JP2001280803A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械室、冷却室に収容された庫内ファン、熱
交換器等の冷却関連部品の配置を改善して機械室および
冷却室をコンパクトにした冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵庫１の下部に圧縮機２５を有する機
械室４２を設け、この機械室４２の上方に吸込口４４、
吹出口４６および熱交換器１５を有する冷却室４１を設
けた冷蔵庫１において、この冷却室４１と前記機械室４
２との間を仕切板４３で略斜めに仕切り、前記仕切板４
３に沿って前記熱交換器１５を斜めに配置し、前記熱交
換器１５の一側方に吸込ダクト４５、他側方に吹出ダク
ト４７、前記仕切板４３の高くなった部分の下方に圧縮
機２５を配置した。
交換器等の冷却関連部品の配置を改善して機械室および
冷却室をコンパクトにした冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵庫１の下部に圧縮機２５を有する機
械室４２を設け、この機械室４２の上方に吸込口４４、
吹出口４６および熱交換器１５を有する冷却室４１を設
けた冷蔵庫１において、この冷却室４１と前記機械室４
２との間を仕切板４３で略斜めに仕切り、前記仕切板４
３に沿って前記熱交換器１５を斜めに配置し、前記熱交
換器１５の一側方に吸込ダクト４５、他側方に吹出ダク
ト４７、前記仕切板４３の高くなった部分の下方に圧縮
機２５を配置した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫において、圧
縮機等を有する機械室と、熱交換器等を有する冷却室と
の構造に関する。
縮機等を有する機械室と、熱交換器等を有する冷却室と
の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の冷蔵庫の一例を示す要部側
断面図である。この冷蔵庫１の本体２は、前方に開口す
る鋼板製の外箱３と、この外箱３内に間隔を持たせて組
み込まれた前方に開口する合成樹脂製の内箱４と、これ
ら外箱３と内箱４間に充填発泡された発泡ポリウレタン
断熱材５とから構成されている。
断面図である。この冷蔵庫１の本体２は、前方に開口す
る鋼板製の外箱３と、この外箱３内に間隔を持たせて組
み込まれた前方に開口する合成樹脂製の内箱４と、これ
ら外箱３と内箱４間に充填発泡された発泡ポリウレタン
断熱材５とから構成されている。
【０００３】内箱４は上下の仕切壁６Ａ、６Ｂにて上中
下に区画され、上から順に、冷蔵室７、野菜室８、冷凍
室９が形成されている。冷凍室９は上下二段になってい
る。冷蔵室７の前面開口は開閉式扉７Ａで、野菜室８の
前面開口は引き出し式扉８Ａで、同じく冷凍室９の前面
開口は二段の引き出し式扉９Ａ、９Ｂで開閉自在に密閉
されている。
下に区画され、上から順に、冷蔵室７、野菜室８、冷凍
室９が形成されている。冷凍室９は上下二段になってい
る。冷蔵室７の前面開口は開閉式扉７Ａで、野菜室８の
前面開口は引き出し式扉８Ａで、同じく冷凍室９の前面
開口は二段の引き出し式扉９Ａ、９Ｂで開閉自在に密閉
されている。
【０００４】冷凍室９の奥部の中央部から上部は、冷凍
室背面板１２および熱交換器前板１３にて前後に区画さ
れ、熱交換器前板１３の後側には冷却室１４が区画形成
され、この冷却室１４内に熱交換器１５が縦設されてい
る。熱交換器１５の上方には庫内ファン１６が設けら
れ、冷凍室背面板１２の上部には冷凍室上吐出口１７Ａ
が、下部には冷凍室の中吐出口１７Ｂ、下吐出口１７Ｃ
が開口している。下吐出口１７Ｃの下方には吸込口１９
が形成されている。
室背面板１２および熱交換器前板１３にて前後に区画さ
れ、熱交換器前板１３の後側には冷却室１４が区画形成
され、この冷却室１４内に熱交換器１５が縦設されてい
る。熱交換器１５の上方には庫内ファン１６が設けら
れ、冷凍室背面板１２の上部には冷凍室上吐出口１７Ａ
が、下部には冷凍室の中吐出口１７Ｂ、下吐出口１７Ｃ
が開口している。下吐出口１７Ｃの下方には吸込口１９
が形成されている。
【０００５】また、冷凍室９奥部の下部には、機械室仕
切壁２３が設けられ、この機械室仕切壁２３の後方には
機械室２４が設けられている。この機械室２４内に前記
熱交換器１５を冷却する圧縮機２５が設置されている。
切壁２３が設けられ、この機械室仕切壁２３の後方には
機械室２４が設けられている。この機械室２４内に前記
熱交換器１５を冷却する圧縮機２５が設置されている。
【０００６】冷蔵室７の奥部には内箱４の背面と間隔を
存して冷蔵室背面板２６が取り付けられており、この冷
蔵室背面板２６と内箱４との間に上下に延在する冷蔵室
ダクト２７が形成され、その先端に吐出口２１が形成さ
れている。また、冷蔵室７下部の上仕切壁６Ａの前部左
右には吸込口（図示せず）が形成され、図示しない帰還
ダクトに連通接続されている。
存して冷蔵室背面板２６が取り付けられており、この冷
蔵室背面板２６と内箱４との間に上下に延在する冷蔵室
ダクト２７が形成され、その先端に吐出口２１が形成さ
れている。また、冷蔵室７下部の上仕切壁６Ａの前部左
右には吸込口（図示せず）が形成され、図示しない帰還
ダクトに連通接続されている。
【０００７】野菜室８の奥部には内箱４の背面と間隔を
存して野菜室背面板３１が取り付けられており、この野
菜背面板３１と内箱４との間には野菜室ダクト３２が形
成され、その先端に吐出口２２が形成されている。ま
た、野菜室８下部の下仕切壁６Ｂの前部左右には吸込口
（図示せず）が形成され、図示しない帰還ダクトに連通
接続されている。
存して野菜室背面板３１が取り付けられており、この野
菜背面板３１と内箱４との間には野菜室ダクト３２が形
成され、その先端に吐出口２２が形成されている。ま
た、野菜室８下部の下仕切壁６Ｂの前部左右には吸込口
（図示せず）が形成され、図示しない帰還ダクトに連通
接続されている。
【０００８】庫内ファン１６の上方には、冷蔵室ダクト
２７の下端部開口（図示せず）および野菜室ダクト３２
の下端部開口（図示せず）が形成され、それぞれダンパ
を有する冷気分配器１８と連通している。
２７の下端部開口（図示せず）および野菜室ダクト３２
の下端部開口（図示せず）が形成され、それぞれダンパ
を有する冷気分配器１８と連通している。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷却室１４
が機械室２４の上方に位置し、この冷却室１４内に熱交
換器１５と、この熱交換器１５の上方に庫内ファン１６
とを設けると、冷却室１４が冷凍室９と野菜室８との後
部に跨ってしまうため、冷却室１４周辺の構造が複雑に
なるとともに、冷蔵室７、野菜室８等へ循環させる冷気
の径路が複雑になるという問題があった。
が機械室２４の上方に位置し、この冷却室１４内に熱交
換器１５と、この熱交換器１５の上方に庫内ファン１６
とを設けると、冷却室１４が冷凍室９と野菜室８との後
部に跨ってしまうため、冷却室１４周辺の構造が複雑に
なるとともに、冷蔵室７、野菜室８等へ循環させる冷気
の径路が複雑になるという問題があった。
【００１０】本発明は上述のような従来の問題点を解消
したものであり、圧縮機、庫内ファン、熱交換器等の冷
却関連部品の配置を改善して機械室および冷却室をコン
パクトにした冷蔵庫を提供することを目的とする。
したものであり、圧縮機、庫内ファン、熱交換器等の冷
却関連部品の配置を改善して機械室および冷却室をコン
パクトにした冷蔵庫を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明は、冷蔵庫の下部に圧縮機を有する
機械室を設け、この機械室の上方に熱交換器を有する冷
却室を設けた冷蔵庫において、前記冷却室と前記機械室
との間を仕切板で略斜めに仕切り、前記仕切板に沿って
前記熱交換器を斜めに配置し、前記熱交換器の一側方に
吸込ダクト、他側方に吹出ダクトを設け、前記仕切板の
高くなった部分の下方に圧縮機を配置したことを特徴と
する。
に、請求項１の発明は、冷蔵庫の下部に圧縮機を有する
機械室を設け、この機械室の上方に熱交換器を有する冷
却室を設けた冷蔵庫において、前記冷却室と前記機械室
との間を仕切板で略斜めに仕切り、前記仕切板に沿って
前記熱交換器を斜めに配置し、前記熱交換器の一側方に
吸込ダクト、他側方に吹出ダクトを設け、前記仕切板の
高くなった部分の下方に圧縮機を配置したことを特徴と
する。
【００１２】請求項２の発明は、請求項１記載の冷蔵庫
において、前記冷却室には庫内ファンを有し、この庫内
ファンを熱交換器の側方に配置したことを特徴とする。
において、前記冷却室には庫内ファンを有し、この庫内
ファンを熱交換器の側方に配置したことを特徴とする。
【００１３】請求項３の発明は、請求項１または２に記
載の冷蔵庫において、前記仕切板の低くなった部分の下
方に蒸発皿を配置したことを特徴とする。
載の冷蔵庫において、前記仕切板の低くなった部分の下
方に蒸発皿を配置したことを特徴とする。
【００１４】請求項４の発明は、請求項１〜３のいずれ
かに記載の冷蔵庫において、前記圧縮機の上方に機械室
用ファンを収めたことを特徴とする。
かに記載の冷蔵庫において、前記圧縮機の上方に機械室
用ファンを収めたことを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１６】図１は本発明の一実施形態における冷蔵庫
の要部側断面図である。なお、図５と同一の構成要素に
は同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
の要部側断面図である。なお、図５と同一の構成要素に
は同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
【００１７】この冷蔵庫１の本体２は、外箱３と、内箱
４と、これら外箱３と内箱４間に充填発泡された発泡ポ
リウレタン断熱材５とから構成されている。内箱４は上
下の仕切壁３６Ａ、３６Ｂにて上中下に区画され、上か
ら順に、冷蔵室７、野菜室８、冷凍室９が形成されてい
る。
４と、これら外箱３と内箱４間に充填発泡された発泡ポ
リウレタン断熱材５とから構成されている。内箱４は上
下の仕切壁３６Ａ、３６Ｂにて上中下に区画され、上か
ら順に、冷蔵室７、野菜室８、冷凍室９が形成されてい
る。
【００１８】冷凍室９の奥部の中央部から上部は、冷凍
室背面板１２および熱交換器前板１３にて前後に区画さ
れ、熱交換器前板１３の後側には冷却室４１が区画形成
されている。この冷却室４１の下方には機械室４２が設
けられ、冷却室４１と機械室４２とが仕切板４３で仕切
られている。
室背面板１２および熱交換器前板１３にて前後に区画さ
れ、熱交換器前板１３の後側には冷却室４１が区画形成
されている。この冷却室４１の下方には機械室４２が設
けられ、冷却室４１と機械室４２とが仕切板４３で仕切
られている。
【００１９】図２は図１のＣ−Ｃ線に沿う正断面図であ
り、冷却室４１と機械室４２とを示している。
り、冷却室４１と機械室４２とを示している。
【００２０】冷却室４１の一方の端には開口部４４が形
成され、上方に延出する吸込ダクト４５と連通してお
り、他方の端には冷却室４１の冷気を吹き出す開口部４
６が形成され、冷気分配器１８を介して上方に延出する
吹出ダクト４７と連通している。吸込ダクト４５の開口
部４４と吹出ダクト４７の開口部４６との間の冷却室４
１略中央部には、熱交換器１５が斜めに配置され、この
熱交換器１５と開口部４６との間には庫内ファン１６が
配設されている。これら吸込ダクト４５、熱交換器１
５、庫内ファン１６、吹出ダクト４７には、冷気の流れ
る径路が形成されている。
成され、上方に延出する吸込ダクト４５と連通してお
り、他方の端には冷却室４１の冷気を吹き出す開口部４
６が形成され、冷気分配器１８を介して上方に延出する
吹出ダクト４７と連通している。吸込ダクト４５の開口
部４４と吹出ダクト４７の開口部４６との間の冷却室４
１略中央部には、熱交換器１５が斜めに配置され、この
熱交換器１５と開口部４６との間には庫内ファン１６が
配設されている。これら吸込ダクト４５、熱交換器１
５、庫内ファン１６、吹出ダクト４７には、冷気の流れ
る径路が形成されている。
【００２１】また、熱交換器１５の斜め下方には露受皿
４８が設けられ、熱交換器１５で生成された除湿水を集
めて機械室４２に導いている。また、熱交換器１５の後
方には壁を隔てて制御装置５１が取り付けられている。
４８が設けられ、熱交換器１５で生成された除湿水を集
めて機械室４２に導いている。また、熱交換器１５の後
方には壁を隔てて制御装置５１が取り付けられている。
【００２２】冷却室４１の下部は仕切板４３で仕切ら
れ、この仕切板４３は熱交換器１５の下端部に沿って略
斜めに形成されている。
れ、この仕切板４３は熱交換器１５の下端部に沿って略
斜めに形成されている。
【００２３】仕切板４３の下方には機械室４２が設けら
れ、仕切板４３の高くなった部分の下方には、圧縮機２
５が配置され、この圧縮機２５と仕切板４３との間には
圧縮機２５の冷却用ファン５２が設けられている。仕切
板４３の低くなった部分の下方には蒸発皿５３が設けら
れ、この蒸発皿５３に前記露受皿４８から導かれた除湿
水が集められ、ここで蒸発されるようになっている。ま
た、冷却用ファン５２と制御装置５１の間には冷却用フ
ァン５２の風を制御装置５１に導く分流ダクト５４が設
けられている。
れ、仕切板４３の高くなった部分の下方には、圧縮機２
５が配置され、この圧縮機２５と仕切板４３との間には
圧縮機２５の冷却用ファン５２が設けられている。仕切
板４３の低くなった部分の下方には蒸発皿５３が設けら
れ、この蒸発皿５３に前記露受皿４８から導かれた除湿
水が集められ、ここで蒸発されるようになっている。ま
た、冷却用ファン５２と制御装置５１の間には冷却用フ
ァン５２の風を制御装置５１に導く分流ダクト５４が設
けられている。
【００２４】冷却用ファン５２が運転されると、冷却用
ファン５２による風が圧縮機２５に吹き付けられ圧縮機
２５を冷却した後、温風となって蒸発皿５３に吹き付け
るので、蒸発皿５３に溜まった水を蒸発し易くすること
ができる。一方、冷却用ファン５２による風が分流ダク
ト５４を通って制御装置５１に吹き付けられるので、制
御装置５１の放熱を助けることができる。
ファン５２による風が圧縮機２５に吹き付けられ圧縮機
２５を冷却した後、温風となって蒸発皿５３に吹き付け
るので、蒸発皿５３に溜まった水を蒸発し易くすること
ができる。一方、冷却用ファン５２による風が分流ダク
ト５４を通って制御装置５１に吹き付けられるので、制
御装置５１の放熱を助けることができる。
【００２５】図３は図１のＢ−Ｂ線に沿う平断面図であ
り、冷凍室９を上から見た図である。冷凍室９の後部に
吸込ダクト４５、熱交換器１５、庫内ファン１６、吹出
ダクト４７が配設され、吸込ダクト４５から熱交換器１
５を介して吹出ダクト４７まで冷気径路が形成されてい
る。なお、５１は制御装置であり、５４は分流ダクトで
ある。
り、冷凍室９を上から見た図である。冷凍室９の後部に
吸込ダクト４５、熱交換器１５、庫内ファン１６、吹出
ダクト４７が配設され、吸込ダクト４５から熱交換器１
５を介して吹出ダクト４７まで冷気径路が形成されてい
る。なお、５１は制御装置であり、５４は分流ダクトで
ある。
【００２６】以上のように構成された冷却室４１、機械
室４２において、冷却室４１と機械室４２との間を仕切
板４３で略斜めに仕切り、仕切板４３に沿って熱交換器
１５を斜めに配置し、熱交換器１５の一側方に吸込ダク
ト４５の開口部４４、他側方に吹出ダクト４７の開口部
４６を設け、熱交換器１５と開口部４６との間に庫内フ
ァン１６を配置し、仕切板４３の高くなった部分の下方
に圧縮機２５を配置したことにより、冷却室１４が冷凍
室９と野菜室８との後部に跨っていた従来の冷却室１４
および機械室２４に比べて、冷却室４１および機械室４
２の高さ寸法が低くなり、下仕切壁３６Ｂの高さ以下に
配設できるので、従来の下仕切壁６Ｂに比べて、下仕切
壁３６Ｂの形状が簡素化でき、製造時の工数が削減で
き、コスト削減が図れる。
室４２において、冷却室４１と機械室４２との間を仕切
板４３で略斜めに仕切り、仕切板４３に沿って熱交換器
１５を斜めに配置し、熱交換器１５の一側方に吸込ダク
ト４５の開口部４４、他側方に吹出ダクト４７の開口部
４６を設け、熱交換器１５と開口部４６との間に庫内フ
ァン１６を配置し、仕切板４３の高くなった部分の下方
に圧縮機２５を配置したことにより、冷却室１４が冷凍
室９と野菜室８との後部に跨っていた従来の冷却室１４
および機械室２４に比べて、冷却室４１および機械室４
２の高さ寸法が低くなり、下仕切壁３６Ｂの高さ以下に
配設できるので、従来の下仕切壁６Ｂに比べて、下仕切
壁３６Ｂの形状が簡素化でき、製造時の工数が削減で
き、コスト削減が図れる。
【００２７】また、冷蔵室７、野菜室８の奥部の両隅に
吸込ダクト４５、吹出ダクト４７を配設したことによ
り、従来のように冷蔵室７、野菜室８の奥部を背面板２
６、３１で仕切って冷気吹出用のダクト２７、３２を設
けたものに比べ、冷蔵室７内、野菜室８内の収納容積を
大きくできる。また、収納容積を同じにして、大きくな
った分、奥行き寸法を小さくすれば、冷蔵庫の薄型化を
図ることができる。
吸込ダクト４５、吹出ダクト４７を配設したことによ
り、従来のように冷蔵室７、野菜室８の奥部を背面板２
６、３１で仕切って冷気吹出用のダクト２７、３２を設
けたものに比べ、冷蔵室７内、野菜室８内の収納容積を
大きくできる。また、収納容積を同じにして、大きくな
った分、奥行き寸法を小さくすれば、冷蔵庫の薄型化を
図ることができる。
【００２８】次に、冷気の流れについて説明する。
【００２９】冷蔵庫１の運転が開始されると、圧縮機２
５及び庫内ファン１６が制御装置５１により運転制御さ
れ、減圧冷媒が熱交換器１５に流入して蒸発する。この
熱交換器１５にて冷却された冷気は、庫内ファン１６に
よって、一方は冷凍室９の上吐出口１７Ａ、中吐出口１
７Ｂおよび下吐出口１７Ｃから冷凍室９へ吐出され、冷
凍室９を循環して冷凍室９を冷却した後、吸込口１９を
通って冷却室４１に帰還する。
５及び庫内ファン１６が制御装置５１により運転制御さ
れ、減圧冷媒が熱交換器１５に流入して蒸発する。この
熱交換器１５にて冷却された冷気は、庫内ファン１６に
よって、一方は冷凍室９の上吐出口１７Ａ、中吐出口１
７Ｂおよび下吐出口１７Ｃから冷凍室９へ吐出され、冷
凍室９を循環して冷凍室９を冷却した後、吸込口１９を
通って冷却室４１に帰還する。
【００３０】他方は吹出ダクト４７の開口部４６を通っ
て、冷蔵室７の吐出口６１および野菜室８の吐出口に吹
き出される。冷蔵室７および野菜室８に流入した冷気
は、それぞれの室内を循環した後、それぞれの冷気吸込
口（図示せず）を通り、吸込ダクト４５を通って開口部
４４から冷却室４１へ帰還する。
て、冷蔵室７の吐出口６１および野菜室８の吐出口に吹
き出される。冷蔵室７および野菜室８に流入した冷気
は、それぞれの室内を循環した後、それぞれの冷気吸込
口（図示せず）を通り、吸込ダクト４５を通って開口部
４４から冷却室４１へ帰還する。
【００３１】図４は図１のＡ−Ａ線に沿う平断面図であ
り、冷蔵室７を上から見た図である。前部に扉７Ａと、
この扉７Ａに取り付けられた扉棚５６と、扉棚５６の後
方に庫内棚５７とが設けられ、奥部の一方の隅には冷気
の吐出口６１、他方の隅には吸込口６３が形成され、吐
出口６１が吹出ダクト４７に、吸込口６３が吸込ダクト
４５に連通されている。
り、冷蔵室７を上から見た図である。前部に扉７Ａと、
この扉７Ａに取り付けられた扉棚５６と、扉棚５６の後
方に庫内棚５７とが設けられ、奥部の一方の隅には冷気
の吐出口６１、他方の隅には吸込口６３が形成され、吐
出口６１が吹出ダクト４７に、吸込口６３が吸込ダクト
４５に連通されている。
【００３２】冷却室４１から吹出された冷気が、冷蔵室
７の奥部右隅から吐出し、冷蔵室７内を冷却した後、奥
部左隅の吸込口６３に吸い込まれ、吸込ダクト４５に流
れ込み、冷却室４１に帰還するようになっている。
７の奥部右隅から吐出し、冷蔵室７内を冷却した後、奥
部左隅の吸込口６３に吸い込まれ、吸込ダクト４５に流
れ込み、冷却室４１に帰還するようになっている。
【００３３】このように、冷気の循環径路が簡素化され
ているので、循環径路を構成する部品類のモジュール化
がし易く、製造、組立の容易な冷却室、機械室の提供を
することができる。
ているので、循環径路を構成する部品類のモジュール化
がし易く、製造、組立の容易な冷却室、機械室の提供を
することができる。
【００３４】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実
施形態では冷蔵庫の上から順に、冷蔵室７、野菜室８、
冷凍室９を配置し、冷却室４１および機械室４２の高さ
寸法を下仕切壁３６Ｂの高さより低くして形成している
が、冷蔵室７、野菜室８、冷凍室９の配置にかかわら
ず、冷却室および機械室の高さ寸法を抑えることによ
り、冷却室および機械室を上下の仕切壁に跨って配置し
ないようにしてして冷却関連部品をコンパクトに配置で
きれば良い。
したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実
施形態では冷蔵庫の上から順に、冷蔵室７、野菜室８、
冷凍室９を配置し、冷却室４１および機械室４２の高さ
寸法を下仕切壁３６Ｂの高さより低くして形成している
が、冷蔵室７、野菜室８、冷凍室９の配置にかかわら
ず、冷却室および機械室の高さ寸法を抑えることによ
り、冷却室および機械室を上下の仕切壁に跨って配置し
ないようにしてして冷却関連部品をコンパクトに配置で
きれば良い。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
この冷却室と前記機械室との間を仕切板で略斜めに仕切
り、前記仕切板に沿って前記熱交換器を斜めに配置し、
前記熱交換器の一側方に吸込ダクト、他側方に吹出ダク
トを設け、前記仕切板の高くなった部分の下方に圧縮機
を配置したことにより、冷却関連部品がコンパクトに集
約されて配置されるので、冷却関連部品のユニット化が
図れ、製造時の組立てが容易になり、リサイクルの際の
分解処理も簡単にすることができる。
この冷却室と前記機械室との間を仕切板で略斜めに仕切
り、前記仕切板に沿って前記熱交換器を斜めに配置し、
前記熱交換器の一側方に吸込ダクト、他側方に吹出ダク
トを設け、前記仕切板の高くなった部分の下方に圧縮機
を配置したことにより、冷却関連部品がコンパクトに集
約されて配置されるので、冷却関連部品のユニット化が
図れ、製造時の組立てが容易になり、リサイクルの際の
分解処理も簡単にすることができる。
【図１】本発明の一実施形態における冷蔵庫の要部側断
面図である。
面図である。
【図２】図１のＣ−Ｃ線に沿う正断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線に沿う平断面図である。
【図４】図１のＡ−Ａ線に沿う平断面図である。
【図５】従来の冷蔵庫の一例を示す要部側断面図であ
る。
る。
１ 冷蔵庫 ２ 冷蔵庫本体 ３ 外箱 ４ 内箱 ５ 断熱材 ７ 冷蔵室 ８ 野菜室 ９ 冷凍室 １２ 冷凍室背面板 １３ 熱交換器前板 １５ 熱交換器 １６ 庫内ファン １７Ａ 冷凍室の上吐出口 １７Ｂ 冷凍室の中吐出口 １７Ｃ 冷凍室の下吐出口 １８ 冷気分配器 ２５ 圧縮機 ３６Ａ 上仕切壁 ３６Ｂ 下仕切壁 ４１ 冷却室 ４２ 機械室 ４４ 吸込ダクトの開口部 ４５ 吸込ダクト ４６ 吹出ダクトの開口部 ４７ 吹出ダクト ４８ 露受皿 ５１ 制御装置 ４３ 仕切板 ５２ 冷却用ファン（機械室用ファン） ５３ 蒸発皿 ５４ 分流ダクト ６１ 冷蔵室吐出口 ６３ 吸込口
Claims (4)
- 【請求項１】 冷蔵庫の下部に圧縮機を有する機械室を
設け、この機械室の上方に熱交換器を有する冷却室を設
けた冷蔵庫において、 前記冷却室と前記機械室との間を仕切板で略斜めに仕切
り、前記仕切板に沿って前記熱交換器を斜めに配置し、
前記熱交換器の一側方に吸込ダクト、他側方に吹出ダク
トを設け、前記仕切板の高くなった部分の下方に圧縮機
を配置したことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】 前記冷却室には庫内ファンを有し、この
庫内ファンを熱交換器の側方に配置したことを特徴とす
る請求項１記載の冷蔵庫。 - 【請求項３】 前記仕切板の低くなった部分の下方に蒸
発皿を配置したことを特徴とする請求項１または２に記
載の冷蔵庫。 - 【請求項４】 前記圧縮機の上方に機械室用ファンを収
めたことを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の
冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000098373A JP2001280803A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000098373A JP2001280803A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001280803A true JP2001280803A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18612860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000098373A Pending JP2001280803A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001280803A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020034212A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ショーケース |
| EP3885679A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-29 | Electrolux Appliances Aktiebolag | Refrigerator |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000098373A patent/JP2001280803A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020034212A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ショーケース |
| JP7165905B2 (ja) | 2018-08-29 | 2022-11-07 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ショーケース |
| EP3885679A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-29 | Electrolux Appliances Aktiebolag | Refrigerator |
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