JP2009154959A - プラスチックボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化した場合にも閉栓中だけではなく、閉栓後においても持ち易さと強度の確保を図ることができるプラスチックボトル。
【解決手段】プラスチックボトル1は、胴部4の少なくとも一部が絞られてなるくびれ部41と、くびれ部41の上下に連続する非くびれ部42,43と、を備える。くびれ部41は略多角形状の横断面形状を有し、非くびれ部42,43は円形の横断面形状を有する。くびれ部41の上下中央に凹状の周リブ51を形成することができ、周リブ51の横断面形状を円形にすることができる。上側多角形状面52及び下側多角形状面53は、周リブ51を中心に互いに上下対称に形成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、清涼飲料等の液体を貯留するプラスチックボトルに関し、使用する樹脂量を最小限化し、かつ、持ち易いプラスチックボトルに関するものである。
PETボトルに代表されるプラスチックボトルは、飲料を充填する容器として数多く市販されている。持ち易さを改善した例えば500mlのボトルとして、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。このボトルは、胴部中央に向かって絞り込むことでくびれを形成し、このくびれを中心に消費者が把持し易い形状になっている。また、大型の2Lとして、例えば、特許文献2に記載のものが知られている。このボトルでは、胴部を長方形の横断面形状で形成し、その胴部の上下方向中心部にウエスト部を形成している。そして、強度を保つために、特許文献1のボトルではくびれ部のリブを工夫し、また、特許文献2のボトルではウエスト部の一部を共用する指挿入凹部について工夫している。
一方、ボトル強度を高める方法として、キャッピング前に液体窒素を添加し、ボトル内を陽圧にしておくといった試みもなされている(例えば、特許文献3参照)。
特開2007−76717号公報 特開2005−247393号公報 特開2006−137463号公報
ところで、近年では、環境問題への意識の高まりにより、ボトルの軽量化が進められている。ボトルを軽量にするために肉厚を薄くすると、ボトルの強度が全体的に低下してしまい、流通に耐えられなくなったり、消費者にとって非常に持ちにくくなるというデメリットがあった。特許文献3に記載の方法によれば、流通上での強度は保てる。しかし、キャップの開栓後はボトル内が常圧にもどるため、強度が著しく低下し、ボトルを持つと中味があふれ出てしまうというおそれがあった。
そこで、本発明は、軽量化した場合にも閉栓中だけではなく、開栓後においても強度及び持ち易さを確保できるプラスチックボトルを提供することをその目的としている。
上記目的を達成するべく、本発明のプラスチックボトルは、胴部の少なくとも一部が絞られてなるくびれ部と、くびれ部の上下に連続する非くびれ部と、を備える。そして、くびれ部及び非くびれ部は、一方が略多角形状の横断面形状を有し、他方が円形の横断面形状を有する。
本発明によれば、同一の横断面形状からなる筒状の胴部形状からなる場合に比べて、軽量化した場合の胴部の横強度の低下を抑制できると共に、胴部の縦強度を向上できる。また、略多角形状の横断面形状を有する部分を胴部にもたせることで、胴部の持ち易さを向上できると共に、例えばキャップの開閉も簡易にできるようになる。
好ましくは、くびれ部が略多角形状の横断面形状を有し、非くびれ部が円形の横断面形状を有するとよい。こうすることで、指がくびれ部に引っ掛かり易くなるので、くびれ部のもち易さおよび例えばキャップの開栓性を向上できる。さらに、非くびれ部の横断面形状が円形であると、生産工程においてハンドリングがしやすくなるといったメリットもある。また、胴部の基本的な横断面形状が円形であるボトルであっても、くびれ部の強度を確保できる。
より好ましくは、くびれ部は、その上下の中央位置に凹状の周リブを有するとよい。こうすることで、略多角形状の横断面形状と周リブとの組合せにより、くびれ部の強度を一段と向上できる。
より好ましくは、周リブは、横断面形状が円形であるとよい。こうすることで、くびれ部の上下中心から順に、円形、略多角形状及び円形の横断面形状が存在することになるので、くびれ部及び胴部の強度をより一層向上できる。
好ましくは、くびれ部は、周リブを中心に互いに上下対称に形成された上側多角形状面及び下側多角形状面を備えるとよい。そして、上側多角形状面及び下側多角形状面は、それぞれが略多角形状の横断面形状を有し、且つ、周リブに向かって胴部の内側に傾斜するとよい。こうすることで、上側多角形状面及び下側多角形状面と周リブとの間の応力集中を緩和できる。
より好ましくは、上側多角形状面及び下側多角形状面は、それぞれ、第1の面及び第2の面を交互に周方向に連ねてなり、第1の面と第2の面とは、胴部の内側への傾斜角度が異なるとよい。こうすることで、上側多角形状面及び下側多角形状面の強度を向上できる。
より好ましくは、上側多角形状面及び下側多角形状面は、それぞれ、徐々に変化する面によって周リブの上端及び下端に連なっているとよい。こうすることで、多角形の横断面形状と円形状の横断面形状との間を滑らかに連ねることができる。
好ましくは、上側多角形状面及び下側多角形状面は、それぞれ、凹状の周リブを有するとよい。こうすることで、上側多角形状面及び下側多角形状面の強度をさらに向上できる。なお、この周リブの横断面形状も円形であることが好ましい。
好ましくは、上側多角形状面及び下側多角形状面は、横断面形状が略12角形であるとよい。
別の好ましい一態様によれば、くびれ部は、最も絞られた最深部と、最深部を中心に互いに上下対称に形成された上側多角形状面及び下側多角形状面と、を備えるとよい。そして、上側多角形状面及び下側多角形状面は、それぞれが略多角形状の横断面形状を有し、且つ、最深部に向かって胴部の内側に傾斜しているとよい。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係るプラスチックボトルについて説明する。
<第1実施形態>
図1及び図2に示すように、プラスチックボトル1(以下、「ボトル1」という。)は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を主材料として、二軸延伸ブロー成形などの延伸成形法により成形される。ここでは、例示として、重量が約18g、高さが約200mm、満注容量が約570mlのボトル1に成形されている。
ボトル1は、成形後に洗浄・殺菌処理された後、飲料を充填される。飲料としては、水、緑茶、ウーロン茶又は果汁等の非炭酸飲料を挙げることができる。一般に、非炭酸飲料の場合にはボトル内圧が負圧となるため、ボトルの強度が弱く、その強度を確保するために凹リブがボトルに形成される。本実施形態のボトル1は、後述する凹リブ11〜18などを有するので、非炭酸飲料を充填するのに好適なものである。ただし、他の実施態様では、ボトル1に充填される液体は、炭酸飲料又はソース等の食品でもよい。
ここで、本明細書で用いる各種の用語について以下のとおり定義する。
上下は、図1の紙面が基準に規定され、紙の奥側が「上」、手前側が「下」となる。上下方向とは、ボトル1の中心軸Y−Yの方向を意味する。高さとは、中心軸Y−Y方向に沿った長さを意味する。横断面形状とは、中心軸Y−Yに直交する平面(横断面)におけるボトル1の断面形状を意味する。周方向とは、横断面形状の輪郭に沿った方向を意味する。径方向とは、中心軸Y−Y上の任意の一点を円の中心として考えた場合におけるその円の半径方向を意味する。
ボトル1は、中心軸Y−Yの上方から順に、口部2、肩部3、胴部4及び底部5を有する。これらの部分(2,3,4及び5)は、一体に形成され、内部に飲料を貯留可能なボトル壁を構成する。飲料が満杯に貯留された状態でのボトル1の重心は、中心軸Y−Y上にある。
口部2は、上端が開口しており、飲料の注ぎ口として機能する。口部2の開口は、図示省略したキャップにより開閉される。肩部3は、円形の横断面形状が下方にかけて徐々に拡大してなり、下端が凹リブ11に連続している。底部5は、底壁21及び周壁22で構成されている。周壁22は、底壁21の周縁から上方に拡開するように立ち上がる円筒状の部分であり、上端が凹リブ18に連続している
胴部4は、肩部3と底部5との間で上下方向に延在している。胴部4の横断面形状は、中心軸Y−Yを中心に点対称で形成されている。胴部4は、くびれ部41と、くびれ部41の上下に連続する非くびれ部42,43と、で構成される。くびれ部41は、胴部4の一部が絞られてなる部分であり、ボトル1の上下中心部よりもやや下側に位置している。好ましくは、くびれ部41は飲料充填状態におけるボトル1の重心よりもやや下側に位置するとよい。こうすることで、消費者がくびれ部41を把持して飲料を飲む場合に、ボトル1を傾け易く、安定したハンドリングを行うことが可能となる。なお、くびれ部41は、その形状の特徴から、ウエスト部又は絞り部と換言され得る。
非くびれ部42,43は、横断面形状が正円の円形で構成された円筒状の部分であり、ボトル1の最大外径を有している。上側の非くびれ部42は、絞られることなく上下方向に延在しており、複数の凹リブ11,12,13,14,15を周方向に亘って形成されている。また、下側の非くびれ部43は、絞られることなく上下方向に延在しており、複数の凹リブ16,17,18を周方向に亘って形成されている。凹リブ11〜18の横断面形状は、ここでは円形に形成されているが、強度が補強される形状であればいずれの形状でも良い。複数の凹リブ11〜18によって、非くびれ部42,43の強度(特に横強度)が補強されている。
図3ないし図6に示すように、くびれ部41は、基本的に、横断面形状が略12角形状で構成されている。なお、「略」をつけたのは、後述するとおり、くびれ部41の横断面形状が12角形を一応保ちながら上下方向で変化するからである。なお、横断面形状として12角形を例にしたが、もちろん6角形、8角形、10角形など他の多角形を採用してもよい。
図3に示すように、くびれ部41は、周リブ51を中心に互いに上下対称に形成された上側及び下側の多角形状面52,53を有している。周リブ51は、くびれ部41の上下の中央位置にあり、くびれ部41のうちで最も絞られた最深部となっている。周リブ51によって、くびれ部41の上下中心の強度が補強されている。また、周リブ51は、図4に示すように、横断面形状が円形の凹状リブであり、胴部4の最小径を構成している。
多角形状面52,53は、それぞれ、周リブ51から遠ざかるにつれて徐々に径方向に拡大するように形成されている。図5に示すように、多角形状面52,53は、それぞれ、略12角形状の横断面形状で構成されている。
ただし、図3、図5及び図6に示すように、多角形状面52,53の横断面形状は、周リブ51から遠ざかるにつれて、略12角形状が円形に近づくように形成されている。換言すると、多角形状面52,53の横断面形状は、仮想的には、周リブ51の位置で多角形のコーナーが最も角張り、周リブ51から遠ざかるにつれて多角形のコーナーが徐々に丸みをおびていくように形成されている。そして、仮想的にコーナーが最も角張る位置に周リブ51を形成していることに鑑み、本実施形態では、多角形状面52,53は、上下方向で徐々に変化する面55,56を介して、周リブ51の上端及び下端に連なっている。これにより、多角形状面52,53と周リブ51との間が滑らかに連ねられている。
図3及び図5に示すように、多角形状面52は、第1の面61及び第2の面62を6個ずつ交互に周方向に連ねてなる。なお、多角形状面53の構成も多角形状面52の構成と同じであるので、ここでは詳細な説明を省略する。
図5に示すように、第1の面61は、周リブ51の近くでは、第2の面62よりも周方向に長く形成されている。一方、図3に示すように、第1の面61は、周リブ51から遠いところでは、第2の面62よりも周方向に短く形成されている。また、図7及び図8に示すように、第1の面61と第2の面62とは、互いに異なる傾斜角度で、周リブ51に向かって胴部41の内側に傾斜している。より詳細には、第1の面61は、周リブ51と周リブ71との間では、第2の面62よりも、横断面に対し小さい角度で傾斜している。この点、周リブ51と周リブ72との間でも同様である。なお、図7及び図8では、断面のハッチングを省略している。
図3及び図6に示すように、周リブ71,72は、それぞれ、多角形状面52,53に形成された凹状リブであり、横断面形状が円形で構成されている。周リブ71,72の位置は、特に限定されるものではないが、強度を補強したい位置に設定することが好ましく、ここでは多角形状面52,53の上下中心となっている。また、周リブ71と周リブ72との間の高さは、特に限定されるものではないが、ここでは大人の指の一本程度の幅となっている。このようなサイズとすることで、消費者がくびれ部41を把持する際に、指を周リブ71,72間にかけ易くすることができる。
以上説明した本実施形態のボトル1によれば、胴部4の横断面形状について、基本的には非くびれ部42,43のように円形としつつ、くびれ部41のみを略12角形状の多角形状としている。したがって、全体としていわゆる丸型ボトルであっても、くびれ部41全体の横強度を向上することができると共に、縦強度も向上できる。また、非くびれ部42,43については、凹リブ11〜18によって横強度を確保することができる。このように、胴部4の横断面形状が工夫されているため、その強度を確保しながら、肉厚を薄くするなどボトル1の軽量化を促進することができる。もちろん、この強度はキャップの開栓後も確保することができる。なお、上記した例示では、重量が約18gで約570mlのボトル1を成形できるが、重量(PF目付け)を容量で割った商は20以上50以下であることが好ましい。
また、くびれ部41の強度に関しては、周リブ51,71,72が形成されているので、さらに補強されている。特に、くびれ部41の横断面形状が、上下中心から順に、円形(周リブ51)、略12角形(多角形状面52,53)、円形(周リブ71,72)、及び、略12角形(多角形状面52,53)と交互に繰り返されているため、相乗効果も発揮されて、強度がより一層向上されるようになっている。また、多角形状面52,53は周リブ51に向かって内側に傾斜しているため、多角形状面52,53が中心軸Y−Y方向と平行に延在する場合に比べて、多角形状面52,53と周リブ51との間の応力集中を緩和できる。さらに、多角形状面52,53における第1の面61と第2の面62との間で傾斜角度が異なるため、より一層強度を向上できる
また、くびれ部41の横断面形状が略12角形であるために、円形の場合に比べて、キャップの開閉もスムーズにできるようになる。加えて、消費者の指がくびれ部41にかかり易くなるので、ボトル1を持ち易くできるようになる。このように、本実施形態のボトル1によれば、軽量化した場合にも持ち易さと強度の確保とを図ることができ、握力等の外圧によって変形されることを抑制できる。
<第2実施形態>
次に、図9ないし図13を参照して、第2実施形態に係るボトル100について相違点を中心に説明する。第1実施形態との主な相違点は、くびれ部の構成である。以下、第2実施形態の構成のうち、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
くびれ部110は、横断面形状が略12角形状で構成されている。なお、「略」をつけたのは、第1実施形態と同様の理由からである。別の態様では、12角形ではなく他の多角形としてもよい。くびれ部110には、第1実施形態のくびれ部41と異なり、周リブが形成されていない。
くびれ部110は、最も絞られた最深部111を中心に上側及び下側の多角形状面112,113を有している。図13に示すように、最深部111の横断面形状は、略12角形である。多角形状面112,113の横断面形状は、最深部111から遠ざかるにつれて略12角形状が円形に近づくように形成されている(図9及び図10参照)。
多角形状面112,113は、第1の面121及び第2の面122を6個ずつ交互に周方向に連ねてなる。図9及び図10に示すように、第1の面121及び第2の面122とは、最深部111の近くでは一方が周方向に長く、最深部111から遠いところでは他方が周方向に長く形成されている。また、図11及び図12に示すように、第1の面121及び第2の面122とは、互いに異なる傾斜角度で最深部111に向かって内側に傾斜している。なお、図11及び図12では、横断面のハッチングを省略している。
以上説明した本実施形態のボトル100は、くびれ部110が周リブを有しないために、第1実施形態のボトル1に比べて横強度は小さくなる。しかし、第1実施形態と同様に胴部4の横断面形状を一様でないものとしているので、全体としていわゆる丸型ボトルであっても、くびれ部110全体の横強度を向上することができると共に、縦強度も向上できる。また、くびれ部110が略12角形の横断面形状を有するため、消費者にとってボトル1が持ち易くなり、キャップの開閉がスムーズにできるようになる。したがって、軽量化しても、キャップの閉栓中はもとより開栓後のボトル100において、持ち易さと強度を確保することができる。
<変形例>
第1実施形態及び第2実施形態のいずれも、くびれ部41,110の横断面形状が略多角形状で、非くびれ部42,43の横断面形状が円形である場合について説明した。しかし、本発明の別の態様によれば、くびれ部の横断面形状が円形を有するものとし、非くびれ部の横断面形状が略多角形状を有するものとしてもよい。
第1実施形態に係るプラスチックボトルの正面図である。 図1のプラスチックボトルの右側面図であり、図1のプラスチックボトルを90度だけ横方向から見た図である。 図1のプラスチックボトルのくびれ部を拡大して示す正面図である。 図1のIV−IV線で切断した横断面図である。 図1のV−V線で切断した横断面図である。 図1のVI−VI線で切断した横断面図である。 図1のVII−VII線で切断した縦断面図である。 図2のVIII−VIII線で切断した縦断面図である。 第2実施形態に係るプラスチックボトルの正面図である。 図9のプラスチックボトルの右側面図であり、図9のプラスチックボトルを90度だけ横方向から見た図である。 図9のXI−XI線で切断した縦断面図である。 図9のXII−XII線で切断した縦断面図である。 図9のXIII−XIII線で切断した横断面図である。
符号の説明
1:ボトル、 2:口部、 3:肩部、 4:胴部、 5:底部、 11〜18:凹リブ、 41:くびれ部、 42:非くびれ部、 43:非くびれ部、 51:周リブ、 52,53:多角形状面、 54,55:面、 61:第1の面、 62:第2の面、 71,72: 周リブ、 100:ボトル、 110:くびれ部、 111:最深部、 112,113:多角形状面、 121:第1の面、 122:第2の面、 Y−Y:中心軸

Claims (9)

  1. 胴部を有するプラスチックボトルにおいて、
    前記胴部の少なくとも一部が絞られてなるくびれ部と、
    前記くびれ部の上下に連続する非くびれ部と、を備え、
    前記くびれ部及び前記非くびれ部は、一方が略多角形状の横断面形状を有し、他方が円形の横断面形状を有する、プラスチックボトル。
  2. 前記くびれ部が、略多角形状の横断面形状を有し、
    前記非くびれ部が、円形の横断面形状を有する、請求項1に記載のプラスチックボトル。
  3. 前記くびれ部は、その上下の中央位置に凹状の周リブを有する、請求項2に記載のプラスチックボトル。
  4. 前記周リブは、横断面形状が円形である、請求項3に記載のプラスチックボトル。
  5. 前記くびれ部は、前記周リブを中心に上下対称に形成された上側多角形状面及び下側多角形状面を備え、
    前記上側多角形状面及び前記下側多角形状面は、それぞれ、略多角形状の横断面形状を有し、且つ、前記周リブに向かって前記胴部の内側に傾斜している、請求項3又は4に記載のプラスチックボトル。
  6. 前記上側多角形状面及び前記下側多角形状面は、それぞれ、第1の面及び第2の面を交互に周方向に連ねてなり、
    前記第1の面と前記第2の面とは、前記胴部の内側への傾斜角度が異なる、請求項5に記載のプラスチックボトル。
  7. 前記上側多角形状面及び前記下側多角形状面は、それぞれ、徐々に変化する面によって前記周リブの上端及び下端に連なっている、請求項5又は6に記載のプラスチックボトル。
  8. 前記上側多角形状面及び前記下側多角形状面は、それぞれ、凹状の周リブを有する、請求項5ないし7のいずれか一項に記載のプラスチックボトル。
  9. 前記くびれ部は、最も絞られた最深部と、前記最深部を中心に上下対称に形成された上側多角形状面及び下側多角形状面と、を備え、
    前記上側多角形状面及び前記下側多角形状面は、それぞれ、略多角形状の横断面形状を有し、且つ、前記最深部に向かって前記胴部の内側に傾斜している、請求項2に記載のプラスチックボトル。
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