JP2001278281A - 詰替えボトルのベースカップ - Google Patents

詰替えボトルのベースカップ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトルの口部にベースカップを着脱自在とし
て装着した超薄肉ブローボトルを提供すること。 【解決手段】 超薄肉の詰替えボトルに装着されるベー
スカップであって、ベースカップは、外筒と上壁、上壁
内周に連設された円錘筒と、円錘筒内端から垂設され、
下端に内方に膨出する係止環を設けた内筒とからなって
おり、前記外筒は、その内径をボトルの胴部の外径に等
しくし、高さをボトルの肩部の高さ以上としており、前
記内筒は、その内径を、ボトルの口部のネックリングの
径にほぼ等しくするとともに、その外径を本体ボトルの
口部に嵌挿可能な径としていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超薄肉ブローボト
ル、とくにボトルの口部にベースカップを係合させ、ボ
トルを倒立保持させるようにした超薄肉詰替えボトルの
ベースカップに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチック材料の節減、プラス
チック廃棄物の減量ということからブローボトルの薄肉
化が求められ、PP、PET等のブローボトルで、胴部
の肉厚が0.1mm前後の容易に押潰し可能なボトル
は、従来より市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、さらに
材料を節減するために、単位容量当たりの樹脂量を低く
し、胴部の肉厚を0.1mm以下のフィルム状とする
と、内容液を充填した場合に、胴部が変形するという問
題点があった。そのため、ボトルの正立保持ができず、
函詰め搬送が困難であるという問題点が生じた。また、
詰替えボトルとして内容液を移し替えるときに、肩部や
胴部上部を掴んで移し替えを行なおうとすると、変形に
よって口部が動き、別のボトルに注ぐことが困難になる
という問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決することを
課題として、ボトルの口部にベースカップを着脱自在と
して装着した超薄肉ブローボトルを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、詰替えボトルのベースカップとして、超
薄肉の詰替えボトルに装着されるベースカップであっ
て、ベースカップは、外筒と上壁、上壁内周に連設され
た円錘筒と、円錘筒内端から垂設され、下端に内方に膨
出する係止環を設けた内筒とからなっており、前記外筒
は、その内径をボトルの胴部の外径に等しくし、高さを
ボトルの肩部の高さ以上としており、前記内筒は、その
内径を、ボトルの口部のネックリングの径にほぼ等しく
するとともに、その外径を本体ボトルの口部に嵌挿可能
な径としていることを特徴とする構成を採用する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1において、Aはキャ
ップBによって被蓋された詰替え用のボトル、Cはベー
スカップである。ボトルAは、口部1と肩部2、胴部3
と底部4とからなり、口部1には、ねじ5とネックリン
グ6が設けられている。底部4の底壁には、公知の放射
状に延びる複数本のリブ、またはその他の補強リブが形
成され、補強されている。肩部2及び胴部3は、断面円
形である。
【0007】キャップBは、公知のねじ式キャップで、
内周には口部1のねじ5に螺合するねじが螺設されてい
る。
【0008】ボトルAは、PET、PP等の硬質の合成
樹脂を素材とし、二軸延伸ブローによって成形され、P
ETの場合には、ボトルの単位容量当たりのプリフォー
ムの樹脂量は、従来のものでは、約0.04g/ml前
後であったが、本発明の実施例では、樹脂量は0.02
5g/ml以下で成形され、胴部3は、肉厚0.05m
m以下のフィルム状となっている。
【0009】PPの場合、従来のものでは、樹脂量は
0.025g/ml前後であったが、実施例では、0.
024g/ml以下で成形され、胴部3の肉厚は、0.
1mm以下、0.05mm以上の範囲となっている。
【0010】口部1は、厚肉であって、ねじ5、ネック
リング6によって補強されており、底部4も、補強リブ
によって補強され一定の強度を維持している。しかし、
胴部3は、フィルム状であるため、内容液を充填した場
合に、内容液の液圧によって一定の形状に維持される
が、その形状を維持するためには、何らかの保持部材を
必要とし、本発明は、はかますなわちベースカップを用
いる。
【0011】ベースカップCは、外筒10と上壁11、
上壁11内端に連設された円錘筒12と該円錘筒12の
内端縁より垂下する内筒13とからなっている。外筒1
0の内径は、ボトルAの胴部3の直径に等しくし、その
高さを肩部の高さより大きくしている。内筒13は、ボ
トルAのネックリング6より大きな径を有しており、下
端内周には係止環14が形成され、ネックリング6の下
側に係合するようにしている。
【0012】次に、本発明詰替えボトルのベースカップ
の使用態様と作用効果について説明する。内容液を充填
し、キャップBを被蓋したボトルAに上方からベースカ
ップCを押込むと、図2に示すように、ベースカップC
の内筒13下端によってボトル口部1が押下げられ、ボ
トル口部1が肩部2を凹ませつつ下降する。そして、ベ
ースカップCの係止環14がネックリング6の下側に係
合すると、肩部2と胴部3との境目が口部1の上端より
上方にきて上壁11に接触し、肩部2は、胴部3との境
目を支軸として反転するように変形され、胴部3上部に
ヘッドスペースhが形成される。
【0013】図3に示すように、ボトルAを倒立させる
と、ヘッドスペースhは内容液に置きかえられ、内容液
の重量によって、ボトルAの胴部3の上部がベースカッ
プCの上壁11と外筒10に接触し、ボトルAの壁面を
介してベースカップCによって内容液が保持され、胴部
3が変形することを阻止する。
【0014】内容液の詰替えにあたっては、ボトルAを
正立させ、ベースカップCを上方に持ち上げると、内筒
13の係止環14によって、口部1が上方にでてきて、
さらにベースカップCを引き出すと、係止環14がネッ
クリング6より外れ、ボトルAは元の状態に復元する。
【0015】次に、図4に示すように、本体ボトルDの
口部内にベースカップCを嵌挿し、詰替え用のボトルA
のキャップBを外して内容液を本体ボトルDに移し替え
る。移し替えにあたって、詰替え用のボトルAの胴部3
を把持し、薄肉であるため口部1が安定しない場合で
も、ベースカップCの円錘筒12の上部が大径であるの
で、漏斗の役割を果たし、外にこぼれることはない。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。ベースカップをボトルの口部
に装着したことによって、ボトルを倒立したときに、ベ
ースカップによって内容液を保持し、ボトルの肩部、胴
部を一定の形状に維持できるので、内容液を充填したボ
トルの梱包輸送が容易になった。ベースカップを本体ボ
トルの口部に取り付け、漏斗として使用できるので、内
容液の移し替えが容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボトルとベースカップを示す説明図で
ある。
【図2】ベースカップをキャップに装着したときのボト
ルを示す説明図である。
【図3】倒立時のボトルを示す説明図である。
【図4】詰替え時のボトルとベースカップの説明図であ
る。
【符号の説明】
A ボトル B キャップ C ベースカップ D 本体ボトル h ヘッドスペース 1 口部 2 肩部 3 胴部 4 底部 5 ねじ 6 ネックリング 10 外筒 11 上壁 12 円錘筒 13 内筒 14 係止環

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超薄肉の詰替えボトルに装着されるベー
    スカップであって、 ベースカップは、外筒と上壁、上壁内周に連設された円
    錘筒と、円錘筒内端から垂設され、下端に内方に膨出す
    る係止環を設けた内筒とからなっており、 前記外筒は、その内径をボトルの胴部の外径に等しく
    し、高さをボトルの肩部の高さ以上としており、 前記内筒は、その内径を、ボトルの口部のネックリング
    の径にほぼ等しくするとともに、その外径を本体ボトル
    の口部に嵌挿可能な径としていることを特徴とする詰替
    えボトルのベースカップ。
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