JP5423346B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5423346B2
JP5423346B2 JP2009265719A JP2009265719A JP5423346B2 JP 5423346 B2 JP5423346 B2 JP 5423346B2 JP 2009265719 A JP2009265719 A JP 2009265719A JP 2009265719 A JP2009265719 A JP 2009265719A JP 5423346 B2 JP5423346 B2 JP 5423346B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
developer
forming apparatus
image forming
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009265719A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011107662A (ja
Inventor
誠斉 法橋
貴志 鈴木
公太郎 山田
勝博 明永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009265719A priority Critical patent/JP5423346B2/ja
Priority to US12/943,336 priority patent/US8532545B2/en
Publication of JP2011107662A publication Critical patent/JP2011107662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5423346B2 publication Critical patent/JP5423346B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0818Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the structure of the donor member, e.g. surface properties
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/06Developing structures, details
    • G03G2215/0634Developing device
    • G03G2215/0636Specific type of dry developer device
    • G03G2215/0648Two or more donor members

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関し、さらに詳しくは、像担持体上に生じるフィルミングの解消および現像剤のリフレッシュ機構に関する。
周知のように、複写機やプリンタあるいは印刷機などの画像形成装置においては、潜像担持体である感光体上に形成された静電潜像が現像装置から供給される現像剤によって可視像処理される。
可視像処理されたトナー像は転写材に転写された後、定着装置による加熱・加圧によってトナーが融解・浸透することで定着されて複写画像とされる。
一方、トナー像転写を終えた感光体は、クリーニング装置により未転写などによる残留トナーや紙粉などの異物を除去され、さらには、残留電を除電することが行われる。
クリーニング装置には、感光体表面に当接する部材としてクリーニングブレードやクリーニングブラシが備えられており、感光体表面からの異物の除去が可能になっている、
ところで、クリーニング装置による異物除去に関する問題として、近年要求が高まってきている画像品質向上のために用いられるトナーの小粒径化や真円度による問題、そして放電生成物の堆積によるフィルミングの問題がある。前者の問題は、トナーがブレードをすり抜けた場合にそれが堆積することが原因となる。
後者のフィルミングに関しては次の理由により発生する。
近年、電子写真における作像プロセスの帯電手段に、帯電部材を感光体に接触もしくは近接に配置し、帯電処理を行う帯電装置が多く採用されているが、前記帯電部材にACを印加した場合、コロナ帯電器に比べて発生オゾン量は少ないが、放電生成物による悪影響がある。すなわち感光体表面に放電生成物が付着、俗にいう感光体フィルミングが発生することによって、感光体表面が低抵抗化して潜像の解像力が低下し、ボケ、画像流れ等が発生しやすくなる。更にこのフィルミングはACバイアスが大きくなるほど顕著となる。このような感光体フィルミングの発生は、感光体表面の平滑性が損なわれ、感光体のクリーニング不良を誘発し、経時品質を不安定にさせている。
そこで、従来では、画像形成動作を行いながら現像装置から供給される現像剤を用いて感光体を研磨することでフィルミングを解消する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、フィルミング除去が必要と判断された場合に、感光体の間欠的駆動を行うことあるいは感光体の周速を通常画像形成時よりも低速に設定したうえで、現像装置から供給される現像剤を感光体に付着させてその付着した現像剤をクリーニングする際の研磨によりフィルミングを除去する構成が開示されている。
一方、感光体にベタ画像などの現像剤消費量の多い画像を形成し、現像装置へのトナー補給を行わないようにして現像処理することにより現像装置内の現像剤の置換を行い現像剤をリフレッシュする方法も提案されている(例えば、特許文献2)。
さらに、一葉の記録シートではなく長尺状の連続紙を対象として、常に同じ印刷パターンを印刷するフォーム印刷の場合には、フィルミング解消に際して現像バイアスとは逆極性のバイアスを印加することも提案されている(例えば、特許文献3)。
フィルミングはトナーのみを用いる一成分系現像剤に限らず、トナーとキャリアとを混合した二成分系現像剤においても発生する。特に、二成分系現像剤を用いた場合、原稿印字率が低いと現像剤中のトナーの消費がほとんど行われない場合があり、これによってキャリアとの摩擦帯電が促進されてトナーの電荷量が大きくなることがある。このため、小粒径トナーを用いるような場合には、トナーの単位重量当たりの電荷量が大きくなることでキャリアに対する静電吸着力が強まり、現像剤中に多くの小粒径トナーが含まれることになる。
キャリア側に吸着されているトナーが多くなると、静電潜像へのトナーの供給がおぼつかなくなる結果、画像濃度低下を引き起こす虞がある。
しかも、同極性に帯電したトナー同士は反撥しやすくなり、現像剤の嵩密度が実際のものと異なることにもなる。この結果、透磁率センサを用いてトナー濃度を管理するような場合には、トナーの密度が低いにも拘わらず、嵩密度が高く、トナー濃度は十分であると判断されて新たなトナー補給が行われないことやトナーの不足によるキャリアの存在により感光体表面の摺擦が発生されてしまうことなどの新たな問題が発生する。
フィルミングの解消を提案している特許文献において、感光体を間欠的に移動させて現像剤の供給によるフィルミングの研磨を行う方式では、感光体の移動開始時での摺擦力が大きくなることで感光体への損傷が広がる虞がある。また、研磨のために二成分系現像剤を用いる際に逆バイアスを印加した場合には、キャリアの飛びが多くなることで現像ロールロック現象が発生しやすくなる。
現像剤のリフレッシュに関しては、新たなトナーの補給を行わない状態で既存の現像剤の消費を行うようになっているだけであることから、新たな現像剤の置換を改めて行うことが必要となる。
これら特許文献に開示されている技術は、いずれもフィルミングの解消と現像剤のリフレッシュとを独立して行うことが前提となっており、使用されるトナーも経時的劣化が進行したものが対象となっている。
フィルミングの解消には、帯電特性や表面性状などに経時劣化を来していないトナー、いわゆる新しいトナーであることが望ましいが、特許文献に開示されている方式では、既存のものを用いるに過ぎないことからフィルミングの解消効率や現像剤のリフレッシュの良好性を期待することができない虞がある。さらに、上記特許文献に開示されている方式では、フィルミング解消のためのサイクルを改めて設定することで画像形成に係る稼働時間以外の稼働時間が多大となる虞もある。
本発明の目的は、上記従来の画像形成装置における問題に鑑み、特別なフィルミング除去サイクルを設けることなく通常の画像形成プロセス内においてフィルミング除去および現像剤のリフレッシュ作業が可能な構成を備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は次の構成よりなる。
(1)一様帯電後に実行される露光により静電潜像が形成される像担持体と、静電潜像を可視像処理する現像剤を有し、該現像剤を前記像担持体に供給する複数の現像剤担持体を備え、そのうちの一つが前記像担持体の移動方向と逆方向に移動する構成を備えた現像装置と、可視像処理されたトナー像を記録媒体に転写する転写装置と、転写後の像担持体に残るトナーをクリーニングするクリーニング装置とを備えた画像形成装置において、
前記現像剤の置換に相当するリフレッシュ作業時は、画像形成時と同様に、前記帯電および露光により印字密度が30〜50%とされたリフレッシュ、フィルミング除去用の画像を前記像担持体に印字しながら該像担持体を空転させて該リフレッシュ用の画像を前記現像装置から供給される現像剤およびクリーニング装置を用いることにより像担持体上のフィルミングの除去と現像装置内に現像剤のリフレッシュとを同時に行うことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記リフレッシュ作業時には、像担持体の表面電位を地肌かぶりが生じる電位に設定されることを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記現像装置に用いられる現像剤は、二成分系現像剤が用いられ、該二成分系現像剤で構成される穂によって像担持体表面を研磨することを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記リフレッシュ作業は、画像印字密度が4%以下の画像が所定時間継続して行われることを基準にして開始されることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(5)前記リフレッシュ作業は、印刷枚数をPとし、像担持体の回転数をRとしたとき、P/R≦0.5の関係が成立したときに開始されることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(6)前記像担持体を用いた印字プロセス速度が1000mm/s以上に設定されていることを特徴とする(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(7)前記印字プロセス速度が変更可能であることを特徴とする(6)に記載の画像形成装置。
本発明によれば、リフレッシュとフィルミング除去とを通常の画像形成プロセスと同様な処理を用いて同時に行うことができる。特に、リフレッシュ作業時に形成される画像の印字密度を30〜50%として形成することにより、全ベタ画像の場合のように、リフレッシュ時の画像が記録媒体には転写されないことにより多くの現像剤がクリーニング装置に作用するのを防止しながら現像剤によるフィルミングの研磨とトナーの消費によるリフレッシュを行うことができる。
しかも、フレッシュ作業時での像担持体の表面電位が地肌かぶりを生じる値に設定されているので、トナーを故意にかぶらせることによってトナーのリフレッシュを促進することができる。
さらに、印刷密度が低い画像形成が所定時間連続した場合をリフレッシュ作業開始時期としているので、低密度印字が連続した場合に発生する、トナーの置換が行われない状態を解消してトナーのリフレッシュを促進することができる。
また、印刷枚数と像担持体の回転数との比を設定することにより像担持体の回転数に対して印刷頁数が少ない場合に空転が多くなることが原因する現像剤他の置換機会が少なくなるのを解消することができる。さらに印字プロセス速度を高められることを利用して、現像剤がフィルミングに接触する機会を多くしてフィルミングの解消を促進することができる。
本発明による画像形成装置の構成を説明するための模式図である。 図1に示した画像形成装置に用いられる作像部の拡大図である。 図1に示した画像形成装置で実施されるリフレッシュ作業の手順を実行する制御部の構成を説明するためのブロック図である。 本発明による画像形成装置の第1実施例で実行される作業手順を説明するためのフローチャートである。 本発明による画像形成装置の第2実施例で実行される作業手順を説明するためのフローチャートである。 本発明による画像形成装置に用いられる現像装置に装備されている現像ローラの回転スピードとフィルミングの発生状態との関係を説明するための線図である。
以下、図面により本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明による画像形成装置100の全体構成を示す模式図であり、同図において、画像形成装置100は、感光体1の回転方向に沿って帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写部5及びクリーニングブラシ6などが配置されている。
帯電装置2により像担持体である感光体1の表面に一様に電荷が付与された後、画像データに応じて露光装置3により感光体1の表面にレーザ光が照射される。
以上のような構成において、感光体1の表面に静電潜像が形成され、現像機4により現像されて、感光体1の表面にトナー像が形成される。
感光体1としては、セレン感光体、有機感光体(OPC)、アモルファス・シリコン(a‐Si)等のプラス帯電感光体が用いられている。
感光体1の現像方式は反転現像方式であり、トナーの帯電極性はプラス極性である。
連続紙7は搬送装置8〜12により転写部5に向けて搬送され、転写部5により連続紙7上にトナー像が転写される。
連続紙7上のトナー像は、プレヒータ13を通過する時に、トナー樹脂の転移温度付近まで加熱された後、ヒータを内蔵した加熱ローラ14とバックアップローラ15からなる定着機16によりトナー像は紙媒体7に溶融固着される。定着後の記録用紙Pは装置外へ排出される。
また、転写後の感光体ドラム1は、クリーニングブラシによりドラム表面に付着するトナー等が除去された後、図示しないブロアで吸引し、サイクロンフィルターおよび、廃トナーボックスに送られる。その後、感光体は図示しない除電ランプにより電荷を除電される(0V状態になる)。
図1に示されている画像形成装置の印写部を拡大したのが図2である。
図2において、この画像形成装置100は、絶縁性トナーと磁性キャリアからなる二成分系現像剤によって感光体に形成された静電潜像を可視像処理する構成であり、摩擦帯電によりトナーを正極性にキャリアを負極性にそれぞれ帯電させるようになっている。以下に、二成分現像剤を使用して画像形成を行う場合について説明する。
現像装置4は、現像剤撹拌部19と搬送ロール17、現像ロール4a,4b、4cからなり、現像剤は現像剤攪拌部材19により、現像装置内に収容されている二成分現像剤のトナーとキャリアが攪拌されるとともに摩擦帯電されるようになっている。現像ロール4a、4b、4cには、内部にマグネットが固定配設されて現像ロール4aのみ感光体1と同方向に、4b、4cは感光体と逆方向に回転する。現像剤20が搬送ロール17から現像ロール4bに移り、感光体1と現像ロールの間に送り出す現像剤量を規制24にて規制し、規制板24と現像ロール4a、4bのそれぞれのドクタギャップによって現像剤量が規制される。
現像ロールには図示しない高圧電源から現像バイアス電圧(VB)が印加されるように構成される。
さらに、この現像装置4には、キャリアとトナーの割合であるトナー濃度を検知して、トナー濃度が基準値からずれると、随時トナーホッパ18からトナーが適時補給されるようになっている。
そして、上記二成分現像剤を使用して、次のような条件で現像を行うことができる。
すなわち、700Vの表面電位になるように帯電された感光体ドラム1に光像を露光して残留電位が50Vの静電潜像を形成し、350Vの現像バイアス電圧を印加した状態で現像を行うことにより、現像ロール4a(スリーブ)上にキャリアによる磁気ブラシにて保持された負極性のトナーが、その潜像部分のみに静電吸着される。
これにより、二成分現像剤を用いた反転現像が行われ、感光体ドラム1上にトナー像が形成される。
以上のような構成を対象として、本発明者は、以下の条件に基づきフィルミングの解消状態について実験した。この実験を行うための構成として、図3に示す制御部101が用いられている。
図3において制御部101は、入力側に感光体回転数計102および印刷枚数カウンタ102が接続され、出力側には、帯電装置5、露光装置3、および現像装置4が接続されている。
出力側に接続されている帯電装置5は、リフレッシュ作業時での感光体の表面電位を通常の画像形成時とは異なり、地肌かぶりが生じる電位に設定できるようになっており、露光装置3は画素密度を設定するために用いられ、さらに現像装置4は、現像スピードを変更できる制御が実行されるようになっている。なお、以下の説明において現像装置を現像機と称し、クリーニング装置を清掃機と称する場合があることを前置きしておく。
画像形成装置100での印字プロセス速度は、1168mm/s(46inch/s)に設定され、現像マグロールの回転数として、571rpm、663rpm、748rpmの3条件を設定し、表面電位700V、バイアス電位350Vで、トナー濃度4%程度で、20kp(2万枚)印刷を行い、形成された画像の顕微鏡撮影を行い、その画像の輝度をある閾値以下の点をフィルミングとみなし、面積率を求めたのが図6である。
横軸は感光体オペレーション側からの距離を示している。この結果から、周速が速い程、フィルミング面積率が少なく研磨効果が大きいことがわかった。特に、現像ロールの周速が高いほうがよいことがわかる。
しかし、900rpmを超えるとキャリアとびが多くなるので、500〜800rpmが望ましい。
ここで、像担持体を停止して、ブラシと現像ロールのみをまわす実験をしたが、3分ほどの空転で目に見えるフィルミングがブラシとマグロールの位置に発生した。
像担持体に対してブラシもマグロールも停止させてはいけないことがわかった。
つまり、空転させる時はマグロールの周速を早くし、像担持体も清掃機も通常通り回転させたほうが、フィルミングのかきとり効果があることがわかる。
現像機の現像ロールが複数あっても、順回転の場合は、像担持体と現像ロールの間陵では速度ベクトル同じ方向なので、剤担持体の研磨効果はないことが明らかである。このため、図1に示した画像形成装置においては、複数の現像ロールの一つを感光体1との対向位置で感光体1の移動方向と逆方向に移動するようにしているので、現像剤による研磨作用が効率よく行えることが判る。
次に、本発明の実施例としてフィルミング解消およびリフレッシュ作業に関する手順を実施例として説明する。
(実施例1)
画像形成装置の原理は前に述べてあるので、ここではフィルミング掻き取り(解消)とリフレッシュのシーケンスだけ述べる。
図4において、電源ON時には、定着機が所定の温度になるまで、現像剤カウンタが0ならば、新品なので、通常イニシャライズを行う(S1,S2)。
現像剤カウンタが0ではないときは、画像密度を計測し、直前10000ページの平均印字密度を算出し(S3)、予めメモリしてあり値である4%以下であれば、トナーリフレッシュフィルミング除去を開始する時期として判断し、そのために40%ハーフトンの潜像をつくり、1分間空転する。
像担持体(感光体1)に形成された静電潜像を現像し、現像機内トナーの入れ替えを行う。残りの時間はフィルミング除去のための空転を行う(S5)。
印字密度5%以上の時は十分トナーが入れ替わっているので、リフレッシュモードもフィルミング除去も行わない(S6)。
上記手順を用いることにより、300000ページ印刷してもフィルミングは観測されなかった。
(実施例2)
間欠印刷時の場合は、図5のフローチャートに示す手順が用いられる。なお、手順内容において図4に示した内容と同じである場合には同じステップ表示を行うことを前置きしておく。
電源ON時には、定着機が所定の温度になるまで、現像剤カウンタが0ならば、新品なので、通常イニシャライズを行う(S1,S2)。
印刷が開始されると、直前の10000頁の平均画像印字密度と像担持体の回転数Rと印刷ページ数Pの比を(P/R)、割り出す。
割り出された値が、予め設定されている関係式(P/R≧0.5)と比較する(S7)。
ステップS7において、P/R≧0.5の時は、短いジョブの連続であり、印刷密度が高くても、見かけ上、低密度印字となる。この時も前述した場合と同様に、リフレッシュ作業開始時期として判断し、40%ハーフトンの潜像を形成したうえで1分間空転する。これにより、像担持体に現像処理を施すことにより、現像機内トナーの入れ替えを行う。
現像機内のトナーの入れ替えと同時に供給される現像剤を用いてフィルミングの研磨が行われる。
ステップS7において、P/R≧0.5のときは通常印刷を続ける(S6)。
上記手順を用いることにより、300000ページ印刷してもフィルミングは観測されなかった。
実施例1,2には低密度印字の時と間欠印刷場合を書いたが、低密度印字と間欠印字が連続していることに関してこの判別を一緒に行い、この結果に応じてトナーリフレッシュとフィルミング研磨を行うこともできる。
1分間空転するのは40%密度ならばプロセススピード1000mm/s以上の速さの機械なら、現像機内のトナーを入れ替えるのに十分な長さであるからである。
(実施例3)
図1の機械で、プロセス速度が可変の場合は、1168mm/s(46inch/s)、1422mm/s(56inch/s)の2種類のプロセス速度で稼動できる機械では、トナーリフレッシュ時には速いほうの1422mm/sのプロセススピードの時の現像ロール回転数、清掃機の条件で空転をかける以外は実施例1,2と同じである。3種類以上プロセス速度を変えられる場合は、一番速いプロセススピードの時の現ロール回転数、清掃機の条件を選択する。
(実施例4)
図1の機械で、リフレッシュ、フィルミング除去動作時は、表面電位とバイアス電位の差を小さくすることにより、かぶり電位にして、トナーを消費する方法もある。たとえば、通常印刷の時は表面電位700V、バイアス電位350Vであるが表面電位500V、バイアス電位350Vとして空転する方法もある。この方法だと、キャリア飛びを、ある程度防ぎながら空転できる。それ以外は実施例1,2と同じである。
1 感光体
3 露光装置
4 現像装置
5 帯電装置
100 画像形成装置
101 制御部
102 感光体回転数計
103 印刷枚数カウンタ
特開平11−52789号公報 特開2007−271871号公報 特開2009−192821号公報

Claims (7)

  1. 一様帯電後に実行される露光により静電潜像が形成される像担持体と、静電潜像を可視像処理する現像剤を有し、該現像剤を前記像担持体に供給する複数の現像剤担持体を備え、そのうちの一つが前記像担持体の移動方向と逆方向に移動する構成を備えた現像装置と、可視像処理されたトナー像を記録媒体に転写する転写装置と、転写後の像担持体に残るトナーをクリーニングするクリーニング装置とを備えた画像形成装置において、
    前記現像剤の置換に相当するリフレッシュ作業時は、画像形成時と同様に、前記帯電および露光により印字密度が30〜50%とされたリフレッシュ、フィルミング除去用の画像を前記像担持体に印字しながら該像担持体を空転させて該リフレッシュ用の画像を前記現像装置から供給される現像剤およびクリーニング装置を用いることにより像担持体上のフィルミングの除去と現像装置内に現像剤のリフレッシュとを同時に行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記リフレッシュ作業時には、像担持体の表面電位を地肌かぶりが生じる電位に設定されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像装置に用いられる現像剤は、二成分系現像剤が用いられ、該二成分系現像剤で構成される穂によって像担持体表面を研磨することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記リフレッシュ作業は、画像印字密度が4%以下の画像が所定時間継続して行われることを基準にして開始されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記リフレッシュ作業は、印刷枚数をPとし、像担持体の回転数をRとしたとき、P/R≦0.5の関係が成立したときに開始されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体を用いた印字プロセス速度が1000mm/s以上に設定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記印字プロセス速度が変更可能であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
JP2009265719A 2009-11-20 2009-11-20 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5423346B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009265719A JP5423346B2 (ja) 2009-11-20 2009-11-20 画像形成装置
US12/943,336 US8532545B2 (en) 2009-11-20 2010-11-10 Image forming apparatus and image forming method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009265719A JP5423346B2 (ja) 2009-11-20 2009-11-20 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011107662A JP2011107662A (ja) 2011-06-02
JP5423346B2 true JP5423346B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=44062175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009265719A Expired - Fee Related JP5423346B2 (ja) 2009-11-20 2009-11-20 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8532545B2 (ja)
JP (1) JP5423346B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6366424B2 (ja) * 2014-08-21 2018-08-01 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6213515B2 (ja) 2015-04-06 2017-10-18 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法
US20220373942A1 (en) * 2021-05-20 2022-11-24 Zhuhai Pantum Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus and control method thereof, and electronic apparatus

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2892063B2 (ja) 1989-01-09 1999-05-17 株式会社リコー 画像形成装置
JP3029648B2 (ja) * 1990-07-31 2000-04-04 株式会社東芝 画像形成装置
JPH11102115A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真装置
US5923933A (en) * 1997-02-21 1999-07-13 Hitachi Koki Co., Ltd. Electrophotographic apparatus
JPH1152789A (ja) 1997-07-30 1999-02-26 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2001075450A (ja) * 1999-09-06 2001-03-23 Sharp Corp 画像形成装置
JP4076136B2 (ja) * 2002-10-28 2008-04-16 株式会社リコー 画像形成装置および画像形成方法
JP2005062637A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置および画像形成装置
JP2005134776A (ja) 2003-10-31 2005-05-26 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP4748994B2 (ja) * 2005-01-20 2011-08-17 株式会社リコー 画像形成装置
JP2007133122A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Ricoh Co Ltd 現像装置および画像形成装置
JP2007233049A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置及びドラムクリーニング方法
JP2007271871A (ja) 2006-03-31 2007-10-18 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009192821A (ja) 2008-02-14 2009-08-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置の感光体クリーニング方法
JP5327516B2 (ja) * 2008-02-22 2013-10-30 株式会社リコー 画像形成装置およびトナー
JP5293575B2 (ja) 2009-02-19 2013-09-18 株式会社リコー 画像形成装置及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20110123233A1 (en) 2011-05-26
US8532545B2 (en) 2013-09-10
JP2011107662A (ja) 2011-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4872026B2 (ja) 画像形成装置
JP5855063B2 (ja) 画像形成装置
JP4865408B2 (ja) 画像形成装置
JP2008089771A (ja) クリーニング方法、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2008129066A (ja) 画像形成装置
JP5423346B2 (ja) 画像形成装置
JP2017009913A (ja) 画像形成装置
JP2009058732A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP3768931B2 (ja) 画像形成装置
JP5251622B2 (ja) 画像形成装置
JP2017107075A (ja) 画像形成装置
JP6184466B2 (ja) 画像形成装置
JP2007065591A (ja) 画像形成装置
JP5302166B2 (ja) クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2009151122A (ja) 画像形成装置
JP2008009148A (ja) 画像形成装置
JP4821099B2 (ja) 画像形成装置
JPH0792873A (ja) 画像形成方法
JP6237612B2 (ja) 画像形成装置、像担持体の研磨方法
JP6204339B2 (ja) 画像形成装置、像担持体の研磨方法
JP3979644B2 (ja) 画像形成装置
JP2004170650A (ja) 画像形成装置
JP5633586B2 (ja) 画像形成装置
JP5803202B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP6187149B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131111

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees