JP2001286780A - 破砕装置 - Google Patents
破砕装置Info
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- JP2001286780A JP2001286780A JP2000107815A JP2000107815A JP2001286780A JP 2001286780 A JP2001286780 A JP 2001286780A JP 2000107815 A JP2000107815 A JP 2000107815A JP 2000107815 A JP2000107815 A JP 2000107815A JP 2001286780 A JP2001286780 A JP 2001286780A
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- rotating shafts
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Links
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】回転シャフトに固定されたスペーサに紐や針金
等が絡み付くことを防止することができるとともに、破
損した部品を低コストで効率よく交換することができる
新規な破砕装置を提供する。 【解決手段】筐体内で回動可能に支持され駆動手段によ
り回動する回転シャフト4,5の長さ方向に所定のスペ
ースを開けた状態で順次固定されてなる多数の破砕刃
6,7と、面対向する破砕刃6,7との間にそれぞれ配
設されたスペーサとを備え、上記筐体の内壁面には、そ
れぞれ先端側が破砕刃の間に形成されたスペース内に挿
入され回転シャフト方向に突出した多数の櫛状部材8,
9,10,11が固定され、これらの櫛状部材を構成す
る各櫛部9b,11bの下面には、スペーサに被処理物
が絡み付くことを防止する櫛歯チップ18,20が着脱
可能に固定される。
等が絡み付くことを防止することができるとともに、破
損した部品を低コストで効率よく交換することができる
新規な破砕装置を提供する。 【解決手段】筐体内で回動可能に支持され駆動手段によ
り回動する回転シャフト4,5の長さ方向に所定のスペ
ースを開けた状態で順次固定されてなる多数の破砕刃
6,7と、面対向する破砕刃6,7との間にそれぞれ配
設されたスペーサとを備え、上記筐体の内壁面には、そ
れぞれ先端側が破砕刃の間に形成されたスペース内に挿
入され回転シャフト方向に突出した多数の櫛状部材8,
9,10,11が固定され、これらの櫛状部材を構成す
る各櫛部9b,11bの下面には、スペーサに被処理物
が絡み付くことを防止する櫛歯チップ18,20が着脱
可能に固定される。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、都市ゴ
ミ,産業廃棄物等の被破砕物を減容化,燃料化等のリサ
イクル,焼却,分別等の後処理を容易にするために使用
される破砕装置に関するものである。
ミ,産業廃棄物等の被破砕物を減容化,燃料化等のリサ
イクル,焼却,分別等の後処理を容易にするために使用
される破砕装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、都市ゴミ等は廃棄物として廃
棄物処理場に廃棄(埋設)して処理することが困難とな
り、焼却可能なゴミは焼却施設により焼却されているの
が実情であり、また、リサイクル可能なゴミについては
分別又は選別されているのが実情である。しかしなが
ら、都市ゴミ等の廃棄物は、焼却施設の焼却炉にそのま
ま投入し焼却処理を行うとすれば、その表面積が小さい
ことから極めて燃焼効率が悪く、特に粗大ゴミ等の場合
には破砕することが不可能な場合もある。また、都市ゴ
ミ等を移動させる場合においても、全体の容積を小さく
することが必要であり、また、リサイクルのために都市
ゴミ等を分別する場合においても細かく破砕することが
重要となる場合が多い。
棄物処理場に廃棄(埋設)して処理することが困難とな
り、焼却可能なゴミは焼却施設により焼却されているの
が実情であり、また、リサイクル可能なゴミについては
分別又は選別されているのが実情である。しかしなが
ら、都市ゴミ等の廃棄物は、焼却施設の焼却炉にそのま
ま投入し焼却処理を行うとすれば、その表面積が小さい
ことから極めて燃焼効率が悪く、特に粗大ゴミ等の場合
には破砕することが不可能な場合もある。また、都市ゴ
ミ等を移動させる場合においても、全体の容積を小さく
することが必要であり、また、リサイクルのために都市
ゴミ等を分別する場合においても細かく破砕することが
重要となる場合が多い。
【0003】そこで、従来より都市ゴミ等の被破砕物を
細かく破砕する破砕装置が提案され数々の破砕装置が実
用化されている。例えば、図7に示す破砕装置50は、
架台51上に支持固定されてなるものであり、上方から
被破砕物であるゴミが投入されるホッパー52と、上方
にはこのホッパー52と連通した上部開口を有し下方に
は破砕された処理物が落下する下部開口が形成された筐
体53と、この筐体53内に配設され図示しない駆動モ
ータ等の駆動手段により回転駆動する一方及び他方の回
転シャフト54,55と、これらの回転シャフト54,
55に固定された多数の破砕刃56,57とから概略構
成されている。上記一方の回転シャフト54は、図7中
時計回り方向に回転し、他方の回転シャフト55は、同
図中反時計回り方向に回転する。また、上記一方及び他
方の回転シャフト54,55は、図8に示す一方の駆動
モータ59のトルクとこの一方の駆動モータ59に並設
された他方の駆動モータ60のトルクとが合算されたト
ルクにより回転駆動させられる。そして、上記一方及び
他方の駆動モータ59,60は、逆転可能なモータであ
り、上記一方及び他方の回転シャフト54,55を反転
する際には、これら一方及び他方の駆動モータ59,6
0を逆回転させる。なお、これら一方及び他方の駆動モ
ータ59,60にはそれぞれ減速機61,62が配設さ
れており、また、上記一方及び他方の回転シャフト5
4,55の外周面にはスペーサが固定されている。
細かく破砕する破砕装置が提案され数々の破砕装置が実
用化されている。例えば、図7に示す破砕装置50は、
架台51上に支持固定されてなるものであり、上方から
被破砕物であるゴミが投入されるホッパー52と、上方
にはこのホッパー52と連通した上部開口を有し下方に
は破砕された処理物が落下する下部開口が形成された筐
体53と、この筐体53内に配設され図示しない駆動モ
ータ等の駆動手段により回転駆動する一方及び他方の回
転シャフト54,55と、これらの回転シャフト54,
55に固定された多数の破砕刃56,57とから概略構
成されている。上記一方の回転シャフト54は、図7中
時計回り方向に回転し、他方の回転シャフト55は、同
図中反時計回り方向に回転する。また、上記一方及び他
方の回転シャフト54,55は、図8に示す一方の駆動
モータ59のトルクとこの一方の駆動モータ59に並設
された他方の駆動モータ60のトルクとが合算されたト
ルクにより回転駆動させられる。そして、上記一方及び
他方の駆動モータ59,60は、逆転可能なモータであ
り、上記一方及び他方の回転シャフト54,55を反転
する際には、これら一方及び他方の駆動モータ59,6
0を逆回転させる。なお、これら一方及び他方の駆動モ
ータ59,60にはそれぞれ減速機61,62が配設さ
れており、また、上記一方及び他方の回転シャフト5
4,55の外周面にはスペーサが固定されている。
【0004】したがって、上記従来の破砕装置50で
は、上記ホッパー52から挿入された被破砕物は、該ホ
ッパー52を通過して自重により上記上部開口から筐体
53内に入り、上記一方及び他方の回転シャフト54,
55のそれぞれに多数固定された破砕刃56,57によ
り細かく破砕され、この破砕された処理物は、筐体53
の下部開口から落下する。
は、上記ホッパー52から挿入された被破砕物は、該ホ
ッパー52を通過して自重により上記上部開口から筐体
53内に入り、上記一方及び他方の回転シャフト54,
55のそれぞれに多数固定された破砕刃56,57によ
り細かく破砕され、この破砕された処理物は、筐体53
の下部開口から落下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の破砕装置50では、被処理物であるゴミの中
に、例えばゴムや樹脂で成形された紐や綱,針金等が含
まれている場合には、これらが破砕刃56と破砕刃56
との間や破砕刃57と破砕刃57との間に形成されたス
ペースを通って上記各回転シャフト54,55に絡み付
き、徐々にその量が増大することにより、処理効率を著
しく低下させる。なお、各破砕刃56,56間に形成さ
れたスペースから被破砕物が下方に落下すことや破砕刃
57,57間に形成されたスペースに異物が挟まれる等
を防止するために、筐体53に図示しない櫛状部材を固
定し、上記破砕刃56,56,57,57間のスペース
を、該櫛状部材を構成する櫛部により閉塞する方法が採
用されている。しかしながら、こうした櫛状部材を使用
したとしても、該櫛状部材を構成する櫛部の先端と回転
シャフト54,55のスペーサ外周面に上記紐や針金等
が絡み付くことがあるばかりではなく、これらが絡み付
いた場合には、櫛状部材の先端と紐等が褶接することと
なり、一方及び他方の回転シャフト54,55に大きな
負荷抵抗がかかることとなる。さらに、上記従来の破砕
装置50では、被破砕物の破砕途中に、櫛状部材を構成
する多数の櫛部の一部が損耗した場合には、該櫛状部材
全体を交換しなければならず、部品のコスト及びに交換
コストがかかるばかりではなく交換時間に手間取ること
となる。
た従来の破砕装置50では、被処理物であるゴミの中
に、例えばゴムや樹脂で成形された紐や綱,針金等が含
まれている場合には、これらが破砕刃56と破砕刃56
との間や破砕刃57と破砕刃57との間に形成されたス
ペースを通って上記各回転シャフト54,55に絡み付
き、徐々にその量が増大することにより、処理効率を著
しく低下させる。なお、各破砕刃56,56間に形成さ
れたスペースから被破砕物が下方に落下すことや破砕刃
57,57間に形成されたスペースに異物が挟まれる等
を防止するために、筐体53に図示しない櫛状部材を固
定し、上記破砕刃56,56,57,57間のスペース
を、該櫛状部材を構成する櫛部により閉塞する方法が採
用されている。しかしながら、こうした櫛状部材を使用
したとしても、該櫛状部材を構成する櫛部の先端と回転
シャフト54,55のスペーサ外周面に上記紐や針金等
が絡み付くことがあるばかりではなく、これらが絡み付
いた場合には、櫛状部材の先端と紐等が褶接することと
なり、一方及び他方の回転シャフト54,55に大きな
負荷抵抗がかかることとなる。さらに、上記従来の破砕
装置50では、被破砕物の破砕途中に、櫛状部材を構成
する多数の櫛部の一部が損耗した場合には、該櫛状部材
全体を交換しなければならず、部品のコスト及びに交換
コストがかかるばかりではなく交換時間に手間取ること
となる。
【0006】そこで、本発明は、上述した従来の破砕装
置50が有する課題を解決するために提案されたもので
あって、回転シャフトに紐や針金等が絡み付くことを防
止するとともに、損耗した部品を低コストで効率よく交
換することができる新規な破砕装置を提供することを目
的とするものである。
置50が有する課題を解決するために提案されたもので
あって、回転シャフトに紐や針金等が絡み付くことを防
止するとともに、損耗した部品を低コストで効率よく交
換することができる新規な破砕装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために提案されたものであって、第1の発明(請
求項1記載の発明)は、上方に被破砕物が投入される投
入口が形成され、下方には破砕された処理物が排出され
る排出口を有してなる筐体と、各々筐体内で回動可能に
支持され駆動手段により回動するとともに互いに平行と
なされた一方及び他方の回転シャフトと、これら一方及
び他方の回転シャフトの長さ方向に所定のスペースを開
けた状態で順次固定されてなる多数の破砕刃と、上記一
方及び他方の回転シャフトに固定され上記破砕刃と面対
向する破砕刃との間にそれぞれ配設されたスペーサと、
を備えた破砕装置であって、上記筐体を構成し互いに面
対向してなる一方及び他方の内壁面には、それぞれ先端
側が破砕刃と破砕刃との間に形成された上記スペース内
に挿入され上記各スペーサ方向に突出してなる多数の櫛
部が形成された櫛状部材が固定され、これらの櫛状部材
を構成する各櫛部の下面には、それぞれスペーサに被処
理物が絡み付くことを防止する櫛歯チップが、該櫛部に
対して着脱可能に固定されてなることを特徴とするもの
である。
決するために提案されたものであって、第1の発明(請
求項1記載の発明)は、上方に被破砕物が投入される投
入口が形成され、下方には破砕された処理物が排出され
る排出口を有してなる筐体と、各々筐体内で回動可能に
支持され駆動手段により回動するとともに互いに平行と
なされた一方及び他方の回転シャフトと、これら一方及
び他方の回転シャフトの長さ方向に所定のスペースを開
けた状態で順次固定されてなる多数の破砕刃と、上記一
方及び他方の回転シャフトに固定され上記破砕刃と面対
向する破砕刃との間にそれぞれ配設されたスペーサと、
を備えた破砕装置であって、上記筐体を構成し互いに面
対向してなる一方及び他方の内壁面には、それぞれ先端
側が破砕刃と破砕刃との間に形成された上記スペース内
に挿入され上記各スペーサ方向に突出してなる多数の櫛
部が形成された櫛状部材が固定され、これらの櫛状部材
を構成する各櫛部の下面には、それぞれスペーサに被処
理物が絡み付くことを防止する櫛歯チップが、該櫛部に
対して着脱可能に固定されてなることを特徴とするもの
である。
【0008】なお、本発明を構成する一方及び他方の回
転シャフトは、それぞれ平行とされていれば良く、平行
とされた状態で一方の回転シャフトが他方の回転シャフ
トよりもやや上方又は下方に位置するものであっても良
い。また、本発明では、櫛状部材を構成する各櫛部の下
面に櫛歯チップが着脱可能に固定されている必要があ
る。各櫛歯チップの先端は先鋭状にされていることが好
ましく、先端は、各回転シャフトに固定されたスペーサ
の周面に可能な限り近接した位置となるよう固定される
ことが好ましい。このように、櫛状部材を構成する各櫛
部の下面に位置する櫛歯チップの先端により、一方及び
他方の回転シャフトに固定されたスペーサに絡み付いた
紐や針金等は、切断又は削ぎ落とされる。
転シャフトは、それぞれ平行とされていれば良く、平行
とされた状態で一方の回転シャフトが他方の回転シャフ
トよりもやや上方又は下方に位置するものであっても良
い。また、本発明では、櫛状部材を構成する各櫛部の下
面に櫛歯チップが着脱可能に固定されている必要があ
る。各櫛歯チップの先端は先鋭状にされていることが好
ましく、先端は、各回転シャフトに固定されたスペーサ
の周面に可能な限り近接した位置となるよう固定される
ことが好ましい。このように、櫛状部材を構成する各櫛
部の下面に位置する櫛歯チップの先端により、一方及び
他方の回転シャフトに固定されたスペーサに絡み付いた
紐や針金等は、切断又は削ぎ落とされる。
【0009】上記第1の発明によれば、一方及び他方の
回転シャフトに固定されたスペーサに紐や針金等が絡み
付く危険性を有効に防止することができるとともに、櫛
歯チップの先端と各スペーサの外周面との距離(間隔)
によって紐や針金等が絡み付いた場合には、この紐等を
切断し又は削ぎ落とすことができ、ひいては絡み付いた
紐等と櫛歯との褶接により一方及び他方の回転シャフト
に大きな負荷抵抗をかけることがない。さらに、この発
明では、上記櫛歯チップは、櫛部に対して着脱可能とさ
れてなるので、多数の櫛歯チップの一部が欠けたり磨耗
した場合には、全てを交換する必要がない。したがっ
て、部品コストも低減することができるとともに、交換
時間も短縮することができる。
回転シャフトに固定されたスペーサに紐や針金等が絡み
付く危険性を有効に防止することができるとともに、櫛
歯チップの先端と各スペーサの外周面との距離(間隔)
によって紐や針金等が絡み付いた場合には、この紐等を
切断し又は削ぎ落とすことができ、ひいては絡み付いた
紐等と櫛歯との褶接により一方及び他方の回転シャフト
に大きな負荷抵抗をかけることがない。さらに、この発
明では、上記櫛歯チップは、櫛部に対して着脱可能とさ
れてなるので、多数の櫛歯チップの一部が欠けたり磨耗
した場合には、全てを交換する必要がない。したがっ
て、部品コストも低減することができるとともに、交換
時間も短縮することができる。
【0010】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
は、前記第1の発明において、前記櫛歯チップは、前記
櫛状部材を構成する各櫛部の上面及び下面の双方に該櫛
部に対して着脱可能に固定されてなることを特徴とする
ものである。
は、前記第1の発明において、前記櫛歯チップは、前記
櫛状部材を構成する各櫛部の上面及び下面の双方に該櫛
部に対して着脱可能に固定されてなることを特徴とする
ものである。
【0011】この第2の発明では、櫛歯チップは、各櫛
部の上面及び下面の双方に着脱可能に固定されているこ
とから、前述した通り一方及び他方の回転シャフトが正
回転している場合には、各櫛部の下面に固定された櫛歯
チップにより紐や針金等が絡み付くことを防止すること
ができ、また各スペーサに絡み付いた紐等を削ぎ取る
(除去)ことができるばかりではなく、各櫛部の上面に
固定された櫛歯チップにより、一方及び他方の回転シャ
フトがそれぞれ逆回転した場合において、上記各スペー
サに絡み付いた紐や針金等を除去することが可能とな
る。
部の上面及び下面の双方に着脱可能に固定されているこ
とから、前述した通り一方及び他方の回転シャフトが正
回転している場合には、各櫛部の下面に固定された櫛歯
チップにより紐や針金等が絡み付くことを防止すること
ができ、また各スペーサに絡み付いた紐等を削ぎ取る
(除去)ことができるばかりではなく、各櫛部の上面に
固定された櫛歯チップにより、一方及び他方の回転シャ
フトがそれぞれ逆回転した場合において、上記各スペー
サに絡み付いた紐や針金等を除去することが可能とな
る。
【0012】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
は、前記第1又は第2の発明において、前記櫛部の下面
及び/又は上面には、基端側から先端側に亘って段差面
が形成され、この段差面には、一又は複数の固定部材と
櫛歯チップとが固定され、上記固定部材は、前記櫛状部
材の長さ方向に長さを有し、背面は、上記段差面と櫛状
部材の下面又は上面との間に形成された起立面に当接
し、正面は、先端側にかけて徐々に薄肉となされた一つ
の傾斜面とされ、上記櫛歯チップの背面は、上記固定部
材に形成された傾斜面と同じ傾斜角度となされた一つの
傾斜面が形成されてなるとともに上記固定部材の正面と
櫛部とにより挾持されてなることを特徴とするものであ
る。
は、前記第1又は第2の発明において、前記櫛部の下面
及び/又は上面には、基端側から先端側に亘って段差面
が形成され、この段差面には、一又は複数の固定部材と
櫛歯チップとが固定され、上記固定部材は、前記櫛状部
材の長さ方向に長さを有し、背面は、上記段差面と櫛状
部材の下面又は上面との間に形成された起立面に当接
し、正面は、先端側にかけて徐々に薄肉となされた一つ
の傾斜面とされ、上記櫛歯チップの背面は、上記固定部
材に形成された傾斜面と同じ傾斜角度となされた一つの
傾斜面が形成されてなるとともに上記固定部材の正面と
櫛部とにより挾持されてなることを特徴とするものであ
る。
【0013】この第3の発明によれば、各櫛歯チップ
は、固定部材の正面である傾斜面と櫛部とにより挾持さ
れた状態で固定されてなるので、櫛歯チップに大きな抵
抗が作用した場合であっても容易に脱落することがな
く、さらに、この固定部材の上面又は下面は、櫛部に形
成された段差面に固定されてなることから、固定部材に
大きな抵抗が作用した場合であっても、脱落する可能性
が極めて少ないばかりではなく、ぐらついてしまうこと
も有効に防止することが可能となる。
は、固定部材の正面である傾斜面と櫛部とにより挾持さ
れた状態で固定されてなるので、櫛歯チップに大きな抵
抗が作用した場合であっても容易に脱落することがな
く、さらに、この固定部材の上面又は下面は、櫛部に形
成された段差面に固定されてなることから、固定部材に
大きな抵抗が作用した場合であっても、脱落する可能性
が極めて少ないばかりではなく、ぐらついてしまうこと
も有効に防止することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る破砕装置について詳細に説明しながら詳細に説明す
る。
る破砕装置について詳細に説明しながら詳細に説明す
る。
【0015】この実施の形態に係る破砕装置1は、上部
に被破砕物が投入されるホッパー2が固定されている。
このホッパー2は、上部に図示しない開口が形成され、
後述する筐体3内に被破砕物をガイドするものである。
そして、このホッパー2の下方には、筐体3が設けられ
ている。この筐体3は、上記ホッパー2を介して投入さ
れた被破砕物が通る開口(請求項1記載の発明を構成す
る投入口)3aが形成され、下方には破砕された処理物
が排出される排出口3bが形成されている。また、この
筐体3は、上部に上記開口3aと下部に上記排出口3b
が設けられた箱状に成形されてなるものであり、図示し
ない正面板と、この正面板と対向してなる図示しない背
面板と、左側板3cと、この左側板3cと対向してなる
右側板3dとから構成されている。そして、この筐体3
内には、これら左側板3c及び右側板3dと平行となさ
れた左回転シャフト4と右回転シャフト5が回動可能に
支持されている。上記左回転シャフト4は、図8に示す
従来の破砕装置50のように、二つの駆動モータ59,
60に減速機61,62を介して回動されるものであ
り、これらの駆動モータ59,60の各トルクが合算さ
れたトルクによりギアを介して上記右回転シャフト5も
回転するように構成されている。また、上記左回転シャ
フト4及び右回転シャフト5は、上記駆動モータ59,
60により逆回転もされるように構成されている。ま
た、上記左回転シャフト4及び右回転シャフト5は、そ
れぞれ本実施の形態においては、六角柱状に成形されて
いる。
に被破砕物が投入されるホッパー2が固定されている。
このホッパー2は、上部に図示しない開口が形成され、
後述する筐体3内に被破砕物をガイドするものである。
そして、このホッパー2の下方には、筐体3が設けられ
ている。この筐体3は、上記ホッパー2を介して投入さ
れた被破砕物が通る開口(請求項1記載の発明を構成す
る投入口)3aが形成され、下方には破砕された処理物
が排出される排出口3bが形成されている。また、この
筐体3は、上部に上記開口3aと下部に上記排出口3b
が設けられた箱状に成形されてなるものであり、図示し
ない正面板と、この正面板と対向してなる図示しない背
面板と、左側板3cと、この左側板3cと対向してなる
右側板3dとから構成されている。そして、この筐体3
内には、これら左側板3c及び右側板3dと平行となさ
れた左回転シャフト4と右回転シャフト5が回動可能に
支持されている。上記左回転シャフト4は、図8に示す
従来の破砕装置50のように、二つの駆動モータ59,
60に減速機61,62を介して回動されるものであ
り、これらの駆動モータ59,60の各トルクが合算さ
れたトルクによりギアを介して上記右回転シャフト5も
回転するように構成されている。また、上記左回転シャ
フト4及び右回転シャフト5は、上記駆動モータ59,
60により逆回転もされるように構成されている。ま
た、上記左回転シャフト4及び右回転シャフト5は、そ
れぞれ本実施の形態においては、六角柱状に成形されて
いる。
【0016】そして、上述のように構成された左回転シ
ャフト4及び右回転シャフト5には、それぞれ一方及び
他方の破砕刃6,7が固定されている。これら一方の破
砕刃6は、中心に上記左回転シャフト4が挿通される六
角状の挿通穴6aが穿設され、他方の破砕刃7は、中心
に上記右回転シャフト5が挿通される六角状の挿通穴7
aが穿設されている。また、上記一方及び他方の破砕刃
6,7の外周には多数の先鋭状の切断部6b,7bが形
成されている。したがって、これらの切断部6b,7b
により、図示しない被破砕物は細かく切断され、切断さ
れた被破砕物は処理物として排出口3bから下方に落下
される。なお、上記一方及び他方の破砕刃6,7は、左
回転シャフト4又は右回転シャフト5の一端から他端側
に亘って、所定のスペースを保持しながら多数平行に固
定されている。そして、上記左回転シャフト4に固定さ
れている多数の破砕刃6,6間には、それぞれ該破砕刃
6の外径よりも短い外径となされたスペーサ4aが左回
転シャフト4に固定されている。また、上記右回転シャ
フト5に固定されている多数の破砕刃7,7間には、そ
れぞれ該破砕刃7の外径よりも短い外径となされたスペ
ーサ5aが左回転シャフト5に固定されている。すなわ
ち、左回転シャフト4には、一端側から他端側にかけ
て、スペーサ4a,破砕刃6,スペーサ4a,破砕刃6
・・・の順序で固定されており、右回転シャフト5に
は、一端側から他端側にかけてスペーサ5a,破砕刃
7,スペーサ5a,破砕刃7・・・の順序で固定されて
いる。
ャフト4及び右回転シャフト5には、それぞれ一方及び
他方の破砕刃6,7が固定されている。これら一方の破
砕刃6は、中心に上記左回転シャフト4が挿通される六
角状の挿通穴6aが穿設され、他方の破砕刃7は、中心
に上記右回転シャフト5が挿通される六角状の挿通穴7
aが穿設されている。また、上記一方及び他方の破砕刃
6,7の外周には多数の先鋭状の切断部6b,7bが形
成されている。したがって、これらの切断部6b,7b
により、図示しない被破砕物は細かく切断され、切断さ
れた被破砕物は処理物として排出口3bから下方に落下
される。なお、上記一方及び他方の破砕刃6,7は、左
回転シャフト4又は右回転シャフト5の一端から他端側
に亘って、所定のスペースを保持しながら多数平行に固
定されている。そして、上記左回転シャフト4に固定さ
れている多数の破砕刃6,6間には、それぞれ該破砕刃
6の外径よりも短い外径となされたスペーサ4aが左回
転シャフト4に固定されている。また、上記右回転シャ
フト5に固定されている多数の破砕刃7,7間には、そ
れぞれ該破砕刃7の外径よりも短い外径となされたスペ
ーサ5aが左回転シャフト5に固定されている。すなわ
ち、左回転シャフト4には、一端側から他端側にかけ
て、スペーサ4a,破砕刃6,スペーサ4a,破砕刃6
・・・の順序で固定されており、右回転シャフト5に
は、一端側から他端側にかけてスペーサ5a,破砕刃
7,スペーサ5a,破砕刃7・・・の順序で固定されて
いる。
【0017】また、上記筐体3の左側板3cの内壁に
は、一方の上部櫛状部材8が固定され、この一方の上部
櫛状部材8の下方には一方の下部櫛状部材9が固定され
ている。また、上記筐体3の右側板3dの内壁には、他
方の上部櫛状部材10が固定されこの他方の上部櫛状部
材10の下方には他方の下部櫛状部材11が固定されて
いる。上記一方の上部櫛状部材8及び一方の下部櫛状部
材9は、それぞれ左側板3cの長さとほぼ同じ長さに成
形され該左側板3cに固定される固定板部8a,9a
と、この固定板部8a,9aから、上記左回転シャフト
4に固定された破砕刃6,6間のスペース内に挿通され
該左回転シャフト4方向(スペーサ4a方向)に突出し
てなる多数の櫛部8b,9bとから構成されている。ま
た、上記他方の上部櫛状部材10及び他方の下部櫛状部
材11は、それぞれ右側板3dの長さとほぼ同じ長さに
成形され該右側板3dに固定される固定板部10a,1
1aと、この固定板部10a,11aから、上記右回転
シャフト5に固定された破砕刃7,7間のスペース内に
挿通され該右回転シャフト5方向(スペーサ5a方向)
に突出してなる多数の櫛部10b,11bとから構成さ
れている。そして、上記各櫛部8b,9b,10b,1
1bの先端は、図2に示す他方の上部櫛状部材10及び
他方の下部櫛状部材11のように、円弧状に成形されて
おり、該円弧状に成形された先端面と(左回転シャフト
4に固定されたスペーサ4a及び)右回転シャフト5に
固定されたスペーサ5aの外周面との間には、やや空間
が形成されている。
は、一方の上部櫛状部材8が固定され、この一方の上部
櫛状部材8の下方には一方の下部櫛状部材9が固定され
ている。また、上記筐体3の右側板3dの内壁には、他
方の上部櫛状部材10が固定されこの他方の上部櫛状部
材10の下方には他方の下部櫛状部材11が固定されて
いる。上記一方の上部櫛状部材8及び一方の下部櫛状部
材9は、それぞれ左側板3cの長さとほぼ同じ長さに成
形され該左側板3cに固定される固定板部8a,9a
と、この固定板部8a,9aから、上記左回転シャフト
4に固定された破砕刃6,6間のスペース内に挿通され
該左回転シャフト4方向(スペーサ4a方向)に突出し
てなる多数の櫛部8b,9bとから構成されている。ま
た、上記他方の上部櫛状部材10及び他方の下部櫛状部
材11は、それぞれ右側板3dの長さとほぼ同じ長さに
成形され該右側板3dに固定される固定板部10a,1
1aと、この固定板部10a,11aから、上記右回転
シャフト5に固定された破砕刃7,7間のスペース内に
挿通され該右回転シャフト5方向(スペーサ5a方向)
に突出してなる多数の櫛部10b,11bとから構成さ
れている。そして、上記各櫛部8b,9b,10b,1
1bの先端は、図2に示す他方の上部櫛状部材10及び
他方の下部櫛状部材11のように、円弧状に成形されて
おり、該円弧状に成形された先端面と(左回転シャフト
4に固定されたスペーサ4a及び)右回転シャフト5に
固定されたスペーサ5aの外周面との間には、やや空間
が形成されている。
【0018】そして、上記一方の上部櫛状部材8を構成
する各櫛部8bの上面には、図1に示すように、該櫛部
8bの上面の位置よりも下方に形成された段差面8cが
形成され、他方の上部櫛状部材10を構成する各櫛部1
0bの上面にも、図2に示すように、該櫛部10bの上
面の位置よりも下方に段差面10cが形成されている。
また、上記一方の下部櫛状部材9を構成する各櫛部9b
の下面には、図1に示すように、該櫛部の下面の位置よ
りも上方に段差面9cが形成され、図2に示すように、
他方の下部櫛状部材11を構成する各櫛部11の下面の
位置よりも上方に段差面11cが形成されている。
する各櫛部8bの上面には、図1に示すように、該櫛部
8bの上面の位置よりも下方に形成された段差面8cが
形成され、他方の上部櫛状部材10を構成する各櫛部1
0bの上面にも、図2に示すように、該櫛部10bの上
面の位置よりも下方に段差面10cが形成されている。
また、上記一方の下部櫛状部材9を構成する各櫛部9b
の下面には、図1に示すように、該櫛部の下面の位置よ
りも上方に段差面9cが形成され、図2に示すように、
他方の下部櫛状部材11を構成する各櫛部11の下面の
位置よりも上方に段差面11cが形成されている。
【0019】そして、図1に示すように、上記一方の上
部櫛状部材8に形成された段差面8cと、一方の下部櫛
状部材9に形成された段差面9cと、他方の上部櫛状部
材10に形成された段差面10cと、他方の下部櫛状部
材11の段差面11cには、左回転シャフト4や右回転
シャフト5の長さ方向と同じ方向に長さを有する固定部
材13,14,15,16が固定されている。これらの
固定部材13,14,15,16は、図3に示すよう
に、長尺に成形され、上記筐体2の長さ(正面側内壁面
から背面側内壁面までの長さ)とほぼ同じ長さ又は該長
さを分割した長さとされてなるものであり、上面(又は
下面)には、これらの固定部材13,14,15,16
を上記一方の上部櫛状部材8又は一方の下部櫛状部材9
若しくは他方の上部櫛状部材10又は他方の下部櫛状部
材11に固定するためのボルトが挿通される多数のボル
ト穴13a,14a,15a,16aが形成されている
とともに、先端面は、傾斜面13b,14b,15b,
16bとなされている。なお、上記各固定部材13,1
4,15,16の幅は、上記各段差面8c,9c,10
c,11cの長さよりも短いものとなされ、該段差面8
c,9c,10c,11cの最も左側板3c又は右側板
3d側に固定されている。
部櫛状部材8に形成された段差面8cと、一方の下部櫛
状部材9に形成された段差面9cと、他方の上部櫛状部
材10に形成された段差面10cと、他方の下部櫛状部
材11の段差面11cには、左回転シャフト4や右回転
シャフト5の長さ方向と同じ方向に長さを有する固定部
材13,14,15,16が固定されている。これらの
固定部材13,14,15,16は、図3に示すよう
に、長尺に成形され、上記筐体2の長さ(正面側内壁面
から背面側内壁面までの長さ)とほぼ同じ長さ又は該長
さを分割した長さとされてなるものであり、上面(又は
下面)には、これらの固定部材13,14,15,16
を上記一方の上部櫛状部材8又は一方の下部櫛状部材9
若しくは他方の上部櫛状部材10又は他方の下部櫛状部
材11に固定するためのボルトが挿通される多数のボル
ト穴13a,14a,15a,16aが形成されている
とともに、先端面は、傾斜面13b,14b,15b,
16bとなされている。なお、上記各固定部材13,1
4,15,16の幅は、上記各段差面8c,9c,10
c,11cの長さよりも短いものとなされ、該段差面8
c,9c,10c,11cの最も左側板3c又は右側板
3d側に固定されている。
【0020】また、上記各段差面8c,9c,10c,
11cには、それぞれ上記固定部材13,14,15,
16に並んで櫛歯チップ17,18,19,20が固定
されている。これらの各櫛歯チップ17,18,19,
20は、それぞれ図4又は図5に示すように、上面(又
は下面)には、この櫛歯チップ17,18,19,20
を一方の上部櫛状部材8に形成された各櫛部8bに固定
するボルトが挿通されるボルト挿通穴17a,18a,
19a,20aが二つ設けられ、両端には傾斜面(一方
の傾斜面17b,18b,19b,20b及び他方の傾
斜面17c,18c,19c,20c)が形成されてい
る。なお、各櫛歯チップ17,18,19,20に形成
された一方の傾斜面17b,18b,19b,20b及
び他方の傾斜面17c,18c,19c,20cは何れ
も同じ角度とされてなるとともに、該傾斜面(符号は省
略する。)の傾斜角度は、上記固定部材13,14,1
5,16に形成された傾斜13b,14b,15b,1
6bの傾斜角度と同一とされている。
11cには、それぞれ上記固定部材13,14,15,
16に並んで櫛歯チップ17,18,19,20が固定
されている。これらの各櫛歯チップ17,18,19,
20は、それぞれ図4又は図5に示すように、上面(又
は下面)には、この櫛歯チップ17,18,19,20
を一方の上部櫛状部材8に形成された各櫛部8bに固定
するボルトが挿通されるボルト挿通穴17a,18a,
19a,20aが二つ設けられ、両端には傾斜面(一方
の傾斜面17b,18b,19b,20b及び他方の傾
斜面17c,18c,19c,20c)が形成されてい
る。なお、各櫛歯チップ17,18,19,20に形成
された一方の傾斜面17b,18b,19b,20b及
び他方の傾斜面17c,18c,19c,20cは何れ
も同じ角度とされてなるとともに、該傾斜面(符号は省
略する。)の傾斜角度は、上記固定部材13,14,1
5,16に形成された傾斜13b,14b,15b,1
6bの傾斜角度と同一とされている。
【0021】そして、上記櫛歯チップ17は、図1又は
図6に示すように、上記一方の上部櫛状部材8に形成さ
れた段差面8c上において、基端側に形成された一方の
傾斜面17bが固定部材13に形成された傾斜面13b
の下側に入り込むように固定されている。一方、上記櫛
歯チップ18は、一方の下部櫛状部材9に形成された段
差面9c下において、基端側に形成された一方の傾斜面
18bが固定部材14に形成された傾斜面14bの上側
に入り込むように固定されている。また、上記櫛歯チッ
プ19は、上記他方の上部櫛状部材10に形成された段
差面10c上において、基端側に形成された一方の傾斜
面19bが固定部材15に形成された傾斜面15bの下
側に入り込むように固定されている。また、上記櫛歯チ
ップ20は、他方の下部櫛状部材11に形成された段差
面11c下において、基端側に形成された一方の傾斜面
20bが固定部材16に形成された傾斜面16bの上側
に入り込むように固定されている。また、上記各櫛歯チ
ップ17,18は、それぞれ先端に形成された他方の傾
斜面17c,18cの先端が、左回転シャフト4に固定
された各スペーサ4aの外周面に僅かな間隙を間に残し
た状態又は褶接した状態で固定されており、櫛歯チップ
19,20は、それぞれ先端に形成された他方の傾斜面
19c,20cの先端が、左回転シャフト5に固定され
たスペーサ5aの外周面に僅かな間隙を間に残した状態
又は褶接した状態でそれぞれ固定されている。
図6に示すように、上記一方の上部櫛状部材8に形成さ
れた段差面8c上において、基端側に形成された一方の
傾斜面17bが固定部材13に形成された傾斜面13b
の下側に入り込むように固定されている。一方、上記櫛
歯チップ18は、一方の下部櫛状部材9に形成された段
差面9c下において、基端側に形成された一方の傾斜面
18bが固定部材14に形成された傾斜面14bの上側
に入り込むように固定されている。また、上記櫛歯チッ
プ19は、上記他方の上部櫛状部材10に形成された段
差面10c上において、基端側に形成された一方の傾斜
面19bが固定部材15に形成された傾斜面15bの下
側に入り込むように固定されている。また、上記櫛歯チ
ップ20は、他方の下部櫛状部材11に形成された段差
面11c下において、基端側に形成された一方の傾斜面
20bが固定部材16に形成された傾斜面16bの上側
に入り込むように固定されている。また、上記各櫛歯チ
ップ17,18は、それぞれ先端に形成された他方の傾
斜面17c,18cの先端が、左回転シャフト4に固定
された各スペーサ4aの外周面に僅かな間隙を間に残し
た状態又は褶接した状態で固定されており、櫛歯チップ
19,20は、それぞれ先端に形成された他方の傾斜面
19c,20cの先端が、左回転シャフト5に固定され
たスペーサ5aの外周面に僅かな間隙を間に残した状態
又は褶接した状態でそれぞれ固定されている。
【0022】 以下、上述した破砕装置1の動作につい
て詳細に説明する。先ず、上記ホッパー2から図示しな
い被破砕物が投入されると、筐体3に形成された開口
(投入口)3aから該筐体3内に入る。この筐体3内に
入った被破砕物は、駆動モータの駆動力により回転する
左回転シャフト4に多数固定された一方の破砕刃6と、
右回転シャフト5に固定された他方の破砕刃7とにより
細かく破砕され、この破砕された処理物は、筐体3の排
出口3bから下方に脱落する。この場合、被破砕物の中
に、紐や針金等が混入し、これらが上記スペーサ4a,
5aに巻きつき又は絡み付いた場合には、上記一方の下
部櫛状部材9の段差面9cに固定された櫛歯チップ18
により、また、上記他方の下部櫛状部材11の段差面1
1cに固定された櫛歯チップ20により、それぞれ除去
され、また各スペーサ4a,5aに絡み付こうとされた
場合であっても、絡み付くことが防止される。
て詳細に説明する。先ず、上記ホッパー2から図示しな
い被破砕物が投入されると、筐体3に形成された開口
(投入口)3aから該筐体3内に入る。この筐体3内に
入った被破砕物は、駆動モータの駆動力により回転する
左回転シャフト4に多数固定された一方の破砕刃6と、
右回転シャフト5に固定された他方の破砕刃7とにより
細かく破砕され、この破砕された処理物は、筐体3の排
出口3bから下方に脱落する。この場合、被破砕物の中
に、紐や針金等が混入し、これらが上記スペーサ4a,
5aに巻きつき又は絡み付いた場合には、上記一方の下
部櫛状部材9の段差面9cに固定された櫛歯チップ18
により、また、上記他方の下部櫛状部材11の段差面1
1cに固定された櫛歯チップ20により、それぞれ除去
され、また各スペーサ4a,5aに絡み付こうとされた
場合であっても、絡み付くことが防止される。
【0023】 また、これらの各櫛歯18,20により
絡み付いた紐や針金等が左回転シャフト4や右回転シャ
フト5による通常の回転動作中に除去できない場合に
は、上記左回転シャフト4及び右回転シャフト5を反転
(逆回転)させることにより、上記一方の上部櫛状部材
8に固定された櫛歯チップ17や他方の上部櫛状部材1
0に固定された櫛歯チップ19により確実に除去され
る。また、上記櫛歯チップ18,20は、前述したよう
に、一方の下部櫛状部材9又は他方の下部櫛状部材11
に形成された段差面9c,11c下において、基端側に
形成された一方の傾斜面18b,20bが固定部材4,
16に形成された傾斜面14b,16bの上側に入り込
むように固定されていることから、これら各櫛歯チップ
18,20に大きな抵抗が作用した場合であっても容易
に脱落してしまうことを有効に防止することができる。
絡み付いた紐や針金等が左回転シャフト4や右回転シャ
フト5による通常の回転動作中に除去できない場合に
は、上記左回転シャフト4及び右回転シャフト5を反転
(逆回転)させることにより、上記一方の上部櫛状部材
8に固定された櫛歯チップ17や他方の上部櫛状部材1
0に固定された櫛歯チップ19により確実に除去され
る。また、上記櫛歯チップ18,20は、前述したよう
に、一方の下部櫛状部材9又は他方の下部櫛状部材11
に形成された段差面9c,11c下において、基端側に
形成された一方の傾斜面18b,20bが固定部材4,
16に形成された傾斜面14b,16bの上側に入り込
むように固定されていることから、これら各櫛歯チップ
18,20に大きな抵抗が作用した場合であっても容易
に脱落してしまうことを有効に防止することができる。
【0024】したがって、上述した本実施の形態に係る
破砕装置1によれば、各スペーサ4a,5aに対して紐
や針金等が絡み付くことが防止され、また絡み付いた紐
や針金等を除去することができるとともに、該破砕装置
1の動作中において各櫛歯チップ17,18,19,2
0に大きな抵抗が作用した場合にかんたんに脱落するこ
とがなく、さらに、上記多数の各櫛歯チップ17,1
8,19,20は、それぞれ一方の上部櫛状部材8,一
方の下部櫛状部材9,他方の上部櫛状部材10及び他方
の下部櫛状部材11に対して着脱可能に固定されている
ことから、多数の櫛歯チップ(符号は省略する。)の中
で、一つの櫛歯チップが破損した場合であっても、全て
の櫛歯チップを取り替える必要がなく、部品のコストや
メンテナンスコストも大きく低減することが可能とな
る。
破砕装置1によれば、各スペーサ4a,5aに対して紐
や針金等が絡み付くことが防止され、また絡み付いた紐
や針金等を除去することができるとともに、該破砕装置
1の動作中において各櫛歯チップ17,18,19,2
0に大きな抵抗が作用した場合にかんたんに脱落するこ
とがなく、さらに、上記多数の各櫛歯チップ17,1
8,19,20は、それぞれ一方の上部櫛状部材8,一
方の下部櫛状部材9,他方の上部櫛状部材10及び他方
の下部櫛状部材11に対して着脱可能に固定されている
ことから、多数の櫛歯チップ(符号は省略する。)の中
で、一つの櫛歯チップが破損した場合であっても、全て
の櫛歯チップを取り替える必要がなく、部品のコストや
メンテナンスコストも大きく低減することが可能とな
る。
【0025】なお、前述した実施の形態に係る破砕装置
1では、左回転シャフト4と右回転シャフト5とは、そ
れぞれ左右水平且つ平行に配設されたものを図示して説
明したが、何れか一方の回転シャフトが他方の回転シャ
フトよりも上方又は下方に位置してなるものであっても
良い。また、各櫛歯チップ17,18,19,20に形
成された一方及び他方の傾斜面17b,17c,18
b,18c,19b,19c,20b,20cは、それ
ぞれ同一の傾斜角度としたが、各々傾斜角度は異なるも
のとしても良い。また、一方及び他方の傾斜角度を同一
のものとするとともに、一方の傾斜面が破損した場合、
他方の傾斜面が櫛歯チップの先端面となるよう交換でき
る構造としても良い。
1では、左回転シャフト4と右回転シャフト5とは、そ
れぞれ左右水平且つ平行に配設されたものを図示して説
明したが、何れか一方の回転シャフトが他方の回転シャ
フトよりも上方又は下方に位置してなるものであっても
良い。また、各櫛歯チップ17,18,19,20に形
成された一方及び他方の傾斜面17b,17c,18
b,18c,19b,19c,20b,20cは、それ
ぞれ同一の傾斜角度としたが、各々傾斜角度は異なるも
のとしても良い。また、一方及び他方の傾斜角度を同一
のものとするとともに、一方の傾斜面が破損した場合、
他方の傾斜面が櫛歯チップの先端面となるよう交換でき
る構造としても良い。
【0026】さらに、上述した実施の形態に係る破砕装
置1では、一方の上部櫛状部材8や他方の上部櫛状部材
10にも櫛歯チップ17,19を固定したが、本発明
(請求項1記載の発明)では、一方の下部櫛状部材9や
他方の下部櫛状部材11に固定されていれば、必ずしも
一方の上部櫛状部材8や他方の上部櫛状部材10に櫛歯
チップ17,19を固定する必要はない。
置1では、一方の上部櫛状部材8や他方の上部櫛状部材
10にも櫛歯チップ17,19を固定したが、本発明
(請求項1記載の発明)では、一方の下部櫛状部材9や
他方の下部櫛状部材11に固定されていれば、必ずしも
一方の上部櫛状部材8や他方の上部櫛状部材10に櫛歯
チップ17,19を固定する必要はない。
【0027】
【発明の効果】前述した本発明の一実施の形態の説明か
らも明らかなように、本発明(請求項1記載の発明)に
おいては、櫛状部材を構成する各櫛部の下面には、それ
ぞれ一方及び他方の回転シャフトに固定されたスペーサ
に被処理物が絡み付くことを防止する櫛歯チップが、該
櫛部に対して着脱可能に固定されてなることから、各ス
ペーサに絡み付いた紐や針金等が絡み付いて大きな抵抗
となり破砕処理の効率化を妨げることを有効に防止する
ことができ、さらに、全体の櫛歯チップを交換する必要
がないことから、部品のコストやメンテナンスコストも
大きく低減することができる。
らも明らかなように、本発明(請求項1記載の発明)に
おいては、櫛状部材を構成する各櫛部の下面には、それ
ぞれ一方及び他方の回転シャフトに固定されたスペーサ
に被処理物が絡み付くことを防止する櫛歯チップが、該
櫛部に対して着脱可能に固定されてなることから、各ス
ペーサに絡み付いた紐や針金等が絡み付いて大きな抵抗
となり破砕処理の効率化を妨げることを有効に防止する
ことができ、さらに、全体の櫛歯チップを交換する必要
がないことから、部品のコストやメンテナンスコストも
大きく低減することができる。
【0028】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
では、櫛歯チップは、各櫛部の上面及び下面の双方に着
脱可能に固定されていることから、前述した通り一方及
び他方の回転シャフトが正回転している場合には、各櫛
部の下面に固定された櫛歯チップにより紐や針金等が絡
み付くことを防止することができ、また絡み付いた紐等
を削ぎ取る(除去)ことができるばかりではなく、各櫛
部の上面に固定された櫛歯チップにより、一方及び他方
の回転シャフトがそれぞれ逆回転した場合において、ス
ペーサに絡み付いた紐や針金等を除去することが可能と
なる。
では、櫛歯チップは、各櫛部の上面及び下面の双方に着
脱可能に固定されていることから、前述した通り一方及
び他方の回転シャフトが正回転している場合には、各櫛
部の下面に固定された櫛歯チップにより紐や針金等が絡
み付くことを防止することができ、また絡み付いた紐等
を削ぎ取る(除去)ことができるばかりではなく、各櫛
部の上面に固定された櫛歯チップにより、一方及び他方
の回転シャフトがそれぞれ逆回転した場合において、ス
ペーサに絡み付いた紐や針金等を除去することが可能と
なる。
【0029】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
によれば、各櫛歯チップは、固定部材の正面である傾斜
面と櫛部とにより挾持された状態で固定されてなるの
で、櫛歯チップに大きな抵抗が作用した場合であっても
容易に脱落することがなく、さらに、この固定部材の上
面又は下面は、櫛部に形成された段差面に固定されてな
ることから、固定部材に大きな抵抗が作用した場合であ
っても、脱落する可能性が極めて少ないばかりではな
く、ぐらついてしまうことも有効に防止することが可能
となる。
によれば、各櫛歯チップは、固定部材の正面である傾斜
面と櫛部とにより挾持された状態で固定されてなるの
で、櫛歯チップに大きな抵抗が作用した場合であっても
容易に脱落することがなく、さらに、この固定部材の上
面又は下面は、櫛部に形成された段差面に固定されてな
ることから、固定部材に大きな抵抗が作用した場合であ
っても、脱落する可能性が極めて少ないばかりではな
く、ぐらついてしまうことも有効に防止することが可能
となる。
【図1】発明の実施の形態に係る破砕装置の要部を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】他方の上部櫛状部材及び下部櫛状部材を示す正
面図である。
面図である。
【図3】固定部材の平面図である。
【図4】櫛歯チップの平面図である。
【図5】櫛歯チップの側面図である。
【図6】破砕装置の要部を拡大して示す正面図である。
【図7】従来の破砕装置の正面図である。
【図8】従来の破砕装置の平面図である。
1 破砕装置 3 筐体 3a 開口 3b 排出口 4 左回転シャフト 5 右回転シャフト 6 一方の破砕刃 7 他方の破砕刃 8 一方の上部櫛状部材 8b 櫛部 8c 段差面 9 一方の下部櫛状部材 9b 櫛部 9c 段差面 10 他方の上部櫛状部材 10b 櫛部 10c 段差面 11 他方の下部櫛状部材 11b 櫛部 11c 段差面 13 固定部材 13b 傾斜面 14 固定部材 14b 傾斜面 15 固定部材 15b 傾斜面 16 固定部材 16b 傾斜面 17 櫛歯チップ 17b 一方の傾斜面 17c 他方の傾斜面 18 櫛歯チップ 18b 一方の傾斜面 18c 他方の傾斜面 19 櫛歯チップ 19b 一方の傾斜面 19c 他方の傾斜面
Claims (3)
- 【請求項1】 上方に被破砕物が投入される投入口が形
成され、下方には破砕された処理物が排出される排出口
を有してなる筐体と、各々筐体内で回動可能に支持され
駆動手段により回動するとともに互いに平行となされた
一方及び他方の回転シャフトと、これら一方及び他方の
回転シャフトの長さ方向に所定のスペースを開けた状態
で順次固定されてなる多数の破砕刃と、上記一方及び他
方の回転シャフトに固定され上記破砕刃と面対向する破
砕刃との間にそれぞれ配設されたスペーサと、を備えた
破砕装置であって、 上記筐体を構成し互いに面対向してなる一方及び他方の
内壁面には、それぞれ先端側が破砕刃と破砕刃との間に
形成された上記スペース内に挿入され上記各スペーサ方
向に突出してなる多数の櫛部が形成された櫛状部材が固
定され、これらの櫛状部材を構成する各櫛部の下面に
は、それぞれスペーサに被処理物が絡み付くことを防止
する櫛歯チップが、該櫛部に対して着脱可能に固定され
てなることを特徴とする破砕装置。 - 【請求項2】 前記櫛歯チップは、前記櫛状部材を構成
する各櫛部の上面及び下面の双方に該櫛部に対して着脱
可能に固定されてなることを特徴とする請求項1記載の
破砕装置。 - 【請求項3】 前記櫛部の下面及び/又は上面には、基
端側から先端側に亘って段差面が形成され、この段差面
には、一又は複数の固定部材と櫛歯チップとが固定さ
れ、 上記固定部材は、前記櫛状部材の長さ方向に長さを有
し、背面は、上記段差面と櫛状部材の下面又は上面との
間に形成された起立面に当接し、正面は、先端側にかけ
て徐々に薄肉となされた一つの傾斜面とされ、 上記櫛歯チップの背面は、上記固定部材に形成された傾
斜面と同じ傾斜角度となされた一つの傾斜面が形成され
てなるとともに上記固定部材の正面と櫛部とにより挾持
されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の破砕
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000107815A JP2001286780A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | 破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000107815A JP2001286780A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | 破砕装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001286780A true JP2001286780A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=18620758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000107815A Pending JP2001286780A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | 破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001286780A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113117835A (zh) * | 2019-12-30 | 2021-07-16 | 北京化工大学 | 一种用于破碎含天然橡胶植物组织的设备、系统及其应用 |
CN116603832A (zh) * | 2023-04-27 | 2023-08-18 | 浙江弼土新材料股份有限公司 | 一种建筑垃圾生产砂石料回收利用装置及其加工方法 |
-
2000
- 2000-04-10 JP JP2000107815A patent/JP2001286780A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113117835A (zh) * | 2019-12-30 | 2021-07-16 | 北京化工大学 | 一种用于破碎含天然橡胶植物组织的设备、系统及其应用 |
CN116603832A (zh) * | 2023-04-27 | 2023-08-18 | 浙江弼土新材料股份有限公司 | 一种建筑垃圾生产砂石料回收利用装置及其加工方法 |
CN116603832B (zh) * | 2023-04-27 | 2024-05-10 | 浙江弼土新材料股份有限公司 | 一种建筑垃圾生产砂石料回收利用装置及其加工方法 |
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