JP2001277809A - 緩衝器付きキャスター - Google Patents
緩衝器付きキャスターInfo
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- JP2001277809A JP2001277809A JP2000183356A JP2000183356A JP2001277809A JP 2001277809 A JP2001277809 A JP 2001277809A JP 2000183356 A JP2000183356 A JP 2000183356A JP 2000183356 A JP2000183356 A JP 2000183356A JP 2001277809 A JP2001277809 A JP 2001277809A
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Abstract
ラケット2に回動可能に連結されるリンク3と、リンク
3に回転可能に連結される車輪4と、リンク3の回動に
伴って伸縮作動する油圧ダンパ20とを備え、油圧ダン
パ20に高粘度作動油を封入し、高粘度作動油の圧力に
よりブラケット2に懸かる荷重を支持するものとした。
Description
子等の台車に取り付けられる緩衝器付きキャスターに関
するものである。
る構造として、車体側に結合されるブラケットと、ブラ
ケットに回動可能に連結され車輪を支持するリンクと、
ブラケットとリンクの間に介装されるクッションゴムを
備えるものがある。
うな従来のキャスターにあっては、クッションゴムのバ
ネ特性によって載せられる荷重および衝撃吸収効果が決
まり、クッションゴムが堅すぎて初期作動が悪化した
り、クッションゴムが柔らかすぎて沈み込みを起こす等
の問題点があった。本発明は上記の問題点を鑑みてなさ
れたものであり、キャスターに適した緩衝機構を提供す
ることを目的とする。
結合されるブラケットと、ブラケットに回動可能に連結
されるリンクと、リンクに回転可能に連結される車輪
と、リンクの回動に伴って伸縮作動する油圧ダンパとを
備え、油圧ダンパに作動油として高粘度作動油を封入
し、高粘度作動油の圧力によりブラケットに懸かる荷重
を支持するものとした。第2の発明は、第1の発明にお
ける油圧ダンパとして、ブラケットまたはリンクの一方
に連結されるシリンダチューブと、ブラケットまたはリ
ンクの他方に連結されるピストンロッドと、ピストンロ
ッドに結合しシリンダチューブ内を二つの油室に仕切る
ピストンと、シリンダチューブとピストンの間に画成さ
れ二つの油室を連通する隙間とを備えるものとした。第
3の発明は、第2の発明におけるピストンをピストンロ
ッドに嵌合して取り付けられる円筒部とシリンダチュー
ブに隙間をもって対峙する円盤部とで構成するものとし
た。第4の発明は、第1における油圧ダンパにおいて、
前記油圧ダンパは、前記ブラケットまたは前記リンクの
一方に連結されるシリンダチューブと、前記ブラケット
または前記リンクの他方に連結されるピストンロッド
と、前記ピストンロッドに結合し前記シリンダチューブ
内を二つの油室に仕切るピストンとからなり、前記ピス
トンは、前記ピストンを貫通する通路と、前記通路を開
閉する弁体と、前記二つの油室を連通するピストンに設
けられたオリフィスと、を備えた。第5の発明は、第1
における油圧ダンパにおいて、前記油圧ダンパは、前記
ブラケットまたは前記リンクの一方に連結されるシリン
ダチューブと、前記ブラケットまたは前記リンクの他方
に連結されるピストンロッドと、前記ピストンロッドに
結合し前記シリンダチューブ内を二つの油室に仕切るピ
ストンとからなり、前記ピストンは、前記ピストンを貫
通する通路と、少なくとも一方の油室に開口し、前記通
路に連通するピストン端面に設けられた環状溝と、前記
環状溝を開閉する弁体とを備え、前記弁体は一方の油室
と環状溝とを連通するオリフィスを備えた。第6の発明
は、第1から5のいずれか一つにおける油圧ダンパにお
いて、前記高粘度作動油をシリコンオイルとした。第7
の発明は、第1から6のいずれか一つにおける油圧ダン
パにおいて、前記高粘度作動油の初期圧縮比の可変機構
を設けた。
体に加わる荷重に応じて油圧ダンパが高粘度作動油、例
えばシリコンオイルを圧縮しながら収縮し、リンクの傾
きが決まる。車体に加わる荷重が大きい場合、油圧ダン
パが収縮するのに伴ってシリコンオイルの圧縮特性によ
り圧力が急上昇し、キャスターの沈み込みが抑えられ、
リンクの動きを確保できる。シリコンオイルの初期圧縮
比を変えると油圧ダンパの圧力上昇カーブも変わり、種
々の減衰特性が得られる。シリコンオイルは一般の油圧
機器に用いられる作動油に対して圧縮率が高いため、油
圧ダンパの内部にガス室等を設ける必要がなく、構造の
簡素化がはかれる。第2の発明において、車輪が路面か
ら受ける入力に応じて油圧ダンパが伸縮作動し、隙間を
通過する高粘度作動油の粘性抵抗が作動速度に応じて急
上昇することにより、リンクの揺動が有効に減衰され
る。油圧ダンパが車体に加わる荷重を支持するスプリン
グの機能と、リンクの振動を減衰するダンパ機能を果た
すため、キャスターの部品点数を削減し、コンパクト化
がはかれる。第3の発明において、ピストンにピストン
ロッドに嵌合して取り付けられる円筒部を形成すること
により、ピストンロッド等の設計変更をすることなく、
ピストンの大きさを容易に変えられる。ピストンの大き
さを変えて、油圧ダンパに充填される高粘度作動油の体
積を変えることにより、油圧ダンパの減衰特性を変更で
きる。第4の発明において、前記油圧ダンパは、前記ブ
ラケットまたは前記リンクの一方に連結されるシリンダ
チューブと、前記ブラケットまたは前記リンクの他方に
連結されるピストンロッドと、前記ピストンロッドに結
合し前記シリンダチューブ内を二つの油室に仕切るピス
トンとからなり、前記ピストンは、前記ピストンを貫通
する通路と、前記通路を開閉する弁体と、前記二つの油
室を連通するピストンに設けられたオリフィスと、を備
えたので、より正確に減衰力を発生することができると
ともに、減衰力のチューニングの範囲をより広範囲にか
つ容易に行うことができる。第5の発明において、前記
油圧ダンパは、前記ブラケットまたは前記リンクの一方
に連結されるシリンダチューブと、前記ブラケットまた
は前記リンクの他方に連結されるピストンロッドと、前
記ピストンロッドに結合し前記シリンダチューブ内を二
つの油室に仕切るピストンとからなり、前記ピストン
は、前記ピストンを貫通する通路と、少なくとも一方の
油室に開口し、前記通路に連通するピストン端面に設け
られた環状溝と、前記環状溝を開閉する弁体と、を備
え、前記弁体は一方の油室と環状溝とを連通するオリフ
ィスを備えたので、弁体を交換するのみで減衰力を変更
することができ、容易に減衰力のチューニングを行うこ
とができる。第7の発明において、高粘度作動油の初期
圧縮比の可変機構を設けたので、車体に加わる荷重に対
応して圧縮比を調整し、適正な圧縮比で台車等を用いる
ことができる。
図面に基づいて説明する。図1に示すように、キャスタ
ー1は台車等の車体に締結されるブラケット2と、ブラ
ケット2に回動可能に支持されるリンク3と、リンク3
の先端部に回転可能に支持される車輪4とを備える。車
輪4はリンク3の先端部に締結されるボルト6により図
示しないベアリングを介して回転可能に支持される。図
2に示すように、ブラケット2はコの字形断面を持ち、
その上部を貫通するボルト5によりベアリング7を介し
て車体に締結される。ブラケット2は垂直軸まわり(左
右方向)に回動して車輪4が進行方向を向くようになっ
ている。リンク3はボルト10を介してブラケット2に
対して水平軸回り(上下方向)に回動可能に支持され
る。リンク3の回動基端部にはスリーブ11が固着さ
れ、スリーブ11はボルト10を介してブラケット2に
回転可能に連結される。ブラケット2とリンク3の間に
は片ロッド型油圧ダンパ20が介装され、油圧ダンパ2
0はリンク3の回動に伴って伸縮するようになってい
る。図3に示すように、油圧ダンパ20は、ブラケット
2にピン25を介して連結されるシリンダチューブ21
と、リンク3にピン26を介して連結されシリンダチュ
ーブ21に摺動可能に嵌合するピストンロッド22と、
ピストンロッド22に結合されるピストン23とを備え
る。シリンダチューブ21の開口端内面にねじ部21a
が設けられて、円筒状のエンド部材29が螺合され、エ
ンド部材29の内側にピストンロッド22が摺動可能に
嵌合する。エンド部材29とピストンロッド22の間に
はシールリング34が介装され、シリンダチューブ21
内の密封がはかられる。ピストン23はシリンダチュー
ブ21内を二つの油室27,28に仕切り、シリンダチ
ューブ21とピストン23の間に各油室27,28を連
通する環状隙間24が画成され、ピストン23の外周面
はシリンダチューブ21の内周面に対して全周に渡って
非接触となっている。そして本発明の要旨とするところ
であるが、油圧ダンパ20のシリンダチューブ21内に
作動油として高粘度作動油、例えばシリコンオイルを充
填する。シリコンオイルはジメチルポリシロキサン構造
を持った合成油で、圧力を受けると粘度が急速に増加
し、有機系オイルに比べて非常に大きな圧縮率を示す。
シリコンオイルの圧縮率が高いため、油圧ダンパ20の
内部にガス室等を設ける必要がなく、構造の簡素化がは
かれる。油圧ダンパ20が収縮するのに伴ってピストン
ロッド22の侵入体積分だけシリンダチューブ21内の
シリコンオイルが圧縮され、シリンダチューブ21内の
圧力が上昇する。これにより、図4に実線で示すよう
に、油圧ダンパ20が静止状態で支持する荷重はストロ
ーク(収縮量)に応じて増大し、この荷重のストローク
に対する増加率はシリコンオイルの圧縮比に応じて高ま
る。油圧ダンパ20の収縮作動時に、環状隙間24を通
るシリコンオイルが剪断と粘性抵抗を付与し、油圧ダン
パ20の支持荷重が静特性の値より増大する。一方、油
圧ダンパ20の伸張作動時に、環状隙間24を通るシリ
コンオイルが剪断と粘性抵抗を付与し、油圧ダンパ20
の支持荷重が静特性の値より減少する。以上のように構
成され、車体に加わる荷重に応じて油圧ダンパ20がシ
リコンオイルを圧縮しながら収縮し、リンク3の傾きが
決まる。車体に加わる荷重が大きい場合、油圧ダンパ2
0が収縮するのに伴ってシリコンオイルの圧力が急上昇
することにより、キャスター1の沈み込みが抑えられ、
リンク3の動きを確保できる。車輪4が路面から受ける
入力に応じて油圧ダンパ20が伸縮作動し、環状隙間2
4を通過するシリコンオイルの粘性抵抗が作動速度に応
じて発生することにより、リンク3の揺動が有効に減衰
される。こうして、油圧ダンパ20が車体に加わる荷重
を支持するスプリングの機能と、リンク3の振動を減衰
するダンパ機能を果たすため、キャスター1の部品点数
を削減し、コンパクト化がはかれる。次に第2の実施の
形態について説明する。シリコンオイルが充填された油
圧ダンパ20の開口端内面にねじ部21aを設け、ここ
にエンド部材29を螺合し、油室容積調整機構を構成す
る。この場合、エンド部材29をねじ部21aに沿って
進退することができ、油室の容積を変更し、シリコンオ
イルの初期圧縮比を可変とすることができる。次に図5
に示す第3の実施の形態を説明する。なお、前記第1の
実施の形態と同一構成部には同一符号を付す。ピストン
30はシリンダチューブ21の内周面に対して環状隙間
24をもって対峙する円盤部31と、ピストンロッド2
2に嵌合しナット33を介して締結される円筒部32と
を有する。この場合、ピストン30は、図3に示すピス
トン23に比べて小型化されている。ピストン30の体
積が減少する分、油圧ダンパ20に充填されるシリコン
オイルの体積が増加し、油圧ダンパ20を柔らかな緩衝
特性にできる。また、ピストン30は円筒部32を介し
て軸方向の寸法を図3に示すピストン23と同等に形成
することにより、ピストンロッド22等の設計変更をす
ることなく、ピストン30と23を交換することが可能
となり、油圧ダンパ20の減衰特性を容易に変更でき
る。次に図6、7に示す第4の実施の形態を説明する。
なお、前記第1の実施の形態と同一構成部には同一符号
を付す。なお図7において、図中上方向が油圧ダンパの
圧縮方向、下方向が伸張方向である。本実施の形態は第
1の実施の形態のピストン構造を変更したものである。
すなわちピストン35にその軸方向に貫通する貫通通路
40を設け、さらにピストン35の油圧ダンパの伸び側
端面に貫通通路40に連通するように環状溝42を形成
した。一方、ピストン35を取り付けるために、ピスト
ンロッド22には、その油室側端部に小径の段部22a
を設け、この段差に突き当たるようにスペーサ36を設
置し、スペーサ36にスリーブ37を介してピストン3
5が取り付けられる。ピストンロッド22の段部22a
側端部から円盤状の弁体38、ピストン35の順に挿入
し、ピストンロッド22の段部22a側端部に形成され
た雄ネジにナット33を締結し、ピストン35が固定さ
れる。ここで弁体38の内径はスリーブ37の外径より
も大きく設定されており、ナット33の締結によって
は、弁体38は固定されない。弁体38は、弁体38と
スペーサ36の間に設置されたスプリング39の付勢力
によって弁体38がピストン35側に押付けられて固定
され、ピストン35の端面に設けられた環状溝42を閉
鎖する。なお弁体38の一部には環状溝42と油室50
とを連通するオリフィス41が形成されている。このよ
うに構成されて、ピストンロッド22が伸び側に移動す
る時にはオリフィス41を通じて作動油が、油室50か
ら環状溝42、貫通通路40を通じて油室51に移動す
るのみであり、発生する減衰力は比較的高い減衰力を発
生する。一方、ピストンロッド22が縮み側に移動する
時には、油室51の作動油が貫通通路40と環状溝42
を通じてオリフィス41から油室50に導入されるとと
もに、環状溝42内の油圧がスプリング39の弁体38
への付勢力より大きくなるとスプリング39が縮み、弁
体38が軸方向に移動し、環状溝42が開放される。よ
って発生する減衰力は、貫通通路40によってのみその
特性が決定されることになると考えてよい。すなわち圧
側の減衰特性は貫通通路40をオリフィスとして考えて
決定することができる。このような構成とすることで、
より正確に減衰力を発生することができるとともに、減
衰力のチューニングの範囲をより広範囲にかつ容易に行
うことができる。なお本実施形態においてはピストン3
5に環状溝を設けたが、これにとらわれることはなく、
通常のピストンの如く、ピストンを貫通するオリフィス
と、同じく貫通する通路を設け、この通路の開口を開閉
する弁体を設けてもよい。さらに油漏れを防止するた
め、シール部に砂や泥等のダストが侵入しないように、
リンク3に接続される側のピストンロッド22の取付端
部44の外周と、シリンダチューブ21の外周との間を
覆うダストカバー43が設けられている。なお、前記キ
ャスター1は荷物を運搬する台車に限らず、例えば車椅
子、ベビーカー等にも用いられる。
図。
示す特性図。
8)
子等の台車に取り付けられる緩衝器付きキャスターに関
するものである。
る構造として、車体側に結合されるブラケットと、ブラ
ケットに回動可能に連結され車輪を支持するリンクと、
ブラケットとリンクの間に介装されるクッションゴムを
備えるものがある。
うな従来のキャスターにあっては、クッションゴムのバ
ネ特性によって載せられる荷重および衝撃吸収効果が決
まり、クッションゴムが堅すぎて初期作動が悪化した
り、クッションゴムが柔らかすぎて沈み込みを起こす等
の問題点があった。
のであり、キャスターに適した緩衝機構を提供すること
を目的とする。
結合されるブラケットと、ブラケットに回動可能に連結
されるリンクと、リンクに回転可能に連結される車輪
と、リンクの回動に伴って伸縮作動する油圧ダンパとを
備え、油圧ダンパに作動油として高粘度作動油を封入
し、高粘度作動油の圧力によりブラケットに懸かる荷重
を支持するものとした。
ンパとして、ブラケットまたはリンクの一方に連結され
るシリンダチューブと、ブラケットまたはリンクの他方
に連結されるピストンロッドと、ピストンロッドに結合
しシリンダチューブ内を二つの油室に仕切るピストン
と、シリンダチューブとピストンの間に画成され二つの
油室を連通する隙間とを備えるものとした。
ンをピストンロッドに嵌合して取り付けられる円筒部と
シリンダチューブに隙間をもって対峙する円盤部とで構
成するものとした。
おいて、前記油圧ダンパは、前記ブラケットまたは前記
リンクの一方に連結されるシリンダチューブと、前記ブ
ラケットまたは前記リンクの他方に連結されるピストン
ロッドと、前記ピストンロッドに結合し前記シリンダチ
ューブ内を二つの油室に仕切るピストンとからなり、前
記ピストンは、前記ピストンを貫通する通路と、前記通
路を開閉する弁体と、前記二つの油室を連通するピスト
ンに設けられたオリフィスと、を備えた。
おいて、前記油圧ダンパは、前記ブラケットまたは前記
リンクの一方に連結されるシリンダチューブと、前記ブ
ラケットまたは前記リンクの他方に連結されるピストン
ロッドと、前記ピストンロッドに結合し前記シリンダチ
ューブ内を二つの油室に仕切るピストンとからなり、前
記ピストンは、前記ピストンを貫通する通路と、少なく
とも一方の油室に開口し、前記通路に連通するピストン
端面に設けられた環状溝と、前記環状溝を開閉する弁体
とを備え、前記弁体は一方の油室と環状溝とを連通する
オリフィスを備えた。
における油圧ダンパにおいて、前記高粘度作動油をシリ
コンオイルとした。
における油圧ダンパにおいて、前記高粘度作動油の初期
圧縮比の可変機構を設けた。
体に加わる荷重に応じて油圧ダンパが高粘度作動油、例
えばシリコンオイルを圧縮しながら収縮し、リンクの傾
きが決まる。車体に加わる荷重が大きい場合、油圧ダン
パが収縮するのに伴ってシリコンオイルの圧縮特性によ
り圧力が急上昇し、キャスターの沈み込みが抑えられ、
リンクの動きを確保できる。シリコンオイルの初期圧縮
比を変えると油圧ダンパの圧力上昇カーブも変わり、種
々の減衰特性が得られる。
れる作動油に対して圧縮率が高いため、油圧ダンパの内
部にガス室等を設ける必要がなく、構造の簡素化がはか
れる。
る入力に応じて油圧ダンパが伸縮作動し、隙間を通過す
る高粘度作動油の粘性抵抗が作動速度に応じて急上昇す
ることにより、リンクの揺動が有効に減衰される。
スプリングの機能と、リンクの振動を減衰するダンパ機
能を果たすため、キャスターの部品点数を削減し、コン
パクト化がはかれる。
ロッドに嵌合して取り付けられる円筒部を形成すること
により、ピストンロッド等の設計変更をすることなく、
ピストンの大きさを容易に変えられる。ピストンの大き
さを変えて、油圧ダンパに充填される高粘度作動油の体
積を変えることにより、油圧ダンパの減衰特性を変更で
きる。
前記ブラケットまたは前記リンクの一方に連結されるシ
リンダチューブと、前記ブラケットまたは前記リンクの
他方に連結されるピストンロッドと、前記ピストンロッ
ドに結合し前記シリンダチューブ内を二つの油室に仕切
るピストンとからなり、前記ピストンは、前記ピストン
を貫通する通路と、前記通路を開閉する弁体と、前記二
つの油室を連通するピストンに設けられたオリフィス
と、を備えたので、より正確に減衰力を発生することが
できるとともに、減衰力のチューニングの範囲をより広
範囲にかつ容易に行うことができる。
前記ブラケットまたは前記リンクの一方に連結されるシ
リンダチューブと、前記ブラケットまたは前記リンクの
他方に連結されるピストンロッドと、前記ピストンロッ
ドに結合し前記シリンダチューブ内を二つの油室に仕切
るピストンとからなり、前記ピストンは、前記ピストン
を貫通する通路と、少なくとも一方の油室に開口し、前
記通路に連通するピストン端面に設けられた環状溝と、
前記環状溝を開閉する弁体と、を備え、前記弁体は一方
の油室と環状溝とを連通するオリフィスを備えたので、
弁体を交換するのみで減衰力を変更することができ、容
易に減衰力のチューニングを行うことができる。
圧縮比の可変機構を設けたので、車体に加わる荷重に対
応して圧縮比を調整し、適正な圧縮比で台車等を用いる
ことができる。
図面に基づいて説明する。
の車体に締結されるブラケット2と、ブラケット2に回
動可能に支持されるリンク3と、リンク3の先端部に回
転可能に支持される車輪4とを備える。車輪4はリンク
3の先端部に締結されるボルト6により図示しないベア
リングを介して回転可能に支持される。
形断面を持ち、その上部を貫通するボルト5によりベア
リング7を介して車体に締結される。ブラケット2は垂
直軸まわり(左右方向)に回動して車輪4が進行方向を
向くようになっている。
2に対して水平軸回り(上下方向)に回動可能に支持さ
れる。リンク3の回動基端部にはスリーブ11が固着さ
れ、スリーブ11はボルト10を介してブラケット2に
回転可能に連結される。
型油圧ダンパ20が介装され、油圧ダンパ20はリンク
3の回動に伴って伸縮するようになっている。
ラケット2にピン25を介して連結されるシリンダチュ
ーブ21と、リンク3にピン26を介して連結されシリ
ンダチューブ21に摺動可能に嵌合するピストンロッド
22と、ピストンロッド22に結合されるピストン23
とを備える。
部21aが設けられて、円筒状のエンド部材29が螺合
され、エンド部材29の内側にピストンロッド22が摺
動可能に嵌合する。エンド部材29とピストンロッド2
2の間にはシールリング34が介装され、シリンダチュ
ーブ21内の密封がはかられる。
二つの油室27,28に仕切り、シリンダチューブ21
とピストン23の間に各油室27,28を連通する環状
隙間24が画成され、ピストン23の外周面はシリンダ
チューブ21の内周面に対して全周に渡って非接触とな
っている。
が、油圧ダンパ20のシリンダチューブ21内に作動油
として高粘度作動油、例えばシリコンオイルを充填す
る。シリコンオイルはジメチルポリシロキサン構造を持
った合成油で、圧力を受けると粘度が急速に増加し、有
機系オイルに比べて非常に大きな圧縮率を示す。シリコ
ンオイルの圧縮率が高いため、油圧ダンパ20の内部に
ガス室等を設ける必要がなく、構造の簡素化がはかれ
る。
トンロッド22の侵入体積分だけシリンダチューブ21
内のシリコンオイルが圧縮され、シリンダチューブ21
内の圧力が上昇する。これにより、図4に実線で示すよ
うに、油圧ダンパ20が静止状態で支持する荷重はスト
ローク(収縮量)に応じて増大し、この荷重のストロー
クに対する増加率はシリコンオイルの圧縮比に応じて高
まる。
24を通るシリコンオイルが剪断と粘性抵抗を付与し、
油圧ダンパ20の支持荷重が静特性の値より増大する。
一方、油圧ダンパ20の伸張作動時に、環状隙間24を
通るシリコンオイルが剪断と粘性抵抗を付与し、油圧ダ
ンパ20の支持荷重が静特性の値より減少する。
に応じて油圧ダンパ20がシリコンオイルを圧縮しなが
ら収縮し、リンク3の傾きが決まる。車体に加わる荷重
が大きい場合、油圧ダンパ20が収縮するのに伴ってシ
リコンオイルの圧力が急上昇することにより、キャスタ
ー1の沈み込みが抑えられ、リンク3の動きを確保でき
る。
ダンパ20が伸縮作動し、環状隙間24を通過するシリ
コンオイルの粘性抵抗が作動速度に応じて発生すること
により、リンク3の揺動が有効に減衰される。
荷重を支持するスプリングの機能と、リンク3の振動を
減衰するダンパ機能を果たすため、キャスター1の部品
点数を削減し、コンパクト化がはかれる。
0の開口端内面にねじ部21aを設け、ここにエンド部
材29を螺合し、油室容積調整機構を構成する。この場
合、エンド部材29をねじ部21aに沿って進退するこ
とができ、油室の容積を変更し、シリコンオイルの初期
圧縮比を可変とすることができる。
る。なお、前記第1の実施の形態と同一構成部には同一
符号を付す。
周面に対して環状隙間24をもって対峙する円盤部31
と、ピストンロッド22に嵌合しナット33を介して締
結される円筒部32とを有する。
ストン23に比べて小型化されている。ピストン30の
体積が減少する分、油圧ダンパ20に充填されるシリコ
ンオイルの体積が増加し、油圧ダンパ20を柔らかな緩
衝特性にできる。
軸方向の寸法を図3に示すピストン23と同等に形成す
ることにより、ピストンロッド22等の設計変更をする
ことなく、ピストン30と23を交換することが可能と
なり、油圧ダンパ20の減衰特性を容易に変更できる。
明する。なお、前記第1の実施の形態と同一構成部には
同一符号を付す。なお図7において、図中上方向が油圧
ダンパの圧縮方向、下方向が伸張方向である。
ン構造を変更したものである。すなわちピストン35に
その軸方向に貫通する貫通通路40を設け、さらにピス
トン35の油圧ダンパの伸び側端面に貫通通路40に連
通するように環状溝42を形成した。
ピストンロッド22には、その油室側端部に小径の段部
22aを設け、この段差に突き当たるようにスペーサ3
6を設置し、スペーサ36にスリーブ37を介してピス
トン35が取り付けられる。ピストンロッド22の段部
22a側端部から円盤状の弁体38、ピストン35の順
に挿入し、ピストンロッド22の段部22a側端部に形
成された雄ネジにナット33を締結し、ピストン35が
固定される。ここで弁体38の内径はスリーブ37の外
径よりも大きく設定されており、ナット33の締結によ
っては、弁体38は固定されない。
に設置されたスプリング39の付勢力によって弁体38
がピストン35側に押付けられて固定され、ピストン3
5の端面に設けられた環状溝42を閉鎖する。
50とを連通するオリフィス41が形成されている。
2が伸び側に移動する時にはオリフィス41を通じて作
動油が、油室50から環状溝42、貫通通路40を通じ
て油室51に移動するのみであり、発生する減衰力は比
較的高い減衰力を発生する。
する時には、油室51の作動油が貫通通路40と環状溝
42を通じてオリフィス41から油室50に導入される
とともに、環状溝42内の油圧がスプリング39の弁体
38への付勢力より大きくなるとスプリング39が縮
み、弁体38が軸方向に移動し、環状溝42が開放され
る。よって発生する減衰力は、貫通通路40によっての
みその特性が決定されることになると考えてよい。すな
わち圧側の減衰特性は貫通通路40をオリフィスとして
考えて決定することができる。
減衰力を発生することができるとともに、減衰力のチュ
ーニングの範囲をより広範囲にかつ容易に行うことがで
きる。
環状溝を設けたが、これにとらわれることはなく、通常
のピストンの如く、ピストンを貫通するオリフィスと、
同じく貫通する通路を設け、この通路の開口を開閉する
弁体を設けてもよい。
砂や泥等のダストが侵入しないように、リンク3に接続
される側のピストンロッド22の取付端部44の外周
と、シリンダチューブ21の外周との間を覆うダストカ
バー43が設けられている。
台車に限らず、例えば車椅子、ベビーカー等にも用いら
れる。
図。
示す特性図。
Claims (7)
- 【請求項1】車体側に結合されるブラケットと、 前記ブラケットに回動可能に連結されるリンクと、 前記リンクに回転可能に連結される車輪と、 前記リンクの回動に伴って伸縮作動する油圧ダンパとを
備え、 前記油圧ダンパに作動油として高粘度作動油を封入し、 前記高粘度作動油の圧力によりブラケットに懸かる荷重
を支持することを特徴とする緩衝器付きキャスター。 - 【請求項2】前記油圧ダンパは、 前記ブラケットまたは前記リンクの一方に連結されるシ
リンダチューブと、 前記ブラケットまたは前記リンクの他方に連結されるピ
ストンロッドと、 前記ピストンロッドに結合し前記シリンダチューブ内を
二つの油室に仕切るピストンと、 前記シリンダチューブと前記ピストンの間に画成され前
記二つの油室を連通する隙間と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器付き
キャスター。 - 【請求項3】前記ピストンを前記ピストンロッドに嵌合
して取り付けられる円筒部と前記シリンダチューブとの
間に前記隙間を画成する円盤部とで構成したことを特徴
とする請求項2に記載の緩衝器付きキャスター。 - 【請求項4】前記油圧ダンパは、 前記ブラケットまたは前記リンクの一方に連結されるシ
リンダチューブと、 前記ブラケットまたは前記リンクの他方に連結されるピ
ストンロッドと、 前記ピストンロッドに結合し前記シリンダチューブ内を
二つの油室に仕切るピストンとからなり、 前記ピストンは、前記ピストンを貫通する通路と、前記
通路を開閉する弁体と、前記二つの油室を連通するピス
トンに設けられたオリフィスと、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器付き
キャスター。 - 【請求項5】前記油圧ダンパは、 前記ブラケットまたは前記リンクの一方に連結されるシ
リンダチューブと、 前記ブラケットまたは前記リンクの他方に連結されるピ
ストンロッドと、 前記ピストンロッドに結合し前記シリンダチューブ内を
二つの油室に仕切るピストンとからなり、 前記ピストンは、前記ピストンを貫通する通路と、少な
くとも一方の油室に開口し、前記通路に連通するピスト
ン端面に設けられた環状溝と、前記環状溝を開閉する弁
体とを備え、 前記弁体は一方の油室と環状溝とを連通するオリフィス
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器付き
キャスター。 - 【請求項6】前記高粘度作動油をシリコンオイルとした
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載
の緩衝器付きキャスター。 - 【請求項7】前記高粘度作動油の初期圧縮比の可変機構
を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか一
つに記載の緩衝器付きキャスター。
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