JP2001280217A - コモンレール - Google Patents

コモンレール

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JP2001280217A JP2000357852A JP2000357852A JP2001280217A JP 2001280217 A JP2001280217 A JP 2001280217A JP 2000357852 A JP2000357852 A JP 2000357852A JP 2000357852 A JP2000357852 A JP 2000357852A JP 2001280217 A JP2001280217 A JP 2001280217A
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/004Joints; Sealings
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴射管内の圧力変動を抑えて安定した燃料の
噴射を行うことができ、かつ噴射管接続部のシールの安
定性が高いコモンレールの提供。 【解決手段】 本管レールの周壁部に設けたボス部に、
本管レールに通じかつ外方に開口する受圧座面を有する
分岐孔を設け、接続頭部のなす押圧座面部を前記受圧座
面に当接係合せしめ、締付けナットの螺合による前記接
続頭部首下での押圧に伴って締着して接続してなるコモ
ンレールにおいて、前記分岐孔内に当該分岐孔の孔径と
同一径もしくは大径の外径を有するオリフィス管を設け
ることにより、このオリフィス管がシール性に影響を与
えないようにするとともに、脈動を低く抑えかつ伝幡を
遅くして安定した燃料の噴射を行うことができるように
構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にディーゼル
内燃機関における高圧燃料多岐管あるいはブロック・レ
ールなどのようなコモンレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコモンレールとしては、
例えば図5に示すように、円形パイプからなる本管レー
ル31側の軸方向の周壁部に間隔を置いて設けた複数個
のボス部31−4に、本管レール31の流通路31−1
に通じ、かつ外方に開口する受圧座面31−3を有する
分岐孔31−2を穿設し、噴射管32側の接続頭部32
−2のなす押圧座面32−3を本管レール31側の受圧
座面31−3に当接係合せしめ、予め噴射管側に組込ん
だ締付け用外ねじナット(または袋ナッテ)33を前記
ボス部31−4に螺合することにより前記接続頭部32
−2首下での押圧に伴って締着して接続構成する方式の
ものが知られている。図中、32−1は枝管32の流
路、34は締付け用スリーブワッシャである。
【0003】このようなコモンレールにおいて、コモン
レールとノズルの間に配管する噴射管は、コモンレール
内の圧力損失を生じさせることなく燃焼室内へ十分な量
を噴射できるようにするためと配管上の利便さを考慮し
て短かくなっている。しかし、このような短い噴射管で
も、燃料噴射後弁が閉じる時には該噴射管内には圧力変
動が起きる。この圧力変動は脈動となって本管レール3
1の流通路31−1に達し、さらに分岐孔31−2を通
って次の気筒の噴射管にも影響を与えるために安定した
燃料の噴射を行うことができないという問題が発生し
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる対策としては、
例えば本管レール31の内径を大きくして管の内容積を
増やすことにより圧力変動を小さくすることは可能であ
るが、脈動が速く伝わるという欠点が生じる。そこで、
脈動を低く抑えかつ伝幡を遅くするためにコモンレール
にオリフィスを設ける方法が開発された。この方法に
は、本管レール31のボス部31−4に設ける分岐孔3
1−2の径をより小さくしてオリフィス機能を付与する
方法と、図6に示すごとく本管レール31の分岐孔31
−2の部分に押圧座面35−1と受圧座面35−2を有
するオリフィス付きの金属リング部材(駒)35を分岐
孔31−2の受圧座面31−3と噴射管接続頭部32−
2との間に介在させる方法が知られており、いずれの方
法も脈動を低く抑えかつ伝幡を遅くすることは可能であ
る。しかし、分岐孔の径をより小さくしてオリフィス機
能を付与する方法は、分岐孔部に高圧の繰返し圧力がか
かるために肉厚の最も薄いところでも7mm以上あり、
さらにボス部端面から深い位置での加工となるためオリ
フィス形成における細径孔加工が容易でないという難点
がある。また、オリフィス付きの金属リング部材(駒)
35を分岐孔31−2の受圧座面31−3と噴射管接続
頭部32−2との間に介在させる方法は、噴射管側に組
込んだ一つの締付け用外ねじナット33による軸力で2
箇所、すなわち分岐孔の受圧座面31−3と金属リング
部材35の押圧座面35−1とのシール部と、金属リン
グ部材35の受圧座面35−2と噴射管接続頭部の押圧
座面32−3とのシール部の2箇所をシールするために
シールの安定性に乏しいという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、上記した従来の問題を解
決するためになされたもので、分岐孔にオリフィス管を
設けてオリフィス機能を発揮させることにより、脈動を
低く抑えかつ伝幡を遅くして安定した燃料の噴射を行う
ことができるコモンレールを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、その軸芯方向内部に流通路を有する本管レー
ルの軸方向の周壁部に間隔を保持して設けた複数個の一
体型ボス部または別体型ボス部に、前記流通路に通じか
つ外方に開口する受圧座面を有する分岐孔を設け、前記
流通路に通ずる流路を有しその端部に設けた接続頭部の
なす押圧座面部を前記受圧座面に当接係合せしめ、締付
けナットの螺合による前記接続頭部首下での押圧に伴っ
て締着して接続してなるコモンレールにおいて、前記分
岐孔内に当該分岐孔の孔径より小径もしくは同一径の外
径を有するオリフィス管を設けて構成したことを特徴と
するものである。また、前記オリフィス管は、噴射管の
接続頭部側の端部に噴射管の流路径より大径の厚肉のフ
ランジ部を有していたり、硬質金属製の管体と、該管体
の接続頭部側の端部に外嵌した噴射管の流路径より大径
の軟質金属製のリングとからなるものや、硬質金属製の
内管と、噴射管の接続頭部側の端部に噴射管の流路径よ
り大径の厚肉のフランジ部を有する軟質金属製の外管と
からなるものを用いることができる。
【0007】すなわち、本発明は本管レールの分岐孔内
にオリフィス管を設けることにより、このオリフィス管
がオリフィスの役目をしてシール性に影響を与えずに、
脈動を低く抑えかつ伝幡を遅くして安定した燃料の噴射
を行うことができるように構成したものである。また、
フランジ部を有するオリフィス管の場合、フランジ部が
軟質であるとナットの軸力を相殺することがなく、シー
ル面圧を降下させることがない。
【0008】なお、本発明におけるオリフィスの管の固
定手段としては、圧入、かしめ、焼きばめ、冷しばめ、
ろう付け、接着等の手段を用いることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明に係るコモン
レールを例示したもので、図1は一体型ボス部を有する
コモンレールの一実施例(第1実施態様)を示す縦断面
図、図2は同じく一体型ボス部を有するコモンレールの
他の実施例(第2実施態様)を示す縦断面図、図3は別
体型ボス部を有するコモンレールの一実施例(第3実施
態様)を示す縦断面図、図4はブロック・レール型コモ
ンレールの一実施例(第4実施態様)を示す縦断面図、
図5は図1と同様の一体型ボス部を有するコモンレール
の別の実施例(第5実施態様)を示す縦断面図、図6は
図5と同様の一体型ボス部を有するコモンレールのさら
に他の実施例(第6実施態様)を示す縦断面図であり、
1、11、21、31は本管レール、2a、2b、2
c、2d 2e、2fは噴射管、3a、3b、3c、3
d、3e、3fはオリフィス管、4、14、24、34
は締付け用ナット、5、15はスリーブワッシャ、13
は継手金具である。
【0010】すなわち、図1に示すコモンレールは、円
形パイプからなる本管レール1側の軸方向の周壁部に間
隔を置いて設けた複数個の一体型ボス部1−4に、本管
レール1の流通路1−1に通じ、かつ外方に開口する受
圧座面1−3を有する分岐孔1−2を穿設し、この分岐
孔1−2内に、当該分岐孔の孔径とほぼ同径の外径を有
し、かつより小径のオリフィス孔3a−1を有し、さら
にフランジ3a−2付きのオリフィス管3aを内嵌固着
して構成したもので、このオリフィス管3aには受圧座
面1−3に接触して固定されるように、フランジ3a−
2を噴射管の流路径より大径の厚肉となしてその外周端
面に前記受圧座面1−3と同じ傾斜面となすシート面3
a−3を設けている。一方、流路2a−1を有する噴射
管2a側には接続頭部2a−2のなす押圧座面2a−3
を本管レール1側の受圧座面1−3に当接係合せしめ、
予め噴射管側にスリーブワッシャ5を介して組込んだ締
付け用ナット4を前記ボス部1−4に螺合することによ
り前記接続頭部2a−2首下での押圧に伴って締着して
接続構成する方式となっている。なお前記オリフィス管
3aの固着手段としては、前記したごとく圧入、かし
め、焼きばめ、冷しばめ、ろう付け、接着等の手段を用
いる。
【0011】次に、図2に示すコモンレールは、図1と
同様、円形パイプからなる本管レール1側の軸方向の周
壁部に間隔を置いて設けた複数個のボス部1−4に、本
管レール1の流通路1−1に通じ、かつ外方に開口する
受圧座面1−3を有する分岐孔1−2を穿設し、この分
岐孔1−2の部分に、当該分岐孔の孔径より遥かに小径
のオリフィス孔3b−1を有し、かつ分岐孔1−2より
大径のオリフィス管3bを内嵌固着して構成したもので
ある。一方、流路2b−1を有する噴射管2b側には、
図1と同様、接続頭部2b−2のなす押圧座面2b−3
を本管レール1側の受圧座面1−3に当接係合せしめ、
予め噴射管側にスリーブワッシャ5を介して組込んだ締
付け用ナット4を前記ボス部1−4に螺合することによ
り前記接続頭部2b−2首下での押圧に伴って締着して
接続構成する方式となっている。なお前記オリフィス管
3bの固着手段としては、前記と同様、圧入、かしめ、
焼きばめ、冷しばめ、ろう付け、接着等の手段を用い
る。
【0012】次に、図3に示す別体型ボス部を有するコ
モンレールは、円形パイプからなる本管レール11側の
周壁部に設けた内部の流通路11−1に通ずる分岐孔1
1−2部を外方に開口する受圧座面11−3となし、該
受圧座面付近の本管レール11の外周部を囲繞するリン
グ状の継手金具13の使用により、前記と同様の流路2
c−1を有する噴射管2c側の接続頭部2c−2のなす
押圧座面2c−3を当接係合せしめ、該継手金具13に
突設した螺子壁13−1部と予め噴射管2c側にスリー
ブワッシャ15を介して組込んだ締付け用ナット14の
螺合による前記接続頭部2c−2首下での押圧に伴って
締着して接続構成する方式において、前記分岐孔11−
2内に、当該分岐孔の孔径とほぼ同径の外径を有し、か
つより小径のオリフィス孔3c−1を有し、さらにフラ
ンジ3c−2付きのオリフィス管3cを内嵌固着して構
成したもので、このオリフィス管3cには前記図1に示
すものと同様、受圧座面11−3に接触して固定される
ように、フランジ3c−2の外周端面に受圧座面11−
3と同じ傾斜面となすシート面を設けている。なお前記
オリフィス管3cの固着手段も前記と同様、圧入、かし
め、焼きばめ、冷しばめ、ろう付け、接着等の手段を用
いる。
【0013】さらに、本発明は図4に示すようなブロッ
ク・レール型コモンレールにも適用できる。すなわち、
図4に示すブロック・レール型コモンレール用噴射管の
接続構造は、内部に流通路21−1を有する断面矩形の
ブロックからなる本管レール21側の軸方向の周壁部に
間隔を置いて設けた複数個の接続孔部21−4の底部
に、本管レール21の流通路21−1に通じ、かつ外方
に開口する受圧座面21−3を有する分岐孔21−2を
穿設し、この分岐孔21−2の部分に当該分岐孔の孔径
より遥かに小径のオリフィス孔3d−1を有し、かつ分
岐孔21−2より大径のオリフィス管3dを内嵌固着し
て構成したものである。一方、流路2d−1を有する噴
射管2d側には、前記と同様の接続頭部2d−2のなす
押圧座面2d−3を本管レール21側の受圧座面21−
3に当接係合せしめ、予め噴射管2d側に組込んだ締付
け用外ねじナット24を前記接続孔部21−4に螺合す
ることにより前記接続頭部2d−2首下での押圧に伴っ
て締着して接続構成する方式となっている。なお前記オ
リフィス管3dの固着手段も前記と同様、圧入、かし
め、焼きばめ、冷しばめ、ろう付け、接着等の手段を用
いる。
【0014】一方、図5、図6は材質の異なる金属で製
作したオリフィス管を図1に示す一体型ボス部を有する
コモンレールに適用した例である。すなわち、図5に示
すコモンレール、オリフィス管3e以外は図1に示すコ
モンレールと同様の構成で、円形パイプからなる本管レ
ール1側の軸方向の周壁部に間隔を置いて設けた複数個
の一体型ボス部1−4に、本管レール1の流通路1−1
に通じ、かつ外方に開口する受圧座面1−3を有する分
岐孔1−2を穿設し、この分岐孔1−2内に、当該分岐
孔の孔径とほぼ同径の外径を有する硬質金属製の管体3
e−1と、該管体の接続頭部2e−2側の端部に外嵌し
た噴射管2eの流路径より大径の軟質金属製のリング3
e−2とからなるオリフィス管3eを内嵌固着して構成
したもので、このオリフィス管3eの軟質金属製のリン
グ3e−2は相手部材に接触して固定されるように厚肉
となしている。なお前記オリフィス管3eの固着手段
も、前記と同様、圧入、かしめ、焼きばめ、冷しばめ、
ろう付け、接着等の手段を用いる。流路2e−1を有す
る噴射管2e側には図1と同様、接続頭部2e−2のな
す押圧座面2e−3を本管レール1側の受圧座面1−3
に当接係合せしめ、予め噴射管側にスリーブワッシャ5
を介して組込んだ締付け用ナット4を前記ボス部1−4
に螺合することにより前記接続頭部2e−2首下での押
圧に伴って締着して接続構成する方式となっている。
【0015】図6に示すコモンレールは、図5に示すコ
モンレールと同様、オリフィス管3f以外は図1に示す
コモンレールと同様の構成で、円形パイプからなる本管
レール1側の軸方向の周壁部に間隔を置いて設けた複数
個の一体型ボス部1−4に、本管レール1の流通路1−
1に通じ、かつ外方に開口する受圧座面1−3を有する
分岐孔1−2を穿設し、この分岐孔1−2内に、当該分
岐孔の直径とほぼ同一径の外径を有しかつ噴射管2fの
接続頭部2f−2側の端部に噴射管の流路径より大径の
フランジ部3f−2´を有する軟質金属製の外管3f−
2と、この外管とほぼ同一肉厚の硬質金属製の内管3f
−1とからなるオリフィス管3fを内嵌固着して構成し
たもので、このオリフィス管3fの外管3f−2のフラ
ンジ部3f−2´は相手部材に接触して固定されるよう
に厚肉となしている。なお前記オリフィス管3fの固着
手段も、前記と同様、圧入、かしめ、焼きばめ、冷しば
め、ろう付け、接着等の手段を用いる。一方、流路2f
−1を有する噴射管2f側には図1と同様、接続頭部2
f−2のなす押圧座面2f−3を本管レール1側の受圧
座面1−3に当接係合せしめ、予め噴射管側にスリーブ
ワッシャ5を介して組込んだ締付け用ナット4を前記ボ
ス部1−4に螺合することにより前記接続頭部2f−2
首下での押圧に伴って締着して接続構成する方式となっ
ている。
【0016】前記実施例におけるコモンレールとしての
本管レール1、11は、例えば直径28mm、肉厚9m
mの、比較的厚肉の管状部を有するような材質S45C
などの多くは鍛造品であって、ボーリング、ガンドリル
などの機械加工によってその軸芯内部を流通路となし
て、軸方向の周壁部に間隔を保持して複数個の一体型ボ
ス部または別体型ボス部、ブロック・レール型の場合は
接続孔部がそれぞれ設けられている。また、一体型ボス
部を有するコモンレールとしては上記の接続構造に限定
されるものではなく、図示しないが流通路に通ずる分岐
孔をボス部の自由端部付近まで延長せしめ、受圧座面を
前記ボス部の自由端部に露出するよう形成せしめ、当該
ボス部の内周に雌ねじを加工してナットを前記雌ねじに
螺合することにより噴射管の接続頭部首下での押圧に伴
って締着して接続構成する方式のものなどにも適用でき
ることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明に係るコモ
ンレールは、分岐孔部または接続孔部にオリフィス管を
内嵌固着して構成したことにより、このオリフィス管が
オリフィスの役目のみをしてシール性に影響を与えない
ためシールの安定性が高く、また脈動を低く抑えかつ伝
幡を遅くして安定した燃料の噴射を行うことができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一体型ボス部を有するコモンレールの
一実施例(第1実施態様)を示す縦断面図である。
【図2】同じく本発明の一体型ボス部を有するコモンレ
ールの他の実施例(第2実施態様)を示す縦断面図であ
る。
【図3】同じく本発明の別体型ボス部を有するコモンレ
ールの一実施例(第3実施態様)を示す縦断面図であ
る。
【図4】同じく本発明のブロック・レール型コモンレー
ルの一実施例(第4実施態様)を示す縦断面図である。
【図5】同じく本発明の一体型ボス部を有するコモンレ
ールの別の実施例(第5実施態様)を示す縦断面図であ
る。
【図6】同じく本発明の一体型ボス部を有するコモンレ
ールのさらに他の実施例(第6実施態様)を示す縦断面
図である。
【図7】本発明の対象とする従来のコモンレールの噴射
管接続構造部の一例を示す縦断面図である。
【図8】同上のコモンレールの噴射管接続構造における
圧力変動抑制手段の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1、11、21 本管レール 1−1、11−1、21−1 流通路 1−2、11−2、21−2 分岐孔 1−3、11−3、21−3 受圧座面 1−4 ボス部 2a、2b、2c、2d、2e、2f 噴射管 2a−1、2b−1、2c−1、2d−1、2e−1、
2f−1流路 2a−2、2b−2、2c−2、2d−2、2e−2、
2f−2 接続頭部 2a−3、2b−3、2c−3、2d−3、2e−3、
2f−3押圧座面 3a、3b、3c、3d、3e、3f オリフィス管 3a−1、3b−1、3c−1、3d−1 オリフィス
孔 4、14、24 締付け用ナット 5、15 スリーブワッシャ 13 継手金具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月23日(2001.1.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、その軸芯方向内部に流通路を有する本管レー
ルの軸方向の周壁部に間隔を保持して設けた複数個の一
体型ボス部または別体型ボス部に、前記流通路に通じか
つ外方に開口する受圧座面を有する分岐孔を設け、前記
流通路に通ずる流路を有しその端部に設けた接続頭部の
なす押圧座面部を前記受圧座面に当接係合せしめ、締付
けナットの螺合による前記接続頭部首下での押圧に伴っ
て締着して接続してなるコモンレールにおいて、前記分
岐孔内に当該分岐孔の孔径とほぼ同一径の外径を有する
オリフィス管を設けて構成したことを特徴とするもので
ある。また、前記オリフィス管は、噴射管の接続頭部側
の端部に噴射管の流路径より大径の厚肉のフランジ部を
有していたり、硬質金属製の管体と、該管体の接続頭部
側の端部に外嵌した噴射管の流路径より大径の軟質金属
製のリングとからなるものや、硬質金属製の内管と、噴
射管の接続頭部側の端部に噴射管の流路径より大径の厚
肉のフランジ部を有する軟質金属製の外管とからなるも
のを用いることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】なお、本発明におけるオリフィスの管の固
定手段としては、圧入、かしめ、焼きばめ、冷しばめ、
ろう付け、接着等の手段を用いることができる。また、
オリフィス管はフランジ部が分岐孔の受圧座面と噴射管
の接続頭部先端で挟まれ固定されるので、分岐孔の孔径
より小径(分岐孔にスライドして内挿される程度の径)
でもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 19/02 F16L 19/02 41/08 41/08 Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC09 AD05 BA22 CB03 CB11 CD10 CD14 CD17 CD30 3H014 CA05 3H019 DA03 DA12 DA19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その軸芯方向内部に流通路を有する本管
    レールの軸方向の周壁部に間隔を保持して設けた複数個
    の一体型ボス部または別体型ボス部に、前記流通路に通
    じかつ外方に開口する受圧座面を有する分岐孔を設け、
    前記流通路に通ずる流路を有しその端部に設けた接続頭
    部のなす押圧座面部を前記受圧座面に当接係合せしめ、
    締付けナットの螺合による前記接続頭部首下での押圧に
    伴って締着して接続してなるコモンレールにおいて、前
    記分岐孔内に当該分岐孔の孔径と同一径もしくは大径の
    外径を有するオリフィス管を設けて構成したことを特徴
    とするコモンレール。
  2. 【請求項2】 前記オリフィス管は、噴射管の接続頭部
    側の端部に噴射管の流路径より大径の厚肉のフランジ部
    を有していることを特徴とする請求項1記載のコモンレ
    ール。
  3. 【請求項3】 前記オリフィス管は、硬質金属製の管体
    と、該管体の接続頭部側の端部に外嵌した噴射管の流路
    径より大径の軟質金属製のリングとからなることを特徴
    とする請求項1または2記載のコモンレール。
  4. 【請求項4】 前記オリフィス管は、硬質金属製の内管
    と、噴射管の接続頭部側の端部に噴射管の流路径より大
    径の厚肉のフランジ部を有する軟質金属製の外管とから
    なることを特徴とする請求項1または2記載のコモンレ
    ール。
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