JP2001285662A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JP2001285662A
JP2001285662A JP2000099419A JP2000099419A JP2001285662A JP 2001285662 A JP2001285662 A JP 2001285662A JP 2000099419 A JP2000099419 A JP 2000099419A JP 2000099419 A JP2000099419 A JP 2000099419A JP 2001285662 A JP2001285662 A JP 2001285662A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グレイの文字や図形の場合、YMCの色材を使
用せずにKだけで印刷した方が輪郭がぼけずシャープな
出力が得られるが、グラデーションが描かれた図形の場
合などは逆効果になることがある。 【解決手段】 描画すべきオブジェクトの属性を検出し
(S601-S604、S607、S608)、その検出結果に基づき、複
数の色成分により表される色を複数色の混色または単一
色へ変換する動作を設定する(S605、S611)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その方法に関し、例えば、カラー画像を処理する画像処
理装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置は、RGB形式で指定される色をY
MCKデータに変換して印刷を行う。0<R=G=B<255はグレ
ーであるが、グレイの文字や図形の場合、YMCの色材を
使用せずにK(黒)だけで印刷した方が輪郭がぼけずシ
ャープな出力が得られる。逆に、写真画像などはYMCの
色材を使って印刷した方が、他の色とのバランスがよ
く、美しい出力を得ることができる。グレイをKの色材
だけで印刷する機能をグレイ補償と呼び、必要に応じ
て、グレイ補償を有効にするのが一般的である。
【0003】グレイ補償をオンにするかオフにするか
は、印刷データの内容によって分けられ、例えば、文字
および図形はオン、イメージはオフといった基準があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図形の
場合でも、グレイ補償をオンにすると、逆効果になる場
合がある。例えば、図1に示すような、七つの矩形1から
7を直線状に並べた図形があり、七つの矩形内部の色を
少しずつ変えて七つの図形全体でグラデーションが描か
れているとする。矩形1から3および5から7はR≠G≠Bで
あり僅かずつRGBの各値が異なる。一方、矩形4はR=G=B
のグレイである。
【0005】このような図形の場合、グレイ補償がオフ
であればすべての矩形の内部はYMCKの混色で色が再現さ
れるので美しいグラデーションが得られるが、グレイ補
償をオンにすると矩形5の内部だけがKだけで再現される
ため、美しいグラデーションを得ることができない。つ
まり、このような例では、グレイ補償をオフにした方が
美しい出力を得ることができる。
【0006】逆に、図形のグレイ補償をオフにすると、
グレイの1ドット幅のラインはその色が変化してしまう
場合が多い。これは、印刷装置は少ない階調で多くの色
を表現するために、疑似階調表現を行っているためであ
る。
【0007】例えば、図3は、図2に示すグレイの1ドッ
ト幅のラインをYMCKの各色のディザパターンで形成する
場合を示している。この場合、YおよびCのディザパター
ンとラインxとは1ドットが重なるからラインxに沿ってY
およびCのドットが印刷されるが、MおよびKのディザパ
ターンとラインxとは重ならないからMおよびKのドット
は印刷されない。つまり、YおよびCだけでラインxが印
刷され、グレイとは異なる色にみえる。この例は、グレ
イ補償をオンにすればKだけのディザパターンによりド
ットが印刷されるから色が全く違ってみえるということ
はない。言い換えれば、この例ではグレイ補償をオンに
した方が美しい出力を得ることができる。
【0008】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、描画すべきオブジェクトの属性に応じて色の
変換を制御することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0010】本発明にかかる画像処理装置は、複数の色
成分により表される色を複数色の混色または単一色へ変
換する変換手段と、描画すべきオブジェクトの属性を検
出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づ
き前記変換手段の変換動作を制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0011】本発明にかかる画像処理方法は、描画すべ
きオブジェクトの属性を検出し、その検出結果に基づ
き、複数の色成分により表される色を複数色の混色また
は単一色へ変換する動作を設定することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】以下では、本発明をレーザビームプリンタ
に適用する実施形態を説明するが、本発明が適用できる
プリンタは、レーザビームプリンタに限らず、他の方式
のプリンタでもよい。
【0014】
【第1実施形態】[装置概観]図4はレーザビーム方式の
カラー複写機の構成例を示す概観図である。
【0015】図4において、201はイメージスキャナ部
で、原稿画像を読み取って得られるディジタル画像信号
を処理する。また、200はプリンタ部で、イメージスキ
ャナ部201に読み取られる原稿画像に対応する画像を記
録紙にフルカラープリントする。
【0016】イメージスキャナ部201において、原稿台
ガラス203および原稿圧板202の間に画像が読み取られる
原稿204が置かれ、原稿204はハロゲンランプ205の光に
照射される。原稿204からの反射光は、ミラー206および
207に導かれ、レンズ208により3ラインセンサ210上に像
が結ばれる。なお、レンズ208には赤外カットフィルタ2
31が設けられている。さらに、図示しないモータにより
機械的に、ミラー206およびハロゲンランプ205を含むミ
ラーユニットは速度Vで、ミラー207を含むミラーユニッ
トは速度V/2で矢印の方向、つまり3ラインセンサ210の
電気的走査方向(主走査方向)に対して垂直方向(副走
査方向)に移動され、原稿204の全面が走査される。
【0017】3ラインのCCDからなる3ラインセンサ210
は、入力される光情報を色分解して、フルカラー情報レ
ッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)の各色成分を読
み取り、その色成分信号を信号処理部209へ送る。な
お、3ラインセンサ210を構成するCCDはそれぞれ5000画
素分の受光素子を有し、原稿台ガラス203に載置可能な
原稿の最大サイズであるA3サイズの原稿の短手方向(297
mm)を400dpiの解像度で読み取ることができる。
【0018】211は標準白色板で、3ラインセンサ210の
各CCD210-1から210-3によって読み取られたデータを補
正するためのものである。標準白色板211は、可視光で
ほぼ均一の反射特性を示する白色である。
【0019】信号処理部209は、3ラインセンサ210から
入力される画像信号を電気的に処理して、マゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)およびブラック(Bk)の各
色成分信号を生成し、生成したMCYBkの色成分信号をプ
リンタ部202に送る。また、イメージスキャナ部201にお
ける一回の原稿走査(スキャン)につきMCYBkのうちの
一つの色成分信号がプリンタ部200に送られ、計四回の
原稿走査により一回のプリントアウトが完成する。
【0020】さらに、信号処理部209は、後述するよう
に、外部のホストコンピュータと接続するためのインタ
フェイスを有し、ホストコンピュータから供給される文
字情報(文字コード)、フォーム情報およびマクロ命令
などを入力して記憶するとともに、それらの情報に従っ
て対応する文字パターンやフォームパターンなどを作成
する。また、信号処理部209には、ホストコンピュータ
から文字パターンや定型書式(フォームデータ)などを
登録することができる。
【0021】プリンタ部200において、イメージスキャ
ナ部201より送られてくるM、C、YまたはBkのビデオ信号
はレーザドライバ212へ送られる。レーザドライバ212
は、入力されるビデオ信号に応じて半導体レーザ素子21
3を変調駆動する。半導体レーザ素子213から出力される
レーザビームは、ポリゴンミラー214、f-θレンズ215お
よびミラー216を介して感光ドラム217を走査し、感光ド
ラム217上に静電潜像を形成する。
【0022】219から222はそれぞれ現像器で、マゼンタ
現像器219、シアン現像器220、イエロー現像器221およ
びブラック現像器222から構成される。四つの現像器が
交互に感光ドラム217に接することで、感光ドラム217上
に形成された静電潜像を対応する色のトナーで現像して
トナー像を形成する。223は転写ドラムで、記録紙カセ
ット225から供給される記録紙が巻き付けられ、感光ド
ラム217上のトナー像を記録紙に転写する。
【0023】このようにしてM、C、YおよびBkの四色の
トナー像が順次転写された記録紙は、定着ユニット226
を通過することで、トナー像が定着された後、装置外へ
排出される。
【0024】[信号処理部]図5は信号処理部209の構成
例を示すブロック図である。
【0025】図5において、ホストコンピュータ2000
は、印刷データおよび制御コードからなる印刷情報を信
号処理部209へ入力する。信号処理部209は、大きく分け
てフォーマッタ1100、インタフェイス(I/F)1200および
出力制御部1300から構成される。
【0026】フォーマッタ1100の受信バッファ1101は、
インタフェイス(I/F)1200を介してホストコンピュータ2
000から受信される印刷情報を一時的に保持する記憶部
である。コマンド判別部1102は、印刷情報に含まれる印
刷制御コマンドを判別する。判別された印刷制御コマン
ドは、コマンド解析部1103によって解析され、後段のコ
マンド実行部1104が処理し易い形式の中間コードに変換
される。コマンド実行部1104は、中間コードを処理し
て、ページメモリ1105に各色の画像を展開する。
【0027】グレイ補償制御部1106は、コマンド解析部
1103により印刷制御コマンドが文字や図形などの中間コ
ードへ変換される場合、コマンド実行部1104を制御して
グレイ補償を行う。つまり、グレイ補償制御部1106は、
印刷制御コマンドにより指定される色がグレーである場
合に、YMCKで印刷するかKだけで印刷するかを決定す
る。
【0028】一般に、フォーマッタ1100は、CPU、フォ
ーマッタ用のソフトウェアが格納されたROM、並びに、C
PUのワークメモリおよびページメモリとして利用される
RAMなどから構成される。
【0029】また、出力制御部1300は、ページメモリ11
05に格納された画像をビデオ信号に変換し、プリンタ部
200へ供給する。
【0030】[印刷システム]図6は上記のホストコン
ピュータ2000、信号処理部209およびプリンタ部200を合
わせた印刷システムの構成例を示すブロック図である。
なお、本実施形態の機能が実現されるのであれば、印刷
システムは単体の機器、複数の機器の組み合わせ、さら
にLANなどのネットワークを介した構成であってもよ
い。
【0031】図6において、ホストコンピュータ2000のC
PU1は、ROM3のプログラムROMに記憶された文書処理プロ
グラムなどに基づき図形、イメージ、文字、表(表計算
などを含む)などが混在する文書処理を実行するととも
に、システムバス4に接続される各デバイスを統括的に
制御する。また、ROM3のプログラムROMにはCPU1の制御
プログラムなどが記憶され、フォントROMには文書処理
の際に使用されるフォントデータなどが記憶され、デー
タROMには文書処理などを行う際に使用する各種データ
が記憶されている。また、RAM2は、CPU1の主メモリ、ワ
ークエリアなどとして機能する。
【0032】キーボードコントローラ(KBC)5は、キーボ
ード(KB)9や図示しないポインティングデバイスからの
入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)6は、CRTディ
スプレイ10の表示を制御する。メモリコントローラ(MC)
7は、システムプログラム、種々のアプリケーションプ
ログラム、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファ
イルなどが記憶されるハードディスク(HD)やフロッピデ
ィスク(FD)などの外部メモリ11とのアクセスを制御す
る。プリンタコントローラ(PRTC)8は、所定の双方向性
インタフェイス21を介してカラー複写機1000に接続さ
れ、カラー複写機1000との通信制御を実行する。
【0033】なお、CPU1は、例えばRAM2に割り当てられ
た表示情報RAMへアウトラインフォントを展開(ラスタ
ライズ)する処理を実行し、CRT10におけるWYSIWYGを可
能にしている。また、CPU1は、CRT10に表示されるマウ
スカーソルなどで指示されたコマンドに基づき、登録さ
れた種々のウィンドウを開き、種々のデータ処理を実行
する。
【0034】カラー複写機1000において、CPU12は、ROM
13のプログラムROMあるいは外部メモリ14に記憶された
制御プログラムなどに基づき、システムバス15に接続さ
れる各種のデバイスとのアクセスを統括的に制御すると
ともに、印刷部インタフェイス(I/F)16を介して接続さ
れるプリンタ部200にビデオ信号を出力する。また、ROM
13のプログラムROMには、後述するフローチャートに示
されるようなCPU12の制御プログラムなどが記憶され
る。フォントROMにはプリンタ部200へ出力するビデオ信
号を生成する際に使用するフォントデータなどが記憶さ
れ、データROMにはハードディスクなどの外部メモリ14
がない場合にホストコンピュータ2000が利用する情報な
どが記憶される。
【0035】CPU12は、入力部18を介してホストコンピ
ュータ2000と通信することが可能であり、カラー複写機
1000内の情報などをホストコンピュータ2000に通知可能
に構成されている。RAM19は、CPU12の主メモリ、ワーク
エリアなどとして機能し、図示しない増設ポートに接続
されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張すること
ができる。なお、RAM19は、図5に示すページメモリ110
5、並びに、環境データなどを格納する不揮発性メモリ
などにも用いられる。
【0036】操作部17には、カラー複写機1000を操作す
るためのスイッチやLCD表示器などが配されている。メ
モリコントローラ(MC)20によりアクセス制御されるハー
ドディスクやICカードなどの外部メモリ14は、オプショ
ンとして接続され、フォントデータ、エミュレーション
プログラム、フォームデータなどが記憶される。カラー
複写機1000に接続可能な外部メモリ14は一個に限らず、
一個以上の外部メモリ14を接続可能にして、内蔵フォン
トに加えてオプションフォントカード、言語系の異なる
プリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部
メモリなどを複数接続できるように構成してもよい。さ
らに、不揮発性メモリを備えて、操作パネル17から入力
されたプリンタモードなどの設定情報を記憶するように
してもよい。
【0037】[印刷制御]次に、上記の構成における印
刷制御の手順を説明する。図7から図9は印刷制御の手順
例を示すフローチャートで、主に図6に示すCPU12によっ
て行われる処理である。
【0038】図7はCPU12による印刷処理のメイン処理を
示している。ステップS401で、ホストコンピュータ2000
から印刷データを受信し、ステップS402で、受信した印
刷データを受信バッファ1101に格納し、ステップS403で
描画処理を行う。その後、ステップS404で、印刷終了命
令を受け取ったか、印刷データが終了した場合は、印刷
終了として印刷動作を終了する。印刷終了でなければス
テップS401からの処理を繰り返す。
【0039】図8は信号処理部209による描画処理を示し
ている。ステップS501で、コマンド解析部1103は、受信
バッファに格納された印刷データを読み出し、ステップ
S502で、コマンドを解析して排紙命令か否かを判定し、
排紙命令の場合はステップS508に進む。また、排紙命令
ではない場合、ステップS503で、解析したコマンドが文
字または図形の描画など、ページメモリ1105への展開処
理を示すコマンドか否かを判定する。展開処理を示すコ
マンドではない場合はステップS504へ進んで、そのコマ
ンドを直ちに実行する。一方、展開処理を示すコマンド
の場合は、ステップS505でグレイ補償処理を含む色変換
処理を行い、ステップS506でコマンド実行部1104が処理
し易い形の中間コードに変換する。中間コードを受け取
ったコマンド実行部1104は、ステップS507で、ページメ
モリ1105への展開処理を行う。
【0040】展開処理が終了した後、処理はステップS5
01に戻り、ステップS501以降の処理を繰り返す。そし
て、ステップS502において排紙命令と判定された場合、
ステップS508で、出力制御部1300により、ページメモリ
1105の内容がビデオ信号に変換されてプリンタ部200に
出力される。プリンタ部200は、ステップS509で、受け
取ったビデオ信号に基づき記録紙に可視像を形成する印
刷処理を行う。そして、ステップS510で可視像が形成さ
れた記録紙が排紙される。
【0041】図9はステップS505のグレイ補償処理を含
む色変換処理を示している。ステップS601で描画すべき
オブジェクトが図形であるか否かを判定し、図形であれ
ばステップS602で線の描画か否かを判定する。線描画で
あればステップS603で線の指定色を取得し、ステップS6
04でグレイ(R=G=B)か否かを判定する。グレイであれば
ステップS605でグレイ補償をオンに設定し、ステップS6
06でRGBからKへの変換テーブルをセットし、色変換処理
を行う。
【0042】一方、描画すべきオブジェクトが図形では
ない、または、線ではない場合はステップS607でオブジ
ェクトの色を取得する。オブジェクトとは、中間コード
で構成される単位図形(文字、図形、イメージをすべて
含む)のことで、詳細は後述するが、描画位置、外形の
座標点、幅高、指定色などが記述されており、これらの
情報から色を知ることができる。次に、ステップS608で
指定色がグレイか否かを判定し、グレイであればステッ
プS609で不揮発性メモリからグレイ補償の設定値(GRC)
を取得する。GRCには文字、図形、イメージそれぞれに
ついてグレイ補償のオンオフが設定されている。GRCの
設定は操作部17などによって変更することができ、設定
は不揮発性メモリに保持される。そして、描画すべきオ
ブジェクトに対応するGRCの設定がオンであればステッ
プS605へ進んでグレイ補償をオンにする。
【0043】他方、GRCの設定がオフであればステップS
611へ進んでグレイ補償をオフに設定し、ステップS612
でRGBからYMCKへの変換テーブルをセットし、色変換処
理を行う。また、ステップS604またはS608でグレイでは
ないと判定された場合も処理はステップS612へ進んだ
後、処理を終了する。
【0044】図10はオブジェクトの情報を説明する図で
ある。オブジェクト管理テーブル1301は、同一頁に描画
すべきオブジェクトを管理するもので、文字列(string
char)、多角形(polygon fill)、矩形(box fill)、イメ
ージ(image)などのオブジェクトに対応するエントリが
管理されている。各エントリにはそれぞれオブジェクト
の属性を示すデータ1302から1309がリンクされている。
各データは、オブジェクト一つ一つについて、その描画
位置、大きさ、外形などの情報を含み、その情報の一つ
としてRGB形式の指定色がある。なお、データ1302から1
309はコマンド解析後の中間コードであり、これら一つ
一つをオブジェクトと呼ぶ。
【0045】例えば、文字列オブジェクト1302の色指定
はRGB=(200,200,200)、多角形オブジェクト1307の色指
定はRGB=(100,100,100)である。従って、オブジェクト1
302および1307の指定色はグレイであり、グレイ補償の
対象オブジェクトである。また、イメージオブジェクト
1309は、1ピクセル当りRGB24ビットの多値イメージであ
ることが判る。なお、イメージオブジェクトは、バイナ
リデータ1310へのデータポインタが含まれ、実際のデー
タは別のメモリ領域に読み込まれる。
【0046】
【第2実施形態】第1実施形態では、線を描画する場合は
自動的にグレイ補償をオンにする例を示したが、第2実
施形態ではタイルパターンとの重ね合わせ具合いにより
グレイ補償を制御する例を説明する。
【0047】図11はタイルパターンの一例を示す図であ
る。タイルパターンは、図形の塗り潰し模様を表現し、
例えば図形に塗り潰しパターンおよび色を同時に指定し
た場合、図11のタイルパターンと図3に示したディザパ
ターンとが合成されて出力される。図11のタイルパター
ンと図3に示したディザパターンのそれぞれと重ね合わ
せると、MおよびKのディザパターンとだけ重なり合う部
分が発生し、指定色と異なる色で出力される。勿論、R=
G=Bのグレイの場合はグレイ補償をオンにしてKのみのデ
ィザで表現すれば、この問題を回避することができる。
【0048】図12は第2実施形態におけるグレイ補償処
理を含む色変換処理の手順例を示すフローチャートであ
る。なお、印刷処理のメイン処理および描画処理につい
ては、第1実施形態と同様であるので、説明を省略す
る。
【0049】ステップS1101で描画すべきオブジェクト
が図形であるか否かを判定し、図形であればステップS1
102に進んで、タイルパターンが指定されているか否か
を判定する。タイルパターンが指定されていればステッ
プS1103で指定色がグレイか否かを判定し、グレイであ
ればステップS1104に進んでタイルパターンとディザパ
ターンとの重なり合いをチェックする。そして、ステッ
プS1105で重なり合いのチェック結果を判定して、タイ
ルパターンとはドットが一つも重ならないディザパター
ンがある場合はステップS1106でグレイ補償をオンに設
定し、ステップS1107でRGBからKへの変換テーブルをセ
ットし、色変換処理を行う。また、ステップS1105でタ
イルパターンとドットが重ならないディザパターンはな
いと判定された場合も処理はステップS1110へ進む。
【0050】一方、描画すべきオブジェクトが図形では
ない、または、タイルパターンの指定がない場合はステ
ップS1108でオブジェクトの指定色を取得し、ステップS
1109で指定色がグレイか否かを判定する。グレイであれ
ばステップS1110に進んで不揮発性メモリからGRCを取得
し、描画すべきオブジェクトに対応するGRCの設定がオ
ンであればステップS1106に進んでグレイ補償をオンに
設定する。
【0051】他方、GRCの設定がオフであればステップS
1112に進んでグレイ補償をオフに設定しステップS1113
でRGBからYMCKへの変換テーブルをセットし、色変換処
理を行う。また、ステップS1103またはS1109でグレイで
はないと判定された場合も処理はステップS1113へ進ん
だ後、処理を終了する。
【0052】図13はステップS1104の重なり合いのチェ
ック処理の一例を示すフローチャートである。
【0053】ステップS1201で指定されたタイルパター
ンを取得し、ステップS1202でYのディザパターンを取得
して、タイルパターンとYディザパターンとの論理積を
取ることによりドットの重なり具合いを検出する。各ド
ットに対応する論理積がすべて‘0’ではない、すなわ
ちドットの重なりがある場合はステップS1204に進み、M
のディザパターンを取得し、同様にタイルパターンとの
論理積を取ってドットの重なり具合を検出する。そして
ドットの重なりがあればステップS1206からS1209で、C
およびKのディザパターンとのドットの重なり具合を検
出する。その結果、すべての色のディザパターンとタイ
ルパターンとでドットが重なればステップS1211でチェ
ック結果‘0’を返す。
【0054】一方、ステップS1203、S1205、S1207また
はS1209においてドットの重なりがないと判定された場
合は、ステップS1210でチェック結果‘1’を返す。
【0055】
【変形例】上述した実施形態においては、グレイ補償の
設定値を不揮発性メモリに保持する例を説明したが、印
刷制御コマンドから設定するようにしてもよい。
【0056】また、第1実施形態では、ラインの描画に
ついては強制的にグレイ補償をオンにする例を説明した
が、文字やイメージに設定されているGRCに合わせるこ
ともでき、、ラインのグレイ補償を文字またはイメージ
のどちらに合わせるかを選択するユーザインタフェイス
を設けてもよい。
【0057】さらに、第1実施形態では、RGB形式での色
指定の場合の例を挙げたが、色を指定できるのであれば
LabやLuvなどの他の色形式であってもよいことはいうま
でもない。
【0058】また、上述した実施形態においては、カラ
ー複写機や印刷装置の内部における処理として説明した
が、上記の一連の処理をホストコンピュータ側で行って
もよい。この場合、印刷制御コマンドとしてYMCK形式に
よる色指定を設けることで実現可能である。
【0059】また、第2実施形態においては、CRCの設定
値を不揮発性メモリに保持する例を説明したが、印刷制
御コマンドから設定できるようにしてもよい。
【0060】さらに、上述した実施形態においては、自
動的にグレイ補償のオンオフを制御する例を説明した
が、この制御自体のオンオフを操作パネルまたは印刷制
御コマンドで設定することもできる。
【0061】このように、上述した実施形態によれば、
図形の形状や属性に基づきグレイ補償を制御することが
でき、画像品位の高い画像形成を容易に行うことができ
る。
【0062】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0063】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0064】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0065】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
描画すべきオブジェクトの属性に応じて色の変換を制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グラデーションを説明する図、
【図2】グレイの1ドット幅のラインを説明する図、
【図3】ディザパターンを説明する図、
【図4】レーザビーム方式のカラー複写機の構成例を示
す概観図、
【図5】信号処理部の構成例を示すブロック図、
【図6】ホストコンピュータ、信号処理部およびプリン
タ部を合わせた印刷システムの構成例を示すブロック
図、
【図7】印刷制御の手順例を示すフローチャート、
【図8】信号処理部による描画処理例を示すフローチャ
ート、
【図9】グレイ補償処理例を示すフローチャート、
【図10】オブジェクトの情報を説明する図、
【図11】タイルパターンの一例を示す図、
【図12】第2実施形態におけるグレイ補償処理の手順
例を示すフローチャート、
【図13】重なり合いのチェック処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AA26 AB13 BA02 BA20 CA09 DA01 EA04 EA06 5B057 AA11 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CE18 5C077 LL19 MP05 MP06 MP08 NN08 NN09 PP27 PP28 PP32 PP33 PP37 PP38 PQ08 PQ23 5C079 HB03 HB12 LA21 LA31 LB01 LC04 NA06 PA03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色成分により表される色を複数色
    の混色または単一色へ変換する変換手段と、 描画すべきオブジェクトの属性を検出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づき前記変換手段の変
    換動作を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段はRGB色成分により表され
    る色をYMCK色の混色またはK単色に変換することを特徴
    とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記検出手段によりオ
    ブジェクトの属性として線およびグレイ色が検出された
    場合、前記変換手段の動作を前記単一色への変換に設定
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載され
    た画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記検出手段によりオ
    ブジェクトの属性として線以外およびグレイ色が検出さ
    れた場合、予め設定された情報に基づき前記変換手段の
    動作を制御することを特徴とする請求項1から請求項3の
    何れかに記載された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記検出手段によりオ
    ブジェクトの属性としてタイルパターンが指定された図
    形およびグレイ色が検出された場合、前記タイルパター
    ンとディザパターンとの重なり合いに応じて前記変換手
    段の動作を制御することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載された画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記検出手段によりオ
    ブジェクトの属性として図形以外またはタイルパターン
    の指定がない図形、並びに、グレイ色が検出された場
    合、予め設定された情報に基づき前記変換手段の動作を
    制御することを特徴とする請求項1、請求項2および請求
    項5の何れかに記載された画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記検出手段によりオ
    ブジェクトの属性としてグレイ色以外が検出された場
    合、前記変換手段の動作を前記複数色の混色への変換に
    設定することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか
    に記載された画像処理装置。
  8. 【請求項8】 描画すべきオブジェクトの属性を検出
    し、 その検出結果に基づき、複数の色成分により表される色
    を複数色の混色または単一色へ変換する動作を設定する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記変換は、RGB色成分により表される
    色をYMCK色の混色またはK単色に変換することを特徴と
    する請求項8に記載された画像処理方法。
  10. 【請求項10】 オブジェクトの属性として線およびグ
    レイ色が検出された場合、前記単一色への変換を設定す
    ることを特徴とする請求項8または請求項9に記載された
    画像処理方法。
  11. 【請求項11】 オブジェクトの属性として線以外およ
    びグレイ色が検出された場合、予め設定された情報に基
    づき前記変換動作を制御することを特徴とする請求項8
    から請求項10の何れかに記載された画像処理装置。
  12. 【請求項12】 オブジェクトの属性としてタイルパタ
    ーンが指定された図形およびグレイ色が検出された場
    合、前記タイルパターンとディザパターンとの重なり合
    いに応じて前記変換動作を制御することを特徴とする請
    求項8または請求項9に記載された画像処理方法。
  13. 【請求項13】 オブジェクトの属性として図形以外ま
    たはタイルパターンの指定がない図形、並びに、グレイ
    色が検出された場合、予め設定された情報に基づき前記
    変換動作を制御することを特徴とする請求項8、請求項9
    および請求項12の何れかに記載された画像処理方法。
  14. 【請求項14】 オブジェクトの属性としてグレイ色以
    外が検出された場合、前記変換動作を前記複数色の混色
    への変換に設定することを特徴とする請求項8から請求
    項13の何れかに記載された画像処理方法。
  15. 【請求項15】 画像処理のプログラムコードが記録さ
    れた記録媒体であって、前記プログラムコードは少なく
    とも、 描画すべきオブジェクトの属性を検出するステップのコ
    ードと、 その検出結果に基づき、複数の色成分により表される色
    を複数色の混色または単一色へ変換する動作を設定する
    ステップのコードとを有することを特徴とする記録媒
    体。
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