JP2001280105A - 内燃機関用薄肉バルブリフターの製造方法 - Google Patents

内燃機関用薄肉バルブリフターの製造方法

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JP2001280105A JP2000097976A JP2000097976A JP2001280105A JP 2001280105 A JP2001280105 A JP 2001280105A JP 2000097976 A JP2000097976 A JP 2000097976A JP 2000097976 A JP2000097976 A JP 2000097976A JP 2001280105 A JP2001280105 A JP 2001280105A
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Akihiko Hosaka
明彦 保坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中ぐり切削加工の不要な薄肉バルブリフターの
製造方法の提供 【解決手段】 カップ型バルブリフター本体の天板部の
少なくとも一部に裏面側が窪んだ薄肉部14が設けられ
るとともに、薄肉に形成したスカート部内周面の開口側
端縁部に補強リブ17が周設されたバルブリフターの製
造方法であって、天板部12に薄肉化のための窪み14
を設け、スカート部16を薄肉にしたカップ型バルブリ
フター本体10Aを成形する第1の工程後に、薄肉スカ
ート部12の開口側端縁部を内側に塑性変形させて補強
リブ17を成形する第2の工程を行う。軸方向に型抜き
できない、いわゆるアンダーカット部となるスカート部
内側の成形は困難であるが、天板部12に薄肉化のため
の窪み14を設け、スカート部16を薄肉にしたカップ
型に成形した後に、薄肉スカート部16の先端部を内側
に塑性変形させて補強リブ17を成形することで、軽量
であるが強度的に優れた薄肉バルブリフターを製造でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブステム端部とカ
ムとの間に介装されて、弁間隙を調整する内燃機関用バ
ルブリフターであって、天板部およびスカート部を部分
的に薄肉化して軽量化を図る内燃機関用薄肉バルブリフ
ターの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、この種のバルブリフターを用
いた動弁機構を示し、カムbとバルブステムc上端部と
の間にカップ型のバルブリフター本体aが介装されてい
る。このバルブリフター本体aとバルブステムcとは、
圧縮コイルスプリングdによってバルブが常に閉弁する
方向(矢印A方向)に付勢された状態に保持されてお
り、カムbがリフター本体aを下方に押し下げ、これに
よってリフター本体aとバルブがシリンダeに沿って摺
動することで開弁する。即ち、カムbの回転に伴ってバ
ルブリフター本体aが昇降動作し、これによってバルブ
の開閉が行われる構造となっている。
【0003】バルブリフター本体aは、天板部a1とス
カート部a2からなるカップ型で、軽量化による慣性モ
ーメントの低減などの目的のために、天板部a1および
スカート部a2が薄肉化されるとともに、所々に設けた
補強リブa3,a4によってその強度の低下を補う構造に
なっている。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかし、カップ型バル
ブリフター本体aのスカート部a2内周面は、軸方向に
型抜きできない、いわゆるアンダーカット部となるた
め、絞り成形ではスカート部a2内側の成形が困難であ
る。このため、従来では、絞り成形により、カップ型バ
ルブリフター本体aを成形した後、スカート部a2の内
側を中ぐり切削加工しなければならず、非常に面倒な作
業となっていた。
【0005】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、中ぐり切削加工の不要な内燃
機関用薄肉バルブリフターの製造方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】前記目的を達
成するために、請求項1に係る内燃機関用薄肉バルブリ
フターの製造方法においては、カップ型バルブリフター
本体の天板部の少なくとも一部に薄肉部が設けられると
ともに、薄肉に形成したスカート部内周面の開口側端縁
部に補強リブが周設された内燃機関用バルブリフターの
製造方法であって、その天板部に薄肉部を設けるととも
に、そのスカート部を薄肉にしたカップ型バルブリフタ
ー本体を成形する第1の工程後に、その薄肉スカート部
の開口側端縁部を内側に塑性変形させて前記補強リブを
成形する第2の工程を行うようにした。 (作用)カップ型バルブリフター本体のスカート部内周
面は、軸方向に型抜きできない、いわゆるアンダーカッ
ト部となるため、スカート部内側の成形が困難である
が、その天板部に薄肉部みを設けるとともに、そのスカ
ート部を薄肉にしたカップ型バルブリフター本体を成形
した後に、その薄肉スカート部の開口側端縁部を内側に
塑性変形させて補強リブを成形することで、薄肉スカー
ト部内周面の開口側端縁部に補強リブが周設された、軽
量であるが強度的に優れた薄肉バルブリフターを製造で
きる。請求項2においては、請求項1記載の内燃機関用
薄肉バルブリフターの製造方法において、前記天板部の
薄肉部を、前記スカート部の補強リブと軸方向にラップ
するようにした。 (作用)天板部の薄肉部がスカート部側の補強リブと軸
方向にラップするような構造の場合には、スカート部の
内周面に加えて、補強リブと軸方向にラップする天板部
の薄肉部も、成形が困難であるが、その天板部に薄肉部
を設けるとともに、そのスカート部を薄肉にしたカップ
型バルブリフター本体を成形した後に、その薄肉スカー
ト部の開口側端縁部を内側に塑性変形させて補強リブを
成形することで、天板部の周縁部近くにまで薄肉部を形
成でき、薄肉スカート部内周面の開口側端縁部に補強リ
ブが周設された、より軽量な薄肉バルブリフターを製造
できる。請求項3においては、請求項1または2に記載
の内燃機関用薄肉バルブリフターの製造方法において、
前記第1の工程を、鍛造,絞り成形,焼結,鋳造のいず
れか、またはこれらの組み合わせによって行うようにし
た。 (作用)その天板部に薄肉部を設け、そのスカート部を
薄肉にしたカップ型バルブリフター本体を成形する第1
の工程としては、金属製材料を鍛造(冷間鍛造または熱
間鍛造),絞り成形(プレス加工を含む),金属焼結材
の焼結,鋳造またはこれらの組み合わせにより、その天
板部に薄肉部を成形するとともに、そのスカート部を薄
肉にしたカップ型バルブリフター本体を成形する。請求
項4においては、請求項3に記載の内燃機関用薄肉バル
ブリフターの製造方法において、前記第2の工程は、前
記第1の工程で成形されたカップ型バルブリフター本体
の薄肉スカート部の先端部外側に周設された厚肉部を軸
方向に扱く絞り成形または鍛造により、前記補強リブを
成形するようにした。 (作用)絞り成形や鍛造によりバルブリフター本体を成
形する過程の中で、薄肉スカート部の先端部に補強リブ
を成形できる。請求項5においては、請求項3に記載の
内燃機関用薄肉バルブリフターの製造方法において、前
記第2の工程は、前記第1の工程で成形されたカップ型
バルブリフター本体の薄肉スカート部の先端を曲げ成形
またはローリング成形により内側に塑性変形させて、前
記補強リブを成形するようにした。 (作用)鍛造や絞り成形を用いずに、曲げ成形やローリ
ング成形によっても補強リブを形成できる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0008】図1および図2は本発明製造方法の第1の
実施例を示すもので、図1は第1の実施例方法によって
製造された薄肉バルブリフター(バルブリフター本体)
を示し、(a)は同バルブリフター本体の縦断面図、
(b)は同バルブリフター本体の底面図、図2は同バル
ブリフター本体の製造工程を示す。
【0009】これらの図において、バルブリフター本体
10Aは、図11に示すように、頂面がカムbに当接
し、裏面がバルブステムcの上端部に当接する円盤状の
天板部12と、この天板部12の外周縁からスカート状
に延出してシリンダeに摺接するスカート部16とが一
体化されたカップ型で、例えば鍛造や絞り成形等によっ
てつくられている。
【0010】カップ型バルブリフター本体10Aの天板
部12裏面中央には、バルブステム先端部が当接する厚
肉の円柱形状のステム当接部13が形成されている。そ
して、天板部12裏面のステム当接部13周りには、周
方向等分8カ所に正面視扇型の凹部14が設けられて、
天板部12が薄肉に形成されて、天板部12(バルブリ
フター本体10A)が軽量化されている。
【0011】また、天板部12裏面において放射状に延
びて、隣接する凹部14を隔成する厚肉部(補強リブ)
15は、天板部12を薄肉化したことに伴う天板部12
の強度の低下を補っている。
【0012】一方、スカート部16は、全体が薄肉に形
成されて、スカート部16(バルブリフター本体10
A)が軽量化されている。また、スカート部16の開口
側端縁部の内側には、補強リブである厚肉部17が周設
されて、スカート部16を薄肉化したことに伴うスカー
ト部16の強度の低下を補っている。特に、厚肉部17
は、天板部12の凹部(薄肉部)14と軸方向(図1上
下方向)にラップ(ラップする部分を図1符号Lで示
す)する位置まで延びて、天板部12の十分な薄肉化が
図られている。
【0013】次ぎに、図2に基づいて、図1に示すカッ
プ型バルブリフター本体を製造する工程を説明する。
【0014】まず、図2(a),(b)に示すように、
所定の円盤形状に形成した金属製板材Wを、絞り成形に
より、天板部裏面中央にステム当接部13を成形すると
ともに、全体を高さの低いほぼカップ型に成形する。ま
た、スラグから鍛造によって、図2(b)に示すような
カップ型に成形してもよい。次ぎに、形状が徐々に変化
する複数のダイとパンチを用いた複数段の絞り成形によ
り、スカート部を軸方向に扱いて、図2(c)に示すよ
うに、スカート部16を薄肉に形成したカップ型バルブ
リフター本体を成形するとともに、スカート部16の開
口側外周にフランジ状厚肉部16aを成形する。次ぎ
に、図2(d)に示すように、絞り成形により、表面側
が凸部14aで裏面側が凹部14となる凹凸部を天板部
12に成形する。そして、図2(e)に示すように、ス
カート部16の内側にゴムなどの弾性体(図示せず)を
充填して、スカート部16先端のフランジ状厚肉部16
aを軸方向に扱く絞り成形により、フランジ状厚肉部1
6aをスカート部16の内側に塑性変形させて、スカー
ト部開口側端縁部内側に補強リブである厚肉部17を成
形する。最後に、図2(f)に示すように、天板部12
上に突出している凸部14aを切削して、天板部12を
平坦にすることで薄肉化する。
【0015】また、図2(c)に対応した形状の焼結用
キャビテイ内に充填した金属焼結材を焼結させたり、同
キャビテイでアルミなどの溶融金属材料を鋳造するなど
して、図2(c)に示す形状のカップ型バルブリフター
本体を成形する。次いで、図2(d)に示す天板部12
への凹凸部成形工程、図2(e)に示すスカート部開口
側端縁部内側への補強リブ成形工程、図2(f)に示す
天板部12の切削工程を経て、図1に示すバルブリフタ
ー本体を製造することもできる。図3は他の実施例方法
によって製造されたバルブリフター本体を示し、(a)
は同バルブリフター本体の縦断面図、(b)は同バルブ
リフター本体の底面図である。
【0016】図3に示すバルブリフター本体10Bで
は、前記第1の実施例のバルブリフター本体10Aにお
ける天板部12に設けられた各扇型の凹部14(薄肉
部)が同心円状に延びる厚肉部15aによって半径方向
に2つの部位に隔成された構造となっている。
【0017】また、この第2の実施例方法では、図2
(c)に対応した工程で成形されたカップ型バルブリフ
ター本体の薄肉スカート部16のストレートな先端を、
曲げ成形により内側に塑性変形させて、補強リブ(厚肉
部)17Aを成形するようになっている。
【0018】即ち、前記した第1の実施例方法の工程を
説明する工程図において、図2(b)に示す工程後は、
図2(c)に示す工程に代えて、図4に示すように、ス
カート部16全体が薄肉で、前記した図2(c)に示す
工程で形成されるスカート部16の上下高さH1よりも
大きい(曲げ成形により厚肉の補強リブ17Aを成形で
きるに)足りる高さH2に形成されている。そして、そ
の後、図2(d)に示す工程と同様、天板部12に凹凸
部(14,14a)を成形した後、図4矢印に示すよう
に、薄肉スカート部16の先端を内側に曲げて塑性変形
させるようにしたものである。
【0019】その他は、前記した第1の実施例方法と同
一であり、同一の符号を付すことにより、その説明は省
略する。図5はさらに他の実施例方法によって製造され
たバルブリフター本体を示し、(a)は同バルブリフタ
ー本体の縦断面図、(b)は同バルブリフター本体の底
面図である。
【0020】図5に示すバルブリフター本体10Cで
は、天板部12に正面視円形の大きさの異なる凹部24
(薄肉部)が同心円状に配列されて、隣接する凹部24
(薄肉部)間に各円形凹部24(薄肉部)を取り囲む厚
肉リブ15bが形成されている。
【0021】また、この第3の実施例方法では、図2
(c)に対応した工程で成形されたカップ型バルブリフ
ター本体の薄肉スカート部16のストレートな先端を、
ローリング成形により内側に塑性変形させて、補強リブ
(厚肉部)17Bを成形するようになっている。
【0022】即ち、前記した第1の実施例方法の工程を
説明する工程図において、図2(b)に示す工程後は、
図2(c)に示す工程に代えて、図6に示すように、ス
カート部16全体が薄肉で、前記した図2(c)に示す
工程で形成されるスカート部16の上下高さH1よりも
大きい(ローリング成形により補強リブ17Bを成形で
きるに足りる)高さH3に形成されている。そして、そ
の後、図2(d)に示す工程と同様、天板部12に凹凸
部(凹部は24で示す)を成形した後、図6矢印に示す
ように、薄肉スカート部12の先端をローリング成形に
より内側に塑性変形させるようにしたものである。
【0023】その他は、前記した第1の実施例方法と同
一であり、同一の符号を付すことにより、その説明は省
略する。
【0024】図7〜図10は、前記した第1の実施例方
法によって製造されたバルブリフター本体の他の実施例
を示し、天板部12に設けられた凹部である薄肉部が種
々の形状に形成されたものを示す。図7〜図10におい
て、(a)はバルブリフター本体の縦断面図、(b)は
同バルブリフター本体の底面図である。
【0025】図7に示すバルブリフター本体10Dで
は、天板部12裏面に正面視正方形の凹部(薄肉部)3
4が碁盤目状に配列されて、隣接する凹部34(薄肉
部)間に各正方形凹部34(薄肉部)を取り囲む厚肉部
15cが形成されている。
【0026】図8に示すバルブリフター本体10Eの天
板部12には、裏面側に凸で表面側に凹の凹凸部44が
設けられて、薄肉部が形成されている。凹凸部44(薄
肉部)は、ステム当接部13から放射状に延びる正面型
長孔形状で、隣接する凹凸部44(薄肉部)間に厚肉部
15dが形成されている。
【0027】図9に示すバルブリフター本体10Fの天
板部12は、全体が薄肉に形成されるとともに、ステム
当接部13周りに放射状に延びる厚肉部15eが形成さ
れている。
【0028】図10に示すバルブリフター本体10Gで
は、天板部12の周縁寄りにリング状に延在する薄肉部
12aが形成されるとともに、薄肉部12aの半径方向
内側の領域の板厚が周縁の薄肉部12aから中央のステ
ム当接部13に向かって徐々に厚肉(厚肉部を符号15
fで示す。)となるように形成されている。なお、図2
は、主に絞り成形を用いて所定の薄肉バルブリフターを
成形する工程を説明しているが、鉄合金やチタン合金等
の金属焼結素材を焼結し、またはアルミ合金等の金属材
料を鋳造して、図2(d)に示す薄肉カップ型のバルブ
リフターを成形し、その後は、図2(e)に示す絞り成
形によりスカート部開口端側内側に補強リブ17を成形
し、さらに図2(f)に示す天板部12の切削工程を経
て、所定のバルブリフター本体を製造するようにしても
よい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1によれば、スカート部の内側を切削加工することな
く、開口側端縁部内側に補強リブが周設された薄肉スカ
ート部を成形できるので、薄肉バルブリフターの製造工
程が簡単となる。請求項2によれば、天板部の周縁部近
くにまで薄肉部を形成できるので、より軽量な薄肉バル
ブリフターの製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法によって製造された薄肉バルブリフ
ター本体の一実施例を示し、(a)は同バルブリフター
本体の縦断面図 (b)は同バルブリフター本体の底面図である。
【図2】同バルブリフター本体の製造工程を示す図であ
る。
【図3】他の実施例方法によって製造されたバルブリフ
ター本体を示す図である。
【図4】同方法の工程の要部を示す図である。
【図5】さらに他の実施例方法によって製造されたバル
ブリフター本体を示す図である。
【図6】同方法の工程の要部を示す図である。
【図7】本発明方法によって製造された他のバルブリフ
ター本体を示す図である。
【図8】本発明方法によって製造された他のバルブリフ
ター本体を示す図である。
【図9】本発明方法によって製造された他のバルブリフ
ター本体を示す図である。
【図10】本発明方法によって製造された他のバルブリ
フター本体を示す図である。
【図11】従来のバルブリフターを組付けた動弁機構の
断面図
【符号の説明】
10A〜10G カップ型バルブリフター本体 12 天板部 14 凹部(薄肉部) 15,15a,15b,15c,15d,15e,15
f 厚肉部 16 薄肉スカート部 17 ,17A,17B 補強リブ(厚肉部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ型バルブリフター本体の天板部の
    少なくとも一部に薄肉部が設けられるとともに、薄肉に
    形成したスカート部内周面の開口側端縁部に補強リブが
    周設された内燃機関用バルブリフターの製造方法であっ
    て、その天板部に前記薄肉部を設けるとともに、そのス
    カート部を薄肉にしたカップ型バルブリフター本体を成
    形する第1の工程後に、その薄肉スカート部の開口側端
    縁部を内側に塑性変形させて前記補強リブを成形する第
    2の工程を行うことを特徴とする内燃機関用薄肉バルブ
    リフターの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記天板部の薄肉部は、前記スカート部
    の補強リブと軸方向にラップすることを特徴とする請求
    項1に記載の内燃機関用薄肉バルブリフターの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1の工程を、鍛造,絞り成形,焼
    結,鋳造のいずれか、またはこれらの組み合わせによっ
    て行うことを特徴とする請求項1または2に記載の内燃
    機関用薄肉バルブリフターの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の工程は、前記第1の工程で成
    形されたカップ型バルブリフター本体の薄肉スカート部
    の先端部外側に周設された厚肉部を軸方向に扱く絞り成
    形または鍛造により、前記補強リブを成形することを特
    徴とする請求項3に記載の内燃機関用薄肉バルブリフタ
    ーの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の工程は、前記第1の工程で成
    形されたカップ型バルブリフター本体の薄肉スカート部
    の先端を曲げ成形またはローリング成形により内側に塑
    性変形させて、前記補強リブを成形することを特徴とす
    る請求項3に記載の内燃機関用薄肉バルブリフターの製
    造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003041589A1 (fr) 2001-11-13 2003-05-22 Electronic Navigation Research Institute, An Independent Administrative Institution Appareil de diagnostic d'une fonction chaologique du cerveau
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WO2012013376A1 (de) * 2010-07-26 2012-02-02 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Tassenstössel und verfahren zu dessen herstellung

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