JP2001276992A - レーザ加工装置 - Google Patents
レーザ加工装置Info
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- JP2001276992A JP2001276992A JP2000093763A JP2000093763A JP2001276992A JP 2001276992 A JP2001276992 A JP 2001276992A JP 2000093763 A JP2000093763 A JP 2000093763A JP 2000093763 A JP2000093763 A JP 2000093763A JP 2001276992 A JP2001276992 A JP 2001276992A
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Abstract
えて、段取り作業を容易に行えることができるレーザ加
工装置を提供すること。 【解決手段】 ベッド10に設けられた加工テーブル1
1と、これを覆うように配置され加工ヘッド12を有す
る門型コラム13と、加工テーブル11の側方を覆うカ
バー15を設ける。このカバー15を、立設されたスラ
イドカバー21と固定カバー20とから構成する。スラ
イドカバー21は、加工テーブル11の側方を覆う位置
と、門型コラム13の後方の位置とに配置できるよう
に、前記ベッド10の長手方向に沿って移動可能とす
る。
Description
関するものである。
アシストガスを供給しながらレーザ光を照射して、ワー
クに加工を施すものである。レーザ加工時には、このア
シストガスの勢いにより、ワークから発生する溶融した
スパッタ等が周囲に飛び散ることがあり、これによりレ
ーザ加工装置の周囲が汚れる。そこで、従来は、レーザ
加工装置のテーブルの側部に鉄板などの壁を垂設させ
て、その飛散を防止していた。
パッタが高温のために、壁として高温に絶え得る鉄板な
どを衝立として使用していたが、これは可動が容易でな
いため、ワークの取付けや取外し時のスペースが小さ
く、段取り作業が行いにくいという問題が生じていた。
課題に着目してなされたものである。従って、その目的
とするところは、レーザ加工時に発生するスパッタの飛
散を抑えることができるとともに、段取り作業時の広い
作業空間を確保することのできるレーザ加工装置を提供
することにある。
を解決するために、請求項1に記載の発明は、ベッドの
長手方向に設けられたガイドに沿って移動する加工テー
ブルと、その加工テーブルを覆うように配置された門型
コラムと、前記加工テーブルと直交する方向に移動可能
な加工ヘッドとを備えたレーザ加工装置において、前記
加工テーブルの側方を覆う位置と、開放する位置とに配
置できるように、前記加工テーブルの長手方向に沿って
移動可能に立設され、加工テーブルの側方を開放する位
置に配置される時には前記門型コラムの後方に配置され
るカバーを有したものである。
きると共に、段取り作業時には、広い作業空間を得るこ
とができる。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のレーザ加工装置において、前記カバーが2つあり、こ
れらが前記加工テーブルの両側方をそれぞれ個別に覆う
ように配置されているものである。従って、加工テーブ
ルの両側方を覆うことと開放することとができ、加工テ
ーブルの両側方から段取り作業をすることができる。
求項2に記載のレーザ加工装置において、前記カバーが
前記加工テーブルを覆う位置に配置されたときに、前記
カバーの加工ヘッド側に対応する部分が開放可能となっ
ているものである。
ヘッドのメンテナンスの際には、カバー全体を移動させ
ずに、その一部を開放すればよいので、メンテナンスが
容易である。
明を具体化したレーザ加工装置の第1の実施の形態を図
1〜図3に従って説明する。
工装置は、ワークWが載置される加工テーブル11と、
ワークWに対してレーザ光を照射する加工ヘッド12を
有する門型コラム13と、加工テーブル11の側方を覆
おうカバー15とを備えている。
向に延びる一対のX軸レール14に係合して、これにガ
イドされながら移動可能に構成されている。また、加工
ヘッド12は、図2において加工テーブル11の幅方向
及び上下方向に往復可能となるように、門型コラム13
に構成されている。この門型コラム13の後方には、レ
ーザ光を生成するレーザ発振器18が架台17上に配設
され、図示しない冷却ユニットとが装備されており、レ
ーザ発振器18からレーザ光案内管18aを介してレー
ザ光が加工ヘッド12に導かれている。ベッド10に
は、一側方に突出した支持部材10bを介して水平方向
で長手方向に延びるスライドレール41が設けられてい
る。
に突出した支持部材19を介して、ベッド10の長手方
向に延びるスライドレール42が上下に設けられてい
る。なお、下方のスライドレール42は、スライドレー
ル41とほぼ同じ高さに位置している。
に設けられた固定カバー20と、加工テーブル11の他
側方に設けられたスライドカバー21とから構成されて
いる。固定カバー20は、ベッド10に対してスライド
カバー21とは反対側に立設されている。なお、スライ
ドカバー21と固定カバー20との間には、門型コラム
13の反対側に柵16が立設されている。
とメンテナンス用扉23とから構成されている。メイン
カバー22は、凹部24を一端部に有し、ベッド10の
手前に支持部材10bを介して長手方向にスライドレー
ル41が設けられている。図1においてメインカバー2
2の左端部には、回転自在なスライダ22aが設けられ
るとともに、その右端部にはスライダ22bが、スライ
ダ22aと同じ位置及び上方の位置に配設されている。
これらスライダ22a,22bは、同一の構造をし、説
明のためにその大きさを誇示して図に示されているが、
メインカバー22に中心軸が固定された2つのローラ2
5,26を備えている。このローラ25,26は、それ
ぞれスライドレール41、42の上下に係合している。
レール41と平行に延びるスライドレール22cが支持
部材22dを介して設けられている。メンテナンス用扉
23は、メインカバー22の凹部24に対応するよう
に、メインカバー22の内方に配置されている。このメ
ンテナンス用扉23には、スライダ23aが設けられて
いる。このスライダ23aも、説明のためにその大きさ
を誇示して図に示しているが、これは上述したスライダ
22a,22bと同一の構造をして、メインカバー22
に固着されている。従って、メンテナンス用扉23は、
スライダ23aがスライドレール22cに係合すること
により、スライドカバー21の内側に配置されている。
なお、図2及び図3では、メンテナンス用扉23とメイ
ンカバー22との隙間は誇張して示されているが、実際
には、これらは、ほとんど重なるように配置されてい
る。
用について説明する。加工テーブル11上でワークWが
レーザ加工されている間は、スライドカバー21は図1
及び図2に実線で示す位置にあり、加工テーブル11の
側方を覆っている。そして、レーザ加工が終了した後に
は、スライドカバー21を図1及び図2の右方に、すな
わち門型コラム13の後方に移動させて、二点鎖線に示
す位置にスライドさせる。この状態で、加工がなされた
ワークWは、取り外されて、未加工のワークWと交換さ
れる。そして、加工テーブル11に未加工のワークWが
載置された後、スライドカバー21を図1及び図2の左
方に移動させ、ワークWにレーザ加工を行う。
ライドカバー21が加工テーブル11の側方に位置した
状態で、加工ヘッド12等に対するメンテナンスを行い
たい場合には、メンテナンス用扉23を左方に、スライ
ドレール22cに沿って移動させる。従って、メンテナ
ンス用扉23は図2に二点鎖線で示されるような位置と
なり、加工ヘッド12の側方が開放されてメンテナンス
を行うことができる。
れば、以下のような効果を得ることができる。 (a)本実施の形態では、加工テーブル11の側方を開
放する位置に配置されるスライドカバー21を設けたの
で、簡単な構成でスパッタの飛散を防止でき、段取り作
業を行う時には、スライドカバー21を移動して広い作
業空間を得ることができる。
21の加工ヘッド12側の一部にメンテナンス用扉23
を設け、メンテナンス用扉23を移動することにより、
加工テーブル11の側方を開放するようにした。そのた
め、スライドカバー21が閉じた状態でメンテナンスを
行う場合には、スライドカバー21全体を動かさずと
も、メンテナンス用扉23だけを移動させればよいの
で、メンテナンスが容易である。
21の図1及び図2の左方及び右方に、スライダを22
a,22bを設け、更にこれを上下に配置した。すなわ
ち、移動方向におけるスライドカバー21の始端部及び
終端部の両方でスライドレール41,42に支持される
ようにしたので、スライドカバー21を安定して所望の
方向に移動させることができる。
a、22b、23aは、断面がH形状の2つのローラ2
5、26を有して、これらがスライドレール41,4
2,22cを上下で係合するようにしたので、スライド
カバー21全体の移動及びメンテナンス用扉23の移動
をスムーズにかつより確実に行うことができる。
化したレーザ加工装置の第2の実施の形態を図4〜図6
に従って説明するが、上記第1の実施の形態と同一の部
分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
1の実施の形態と同様に、ベッド10上にX軸レール1
4を介して配置された加工テーブル11と、加工ヘッド
12を備えた門型コラム13と、加工テーブル11の側
方を覆おうカバー30とから構成されている。
ル42は一側方に設けられていたが、本実施の形態で
は、ベッド10には、両側方に突出した支持部材10b
を介して、ベッド10の長手方向に延びるように、両側
方にスライドレール43が設けられている。
材19を介して、ベッド10の長手方向に延びる一対の
スライドレール44が両側方に設けられている。この両
スライドレール44は、連結部材29によって連結さ
れ、この連結部材29は、スライドレール44と平行に
延びる補強部材33によって補強されている。
うに一対のスライドカバー31,32を有している。こ
のスライドカバー31,32は、門型コラム13の上方
に配置されている連結部材35と、加工テーブル11を
介して門型コラム13の反対側を覆っている連結カバー
36とによって一体的に連結されている。更に、連結部
材35及び連結カバー36は、スライドレール43と平
行に延びる補強部材39によって支持され、それらの交
差部分には、補強板40が設けられている。スライドカ
バー31,32は、図5の左側にスライダ37を、右側
にスライダ38を有している。スライダ37,38は、
それぞれスライドレール43、44の上部に係合してい
る。
扉31aが加工ヘッド12側に、図5で示すように外方
に回動できるように、ヒンジ(図示しない)を介して取
り付けられている。
上記第1の実施の形態とほぼ同様である。すなわち、加
工テーブル11上に載置されたワークWにレーザ加工が
行われている間は、スライドカバー31,32は、図4
及び図5の実線で示す位置にあるが、段取り作業を行う
場合には、カバー30が図4及び図5の二点鎖線で示す
位置に移動される。また、図4及び図5において実線で
示すように、加工テーブル11の側方にカバー30を位
置させた状態で、門型コラム13のメンテナンスを行い
たい場合には、メンテナンス用扉31aを図5の二点鎖
線で示すように回動させて、加工ヘッド12の側方を開
放させる。
れば、上記第1実施の形態の(a)〜(d)までの効果
とほぼ同様の効果を奏する他に、以下のような効果を得
ることができる。
1の両側方の、スライドカバー31,32が開閉される
ので、テーブルの両側方から段取り作業をすることがで
きる。そのため、供給、搬出を異なる方向から行うこと
ができ、段取り作業をより短時間で行うことができる。
び連結カバー36には、ほぼ直交するように補強部材3
9を設けるともに、これらの補強部材39との交差部分
に補強板40を設けた。そのため、スライドカバー3
1,32の組付強度を増すことができ、スライドカバー
31,32の相対位置がずれることがない。
の形態は以下のように変更してもよい。 ・上記各実施の形態では、スライドカバー21,31,
32を複数に分割したカバーにより構成して、加工テー
ブル11の側方を開放する位置のときには分割したカバ
ーを重ね合わせて、図1及び図4に示すように加工テー
ブル11の側方を覆う位置のときには長く延びた状態と
なるような構造としてもよい。
のスライドカバー31、スライドカバー32にスライド
レールを、加工テーブル11や門型コラム13にスライ
ダを設けるようにしてもよい。
請求項に記載した発明以外の技術的思想について、それ
らの効果とともに以下に記載する。 (1) カバーは、その移動方向における始端部及び終
端部が、前記加工テーブルの長手方向に沿って延びるレ
ールによりそれぞれ移動案内される請求項1に記載のレ
ーザ加工装置。
及び終端部を移動案内されるようにしたので、カバーを
より安定して移動させることができる。 (2) 前記加工テーブルの下方でこの加工テーブルの
側方に延びる一方のレールと、そのレールよりも上方で
レーザ光を生成する装置部の側方に延びる他方のレール
とを備えた請求項1〜3又は前記(1)項の何れかに記
載のレーザ加工装置。
持したので、より確実に支持することができる。 (3) 前記加工テーブルの側方に延びるレールが、他
方のレールよりもテーブルの近傍に設けられている請求
項3に記載のレーザ加工装置。
ブル付近で作業する際にも、加工テーブルにより近いと
ころまで到達して作業ができるので、段取り作業がより
し易い。
面図。
面図。
ド、13…門型コラム、21,31,32…スライドカ
バー、23,31a…カバーの加工ヘッド側に対応する
部分であるメンテナンス用扉。
Claims (3)
- 【請求項1】 ベッドの長手方向に設けられたガイドに
沿って移動する加工テーブルと、その加工テーブルを覆
うように配置された門型コラムと、前記加工テーブルと
直交する方向に移動可能な加工ヘッドとを備えたレーザ
加工装置において、 前記加工テーブルの側方を覆う位置と、開放する位置と
に配置できるように、前記加工テーブルの長手方向に沿
って移動可能に立設され、加工テーブルの側方を開放す
る位置に配置される時には前記門型コラムの後方に配置
されるカバーを有したことを特徴とするレーザ加工装
置。 - 【請求項2】 前記カバーが2つあり、これらが前記加
工テーブルの両側方をそれぞれ個別に覆うように配置さ
れている請求項1に記載のレーザ加工装置。 - 【請求項3】 前記カバーが前記加工テーブルを覆う位
置に配置されたときに、前記カバーの加工ヘッド側に対
応する部分が開放可能となっている請求項1又は請求項
2に記載のレーザ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000093763A JP2001276992A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | レーザ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000093763A JP2001276992A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | レーザ加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001276992A true JP2001276992A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18608903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000093763A Pending JP2001276992A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | レーザ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001276992A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6987241B2 (en) * | 2003-11-01 | 2006-01-17 | Trumpf Werkzeugmaschin Gmbh + Co. Kg | Machine tool installation including gated enclosure |
JP2014140856A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Disco Abrasive Syst Ltd | レーザー加工装置 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000093763A patent/JP2001276992A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6987241B2 (en) * | 2003-11-01 | 2006-01-17 | Trumpf Werkzeugmaschin Gmbh + Co. Kg | Machine tool installation including gated enclosure |
JP2014140856A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Disco Abrasive Syst Ltd | レーザー加工装置 |
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