JP2001286942A - プレス機械のダイクッション装置 - Google Patents

プレス機械のダイクッション装置

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JP2001286942A
JP2001286942A JP2000105126A JP2000105126A JP2001286942A JP 2001286942 A JP2001286942 A JP 2001286942A JP 2000105126 A JP2000105126 A JP 2000105126A JP 2000105126 A JP2000105126 A JP 2000105126A JP 2001286942 A JP2001286942 A JP 2001286942A
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hydraulic
die cushion
air
damper
pressure
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JP2000105126A
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Shoji Arai
省治 荒井
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
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  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動誤差を生じることなくダンパの制御を行
えるとともに、ダイクッションのエア圧の変化に係わら
ず常に一定のダンパ効果を得ることができるプレス機械
のダイクッション装置を提供する。 【解決手段】 ダイクッション装置1は、ロッド10の
下端に固着したダンパピストン13と、このダンパピス
トン13が嵌合する油圧ダンパ室を有するとともに、ダ
イクッションエア圧に対応した作動圧を油圧ダンパ室に
供給するエア駆動ポンプ20と、油圧ダンパ室内の油圧
を排出または停止する切替手段4とを備え、この切替手
段4は、油圧回路21内の排出流量を絞る絞り弁25を
有する。ダイクッションエア圧と作動圧とは常にバラン
スが保たれているので、ダイクッション能力の変化に柔
軟に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絞り加工を行うプ
レス機械のダイクッション装置に関する。
【0002】
【背景技術】プレス機械においては、プレス成形作業中
にプレス荷重によりクッションパッドが押し下げられ、
プレス成形後、スライドの上昇とともにダイクッション
シリンダ内のエアによりクッションパッドが上昇する。
このクッションパッドは上限に達すると急激に停止する
ので、そのとき、大きな衝撃や騒音を発生する。従来で
は、このような衝撃や騒音を防止するために、ダイクッ
ションシリンダの下方にダッシュポットを設けたり、油
圧回路に絞りを設けて、これらダッシュポットや絞りの
ダンパ効果によりクッションパッド停止時の衝撃を緩和
し、騒音の低減と、プレスやダイクッション装置の各部
に過大な力が作用するのを防止している。
【0003】従来のプレス機械のダイクッション装置と
しては、例えば、(1) 実開平2−114198号公報、
(2) 特開昭57−115924号公報等がある。(1) の
公報によれば、図7に示すように、ダイクッションシリ
ンダ74とクッションパッド75とが係合しており、ダ
イクッションシリンダ74には、サージタンク76から
所定圧のエアが供給されるようになっている。また、ダ
イクッションシリンダ74の下方には、ダンパ77が設
けられている。このダンパ77は、油の収容されたダン
パケース78と、その内部に設けられたピストン79と
を含み構成され、ピストン79におけるピストン桿79
Aの先端はクッションパッド75に連結されている。
【0004】ピストン79の上方には下面に開口部70
Aを有する筒状のストッパ70が設けられ、クッション
パッド75の上昇時にはピストン79の上部が開口部7
0A内に嵌入されるようになっている。ストッパ70内
には、排出時の油の通路70Bが形成されており、この
通路70Bの途中には、その通路70B内を流通する油
の流量を調整し、かつモータ73で駆動される絞り弁7
2が設けられている。また、ピストン桿79Aには、そ
こに加わる荷重を検出する荷重検出器80が接続され、
ダンパケース78には、油温を検出する油温検出器81
が接続されている。
【0005】このようなダイクッション装置では、スラ
イドが上死点から下降を開始して、スライドに取り付け
られた上型がブランクホルダに当接した時点よりクッシ
ョンピン75Aを介してクッションパッド75に押し下
げ力が作用し、クッション動作が開始される。その後、
上型と下型との間で所定のプレス成形が行われる。プレ
ス成形が終了してスライドが上昇すると、ダイクッショ
ンエアタンク76側へ押し戻されていたダイクッション
シリンダ74内のエアが再びダイクッションシリンダ7
4内へ供給されて、スライドの上昇とともに、クッショ
ンパッド75が上昇し、これに伴い、ピストン79も上
昇する。
【0006】クッションパッド75が上死点近傍に達す
ると、ピストン79がストッパ70の開口部70A内に
進入するため、開口部70A内の油は通路70Bを通っ
てストッパ上方へ逃げるが、通路70Bの途中には絞り
弁72が設けられているので、この絞り弁72により流
量が規制され、油温やダイクッション能力に応じたダン
パ効果がクッションパッド75に作用するようになり、
これにより、クッションパッド75が上限に停止する際
に発生する衝撃や騒音を効率よく低減することができる
ようになっている。
【0007】(2) の公報では、図示しないが、ロッドの
下端にストッパが設けられており、一方、シリンダの上
部側面にはオリフィスが形成されている。プレス成形終
了後、ロッドおよびストッパが急激に上昇しようとする
が、ストッパの上昇によりシリンダ内の空気の流出がオ
リフィスによって規制され、ダンパ作用が生じ、ロッド
上端に設けられたクッションラム(クッションパッド)
の急激な上昇を抑制するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記(1) の公
報では、ダンパ77の制御は、サージタンク76の制御
とは別の制御装置により行われ、その制御装置で絞り弁
72の絞り量を調整することで行われている。絞り量の
調整は、油温およびピストン79に掛かる荷重を基に行
われているが、ここでは、油温、荷重を検出する検出手
段や、制御装置等、電気的に接続する介在物が必要とな
り、いわば間接的な油圧の制御となるので、直接的な油
圧の制御と比べて作動誤差が生じやすい。その結果、常
に一定のダンパ効果を得ることができないおそれがあ
る。また、ダンパ77の制御には、サージタンク76の
制御とは別の制御装置が必要となるので、装置の構成が
複雑になるという問題がある。
【0009】また、(2) の公報では、ストッパ部分にオ
リフィスが形成されているが、ダイクッションのエア圧
が変化すると、その変化に連れて衝撃の大きさも変化す
る。例えば、ダイクッションのエア圧が高くなると衝撃
の大きさも大きくなる。一方、シリンダ内の作動油の圧
力は一定である。そのため、エア圧が変化するとそのエ
ア圧とバランスがとれなくなり、その結果、十分なダン
パ効果を生じないという問題がある。つまり、例えばエ
ア圧が高くなると、ピストンの上昇時のスピードが上が
ることとなるが、シリンダ内の作動油の圧力は一定であ
るため、エア圧に追随できず、結局、十分なダンパ効果
が得られないこととなる。ここで、ダイクッションのエ
ア圧が高くなることとは、成形品の関係で、しわ押さえ
圧を大きくするため、クッションシリンダに供給する圧
力をポンプあるいはレギュレータの設定を変えてサージ
タンク圧を高くすることである。
【0010】本発明の目的は、作動誤差を生じることな
くダンパの制御を行えるとともに、ダイクッションのエ
ア圧の変化に係わらず常に一定のダンパ効果を得ること
ができるプレス機械のダイクッション装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、エアによりクッション作用させるダイクッション装
置にしてダイクッションロッドの下端に固着したピスト
ンと、このピストンが嵌合する油圧ダンパ室を有するプ
レス機械のダイクッション装置において、ダイクッショ
ンエア圧に対応した作動圧を油圧ダンパ室に供給する油
圧手段と、油圧ダンパ室内の油圧を排出または停止する
切替手段とを備えて構成され、この切替手段は、ダンパ
作動時に油圧ダンパ室内の油を排出するに際し、油圧手
段および切替手段を結ぶ油圧回路内の排出流量を絞る絞
り弁を有することを特徴とするプレス機械のダイクッシ
ョン装置である。
【0012】このような本発明では、油圧ダンパ室に
は、油圧手段によりダイクッションエア圧に対応した作
動圧が供給されており、ダイクッションエア圧と作動圧
とは常にバランスが保たれるので、ダイクッション能力
の変化に柔軟に対応できる。また、油圧ダンパ室の作動
油は、ダイクッション用エアにより直接制御されている
ことになるので、作動誤差が生じない。さらに、ダンパ
作動時に油圧ダンパ室内の油を排出するに際し、油圧回
路内の排出流量は絞り弁により絞られるので、ピストン
の急激な上昇を抑制することができる。その結果、ダイ
クッションのエア圧の変化に係わらず常に一定のダンパ
効果を得ることができる。
【0013】本発明において、油圧手段としては、例え
ばエア駆動ポンプを使用することが好ましいが、ダイク
ッションエア圧に対応した作動圧を油圧ダンパ室に供給
することができるものであれば、これに限らず、他のも
のを使用してもよい。例えば、ダイクッションエア圧を
検知するセンサを設けるとともに、このエア圧に応じて
吐出圧力を制御されるポンプ(例えば、サーボモータ付
ポンプ)を設けて制御可能としてもよい。但し、エア駆
動ポンプでは、直接的かつ制御装置が不要なのでその分
安価となる。また、切替手段としては、油圧ダンパ室内
の油圧を排出または停止することができればどのような
ものを使用してもよい。例えば、電磁切換弁を使用する
例、流量調整手段を使用する例、サーボバルブを使用す
る例、電磁切換弁を多数個設ける例、等が考えられる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のプレス機械のダイクッション装置において、油圧手段
は、エア駆動ポンプであることを特徴とするものであ
る。
【0015】このような本発明では、ダイクッションエ
ア圧と同じエアで駆動ポンプを駆動し、このエア駆動ポ
ンプにより油圧ダンパ室へ作動油を供給しているので、
エアで直接作動圧を制御することになり、これにより、
作動誤差を生じることなく常に一定のダンパ効果を得る
ことができる。また、直接的かつ制御装置が不要なので
その分安価となる。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のプレス機械のダイクッション装置において、
油圧手段および切替手段を結ぶ油圧回路には、その油圧
回路内を流通する油の温度を調節する油温調節手段が設
けられていることを特徴とするものである。
【0017】このような本発明では、油圧回路内を流通
する油の温度を油温調節手段により調節することができ
るので、常に一定の温度の油を作動油として使用するこ
とができる。従って、作動油の温度の変化による粘度の
変化、および粘度の変化によるダンパ効果の変化を防止
することができ、常に一定のダンパ効果を得ることがで
きる。特に、油圧回路内に流量の調整を行う絞り弁を設
けた場合等でも、その絞り弁を通り温度の上昇した油を
油温調節手段により調節することができるので、油圧回
路内に絞り弁を任意に設けることができ、これにより、
設計の自由度が向上する。
【0018】本発明において、絞り弁は、絞り量を任意
に制御できる可変絞り弁を使用することが好ましいが、
必ずしも、可変としなくてもよく、固定絞り弁を使用し
てもよい。このようにすれば、制御系等が不要となるの
で安価となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施形態を
図面に基づいて説明する。図1に示すように、第1実施
形態のプレス機械のダイクッション装置1は、プレス機
械のクッション・ダンパ手段2と、ダイクッションエア
圧に対応した作動圧を、クッション・ダンパ手段2の油
圧ダンパ室8A,8B に供給する油圧手段3と、油圧
ダンパ室8B内の油圧を排出または停止する切替手段4
とを備えて構成されている。
【0020】プレス機械のクッション・ダンパ手段2
は、ベース部材6を境にして上下に設けられたクッショ
ンシリンダ7とダンパ室シリンダ8とを有する。クッシ
ョンシリンダ7およびダンパ室シリンダ8の内部には、
両者7、8間にわたってダイクッションロッド(以下、
単にロッドという)10が設けられている。このロッド
10は、ベース部材6を貫通し、かつ、垂直方向に移動
可能となっている。ロッド10の上端にはクッションパ
ッド11が連結されており、また、ロッド10の上部に
は、クッションシリンダ7の内部と嵌合するクッション
ラム12が固定されている。従って、クッションシリン
ダ7内は、クッションラム12とクッションパッド11
との間の第1エア室7Aと、クッションラム12とベー
ス部材6との間の第2エア室7Bとに分かれていること
になる。なお、第1エア室7Aの上部側面には、ロッド
10、クッションラム12等が上昇する際、第1エア室
7A内のエアを大気に逃がす大気開放孔7Cが形成され
ている。
【0021】ロッド10の下端には、ダンパ室シリンダ
8の内部と嵌合するダンパピストン13が固定されてい
る。従って、ダンパ室シリンダ8内は、ベース部材6と
ダンパピストン13との間の第1油圧室8Aと、ダンパ
ピストン13の下面とダンパ室シリンダ8の底面との隙
間で形成される第2油圧室8Bとに分かれていることに
なる。そして、第1油圧室8Aと第2油圧室8Bとで、
油圧ダンパ室が形成されている。なお、第2油圧室8B
には、ロッド10、クッションラム12、ダンパピスト
ン13が上昇する際、図示しない適宜のバルブ等を介し
て油が流入されるようになっている。
【0022】第2エア室7Bには、第1エア回路15を
介してエアを供給するダイクッションエアタンク16が
接続され、このダイクッションエアタンク16にはエア
源17が接続されている。また、ダイクッションエアタ
ンク16には、第2エア回路18を介して、油圧手段3
を構成するエア駆動ポンプ20が接続されている。この
エア駆動ポンプ20は、ダイクッションエアタンク16
から供給される圧縮エアを動力源として高油圧を発生さ
せるものである。
【0023】第2エア回路18のダイクッションエアタ
ンク16とエア駆動ポンプ20との間には、圧力制御弁
(レギュレータ)19が配置されており、このレギュレ
ータ19により、ダイクッションエアタンク16から供
給されたエアの圧力を所定の圧力に設定して、エア駆動
ポンプ20に送ることができるようになっている。な
お、レギュレータ19は、ダイクッションエア圧に応じ
て設定圧を決めるようになっている。例えば、しわ押さ
え圧を上げるためにエア圧を上げたら、レギュレータ1
9の設定圧も上げ、ポンプ吐出圧を上げる。但し、エア
圧は、所定のプレス作業が決まったらその作業中は同圧
で動作するので、作業中にレギュレータ19を操作する
ことはない。
【0024】エア駆動ポンプ20とダンパ室シリンダ8
の第1油圧室8Aとの間には、第1油圧回路21が設け
られており、また、ダンパ室シリンダ8の第1油圧室8
Aと第2油圧室8Bとの間には、第2油圧回路22が設
けられている。第1油圧回路21の分岐油圧回路21A
には、前記切換手段4を構成する第1電磁切替弁23が
設けられ、この第1電磁切替弁23は、単一ソレノイド
ばねオフセット形2ポート2位置切替弁で構成され、ソ
レノイドを励磁してスプールを移動することにより、O
N−OFF位置を切換えることができるようになってい
る。
【0025】第1油圧回路21中の第1電磁切替弁23
からの油の流れの下流側には、例えば、可変絞り弁から
なる絞り弁25が設けられ、さらに、この絞り弁25と
エア駆動ポンプ20との間には、油温調節手段である油
温調節器26が設けられている。そして、この油温調節
器26により、絞り弁25で絞られ温度が上昇した油の
温度が、所定の温度、例えば室温とほぼ同じとなるよう
に調節されている。
【0026】第2油圧回路22には、第1電磁切替弁2
3とともに前記切換手段4を構成する第2電磁切換弁2
7が設けられ、この第2電磁切換弁27は、第1電磁切
替弁23と同様の2ポート2位置切替弁で構成され、ソ
レノイドを励磁してスプールを移動することにより、O
N−OFF位置を切換えることができるようになってい
る。
【0027】次に、このようなダイクッション装置1の
作用を説明する。図1の状態では、ダイクッションエア
タンク16から供給された所定圧のエアは、第1エア回
路15を通ってクッションシリンダ7の第2エア室7B
と、第2エア回路18のレギュレータ19を通ってエア
駆動ポンプ20とに送られる。
【0028】エア駆動ポンプ20では、ダイクッション
エアタンク16からレギュレータ19を介して供給され
たエアを駆動源として所定の油圧を発生させ、その所定
の油圧の作動油が第1油圧回路21を経てダンパ室シリ
ンダ8の第1油圧室8Aに送り込まれている。このと
き、プレス作業では、スライドが上死点から下降しプレ
ス成形するまでの状態であり、第1油圧回路21の第1
電磁切替弁23は閉じられ油は絞り弁25と連通してい
ない状態である。また、第2油圧回路22の第2電磁切
換弁27は開かれており、油は第1油圧室8Aと油圧ダ
ンパ室8Bとの間で連通している状態である。従って、
ダンパ効果は生じておらず、クッションパッド11に
は、ダイクッションエアタンク16からのエアによるク
ッション効果のみが生じている。
【0029】この状態で、スライドが下降して所定のプ
レス成形を行った後、図2に示すように、急激に上昇す
る。これに連れてクッションパッド11、ロッド10等
が上昇する。ロッド10等の上昇に連れ、クッションラ
ム12に押されて第1エア室7Aのエアは、大気連通孔
7Cから排出される。一方、ダンパ室シリンダ8では、
第2電磁切換弁27がソレノイドを励磁することにより
閉じられるとともに、第1電磁切替弁23がソレノイド
を励磁することにより開かれる。
【0030】そうすると、ロッド10の上昇とともにダ
ンパピストン13が上昇するので、第1油圧室8Aの油
が、第1油圧室8Aから第1油圧回路21の第1電磁切
替弁23を通って絞り弁25に送り込まれる。油は絞り
弁25で所定の流量に絞られるため、流量が規制され、
油温やダイクッション能力に応じたダンパ効果がクッシ
ョンパッド11に作用するようになり、これにより、ク
ッションパッド11が上死点に停止する際に発生する衝
撃や騒音を効率よく低減することができるようになる。
絞り弁25で絞られ温度が高くなった油は、油温調節器
26により所定の油温に下げられ、油温調節器26から
エア駆動ポンプ20に戻される。
【0031】次に、スライドが上死点に到達し、再度下
降に移る際、ソレノイドを励磁することにより第1電磁
切替弁23を閉じるとともに、第2電磁切換弁27を開
き、つまり、図1の状態にして、クッションパッド11
の下降に対してダンパ効果をなくし、クッション効果の
みを生じさせるようにする。以後、同様の作用を繰り返
す。
【0032】ここで、ダイクッションエア圧を変えた場
合、例えば、しわ押さえ圧を上げるためにエア圧を上げ
た場合、レギュレータ19の設定圧も上げ、エア駆動ポ
ンプ20の吐出圧を上げ、ダイクッションエア圧と作動
油の圧力とのバランスをとっておいて、前述と同様の作
用を行う。
【0033】以上のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。 (1) 油圧ダンパ室を形成する第1、第2油圧室8A,8
Bには、エア駆動ポンプ20によりダイクッションエア
圧に対応した作動圧が供給されており、ダイクッション
エア圧と作動圧とは常にバランスが保たれているので、
ダイクッション能力の変化に柔軟に対応できる。
【0034】(2) 第1、第2油圧室8A,8Bの作動油
は、第2エア回路18からレギュレータ19を介して送
られたエアにより昇圧されており、エアにより直接制御
されていることになるので、作動誤差が生じない。 (3) ダンパ作動時に,第2油圧室8B内の油を排出する
に際し、第1油圧回路21内の排出流量は、分岐油圧回
路21Aに設けられた絞り弁25により絞られるので、
ダンパピストン13の急激な上昇を抑制することができ
る。従って、常に一定のダンパ効果を得ることができ
る。
【0035】(4) 第1油圧回路21内に絞り弁25が設
けられており、その回路21内の油が、絞り弁25を通
る際に温度が上昇しても、その油の温度を油温調節器2
6により調節することができるので、連続使用しても常
に一定の温度の油を作動油として使用することができ
る。従って、作動油の温度の変化による粘度の変化、お
よび粘度の変化によるダンパ効果の変化を防止すること
ができ、常に一定のダンパ効果を得ることができる。
【0036】(5) 第1、第2油圧室8A,8Bに送られ
る昇圧された作動油は、ダイクッションエアタンク16
から送られるエアによりエア駆動ポンプ20を駆動させ
ることにより供給されており、一方、クッションシリン
ダ7にもダイクッションエアタンク16からエアが送ら
れているので、第1、第2油圧室8A,8Bに作動油を
供給するための駆動源が不要となり、装置の簡単化を図
ることができる。
【0037】次に、図3に基づいて、本発明の第2実施
形態を説明する。この実施形態および次に述べる他の実
施形態において、前記第1実施形態と同一使用部材には
同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化す
る。前記第1実施形態においては、ダイクッション装置
1の切換手段4が第1電磁切換弁23および第2電磁切
換弁27を使用して構成されていたものを、本実施形態
では、ダイクッション装置31の切換手段34を、第1
流量調整手段33および第2流量調整手段37を使用し
て構成したものである。
【0038】すなわち、第1流量調整手段33は、前記
第1油圧回路21内に設けられ、第2流量調整手段37
は、第2油圧回路22内に設けられており、それぞれ、
4ポート2位置電磁切換弁38と、可変形逆止弁付流量
調整弁39と、ロジックバルブ40とを備えて構成さ
れ、これらの流量調整手段33,37は、パイロットポ
ンプ41に接続されるとともに、このパイロットポンプ
41からパイロット圧を供給されている。
【0039】このようなダイクッション装置31では、
図3の状態からダンパ効果を生じさせようとする場合、
パイロットポンプ41を作動させるとともに、第1、第
2流量調整手段33,37における各電磁切換弁38の
ソレノイドを励磁させて位置を切換え、弁体40Aを閉
じていたパイロットポンプ41からの油を、4ポート2
位置電磁切換弁38を経由してゆっくりと油タンク35
に戻す。そうすると、切換弁38を経由して供給された
パイロット油圧により伸びていたばねが元に戻り、これ
により、弁体40Aが下がるため、第1油圧回路21お
よび第2油圧回路22の流路が形成される。
【0040】そのため、第1流量調整手段33では、第
1油圧室8Aからの油が第1油圧回路21から第1流量
調整手段33のロジックバルブ40の流路を通り、絞り
弁25を経て前記エア駆動ポンプ20に戻される。第2
流量調整手段37では、第1油圧室8Aからの油がゆっ
くりと油タンク35に戻される。この場合、上述のよう
に、第1流量調整手段33および第2流量調整手段37
の両方を同時に作動させてもよいが、いずれか一方のみ
を作動させて、ロジックバルブ40の弁体40Aを開く
ようにしてもよい。
【0041】以上のような第2実施形態によれば、前記
(1) 〜(5) と同様の効果の他、次のような効果がある。 (6) 切換手段34として、第1流量調整手段33および
第2流量調整手段37を使用しており、弁体40Aを開
くことにより大きな流路を形成することができるので、
第1実施形態のような第1、第2電磁切換弁23,27
を使用する場合に比べて、第1、第2油圧回路21,2
2に多くの流量を流通させることができ、これにより、
ダイクッション能力が大きくなっても対応することがで
きる。
【0042】(7) 第1流量調整手段33および第2流量
調整手段37の両方を同時に使用することもでき、ま
た、一方のみを使用することができるので、多くの流量
を確保しつつ、かつ、その流量の調整ができ、これによ
り、ダイクッション能力が多段階に変わる場合でも柔軟
に対応することができる。なお、本第2実施形態では、
第2エア回路18に、第1実施形態におけるレギュレー
タ19を設けていないが、必用に応じて設けることも可
能である。
【0043】次に、図4に基づいて、本発明の第3実施
形態を説明する。本実施形態は、前記第1実施形態のレ
ギュレータ19に代えて、自動調節弁42を設けたもの
である。すなわち、自動調節弁42は、前記ダイクッシ
ョンエアタンク16と前記エア駆動ポンプ20とを結ぶ
第2エア回路18の途中に設けられた電磁切換弁43
と、圧力センサ44と、これらの切換弁43と圧力セン
サ44とを制御する圧力制御コントローラ45とを含み
構成され、電磁切換弁43は、単一ソレノイドばねオフ
セット形4ポート2位置切換弁で構成されている。ま
た、圧力制御コントローラ45は、第2エア回路18の
エア圧を検知し、電磁切換弁43を切り換えて、そのエ
ア圧を変化させることができるようになっている。
【0044】このようなダイクッション装置41におい
ては、図4の状態がダンパ効果を生じている状態であ
る。この場合、第2電磁切替弁27が閉じられ、第1電
磁切替弁23が開かれている。この状態で、ダンパピス
トン13の上昇を、第2油圧室8B内の油を第1油圧回
路21側に逃がすことで、ロッド10、ダンパピストン
13等の急激な上昇を抑制し、これにより、ダンパ効果
を生じさせている。
【0045】ダンパ室シリンダ8の第1、第2油圧室8
A,8Bに油を供給する場合は、第1電磁切替弁23を
閉じるとともに、第2電磁切替弁27を開いて第1、第
2油圧室8A,8Bを連通させればよく、これにより、
昇圧された油は第1油圧回路21から第1、第2油圧室
8A,8B内に流通される。
【0046】以上のような第3実施形態によれば、前記
(1) 〜(5) と同様の効果の他、次のような効果がある。 (8) 圧力制御コントローラ45は、第2エア回路18の
エア圧を検知し、切換弁43を切り換えて、そのエア圧
を変化させることができるので、ダンパ効果を早く生じ
させたり、遅く生じさせたりすることができ、ダンパ効
果の微調整が可能となる。従って、ダイクッション能力
の大きさの変化に柔軟に対応することができる。
【0047】次に、図5に基づいて、本発明の第4実施
形態を説明する。前記第1実施形態におけるダイクッシ
ョン装置1の切換手段4が、第1、第2電磁切換弁2
3,27を使用して構成されていたものを、本実施形態
では、ダイクッション装置51の切換手段54を、第
1、第2サーボバルブ53,57を含んで構成したもの
である。すなわち、第1油圧回路21に第1サーボバル
ブ53が設けられ、第2油圧回路22に第2サーボバル
ブ57が設けられており、これらのサーボバルブ53,
57は、2ポート2位置電磁切換弁で構成されている。
これらのサーボバルブ53,57にはコントローラ55
が接続されており、各サーボバルブ53,57およびコ
ントローラ55により前記切換手段54が構成されてい
る。従って、このコントローラ55により、各サーボバ
ルブ53,57のスプールの位置を微妙に変えてスライ
ドさせることができるので、排出時の油量を任意の量に
調整することができるようになっている。
【0048】このようなダイクッション装置51におい
ては、図5の状態からダンパ効果を生じさせようとする
場合、ソレノイドを励磁して第1電磁切換弁53を開く
とともに、第2電磁切換弁57を閉じておき、コントロ
ーラ55により第1電磁切換弁53の開きの調整を行
い、第1油圧回路21を介して第1油圧室8Aの油を第
1電磁切換弁53を通してエア駆動ポンプ20に戻す。
そうすることにより、流量が規制され、ダイクッション
能力に応じたダンパ効果がクッションパッド11に作用
するようになり、これにより、クッションパッド11が
上死点に停止する際に発生する衝撃や騒音を効率よく低
減することができるようになる。
【0049】以上のような第4実施形態によれば、前記
(3) を除く(1) 〜(5) と同様の効果の他、次のような効
果がある。 (9) 切換手段54では、コントローラ55により第1、
第2サーボバルブ53,57のスプールの位置を微妙に
違う位置にスライドさせることができ、排出時の油量を
可変にすることができる。従って、ダンパ作動中のダン
パ効果を可変とすることができ、ダイクッション能力の
変化に柔軟に対応することができる。
【0050】次に、図6に基づいて、本発明の第5実施
形態を説明する。前記第1実施形態におけるダイクッシ
ョン装置1の切換手段4が、第1、第2電磁切換弁2
3,27を使用して構成されていたものを、本実施形態
では、ダイクッション装置61の切換手段64を、複数
の電磁切換弁、例えば、第1、第2電磁切換弁65,6
6および第3、第4電磁切換弁67,68で構成したも
のである。すなわち、第1油圧回路21に第1、第2電
磁切換弁65,66が配置され、第2油圧回路22に第
3、第4電磁切換弁67,68が配置され、これらの電
磁切換弁65,66,67,68は、2ポート2位置電
磁切換弁で構成されている。
【0051】このようなダイクッション装置61におい
ては、図6の状態がダンパ効果を生じている状態であ
る。この場合、第1電磁切替弁65と、第3電磁切替弁
67と、第4電磁切替弁68とが閉じられており、第2
電磁切替弁66が開かれている。この状態で、ダンパピ
ストン13の上昇を、第1油圧室8A内の油を第1油圧
回路21を介して第2電磁切替弁66から絞り弁25側
に逃がすことで、ロッド10、ダンパピストン13等の
急激な上昇を抑制し、これにより、ダンパ効果を生じさ
せている。
【0052】ここで、第1油圧回路21の第1,2電磁
切替弁65,66の両方を開いておけば、2倍の流量が
流れるので、流量の調整をすることができ、エアクッシ
ョン圧の大きさの違いに対応することができる。また、
ダンパ室シリンダ8の油圧と、クッションシリンダ7の
クッション圧とをバランスさせる場合は、第1,2電磁
切替弁65,66の両方を閉じるとともに、クッション
圧に対応させて、第3、第4電磁切替弁67,68のい
ずれか、あるいは両方を開いておけばよい。
【0053】以上のような第5実施形態によれば、前記
(1) 〜(5) と同様の効果の他、次のような効果がある。 (10)第1油圧回路21に、第1、第2電磁切替弁65,
66が、第2油圧回路22に第3、第4電磁切替弁6
7,68がそれぞれ設けられており、必要に応じてそれ
らを使い分けすることができるので、流量の調整をする
ことができる。これにより、ダンパ作動中のダンパ効果
を可変とすることができる。そのため、ダイクッション
能力の変化に柔軟に対応することができる。また、例え
ば、前記第4実施形態のように、サーボモータで切換手
段を構成し、ダンパ効果を可変とする場合と比較して、
安価とすることができる。
【0054】なお、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できるものであ
れば、他の変形形態を含むものである。例えば、前記第
2〜第5実施形態において、第2油圧回路22内の絞り
弁25とエア駆動ポンプ20との間に、前記第1実施形
態のように、油の温度を調節する油温調節器26を設け
てもよい。このようにすれば、絞り弁25で絞られ温度
の上がった油を所定の温度にすることができ、常に好適
な温度状態の油を使用することができる。
【0055】また、前記第4実施形態および第5実施形
態において、ダイクッションエアタンク16とエア駆動
ポンプ20との間の第1エア回路18内に、前記第1実
施形態のようなレギュレータ19を設けてもよい。この
ようにすれば、ダイクッションエアタンク16から供給
されるエアを、所定の圧力に設定して第1エア回路18
内に設けることができる。
【0056】さらに、前記第1〜第3実施形態および第
5実施形態において、絞り弁25は可変絞り弁として設
けられているが、これに限らず、絞り弁25は固定絞り
でもよい。
【0057】また、切換手段は、前記第1〜第5実施形
態以外の構成でもよい。本発明では、要するに、第1、
第2油圧回路21,22の油の流れを切り換えることが
できればよい。
【0058】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のプレス
機械のダイクッション装置によれば、油圧ダンパ室に
は、油圧手段によりダイクッションエア圧に対応した作
動圧が供給されており、ダイクッションエア圧と作動圧
とは常にバランスが保たれるので、ダイクッション能力
の変化に柔軟に対応できる。また、油圧ダンパ室の作動
油は、ダイクッション用エアにより直接制御されている
ことになるので、作動誤差が生じない。さらに、ダンパ
作動時に油圧ダンパ室内の油を排出するに際し、油圧回
路内の排出流量は絞り弁により絞られるので、ピストン
の急激な上昇を抑制することができる。その結果、ダイ
クッションのエア圧の変化に係わらず常に一定のダンパ
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のプレス機械のダイ
クッション装置を表し、ダンパ効果を生じていない状態
を示す全体図である。
【図2】本発明に係る第1実施形態のプレス機械のダイ
クッション装置を表し、ダンパ効果が生じている状態を
示す全体図である。
【図3】本発明に係る第2実施形態のプレス機械のダイ
クッション装置を表し、ダンパ効果を生じていない状態
を示す全体図である。
【図4】本発明に係る第3実施形態のプレス機械のダイ
クッション装置を表し、ダンパ効果が生じている状態を
示す全体図である。
【図5】本発明に係る第4実施形態のプレス機械のダイ
クッション装置を表し、ダンパ効果を生じていない状態
を示す全体図である。
【図6】本発明に係る第5実施形態のプレス機械のダイ
クッション装置を表し、ダンパ効果が生じている状態を
示す全体図である。
【図7】従来のダイクッション装置を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1,31,41,51,61 プレス機械のダイクッシ
ョン装置 2 クッション・ダンパ手段 3 油圧手段 4,34,44,54,64 切換手段 10 ダイクッションロッド 11 クッションパッド 13 ダンパピストン 16 ダイクッションエアタンク 20 油圧手段を構成するエア駆動ポンプ 23 切換手段を構成する第1電磁切替弁 25 可変絞り弁 26 油温調節器 27 切換手段を構成する第2電磁切替弁 33 切換手段を構成する第1流量調整手段 37 切換手段を構成する第2流量調整手段 42 自動調節弁 53 切換手段を構成する第1サーボ弁 55 コントローラ 57 切換手段を構成する第2サーボ弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16F 15/023 F16F 15/023

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアによりクッション作用させるダイク
    ッション装置にしてダイクッションロッドの下端に固着
    したピストンと、このピストンが嵌合する油圧ダンパ室
    を有するプレス機械のダイクッション装置において、 ダイクッションエア圧に対応した作動圧を前記油圧ダン
    パ室に供給する油圧手段と、 前記油圧ダンパ室内の油圧を排出または停止する切替手
    段とを備えて構成され、この切替手段は、ダンパ作動時
    に前記油圧ダンパ室内の油を排出するに際し、前記油圧
    手段および切替手段を結ぶ油圧回路内の排出流量を絞る
    絞り弁を有することを特徴とするプレス機械のダイクッ
    ション装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプレス機械のダイクッ
    ション装置において、 前記油圧手段は、エア駆動ポンプであることを特徴とす
    るプレス機械のダイクッション装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のプレス機械の
    ダイクッション装置において、 前記油圧回路には、その油圧回路内を流通する油の温度
    を調節する油温調節手段が設けられていることを特徴と
    するプレス機械のダイクッション装置。
JP2000105126A 2000-04-06 2000-04-06 プレス機械のダイクッション装置 Withdrawn JP2001286942A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2499928C2 (ru) * 2011-12-29 2013-11-27 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Московский государственный технический университет имени Н.Э. Баумана" (МГТУ им. Н.Э. Баумана) Система стабилизации положения рамы технологического агрегата

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2499928C2 (ru) * 2011-12-29 2013-11-27 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Московский государственный технический университет имени Н.Э. Баумана" (МГТУ им. Н.Э. Баумана) Система стабилизации положения рамы технологического агрегата

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