JP2001284233A - 縮小投影露光装置及び縮小投影露光方法 - Google Patents

縮小投影露光装置及び縮小投影露光方法

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JP2001284233A
JP2001284233A JP2000098946A JP2000098946A JP2001284233A JP 2001284233 A JP2001284233 A JP 2001284233A JP 2000098946 A JP2000098946 A JP 2000098946A JP 2000098946 A JP2000098946 A JP 2000098946A JP 2001284233 A JP2001284233 A JP 2001284233A
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projection exposure
angle
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Takayuki Uchiyama
貴之 内山
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NEC Corp
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アライメント精度が高くウェハ間の測定誤差
を小さくすることができ、重ね合わせ精度が高い縮小投
影露光装置及び縮小投影露光方法を提供する。 【解決手段】 縮小投影露光装置には、表面にアライメ
ントマーク27が形成されたウェハ11がウェハステー
ジ8上に載置され、ウェハ8の位置を計測するアライメ
ント計測装置10が設けられている。計測装置10に
は、光源20と、光源20からの出射光30が入射され
るシリンドリカルレンズ21と、出射光30をウェハ1
1上に照射させるハーフミラー23と、アライメントマ
ーク27にアライメントビーム31を集光させるレンズ
24と、ビーム31を走査させる駆動装置と、アライメ
ントマーク27の回折光を集光するレンズ24と、フィ
ルタ25と、回折光の強度を測定するアライメント信号
検出器26とが設けられている。レンズ21にはその向
きが変えられる回転駆動機構部22が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子等の回路
パターンの形成に使用される縮小投影露光装置及び縮小
投影露光方法に関し、特にウエハ上のアライメントマー
クを使用して複数の回路パターンの露光時の位置合せを
する際のアライメント精度が高く、露光パターンの重ね
合わせ精度が高い縮小投影露光装置及び縮小投影露光方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の回路等のパターンを重ね合
わせるため、ウエハ上に位置決め用のアライメントパタ
ーンが形成されている。各工程毎にアライメントパター
ンを測定し、このアライメントパターンで位置合せする
ようにウエハ又はレチクル等を移動させて各露光パター
ン間のアライメントを行なっている。
【0003】アライメントパターンの測定方法には、回
折光検出式方法と画像処理検出方法とがある。図7
(a)は回折光検出方法を示す模式図、(b)はC部の
拡大図、(c)は横軸にアライメントビーム走査位置を
とり、縦軸にアライメント信号強度をとって、アライメ
ントマークの測定結果を示す模式図である。図8(a)
は画像処理検出方法を示す模式図、(b)はD部の拡大
図、(c)は横軸にアライメントビーム走査位置をと
り、縦軸にアライメント信号強度をとって、アライメン
トマークの測定結果を示す模式図である。
【0004】回折光検出方式においては、ウエハステー
ジ100の上にウエハ101が載置されており、ウエハ
101には回路等のパターン102が複数形成されてい
る。また、図7(b)に示すように、ウエハ101には
位置決め用のアライメントマーク104が形成されてい
る。このアライメントマーク104の上をアライメント
ビーム103で走査する。図7(c)に示すように、こ
のときに生じる回折光を検出してアライメント信号を得
る。この信号からアライメントマークの位置を測定す
る。なお、アライメントビーム103の走査方向はウエ
ハステージ100の基準座標軸の方向と平行に設定され
ている。
【0005】また、図8(a)及び(b)に示すよう
に、画像処理検出方式においても、上述の回折光検出方
式と同様に、ウエハステージ100の上にウエハ101
が載置され、ウエハ101には複数のパターン102及
びアライメントマーク105が形成されている。アライ
メントマーク105に光を照射しアライメントマーク1
05を撮像しその画像106を取り込む。図8(b)に
示すように、この画像106を画像処理方向107で画
像処理し、図8(c)に示すように、アライメント信号
を得る。なお、アライメントマーク105の画像処理方
向107がウエハステージ100の基準座標軸の方向と
平行に設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウエハ
101はウエハステージ100の上に載置されると、ウ
エハ101のX方向軸とウエハステージ100の基準X
方向軸とのなす角、即ち、ウエハ101のずれ角度が最
大500μradで載置されることがある。このように、
ウエハステージ100上にウエハ101の向きがずれて
載置された場合に、アライメントが実施されると、実質
的にアライメントマーク104、105に対して斜めに
走査することになる。このため、図7(c)及び図8
(c)に示すように、回折光検出方式及び画像処理検出
方式のいずれの方式により、アライメントマーク10
4、105を測定した場合においても、アライメントマ
ーク104、105のS/N比が低下する。即ち、アラ
イメント信号におけるノイズ成分が大きくなり、アライ
メントマーク104、105の読み取り精度が悪くな
る。このため、重ね合わせ精度が劣化するという問題点
がある。
【0007】また、ウエハステージ100に載置された
ウエハ101のずれ角度により、アライメント信号はそ
のS/N比が異なるので、アライメントマーク104、
105の計測結果はウエハ101毎に異なり、その差が
大きいという問題点がある。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、アライメント精度が高くウエハ間の測定誤
差を小さくすることができ、重ね合わせ精度が高い縮小
投影露光装置及び縮小投影露光方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る縮小投影露
光装置は、ウエハが載置されるウエハステージと、この
ウエハステージ上のウエハに設けられた方向性を有する
アライメントマークを断面形状が方向性を有するビーム
で走査するビーム走査部と、前記アライメントマークか
らの光の検出結果に基づいて前記ウエハの基準方向とウ
エハステージの基準方向とがなすウエハずれ角度を測定
するアライメント計測部と、前記ウエハを前記ウエハテ
ーブル上にローディングした後前記ビーム走査部を駆動
して前記アライメント計測部により前記ウエハのローデ
ィング時のウエハずれ角度を求め次いで前記ウエハステ
ージの基準方向に対する前記方向性を有するビームの方
向を前記ウエハずれ角度だけずらして再度前記ビーム走
査部により前記アライメントマークを前記ビームで走査
してファインアライメントを求める制御部とを有するこ
とを特徴とする。なお、ビームの走査とは、ビームとウ
エハとを相対的に移動させることであり、ビーム自体を
移動させてウエハを固定しておいてもよく、ビームを固
定してウエハを移動させてもよい。
【0010】この発明においては、ビーム走査部によ
り、方向性を有するアライメントマークを断面形状が方
向性を有するビームで走査し、アライメント計測部でこ
のときのビームによるアライメントマークからの光を検
出し、その結果に基づいてウエハの基準方向とウエハス
テージの基準方向とがなすウエハのずれ角度を測定す
る。そして、このウエハずれ角度だけ前記ビームの方向
をずらして再度ビーム走査部によりアライメントマーク
をビームで走査してファインアライメントを求める。こ
のため、アライメントマークからの光の信号のS/N比
が高くなり、アライメントを高精度に行なうことができ
るので、次のパターンを露光する際に、露光ショット配
列の線形成分を高精度で測定することができ、重ね合せ
精度を向上させることができる。
【0011】本発明に係る他の縮小投影露光装置は、ウ
エハが載置されるウエハステージと、このウエハステー
ジ上のウエハに設けられた方向性を有するアライメント
マークを撮像する撮像部と、前記撮像部により得られた
画像から前記アライメントマークの形状を把握し前記ウ
エハの基準方向とウエハステージの基準方向とがなすウ
エハずれ角度を求め前記アライメントマークの方向を前
記ウエハずれ角度だけずらせて再度前記アライメントマ
ークの形状を把握しファインアライメントを求める画像
処理部とを有することを特徴とする。
【0012】この発明においては、撮像部により、方向
性を有するアライメントマークを撮像し画像を得る。こ
のアライメントマークの画像から、画像処理部はアライ
メントマークの形状を把握し、ウエハの基準方向とウエ
ハステージの基準方向とがなすウエハのずれ角度を求め
このウエハずれ角度だけ前記アライメントマークの方向
をずらして再度アライメントマークの形状を把握する。
このようにして、ファインアライメントを求めるため、
S/Nが高いアライメント信号を得ることができる。こ
のため、アライメント精度を向上させることができ、こ
れにより、露光パターンの重ね合せ精度を向上させるこ
とができる。
【0013】なお、前記ビームはスリット状をなし、前
記アライメントマークは複数個の格子状に配列された長
方形ラインとその間のスペースとからなるものとするこ
とができる。
【0014】この場合、例えば、前記制御部は前記ファ
インアライメント計測時に前記ビームの方向を前記ウエ
ハずれ角度だけずらして前記ビームの長手方向と前記ア
ライメントマークの配列方向とを平行にすることができ
るものである。これにより、ビームの形状をスリット状
とし、ビームの長手方向とアライメントマークの配列方
向とを平行にしているので、アライメント計測部で検出
される光の信号のS/N比が更に向上し、アライメント
精度を更に向上させることができる。
【0015】また、前記ビーム走査部は、断面円形の光
ビームを出射する光源と、前記光源からのビームを前記
ウエハに向けて反射するハーフミラーと、前記ビームの
光軸に介在し断面円形のビームをスリット状に整形する
シリンドリカルレンズと、前記ハーフミラーを駆動して
ビームを前記ウエハのアライメントマーク上で走査させ
る第1駆動手段と、前記シリンドリカルレンズをその中
心軸の周りに回転させて前記スリット状ビームを前記ウ
エハ上で回転させる第2駆動手段と、を有するように構
成することができる。
【0016】本発明に係る縮小投影露光方法は、ウエハ
ステージ上に載置されたウエハの表面に形成された方向
性を有するアライメントマークを断面形状が方向性を有
するビームで走査してウエハテーブルの基準方向に対す
るウエハ基準方向のウエハずれ角度を求める工程と、前
記ビームの方向を前記ウエハずれ角度だけずらして再度
前記アライメントマークを前記ビームで走査してファイ
ンアライメントを求める工程と、を有することを特徴と
する。
【0017】この発明においては、ウエハの表面に形成
された方向性を有するアライメントマークを断面形状が
方向性を有するビームにより走査してラフアライメント
を求める。このラフアライメント結果に基づいてウエハ
ステージの基準方向に対するウエハ基準方向のウエハの
ずれ角度を求める。次に、ビームの方向をウエハずれ角
度だけずらして再度アライメントマークを前記ビームで
走査することによりファインアライメントを求める。こ
のため、ファインアライメントにおいてはアライメント
マークの方向性とビームの方向性とが一致し、アライメ
ント精度を著しく向上させることができる。従って、露
光パターンの重ね合わせ精度を高めることができる。
【0018】本発明に係る他の縮小投影露光方法は、ウ
エハステージ上に載置されたウエハの表面に形成された
方向性を有するアライメントマークを撮像し得られた画
像からアライメントマークの形状を把握してウエハテー
ブルの基準方向に対するウエハ基準方向のウエハずれ角
度を求める工程と、前記アライメントマークの方向を前
記ウエハずれ角度だけずらして再度前記アライメントマ
ークの形状を把握しファインアライメントを求める工程
と、を有することを特徴とする。
【0019】この発明においては、ウエハの表面に形成
された方向性を有するアライメントマークを撮像し得ら
れた画像からアライメントマークの形状を把握してウエ
ハステージの基準方向に対するウエハ基準方向のウエハ
のずれ角度を求める。そして、アライメントマークの方
向をウエハずれ角度だけずらして再度アライメントマー
クの形状を把握する。このため、ウエハのずれ角度によ
らず、アライメントファインアライメントを高精度に行
なうことができる。このため、露光パターンの重ね合わ
せ精度を高めることができる。
【0020】なお、前記ビームはスリット状をなし、前
記アライメントマークは複数本のラインとその間のスペ
ースとからなるものとすることができる。
【0021】この場合、前記ファインアライメントを求
める際に、前記ビームの方向を前記ウエハずれ角度だけ
ずらして前記ビームの長手方向と前記アライメントマー
クのライン方向とを平行にすることができる。
【0022】更に、ウエハローディング時のウエハずれ
角度が所定角度以上の場合に、前記ビームの方向を前記
ウエハずれ角度だけ変更した後ファインアライメントを
求め、前記ウエハずれ角度が所定角度未満の場合に、前
記ビームの方向を変更せずに縮小投影露光することもで
きる。これにより、ウエハのずれ角度が小さく所定の重
ね合わせ精度を得ることができる場合には、ファインア
ライメントを省略することができる。これにより、アラ
イメント時間を短縮することができるので、スループッ
トを向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る縮小
投影露光装置及び縮小投影露光方法について添付の図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施
例に係る縮小投影露光装置を示す模式図である。
【0024】本実施例の縮小投影露光装置においては、
例えば波長が248nm程度のKrFエキシマレーザー
を露光光源1としている。この光源1から出射される露
光光12に対して傾斜した第1のミラー2が配置されて
いる。このミラー2に対向して第2のミラー5が、第1
のミラー2と傾斜方向が逆向きで傾斜角度が同一に配置
されている。ミラー2とミラー5との間には、照明光学
系3が配置され、照明光学系3の光線の出射側に照明絞
り4が配置されている。ミラー5に反射された反射光が
入射されるように、露光する回路等のパターンが形成さ
れたレチクル6が配置されている。レチクル6はステー
ジ(図示せず)に載置されており、このステージにはレ
チクル6を水平面内でその向きを変えることができる回
転駆動手段(図示せず)が設けられている。更に、レチ
クル6を通過した光を絞る縮小投影レンズ7が配置され
ている。そして、縮小投影レンズ7からの光線の出射側
にはウエハステージ8が配置されている。このウエハス
テージ8の上には縮小投影レンズ7の焦点位置に位置す
るようにウエハ11が載置されている。また、ウエハス
テージ8にはウエハステージ8の位置を移動させるウエ
ハステージ駆動部9が設けられている。
【0025】このような構成の縮小投影露光装置におい
ては、光源1から出射された露光光12は反射ミラー2
で反射され、照明光学系3及び照明絞り4を通過し、反
射ミラー5により反射され、反射光がレチクル6に照射
される。そして、レチクル6上のパターンは縮小投影レ
ンズ7によりウエハ11に縮小されて投影露光される。
【0026】図2は回折光によりアライメントマークを
計測する回折光検出式アライメント装置を示す模式図で
ある。ウエハ11上に次のパターンを露光する際、前工
程にて形成されたパターンに重ね合わせる必要がある。
このため、ウエハ11の表面にアライメントマーク27
が形成されている。投影露光装置には前工程のパターン
の位置計測を実施するためのアライメント計測装置10
が設けられており、ビーム走査部、アライメント計測部
及び制御部を有する。アライメントマーク27が計測部
10により計測される。このアライメントマーク27
は、ウエハ11の表面に、例えば矩形状の凸部及び凹部
が縦及び横方向に複数交互に形成されてなるものであ
り、方向性を有する。即ち、このアライメントマーク2
7のパターンは、複数個の格子状に配列された長方形ラ
インとその間のスペースとからなるものである。
【0027】ビーム走査部においては、波長が、例えば
633nm程度の単色光レーザが光源20として設けら
れている。光源20から出射されるビームの断面形状は
円形である。光源20からの出射光30の光軸に介在し
てシリンドリカルレンズ21(円筒形レンズ)が設けら
れている。出射光30がこのシリンドリカルレンズ21
を通過すると、出射光30のビームの形状が出射方向の
垂直断面において水平方向に広がりスリット状に整形さ
れる。シリンドリカルレンズ21の出射光30側にハー
フミラー23が出射光30に対して傾斜して設けられて
おり、出射光30をウエハ11に向けて反射する。
【0028】また、シリンドリカルレンズ21にはシリ
ンドリカルレンズ21をその中心軸の周りに回転させて
アライメントビーム31の向きをビームの形状をスリッ
ト状に保ったまま任意の角度に調整させるシリンドリカ
ルレンズ回転駆動機構部22が設けられている。これに
より、アライメントマーク27のラインの長手方向とア
ライメントビーム31の長手方向とを平行にすることが
できる。
【0029】ハーフミラー23の反射光30a側にレン
ズ24がその焦点位置にウエハ11上のアライメントマ
ーク27が位置するように配置されている。
【0030】また、アライメント計測部においては、ハ
ーフミラー23の透過光30b側にレンズ24が配置さ
れている。そして、レンズ24の透過光30b側にフィ
ルタ25が配置されており、アライメント信号検出器2
6が配置されている。フィルタ25は透過光30bを遮
るパターンになっており、アライメントマーク27のエ
ッジ部からの回折光32だけを通過させるようになって
いる。更に、制御部(図示せず)は、アライメント計測
部において計測されたウエハ8のずれ角度だけ回転駆動
機構部22を制御してシリンドリカルレンズ21を回転
させるものである。
【0031】上述のような構成のアライメント計測装置
10においては、光源20から出射された出射光30が
シリンドリカルレンズ21によりスリット状に成形さ
れ、ハーフミラー23に入射される。反射光はレンズ2
4で絞られアライメントマーク27で焦点を結びアライ
メントビーム31になる。アライメントビーム31の形
状はスリット状である。この場合に、ハーフミラー23
は固定されているので、アライメントビーム31の照射
方向も固定される。この状態でウエハステージ駆動部9
によりウエハ11を移動させてアライメントビーム31
をアライメントマーク27上で走査させる。このとき、
アライメントマーク27の回折光32がレンズ24及び
ハーフミラー23を通過し、レンズ24により絞られス
リット25を通過し、アライメント信号検出器26で回
折光32の強度が測定される。このようにして、アライ
メント信号を得ることができる。
【0032】なお、本実施例のアライメント計測装置1
0においては、アライメントビームの照射方向を固定
し、ウエハを移動させているが、これに限らず、ハーフ
ミラー23を回転駆動してアライメントビーム31をウ
エハ11のアライメントマーク27上で走査させても良
い。このような構成にすることにより、ウエハステージ
8を固定し、ハーフミラーの駆動装置によりハーフミラ
ー23を回転させてアライメントビーム31をアライメ
ントマーク27上で走査させることができる。
【0033】次に、本実施例の露光方法について説明す
る。図3(a)はウエハステージに載置されたウエハを
示す上面図、(b)は(a)のA部の拡大図、(c)は
横軸にアライメントビーム走査位置をとり、縦軸にアラ
イメント信号強度をとって、アライメントマークの測定
結果を示すグラフ図である。上述の如く構成された縮小
投影露光装置においては、前工程で回路等のパターン1
2が形成されたウエハ11をウエハステージ8上におい
て、別の新たなパターンをウエハ11に重ね合わせて露
光するため、ラフアライメント及びファインアライメン
トを経て露光される。ラフアライメントとは、ウエハ1
1上の2乃至3程度のショットのアライメントマーク2
7に対して位置の計測を行なうものであり、ウエハステ
ージ8の基準軸からのウエハ11の位置のずれを測定す
るものである。ファインアライメントとは、ウエハ11
上の10ショット程度の複数ショットにおけるアライメ
ントマーク27のサンプリング計測により、ショット配
列等の線形成分を計測するものである。この線形成分の
計測結果に基づいてステップアンドリピートによりウエ
ハ11の上に露光が実施される。ここで、線形成分と
は、ウエハステージ8の基準軸に対してアライメントマ
ーク27の直交する2軸方向のオフセット(ずれ)、ア
ライメントマーク27のずれ角度、アライメント27の
直交度及びアライメントマーク27の直交する2軸方向
のスケーリング(縮小又は拡大)のことである。
【0034】先ず、前工程で回路等のパターン12が形
成されたウエハ11はウエハステージ8に載置される。
この状態で、アライメントビーム31をアライメントマ
ーク27上で走査させて、ラフアライメントによりアラ
イメントマーク27の位置の測定を行ない、ウエハステ
ージ8の基準方向に対するウエハ11の基準方向のウエ
ハずれ角度を測定する。次に、ファインアライメントに
おいては、ラフアライメントにより測定されたウエハ1
1のずれ角度だけ回転駆動機構部22により、シリンド
リカルレンズ21の向きを変え、アライメントビーム3
1の向きを傾けアライメントビーム31の走査方向とア
ライメントマーク27の長方形ラインの短辺方向の配列
方向とを一致させる。この状態でアライメントビーム3
1を走査させる。これにより、図3(c)に示すよう
に、S/N比が高いアライメント信号を得ることができ
る。即ち、ノイズ成分比が少ないアライメント信号を得
ることができる。このようにして測定されたアライメン
トマーク27に合せるようにしてレチクル6を回転駆動
手段によりその向きを変え、露光ショットの回転補正を
行ない新たなパターンをウエハ11上に露光する。
【0035】本実施例においては、ラフアライメントに
よりウエハ11のずれ角度を測定し、このラフアライメ
ントにより求められたウエハ11のずれ角度と同じ角度
だけ、回転駆動機構部22によりシリンドリカルレンズ
21の向きを変え、アライメントビーム31の走査方向
の向きを変える。即ち、ラフアライメントとはアライメ
ントマーク27の計測条件を変更する。このようにし
て、ファインアライメントを行なうことができる。この
ため、ウエハ11のずれ角度によらず、アライメントマ
ーク27のライン長方形ラインの短辺方向の配列方向と
アライメントビーム31の長手方向とを平行にすること
ができる。これにより、回折光の強度を高くすることが
できるので、S/N比が高いアライメント信号を得るこ
とができる。従って、ショット配列等の線形成分を高精
度で測定することができ、前工程で形成されたパターン
12のずれ等を高精度で測定することができる。このた
め、次工程のパターンを露光する際に、重ね合わせ精度
を高く露光することができる。
【0036】なお、本実施例においては、ウエハ11の
ずれ角度を150μrad以下に抑えることができる。
このアライメントマーク27の配列方向(長方形ライン
の短辺方向)とアライメントビーム31の走査方向との
なす角度(ずれ角度)と重ね合わせ精度には相関関係が
ある。図4は横軸にアライメントマークの配列方向とア
ライメントビームの走査方向とのなす角度をとり、縦軸
に重ね合わせ精度をとってアライメントマークの配列方
向とアライメントビームの走査方向とのなす角度と、重
ね合わせ精度との相関関係を示すグラフ図である。な
お、図4における重ね合わせ精度はばらつき(3σ)で
表したものである。ウエハ11のずれ角度が500μr
adでは重ね合わせ精度が60nmである。しかし、ウ
エハ11のずれ角度が150μradでは重ね合わせ精
度が25nmである。このように、ウエハ11のずれ角
度を500μradから150μradにすることによ
り、重ね合わせ精度は60nmから25nmに向上す
る。なお、本実施例においては、アライメントマークの
パターンは、特に限定されるものではなく、方向性を有
すパターンであればよく、例えばラインアンドスペース
のパターンとすることができる。
【0037】また、本実施例においては、ウエハ11が
ウエハステージ8に載置された場合、露光ショットのず
れ角度の補正はウエハステージ8を回転させてずれ角度
を補正するものではなく、レチクル6のステージを回転
駆動手段により回転させて行なう。つまり、ウエハステ
ージ8上のウエハ11は回転方向の補正が行なわれずに
ラフアライメント、ファインアライメント及び露光処理
まで行われる。
【0038】更に、本実施例においては、上述のずれ角
度の大きさを判断する判断部を設けることができ、アラ
イメント検出部26からのアライメント信号に基づいて
測定されたずれ角度の値が入力されるようにする。そし
て、アライメントマーク27とアライメントビーム31
とのなす角度(ずれ角度)の閾値(許容量)を、例えば
150μrad程度とし、ラフアライメントのウエハ1
1のずれ角度の計測時に、判断部により、ウエハ11の
ずれ角度が150μrad以下の場合には、アライメン
トビーム31の走査方向の回転補正を実施しないことに
すれば、即ち、ファインアライメントを省略すれば、回
転補正時間が不要となり、アライメント時間を短縮する
ことができる。このため、スループットが向上するの
で、半導体装置の製造時間を短縮することができる。
【0039】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図5は画像処理によりアライメントマークを計測
する画像処理式アライメント装置を示す模式図である。
なお、図1乃至図3に示す第1の実施例と同一構成物に
は同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0040】本実施例においては、第1の実施例と比較
して、光源28にウエハ11上に塗布されたレジスト膜
に感光しない波長範囲である広帯域波長のハロゲンラン
プ等を使用している。また、光源28のビームの形状を
変えるシリンドリカルレンズ21及びその向きを変える
回転駆動機構部22が設けられていない。更に、ウエハ
11上に形成されたアライメントマーク27aのパター
ンがラインアンドスペースのパターンに形成され、ウエ
ハ11の表面に凸部と凹部とが交互に形成されている。
また、フィルタ25aはハーフミラー23の透過光30
bを遮るパターンではない。更にまた、アライメントマ
ーク27aの画像を取り込む、例えばCCD等のアライ
メント画像センサ29が設けられ、この画像センサ29
により得られた画像について画像処理し、アライメント
マーク27aの位置を測定する画像処理部(図示せず)
が設けられている点が異なり、それ以外の構成は第1の
実施例と同様である。
【0041】次に、本実施例の露光方法について説明す
る。図6(a)はウエハステージに載置されたウエハを
示す上面図、(b)は(a)のB部の拡大図、(c)は
横軸にアライメントビーム走査位置をとり、縦軸にアラ
イメント信号強度をとって、アライメントマークの測定
結果を示すグラフ図である。
【0042】本露光方法においては、第1の実施例と同
様に、このウエハ11には前工程にて形成されたパター
ン12及びアライメントマーク27aが複数形成されて
おり、ウエハ11はウエハステージ8上に載置されてい
る。
【0043】先ず、光源28からハーフミラー23に出
射光30を照射しハーフミラー23で反射され、その反
射光30aがアライメントマーク27aに照射される。
そして、アライメントマーク27aで反射された反射光
32aをアライメント画像センサ29で取り込んでアラ
イメントマーク27aの画像を得る。そして、画像処理
部により、アライメントマーク27a画像の枠の長手方
向(ウエハステージ8の基準軸方向)に沿ってアライメ
ント信号を検出し、この信号によりウエハ11の位置を
検出しウエハ11のウエハステージ8の基準軸からのず
れ角度を求める。
【0044】次に、図6(b)に示すように、ファイン
アライメントにおいては、ラフアライメントの計測条件
を変更し、ラフアライメントから求められたずれ角度だ
け、アライメントマーク27aの画像40を画像処理部
に組み込まれたソフトウェア上で回転補正し、画像処理
方向41とアライメントマーク27aの配列方向とを一
致させ、アライメントマーク27aの画像40から5程
度の複数の位置の信号を検出して平均化し、この平均化
した信号に基づいてアライメントマーク27aの形状の
検出を行なう。このとき、図6(c)に示すように、S
/N比が高いアライメント信号を得ることができる。次
に、このアライメント信号に基づいて次のパターンをウ
エハ11上に露光する。
【0045】本実施例においては、ラフアライメントに
よりアライメントマーク27aの画像を取り込みウエハ
11のずれ角度は画像処理部により求められる。次に、
このずれ角度に基づいてファインアライメントによりア
ライメントマーク27aの画像を画像処理部に組み込ま
れたソフトウェア上で回転させて補正することにより、
S/N比が高いアライメント信号を得ることができる。
即ち、アライメントを高精度で行なうことができるの
で、露光パターンの重ね合わせ精度を向上させることが
できる。
【0046】また、本実施例においても、第1の実施例
と同様に、測定されたウエハ11のずれ角度の大きさを
判断する判断部を設けることができる。この場合、判断
部にウエハ11のずれ角度の閾値を設定しおき、ウエハ
11のずれ角度が閾値以下のときには、ファインアライ
メントの工程を省略して露光処理するようにし、ウエハ
11のずれ角度が閾値を超えるときには、ファインアラ
イメントによりアライメントマーク27aを測定し、そ
して露光処理するようにしておけば、ファインアライメ
ントが不必要な場合にはアライメントを省略することが
できる。このため、アライメント時間を短縮することが
できる。これにより、スループットを向上させることが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ビ
ーム走査部により、方向性を有するアライメントマーク
を断面形状が方向性を有するビームで走査し、アライメ
ント計測部でこのときのビームによるアライメントマー
クからの光を検出する。その結果に基づいてウエハの基
準方向とウエハステージの基準方向とがなすウエハのず
れ角度を測定する。次に、このウエハずれ角度だけ前記
ビームの方向をずらして再度ビーム走査部によりアライ
メントマークをビームで走査することによりファインア
ライメントを求める。このため、S/Nが高いアライメ
ント信号を得ることができるので、アライメントを高精
度に行なうことができる。従って、次のパターンを露光
する際に、露光ショット配列の線形成分を高精度で測定
することができ、露光パターンの重ね合せ精度を向上さ
せることができる。
【0048】また、本発明によれば、撮像部により、方
向性を有するアライメントマークを撮像し画像を得る。
このアライメントマークの画像から、画像処理部はアラ
イメントマークの形状を把握し、ウエハの基準方向とウ
エハステージの基準方向とがなすウエハのずれ角度を求
めこのウエハずれ角度だけアライメントマークの方向を
ずらして再度アライメントマークの形状を把握しファイ
ンアライメントを求める。このため、ウエハのずれ角度
によらず、S/Nが高いアライメント信号を得ることが
できるので、アライメント精度を向上させることができ
る。従って、露光パターンの重ね合せ精度を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る縮小投影露光装置を示す
模式図である。
【図2】回折光によりアライメントマークを計測する回
折光検出式アライメント装置を示す模式図である。
【図3】(a)はウエハステージに載置されたウエハを
示す上面図、(b)は(a)のA部の拡大図、(c)は
横軸にアライメントビーム走査位置をとり、縦軸にアラ
イメント信号強度をとって、アライメントマークの測定
結果を示すグラフ図である。
【図4】横軸にアライメントマークの配列方向とアライ
メントビームの走査方向とのなす角度をとり、縦軸に重
ね合わせ精度をとってアライメントマークの配列方向と
アライメントビームの走査方向とのなす角度と、重ね合
わせ精度との相関関係を示すグラフ図である。
【図5】画像処理によりアライメントマークを計測する
画像処理式アライメント装置を示す模式図である。
【図6】(a)はウエハステージに載置されたウエハを
示す上面図、(b)は(a)のB部の拡大図、(c)は
横軸にアライメントビーム走査位置をとり、縦軸にアラ
イメント信号強度をとって、アライメントマークの測定
結果を示すグラフ図である。
【図7】(a)は回折光検出方法を示す模式図、(b)
はC部の拡大図、(c)は横軸にアライメントビーム走
査位置をとり、縦軸にアライメント信号強度をとって、
アライメントマークの測定結果を示す模式図である。
【図8】(a)は画像処理検出方法を示す模式図、
(b)はD部の拡大図、(c)は横軸にアライメントビ
ーム走査位置をとり、縦軸にアライメント信号強度をと
って、アライメントマークの測定結果を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1;露光光源 2、5;ミラー 3;照明光学系 4;照明絞り 6;レチクル 7;縮小投影レンズ 8、100;ウエハステージ 9;ウエハステージ駆動部 10;アライメント計測装置 11、101;ウエハ 12;半導体形成領域 20、28;アライメント光源 21;シリンドリカルレンズ 22;シリンドリカルレンズ回転駆動機構部 23;ハーフミラー 24;レンズ 25、25a;フィルタ 26;アライメント信号検出器 27、27a、104、105;アライメントマーク 29;アライメント画像センサ 30;出射光 31、103;アライメントビーム 32;回折光 33;反射光 40、106;アライメント画像 107;画像処理方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 525P 525X Fターム(参考) 2F065 AA37 CC19 DD04 EE00 FF04 FF48 GG02 GG04 GG22 HH05 JJ03 JJ09 JJ26 LL00 LL04 LL08 LL21 LL28 LL42 LL65 MM03 MM26 PP12 5F046 BA04 CC01 CC06 DB05 DB10 FA10 FA18 FB16 FC03 FC04 FC05 FC08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハが載置されるウエハステージと、
    このウエハステージ上のウエハに設けられた方向性を有
    するアライメントマークを断面形状が方向性を有するビ
    ームで走査するビーム走査部と、前記アライメントマー
    クからの光の検出結果に基づいて前記ウエハの基準方向
    とウエハステージの基準方向とがなすウエハずれ角度を
    測定するアライメント計測部と、前記ウエハを前記ウエ
    ハテーブル上にローディングした後前記ビーム走査部を
    駆動して前記アライメント計測部により前記ウエハのロ
    ーディング時のウエハずれ角度を求め次いで前記ウエハ
    ステージの基準方向に対する前記方向性を有するビーム
    の方向を前記ウエハずれ角度だけずらして再度前記ビー
    ム走査部により前記アライメントマークを前記ビームで
    走査してファインアライメントを求める制御部とを有す
    ることを特徴とする縮小投影露光装置。
  2. 【請求項2】 ウエハが載置されるウエハステージと、
    このウエハステージ上のウエハに設けられた方向性を有
    するアライメントマークを撮像する撮像部と、前記撮像
    部により得られた画像から前記アライメントマークの形
    状を把握し前記ウエハの基準方向とウエハステージの基
    準方向とがなすウエハずれ角度を求め前記アライメント
    マークの方向を前記ウエハずれ角度だけずらせて再度前
    記アライメントマークの形状を把握しファインアライメ
    ントを求める画像処理部とを有することを特徴とする縮
    小投影露光装置。
  3. 【請求項3】 前記ビームはスリット状をなし、前記ア
    ライメントマークは複数個の格子状に配列された長方形
    ラインとその間のスペースとからなるものであることを
    特徴とする請求項1に記載の縮小投影露光装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は前記ファインアライメント
    計測時に前記ビームの方向を前記ウエハずれ角度だけず
    らして前記ビームの長手方向と前記アライメントマーク
    の配列方向とを平行にすることを特徴とする請求項3に
    記載の縮小投影露光装置。
  5. 【請求項5】 前記ビーム走査部は、断面円形の光ビー
    ムを出射する光源と、前記光源からのビームを前記ウエ
    ハに向けて反射するハーフミラーと、前記ビームの光軸
    に介在し断面円形のビームをスリット状に整形するシリ
    ンドリカルレンズと、前記ハーフミラーを駆動してビー
    ムを前記ウエハのアライメントマーク上で走査させる第
    1駆動手段と、前記シリンドリカルレンズをその中心軸
    の周りに回転させて前記スリット状ビームを前記ウエハ
    上で回転させる第2駆動手段と、を有することを特徴と
    する請求項3に記載の縮小投影露光装置。
  6. 【請求項6】 ウエハステージ上に載置されたウエハの
    表面に形成された方向性を有するアライメントマークを
    断面形状が方向性を有するビームで走査してウエハテー
    ブルの基準方向に対するウエハ基準方向のウエハずれ角
    度を求める工程と、前記ビームの方向を前記ウエハずれ
    角度だけずらして再度前記アライメントマークを前記ビ
    ームで走査してファインアライメントを求める工程と、
    を有することを特徴とする縮小投影露光方法。
  7. 【請求項7】 ウエハステージ上に載置されたウエハの
    表面に形成された方向性を有するアライメントマークを
    撮像し得られた画像からアライメントマークの形状を把
    握してウエハテーブルの基準方向に対するウエハ基準方
    向のウエハずれ角度を求める工程と、前記アライメント
    マークの方向を前記ウエハずれ角度だけずらして再度前
    記アライメントマークの形状を把握しファインアライメ
    ントを求める工程と、を有することを特徴とする縮小投
    影露光方法。
  8. 【請求項8】 前記ビームはスリット状をなし、前記ア
    ライメントマークは複数本のラインとその間のスペース
    とからなるものであることを特徴とする請求項6に記載
    の縮小投影露光方法。
  9. 【請求項9】 前記ファインアライメントを求める際
    に、前記ビームの方向を前記ウエハずれ角度だけずらし
    て前記ビームの長手方向と前記アライメントマークのラ
    イン方向とを平行にすることを特徴とする請求項8に記
    載の縮小投影露光方法。
  10. 【請求項10】 ウエハローディング時のウエハずれ角
    度が所定角度以上の場合に、前記ビームの方向を前記ウ
    エハずれ角度だけ変更した後ファインアライメントを求
    め、前記ウエハずれ角度が所定角度未満の場合に、前記
    ビームの方向を変更せずに縮小投影露光することを特徴
    とする請求項8又は9に記載の縮小投影露光方法。
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