JP2001286263A - 牛用飼料添加物 - Google Patents
牛用飼料添加物Info
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- JP2001286263A JP2001286263A JP2000104001A JP2000104001A JP2001286263A JP 2001286263 A JP2001286263 A JP 2001286263A JP 2000104001 A JP2000104001 A JP 2000104001A JP 2000104001 A JP2000104001 A JP 2000104001A JP 2001286263 A JP2001286263 A JP 2001286263A
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- JP
- Japan
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- cattle
- vitamin
- weight
- feed additive
- milk
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乳牛の乳質の向上を図ったり、肉牛の肉質の
向上を図ったりすると共に、牛の慢性疾患や新生疾患へ
の対応を考慮した牛用飼料添加物を提供する。 【解決手段】 ドナリエラ藻体乾燥粉末に、小麦粉、米
糠、大豆粕、糖蜜、炭酸カルシウム、ビタミンＤ3 、ビ
タミンＥの有効成分量を混合造粒し、ペレット状もしく
は粒状にしたものとしている。
向上を図ったりすると共に、牛の慢性疾患や新生疾患へ
の対応を考慮した牛用飼料添加物を提供する。 【解決手段】 ドナリエラ藻体乾燥粉末に、小麦粉、米
糠、大豆粕、糖蜜、炭酸カルシウム、ビタミンＤ3 、ビ
タミンＥの有効成分量を混合造粒し、ペレット状もしく
は粒状にしたものとしている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、市販の牛用配合
飼料に添加して使用することのできる牛用飼料添加物に
関するものである。
飼料に添加して使用することのできる牛用飼料添加物に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の牛用飼料は、穀類を主体として、
ビタミン剤やミネラル分、栄養剤等の添加剤を添加する
ことにより、乳牛の搾乳量の増加を図ったり、肉牛の体
重増加を図ったりするものとしていた。
ビタミン剤やミネラル分、栄養剤等の添加剤を添加する
ことにより、乳牛の搾乳量の増加を図ったり、肉牛の体
重増加を図ったりするものとしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
牛用飼料には、乳牛の乳質の向上を図ったり、肉牛の肉
質の向上を図ったりするようなものは存在しなかった。
牛用飼料には、乳牛の乳質の向上を図ったり、肉牛の肉
質の向上を図ったりするようなものは存在しなかった。
【０００４】また、乳牛の乳質の向上や、肉牛の肉質の
向上には、牛の性状管理が重要で、特に毎日食べる飼料
について重要視されるべきであるが、現状は生産コスト
を低くした飼料の配合になっており、牛の慢性疾患や新
生疾患への対応は考慮されていない。
向上には、牛の性状管理が重要で、特に毎日食べる飼料
について重要視されるべきであるが、現状は生産コスト
を低くした飼料の配合になっており、牛の慢性疾患や新
生疾患への対応は考慮されていない。
【０００５】そこで、この発明は、乳牛の乳質の向上を
図ったり、肉牛の肉質の向上を図ったりすると共に、牛
の慢性疾患や新生疾患への対応をも考慮した牛用飼料添
加物を提供することを目的としてなされたものである。
図ったり、肉牛の肉質の向上を図ったりすると共に、牛
の慢性疾患や新生疾患への対応をも考慮した牛用飼料添
加物を提供することを目的としてなされたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の牛
用飼料添加物は、ドナリエラ藻体乾燥粉末に、小麦粉、
米糠、大豆粕、糖蜜、炭酸カルシウム、ビタミンＤ3 、
ビタミンＥの有効成分量を混合造粒し、ペレット状もし
くは粒状にしたものとしている。
用飼料添加物は、ドナリエラ藻体乾燥粉末に、小麦粉、
米糠、大豆粕、糖蜜、炭酸カルシウム、ビタミンＤ3 、
ビタミンＥの有効成分量を混合造粒し、ペレット状もし
くは粒状にしたものとしている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、この発明の牛用飼料添加物
の実施の形態を詳細に説明する。
の実施の形態を詳細に説明する。
【０００８】この発明の牛用飼料添加物は、ドナリエラ
藻体乾燥粉末１００重量％に対し、小麦粉３０〜８０重
量％、米糠１０〜５０重量％、大豆粕１０〜３０重量
％、糖蜜３〜１０重量％、炭酸カルシウム５０〜１００
重量％、ビタミンＤ3 ０．０１〜０．１重量％、ビタミ
ンＥ１〜５重量％を混合造粒し、ペレット状もしくは粒
状にしたものとしている。
藻体乾燥粉末１００重量％に対し、小麦粉３０〜８０重
量％、米糠１０〜５０重量％、大豆粕１０〜３０重量
％、糖蜜３〜１０重量％、炭酸カルシウム５０〜１００
重量％、ビタミンＤ3 ０．０１〜０．１重量％、ビタミ
ンＥ１〜５重量％を混合造粒し、ペレット状もしくは粒
状にしたものとしている。
【０００９】このようにした牛用飼料添加物は、市販の
牛用配合飼料１００重量％に対して１〜５重量％添加す
れば、これを摂取した乳牛の乳中のβ−カロチンの含有
量が増加すると共に、血中のβ−カロチン、ビタミンＡ
の含有量の増加し、牛の疾患予防や乳質の向上が図られ
るものとなる。すなわち、乳牛の乳房炎がビタミンＡの
欠乏によって引き起こされることが知られているが、こ
の発明の牛用飼料添加物を添加した配合飼料を摂取した
牛は、ビタミンＡを欠乏することはなく、乳房炎が予防
される。
牛用配合飼料１００重量％に対して１〜５重量％添加す
れば、これを摂取した乳牛の乳中のβ−カロチンの含有
量が増加すると共に、血中のβ−カロチン、ビタミンＡ
の含有量の増加し、牛の疾患予防や乳質の向上が図られ
るものとなる。すなわち、乳牛の乳房炎がビタミンＡの
欠乏によって引き起こされることが知られているが、こ
の発明の牛用飼料添加物を添加した配合飼料を摂取した
牛は、ビタミンＡを欠乏することはなく、乳房炎が予防
される。
【００１０】
【実施例】平均粉径が８０メッシュ程度のドナリエラ藻
体乾燥粉末１００ｇに、小麦粉５０ｇ、米糠３０ｇ、大
豆粕７０ｇ、糖蜜２０ｇ、炭酸カルシウム５０ｇ、ビタ
ミンＤ3 ０．０２ｇ、ビタミンＥ４ｇを混合造粒し、ペ
レットにしたこの発明の牛用飼料添加物を得た。これを
市販の牛用配合飼料１ｋｇに対して５０ｇ添加したもの
を、試験区としての健康牛１０頭(No.１〜No.１０)に４
０日間給餌した。一方、市販の牛用配合飼料を、対照区
としての健康牛１０頭(No.１１〜No.２０)に４０日間給
餌した。
体乾燥粉末１００ｇに、小麦粉５０ｇ、米糠３０ｇ、大
豆粕７０ｇ、糖蜜２０ｇ、炭酸カルシウム５０ｇ、ビタ
ミンＤ3 ０．０２ｇ、ビタミンＥ４ｇを混合造粒し、ペ
レットにしたこの発明の牛用飼料添加物を得た。これを
市販の牛用配合飼料１ｋｇに対して５０ｇ添加したもの
を、試験区としての健康牛１０頭(No.１〜No.１０)に４
０日間給餌した。一方、市販の牛用配合飼料を、対照区
としての健康牛１０頭(No.１１〜No.２０)に４０日間給
餌した。
【００１１】そして、試験区、対照区のそれぞれの牛か
ら６〜７日毎に搾乳し、搾乳１ｄｌ中のβ−カロチンの
含有量の測定を行った。測定結果を表１、表２に示す。
ら６〜７日毎に搾乳し、搾乳１ｄｌ中のβ−カロチンの
含有量の測定を行った。測定結果を表１、表２に示す。
【００１２】
【表１】
【００１３】
【表２】
【００１４】表１、表２より明らかなように、試験区の
牛乳中のβ−カロチンは、スタート時（０日）では平均
３７．５μｇ／ｄｌであったが、４０日間の給餌後では
平均２６３μｇ／ｄｌとなり、７倍程度の増加が見られ
た。一方、対照区の牛乳中のβ−カロチンは、スタート
時（０日）では平均３７．０μｇ／ｄｌで、４０日間の
給餌後でも平均３３．４μｇ／ｄｌで、増加は見られな
かった。
牛乳中のβ−カロチンは、スタート時（０日）では平均
３７．５μｇ／ｄｌであったが、４０日間の給餌後では
平均２６３μｇ／ｄｌとなり、７倍程度の増加が見られ
た。一方、対照区の牛乳中のβ−カロチンは、スタート
時（０日）では平均３７．０μｇ／ｄｌで、４０日間の
給餌後でも平均３３．４μｇ／ｄｌで、増加は見られな
かった。
【００１５】次に、１２頭の乳房炎にかかってる乳牛各
６頭（No.１〜No.６、No.７〜No.１２）ずつに、試験区
ではこの発明の牛用飼料添加物を市販の牛用配合飼料１
ｋｇに対して５０ｇ添加したものを４０日間給餌し、対
照区では市販の牛用配合飼料を４０日間給餌し、４０日
目に採血して、血中のβ−カロチン、ビタミンＡの含有
量の測定を行った。測定結果を表３、表４に示す。ま
た、１５頭(No.１３〜No.２７)の乳房炎にかかっていな
い乳牛に、正常対照区として、市販の牛用配合飼料を４
０日間給餌し、同様にβ−カロチン、ビタミンＡの含有
量の測定を行った。測定結果を表５に示す。
６頭（No.１〜No.６、No.７〜No.１２）ずつに、試験区
ではこの発明の牛用飼料添加物を市販の牛用配合飼料１
ｋｇに対して５０ｇ添加したものを４０日間給餌し、対
照区では市販の牛用配合飼料を４０日間給餌し、４０日
目に採血して、血中のβ−カロチン、ビタミンＡの含有
量の測定を行った。測定結果を表３、表４に示す。ま
た、１５頭(No.１３〜No.２７)の乳房炎にかかっていな
い乳牛に、正常対照区として、市販の牛用配合飼料を４
０日間給餌し、同様にβ−カロチン、ビタミンＡの含有
量の測定を行った。測定結果を表５に示す。
【００１６】
【表３】
【００１７】
【表４】
【００１８】
【表５】
【００１９】表３〜表５より明らかなように、正常対照
区において、β−カロチンは平均８５８μｇ／ｄｌ、ビ
タミンＡは平均１８９ＩＵ／ｄｌであるのに対し、対照
区では、β−カロチンは平均６０５μｇ／ｄｌ、ビタミ
ンＡは平均１３２ＩＵ／ｄｌであり、対照区は正常対照
区より３０％程度低い値であった。
区において、β−カロチンは平均８５８μｇ／ｄｌ、ビ
タミンＡは平均１８９ＩＵ／ｄｌであるのに対し、対照
区では、β−カロチンは平均６０５μｇ／ｄｌ、ビタミ
ンＡは平均１３２ＩＵ／ｄｌであり、対照区は正常対照
区より３０％程度低い値であった。
【００２０】これに対して、試験区では、β−カロチン
は平均１３２３μｇ／ｄｌ、ビタミンＡは平均２１７Ｉ
Ｕ／ｄｌであり、対照区に比べて、β−カロチンが約
２．２倍、ビタミンＡが約１．６倍にまで上昇してい
た。
は平均１３２３μｇ／ｄｌ、ビタミンＡは平均２１７Ｉ
Ｕ／ｄｌであり、対照区に比べて、β−カロチンが約
２．２倍、ビタミンＡが約１．６倍にまで上昇してい
た。
【００２１】
【発明の効果】この発明は、以上に述べたように構成さ
れているので、乳牛の乳質の向上を図ったり、肉牛の肉
質の向上を図ったりすると共に、牛の慢性疾患や新生疾
患への対応を考慮した牛用飼料添加物となった。
れているので、乳牛の乳質の向上を図ったり、肉牛の肉
質の向上を図ったりすると共に、牛の慢性疾患や新生疾
患への対応を考慮した牛用飼料添加物となった。
Claims (2)
- 【請求項１】 ドナリエラ藻体乾燥粉末に、小麦粉、米
糠、大豆粕、糖蜜、炭酸カルシウム、ビタミンＤ3 、ビ
タミンＥの有効成分量を混合造粒し、ペレット状もしく
は粒状にしたことを特徴とする牛用飼料添加物。 - 【請求項２】 ドナリエラ藻体乾燥粉末１００重量％に
対し、小麦粉３０〜８０重量％、米糠１０〜５０重量
％、大豆粕１０〜３０重量％、糖蜜３〜１０重量％、炭
酸カルシウム５０〜１００重量％、ビタミンＤ3 ０．０
１〜０．１重量％、ビタミンＥ１〜５重量％としたこと
を特徴とする請求項１記載の牛用飼料添加物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000104001A JP2001286263A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 牛用飼料添加物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000104001A JP2001286263A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 牛用飼料添加物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001286263A true JP2001286263A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=18617621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000104001A Pending JP2001286263A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 牛用飼料添加物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001286263A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3220933A4 (en) * | 2014-11-19 | 2018-04-25 | Donald M. Smith | Method of increasing levels of omega-3 fatty acids in beef products by administration of a grass and algae diet |
| US10272123B2 (en) | 2012-10-30 | 2019-04-30 | Donald M. Smith | Selecting, producing, and feeding whole algae as a feed supplement for cattle and bison to produce meat high in omega 3'S for human health |
-
2000
- 2000-04-05 JP JP2000104001A patent/JP2001286263A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10272123B2 (en) | 2012-10-30 | 2019-04-30 | Donald M. Smith | Selecting, producing, and feeding whole algae as a feed supplement for cattle and bison to produce meat high in omega 3'S for human health |
| EP3220933A4 (en) * | 2014-11-19 | 2018-04-25 | Donald M. Smith | Method of increasing levels of omega-3 fatty acids in beef products by administration of a grass and algae diet |
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