JP2001282101A - 地域内居住者状況把握機能付き地理情報システム及び地域内居住者把握のプログラムを記憶した記憶媒体並びに地域情報購買システム - Google Patents

地域内居住者状況把握機能付き地理情報システム及び地域内居住者把握のプログラムを記憶した記憶媒体並びに地域情報購買システム

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JP2001282101A
JP2001282101A JP2000101505A JP2000101505A JP2001282101A JP 2001282101 A JP2001282101 A JP 2001282101A JP 2000101505 A JP2000101505 A JP 2000101505A JP 2000101505 A JP2000101505 A JP 2000101505A JP 2001282101 A JP2001282101 A JP 2001282101A
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Nobuo Machi
信夫 間地
Kozo Ikeda
晃三 池田
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Asia Air Survey Co Ltd
Original Assignee
Asia Air Survey Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話元のさまざまな状況を地理情報システム
の地図画面上において一目で把握できる地域内居住者状
況把握機能付き地理情報システムを得る。 【解決手段】 地理情報システム1と、CTI2とをL
ANで接続してなるシステムである。また、CTI2
は、ネットワークを介して各家庭の電話機3、ファクシ
ミリ4等に接続し、例えば局所的な天災、事故等の緊急
連絡を行うため、地域デジタル地形図を格納した地理情
報システムを使って、地形図上で影響範囲を指定し、そ
の影響範囲内の居住者の電話番号を用いて電話をかけ
て、緊急事項の連絡を音声、ファクシミリ、電子データ
で送信し、返ってきたプッシュ信号の結果を地図のその
居住者の建物に色別表示することで、居住者の状況を知
るシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地理情報システム
と、情報受発信装置とを接続してなるシステムであり、
地域の各建物の電話番号を元に建物内の居住者の状況を
地域の地理画面に色別表示する相手先状況把握機能付き
地理情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に地理情報システム(Geogra
phic InformationSystem)は、
道路、鉄道、河川等の地形、地物が図形情報として蓄積
される地図データベースと、それらに付属した統計デー
タ等の属性情報等の属性ベース等を備え、これらを画面
に表示する。
【0003】一方、近年は「コンピュータと電話」二つ
のメディアを結び付けて、指定のエリア内の各電話にデ
ータの送信を行い、返送されたデータを直ちに地理情報
システムが処理可能な所定の形式にして送るCTI(C
omputer Telephoney Integr
ation)と結び付けた地理情報システムもある。
【0004】このような、システムは、かかって来た電
話をオペレータが受け取って、その電話番号、住所等か
らオペレータが地図上に、その箇所を指定して色別表示
するのがほとんどであった。
【0005】これに対して、近年はかかってきた電話の
電話番号からその位置座標をデータベースから検索し
て、その位置を色別表示するシステムにすることで、オ
ペレータの員数を削減したシステムもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のシステムは、かかって来た電話をオペレータが受
け取って、その位置を色別表示させるものであるからオ
ペレータの人員が多数必要とすると共に、回線か混み出
すと、センターに電話がかからないという課題があっ
た。
【0007】また、自動的に電話元の位置を色別表示す
るシステムにおいては、その色は一色であるから電話先
が現在どのような状況にあるかが一目でセンター側では
分からないという課題があった。
【0008】例えば、自動的に電話元の状況を色別する
システムにおいては、そのシステムの表示は一種類であ
るから災害時においては、センター側に電話がかかって
来ても、センター側では電話元の家族にけが人、車椅子
を必要とする人、重傷をおっている人がいるかが一目で
分からないという課題があった。
【0009】このため、例えば救急車をどこから優先的
に回すかの判断が容易にできないことになっていた。
【0010】このようなことを把握するには、オペレー
タがあらためて電話をかけるか常時センターに多数のオ
ペレータが待機していなければならない。
【0011】本発明は以上の課題を解決するためになさ
れたもので、電話元のさまざまな状況を地理情報システ
ムの地図画面上において一目で把握できる地域内居住者
状況把握機能付き地理情報システムを得ることを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の地域内居住者状
況把握機能付き地理情報システムは、地理情報システム
と、コンテンツを電話回線を使って相手先の電話に送信
し、相手先のキー操作を応答結果として受ける情報受発
信装置とを接続してなるシステムである。
【0013】前記地理情報システムは、道路、鉄道、河
川、地形、建物が図形情報として記憶すると共に、少な
くとも前記建物の居住者の電話番号を属性情報として記
憶して前記図形情報を画面に表示する手段と、前記画面
の地理図において指定された範囲を読み、この範囲内の
前記建物の前記属性情報を全て抽出する手段と、前記抽
出された全ての属性情報の電話番号と予めセットされた
質問メッセージと前記応答結果の転送指示を前記情報受
発信装置に送出する手段と、前記応答結果が前記情報受
発信装置から転送される毎に、その応答結果を解読し、
該解読結果に従った色を決定する手段と、前記応答結果
に含まれる相手先の電話番号に対応する前記画面の建物
を引き当て、該建物の面に前記決定された色を割り当て
表示する手段とを備えたことを要旨とする。
【0014】本発明の地域情報購買システムは、地理情
報システムと、コンテンツを電話回線を使って相手先の
電話に送信し、相手先のキー操作を応答結果として受け
る情報受発信装置と、地域状況供給プロバイダーとを接
続してなるシステムである。
【0015】前記地理情報システム及び情報受発信装置
は、指定の範囲の各電話に対して所望の質問メッセージ
を電話番号を元にして送信し、キー操作の応答結果に従
った色を電話番号の建物の面に割り当てた応答結果デー
タを前記地域状況供給プロバイダーに送信する。
【0016】前記地域状況供給プロバイダーは、地理情
報データベースと前記応答結果データとをハイパーテキ
ストで表現したサーバとなってネットワークに接続さ
れ、他の端末からのアクセスに伴ってその端末の口座番
号が送信されたとき、前記地理情報、応答結果データを
供給し、該供給に伴う購買料を金融機関を用いて前記端
末の口座から前記地域状況供給プロバイダーの口座に振
り込ませることを要旨とする。
【0017】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>図1は本実施の
形態1の相手先状況把握機能付き地理情報システムの概
略構成図である。
【0018】この相手先状況把握機能付き地理情報シス
テムは、地理情報システム1と、CTI2とをLANで
接続してなるシステムであり、CTI2をネットワーク
を介して各家庭の電話機3、ファクシミリ4、コンピュ
ータ(図示せず)等に接続し、例えば局所的な天災、事
故等の緊急連絡を行うため、地域デジタル地形図を格納
した地理情報システム1を使って、地形図上で影響範囲
を指定し、その影響範囲内の居住者の電話番号をCTI
2に送信すると、CTI2が電話をかけて、緊急事項の
連絡を音声、ファクシミリ、電子データで送信し、返っ
てきたプッシュ信号の結果を地理情報システム1に送出
して、地理情報システム1が地図のその居住者の建物に
色別表示することで、居住者の状況を知るシステムであ
る。
【0019】前述のCTI2は、コンピュータと電話を
統合するシステムであり、具体的にはコンピュータが電
話システムに対して電話交換の役割を行うものと、送受
者の働きを行うものの2種類がある。
【0020】前者ではコンピュータはLAN上のCTI
サーバとして複数のクライアントに対して各電話(呼)
を送受信するために、交換機との間のメッセージのやり
とりのためのリンク(CTIリンク)や音声応答装置等
を使用し、後者ではコンピュータはその付属アダプタや
モデム等によって交換機に直接アクセスする。
【0021】本実施の形態の地理情報システム1は、既
存の地理情報データベース5と、この地理情報データベ
ース5から所望の地理情報を読み出して画面にグラフィ
ック表示するグラフィック処理部6とを備えると共に、
本実施の形態1で用いるエリア移住者情報抽出処理8
と、状況質問データ送出処理9と、応答結果解析処理1
0と、建物色割付処理11とを備えている。
【0022】また、前述の地理情報データベース5に
は、標高点、記号位置(所在地)等を表す点情報と、道
路、鉄道、河川等を表す線情報と、行政界、建物を表す
面情報(建物情報Di)が格納され、それぞれレイヤで
区分されている。
【0023】この建物情報Diは図2の(a)に示すよ
うに、例えば建物の範囲を示す面情報(X1Y1、X2
Y2、…)に、所有者名hiと電話番号eiと電話の種
類(携帯、PHS、ファクシミリ、デジタル、アナロ
グ)等の属性情報が対応づけられている。
【0024】エリア居住者抽出処理8は、画面上に表示
された地図にて指定されたエリアに対応する地理情報デ
ータベースの全ての建物情報Diを引き当て、この建物
情報Diの電話番号eiを順次抽出してCTI2に送出
する。
【0025】状況質問データ送出処理9は、メモリカー
ド13又はテープに接続され、電話番号eiの送出に伴
って、メモリカード13又はテーブのメッセージ(以下
質問メッセージという)をCTI2に送出する。
【0026】また、状況質問データ送出処理9は、CT
I2に対して質問メッセージの送信後に、相手先が電話
を切ったとき又は所定後に相手先のボタン操作に伴う結
果を転送させるコマンド(結果転送指示)を送出する。
【0027】応答結果解析処理10は、CTI2からの
転送結果を解析し、その解析結果に従った数値を図2の
(b)に示すように電話番号eiに割り当てる。
【0028】すなわち、応答結果解析処理10は、相手
先の電話番号eiに、電話機の操作内容を対応させたエ
リアファイル12を地理情報に関連させて作成する。
【0029】建物色割付処理11は、応答結果が記憶さ
れる毎に、エリアファイル12を検索し、そのエリアフ
ァイル12に記憶された電話番号eiに対応するデータ
ベース5の建物情報を引き当て、画面上の建物を特定す
る。そして、エリアファイル12に記憶された電話番号
eiの応答結果に従って、画面上の建物面をグラフィッ
ク部を用いて色別表示させる。
【0030】例えば、黄色、「1」「2」を示している
場合は、黄色と赤とを縞模様で表示させる。
【0031】さらに、建物色付け処理11は、色モード
指定が可能である。この色モード指定は、最優先で必要
とする色のみを表示させるモードと、2種類、3種類…
の色を表示させるモードとからなる。
【0032】例えば、在宅を最優先とする場合は、モー
ド1を、けが人(発病)とけが人の数とを同時表示する
2色モードの場合はモード2を、建物破壊とけが人と火
災発生とを知る場合はモード3(多色モード)とする。
【0033】これらのモードの種類に応じて、1色、2
色、3色…で建物を色別表示して一目で相手先の状況を
知らせる。
【0034】また、建物に割り付けた色は、建物情報に
関連(例えば電話番号)づけた色付けファイル15を生
成して記憶する。
【0035】すなわち、本実施の形態の相手先状況把握
機能付き地理情報システムは、相手先の様々な状況をリ
アルタイムで受け取り、これを地理情報システムの画面
に色で一目で分かるようにしたシステムである。
【0036】上記のように構成された相手先状況把握機
能付き地理情報システムについて以下に動作を説明す
る。
【0037】本説明では、質問メッセージは、災害に対
する質問メッセージとし、その内容は、 「こちらは、〇〇市消防署です。△△町の災害の件でお
問い合わせ致します。」 「在宅であれば、#の後に「1」を、けが人がいれば
「2」を、車いすが必要な人がいれば「3」を、救急車
が必要であれば「4」を押してください、けが人の人数
は2#の後に人数を示す番号を押してください」 という質問メッセージとし、これがメモリカードに記憶
されているとする。また、相手先はデジタル電話機、携
帯電話、PHSとする。
【0038】また、センターのオペレータは、地理情報
システム1の画面上に△△町の地図を表示し、マウス又
はキーボードでこの地図にて所望の範囲(エリア)を入
力したとする。これによって、エリア居住者抽出処理8
が地理情報データベース5からエリアの全ての建物情報
を抽出し、その建物情報に属性として割り付けられてい
る電話番号eiを順次CTI2に送出する。
【0039】また、状況質問データ送出処理9は、電話
番号eiの送出に伴って、メモリカードの質問メッセー
ジを読み、結果転送指示と共にCTI2に送出する。
【0040】CTI2は、電話番号を入力し、この電話
番号の相手先に自動的に電話をかけて質問メッセージを
送信する。
【0041】そして、結果転送指示に従って、相手先の
電話機の操作状況を受信し、この受信結果を地理情報シ
ステム1に転送する。
【0042】地理情報システム1の応答結果解析処理1
0は、図3のフローチャートに示すように、CTI2か
らの応答結果(相手先の電話番号eiとテンキー番号
等)を読み(S301)、この応答結果が相手先応答無
し(相手先が出ない)を示しているかどうかを判定する
(S302)。
【0043】ステップS302において、応答無しと判
定したときは留守と判定し(S303)、応答者の電話
番号eiに例えば「0」を割り当て、これを応答結果k
iとしてエリアファイル12に記憶する(S305)。
すなわち、「0」が留守を示すことになる。
【0044】また、ステップS302において、応答あ
りと判定したときは、その応答結果がオンフック後に直
ぐにオフフックを示した応答(CTIが自動通知)か又
はオンフック後に#1を押した応答かどうかを判定する
(S306)。
【0045】ステップS306において、オンフック後
に直ぐにオフフック又はオンフック後に#1と判定した
ときは在宅と判定し(S307)、応答者の電話番号e
iに「1」を割り当て(S308)、ステップS305
に処理を移して、エリアファイル12に記憶する。
【0046】また、ステップS306で応答結果が#1
以外と判定したときは、応答結果が#2かどうかを判定
する(S309)。
【0047】ステップS309において、応答結果が#
2と判定したときは、異常になった人(けが人、発病)
がいると判定し(S311)、電話番号eiに「2」を
割り当て(S312)、処理をステップS305に戻
す。つまり、けが人がいることを示す。
【0048】そして、電話番号eiの後に、「2」と
「3」とを割り当てた(S314)後に、建物色割付処
理11が以下の処理を施す。ここで、実際は応答結果解
析処理10と建物色割付処理11とはそれぞれ処理が別
であるが本実施の形態では同じフローにして説明してい
る。
【0049】建物色割付処理11は、電話番号eiに相
手先状況を示す番号が割り付けられる毎に、エリアファ
イル12を読み、そのエリアファイル12の電話番号e
iに対応する建物情報をデータベース5から検索する。
そして、検索した建物情報に一致する画面上の建物を読
み(S315)、この建物の範囲にけが人と車いす者が
入ることを示す2色の色を表示(2色モードにされてい
ることが前提)させる(S316)。
【0050】すなわち、本実施の形態においては、建物
色付け処理11がエリアファイル12の電話番号eiに
「1」が割り付けられているときは、図4の(a)に示
すようにその建物に黄色を割付表示させて、現在在宅で
あることを知らせている。
【0051】また、2色モードにおいて、相手先の電話
番号eiに「2」と「3」とが割り付けられているとき
は、図4の(b)に示すように青と赤とを割付表示させ
て、けが人(発病者)と車椅子者がいることを知らせて
いる。
【0052】従って、例えば地震発生時ににおいて△△
町の各家庭の現在の様々な状況を瞬時に把握できるから
救急車をどこに一番先に回すか等の計画が瞬時に立つ。
【0053】前述の建物に対する色割付表示は、1色で
は、例えば図5の(a)に示すように、建物の全面に割
付表示し、2色モードでは建物の面に斜めに異なる色を
割付表示する。図5の(a)においては、建物の全面に
黄色を割付し、その上に斜めに赤色を割付ている。
【0054】また、多色モードでは、図5の(b)に示
すように、斜めに赤色を割付表示した後に、その色に青
を隣接して割付させる。
【0055】従って、相手先に電話機さえあれば、デジ
タルの地図上で指定した世帯に対し、CTIのユニファ
イドメッセージ機能を使って一度に大量の連絡先に所望
のコンテンツを発信し、相手先の状況を画面上の地図に
色で反映させているので、都市災害の緊急連絡、確認を
容易にできる。
【0056】また、本発明は、上水、下水、電気、ガ
ス、宅配等においても効果がある。工事の完了後に、そ
の地域を指定して各家庭に質問メッセージ(赤水の有
無、状況確認、ガス漏れ等、在宅についての質問)を送
信させ、各家庭から返って来たプッシュ信号の種類に応
じた色を、その家庭の建物図上に割付表示させる。
【0057】また、介護受任者に対する要望調査による
ウィークリーケアプラン等の作成、ヘルパーに対するホ
ームヘルプサービス支援、デイサービスセンターの効率
的な運営、市民ボランティアへの連絡、確認等を地域を
限定した福祉関連に適用できる。
【0058】さらに、住宅介護においては、医療廃棄物
の回収日を連絡し、在宅日等を確認することで最適な回
収ルートを計画することができる。
【0059】また、地域を限定したマーケティング調査
のためにコールセンターからコンテンツを配信、その配
信結果を地図の建物に割付表示することで、選挙管理委
員会の投票促進公報、民間調査期間の投票結果の予測の
集計や、エリア、時間を限定した、車や家電品、TV視
聴率等の各家庭の市場調査ができる。
【0060】さらに、宅配等各家庭に訪問前に在宅して
いるかどうかの確認ができる。例えば、コールセンター
の結果をナビゲーションシステムに転送させて宅配先の
在宅、在宅時間等が分かるような色表示させることで効
率の良い配送が可能となる。
【0061】<実施の形態2>図6は実施の形態2の概
略構成図である。本実施の形態2は、実施の形態1と同
様な地理情報データベース5と、グラフィック処理部6
と、エリア居住者抽出処理8と、状況質問データ送出処
理9と、応答結果解析処理10と、建物色割付処理11
とを備えると共に、影響エリア色付け処理18と、影響
エリアファイル19とを備える。
【0062】影響エリア色付け処理18は、指定された
防災、災害に関する様々な情報をCTI2を用いて収集
し、指定エリアを中心としてその防災、災害に関して影
響が発生するエリアを色別表示する。
【0063】例えば、放射物質漏れ、ガス事故、火災等
においては、風向き、風力情報、地形情報を収集し、こ
れらをパラメータとして指定ポイントを中心にして影響
があるとするエリアを求めて、影響エリアファイル19
に記憶(緯度、経度と影響エリアを示すフラグ)すると
共に図7に示すように画面上に表示する。
【0064】図7にいては、楕円状に影響があることが
わかり、指定エリアの他にこの楕円内の各家庭に質問メ
ッセージを送信して、各家庭の状況を把握して、必要な
処置を取ることになる。
【0065】<実施の形態3>図8は実施の形態3の概
略構成図である。本実施の形態3は、災害時等において
は、災害地域付近の現状を誰にでもリアルタイムに提供
し、この提供料をプロバイダーが得るようにしたもので
ある。
【0066】図8に示すように、地理情報システム1と
CTI2とからなるシステムを各地域毎に備えさせて、
これらのシステムが収集した地域の応答結果、影響エリ
アデータを専用回線を介して応答結果供給プロバイダー
21の応答結果データベース20に記憶させておく。
【0067】この応答結果供給プロバイダー21は、地
理データベース5と応答結果データベース20とを備
え、これらのデータをハイパーテキストで表した分散デ
ータベースシステム(WWWサーバ)である。
【0068】すなわち、ネットワークに接続された、応
答結果需要端末22からのアクセスを受付け、地理情報
システムの画像を供給し、この画像における指定の地域
の画像を供給する。
【0069】そして、実施の形態1と同様に、エリア指
定、モード指定を受付けて、現在のエリア内の各家庭の
状況を応答結果データベース20から読み出して、各家
庭の状況を色別で表示させる。このとき、影響エリアの
情報を提供するようにしてもよい。つまり、図4、図7
のような画像を端末で見ることができるようにしてい
る。
【0070】また、応答結果供給プロバイダー21(配
信サーバを有する)は、端末22から電話番号と口座番
号等を入力して前述の情報を提供し、各画面の種類に応
じて端末22側に料金を請求し、購買とする指示が得ら
れたときに、その端末22にダウンロードさせている。
【0071】そして、応答結果供給プロバイダー21
は、金融機関23に専用回線を介して端末の口座に購買
料を請求し、その口座から応答結果供給プロバイダー2
1の口座に振り込ませている。
【0072】このようにすると、家族と離れていても、
どこからでも家族の状況が色で分かると共に、プロバイ
ダーに取ってもメリットがある。
【0073】また、本発明はカーナビに搭載してもよ
い。この場合、移動電話器によってプロバイダーに電話
をかけて、データとして相手先の電話番号、及び要件を
示すキーボタン(テンキー)を送信するような仕組みに
する。
【0074】そして、プロバイダーは、要件を示すキー
に応じた質問メッセージを相手先に送信し、この応答結
果を上記のように地図上に反映させ、そのデータを車両
側に無線網を用いて送信する。
【0075】車両側のカーナビは移動電話器に接続さ
れ、カーナビは、プロバイダーからのデータを画面上に
表示する。
【0076】このようにすると、これから行く配達先が
現在留守かあるいは何時に配達に都合がよいかが判断で
きる。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明の地域内居住者状況
把握機能付き地理情報システムによれば、地理情報シス
テムから情報受発信装置に指定範囲の建物の電話番号と
所望の質問メッセージとを送信して、指定範囲の各建物
の居住者に対して一斉に質問する。
【0078】そして、返ってきた電話の操作キーの種類
に応じて、色を決定し、その電話の建物に決定した色を
表示させる。
【0079】従って、オペレータは画面上から指定範囲
の建物内の居住者の状況がどのようになっているかが一
目判断できる。
【0080】このため、例えば災害時において、逃げ遅
れている居住者がいないか、けが人がいないかを瞬時に
把握することができる。
【0081】また、質問メッセージを介護、宅配、マー
ケットリサーチ等に係わるメッセージにしている場合
は、その質問に関する応答結果を建物に色で表示してい
るので、介護、宅配のスケジュールを効率良く計画する
ことができる。また、マーケットリサーチに関する結果
を、短時間で把握することができる。
【0082】わざわざ電話をかけなくとも書けなくとも
がいなどに、判断対してむ定のをとを接続してなるシス
テムである。
【0083】さらに、応答結果が複数種に渡っている場
合は、これらの内容を全てを一目で分かるように建物の
面に多色で割り付け表示するので、居住者のさまざまな
状況を一目で分かるという効果が得られている。
【0084】さらに、地域情報購買システムによれば、
地域の建物の居住者の状況が色で分かる応答結果を地域
状況供給プロバイダーに転送し、この地域状況供給プロ
バイダーがアクセスのあった端末に対して有料で供給す
る。
【0085】このため、地域から遠く離れた人でも、災
害等があった地域の居住者の状況を一目で把握できると
いう効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1の相手先状況把握機能付き地理
情報システムの概略構成図である。
【図2】地理情報データベース及びエリアファイルを説
明する説明図である。
【図3】実施の形態1の動作を説明するフローチャート
である。
【図4】実施の形態1の色の割付表示を説明する説明図
である。
【図5】建物の面内に割り付けられる多色表示を説明す
る説明図である。
【図6】実施の形態2の概略構成図である。
【図7】実施の形態2の影響エリアの表示を説明する説
明図である。
【図8】実施の形態3の概略構成図である。
【符号の説明】
1 地理情報システム 2 CTI 3 電話機 5 地理情報データベース 6 グラフィック処理部 8 エリア居住者抽出処理 9 状況質問データ送出処理 10 応答結果解析処理 11 建物色割付処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/08 H04M 11/08 Fターム(参考) 2C032 HC22 HC27 HC38 HD13 HD17 5K015 AA06 AB01 AB03 AD01 AD03 AF07 GA04 5K024 AA02 AA71 AA79 BB02 BB04 CC08 CC10 CC11 EE01 EE02 FF04 FF06 GG05 GG10 5K101 KK01 KK03 KK16 LL01 LL03 LL05 LL12 MM05 MM06 MM07 NN02 NN13 NN18 NN21 NN48 PP03 PP04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地理情報システムと、コンテンツを電話
    回線を使って相手先の電話に送信し、相手先のキー操作
    を応答結果として受ける情報受発信装置とを接続してな
    るシステムであって、 前記地理情報システムは、 道路、鉄道、河川、地形、建物を図形情報として記憶す
    ると共に、少なくとも前記建物の居住者の電話番号を属
    性情報として記憶して前記図形情報を画面に表示する手
    段と、 前記画面の地理図において指定された範囲を読み、この
    範囲内の前記建物の前記属性情報を全て抽出する手段
    と、 前記抽出された全ての属性情報の電話番号と予めセット
    された質問メッセージと前記応答結果の転送指示を前記
    情報受発信装置に送出する手段と、 前記応答結果が前記情報受発信装置から転送される毎
    に、その応答結果を解読し、該解読結果に従った色を決
    定する手段と、 前記応答結果に含まれる相手先の電話番号に対応する前
    記画面の建物を引き当て、該建物の面に前記決定された
    色を割り当て表示する手段とを有することを特徴とする
    地域内居住者状況把握機能付き地理情報システム。
  2. 【請求項2】 前記応答結果は相手先の電話番号と、受
    話器を切るまでの全てのキー操作信号とからなり、 前記色の決定は、前記キー操作信号の種類に応じて、1
    色又は複数色を決定することを特徴とする地域内居住者
    状況把握機能付き地理情報システム。
  3. 【請求項3】 前記色の表示は、1種類の色別表示のと
    きは、建物の面内全面に1種類の色を表示させ、複数色
    の場合は、前記建物の面内に斜め表示させることを特徴
    とする請求項1又は2記載の地域内居住者状況把握機能
    付き地理情報システム。
  4. 【請求項4】 前記複数色の表示は、最優先の質問メッ
    セージに対する応答結果については、1種類の色を前記
    建物の面全面に表示させた後に前記複数色を斜め表示さ
    せることを特徴とする請求項1、2又は3記載の地域内
    居住者状況把握機能付き地理情報システム。
  5. 【請求項5】 前記地域の風速、風力、風向の情報を前
    記情報受発信装置を用いて収集し、前記指定の範囲にお
    いて発生した災害情報と前記収集した情報とから前記指
    定の範囲を基準とした影響エリアを求め、この影響エリ
    アを前記画面に表示する手段とを有することを特徴とす
    る請求項1、2、3又は4記載の地域内居住者状況把握
    機能付き地理情報システム。
  6. 【請求項6】 道路、鉄道、河川、地形、建物が図形情
    報として記憶されたデータベースにすると共に、少なく
    とも前記建物の居住者の電話番号を属性情報として記憶
    して前記図形情報を画面に表示する手段と、 画面の地理図において指定された範囲を読み、この範囲
    内の図形情報をデータベースから引き当て、該図形情報
    の建物の属性情を全て抽出させる手段と、 前記抽出された全ての属性情報の電話番号と予めセット
    された質問メッセージとを外部に送出させる手段と、 前記質問メッセージに対する応答結果を入力して、該応
    答結果を解読し、該解読結果に従った色を決定する手段
    と、 前記応答結果に含まれる相手先の電話番号に対応する前
    記画面の建物を引き当て、該建物の面に前記決定された
    色を割り当て表示する手段とからなる地域内居住者把握
    のプログラムを記憶した記憶媒体。
  7. 【請求項7】 前記色の表示は、1種類の色別表示のと
    きは、建物の面内全面に1種類の色を表示させ、複数色
    の場合は、前記建物の面内に斜め表示させる手段とを有
    することを特徴とする請求項6記載の地域内居住者把握
    のプログラムを記憶した記憶媒体。
  8. 【請求項8】 地理情報システムと、コンテンツを電話
    回線を使って相手先の電話に送信し、相手先のキー操作
    を応答結果として受ける情報受発信装置と、地域状況供
    給とプロバイダーを接続してなるシステムであって、 前記地理情報システム及び情報受発信装置は、指定の範
    囲の各電話に対して所望の質問メッセージを電話番号を
    元にして送信し、キー操作の応答結果に従った色を電話
    番号の建物の面に割り当てた応答結果データを前記地域
    状況供給に送信し、 前記地域状況供給プロバイダーは、地理情報データベー
    スと前記応答結果データとをハイパーテキストで表現し
    たサーバとなってネットワークに接続され、他の端末か
    らのアクセスに伴ってその端末の口座番号が送信された
    とき、前記地理情報、応答結果データを供給し、該供給
    に伴う購買料を金融機関を用いて前記端末の口座から前
    記地域状況供給プロバイダーの口座に振り込ませること
    を特徴とする地域情報購買システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009059345A (ja) * 2008-05-07 2009-03-19 National Research Institute For Earth Science & Disaster Provention 災害情報収集管理方法
JP2012173747A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Fujitsu General Ltd 緊急指令システム

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