JP2001281889A - 電子写真感光体の表面研磨方法及びその方法に用いる表面研磨剤 - Google Patents

電子写真感光体の表面研磨方法及びその方法に用いる表面研磨剤

Info

Publication number
JP2001281889A
JP2001281889A JP2000095225A JP2000095225A JP2001281889A JP 2001281889 A JP2001281889 A JP 2001281889A JP 2000095225 A JP2000095225 A JP 2000095225A JP 2000095225 A JP2000095225 A JP 2000095225A JP 2001281889 A JP2001281889 A JP 2001281889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
polishing agent
surface polishing
photoreceptor
potential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000095225A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Kimoto
恵三 木元
Hiroshi Shiomi
宏 塩見
Nobuyuki Kashiwagi
信之 柏城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2000095225A priority Critical patent/JP2001281889A/ja
Publication of JP2001281889A publication Critical patent/JP2001281889A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】劣化した有機感光体表面を効率よく研磨し、再
使用可能にする研磨方法とそれに用いる研磨剤を提供す
ることである。 【解決手段】ホウ酸金属塩、特にホウ酸アルミニウム水
溶液を研磨剤として用いることで、効率よく有機感光体
表面を研磨する研磨方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、レーザービ
ームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いら
れる電子写真感光体を再生するために、表面にフィルミ
ングにより付着した異物、トナーおよび感光体の最表面
層(表面から1μm以内)に吸着したオゾン、NOx等
のガス成分を除去し、感光体を再生する研磨剤及びその
研磨方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記電子写真用有機感光体は使用してい
ると、その画像形成過程においてトナーの融着により、
いわゆるフィルミングが発生する。また、帯電、転写、
分離時のコロナ放電により発生したオゾン、NOxは感
光体表面に吸着し、感光体の電気特性を著しく低下させ
画像不具合の原因となる。
【0003】通常、定期メンテナンスなどで感光体に起
因する画像不具合が生じた場合、サービスマンが感光体
表面を清掃するが、画像欠陥が完全に解消されず感光体
を新しいものと交換する場合が多い。しかしこれは、数
十万枚の耐刷により通常10μm以上感光層が摩耗する
ことで電気特性が低下し寿命となり交換する場合とは異
なり再生することが可能であり、感光体資源の無駄とな
っていた。特に今日、環境保護の観点からは、生産され
た感光体を最大限に利用することが望ましく、劣化した
感光体の研磨再生というリサイクルの必要性も望まれて
いる。
【0004】これまで感光体の研磨の方法としては、a
−Siのような表面硬度の高い感光体の場合には、アル
ミナ、チタニア、シリカ等をトナー中に添加し研磨しな
がら使用することが知られている。しかし、有機感光体
のように表面硬度が比較的低い場合は、これらの粒子を
用いると研磨力が強すぎるため研磨量のコントロールが
不可能である。これらの研磨粒子をアルコール溶媒中に
分散させて研磨を行う方法も提案されているが、アルコ
ールにより感光体の構成成分を一部溶解して特性を変化
させる為、実用に耐えない。
【0005】そこで布等を用いて乾拭きする、布等にト
ナーをまぶして拭く等が行われているが、いずれも研磨
効果が小さく研磨に時間がかかるため実用的でない。一
方、アルミナ、チタニア、シリカ等の前記研磨粒子の分
散溶媒として水を用いることも提案されているが、これ
らの粒子は親水性が低く水中に均一に分散されないため
研磨剤として使用することができない。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記
問題点を解消し有機感光体のための最適な研磨剤及び研
磨方法を提供するものであり、具体的には、感光体表面
へのフィルミングやオゾン、NOxの吸着による感光体
最表面(表面から1μm以内)の劣化に対して、劣化部
分のみを効率よく研磨することで、感光体を再生しリサ
イクル使用が可能となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記感光体の表面を効率
よく研磨することで、付着した異物および最表面の劣化
部を取り去り、有機感光体を再生する実用性のある研磨
剤、研磨方法を提供する。
【0008】
【発明の作用】本発明者らは、フィルミングやガス吸着
による劣化は、感光体表面及び感光体表面から1μm以
内で起こる劣化現象であって、最表面以外の感光体内部
は何ら問題はないにもかかわらず、著しく感光体の電気
特性を劣化させていることを見出した。具体的には、フ
ィルミングは給紙工程で転写紙とローラー等との摩擦に
より生じた紙粉中の炭化カルシウムやトナーから脱離し
たシリカ、アルミナ、酸化チタン等トナー外添剤が核と
なり、ドラム回りにトナーが付着し感度が低下するもの
である。また、NOxが感光体最表面に吸着した場合、
感光体の帯電能が低下する。特にレーザープリンターや
ディジタル複写機などで採用されている反転現像方式を
行う場合には、この帯電能の低下が画像かぶりの原因と
なり、高温高質環境下では著しい画像かぶりが発生して
しまう。
【0009】しかしこれらの不具合は、感光体の表面お
よび最表面層(1μm以内)に問題が有るだけで内部は
何ら問題が無い為、感光体上の異物や感光体の最表面層
を研磨等により取り除くことにより、感度、帯電特性を
回復し、再使用することが可能である。しかも、現像剤
に研磨剤を添加し、画像形成とともに研磨するのでな
く、水に分散させた研磨剤とすることで感光体の摩耗量
を有効にコントロールすることで、1本の有機感光体を
長期にわたって使用することができるのである。以下、
この発明の研磨剤及び研磨方法の実施形態について詳細
に説明する。
【0010】
【発明の実施形態】本発明に使用する研磨剤について説
明する。本発明の研磨剤は、ホウ酸金属塩を水とエタノ
ールの混合溶剤に分散させたものを使用するのが特徴で
ある。一般に、ホウ酸金属塩は水やアルコールとの親和
性が大きく、分散させやすい。また、ホウ酸金属塩は適
度な硬度を有しており、水とエタノールの混合溶剤に分
散させることで、有機感光体表面を薄く均一に研磨する
ことに優れている。このホウ酸金属塩としては、ホウ酸
アルミニウム、ホウ酸マグネシウム、ホウ酸カリウム、
ホウ酸インジウム等が挙げられる。中でも9Al23
2B23の組成式で示されるホウ酸アルミニウムが好適
に使用できる。
【0011】研磨剤としては、種々の割合で水とアルコ
ールの混合溶媒に分散させて使用できるが、取り扱いの
容易性や研磨効率の観点から、10乃至50wt%で使
用することが望ましい。研磨剤が10wt%より少ない
場合は、研磨能力が悪くなる傾向が有り、所望の研磨量
を達成するのにより多くの時間を必要とする。また溶媒
量が多くなるため研磨剤の取り扱いも悪くなる傾向が出
てくる。逆に50wt%を越える場合には、適度な粘度
が得にくく、取り扱いにくくなる傾向が有る。
【0012】また、使用するホウ酸金属塩の粒子径も種
々のものが使用できるが、重量平均粒径が1乃至20μ
m、好ましくは5乃至15μmのものが研磨効率や取り
扱いの容易性から使用される。1μmより小さい場合
は、研磨能力が低くより多くの研磨時間が必要となる為
効率が悪くなる。更に、ファーブラシをクリーニングに
用いたプロセスにおいては使い込むことでドラム表面に
細かい傷が発生しており、研磨時に細かい粒子がその傷
に入り込んで取れなくなってしまうことから、5μm以
上がより好ましい。逆に20μmを越える場合には研磨
後の感光体表面に凹凸が発生し、より好ましくは平滑性
を維持する為に15μm以下が使用される。
【0013】ホウ酸金属塩粒子を分散する溶媒として
は、適度な混合比の水とアルコールの混合溶媒が使用さ
れる。その混合比としては、水が70%以上(即ちアル
コールが30%以下)においては、拭き取り後に残存す
る微少量の水の影響で帯電特性の低下が起こり、アルコ
ールが70%以上(即ち水が30%以下)では、アルコ
ールの影響で感光層が一部溶解する傾向があり、水とア
ルコールの比率が30:70乃至70:30が好適に使
用される。
【0014】一方、研磨の対象となる有機感光体として
は、結着樹脂中に電荷発生材料、電荷輸送材料などを均
一に分散した単層感光体、あるいは電荷発生送とその表
面に電荷輸送層を積層した積層感光体が利用できる。中
でも膜厚方向に均一な組成の単層感光体は、感光体の再
生効果が優れており望ましい。この感光体の研磨に使用
する場合は、均一層を薄く研磨するため感光体の硬度よ
りも幾分高目の硬度を有していることが研磨性の観点か
ら望ましい。従って、研磨剤として使用するホウ酸金属
塩の硬度としては、モース硬度で6から8が望ましい。
【0015】本発明は、連続使用で劣化した感光体表面
を上述したホウ酸金属塩を水とアルコールの混合溶媒に
適当な濃度で均一に分散させた研磨剤を布などに染み込
ませ、感光体表面を均一に軽く擦ることで研磨できる。
研磨量としては、劣化した感光層表面のみを研磨すれば
足りるため1μm程度研磨する。また、図3に示すよう
にスポンジローラーに研磨剤を供給し自動的に研磨して
も良い。
【0016】複写機等の画像形成装置で5000枚画像
出しを行った後にフィルミング及びオゾン、NOx吸着
により劣化した正帯電単層感光体の表面をホウ酸アルミ
ニウム溶液の研磨剤を用いて研磨した時の感度を表わす
露光後電位及び帯電能の変化の様子をそれぞれ図1、2
に模式的に示す。尚、上記正帯電単層感光体としては、
X型無金属フタロシアニン2重量部、ベンジジン誘導体
60重量部、ジフェノキノン誘導体40重量部をビスZ
型ポリカーボネート樹脂に均一に分散した正帯電単層感
光体を用いた。
【0017】フィルミングやオゾン、NOx等の吸着の
無い通常部位は、破線で示す様な感光層膜厚の露光後電
位依存性及び帯電電位依存性を示し、初期状態に置いて
30μmで1μJ/cm2の光量を照射後の露光後電位
125V、帯電電位800Vを示す。一方、フィルミン
グやオゾン、NOx等の吸着の起こった劣化部は膜厚3
0μmで露光後電位が200V、帯電電位550Vまで
低下しているが、これを研磨し表面に付着したトナーや
劣化部位を取り除くことで露光後電位、帯電電位は急激
に回復し、1μm以内の研磨量で通常部と同等の露光後
電位、帯電電位を示し、再使用が可能となる。又、1μ
m以上さらに研磨した場合においても図1、2から分か
るように、通常部位の露光後電位、帯電電位と同じ値を
示す(図上の実線と破線が重なる)為、本研磨剤を使用
して研磨することによる新たな弊害は、起こっていない
ことが確認される。
【0018】
【実施例.1】円筒状のサンプル管に中心粒径8.0μ
mの9Al23・2B23の組成式で示されるホウ酸ア
ルミニウム25gを蒸留水37.5g、エタノール3
7.5gの混合溶媒75gに分散し、ボールミル台で1
0分間、回転攪拌することで25wt%の研磨剤を作成
した。図1,2に示した様な膜厚30μmの感光体に1
μJ/cm2の光量を照射後の露光後電位200V(通
常部が膜厚30μmで帯電800V、露光後電位125
V)、帯電電位550Vの電気特性を有する劣化した正
帯電単層感光体ドラムを上記研磨剤を布にしみこませ、
ドラム表面全面を3分間擦ることにより研磨を行った。
研磨後、ドラム膜厚29μm、露光後電位127V、帯
電電位750Vであり、充分な回復性を示し再使用可能
となった。
【0019】
【実施例.2】中心粒径15.0μmのホウ酸アルミニ
ウムを使用する以外は、実施例.1と同様のドラムを用
い研磨を行ったところ、2分間擦ることによりドラム膜
厚29μm、露光後電位129V、帯電電位750Vで
あり、充分な回復性を示し再使用可能となった。
【0020】
【実施例.3】中心粒径5.0μmのホウ酸アルミニウ
ムを用いること以外は上記実施例.1と同様のドラムを
用いて研磨を行ったところ、5分間擦ることによりドラ
ム膜厚29μm、露光後電位128V、帯電電位750
Vであり、充分な回復性を示し再使用可能となった。
【0021】
【実施例.4】中心粒径20.0μmのホウ酸アルミニ
ウムを用いること以外は上記実施例.1と同様のドラム
を用いて研磨を行ったところ、ドラム膜厚29μmまで
研磨するのに1.5分でできたが、研磨後ドラムは0.
8μmの表面凹凸を生じた。しかし画像に影響は出ず、
露光後電位127V、帯電電位750Vに回復してお
り、感光体の再生は可能であった。
【0022】
【実施例.5】中心粒径1.0μmのホウ酸アルミニウ
ムを用いること以外は上記実施例.1と同様のドラムを
用いて研磨を行ったところ、ドラム膜厚29μmまで研
磨するのに5分を要し、研磨効果が劣ることが分かっ
た。しかし、露光後電位125V、帯電電位750Vに
回復しており、感光体の再生は可能であった。
【0023】
【実施例.6】中心粒径8.0μmのホウ酸アルミニウ
ム25gを蒸留水52.5g、エタノール22.5gの
混合溶媒75gに分散し、水:エタノールが70:30
の25wt%の研磨剤を使用すること以外は、上記実施
例.1と同様のドラムを用いて研磨を行ったところ、露
光後電位126V、帯電電位750Vに回復しており、
感光体の再生は可能であった。
【0024】
【実施例.7】中心粒径8.0μmのホウ酸アルミニウ
ム25gを蒸留水22.5g、エタノール52.5gの
混合溶媒75gに分散し、水:エタノールが30:70
の25wt%の研磨剤を使用すること以外は、上記実施
例.1と同様のドラムを用いて研磨を行ったところ、ド
ラム表面に若干の荒れを生じた。しかし画像には影響が
出ず、露光後電位127V、帯電電位750Vに回復し
ており、感光体の再生は可能であった。
【0025】
【実施例.8】中心粒径8.0μmのホウ酸アルミニウ
ム50gを蒸留水25g、エタノール25gの混合溶媒
50gに分散し、水:エタノールが50:50の50w
t%の研磨剤を使用すること以外は、上記実施例.1と
同様のドラムを用いて研磨を行ったところ、1分間擦る
ことによりドラム膜厚29μm、露光後電位129V、
帯電電位750Vであり、充分な回復性を示し再使用可
能となった。
【0026】
【実施例.9】中心粒径8.0μmのホウ酸アルミニウ
ム10gを蒸留水45g、エタノール45gの混合溶媒
90gに分散し、水:エタノールが50:50の10w
t%の研磨剤を使用すること以外は、上記実施例.1と
同様のドラムを用いて研磨を行ったところ、ドラム膜厚
29μmまで研磨するのに9.5分を要し、研磨効果が
劣ることが分かった。しかし、露光後電位126V、帯
電電位750Vに回復しており、感光体の再生は可能で
あった。
【0027】
【比較例.1】中心粒径25μmのホウ酸アルミニウム
を用いること以外は上記実施例.1と同様のドラムを用
いて研磨を行ったところ、ドラム膜厚29μmまで研磨
するのに1分でできたが、研磨後ドラムは1.2μmの
表面凹凸を生じ、画像に影響を及ぼしたため、再生不可
能であった。
【0028】
【比較例.2】中心粒径0.5μmのホウ酸アルミニウ
ムを用いること以外は実施例.1と同様のドラムを用い
て研磨を行おうとしたが、ドラム上に発生していた細か
い筋にホウ酸アルミニウムが入り込み、再生不可能であ
った。
【0029】
【比較例.3】分散溶媒として蒸留水60g、エチルア
ルコール15gの混合溶媒75gに分散し、水:エタノ
ールが80:20の25wt%の研磨剤を用いる以外
は、上記実施例.1と同様のドラムを用いて、同様に研
磨を行ったところ、研磨部の露光後電位140V、帯電
電位650Vであり、水の影響を受け帯電電位の低下が
大きく、再生不可能であった。
【0030】
【比較例.4】分散溶媒として蒸留水15g、エチルア
ルコール60gの混合溶媒75gに分散し、水:エタノ
ールが20:80の25wt%の研磨剤を用いること以
外は、上記実施例.1と同様のドラムを用いて、同様に
研磨を行ったところ、ドラム表面が一部溶解し再生不可
能であった。
【0031】
【比較例.5】中心粒径8.0μmのホウ酸アルミニウ
ム60gを蒸留水20g、エタノール20gの混合溶媒
40gに分散し、水:エタノールが50:50の60w
t%の研磨剤を使用すること以外は、上記実施例.1と
同様のドラムを用いて研磨を行ったところ、研磨剤中の
ホウ酸アルミニウムの濃度が高いため均一に分散せず、
研磨時に研磨のムラを生じ再生不可能であった。
【0032】
【比較例.6】中心粒径8.0μmのホウ酸アルミニウ
ム5gを蒸留水47.5g、エタノール47.5gの混
合溶媒95gに分散し、水:エタノールが50:50の
5wt%の研磨剤を使用すること以外は、上記実施例.
1と同様のドラムを用いて研磨を行ったところ、20分
以内にドラム膜厚29μmまで研磨することはできず、
再生不可能であった。
【0033】
【比較例.7】有機感光体の換わりにa−Siドラムを
用いる以外は、実施例.1と同様に研磨を行ったところ
20分の研磨を行っても研磨量は、0であり、研磨効果
はなかった。
【0034】
【発明の効果】この発明によって、フィルミングやオゾ
ン、NOx吸着で表面及び最表面部位のみ劣化した感光
体を簡便な方法で効率よく研磨し、再使用する事ができ
た。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】感光体劣化部の露光後電位の研磨による回復性
【図2】感光体劣化部の帯電電位の研磨による回復性
【図3】ドラム表面自動研磨装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2H035 BA01 2H068 AA31 EA47 FC02 FC15 FC20 3C058 AA09 AC04 BA07 CA01 CB03 CB05 DA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真用有機感光体の感光層表面の研磨
    に、ホウ酸金属塩を水に分散した表面研磨剤を用いるこ
    とを特徴とする表面研磨方法。
  2. 【請求項2】前記表面研磨剤を用いた表面研磨におい
    て、研磨量が1μm以内である表面研磨方法。
  3. 【請求項3】前記表面研磨剤が、ホウ酸金属塩を水とア
    ルコールの混合溶媒に対して10乃至50wt%の濃度で
    分散させている請求項1記載の表面研磨剤。
  4. 【請求項4】前記表面研磨剤の混合溶媒に用いる水とア
    ルコールの混合比が30:70乃至70:30である請
    求項3記載の表面研磨剤。
  5. 【請求項5】前記表面研磨剤中のホウ酸金属塩の中心粒
    子径が、1乃至20μm、好ましくは5乃至15μmで
    ある請求項1記載の研磨剤。
  6. 【請求項6】前記表面研磨剤中のホウ酸金属塩のモース
    硬度が6以上8以下である請求項1記載の研磨剤。
  7. 【請求項7】前記電子写真用有機感光体が正帯電単層感
    光体である請求項1記載の研磨剤を用いた研磨方法。
  8. 【請求項8】前記表面研磨方法を適用する電子写真用有
    機感光体を使用するクリーニングプロセスが、ファーブ
    ラシを用いる画像形成方法。
JP2000095225A 2000-03-29 2000-03-29 電子写真感光体の表面研磨方法及びその方法に用いる表面研磨剤 Pending JP2001281889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000095225A JP2001281889A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 電子写真感光体の表面研磨方法及びその方法に用いる表面研磨剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000095225A JP2001281889A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 電子写真感光体の表面研磨方法及びその方法に用いる表面研磨剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001281889A true JP2001281889A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18610154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000095225A Pending JP2001281889A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 電子写真感光体の表面研磨方法及びその方法に用いる表面研磨剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001281889A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016186593A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 三菱化学株式会社 電子写真感光体の製造方法、電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置
JP2019053334A (ja) * 2019-01-11 2019-04-04 三菱ケミカル株式会社 電子写真感光体の製造方法、電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016186593A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 三菱化学株式会社 電子写真感光体の製造方法、電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置
JP2019053334A (ja) * 2019-01-11 2019-04-04 三菱ケミカル株式会社 電子写真感光体の製造方法、電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003156971A (ja) 画像形成装置
US8019249B2 (en) Charging device, image forming apparatus and method of charging image carrier of image forming apparatus
JP2001281889A (ja) 電子写真感光体の表面研磨方法及びその方法に用いる表面研磨剤
JP2001013696A (ja) 電子写真感光体の表面研磨方法及びその方法に用いる表面研磨剤
JP5109850B2 (ja) 像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置
JP5423346B2 (ja) 画像形成装置
JP2007132999A (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ及びクリーニング装置を備えた画像形成装置
JP3825918B2 (ja) 画像形成方法
JPH08248674A (ja) トナー
JPH03200191A (ja) 画像形成装置
JPH1063157A (ja) 画像形成方法
JP7375385B2 (ja) 感光体ドラム、画像形成装置および感光体ドラム再生方法
JPS6348586A (ja) 画像形成方法
JPH0797218B2 (ja) 有機電子写真感光体の表面の乾式粗面化処理方法
JP2003307867A (ja) 電子写真装置
JPS62257186A (ja) 静電記録装置
JP2022043800A (ja) 画像形成装置
JP2001092240A (ja) 現像剤担持体、現像剤担持体再生方法、および画像形成装置
JPH1078673A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP2003337503A (ja) 画像形成装置
JP2000147796A (ja) 電子写真感光体の再生方法
JP2009122639A (ja) 画像形成装置および画像形成装置における像担持体の帯電方法
JPH1049017A (ja) 画像形成装置
JP2007264099A (ja) 接触帯電部材を有する電子写真画像形成装置
JPH09305082A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040326

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050301

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02