JP2001279727A - 竪樋取水装置 - Google Patents

竪樋取水装置

Info

Publication number
JP2001279727A
JP2001279727A JP2000100865A JP2000100865A JP2001279727A JP 2001279727 A JP2001279727 A JP 2001279727A JP 2000100865 A JP2000100865 A JP 2000100865A JP 2000100865 A JP2000100865 A JP 2000100865A JP 2001279727 A JP2001279727 A JP 2001279727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
downspout
wall
water
leader
intake device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000100865A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Sugimoto
研造 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2000100865A priority Critical patent/JP2001279727A/ja
Publication of JP2001279727A publication Critical patent/JP2001279727A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/108Rainwater harvesting

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水位の調整が容易で、点検等のメンテナンスも
容易に行え、しかも、貯水量を損なうことなく、設置ス
ペース効率の良好な竪樋取水装置を提供する。 【解決手段】上下方向へ延設される竪樋14の上下方向
略中央位置に、竪樋14に沿って設けられて流下する雨
水を貯留する集水タンク15を有する竪樋取水装置であ
る。竪樋14を、上下方向で、上部竪樋14aと下部竪
樋14bに分割すると共に、竪樋外径寸法よりも大きな
径を有する集水タンク15内に上部竪樋14aの下端1
4dを上方から、また、下部竪樋14bの上端14eを
下方から挿通して、集水タンク15に対して摺動自在と
なるように設け、オーバーフローパイプとする。集水タ
ンク15内には、下部竪樋14bの上端14e上方に、
上部竪樋14aの内側壁14gを伝って流下する雨水
を、下部竪樋14bの外側壁と、集水タンク15内側壁
との間に流下させるようにガイドする集水部材21が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅等、建物の
竪樋取水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の住宅等、建物の竪樋取水装置で
は、図6乃至図9に示す実開平7−10169号公報に
記載されたようなものが知られている。
【0003】このようなものでは、建物の側壁に沿って
上下方向へ延設される竪樋1の上下方向略中央位置に、
短管状の取水装置本体2が設けられている。
【0004】この取水装置本体2内の軸中心部近傍に
は、取水容器3が設けられている。この取水容器3の上
部には、軸中心部に向かって斜め下方に傾斜する複数の
取水案内板4が設けられている。
【0005】そして、この取水容器3には、貯水槽5に
向かう取水管路6が取り付けられている。
【0006】次に、この従来の竪樋取水装置の作用につ
いて説明する。
【0007】このように構成された従来のものでは、前
記竪樋1の中を流下する雨水を効率良く取水して、短時
間で大量の雨水を貯水槽5に供給することができる。
【0008】また、図10及び図11に示す他の従来の
ものでは、竪樋7の中間部分から、取水器8によって雨
水が取水される。この雨水は、水勾配を有する取水管路
9を介して貯水槽10に流下される。この取水管路9の
途中には、空気抜き管11が上方へ向けて突設されてい
る。
【0009】これらの図6乃至図9,図10及び図11
に示す従来のものでは、水位調整装置としてのボールタ
ップ12が、前記各貯水槽5,10内に設けられてい
る。
【0010】なお、他のこの種の竪樋取水装置として
は、特開平10−25771号公報、実用新案登録第3
065669号公報等に記載されているようなものが知
られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の竪樋取水装置では、以下のような問題点があ
った。
【0012】すなわち、水位調整装置としてのボールタ
ップ12が、貯水槽5,10内に別途設けられているの
で、水位調整が困難であるといった問題があった。
【0013】すなわち、集水部位の上下方向取付位置を
調整しながら、同時に前記各貯水槽5,10内の前記ボ
ールタップ12の調整が行えない。しかも、ボールタッ
プ12が、貯水槽5,10内に設けられているので、点
検等のメンテナンスが容易に行えない。
【0014】更に、ボールタップ12によって、貯水槽
5,10内の水位を低く設定すると、貯水量が少なくな
ってしまう虞があった。
【0015】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、水位の調整が容易で、点検等のメンテナンスも
容易に行え、しかも、貯水量を損なうことなく、設置ス
ペース効率の良好な竪樋取水装置を提供することを目的
としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、上下方向へ延設さ
れる竪樋の上下方向略中央位置に、該竪樋に沿って設け
られて流下する雨水を貯留する集水タンクを有する竪樋
取水装置であって、前記竪樋を、上下方向で、上部竪樋
と下部竪樋に分割すると共に、竪樋外径寸法よりも大き
な径を有する集水タンク内に該上部竪樋の下端を上方か
ら、また、前記下部竪樋の上端を下方から挿通して、該
集水タンクに対して摺動自在となるように設け、オーバ
ーフローパイプとすると共に、該集水タンク内には、前
記下部竪樋の上端上方に、前記上部竪樋の内側壁を伝っ
て流下する雨水を、前記下部竪樋の外側壁と、前記集水
タンク内側壁との間に流下させるようにガイドするガイ
ド部材を設けた竪樋取水装置を特徴としている。
【0017】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記上部竪樋の内側壁を伝って流下する雨水が、
前記ガイド部材によって、前記下部竪樋の外側壁と、前
記集水タンク内側壁との間に流下される。集水された雨
水は、前記下部竪樋の上端を越えるとオーバーフローし
て下部竪樋内にこれらの余剰雨水として流下させられ
る。
【0018】また、前記下部竪樋の上端を前記集水タン
ク内で、上下方向に摺動させることにより、該集水タン
ク内での最も高い水位を上下方向に調整できる。
【0019】このように水位の調整が容易で、点検等の
メンテナンスも容易に行える。
【0020】しかも、接続される貯水タンクの貯水量を
損なうことなく、設置スペース効率も良好である。
【0021】また、下部竪樋として、上部竪樋と略同一
径の部材を使用できるので、部品点数の増大が抑制され
る。
【0022】また、請求項2に記載されたものでは、前
記ガイド部材は、上面視で、外側縁を、前記下部竪樋の
外側壁と、前記集水タンク内側壁との間に位置させる円
錐状傘部を有する請求項1記載の竪樋取水装置を特徴と
している。
【0023】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記ガイド部材の円錐状傘部が、雨水を、前記下
部竪樋の外側壁と、前記集水タンク内側壁との間に流下
するようにガイドする。
【0024】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記ガイド部材は、前記上部竪樋の内側壁に先端を当接
させて上下方向位置を保持する複数の放射状突起壁部が
形成されている請求項1又は2記載の竪樋取水装置を特
徴としている。
【0025】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記放射状突起壁部が、前記上部竪樋の内側壁に
先端を当接させて、前記ガイド部材の上下方向位置が保
持される。
【0026】このため、該ガイド部材の装着が容易であ
ると共に、上下方向に沿って、該ガイド部材の位置をス
ライド移動させることが出来、上,下部竪樋間の間隔に
拘わらず、前記下部竪樋の外側壁と、前記集水タンク内
側壁との間に流下させる水量を安定させることが出来
る。
【0027】また、該放射状突起壁部が、上方から流れ
てくる木の葉等を係止して留め、前記下部竪樋の外側壁
と、前記集水タンク内側壁との間に入ることを防止でき
る。このため、目詰まりを減少させることが出来る。
【0028】更に、請求項4に記載されたものでは、前
記放射状突起壁部には、弾性変形部が設けられている請
求項3記載の竪樋取水装置を特徴としている。
【0029】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記弾性変形部が、撓んで弾性変形することによ
り、前記上部竪樋の内側壁に先端が当接される際、該内
壁部を拡開方向に押圧し、前記ガイド部材の上下方向位
置が保持される。
【0030】このため、前記請求項3記載の作用に加え
て、更に、内壁部が拡開方向に押圧されて該ガイド部材
が上下方向の所定位置に保持されるので、異なる内径の
竪樋にも適用できる。
【0031】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。なお、前記従
来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して
説明する。
【0032】図1乃至図5は、この発明の実施の形態1
の竪樋取水装置で、まず、構成から説明すると、この実
施の形態1の竪樋取水装置では、建物13の側壁13a
に沿って、竪樋14が、上下方向へ延設されている。こ
の竪樋14は、上下方向で略同一径を有する上部竪樋1
4a及び下部竪樋14bに分割されていて、上部竪樋1
4a上端14cが軒樋16に連結されている。
【0033】この竪樋14の上下方向略中央位置である
上部竪樋14a及び下部竪樋14b間には、この竪樋1
4に沿って設けられて流下する雨水を貯留する集水タン
ク部15が設けられている。
【0034】この集水タンク部15は、竪樋14の外径
寸法よりも大きな径を有する上,下タンク部本体15
a,15b間が上下方向に分割されて、各雄ネジ部15
c及び雌ネジ部15dを螺合させることにより、下タン
ク部本体15bに対して上タンク部本体15aを装脱着
可能としている。
【0035】このうち、上タンク部本体15aには、上
方に向かうにつれて縮径する上絞り部15e及び、前記
上部竪樋14aの下端14dを上方から内側に挿入し、
ゴム製の止水リング16を介在させてスライド自在に連
結する樋固定部15fとが一体に形成されている。
【0036】また、下タンク部本体15bの側面には、
貯水タンク18と接続される取水パイプ部材19が略水
平方向から挿通固定されるパイプ取付孔部15gが設け
られていて周囲をコーキング材20で止水するように構
成されている。
【0037】この下タンク部本体15bには、下方に向
かうにつれて縮径する下絞り部15h及び、前記下部竪
樋14bの上端14eを下方から内側に挿入して、ゴム
製の止水リング17を介在させてスライド自在に連結す
る固定する樋固定部15hとが一体に形成されている。
【0038】この止水リング17は、前記竪樋14のう
ち下部竪樋14bに外嵌することにより、水密状態を保
ちながら、前記集水タンク15内で、下部竪樋14b
が、この集水タンク15に対して上下方向に摺動自在と
なるようにして、上端14f位置を上下方向に可変可能
とするオーバーフローパイプが構成されている。
【0039】この集水タンク15内には、前記下部竪樋
14bの上端14fよりも上方位置に、前記上部竪樋1
4aの内側壁面を伝って流下する雨水19を、前記下部
竪樋14bの上部外側壁と、前記集水タンク15の内側
壁との間に流下させるようにガイドするガイド部材とし
ての集水部材21が設けられている。
【0040】この集水部材21には、上面視で、外側縁
21aを、前記下部竪樋14bの上部外側壁と、前記集
水タンク15の内側壁との間に位置させる円錐状傘部2
1bが設けられている。
【0041】また、この円錐状傘部21bの上部には、
前記上部竪樋14aよりも小径の円筒部21cが一体に
形成されている。
【0042】そして、この集水部材21には、前記上部
竪樋14aの内側壁14gに各先端21e…を当接させ
て上下方向位置を保持する複数の放射状突起壁部21d
…が、四方に向けて突設されて形成されている。
【0043】次に、この実施の形態1の竪樋取水装置の
作用について説明する。
【0044】このように構成されたこの実施の形態1の
竪樋取水装置では、建物13の軒樋16を伝って前記竪
樋14に流下した雨水20は、前記集水部材21によっ
て前記集水タンク部15内壁と、前記下部竪樋上端22
外壁との間に集水される。
【0045】すなわち、前記集水部材21の円錐状傘部
21bが、上部竪樋14aの内側壁14gを伝って流下
する雨水20を受け止めて、外側縁21aまで導くこと
により、前記下部竪樋14bの外側壁と、前記集水タン
ク15内側壁との間に流下するようにガイドする。前記
下部竪樋14bの外側壁と、前記集水タンク15内側壁
との間に滞留した雨水は、前記取水パイプ部材19から
前記貯水タンク18へ流下される。
【0046】この集水タンク部15内壁と、前記下部竪
樋上端22外壁との間に集水された雨水は、取水パイプ
部材19への流下量を越える水量で集水されると、前記
下部竪樋14bの上端22aまで水位が上昇する。
【0047】そして、水位が前記下部竪樋14bの上端
14fを越えた時点でオーバーフローして、前記下部竪
樋14b内にこれらの余剰雨水が流下させられて排水さ
れる。
【0048】このため、前記集水タンク部15内から雨
水が溢れてしまう虞が無く、適宜前記下部竪樋14b方
向へ雨水を流下させることが出来る。
【0049】そして、前記下部竪樋14bに対して、前
記集水タンク部15の下タンク部本体15bを上下方向
に沿わせて摺動させることにより、この集水タンク部1
5内でのオーバーフローさせる水位を上下方向に調整で
きる。
【0050】このため、前記雌,雄ネジ部15c,15
dの螺合を解除して、上タンク部本体15aが取り外さ
れた状態で、前記下部竪樋14bの上端14fを、前記
止水リング17に摺接させながら移動させるだけで、水
位の調整が容易に行え、点検等のメンテナンスも容易に
行える。
【0051】しかも、接続される貯水タンク18の貯水
量を従来のようにボールタップ12が内蔵されたものの
ように損なうことが無い。また、竪樋14と一体に前記
側壁13aに沿わせて設置出来、設置スペース効率も良
好である。
【0052】更に、この実施の形態1では、下部竪樋1
4bとして、上部竪樋14aと略同一径の部材を使用で
きるので、部品点数の増大が抑制される。
【0053】また、前記放射状突起壁部21d…が、前
記上部竪樋14aの内側壁14gに先端を当接させられ
て、前記集水部材21の上下方向位置が保持される。
【0054】このため、この集水部材21は、上部竪樋
14aの下端14dから内側に挿入するだけで装着出
来、装着が容易であると共に、上下方向に沿って、この
集水部材21の位置をスライド移動させることが出来る
ので、上,下部竪樋14a,14bの下端14dと上端
14f間の間隔に拘わらず、前記集水タンク部15内壁
と、前記下部竪樋上端22外壁との間に流下させる水量
を安定させることが出来る。
【0055】また、前記放射状突起壁部21dが、上方
から流れてくる木の葉等を係止して留め、集水タンク部
15内壁と、前記下部竪樋上端22外壁との間に入るこ
とを防止できる。このため、目詰まりを減少させること
が出来る。
【0056】
【変形例】図4及び図5は、この発明の実施の形態1の
一変形例の竪樋取水装置を示している。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明する。
【0057】この変形例の竪樋取水装置では、ガイド部
材21としての集水部材21の前記円筒部21cから突
設される放射状突起壁部121…には、水平断面形状を
略Ω字状とする弾性変形部としてのスプリング部121
f…が各々設けられている。
【0058】このように構成された変形例の竪樋取水装
置では、前記上部竪樋14aの内側壁14gに先端12
1e…が当接される際、このスプリング部121fが、
撓んで弾性変形することにより、この内壁部14gを拡
開方向に押圧し、前記集水部材121の上下方向位置が
保持される。
【0059】このため、前記実施の形態1の作用に加え
て、更に、内壁部14gが拡開方向に押圧されてこの集
水部材121が上下方向の所定位置に保持されるので、
異なる内径を有する他の竪樋にも適用できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、前記上部竪樋の内側壁を伝って流下する雨
水が、前記ガイド部材によって、前記下部竪樋の外側壁
と、前記集水タンク内側壁との間に流下される。集水さ
れた雨水は、前記下部竪樋の上端を越えるとオーバーフ
ローして下部竪樋内にこれらの余剰雨水として流下させ
られる。
【0061】また、前記下部竪樋の上端を前記集水タン
ク内で、上下方向に摺動させることにより、該集水タン
ク内での最も高い水位を上下方向に調整できる。
【0062】このように水位の調整が容易で、点検等の
メンテナンスも容易に行える。
【0063】しかも、接続される貯水タンクの貯水量を
損なうことなく、設置スペース効率も良好である。
【0064】また、下部竪樋として、上部竪樋と略同一
径の部材を使用できるので、部品点数の増大が抑制され
る。
【0065】また、請求項2に記載されたものでは、前
記ガイド部材の円錐状傘部が、雨水を、前記下部竪樋の
外側壁と、前記集水タンク内側壁との間に流下するよう
にガイドする。
【0066】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記放射状突起壁部が、前記上部竪樋の内側壁に先端を
当接させて、前記ガイド部材の上下方向位置が保持され
る。
【0067】このため、該ガイド部材の装着が容易であ
ると共に、上下方向に沿って、該ガイド部材の位置をス
ライド移動させることが出来、上,下部竪樋間の間隔に
拘わらず、前記下部竪樋の外側壁と、前記集水タンク内
側壁との間に流下させる水量を安定させることが出来
る。
【0068】また、該放射状突起壁部が、上方から流れ
てくる木の葉等を係止して留め、前記下部竪樋の外側壁
と、前記集水タンク内側壁との間に入ることを防止でき
る。このため、目詰まりを減少させることが出来る。
【0069】更に、請求項4に記載されたものでは、前
記弾性変形部が、撓んで弾性変形することにより、前記
上部竪樋の内側壁に先端が当接される際、該内壁部を拡
開方向に押圧し、前記ガイド部材の上下方向位置が保持
される。
【0070】このため、前記請求項3記載の作用に加え
て、更に、内壁部が拡開方向に押圧されて該ガイド部材
が上下方向の所定位置に保持されるので、異なる内径の
竪樋にも適用できる、という実用上有益な効果を発揮し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の竪樋取水装置で、要部
の構成を説明する一部断面正面図である。
【図2】実施の形態1の竪樋取水装置で、建物に用いた
一例を説明する側面図である。
【図3】実施の形態1の竪樋取水装置に用いられる集水
部材の斜視図である。
【図4】実施の形態1の変形例の竪樋取水装置を示し、
集水部材の斜視図である。
【図5】実施の形態1の変形例の竪樋取水装置を示し、
集水部材の水平方向断面を下方から見た断面図である。
【図6】一従来例の竪樋取水装置で、全体の構成を説明
する側面図である。
【図7】一従来例の竪樋取水装置で、要部の構成を説明
する透過斜視図である。
【図8】一従来例の竪樋取水装置で、要部の鉛直一部断
面図である。
【図9】一従来例の竪樋取水装置で、要部の構成を説明
する上面図である。
【図10】他の従来例の竪樋取水装置で、全体の構成を
説明する側面図である。
【図11】他の従来例の竪樋取水装置で、要部の構成を
説明する鉛直断面図である。
【符号の説明】
13 建物 13a 側壁 14 竪樋 14a 上部竪樋 14b 下部竪樋 14g 内側壁 15 集水タンク部(集水タンク) 15a 上タンク部本体 15b 下タンク部本体 19 雨水 21,121 集水部材(ガイド部材) 21a 外側縁 21b 円錐状傘部 21d,121d 放射状突起壁部 21e,121e 先端 121f スプリング部(弾性変形部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向へ延設される竪樋の上下方向略中
    央位置に、該竪樋に沿って設けられて流下する雨水を貯
    留する集水タンクを有する竪樋取水装置であって、 前記竪樋を、上下方向で、上部竪樋と下部竪樋に分割す
    ると共に、竪樋外径寸法よりも大きな径を有する集水タ
    ンク内に該上部竪樋の下端を上方から、また、前記下部
    竪樋の上端を下方から挿通して、該集水タンクに対して
    摺動自在となるように設け、オーバーフローパイプとす
    ると共に、該集水タンク内には、前記下部竪樋の上端上
    方に、前記上部竪樋の内側壁を伝って流下する雨水を、
    前記下部竪樋の外側壁と、前記集水タンク内側壁との間
    に流下させるようにガイドするガイド部材を設けたこと
    を特徴とする竪樋取水装置。
  2. 【請求項2】前記ガイド部材は、上面視で、外側縁を、
    前記下部竪樋の外側壁と、前記集水タンク内側壁との間
    に位置させる円錐状傘部を有することを特徴とする請求
    項1記載の竪樋取水装置。
  3. 【請求項3】前記ガイド部材は、前記上部竪樋の内側壁
    に先端を当接させて上下方向位置を保持する複数の放射
    状突起壁部が形成されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の竪樋取水装置。
  4. 【請求項4】前記放射状突起壁部には、弾性変形部が設
    けられていることを特徴とする請求項3記載の竪樋取水
    装置。
JP2000100865A 2000-04-03 2000-04-03 竪樋取水装置 Pending JP2001279727A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000100865A JP2001279727A (ja) 2000-04-03 2000-04-03 竪樋取水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000100865A JP2001279727A (ja) 2000-04-03 2000-04-03 竪樋取水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001279727A true JP2001279727A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18615010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000100865A Pending JP2001279727A (ja) 2000-04-03 2000-04-03 竪樋取水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001279727A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011094382A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Takiron Co Ltd 取水継手

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011094382A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Takiron Co Ltd 取水継手

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001279727A (ja) 竪樋取水装置
JP2020029758A (ja) 樋排水システム及びオーバーフロー樋
JP6279794B1 (ja) サイフォン雨樋システム
JP3482614B2 (ja) 雨水貯水装置
JP3437723B2 (ja) 雨水集水装置
JP2005139659A (ja) 雨水排水構造
FI60754B (fi) Anordning vid stuproer foer takraennor foer avledning av regnvatten fraon stuproeret
JP2009127372A (ja) 雨水取り出し装置
JP2020200603A (ja) 排水ドレン
JP2006316532A (ja) 雨樋集水ます
JP2001279725A (ja) 竪樋取水装置
JP6192512B2 (ja) 軒樋集水装置
JP4575113B2 (ja) 排水管飾り部材
JP6959465B1 (ja) ドレン部材及び軒樋
JPH1171869A (ja) 樋の構造
CN213572692U (zh) 偏心落水斗
JP5085961B2 (ja) サイフォン排水システム
JP2000297504A (ja) 軒樋の排水構造
JP2018104961A (ja) 排水管カバー
JP2008115649A (ja) サイフォン排水システム
JP3039306U (ja) 雨樋用着脱式取水装置
JP2022153826A (ja) 雨樋用集水具及びその設置方法
JP2019138034A (ja) 軒樋および建物
JP5740589B2 (ja) 雨水継手
JPS6220529Y2 (ja)