの変更動作
および印刷の中止動作の3通りの動作の中のいずれかで
ある。ステップa6ではいずれの排紙動作に決定された
かを判断する。通常の印刷動作に決定されたときにはス
テップa7に進み、排紙トレイの変更動作に決定された
ときにはステップa8に進み、印刷の中止動作に決定さ
れたときにはステップa16に進む。
【0046】通常の印刷動作を行う場合とは、ホスト装
置のユーザによって指定された印刷条件が全て満たされ
た場合であり、この場合のステップa7では処理すべき
ページのデータが印刷されて印刷物がユーザの意図する
特定の排紙トレイに排紙され、処理はステップa3に戻
る。
【0047】排紙トレイの変更動作を行う場合とは、ホ
スト装置のユーザによって指定された印刷条件が満たさ
れず、ユーザの意図する特定の排紙トレイに印刷物を排
紙することができない場合であるが、排紙トレイを変更
すれば、ホスト装置のユーザによって指定された印刷機
能および/または用紙サイズを満たして印刷することが
でき、かつ排紙トレイの変更を行ってもホスト装置のユ
ーザには何ら影響がない場合である。ただし、図3に示
した排紙トレイの変更または印刷の中止を選択するため
の指定データ18によって、ユーザが印刷の中止を指定
している場合は、排紙トレイの変更処理は行わず、印刷
の中止処理を行う。
【0048】この場合のステップa8では指定された印
刷条件に従って排紙可能な変更後の排紙トレイを決定す
るとともに、排紙トレイを変更した印刷データの開始ペ
ージ番号および終了ページ番号を記憶し、ステップa9
で印刷すべきページの印字データを印刷データ記憶部5
に記憶し、ステップa10で次のページについても同じ
排紙トレイを使用可能かどうかを判断する。使用可能な
場合にはステップa11に進み、使用不可能な場合に
は、変更後の排紙トレイを確認してステップa13に進
む。なお、ここではまだ次のページの印字データは生成
されない。ステップa11では変更終了ページ番号を更
新し、ステップa12で次のページの印字データを生成
して、ステップa9に戻る。排紙トレイが同じである間
はステップa9〜a12の処理が繰返される。ステップ
a13では排紙トレイの変更をユーザに通知するための
メッセージを生成し、ステップa14で生成したメッセ
ージを印字し、ステップa15で記憶された印字データ
を印字して、ステップa3に戻る。
【0049】印刷の中止動作を行う場合とは、ホスト装
置のユーザによって指定された印刷条件が満たされず、
ユーザの意図する特定の排紙トレイに印刷物を排紙する
ことができない場合であり、排紙トレイを変更すれば、
ユーザにとって不都合が生じる場合である。また、ユー
ザにとって不都合は生じないが、図3に示した排紙トレ
イの変更または印刷の中止を選択するための指定データ
18によって、ユーザが排紙トレイの変更を指定せず、
印刷の中止を指定している場合である。
【0050】この場合のステップa16では印刷の中止
をユーザに通知するためのメッセージを生成し、ステッ
プa17で生成したメッセージを印字し、ステップa1
8で残りの印刷データを削除して、印刷処理を終了す
る。
【0051】図6は、図5のステップa5の排紙動作決
定処理を詳細に示すフローチャートである。ここで決定
される排紙動作は前述したように通常の印刷動作、排紙
トレイの変更動作および印刷の中止動作の3通りの動作
の中のいずれかである。
【0052】ステップb1で排紙トレイが指定され、ス
テップb2で印刷機能が指定されず、ステップb4で指
定された排紙トレイに排紙可能な用紙サイズと印刷後の
用紙サイズとの比較の結果、指定された排紙トレイに印
刷後の用紙が排紙可能である場合は、ステップb6で通
常の印刷動作に決定される。ステップb1で排紙トレイ
が指定され、ステップb2で両面印刷機能が指定され、
ステップb5で用紙が排紙可能であって、ステップb8
で指定された排紙トレイに排紙可能な用紙サイズと印刷
後の用紙サイズとの比較の結果、指定された排紙トレイ
に印刷後の用紙が排紙可能である場合は、ステップb9
で通常の印刷動作に決定される。ステップb1で排紙ト
レイが指定されず、ステップb3で機密印刷機能が指定
され、ステップb12で指定された排紙トレイに排紙可
能な用紙サイズと印刷後の用紙サイズとの比較の結果、
指定された排紙トレイに印刷後の用紙が排紙可能である
場合は、ステップb13で通常の印刷動作に決定され
る。
【0053】また、ステップb1で排紙トレイが指定さ
れ、ステップb2で両面印刷機能が指定され、ステップ
b5で指定された排紙トレイには両面印刷後の用紙が排
紙不可能である場合は、ステップb11で両面印刷後の
用紙が排紙可能な排紙トレイに変更するか印刷を中止す
るかをユーザが選択する変更/中止動作に決定される。
ステップb1で排紙トレイが指定され、ステップb2で
両面印刷機能が指定され、ステップb5で指定された排
紙トレイに両面印刷後の用紙が排紙可能であって、ステ
ップb8で指定された排紙トレイに排紙可能な用紙サイ
ズと印刷後の用紙サイズとの比較の結果、指定された排
紙トレイに印刷後の用紙が排紙不可能である場合は、ス
テップb10で変更/中止動作に決定される。ステップ
b1で排紙トレイが指定され、ステップb2で印刷機能
が指定されず、ステップb4で指定された排紙トレイに
印刷後の用紙が排紙不可能である場合は、ステップb7
で変更/中止動作に決定される。
【0054】さらに、ステップb1で排紙トレイが指定
されず、ステップb3で機密印刷機能が指定され、ステ
ップb12で印刷後の用紙が機密印刷専用の排紙トレイ
に排出できない場合は、機密印刷機能の性質上、排紙ト
レイの変更を行わず、ステップb14で印刷の中止動作
に決定される。
【0055】なお、本形態では受信した印刷ジョブをペ
ージ単位で処理する例について説明した。この場合、印
刷の中止動作を行うときには、中止と判断したページ以
前のページについてはデータが出力され、それ以降のペ
ージについてはデータが削除される。これに対して、受
信した印刷ジョブを印刷ジョブ単位で処理することも可
能であり、この場合、印刷の中止動作を行うときには、
1ページのデータも出力しないようにして、中途半端な
印刷を行わないように処理することが可能である。
【0056】図7(A)は、排紙トレイを変更したこと
を通知する印刷物21を示す図である。図7(B)は、
印刷を中止したことを通知する印刷物22を示す図であ
る。排紙トレイの変更または印刷の中止を通知する印刷
物21,22は変更前の排紙トレイに排紙され、該印刷
物21,22には他の印刷物と区別するために目立つ装
飾が施される。これによって、ユーザに変更または中止
を容易かつ確実に知らせることができ、ユーザはこれを
容易に知ることができる。図7(A)の変更を通知する
印刷物21では、排紙トレイの変更メッセージ23の周
囲領域(斜線を付した領域)24に目立つ装飾が施され
る。また、図7(B)の印刷中止を通知する印刷物22
では、印刷の中止メッセージ25の周囲であって用紙の
角部(斜線を付した領域)26に目立つ装飾が施され
る。
【0057】なお、印刷装置がカラー印刷可能である場
合には、印刷物21,22を他の印刷物とは異なる色で
印刷することによって、さらに目立つようにすることが
できる。また、印刷物の用紙サイズや排紙方向を記憶し
ておき、印刷物21,22と、他の印刷物とで、用紙サ
イズや排紙方向を変更することによっても、さらに目立
つようにすることができる。
【0058】また、文字や図形の輪郭を明確にし全体的
に印刷濃度を薄くしたトナーセーブモードで印刷物2
1,22を印刷することによって、トナーの消費量を抑
えて印刷コストを低減することが可能である。また、印
刷物21,22を裏紙や再生紙を使用して印刷すること
によって、印刷コストや環境への影響を低減することが
可能である。
【0059】さらに、印刷物21,22を変更前の排紙
トレイだけでなく変更後の排紙トレイにも排紙すること
によって、排紙トレイが変更された印刷物の存在をユー
ザに容易に知らせることができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特定排紙
トレイに印刷物を排紙するよう設定されたときに、該ト
レイへの排紙ができない場合、他の排紙トレイに変更し
て印刷物を排紙し、変更前の排紙トレイに排紙トレイの
変更を表す変更通知を排紙するようにしたので、排紙ト
レイの変更をユーザに容易かつ確実に通知することがで
き、ユーザはこれを容易にかつ確実に知ることができ
る。
【0061】また本発明によれば、印刷自体を中止し、
変更前の排紙トレイに印刷の中止を表す中止通知を排紙
するようにしたので、用紙の無駄な使用を低減すること
ができる。
【0062】また本発明によれば、ホスト装置からの指
定に基づき、用紙サイズが特定排紙トレイが収容可能な
用紙サイズよりも大きいことによって特定排紙トレイへ
の排紙が不可であるときに、上述したように排紙トレイ
が変更され、あるいは印刷が中止される。
【0063】また本発明によれば、ホスト装置から指定
される特定排紙トレイに対して特定の印刷機能の実行が
設定されていることによって特定排紙トレイへの排紙が
不可であるときに、上述したように排紙トレイが変更さ
れ、あるいは印刷が中止される。
【0064】また本発明によれば、特定の印刷機能が複
数の用紙サイズに対して設定されていることによって、
特定排紙トレイへの排紙が不可であるときに、上述した
ように排紙トレイが変更され、あるいは印刷が中止され
る。
【0065】また本発明によれば、特定の印刷機能が使
用不可能な用紙サイズに対して設定されていることによ
って特定排紙トレイへの排紙が不可であるときに、上述
したように排紙トレイが変更され、あるいは印刷が中止
される。
【0066】また本発明によれば、特定排紙トレイに印
刷物を排紙するよう設定されたときに、該トレイへの排
紙ができない場合、他の排紙トレイに変更して印刷物を
排紙するか印刷自体を中止するかを選択することができ
る。したがって、ユーザにとって使いやすい印刷装置を
提供することができる。
【0067】また本発明によれば、変更または中止デー
タが印刷される用紙に目立つ装飾を印刷するようにした
ので、ユーザは変更通知または中止通知のメッセージを
容易に見つけることができ、ユーザにとって使いやすく
操作性の高い印刷装置を提供することができる。
【0068】また本発明によれば、特定排紙トレイに排
紙される変更または中止データが印刷される用紙のサイ
ズまたは排紙方向を、該用紙の排紙の直前に特定排紙ト
レイに排紙された用紙とは異なるサイズまたは異なる方
向としたので、ユーザは変更通知または中止通知のメッ
セージを容易に見つけることができ、ユーザにとって使
いやすく操作性の高い印刷装置を提供することができ
る。
【0069】また本発明によれば、変更または中止デー
タが印刷される用紙に印刷インク量を節約して印刷を行
うので、印刷コストを低減することができる。
【0070】また本発明によれば、変更または中止デー
タが印刷される用紙として裏紙または再生紙を用いるの
で、印刷コストを低減することができる。
【0071】また本発明によれば、排紙トレイの変更通
知を変更前の排紙トレイだけでなく変更後の排紙トレイ
にも排紙するようにしたので、ユーザは変更後の排紙ト
レイ上の印刷物の中から変更通知を容易に見つけること
ができ、ユーザにとって使いやすい印刷装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である印刷装置1のブロ
ック図である。
【図2】印刷装置1の外観を示す斜視図である。
【図3】印刷装置1がホスト装置A〜Cから受信するデ
ータ12の構成を示す図である。
【図4】印刷装置1の組合せ情報記憶部7、メッセージ
テンプレート記憶部8、印刷ジョブ解析・処理部9、排
紙トレイ変更処理部10およびメッセージ生成部11の
関係を示す図である。
【図5】印刷装置1の印刷処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】図5のステップa5の排紙動作決定処理を詳細
に示すフローチャートである。
【図7】図7(A)は、排紙トレイを変更したことを通
知する印刷物21を示す図であり、図7(B)は、印刷
を中止したことを通知する印刷物22を示す図である。
【符号の説明】
1 印刷装置 2 制御部 3 データ送受部インターフェイス(I/F) 4 プリンタエンジン 5 印刷データ記憶部 6 操作パネル 7 組合わせ情報記憶部 8 メッセージテンプレート記憶部 9 印刷ジョブ解析・処理部 10 排紙トレイ変更処理部 11 メッセージ生成部 12 受信データ 13 ヘッダ部 14 印刷データ部 15 排紙トレイ指定データ 16 印刷機能指定データ 17 用紙サイズ指定データ 18 変更/中止選択指定データ 21 排紙トレイ変更通知の印刷物 22 印刷中止通知の印刷物 31a〜31c 排紙トレイ A〜C ホスト装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の排紙トレイを備え、接続されたホ
    スト装置からの印刷データを用紙に印刷し、印刷物を排
    紙トレイに排紙する印刷装置であって、排紙トレイに対
    して排紙を制限する条件が付加された印刷装置におい
    て、 前記排紙トレイのうちの特定の排紙トレイが指定された
    ときであって、特定排紙トレイに対して付加された排紙
    制限条件によって該特定排紙トレイへの排紙ができない
    ときに、 特定排紙トレイからそれ以外の排紙トレイに変更して印
    刷物を排紙する排紙手段と、 排紙トレイの変更を表す変更データを印刷した変更通知
    を特定排紙トレイに排紙する通知手段とを備えることを
    特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 複数の排紙トレイを備え、接続されたホ
    スト装置からの印刷データを用紙に印刷し、印刷物を排
    紙トレイに排紙する印刷装置であって、排紙トレイに対
    して排紙を制限する条件が付加された印刷装置におい
    て、 前記排紙トレイのうちの特定の排紙トレイが指定された
    ときであって、特定排紙トレイに対して付加された排紙
    制限条件によって該特定排紙トレイへの排紙ができない
    ときに、 印刷を中止する中止手段と、 印刷の中止を表す中止データを印刷した中止通知を特定
    排紙トレイに排紙する通知手段とを備えることを特徴と
    する印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷装置はサイズの異なる用紙への
    印刷が可能であり、各サイズの印刷物は用紙サイズに応
    じた排紙トレイへ排紙され、 前記ホスト装置から用紙サイズ指定データおよび特定排
    紙トレイ指定データが送信されたとき、前記印刷装置は
    受信した指定データに基づいて特定排紙トレイへの排紙
    ができないと判断することを特徴とする請求項1または
    2記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷装置は、用紙の両面に印刷する
    両面印刷機能、印刷データの機密性を保持して印刷する
    機密印刷機能、印刷物を綴じるステープル処理機能、お
    よび印刷物の印刷面を上方または下方に向けて排紙する
    フェイスアップまたはダウン処理機能を備え、該機能を
    排紙トレイ毎に実行し、 前記ホスト装置は排紙トレイに対して両面印刷機能、機
    密印刷機能、ステープル処理機能、およびフェイスアッ
    プまたはダウン処理機能の実行を設定する設定データを
    送信し、 前記ホスト装置から特定排紙トレイ指定データが送信さ
    れたとき、前記印刷装置は指定された特定排紙トレイに
    両面印刷機能、機密印刷機能、ステープル処理機能また
    はフェイスアップまたはダウン処理機能の実行が設定さ
    れているときに特定排紙トレイへの排紙ができないと判
    断することを特徴とする請求項1または2記載の印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 前記印刷装置は、用紙の両面に印刷する
    両面印刷機能、印刷データの機密性を保持して印刷する
    機密印刷機能、印刷物を綴じるステープル処理機能、お
    よび印刷物の印刷面を上方または下方に向けて排紙する
    フェイスアップまたはダウン処理機能を備え、該機能を
    用紙サイズ毎に実行し、 前記ホスト装置から用紙サイズに対して両面印刷機能、
    機密印刷機能、ステープル処理機能、またはフェイスア
    ップまたはダウン処理機能の実行を設定する設定データ
    が送信されたとき、前記印刷装置は指定された機能が複
    数の用紙サイズに対して指定されているときに特定排紙
    トレイへの排紙ができないと判断することを特徴とする
    請求項1または2記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷装置は、用紙の両面に印刷する
    両面印刷機能、印刷データの機密性を保持して印刷する
    機密印刷機能、印刷物を綴じるステープル処理機能、お
    よび印刷物の印刷面を上方または下方に向けて排紙する
    フェイスアップまたはダウン処理機能を備え、該機能を
    用紙サイズ毎に実行し、 前記ホスト装置から用紙サイズに対して両面印刷機能、
    機密印刷機能、ステープル処理機能、またはフェイスア
    ップまたはダウン処理機能の実行を設定する設定データ
    が送信されたとき、前記印刷装置は指定された機能が使
    用不可能な用紙サイズに対して指定されているときに特
    定排紙トレイへの排紙ができないと判断することを特徴
    とする請求項2記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 複数の排紙トレイを備え、接続されたホ
    スト装置からの印刷データを用紙に印刷し、印刷物を排
    紙トレイに排紙する印刷装置であって、排紙トレイに対
    して排紙を制限する条件が付加された印刷装置におい
    て、 前記排紙トレイのうちの特定の排紙トレイが指定された
    ときであって、特定排紙トレイに対して付加された排紙
    制限条件によって該特定排紙トレイへの排紙ができない
    ときに、 特定排紙トレイからそれ以外の排紙トレイに変更して印
    刷物を排紙する排紙手段と、 印刷を中止する中止手段と、 排紙手段および中止手段のうちのいずれか一方手段の能
    動化を選択する選択手段と、 排紙手段の能動化が選択されたときには、排紙トレイの
    変更を表す変更データを印刷した変更通知を特定排紙ト
    レイに排紙し、中止手段の能動化が選択されたときに
    は、印刷の中止を表す中止データを印刷した中止通知を
    特定排紙トレイに排紙する通知手段とを備えることを特
    徴とする印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記通知手段は、変更データが印刷され
    る用紙に対して目立つ装飾を印刷することを特徴とする
    請求項1または7記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記通知手段は、中止データが印刷され
    る用紙に対して目立つ装飾を印刷することを特徴とする
    請求項2または7記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記通知手段は、特定排紙トレイに排
    紙される変更データが印刷される用紙のサイズまたは排
    紙方向を、該用紙の排紙の直前に特定排紙トレイに排紙
    された用紙とは異なるサイズまたは異なる方向とするこ
    とを特徴とする請求項1または7記載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記通知手段は、特定排紙トレイに排
    紙される中止データが印刷される用紙のサイズまたは排
    紙方向を、該用紙の排紙の直前に特定排紙トレイに排紙
    された用紙とは異なるサイズまたは異なる方向とするこ
    とを特徴とする請求項2または7記載の印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記通知手段は、変更データが印刷さ
    れる用紙に対して印刷インク量を節約することを特徴と
    する請求項1または7記載の印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記通知手段は、中止データが印刷さ
    れる用紙に対して印刷インク量を節約することを特徴と
    する請求項2または7記載の印刷装置。
  14. 【請求項14】 前記通知手段は、変更データが印刷さ
    れる用紙として裏紙または再生紙を使用することを特徴
    とする請求項1または7記載の印刷装置。
  15. 【請求項15】 前記通知手段は、中止データが印刷さ
    れる用紙として裏紙または再生紙を使用することを特徴
    とする請求項2または7記載の印刷装置。
  16. 【請求項16】 前記通知手段は、排紙トレイの変更を
    表す変更データを印刷した変更通知を変更後の排紙トレ
    イにも排紙することを特徴とする請求項1記載の印刷装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012086457A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Brother Industries Ltd 印刷装置
JP2016022689A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 キヤノン株式会社 画像形成装置及びシート収容装置

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JP2012086457A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Brother Industries Ltd 印刷装置
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