JP2001284636A - 双方向光モジュール - Google Patents

双方向光モジュール

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JP2001284636A
JP2001284636A JP2000096113A JP2000096113A JP2001284636A JP 2001284636 A JP2001284636 A JP 2001284636A JP 2000096113 A JP2000096113 A JP 2000096113A JP 2000096113 A JP2000096113 A JP 2000096113A JP 2001284636 A JP2001284636 A JP 2001284636A
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optical
fiber
mounting
groove
light
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JP2000096113A
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Masato Shintani
真人 新谷
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要最小限の部品点数で結合効率がよく、小
型で、アライメントが簡易な双方向光モジュールを提供
すること。 【解決手段】 基板3上に、光ファイバ1の外周を筒状
の保護体で包囲して成るファイバスタッブ4と、ファイ
バスタッブ4に光信号を送信する発光素子10と、外部
光信号をファイバスタッブ4を介して受信する受光素子
17とを配設したものであり、ファイバスタッブ4の一
端部に形成した段差部4aに光ファイバ1と光接続する
光分波器6を設けるとともに、発光素子10からの光信
号を光分波器6を介して光ファイバ1に入射させ、且つ
光ファイバ1に入射された外部光信号を光分波器6を介
して受光素子17に入射させるようにした双方向光モジ
ュールとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に、光ファ
イバの外周を筒状の保護体で包囲して成るファイバスタ
ッブと、ファイバスタッブに光信号を送信する発光素子
と、外部光信号をファイバスタッブを介して受信する受
光素子とを配設した双方向光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CATVや公衆通信の分野におい
て、光ファイバー通信の実用化がはじまっている。これ
まで、高速で高信頼性の光半導体モジュールが同軸型あ
るいはDual-inline型と呼ばれるモジュール
構造で実現されており、主に幹線系と呼ばれる領域で既
に実用化されている。また、波長が1.3μm帯や1.
55μm帯などの長波長の光を用い、1本の光ファイバ
により信号を双方向に送り、同時に信号を送受信できる
システムが検討されている。このように信号を双方向に
送る通信方式を双方向通信と呼んでいる。
【0003】この通信方式の利点はファイバが1本で済
むことである。例えば、図7に示す双方向光モジュール
J1は、光パッケージ32内に、光信号の入出力用の光
ファイバ25と、光信号を分岐させるための光分波器3
1と、受光素子27、および発光素子28が収容されて
おり、さらに、光ファイバ25、受光素子27、および
発光素子28のそれぞれの直前に、レンズ26、29、
および30がそれぞれ配設されている。そして、発光素
子28から出射された光信号34は光分波器31を通過
して光ファイバ25へ導入され、光ファイバ25から導
入された光信号33は光分波器31で反射し受光素子2
7で受信されるように構成されている。なお、図中、3
5は光ファイバフォルダ、36、38、および41はレ
ンズフォルダ、37はキャンパッケージ型受光モジュー
ル、39はキャンパッケージ型発光モジュール、40は
モニター用受光素子、42は光分波器フォルダである。
【0004】このような双方向光モジュールは、半導体
レーザ等の発光素子を発光させて、結合用のレンズや伝
送用の光ファイバの位置決めを行ない、最大結合効率が
得られる位置で、レンズや光ファイバをYAG溶接等の
接合方法を用いて固定する、いわゆるアクティブアライ
メントと称する方法を利用してきた。
【0005】この実装方法の利点は高結合効率と高信頼
性が得られることであるが、その反面、組み立て作業が
煩雑となるという問題点があった。特に、特定波長の光
のみを透過させる目的で、波長フィルター等の光学素子
を挿入する場合は、さらに調芯箇所が多くなるため、工
程がいっそう複雑になり、組み立て時間も長くなる。
【0006】一方、工程を簡略にする実装方法として、
半導体レーザやフォトダイオード等の光半導体素子と光
ファイバとを無調芯で実装するパッシブアライメントに
よる実装方法が提案されている。これは異方性エッチン
グの技術を用いてシリコン基板等に高精度に形成された
V溝と、このV溝に対して高精度に形成された光半導体
素子搭載用電極、または、位置決め用マーカーからなる
光部品実装用基板を用いることにより可能となる。
【0007】例えば図8に示すように、シリコンプラッ
トフォームを使用した双方向光モジュールJ2は、光パ
ッケージ2にシリコンプラットフォーム3が組み込ま
れ、そのシリコンプラットフォーム3上に、光信号入出
力用の光ファイバ25と、光信号を分岐させるための光
分波器23、受光素子17、および発光素子10を備え
てなるものであり、光ファイバ25、受光素子17、お
よび発光素子10の直前にレンズ8が配設されている。
【0008】発光素子10から出射された光信号は、光
分波器23を通過して光ファイバ25へ導入され、光フ
ァイバ25より導入した光信号は光分波器23で反射さ
れ受光素子17で受光されるように構成されている。な
お、図中、29a、29b、および29cは光路確保用
V溝、21はレンズ搭載用V溝、24は光分波器搭載用
溝、18は受光素子搭載用チップキャリア、22は受光
素子搭載用チップキャリア配設溝、13はモニター用受
光素子、14aおよび14bはモニター用受光素子駆動
用電極、15aおよび15bは発光素子駆動用電極、2
4は光分波器搭載用溝、19はリード端子である。ま
た、G−GG線は光ファイバの光軸に一致する直線であ
り、H−HH線はG−GG線に直交する直線である。
【0009】この実装方法の特徴は、光半導体素子と光
ファイバとを、光パワーをモニターすることなく無調芯
で直接接続でき、短時間で簡便に実装が行なえるため、
自動化が容易で大量生産に適している。反面、結合効率
が上記シリコン基板のパターニング精度や、半導体素子
等の実装精度に依存するため、高効率の結合には不向き
である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以下に、上記従来技術
の問題点について述べる。
【0011】図7に示す光モジュールJ1の問題点は、
光学素子を空間光学系で構成しアクティブアライメント
により調芯したのち、複数の箇所を接合する必要がある
ため、結合効率は高いが、部品点数が多く、すべての光
学素子を位置合わせする作業が複雑となり、作業時間が
長く光モジュールが大型化することである。
【0012】また、図8に示す光モジュールJ2の問題
点は、レンズを用いる場合、光軸G−GGに平行方向の
位置合わせが困難である点であり、発光素子10と光フ
ァイバ25のモードフィールド径を比較すると、光ファ
イバ25のモードフィールド径の方が発光素子10の方
より小さいため、レンズ8と光ファイバ25の間の距離
を長くする必要があり、加えてレンズ搭載用V溝21の
方がファイバ搭載用V溝(不図示)光ファイバ25の
下)より大きくなるため、光ファイバ25をレンズ搭載
用V溝21に固定して位置決めすることができない。
【0013】さらに、シリコンプラットフォームを用い
てパッシブアライメントにより位置決めした光モジュー
ルは、すべての光学素子を位置合わせする作業が比較的
簡便になるため作業時間が短くなり、比較的小型になる
ためコストを低減できるが、その反面、結合効率がシリ
コンプラットフォーム上の光半導体素子搭載用電極、ま
た位置決め用マーカー、光部品搭載用溝等の設計パター
ン精度や光分波器搭載用溝の加工精度に依存してしま
う。
【0014】このため、パターン精度や加工精度を高精
度にしようとすると、より高精度なマスク合わせ技術や
溝加工技術が必要となり作業が複雑化し、ひいては、光
モジュールの高結合効率化が困難となる。
【0015】本発明では、上述の事情に鑑み案出された
ものであって、必要最小限の部品点数で結合効率がよ
く、小型で、アライメントが簡易な双方向光モジュール
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の双方向光モジュールは、基板上に、光フ
ァイバの外周を筒状の保護体で包囲して成るファイバス
タッブと、該ファイバスタッブに光信号を送信する発光
素子と、外部光信号を前記ファイバスタッブを介して受
信する受光素子とを配設したものであり、前記ファイバ
スタッブの一端部に形成した段差部に前記光ファイバと
光接続する光分波器を設けるとともに、前記発光素子か
らの光信号を前記光分波器を介して前記光ファイバに入
射させ、且つ前記光ファイバに入射された外部光信号を
前記光分波器を介して前記受光素子に入射させるように
したことを特徴とする。特に、前記光ファイバの前記光
分波器に光接続する側の端部をモードフィールド径の拡
大部としたことを特徴とする。
【0017】また、基板上に、光ファイバの外周を筒状
の保護体で包囲して成るファイバスタッブと、該ファイ
バスタッブに光信号を送信する発光素子と、外部光信号
を前記ファイバスタッブを介して受信する受光素子とを
配設した双方向光モジュールであって、前記ファイバス
タッブの前記光ファイバを横切る部位に形成した溝に光
分波器を設けるとともに、前記発光素子からの光信号を
前記光分波器を介して前記光ファイバに入射させ、且つ
前記光ファイバに入射された外部光信号を前記光分波器
を介して前記受光素子に入射させるようにしたことを特
徴とする。
【0018】より具体的には、光ファイバが挿入されか
つ先端に段差部が形成されたファイバスタッブとそのフ
ァイバスタッブ内部もしくは先端部に配置された光分波
器、発光素子搭載用の電極パターンと発光素子と、受光
素子搭載用の電極パターンおよび受光素子、少なくとも
一つ以上の受光素子用チップキャリア搭載用溝およびレ
ンズ搭載用溝およびファイバスタッブ搭載用溝、信号光
光路確保用溝を有し、かつその受光素子用チップキャリ
ア搭載溝およびレンズ搭載用溝およびファイバスタッブ
搭載用溝に少なくとも一つ以上の受光素子用チップキャ
リアおよびレンズおよびファイバスタッブを搭載した光
部品実装用基板が光パッケージに収納されて構成された
ことを特徴とする。なお、光分波器による分波とは光の
波長によって透過したり反射したりすることを意味す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て図面に基づき詳細に説明する。
【0020】図1に双方向光モジュール(以下、単に光
モジュールともいう)の模式的な平面図を、図2にその
側面図を示す。なお、光モジュールを構成する蓋体は内
部の様子を示すために図示を省略している。
【0021】図示のように、光モジュールM1は、セラ
ミックス(ジルコニアやアルミナ等)から構成されたパ
ッケージ2内に収容された、異方性エッチングが可能な
単結晶シリコン等から成る光部品実装用基板(以下、基
板ともいう)3上に、石英系のシングルモード光ファイ
バ(以下、光ファイバという)1の外周を例えば筒状の
保護体であるセラミックス(ジルコニアやアルミナ等)
から成るフェルールで包囲して成るファイバスタッブ4
と、これに光信号を送信する発光素子10と、外部光信
号をファイバスタッブ4を介して受信する受光素子17
とを配設したものである。ここで、発光素子10は例え
ばGaAs,GaAlAs,InGaAsP,InGa
Pなどの光半導体素子であり、また、受光素子は例えば
GaAsP,GaP,Si,Geなどの光半導体素子を
用いることができる。
【0022】そして、ファイバスタッブ4の一端部に形
成した段差部4aに光ファイバ1と光接続する光分波器
6を設けるとともに、発光素子10からの光信号を光分
波器6を介して光ファイバ1に入射させ、光ファイバ1
に入射された外部光信号を光分波器6を介して受光素子
17に入射させるようにしたことを特徴としており、段
差部4aの幅が集光用のレンズ8の焦点距離を考慮した
幅に設定されている。また、光ファイバ1の光分波器6
に光接続する側の端部をモードフィールド径の拡大部と
している。
【0023】このような構成により、発光素子10から
出射した光信号は光路確保用V溝9上を通り、レンズ8
で集光され、そして光分波器6を通過してファイバスタ
ッブ4内の光ファイバ1へ導入させることができる。一
方、光ファイバ1より導入した外部からの光信号は光分
波器6で反射して、レンズ11にて集光されて受光素子
17で受光させることができる。
【0024】以下に光モジュールM1のより詳細な構成
及び作用について説明する。図3に示すように、発光素
子10とファイバスタッブ4内の光ファイバ1との結合
効率は、光学系の設計(発光素子10のモードフィール
ド径(又は開口数)とレンズ8の焦点距離と光ファイバ
1のモードフィールド径(又は開口数))によって定ま
るため、ファイバスタッブ4内の光ファイバ1との結合
効率が最大となるように光部品実装用基板3上に形成し
た発光素子搭載用電極15a上の半田パターン(不図示)
とレンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V
溝5の間の光軸A−AAに平行方向の距離Lを設計値に
合わせて形成することで位置決めを無調芯で行う。例え
ば、発光素子10の開口数が0.5で、光ファイバ1の
開口数が0.1で、レンズ8の焦点距離が0.58のと
き、距離Lは4.2mmとなる(関係式:f=(1/
((NB/NA)+1))Da、L=Da+Db=
((NA/NB)+1)Daによる。ただし、f:レン
ズの焦点距離、NB:光ファイバの開口数、NA:発光
素子の開口数、Da:発光素子−レンズ間距離、Db:
レンズ−光ファイバ間距離、)。
【0025】具体的には、光部品実装用基板3上で、発
光素子10からレンズ8までの距離をf2にするため
に、発光素子搭載用電極上の半田パターン(不図示、発
光素子搭載用電極と発光素子10の間)とレンズ搭載用
V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V溝5までの距離
をd2になるように形成し、かつ常に光ファイバ1の端
面からレンズ8までの距離をf1にするために、ファイ
バスタッブ4のフェルール先端部に形成した段差部4a
の幅をf1になるように形成する。なお、d1はレンズ
の長さ(球レンズの場合直径)である。
【0026】このとき光パッケージ2内に、ファイバス
タッブ4内の光ファイバ1へ光信号を送信する発光素子
10と、発光素子10の送信光軸A−AAに対し所定角
度の方向に分波する光分波器6、かつ光分波器6で分波
された外部光信号を受信する受光素子17の受信光軸B
−BBが光分波器6の分波方向(光の反射方向)に一致
するように収容されている。
【0027】具体的には、発光素子10から出射した光
信号は光部品実装用基板3の信号光光路確保用V溝9を
通り、ファイバスタッブ搭載用溝5に配設されたレンズ
8、光軸A−AAに対して所定角度(例えば45度)の
方向に受信光信号を分波する光分波器6を通り、ファイ
バスタッブ4内の光ファイバ1に導入されることにな
る。
【0028】一方、光ファイバ1より導入した光信号は
ファイバスタッブ4内を通過し、さらに光軸A−AAに
対して所定角度(例えば45度)の方向に受信光信号を
分波する光分波器6で反射された後、光部品実装用基板
3上の受光素子用チップキャリア搭載用V溝16に配設
されたレンズ11を通り、受光素子用チップキャリア1
8に配置された受光素子17で受光される。
【0029】受光素子用チップキャリア搭載用V溝16
およびレンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載
用V溝5を形成した光部品実装用基板3を用いて、レン
ズ8と送信側となる発光素子10の位置決めを、光部品
実装用基板3上に形成した発光素子搭載用電極15aと
レンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V溝
5に配置することで行なう。また、レンズ11と受信側
となる受光素子17の位置決めは光部品実装用基板3上
に形成した受光素子用チップキャリア搭載用V溝16に
レンズ11と受光素子17を配置した受光素子用チップ
キャリア18を配設することで行なう。さらに、光分波
器6の位置決めはファイバスタッブ4を構成するフェル
ールの先端部を加工してファイバスタッブ先端段差部4
aを形成し、その段差部4aに配置することで行なう。
【0030】ファイバスタッブ4を、光部品実装用基板
3上に形成したファイバスタッブ搭載用V溝5にレンズ
8とともに配置した後、この光部品実装用基板3を光モ
ジュール用光パッケージ2に収納し一体化させる。光部
品実装用基板3上にすべての光部品が位置決めされて搭
載されるため、光パッケージ2の寸法精度によらず光軸
A−AA上に発光素子10、光分波器6、レンズ8が位
置合わせされることにより、光軸A−AAに平行方向の
位置ずれが生じない。
【0031】以上により、図7の光モジュールJ1にお
ける、光伝送用光ファイバ25を調芯するためのアクテ
ィブアライメント法を採用する必要がなくなる。つま
り、従来における発光素子28と第1のレンズ30の位
置ずれ量と、受光素子27と第2のレンズ29の位置ず
れ量と、この光パッケージ32に一体化された第3のレ
ンズ26との位置ずれ量を、最後の光ファイバ25の調
芯をアクティブアライメントすることにより補正し高効
率の結合を得るための工程を省くことができる。このた
め従来のすべてをアクティブアライメントする方法と比
較すると、部品構成を減少させ、組み立て工程を簡略化
できる。
【0032】また、従来のシリコンプラットフォームを
用いたパッシブアライメントする方法と比較すると、図
4に示すように、光ファイバの端面から光の伝播方向に
一定領域のみモードフィールド径が拡大させている光フ
ァイバ1(図中1cがモードフィールド径拡大部、モー
ドフィールド径R>r)が挿入されたファイバスタッブ
4を用いることで、光軸A−AAに平行方向の位置ずれ
が生じなくなるとともに、垂直方向の位置ずれに対する
マージンが大きくなる。よって、ファイバスタッブ搭載
用溝5、レンズ搭載用溝5、および発光素子搭載用電極
15aが形成される光部品実装用基板3の光部品搭載溝
や電極に求められる精度は、従来の精度に比べて緩やか
になるため歩留まりがよくなる。なお、12はモニター
光用ミラーV溝、13はモニター用受光素子、14aお
よび14bはモニター用受光素子駆動用電極、15aお
よび15bは発光素子駆動用電極、19はリード端子で
ある。このように、上述したそれぞれの従来の実装技術
に比べて、本発明では、最も高精度な位置決めが求めら
れる発光素子とレンズおよび光ファイバとの位置決め
を、モードフィールド径を拡大させた光ファイバ1が挿
入されたファイバスタッブ4とファイバスタッブ搭載用
溝5、レンズ搭載用溝5、および発光素子搭載用電極が
形成される光部品実装用基板3とで行なうことにより、
必要最小限の部品点数で結合効率がよく、小型で、アラ
イメントが非常に簡易な低コストの双方向光モジュール
を提供することができる。
【0033】
【実施例】[例1]以下に、本発明に係る光半導体実装
用基板の作製方法および双方向光モジュールの実装方法
の実施例について図1を用いて説明する。まず、光部品
実装用基板はシリコン単結晶からなるシリコン基板を熱
酸化し、シリコン基板面に膜厚0.1μmの熱酸化膜を
形成した。次に、基板全面に膜厚0.1μmのシリコン
窒化膜を成膜した。それからフォトリソグラフィーを行
って幅1.50mmのレンズ搭載用V溝を兼ねたファイ
バスタッブ搭載用V溝5および幅0.15mmの信号光
光路確保用V溝9、幅1.50mmの受光素子用チップ
キャリア搭載用V溝16のV溝のパターンを形成した。
【0034】そして、シリコン窒化膜をRIEドライエ
ッチングで、熱酸化膜をバッファふっ酸のウエットエッ
チングを用いて、パターン内のシリコン窒化膜および熱
酸化膜を除去した。次に、残っているシリコン窒化膜に
形成したレンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭
載用V溝5および信号光光路確保用V溝9、受光素子用
チップキャリア搭載用V溝16のV溝パターンをエッチ
ングマスクとしてシリコン面をKOH(濃度43重量
%、温度63.5℃)に漬し異方性エッチングを行い、
レンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V溝
5および信号光光路確保用V溝9、受光素子用チップキ
ャリア搭載用V溝16を形成した。
【0035】次に、RIEのドライエッチングにより、
レンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V溝
5および信号光光路確保用V溝9および受光素子用チッ
プキャリア搭載用V溝16形成用エッチングマスクのシ
リコン窒化膜を除去した。次に基板上にフォトリソグラ
フィーを行って光半導体実装用電極15aおよび駆動用
電極14a、14b、15a、15bのパターンを形成
した後、光半導体実装用電極15aおよび駆動用電極1
4a、14b、15a、15bを、Ti/Pt/Auの
仕様膜厚0.1μm/0.2μm/0.5μmにて構成
した。上記電極材料は下層/上層の順で表記している。
光半導体実装用電極15a上に半田(重量比Au:Sn
=70:30、厚み2.5μm)(不図示)を形成し
た。
【0036】さらに、光部品実装用基板3上の光半導体
実装用電極15a上に発光素子10を搭載し、レンズ搭
載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V溝5にモー
ドフィールド径が拡大させられている光ファイバ1が挿
入されかつファイバスタッブ先端段差部7に光分波器6
を配設したファイバスタッブ4をレンズ8とともに固定
し、また受信側となる受光素子17を光部品実装用基板
3上に形成した受光素子用チップキャリア搭載用V溝1
6にレンズ11および受光素子17を配置した受光素子
用チップキャリア18とともに搭載し固定した。そし
て、この光部品実装用基板3を光モジュール用光パッケ
ージ2に収納し一体化させた。ここで、波長フィルター
等の光分波器6はファイバスタッブを構成するフェルー
ルの先端部をダイシング等により加工して段差部4aを
形成し、その段差部4aにエポキシ等の接着剤で接合を
行なった。なお、10は発光素子、12はモニター光用
ミラーV溝、13はモニター用受光素子、19はリード
端子である。
【0037】発光素子10から出射した光信号は光部品
実装用基板3の信号光光路確保用V溝9を通り、ファイ
バスタッブ搭載用溝5に配設されたレンズ8、光軸A−
AAに対して所定角度(例えば45度)の方向に受信光
信号を分波する光分波器6を通り、ファイバスタッブ4
内のモードフィールド径が拡大させられている光ファイ
バ1に導入され、一方光ファイバ1より導入した光信号
はファイバスタッブ4内を通過し、さらに光軸A−AA
に対して所定角度(例えば45度)の方向に受信光信号
を分波する光分波器6で反射された後、光部品実装用基
板3上の受光素子用チップキャリア搭載用V溝16に搭
載したレンズ11を通り、受光素子用チップキャリア1
8に配置された受光素子17で受光される。
【0038】これにより発光素子搭載用電極15aおよ
びレンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V
溝5が形成された光部品実装用基板3上に発光素子1
0、レンズ8およびモードフィールド径が拡大させられ
ている光ファイバ1が挿入されたファイバスタッブ4を
搭載して光パッケージ2と一体化することによって、必
要最小限の部品点数にて結合効率がよく、小型で、アラ
イメントが比較的簡易で低コストな双方向光モジュール
M1を提供することができた。 [例2]次に、本発明に係る他の光半導体実装用基板の
作製方法および双方向光モジュールの実装方法の実施例
について図5を用いて説明する。
【0039】まず、光部品実装用基板はシリコン単結晶
からなるシリコン基板を熱酸化し、シリコン基板面に膜
厚0.1μmの熱酸化膜を形成した。次に、基板全面に
膜厚0.1μmのシリコン窒化膜を成膜した。それから
フォトリソグラフィーを行って幅1.50mmのレンズ
搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V溝5およ
び幅0.15mmの信号光光路確保用V溝9、幅1.5
0mmの受光素子用チップキャリア搭載用V溝16のV
溝のパターンを形成し、シリコン窒化膜をRIEドライ
エッチングで、熱酸化膜をバッファふっ酸のウエットエ
ッチングを用いてパターン内のシリコン窒化膜および熱
酸化膜を除去した。次に残っているシリコン窒化膜に形
成したレンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載
用V溝5および信号光光路確保用V溝9、受光素子用チ
ップキャリア搭載用V溝16のV溝パターンをエッチン
グマスクとしてシリコン面をKOH(濃度43重量%、
温度63.5℃)に漬してよる異方性エッチングを行
い、レンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用
V溝5および信号光光路確保用V溝9、受光素子用チッ
プキャリア搭載用V溝16を形成した。
【0040】次に、RIEのドライエッチングによりレ
ンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V溝5
および信号光光路確保用V溝9および受光素子用チップ
キャリア搭載用V溝16形成用エッチングマスクのシリ
コン窒化膜を除去した。次に基板上にフォトリソグラフ
ィーを行って光半導体実装用電極15aおよび駆動用電
極14a、14b、15a、15bのパターンを形成し
た後、光半導体実装用電極15aおよび駆動用電極14
a、14b、15a、15bを、Ti/Pt/Auの仕
様膜厚0.1μm/0.2μm/0.5μmにて構成し
た。上記電極材料は下層/上層の順で表記している。光
半導体実装用電極15a上に半田(重量組成比Au:S
n=70:30、厚み2.5μm)(不図示)を形成し
た。
【0041】さらに、光部品実装用基板3上の光半導体
実装用電極15a上に発光素子10を搭載し、レンズ搭
載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V溝5にモー
ドフィールド径が拡大させられている光ファイバ1が挿
入されかつ光ファイバ1を横切る部位にファイバスタッ
ブ4の内部段差部である溝4bに光分波器6を配設した
ファイバスタッブ4をレンズ8とともに固定し、また受
信側となる受光素子17を光部品実装用基板3上に形成
した受光素子用チップキャリア搭載用V溝16にレンズ
11および受光素子17を配置した受光素子用チップキ
ャリア18とともに搭載し固定した。そして、この光部
品実装用基板3を光モジュール用光パッケージ2に収納
し一体化させた。ここで、波長フィルター等の光分波器
6は、ファイバスタッブを構成するフェルールの側部に
ダイシング等により加工して溝4bを形成した後、その
溝4bにエポキシ樹脂等の接着剤で接合を行なった。な
お、10は発光素子、12はモニター光用ミラーV溝、
13はモニター用受光素子、19はリード端子である。
【0042】発光素子10から出射した光信号は光部品
実装用基板3の信号光光路確保用V溝9を通り、ファイ
バスタッブ搭載用溝5に配設されたレンズ8、光軸C−
CCに対して所定角度(例えば45度)の方向に受信光
信号を分波する光分波器6を通り、再びファイバスタッ
ブ4内のモードフィールド径が拡大させられている光フ
ァイバ1に導入される。一方光ファイバ1より導入した
光信号はファイバスタッブ4内を通過し、さらに光軸C
−CCに対して所定角度(例えば45度)の方向に受信
光信号を分波する光分波器6で反射された後、光部品実
装用基板3上の受光素子用チップキャリア搭載用V溝1
6に搭載したレンズ11を通り、受光素子用チップキャ
リア18に配置された受光素子17で受光される。
【0043】これにより発光素子搭載用電極15aおよ
びレンズ搭載用V溝を兼ねたファイバスタッブ搭載用V
溝5が形成された光部品実装用基板3上に発光素子1
0、レンズ8およびモードフィールド径が拡大された光
ファイバ1が挿入されたファイバスタッブ4を搭載して
光パッケージ2と一体化することによって、必要最小限
の部品点数にて結合効率がよく、小型で、アライメント
が比較的簡易で低コストな双方向光モジュールM2を提
供することができた。 [例3]以下に、本発明に係る他の光半導体実装用基板
の作製方法および双方向光モジュールの実装方法の実施
例について図6を用いて説明する。
【0044】まず、光部品実装用基板はシリコン単結晶
からなるシリコン基板を熱酸化し、シリコン基板面に膜
厚0.1μmの熱酸化膜を形成する。次に、基板全面に
膜厚0.1μmのシリコン窒化膜を成膜した。それから
フォトリソグラフィーを行って幅1.50mmのファイ
バスタッブ搭載用V溝5および幅0.15mmの信号光
光路確保用V溝9、幅1.50mmの受光素子用チップ
キャリア搭載用V溝16やレンズ搭載用V溝21のV溝
のパターンを形成し、シリコン窒化膜をRIEドライエ
ッチングで、熱酸化膜をバッファふっ酸のウエットエッ
チングを用いてパターン内のシリコン窒化膜および熱酸
化膜を除去した。次に残っているシリコン窒化膜に形成
したファイバスタッブ搭載用V溝5および信号光光路確
保用V溝9、受光素子用チップキャリア搭載用V溝16
やレンズ搭載用V溝21のV溝パターンをエッチングマ
スクとしてシリコン面をKOH(濃度43重量%、温度
63.5℃)に漬してよる異方性エッチングを行い、フ
ァイバスタッブ搭載用V溝5および信号光光路確保用V
溝9、受光素子用チップキャリア搭載用V溝16やレン
ズ搭載用V溝21を形成した。
【0045】次に、RIEのドライエッチングによりフ
ァイバスタッブ搭載用V溝5および信号光光路確保用V
溝9および受光素子用チップキャリア搭載用V溝16や
レンズ搭載用V溝21形成用エッチングマスクのシリコ
ン窒化膜を除去した。次に基板上にフォトリソグラフィ
ーを行って光半導体実装用電極15aおよび駆動用電極
14a、14b、15a、15bのパターンを形成した
後、光半導体実装用電極15aおよび駆動用電極14
a、14b、15a、15bを、Ti/Pt/Auの仕
様膜厚0.1μm/0.2μm/0.5μmにて構成し
た。上記電極材料は下層/上層の順で表記している。光
半導体実装用電極15a上に半田(重量比Au:Sn=
70:30、厚み2.5μm)(不図示)を形成した。
その後、光部品実装用基板3上にダイシングによりファ
イバスタッブ突き当て用ダイシング溝20を形成した。
【0046】さらに、光部品実装用基板3上の光半導体
実装用電極15a上に発光素子10を配設し、レンズ搭
載用V溝21にレンズ8を搭載し、ファイバスタッブ搭
載用V溝5にモードフィールド径が拡大された光ファイ
バ1が挿入されかつファイバスタッブ4の内部段差部で
ある溝4bに光分波器6を配設したファイバスタッブ4
を搭載しダイシング溝20に突き当てて固定し、また受
信側となる受光素子17を光部品実装用基板3上に形成
した受光素子用チップキャリア搭載用V溝16にレンズ
11および受光素子17を配置した受光素子用チップキ
ャリア18とともに搭載し固定した。そして、この光部
品実装用基板3を光モジュール用光パッケージ2に収納
し一体化させた。
【0047】ここで波長フィルター等の光分波器6はフ
ァイバスタッブを構成するフェルールの側部にダイシン
グ等により加工して段差部4bを形成し、その段差部4
bにエポキシ等の接着剤で接合を行なった。なお、10
は発光素子、12はモニター光用ミラーV溝、13はモ
ニター用受光素子、19はリード端子である。
【0048】発光素子10から出射した光信号は光部品
実装用基板3の信号光光路確保用V溝9を通り、レンズ
搭載用V溝21に配設されたレンズ8、ファイバスタッ
ブ4内のモードフィールド径を拡大させた光ファイバ
1、光軸E−EEに対して所定角度(例えば45度)の
方向に受信光信号を分波する光分波器6を通り、再びフ
ァイバスタッブ4内のモードフィールド径を拡大させた
光ファイバ1に導入される。一方光ファイバ1より導入
した光信号はファイバスタッブ4内を通過し、さらに光
軸E−EEに対して所定角度(例えば45度)の方向に
受信光信号を分波する光分波器6で反射された後、光部
品実装用基板3上の受光素子用チップキャリア搭載用V
溝16に搭載したレンズ11を通り、受光素子用チップ
キャリア18に配置された受光素子17で受光される。
【0049】これにより発光素子搭載用電極15aおよ
びレンズ搭載用V溝21およびファイバスタッブ搭載用
V溝5が形成された光部品実装用基板3上に発光素子1
0、レンズ8およびモードフィールド径が拡大された光
ファイバ1が挿入されたファイバスタッブ4を搭載して
光パッケージ2と一体化することによって、必要最小限
の部品点数にて結合効率がよく、小型で、アライメント
が比較的簡易で低コストな双方向光モジュールM3を提
供することができた。
【0050】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の双方向
光モジュールによれば、基板上の発光素子と発光素子か
らの出射光をコリメートするためのレンズとモードフィ
ールド径が拡大された光ファイバが挿入されかつ先端に
段差部が形成されたファイバスタッブと、受信信号光を
コリメートするためのレンズと受信信号光用受光素子と
を無調芯で搭載できるため、高結合効率で組み立てが簡
便で低コストな光モジュールが提供できる。
【0051】またファイバスタッブの内部もしくは端面
に波長フィルター等の光分波器を直接接合できるため、
従来のように光分波器搭載用ダイシング溝に光分波器を
配設する場合の角度ずれが生じるという問題がなくな
る。
【0052】モードフィールド径を拡大させた光ファイ
バが挿入されたファイバスタッブを用いるため、送信光
軸に平行方向の位置ずれおよび垂直方向の位置ずれに対
するマージンが大きくなり、ファイバスタッブ搭載用溝
やレンズ搭載用溝や発光素子搭載用電極が形成される光
部品実装用基板の光部品搭載溝や電極に求められる精度
は従来の精度に比べて緩やかになるため歩留まりが向上
する。
【0053】以上により、本発明では最も高精度な位置
決めが求められる発光素子とレンズおよび光ファイバと
の位置決めを、モードフィールド径を拡大させた光ファ
イバが挿入されたファイバスタッブと、ファイバスタッ
ブ搭載用溝やレンズ搭載用溝および発光素子搭載用電極
が形成された光部品実装用基板とを用いることにより、
必要最小限の部品点数で結合効率がよく、小型で、アラ
イメントが非常に簡便な双方向光モジュールを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の双方向光モジュールの一例を模式的に
示す平面図である。
【図2】本発明の双方向光モジュールの一例を模式的に
示す側面図である。
【図3】本発明の双方向光モジュールの一例を模式的に
示す断面図である。
【図4】本発明の双方向光モジュールの一例を模式的に
示す断面図である。
【図5】本発明の双方向光モジュールの一例を模式的に
示す平面図である。
【図6】従来の双方向光モジュールの一例を模式的に示
す平面図である。
【図7】従来の双方向光モジュールの一例を模式的に示
す平面図である。
【図8】従来の双方向光モジュールの一例を模式的に示
す平面図である。
【符号の説明】
1:光ファイバ 2:光パッケージ 3:光部品実装用基板 4:ファイバスタッブ 4a:段差部 4b:溝 5:ファイバスタッブ搭載用V溝 6:光分波器 8、11:レンズ 9、9a、9b、9c:信号光光路確保用V溝 10:発光素子 11:発光素子搭載用電極 12:モニター光用ミラーV溝 13:モニター用受光素子 14a、14b:モニター用受光素子駆動用電極 15a、15b:発光素子駆動用電極 16:受光素子用チップキャリア搭載用V溝 17:受光素子 18:受光素子用チップキャリア 19:リード端子 A−AA、B−BB、C−CC、D−DD:光軸 E−EE、F−FF、G−GG、H−HH:光軸 M1、M2、M3:本発明の光モジュール J1、J2:従来の双方向光モジュール R:拡大させられた後のモードフィールド径 r:拡大させられる前のモードフィールド径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 5/022 H01L 31/02 B Fターム(参考) 2H037 AA01 BA03 BA12 DA03 DA04 DA05 DA06 DA12 5F073 AB27 AB28 FA07 FA08 FA13 FA18 5F088 BA15 BA16 BB01 JA03 JA05 JA12 JA14 JA20 5F089 AA01 AC02 AC10 AC11 AC17 AC18 AC20 BC15 BC17 BC23 BC24 BC25 CA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、光ファイバの外周を筒状の保
    護体で包囲して成るファイバスタッブと、該ファイバス
    タッブに光信号を送信する発光素子と、外部光信号を前
    記ファイバスタッブを介して受信する受光素子とを配設
    した双方向光モジュールであって、前記ファイバスタッ
    ブの一端部に形成した段差部に前記光ファイバと光接続
    する光分波器を設けるとともに、前記発光素子からの光
    信号を前記光分波器を介して前記光ファイバに入射さ
    せ、且つ前記光ファイバに入射された外部光信号を前記
    光分波器を介して前記受光素子に入射させるようにした
    ことを特徴とする双方向光モジュール。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバの前記光分波器に光接続
    する側の端部をモードフィールド径の拡大部としたこと
    を特徴とする請求項1に記載の双方向光モジュール。
  3. 【請求項3】 基板上に、光ファイバの外周を筒状の保
    護体で包囲して成るファイバスタッブと、該ファイバス
    タッブに光信号を送信する発光素子と、外部光信号を前
    記ファイバスタッブを介して受信する受光素子とを配設
    した双方向光モジュールであって、前記ファイバスタッ
    ブの前記光ファイバを横切る部位に形成した溝に光分波
    器を設けるとともに、前記発光素子からの光信号を前記
    光分波器を介して前記光ファイバに入射させ、且つ前記
    光ファイバに入射された外部光信号を前記光分波器を介
    して前記受光素子に入射させるようにしたことを特徴と
    する双方向光モジュール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100492661B1 (ko) * 2001-12-27 2005-06-03 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 광학소자 탑재기판 및 그 제조방법

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