JP2001277191A - 成形充填密封打抜装置 - Google Patents

成形充填密封打抜装置

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JP2001277191A
JP2001277191A JP2000100543A JP2000100543A JP2001277191A JP 2001277191 A JP2001277191 A JP 2001277191A JP 2000100543 A JP2000100543 A JP 2000100543A JP 2000100543 A JP2000100543 A JP 2000100543A JP 2001277191 A JP2001277191 A JP 2001277191A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムの位置ずれに起因する不具合を抑制
することができる成形充填密封打抜装置を提供する。 【解決手段】 フィルム2が間欠的に移送可能に設けら
れた成形充填密封打抜装置1は、加熱装置5及び収容部
成形装置6からなる成形装置4と、収容部7に所定の内
容物8を自動的に充填する充填装置9と、収容部7の外
周縁部に密封用フィルム12を熱融着するための密封装
置11と、容器単位で打ち抜くための打抜装置14とを
備えている。収容部成形装置6には、収容部7を成形す
るのと同時に、透孔29を形成するためのパンチ機構が
設けられている。また、密封装置11及び打抜装置14
は透孔を検出する光ファイバセンサ51を備え、密封及
び打抜に際し、各装置11,14の位置が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形充填密封打抜
装置に係り、より詳しくは、収容部内に所定の内容物が
充填され、さらに収容部の周縁部分に対しシール部材が
貼付けられることにより内容物が密封された製品を製造
するための成形充填密封打抜装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5,6に示すように、この種の技術に
おける製品71は、一般に、容器72、内容物8及び密
封用フィルム12を備えている。容器72は、凹形状を
なす収容部7と、該収容部7の上部周縁部分に一体形成
されたフランジ部73とからなっている。収容部7内に
は所定の内容物8が収容されるとともに、フランジ部7
3の表面には密封用フィルム12が貼付けられている。
つまり、収容部7内の内容物8は、密封用フィルム12
で密封されている。
【0003】このような製品71を製造するに際して
は、成形充填密封打抜装置が用いられる。その名の通
り、成形充填密封打抜装置では、帯状の容器用フィルム
2が連続的に移送されるよう構成されており、移送が一
旦停止された状態において、容器用フィルム2は成形工
程、充填工程、密封工程及び打抜工程を経る。より詳し
くは、図7に示すように、成形工程においては、容器用
フィルム2が加熱軟化され、図示しない成形装置によっ
て収容部7が形成される。充填工程においては、前記収
容部7内に内容物8が充填される。密封工程において
は、前記フランジ部73に相当する部位に対し密封用フ
ィルム12が熱融着され、これにより内容物8が密封用
フィルム12で密封される。そして、打抜工程において
は、収容部7及びフランジ部73を含むようにして所定
数の(図では1つの)容器72単位で打ち抜かれる。こ
のように、一連の工程を経ることで、上述した製品71
が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記技術で
は、各装置が独立して駆動制御される構成となっている
一方で、容器用フィルム2には熱応力が加わることによ
り、伸び又は収縮が起こりうる。このため、予め所定の
タイミングで容器用フィルム2の移送が停止されるよう
な構成となっていたとしても、容器用フィルム2自体の
伸び或いは収縮によって、シール位置や打抜位置にばら
つきが生じてしまうおそれがあった。その結果、シール
位置にばらつきが生じた場合には密封状態が不十分とな
るおそれがあり、打抜位置にばらつきが生じた場合に
は、フランジ部73の幅Wにばらつきが生じ、密封不十
分或いは外観不良となってしまうおそれがあった。
【0005】本発明は、上記各事情に鑑みてなされたも
のであり、フィルムの位置ずれに起因する不具合を抑制
することができる成形充填密封打抜装置を提供すること
を主たる目的の一つとしている。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成し得る特徴的手段について以下に説明する。また、
各手段につき、特徴的な作用及び効果を必要に応じて記
載する。
【0007】手段1.移送可能な帯状のフィルムを加熱
軟化させ所定形状を有する容器の収容部を成形する成形
装置と、前記収容部に所定の内容物を充填する充填装置
と、前記フィルムのうち少なくとも前記収容部の周縁部
分に対し、シール部材を貼付けることにより、該シール
部材で内容物を密封する密封装置と、前記収容部及びそ
の周縁部分を含むようにして所定数の容器単位で打ち抜
く打抜装置とを備えた成形充填密封打抜装置において、
前記成形装置又はその近傍に、前記成形とほぼ同時に位
置決め用のマーキングを施すマーキング手段を設けると
ともに、前記マーキングを検出するためのマーキング検
出手段を前記打抜装置又はその近傍に設け、前記マーキ
ング検出手段の検出結果に基づいて前記打抜装置による
打抜位置を調整可能としたことを特徴とする成形充填密
封打抜装置。
【0008】手段1によれば、成形装置により、帯状の
フィルムが加熱軟化され所定形状を有する容器の収容部
が成形される。また、充填装置により、前記収容部に所
定の内容物が充填される。さらに、密封装置により、前
記フィルムのうち少なくとも収容部の周縁部分に対し、
シール部材が貼付けられる。これにより、収容部内の内
容物がシール部材で密封されることとなる。そして、打
抜装置により、収容部及びその周縁部分を含むようにし
て所定数の容器単位で打ち抜かれ、製品が得られる。さ
て、手段1では、成形装置又はその近傍に設けられたマ
ーキング手段により、前記成形とほぼ同時に位置決め用
のマーキングが施される。また、打抜装置又はその近傍
に設けられたマーキング検出手段によりマーキングが検
出される。そして、その検出結果に基づいて打抜装置に
よる打抜位置が調整される。このため、フィルム自身が
熱応力により伸び又は収縮を起こしたとしても適正な位
置で打ち抜きを行うことが可能となる。その結果、密封
不十分或いは外観不良等の各種不具合の発生が抑制され
る。
【0009】手段2.移送可能な帯状のフィルムを加熱
軟化させ所定形状を有する容器の収容部を成形する成形
装置と、前記収容部に所定の内容物を充填する充填装置
と、前記フィルムのうち少なくとも前記収容部の周縁部
分に対し、シール部材を貼付けることにより、該シール
部材で内容物を密封する密封装置と、前記収容部及びそ
の周縁部分を含むようにして所定数の容器単位で打ち抜
く打抜装置とを備えた成形充填密封打抜装置において、
前記成形装置又はその近傍に、前記成形とほぼ同時に位
置決め用のマーキングを施すマーキング手段を設けると
ともに、前記マーキングを検出するためのマーキング検
出手段を前記密封装置又はその近傍に設け、前記マーキ
ング検出手段の検出結果に基づいて前記密封手段による
密封位置を調整可能としたことを特徴とする成形充填密
封打抜装置。
【0010】手段2によれば、成形装置により、帯状の
フィルムが加熱軟化され所定形状を有する容器の収容部
が成形される。また、充填装置により、前記収容部に所
定の内容物が充填される。さらに、密封装置により、前
記フィルムのうち少なくとも収容部の周縁部分に対し、
シール部材が貼付けられる。これにより、収容部内の内
容物がシール部材で密封されることとなる。そして、打
抜装置により、収容部及びその周縁部分を含むようにし
て所定数の容器単位で打ち抜かれ、製品が得られる。さ
て、手段2では、成形装置又はその近傍に設けられたマ
ーキング手段により、前記成形とほぼ同時に位置決め用
のマーキングが施される。また、密封装置又はその近傍
に設けられたマーキング検出手段によりマーキングが検
出される。そして、その検出結果に基づいて密封装置に
よる密封位置が調整される。このため、フィルム自身が
熱応力により伸び又は収縮を起こしたとしても適正な位
置で密封することが可能となる。その結果、密封不十分
等の各種不具合の発生が抑制される。
【0011】手段3.移送可能な帯状のフィルムを加熱
軟化させ所定形状を有する容器の収容部を成形する成形
装置と、前記収容部に所定の内容物を充填する充填装置
と、前記フィルムのうち少なくとも前記収容部の周縁部
分に対し、シール部材を貼付けることにより、該シール
部材で内容物を密封する密封装置と、前記収容部及びそ
の周縁部分を含むようにして所定数の容器単位で打ち抜
く打抜装置とを備えた成形充填密封打抜装置において、
前記成形装置又はその近傍に、前記成形とほぼ同時に位
置決め用のマーキングを施すマーキング手段を設けると
ともに、前記マーキングを検出するためのマーキング検
出手段を前記密封装置又はその近傍及び前記打抜装置又
はその近傍にそれぞれ設け、前記各マーキング検出手段
の検出結果に基づいて前記密封手段による密封位置及び
前記打抜装置による打抜位置を調整可能としたことを特
徴とする成形充填密封打抜装置。
【0012】手段3によれば、成形装置により、帯状の
フィルムが加熱軟化され所定形状を有する容器の収容部
が成形される。また、充填装置により、前記収容部に所
定の内容物が充填される。さらに、密封装置により、前
記フィルムのうち少なくとも収容部の周縁部分に対し、
シール部材が貼付けられる。これにより、収容部内の内
容物がシール部材で密封されることとなる。そして、打
抜装置により、収容部及びその周縁部分を含むようにし
て所定数の容器単位で打ち抜かれ、製品が得られる。さ
て、手段3では、成形装置又はその近傍に設けられたマ
ーキング手段により、前記成形とほぼ同時に位置決め用
のマーキングが施される。また、密封装置又はその近傍
に設けられたマーキング検出手段によりマーキングが検
出され、その検出結果に基づいて密封装置による密封位
置が調整される。さらには、打抜装置又はその近傍に設
けられたマーキング検出手段によりマーキングが検出さ
れ、その検出結果に基づいて打抜装置による打抜位置が
調整される。従って、フィルム自身が熱応力により伸び
又は収縮を起こしたとしても適正な位置で密封及び打ち
抜きを行うことが可能となる。その結果、密封不十分或
いは外観不良等の各種不具合の発生が抑制される。
【0013】手段4.前記マーキング手段は、前記打抜
装置により打抜かれる部分の外側にマーキングを施すも
のであることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記
載の成形充填密封打抜装置。
【0014】手段4によれば、マーキング手段により施
されるマーキングは、打抜装置により打抜かれる部分の
外側であるため、得られる製品にマーキングが残存して
しまうことがない。
【0015】手段5.前記マーキングの一部と、前記打
抜装置により打抜かれる部分の周縁部の延長線とがほぼ
一致するよう構成したことを特徴とする手段4に記載の
成形充填密封打抜装置。
【0016】手段5によれば、マーキングの一部と、打
抜装置により打抜かれる部分の周縁部の延長線とがほぼ
一致するため、打抜装置の設計が容易なものとなり、し
かも成形装置の主たる成形部とマーキング手段との間の
距離を極力短くすることができ、装置の大型化を回避で
きる。
【0017】手段6.前記マーキングは透孔であり、前
記マーキング手段は透孔を形成するためのパンチ機構を
備えていることを特徴とする手段1乃至5のいずれかに
記載の成形充填密封打抜装置。
【0018】手段6によれば、マーキング手段のパンチ
機構により、フィルムに透孔を形成することで、上記手
段1乃至5の作用が奏される。すなわち、パンチ機構が
成形装置に設けられる場合には、成形装置における成形
の動作と同時に透孔が形成される。従って、構造の著し
い簡素化を図ることができる。
【0019】手段7.前記マーキング検出手段は、前記
透孔の存在により光の透過を検知可能な光センサである
ことを特徴とする手段6に記載の成形充填密封打抜装
置。
【0020】手段7によれば、透孔が所定位置にきたと
きに光の透過が許容され、光センサによって透孔の位置
が確実に検出される。また、手段6の作用効果がより確
実に奏される。
【0021】手段8.前記調整は、前記装置を前記フィ
ルムの移送方向と平行に移動させることにより行われる
ものであることを特徴とする手段1乃至7のいずれかに
記載の成形充填密封打抜装置。
【0022】手段8によれば、打抜装置、或いは、密封
装置がフィルムの移送方向と平行に移動させられること
により、打抜位置、或いは、密封位置を調整できる。す
なわち、打抜装置、或いは、密封装置を直線的にスライ
ドさせれば手段1乃至7の各作用効果が確実に奏され
る。従って、位置調整のための構成の複雑化を回避でき
る。
【0023】手段9.前記移動は、前記フィルムの移送
方向とは逆方向への移動であることを特徴とする手段8
に記載の成形充填密封打抜装置。
【0024】手段9によれば、フィルムの移送方向とは
逆方向へ打抜装置、或いは、密封装置をスライドさせる
ことにより位置調整が行われる。このため、通常のフィ
ルムの移送時に一旦マーキングが検出された後、位置調
整時に同一のマーキングが再度検出されるということが
ない。そのため、誤検出を極力抑えることができ、制御
の複雑化を防止できる。
【0025】手段10.前記調整に際し、前記装置が所
定量以上移動するのを規制する規制手段を設けたことを
特徴とする手段8又は9に記載の成形充填密封打抜装
置。
【0026】手段10によれば、打抜装置、或いは、密
封装置が所定量以上移動することによる誤検出、装置の
破損といった不具合を防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態について、図
1乃至図6を参照しつつ説明する。
【0028】まず、図2に基づいて、本実施の形態にか
かる成形充填密封打抜装置1の概略について説明する。
【0029】帯状の容器用フィルム(以下単に「フィル
ム」と称する)2は、最上流側(図2の左側)において
ロール状に巻回されている。フィルム2はポリプロピレ
ン,PVC等の熱可塑性合成樹脂によって構成されてい
る。
【0030】ロール状に巻回されたフィルム2の引出し
端側は、ガイドロール3に案内されている。フィルム2
は、ガイドロール3の下流側において図示しない間欠送
りロールに掛装されている。間欠送りロールは、所定間
隔を隔てて(例えば後述する各装置間に)複数個設けら
れており、間欠的に回転するモータに連結され、フィル
ム2を間欠的に搬送する。なお、フィルム2移送経路の
途中に、フィルム2を常時緊張状態に保持するためのテ
ンションロール等を適宜設けることとしてもよい。
【0031】さて、最上流側の間欠送りロールの下流側
において、フィルム2の移送経路に沿って、成形装置4
が設けられており、成形装置4は加熱装置5と収容部成
形装置6とが順に並設されることにより構成されてい
る。そして、フィルム2が加熱装置5によって加熱され
て軟化した状態において、収容部成形装置6によって収
容部7が正確に成形されるようになっている。この収容
部7の成形は、間欠送りロールによるフィルム2の搬送
動作間のインターバルの際に行われる。
【0032】また、収容部成形装置6の下流側における
フィルム2移送経路に沿って、前記収容部7に所定の内
容物8を自動的に充填する充填装置9が配設されてい
る。充填装置9は、例えばフィルム2の移送動作と同期
して、所定間隔毎にシャッタを開くことで内容物8を落
下させるものであり、このシャッタ開放動作に伴って各
収容部7内に内容物8が投入される。もちろん、充填装
置9は、内容物8を把持して投入する機構を有していて
もよい。また、充填される内容物8の数量、形状等は何
ら限定されるものではなく複数個であってもよいし、場
合によっては液状物や紛状物、或いはペースト状物であ
ってもよい。
【0033】充填装置9の下流側におけるフィルム2移
送経路に沿って、密封装置11が設けられている。ま
た、密封装置11の上方には帯状に形成されたシール部
材としての密封用フィルム12がロール状に巻回されて
いる。密封用フィルム12は、いかなる素材により構成
されていてもよいが、本実施の形態では前記フィルム2
に対し熱融着されうるフィルム素材を使用している。ロ
ール状に巻回された密封用フィルム12の引出し端は、
ガイドロール13に案内されている。ガイドロール13
は密封用フィルム12を前記フィルム2に対し当接した
状態で密封装置11に送り込むためのものである。
【0034】密封装置11においては、フィルム2のう
ちの前記収容部7の外周縁部に対し、密封用フィルム1
2が熱融着され、これにより内容物8が密封用フィルム
12で密封される。
【0035】なお、上記充填装置9の下流側におけるフ
ィルム2移送経路に沿って、内容物8が各収容部7に確
実に充填されているか否か、また内容物8の異常の有
無、異物混入の有無等の検査を行うための検査装置(図
示しない)を配設することとしてもよい。また、フィル
ム2又は密封用フィルム12の一部に印刷を施すための
刻印装置(図示しない)を適宜配設することとしてもよ
い。
【0036】さて、密封装置11の下流側におけるフィ
ルム2移送経路に沿って、打抜装置14が配設されてい
る。打抜装置14は、密封用フィルム12の貼付けられ
たフィルム2の収容部7及びその周縁部分を含むように
して所定数の(本実施の形態では1つの)容器72単位
で打ち抜く機能を有する。
【0037】打抜装置14によって打抜かれた容器(製
品)は、取出しコンベア15によって搬送され、図示し
ない完成品貯留部に一旦貯留される。
【0038】前記打抜装置14の下流側には、ガイドロ
ール16及び巻取ロール17が配設されている。そし
て、打抜装置14による打抜き後に帯状に残った残材部
18は、ガイドロール16に案内された後、巻取ロール
17にて巻回される。巻取ロール17も、間欠送りロー
ルによって構成され、間欠的に回転するモータに連結さ
れ、残材部18を間欠的に巻取る。なお、残材部18を
図示しない裁断装置によって所定寸法に裁断した後、別
途廃棄処理、或いは再利用処理に供することとしてもよ
い。
【0039】成形充填密封打抜装置1の概略は以上のと
おりであるが、以下においては、収容部成形装置6、密
封装置11及び打抜装置14について、より具体的に説
明する。
【0040】まず、収容部成形装置6について説明す
る。図3に示すように、収容部成形装置6は、固定型2
1と可動型22とを備えている。固定型21は一対の支
持ガイド23を介して基台24に連結固定されている。
支持ガイド23は固定型21の上方にも延びており、そ
の上端は天板20に連結固定されている。また、可動型
22は挿通孔25に支持ガイド23が挿通された状態で
固定型21及び基台24間に上下動可能に配設されてい
る。
【0041】基台24上にはシリンダ26Aが設けられ
ており、該シリンダ26Aにはロッド27Aが出没可能
に設けられている。ロッド27Aの先端は前記可動型2
2に連結されている。従って、ロッド27Aが没入した
状態にあっては、可動型22は固定型21から離間した
待機位置に維持され、ロッド27Aが突出した状態にあ
っては、可動型22は固定型21に近接又は当接した作
業位置に維持される。
【0042】前記天板20には、シリンダ26Bが設け
られており、該シリンダ26Bにはロッド27Bが出没
可能に設けられている。ロッド26Bの先端には前記収
容部7を成形するための成形突部28が連結されてい
る。該成形突部28は、固定型21に設けられた挿通孔
21a内を挿通可能となっている。一方、可動型22に
は前記成形突部28に相対する成形凹部32が形成され
ている。従って、前記可動型22が作業位置に維持され
ており、ロッド27Bが突出した状態にあっては、成形
突部28が成形凹部32に嵌め込まれ、これにより、フ
ィルム2に収容部7が形成されるようになっている。
【0043】また、前記天板20には、別のシリンダ2
6Cが設けられているとともに、該シリンダ26Cに
は、フィルム2に対しマーキングとしての透孔29(図
1参照)を形成するための打抜パンチ31が出没可能に
設けられている。一方、可動型22には打抜パンチ31
に対応するパンチ穴33が可動型22の表裏に貫通する
ように形成されている。なお、打抜パンチ31はパンチ
穴33にぴったり嵌まる形状となっており、これら打抜
パンチ31及びパンチ穴33によりマーキング手段及び
パンチ機構が構成されている。打抜パンチ31の断面形
状及びパンチ穴33の平面形状は、共に矩形状になって
いる。また、打抜パンチ31は、固定型22の厚さより
も長く形成されている。そして、可動型22が作業位置
に配置された状態にあり、かつ、シリンダ26Cが駆動
されて打抜パンチ31が突出させられることにより、フ
ィルム2が打ち抜かれ、可動型22の裏面から更に突出
するように構成されている。これにより、パンチ後の屑
を可動型22の裏面側から排出することができ、排出さ
れた屑は、基台24上の図示しない屑受けに貯留される
ようになっている。さらに、前記打抜パンチ31は、前
記成形突部28から所定距離隔てた所定位置に設けられ
ている。これにより、透孔29は、収容部7から所定距
離隔てた所定位置に形成されるようになっている。
【0044】次に、密封装置11及び打抜装置14につ
いて説明する。両装置11,14は、機能の相違こそあ
れ、特徴的な構成は酷似している。ここでは密封装置1
1を代表例として詳しく説明することとする。図4に示
すように、密封装置11は、固定型41と可動型42と
を備えている。可動型42の下側には駆動機構43が備
えられており、該駆動機構43により、可動型42は、
固定型41に近接又は当接した作業位置と、固定型41
から離間した待機位置とに切換駆動される。すなわち、
固定型41は一対のマスト44を介して基台45に連結
固定されている。また、可動型42は挿通孔46を有し
ており、該挿通孔46にマスト44が挿通されている。
基台45上にはシリンダ47が設けられており、該シリ
ンダ47にはロッド48が出没可能に設けられている。
ロッド48の先端は可動型42に連結されている。従っ
て、ロッド48が没入した状態にあっては可動型42は
待機位置に、ロッド48が突出した状態にあっては可動
型42は作業位置に維持される。
【0045】固定型41には、収容部7を収容可能なホ
ルダ49が形成されている。これにより、可動型42が
作業位置にまで移動させられたとしても、収容部7が潰
れてしまったりすることが回避されるようになってい
る。
【0046】また、固定型41及び可動型42には、前
記透孔29を検出するためのマーキング検出手段として
の光ファイバセンサ51(投光部52及び受光部53)
が設けられている。このため、フィルム2に形成された
透孔29と密封装置11との相対位置関係が所定の位置
関係となったときに、光の透過が許容され、光ファイバ
センサ51によって透孔の位置が確実に検出される。
【0047】さらに、前記駆動機構43には、可動型4
2を固定型41に対し接離可能に駆動する以外にも、基
台45等をフィルム2の移送方向と平行にスライド移動
可能に駆動する機能(位置調整機能)が設けられてい
る。すなわち、一対の固定ブロック54,55には、ボ
ールねじ56が回転可能に支持されており、該ボールね
じ56の基端部は図示しない減速装置を介してサーボモ
ータ57に連結されている。該ボールねじ56には、ボ
ールナット58が螺合されている。ボールナット58の
端部(図では上端部)は前記基台45から延びる連結棒
59に固定されている。また、前記基台45には一対の
ガイドブロック61が突設されており、該ガイドブロッ
ク61がフィルム2の移送方向と平行に配設されたガイ
ドレール62上をスライド可能に係合されている。従っ
て、サーボモータ57が駆動された場合には、ボールね
じ56が回転し、これに伴い、ボールナット58がボー
ルねじ56の長手方向に移動する。そのため、基台4
5、固定型41及び可動型42は、ガイドレール62に
案内されながら、フィルム2の移送方向と平行にスライ
ドするようになっている。
【0048】ボールねじ56の先端側の固定ブロック5
4の内側面には、近接スイッチよりなる原点センサ63
が設けられている。該原点センサ63により、ボールナ
ット58の原点復帰位置が検出されるようになってい
る。すなわち、原点センサ58がオン状態となること
で、ボールナット58、ひいては基台45、固定型41
及び可動型42が原点位置(図の右側位置)にあること
が検出される。また、ボールねじ56の基端側の固定ブ
ロック55には、同じく近接スイッチよりなるセフティ
センサ64が設けられている。該セフティセンサ64に
より、ボールナット58の所定量以上(図の左方向へ)
移動したことが検出されるようになっている。すなわ
ち、セフティセンサ64がオン状態となることで、ボー
ルナット58、ひいては基台45、固定型41及び可動
型42が予定量よりも大幅に移動し過ぎてしまったこと
が検出される。セフティセンサ64がオン状態となった
場合には、それ以上のサーボモータ57の作動が強制的
に停止され、それまでとは逆方向へのモータリング動作
が行われるようになっている。なお、ボールナット58
の両側部には、ストッパ66が設けられ、これらストッ
パ66の存在により、ボールナット58の所定量以上の
移動が機械的に規制され、前記両センサ63,64等の
破損が防止されるようになっている。
【0049】固定型41及び可動型42の少なくとも一
方には、図示しないヒートシール手段が設けられてい
る。該ヒートシール手段が加熱されることで、可動型4
2が作業位置に維持された場合に、フィルム2のうちの
収容部7の外周縁部に対し密封用フィルム12が熱融着
され、これにより内容物8が密封用フィルム12で密封
される。
【0050】次に、打抜装置14について説明する。こ
の打抜装置14も、前記密封装置11と同様、固定型と
可動型とを備えており、可動型の下側には上記同様の駆
動機構が備えられている。また、固定型及び可動型には
マーキング検出手段を構成する光ファイバセンサが設け
られている。
【0051】打抜装置14において、可動型には、図示
しない環状の打抜刃が突設されている。打抜刃は容器7
2(フランジ部73:図5参照)の外形に沿った略矩形
状に形成されている。一方、固定型には、打抜刃と対応
して打抜孔が貫通形成されている。そして、可動型の作
業位置への移動に伴って打抜刃によって密封用フィルム
12の貼付けられたフィルム2を容器72単位に打抜く
ようになっている。
【0052】さて、以上のように構成された成形充填密
封打抜装置1によって図5,6に示した製品71を製造
する手順について、特に、成形工程と、内容物8が収容
部7に充填された後の密封工程及び打抜工程とを中心と
して説明する。
【0053】図1,2に示すように、フィルム2は、ま
ず、成形装置4において成形工程を経る(図1(a)参
照)。成形工程では上述した加熱装置5及び収容部成形
装置6が使用される。すなわち、フィルム2は、まず加
熱装置5を通過することにより加熱され、軟化させられ
る。その後、収容部成形装置6へと案内され、所定のタ
イミングで停止される。
【0054】該収容部成形装置6においては、図3に示
すように、まず、ロッド27Aが突出状態とされ、これ
により固定型21に対し可動型22が接触する方向(待
機位置から作業位置)へと移動させられる。次に、該作
業位置に維持された状態において、ロッド27Bが突出
状態とされる。これにより、成形凹部32に対し成形突
部28が相対的に係合させられることとなり、軟化状態
にあるフィルム2は上記係合によって延伸させられ、も
って収容部7が形成される。
【0055】続いて、シリンダ26Cが駆動させられ、
打抜パンチ31がパンチ穴33に嵌め込まれる。そし
て、フィルム2には、透孔29が形成されることとな
る。なお、この透孔29は、上述したように収容部7か
ら所定距離隔てた所定位置に形成され、その一側縁は後
の打抜により形成されるフランジ部73の延長線L上に
一致するものである(図5参照)。
【0056】また、その後、打抜パンチ31がシリンダ
26C内に没入され、次いでロッド27Bがシリンダ2
6B内に没入される。そして、ロッド27Aがシリンダ
26A内に没入されることにより、可動型22は固定型
21から離間する方向(図の下方)へと移動させられ、
待機位置に維持される。上記一連の工程を経ることによ
り、成形工程が終了する。
【0057】成形工程が終了すると、今度は充填工程へ
移行する(図1(b)参照)。
【0058】充填工程が終了すると、今度は密封工程へ
移行する(図1(c)参照)。かかる密封工程では、上
述した密封装置11が使用される。すなわち、収容部7
に内容物8が充填されたフィルム2が密封用フィルム1
2とともに密封装置11へと案内され、所定のタイミン
グ(収容部7がホルダ49のほぼ上部に位置し、透孔2
9が光ファイバセンサ51の位置に到達する幾分手前の
タイミング)で移送が停止される。
【0059】該密封装置11においては、まず、図4に
示すように、駆動機構43によって、密封装置11の位
置調整が実行される。すなわち、サーボモータ57が所
定回転方向に駆動され、これにより、ボールねじ56が
回転し、ボールナット58が原点位置(図の右側位置)
からフィルム2の移送方向とは逆の方向にボールねじ5
6に沿って移動する。そのため、基台45、固定型41
及び可動型42は、ガイドレール62に案内されなが
ら、フィルム2の移送方向と平行に、図の左方向へスラ
イドする。そして、所定量移動した時点で、光ファイバ
センサ51の位置が透孔29の位置と合致することとな
り、光ファイバセンサ51がオン状態となる。この時点
でサーボモータ57の作動が停止され、基台45、固定
型41及び可動型42が所定の位置に位置合わせされ、
位置調整が完了する。
【0060】次に、この状態でシリンダ47が駆動制御
され、固定型41に対し可動型42が接触する方向(待
機位置から作業位置)へと移動させられる。すると、固
定型41及び可動型42がほぼ当接状態となり、加熱状
態にあるヒートシール手段からの熱がフィルム2及び密
封用フィルム12に伝達され、フィルム2のうちの収容
部7の外周縁部(フランジ部73に相当する部分)に対
し密封用フィルム12が熱融着され、これにより内容物
8が密封用フィルム12で密封される。
【0061】シール完了後、ロッド27が没入させら
れ、可動型42は固定型41から離間する方向へと移動
させられ、待機位置に維持される。上記一連の工程を経
ることにより、密封工程が終了する。
【0062】密封工程が終了すると、今度は打抜工程へ
移行する(図1(d)参照)。かかる打抜工程では、上
述した打抜装置14が使用される。すなわち、フィルム
2が熱融着された密封用フィルム12とともに打抜装置
14へと案内され、上記密封装置と同様の所定のタイミ
ングで移送が停止される。
【0063】該打抜装置14においても、まず、駆動機
構によって、打抜装置14自身の位置調整が実行され
る。すなわち、固定型及び可動型等がフィルム2の移送
方向と平行に、移動方向とは逆方向へスライドさせら
れ、光ファイバセンサがオン状態となった時点でサーボ
モータの作動が停止され、位置調整が完了する。
【0064】次に、この状態でシリンダが駆動制御さ
れ、固定型に対し可動型が接触する方向(待機位置から
作業位置)へと移動させられる。すると、容器72の外
形に沿った形成をなす打抜刃が、固定型の打抜孔に嵌め
込まれる格好となり、密封用フィルム12の貼付けられ
たフィルム2が容器72単位に打抜かれる。打抜完了
後、可動型は固定型から離間する方向へと移動させら
れ、待機位置に維持される。上記一連の工程を経ること
により、打抜工程が終了する。
【0065】以上のようにして、図5,6に示したとお
りの製品71を得ることができる。このように、本実施
の形態によれば、収容部成形装置6に設けられた打抜パ
ンチ31及びパンチ穴33により収容部7の成形とほぼ
同時に位置決め用の透孔29が形成される。そして、密
封工程及び打抜工程に際しては、それぞれ光ファイバセ
ンサ51により透孔29を検出することで密封位置及び
打抜位置が調整される。このため、フィルム自身が熱応
力により伸び又は収縮を起こしたとしても適正な位置で
密封及び打抜を行うことができる。その結果、密封不十
分或いは外観不良等の各種不具合の発生を抑制すること
ができる。
【0066】特に、透孔29は、打抜装置14により打
抜かれる部分の外側であるため、得られる製品に透孔2
9が残存してしまうことがなく、該透孔29の残存によ
る外観不良が起こることがない。従って、マーキングの
痕跡が製品に残らないことから、本実施の形態の成形充
填密封打抜装置1は、無模様或いは無地の製品の製造に
特に適しているといえる。
【0067】また、透孔29の一側縁は後の打抜により
形成されるフランジ部73の延長線L上に一致するた
め、打抜装置14の設計が容易なものとなり、成形突部
28と打抜パンチ31との間の距離を極力短くすること
ができ、収容部成形装置6全体の大型化を回避できる。
【0068】なお、上記例では、透孔29の形成に際
し、収容突部28の移動よりも若干遅れて打抜パンチ3
1が移動させられるようになっていたが、上記順序を逆
にしてもよいし、収容突部28及び打抜パンチ31の移
動を同時に行うこととしてもよい。
【0069】また、上記実施の形態では、1つの容器7
2を有するタイプの製品71を製造することとしたが、
1つの製品に対し複数の容器が設けられるように構成し
てもよい。
【0070】さらに、透孔29の代わりに、印刷を施し
たり、ラベルを貼付する等して、マーキングを施すこと
としてもよい。そして、マーキング検出手段において
は、上記印刷やラベルを検出するような構成としてもよ
い。但し、この場合においても、成形と同時又はほぼ同
時にマーキングを施す必要がある。
【0071】さらに、光ファイバセンサ51等のマーキ
ング検出手段を、密封装置11や打抜装置14とは離れ
た近傍位置に設ける構成としてもよい。
【0072】併せて、製品71をフィルム2の幅方向に
2つ、或いはそれ以上同時に製造するようにしてもよ
い。
【0073】加えて、収容部7、フランジ部73の形状
等は上記例に何ら限定されるものではなく、例えば平面
円形状や正方形状をなす収容部或いはフランジ部であっ
てもよい。
【0074】また、密封用フィルム12を貼付ける際に
は、上記実施の形態のような熱融着に代えて、接着剤を
用いた接着を行うこととしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態に係る成形充填密封打抜の各過
程を示し、フィルムの変化を説明するための概略斜視図
である。
【図2】 成形充填密封打抜装置を示す概略斜視図であ
る。
【図3】 収容部成形装置の構成を示す正面概略図であ
る。
【図4】 密封装置の主要部の構成を示す正面概略図で
ある。
【図5】 製品を示す斜視図である。
【図6】 製品の断面図である。
【図7】 従来技術における成形充填密封打抜の各過程
を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1…成形充填密封打抜装置、2…容器用フィルム、4…
成形装置、6…収容部成形装置、7…収容部、8…内容
物、9…充填装置、11…密封装置、12…シール部材
としての密封用フィルム、14…打抜装置、29…マー
キングとしての透孔、31…マーキング手段を構成する
打抜パンチ、33…マーキング手段を構成するパンチ
穴、43…駆動機構、51…マーキング検出手段として
の光ファイバセンサ、71…製品、72…容器、73…
フランジ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65B 47/02 B65B 47/02 47/04 47/04 51/10 51/10 U B Fターム(参考) 3C060 AA04 AA17 BA01 BD01 BE07 BF01 BG13 BH02 3E049 AA05 AB03 CA08 DB02 EA02 EB03 EC03 3E050 AA02 AB02 AB05 AB08 CA01 CB03 CB06 DA01 DD05 DF06 DF07 DG10 FA01 FA05 FB01 FB08 FC01 GB01 GB10 GC03 HA01 HA02 HA07 HA10 HB01 3E094 AA04 CA06 CA16 DA02 EA04 GA05 GA12 GA22 HA08 HA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送可能な帯状のフィルムを加熱軟化さ
    せ所定形状を有する容器の収容部を成形する成形装置
    と、 前記収容部に所定の内容物を充填する充填装置と、 前記フィルムのうち少なくとも前記収容部の周縁部分に
    対し、シール部材を貼付けることにより、該シール部材
    で内容物を密封する密封装置と、 前記収容部及びその周縁部分を含むようにして所定数の
    容器単位で打ち抜く打抜装置とを備えた成形充填密封打
    抜装置において、 前記成形装置又はその近傍に、前記成形とほぼ同時に位
    置決め用のマーキングを施すマーキング手段を設けると
    ともに、前記マーキングを検出するためのマーキング検
    出手段を前記打抜装置又はその近傍に設け、前記マーキ
    ング検出手段の検出結果に基づいて前記打抜装置による
    打抜位置を調整可能としたことを特徴とする成形充填密
    封打抜装置。
  2. 【請求項2】 移送可能な帯状のフィルムを加熱軟化さ
    せ所定形状を有する容器の収容部を成形する成形装置
    と、 前記収容部に所定の内容物を充填する充填装置と、 前記フィルムのうち少なくとも前記収容部の周縁部分に
    対し、シール部材を貼付けることにより、該シール部材
    で内容物を密封する密封装置と、 前記収容部及びその周縁部分を含むようにして所定数の
    容器単位で打ち抜く打抜装置とを備えた成形充填密封打
    抜装置において、 前記成形装置又はその近傍に、前記成形とほぼ同時に位
    置決め用のマーキングを施すマーキング手段を設けると
    ともに、前記マーキングを検出するためのマーキング検
    出手段を前記密封装置又はその近傍に設け、前記マーキ
    ング検出手段の検出結果に基づいて前記密封手段による
    密封位置を調整可能としたことを特徴とする成形充填密
    封打抜装置。
  3. 【請求項3】 移送可能な帯状のフィルムを加熱軟化さ
    せ所定形状を有する容器の収容部を成形する成形装置
    と、 前記収容部に所定の内容物を充填する充填装置と、 前記フィルムのうち少なくとも前記収容部の周縁部分に
    対し、シール部材を貼付けることにより、該シール部材
    で内容物を密封する密封装置と、 前記収容部及びその周縁部分を含むようにして所定数の
    容器単位で打ち抜く打抜装置とを備えた成形充填密封打
    抜装置において、 前記成形装置又はその近傍に、前記成形とほぼ同時に位
    置決め用のマーキングを施すマーキング手段を設けると
    ともに、前記マーキングを検出するためのマーキング検
    出手段を前記密封装置又はその近傍及び前記打抜装置又
    はその近傍にそれぞれ設け、前記各マーキング検出手段
    の検出結果に基づいて前記密封手段による密封位置及び
    前記打抜装置による打抜位置を調整可能としたことを特
    徴とする成形充填密封打抜装置。
  4. 【請求項4】 前記マーキング手段は、前記打抜装置に
    より打抜かれる部分の外側にマーキングを施すものであ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    成形充填密封打抜装置。
  5. 【請求項5】 前記マーキングの一部と、前記打抜装置
    により打抜かれる部分の周縁部の延長線とがほぼ一致す
    るよう構成したことを特徴とする請求項4に記載の成形
    充填密封打抜装置。
  6. 【請求項6】 前記マーキングは透孔であり、前記マー
    キング手段は透孔を形成するためのパンチ機構を備えて
    いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    の成形充填密封打抜装置。
  7. 【請求項7】 前記マーキング検出手段は、前記透孔の
    存在により光の透過を検知可能な光センサであることを
    特徴とする請求項6に記載の成形充填密封打抜装置。
  8. 【請求項8】 前記調整は、前記装置を前記フィルムの
    移送方向と平行に移動させることにより行われるもので
    あることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載
    の成形充填密封打抜装置。
  9. 【請求項9】 前記移動は、前記フィルムの移送方向と
    は逆方向への移動であることを特徴とする請求項8に記
    載の成形充填密封打抜装置。
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