JP2001275810A - 板状物の展示具 - Google Patents
板状物の展示具Info
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- JP2001275810A JP2001275810A JP2000093488A JP2000093488A JP2001275810A JP 2001275810 A JP2001275810 A JP 2001275810A JP 2000093488 A JP2000093488 A JP 2000093488A JP 2000093488 A JP2000093488 A JP 2000093488A JP 2001275810 A JP2001275810 A JP 2001275810A
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47G—HOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
- A47G1/00—Mirrors; Picture frames or the like, e.g. provided with heating, lighting or ventilating means
- A47G1/16—Devices for hanging or supporting pictures, mirrors, or the like
- A47G1/1646—Devices for hanging or supporting pictures, mirrors, or the like for decorative plates
Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】壁の外観を損ねることなく、大きさや厚みの異
なる板状物に容易に交換することができ、板状物の落下
の危険の少ない板状物の展示具を提供することにある。 【解決手段】絵皿等の板状物の外形寸法より大寸法で板
状物の裏面を当接保持する基台と、基台の板状物側に突
出して設けられ基台上を移動し得る突出軸と、突出軸に
支持され基台と平行に伸びる係止部材とを備え、板状物
の外方に配置された突出軸は基台上を板状物方向に移動
して板状物の外周に当接し、突出軸と一体で移動した係
止部材は突出軸上を板状物方向に摺動して板状物の外側
に当接し、板状物を基台と突出軸と係止部材との間に挟
持することを特徴とする。
なる板状物に容易に交換することができ、板状物の落下
の危険の少ない板状物の展示具を提供することにある。 【解決手段】絵皿等の板状物の外形寸法より大寸法で板
状物の裏面を当接保持する基台と、基台の板状物側に突
出して設けられ基台上を移動し得る突出軸と、突出軸に
支持され基台と平行に伸びる係止部材とを備え、板状物
の外方に配置された突出軸は基台上を板状物方向に移動
して板状物の外周に当接し、突出軸と一体で移動した係
止部材は突出軸上を板状物方向に摺動して板状物の外側
に当接し、板状物を基台と突出軸と係止部材との間に挟
持することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絵皿、額縁、鏡等
の板状物を壁面に掲示・展示するための板状物の展示具
に関する。
の板状物を壁面に掲示・展示するための板状物の展示具
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、絵皿、額縁、鏡等の板状物を壁面
に掲示・展示するにあたっては、図10及び図11に示
すような受け止め金具30が用いられている。この受け
止め金具30はL字状で、壁wに差し込まれる部分が木
ねじ状に形成されている。絵皿6を壁wに展示する場合
には、2本の受け止め金具30を絵皿6に適合した間隔
になるように壁wにねじ込み、ねじ込まれた2本の受け
止め金具30の上に絵皿6を載置し、絵皿6の外周部6
aの下方が受け止め金具30に当たるようにすると共
に、底6bの上方を壁wに当てることにより絵皿6が壁
wに支持される。
に掲示・展示するにあたっては、図10及び図11に示
すような受け止め金具30が用いられている。この受け
止め金具30はL字状で、壁wに差し込まれる部分が木
ねじ状に形成されている。絵皿6を壁wに展示する場合
には、2本の受け止め金具30を絵皿6に適合した間隔
になるように壁wにねじ込み、ねじ込まれた2本の受け
止め金具30の上に絵皿6を載置し、絵皿6の外周部6
aの下方が受け止め金具30に当たるようにすると共
に、底6bの上方を壁wに当てることにより絵皿6が壁
wに支持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記受
け止め金具30では、大きさの異なる絵皿6に掛け替え
る場合には、一旦、受け止め金具30を壁wから抜き取
り、新たな絵皿に適合した間隔になるように改めて受け
止め金具30を壁wにねじ込む必要がある。このため、
壁wには、最初に受け止め金具30のねじ込まれていた
孔が残ってしまい、壁wの外観を損ねてしまうという問
題がある。
け止め金具30では、大きさの異なる絵皿6に掛け替え
る場合には、一旦、受け止め金具30を壁wから抜き取
り、新たな絵皿に適合した間隔になるように改めて受け
止め金具30を壁wにねじ込む必要がある。このため、
壁wには、最初に受け止め金具30のねじ込まれていた
孔が残ってしまい、壁wの外観を損ねてしまうという問
題がある。
【0004】また、壁wが固い場合には、受け止め金具
30を抜き取ったりねじ込むことは困難で、絵皿6の交
換に多大な労力を要してしまう。
30を抜き取ったりねじ込むことは困難で、絵皿6の交
換に多大な労力を要してしまう。
【0005】また、絵皿6を受け止め金具30の上に載
置しているのみのため、地震の揺れによる絵皿6の落下
の危険がある。
置しているのみのため、地震の揺れによる絵皿6の落下
の危険がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、壁の外観を損ねることなく、大き
さや厚みの異なる板状物に容易に交換することができ、
板状物の落下の危険の少ない板状物の展示具を提供する
ことにある。
もので、その目的は、壁の外観を損ねることなく、大き
さや厚みの異なる板状物に容易に交換することができ、
板状物の落下の危険の少ない板状物の展示具を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の板状物の
展示具は、絵皿等の板状物の外形寸法より大寸法で板状
物の裏面を当接保持する基台と、基台の板状物側に突出
して設けられ基台上を移動し得る突出軸と、突出軸に支
持され基台と平行に伸びる係止部材とを備え、板状物の
外方に配置された突出軸は基台上を板状物方向に移動し
て板状物の外周に当接し、突出軸と一体で移動した係止
部材は突出軸上を板状物方向に摺動して板状物の外側に
当接し、板状物を基台と突出軸と係止部材との間に挟持
することを特徴とする。
展示具は、絵皿等の板状物の外形寸法より大寸法で板状
物の裏面を当接保持する基台と、基台の板状物側に突出
して設けられ基台上を移動し得る突出軸と、突出軸に支
持され基台と平行に伸びる係止部材とを備え、板状物の
外方に配置された突出軸は基台上を板状物方向に移動し
て板状物の外周に当接し、突出軸と一体で移動した係止
部材は突出軸上を板状物方向に摺動して板状物の外側に
当接し、板状物を基台と突出軸と係止部材との間に挟持
することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の板状物の展示具は、係止部
材が円盤状であることを特徴とする。
材が円盤状であることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の板状物の展示具は、絵皿等
の板状物の外形寸法より大寸法で板状物の裏面を当接保
持する基台と、基台の板状物側に突出して設けられ基台
上を移動し得る突出軸と、突出軸に支持され、基台側に
設けられた細径部と細径部の外側に設けられた太径部と
を有する円柱状の係止部材とを備え、突出軸と一体で板
状物の外方に配置された係止部材は基台上を板状物方向
に移動することにより細径部が板状物の外周に当接し、
係止部材は突出軸に沿って板状物方向に摺動することに
より太径部が板状物の外側に当接し、板状物を基台と係
止部材との間に挟持することを特徴とする。
の板状物の外形寸法より大寸法で板状物の裏面を当接保
持する基台と、基台の板状物側に突出して設けられ基台
上を移動し得る突出軸と、突出軸に支持され、基台側に
設けられた細径部と細径部の外側に設けられた太径部と
を有する円柱状の係止部材とを備え、突出軸と一体で板
状物の外方に配置された係止部材は基台上を板状物方向
に移動することにより細径部が板状物の外周に当接し、
係止部材は突出軸に沿って板状物方向に摺動することに
より太径部が板状物の外側に当接し、板状物を基台と係
止部材との間に挟持することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態について図面
を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明の板状
物の展示具の一例を示す一部を断面とした正面図、図2
は同右側面図、図3は同図1のIII−III線矢視断面図で
ある。図4は同使用状態を示す正面図、図5は同図4の
V−V線矢視断面図である。図6は同使用状態を示す側
面図である。
を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明の板状
物の展示具の一例を示す一部を断面とした正面図、図2
は同右側面図、図3は同図1のIII−III線矢視断面図で
ある。図4は同使用状態を示す正面図、図5は同図4の
V−V線矢視断面図である。図6は同使用状態を示す側
面図である。
【0011】図1〜図6において、展示具1は、絵皿
6,7、額縁、鏡等の板状物を壁wに掲示・展示するた
めのものである。展示具1は、逆T字状で絵皿6,7の
外形寸法より大寸法の基台10と、基台10から突出し
て設けられて突出軸であるボルト20と、円柱状で太径
部25aと細径部25bとを有する係止部材25とから
構成されている。
6,7、額縁、鏡等の板状物を壁wに掲示・展示するた
めのものである。展示具1は、逆T字状で絵皿6,7の
外形寸法より大寸法の基台10と、基台10から突出し
て設けられて突出軸であるボルト20と、円柱状で太径
部25aと細径部25bとを有する係止部材25とから
構成されている。
【0012】基台10は、横に伸びる板状の背板12
と、背板12の中央から垂直に伸びる背板11から成
る。背板11と背板12とは、リベット19により連結
固定されている。背板11の上端付近には、壁wから突
出する釘8に展示具1を釣止するための釣止孔11cを
穿設してある。また、背板11は、釣止孔11cの下に
ナット21,22よりも大径な大径孔11bを穿設して
あり、この大径孔11bから始まり下に向かって設けら
れたスリット11aを備えている。背板12の中央付近
には、ナット21,22よりも大径な左右2つの大径孔
12c,12dを穿設してあり、それぞれの大径孔12
c,12dから端部に向かって設けられたスリット12
a,12bを備えている。背板11及び背板12は、共
に金属、合成樹脂、木など絵皿6を保持するに足りる強
度を有する素材で作られている。
と、背板12の中央から垂直に伸びる背板11から成
る。背板11と背板12とは、リベット19により連結
固定されている。背板11の上端付近には、壁wから突
出する釘8に展示具1を釣止するための釣止孔11cを
穿設してある。また、背板11は、釣止孔11cの下に
ナット21,22よりも大径な大径孔11bを穿設して
あり、この大径孔11bから始まり下に向かって設けら
れたスリット11aを備えている。背板12の中央付近
には、ナット21,22よりも大径な左右2つの大径孔
12c,12dを穿設してあり、それぞれの大径孔12
c,12dから端部に向かって設けられたスリット12
a,12bを備えている。背板11及び背板12は、共
に金属、合成樹脂、木など絵皿6を保持するに足りる強
度を有する素材で作られている。
【0013】係止部材25は木製で、軸部分には両端に
貫通するボルト孔25cを穿設してある。また、太径部
25a側のボルト孔25cには、ボルト20の頭部を隠
すための座繰り孔25dを穿設してあり、細径部25b
側のボルト孔25cには、埋込ナット25fを挿嵌して
ある。ボルト20は、埋込ナット25fに螺合し、先端
部分に2つのナット21,22を螺着している。そし
て、2つのナット21,22の間隔をあけた状態で、ボ
ルト20の先端部分を背板11,12の表面11d側か
ら大径孔11b,12c,12dに挿入し、ボルト20
をスリット11a,12a,12bに沿って移動させる
(図1の矢印a,b,c)。ナット21,22を締め、
ナット21,22の間に背板11,12を挟むことによ
り、ボルト20を背板11,12から突出した状態に固
定させる。尚、ナット22の端部はスリット11a,1
2a,12bに嵌合可能な切欠22aを有しており、ス
リット11a,12a,12bに嵌合することにより、
ナット22の回転を防止している。
貫通するボルト孔25cを穿設してある。また、太径部
25a側のボルト孔25cには、ボルト20の頭部を隠
すための座繰り孔25dを穿設してあり、細径部25b
側のボルト孔25cには、埋込ナット25fを挿嵌して
ある。ボルト20は、埋込ナット25fに螺合し、先端
部分に2つのナット21,22を螺着している。そし
て、2つのナット21,22の間隔をあけた状態で、ボ
ルト20の先端部分を背板11,12の表面11d側か
ら大径孔11b,12c,12dに挿入し、ボルト20
をスリット11a,12a,12bに沿って移動させる
(図1の矢印a,b,c)。ナット21,22を締め、
ナット21,22の間に背板11,12を挟むことによ
り、ボルト20を背板11,12から突出した状態に固
定させる。尚、ナット22の端部はスリット11a,1
2a,12bに嵌合可能な切欠22aを有しており、ス
リット11a,12a,12bに嵌合することにより、
ナット22の回転を防止している。
【0014】尚、ナット21,22の取り付けに関して
は、このような構造に限られるものではなく、ナット2
1とナット22の位置を入れ替え、ナット21をボルト
20に溶接して固定してもよい。この場合、ナット22
の切欠22aがスリット11a,12a,12bに嵌合
して回転しないことから、ボルト20を回すことで2つ
のナットの間隔が縮まって背板11,12を挟むことに
なり、ボルト20が背板11,12に固定される。
は、このような構造に限られるものではなく、ナット2
1とナット22の位置を入れ替え、ナット21をボルト
20に溶接して固定してもよい。この場合、ナット22
の切欠22aがスリット11a,12a,12bに嵌合
して回転しないことから、ボルト20を回すことで2つ
のナットの間隔が縮まって背板11,12を挟むことに
なり、ボルト20が背板11,12に固定される。
【0015】次に、本実施の形態における板状物の展示
具1の使用方法を説明する。まず、基台10を横にした
状態で、係止部材25を絵皿6よりも外側の位置に配置
する(図4の位置k,m,n)。この時の係止部材25
の高さは、絵皿6よりも高い位置(図5の位置r,s)
とする。すなわち、係止部材25は絵皿6の外方に配置
された状態である。
具1の使用方法を説明する。まず、基台10を横にした
状態で、係止部材25を絵皿6よりも外側の位置に配置
する(図4の位置k,m,n)。この時の係止部材25
の高さは、絵皿6よりも高い位置(図5の位置r,s)
とする。すなわち、係止部材25は絵皿6の外方に配置
された状態である。
【0016】この状態で、絵皿6を基台10の中央に載
置する。次に、ナット21を緩め、ボルト20をスリッ
ト11a,12a,12bに沿って移動させることによ
り、係止部材25を絵皿6方向(矢印o,p,q方向)
に移動させる。そして、係止部材25の細径部25bを
絵皿6の外周部6aの外周側に当接させる。ナット21
を締めることにより、ボルト20は基台10に固定させ
る。次に、係止部材25を回転させ、ボルト20上を矢
印t,u方向に摺動させる。そして、係止部材25の太
径部25aの端面25eを絵皿6の外周部6aの外側に
当接させる。このことにより、絵皿6は、係止部材25
と基台10との間に挟持されたことになる。この状態
で、図6に示すように、釘8に釣止孔11cを掛けるこ
とにより、展示具1は壁wに固定される。
置する。次に、ナット21を緩め、ボルト20をスリッ
ト11a,12a,12bに沿って移動させることによ
り、係止部材25を絵皿6方向(矢印o,p,q方向)
に移動させる。そして、係止部材25の細径部25bを
絵皿6の外周部6aの外周側に当接させる。ナット21
を締めることにより、ボルト20は基台10に固定させ
る。次に、係止部材25を回転させ、ボルト20上を矢
印t,u方向に摺動させる。そして、係止部材25の太
径部25aの端面25eを絵皿6の外周部6aの外側に
当接させる。このことにより、絵皿6は、係止部材25
と基台10との間に挟持されたことになる。この状態
で、図6に示すように、釘8に釣止孔11cを掛けるこ
とにより、展示具1は壁wに固定される。
【0017】大きさの違う絵皿7に変える場合には、ま
ず、前記とは反対に係止部材25を絵皿6から離し、絵
皿6を基台10から取り外す。次に、図1の二点鎖線で
示すように、絵皿7を基台10に載置し、係止部材25
を矢印a,b,cの方向に移動させ、絵皿7の大きさに
対応する位置(位置d,e,d)にする。そして、係止
部材25の細径部25bを絵皿7に当接させる。次に、
図2に示すように、係止部材25を絵皿7の方向(矢印
g,h)に摺動させ、係止部材25の太径部25aの端
面25eを絵皿6の外周部6aの外側に当接させる。こ
のようにして、絵皿6から大きさの違う絵皿7に交換す
る。
ず、前記とは反対に係止部材25を絵皿6から離し、絵
皿6を基台10から取り外す。次に、図1の二点鎖線で
示すように、絵皿7を基台10に載置し、係止部材25
を矢印a,b,cの方向に移動させ、絵皿7の大きさに
対応する位置(位置d,e,d)にする。そして、係止
部材25の細径部25bを絵皿7に当接させる。次に、
図2に示すように、係止部材25を絵皿7の方向(矢印
g,h)に摺動させ、係止部材25の太径部25aの端
面25eを絵皿6の外周部6aの外側に当接させる。こ
のようにして、絵皿6から大きさの違う絵皿7に交換す
る。
【0018】本実施例によれば、絵皿6の外方に配置さ
れた係止部材25は、ボルト20と一体で基台10上を
絵皿6方向に移動可能であると共に、ボルト20に沿っ
て絵皿6方向に摺動可能である。このため、係止部材2
5の位置を変えるだけで、容易に大きさや厚さの異なる
絵皿6に交換することができる。また、それぞれの係止
部材25の位置を個別に設定できることから、絵皿6の
形状は円形に限られるものではなく、例えば長方形の額
や鏡などに板状物であっても展示可能である。
れた係止部材25は、ボルト20と一体で基台10上を
絵皿6方向に移動可能であると共に、ボルト20に沿っ
て絵皿6方向に摺動可能である。このため、係止部材2
5の位置を変えるだけで、容易に大きさや厚さの異なる
絵皿6に交換することができる。また、それぞれの係止
部材25の位置を個別に設定できることから、絵皿6の
形状は円形に限られるものではなく、例えば長方形の額
や鏡などに板状物であっても展示可能である。
【0019】また、係止部材25は壁wに直接支持され
ているのではなく、ボルト20を介して基台10に取り
付けられているため、釘8や受け止め金具30の抜き差
しを必要としない。このため、壁wの外観を損ねること
なく展示されている絵皿6等の板状物を大きさや厚みの
異なる物に交換することができる。
ているのではなく、ボルト20を介して基台10に取り
付けられているため、釘8や受け止め金具30の抜き差
しを必要としない。このため、壁wの外観を損ねること
なく展示されている絵皿6等の板状物を大きさや厚みの
異なる物に交換することができる。
【0020】また、絵皿6を基台10と係止部材25と
の間に挟持しているので、絵皿6の落下の危険が少な
い。尚、係止部材25は木製に限られるものではなく、
絵皿6に傷を付けない程度に保持可能な固さを有してい
るものであればよく、例えば合成樹脂も使用できる。ま
た、絵皿6の底6bの損傷を防止するために、背板11
の表面11dにゴムやウレタンなどのクッション材を貼
付してもよい。
の間に挟持しているので、絵皿6の落下の危険が少な
い。尚、係止部材25は木製に限られるものではなく、
絵皿6に傷を付けない程度に保持可能な固さを有してい
るものであればよく、例えば合成樹脂も使用できる。ま
た、絵皿6の底6bの損傷を防止するために、背板11
の表面11dにゴムやウレタンなどのクッション材を貼
付してもよい。
【0021】また、係止部材25の太径部25aは円盤
状をしていることから、従来の受け止め金具30では金
具の向きを意識する必要があったのに対し、係止部材2
5の回転の向きを意識することなく絵皿6を基台10と
の間に挟持することが可能である。尚、太径部25aと
細径部25bと有する係止部材25により絵皿6の外周
部6aを保持する構造に限られるものではない。例え
ば、係止部材25を円盤状にしておき、絵皿6の最外周
にボルト20を当接させると共に、外周部6aに円盤状
の係止部材25の端面25eを当接させ、絵皿6を挟持
してもよい。この場合、金属製のボルト20を使用する
と絵皿6を傷つけてしまうため、合成樹脂製のボルト2
5を使用するなどの配慮を必要とする。
状をしていることから、従来の受け止め金具30では金
具の向きを意識する必要があったのに対し、係止部材2
5の回転の向きを意識することなく絵皿6を基台10と
の間に挟持することが可能である。尚、太径部25aと
細径部25bと有する係止部材25により絵皿6の外周
部6aを保持する構造に限られるものではない。例え
ば、係止部材25を円盤状にしておき、絵皿6の最外周
にボルト20を当接させると共に、外周部6aに円盤状
の係止部材25の端面25eを当接させ、絵皿6を挟持
してもよい。この場合、金属製のボルト20を使用する
と絵皿6を傷つけてしまうため、合成樹脂製のボルト2
5を使用するなどの配慮を必要とする。
【0022】また、本実施例において、ボルト20はナ
ット21,22により基台10上を移動可能に固定され
ている。しなしながら、ボルト20及び係止部材25を
基台10上を移動可能な構造であればこのような構造に
限られるものではない。
ット21,22により基台10上を移動可能に固定され
ている。しなしながら、ボルト20及び係止部材25を
基台10上を移動可能な構造であればこのような構造に
限られるものではない。
【0023】また、本実施例によれば、ボルト20にナ
ット21,22を螺合してある状態でも、ボルト20を
大径孔11b,12c,12dに移動させることによ
り、ボルト20及び係止部材25を基台10から容易に
取り外すことができる。このため、展示具1を使用しな
いときは、コンパクトに収納可能である。さらに、図7
や図8に示すように、背板6を分割してリベット19を
中心に左右の背板13,14を矢印y1,y2方向に回
転可能な構造とすることにより、基台10を小さく折り
畳んで収納することもできる。また、図8に示すよう
に、背板13,14を逆Y字状に配置することにより、
図1の実施例に比べてより大きな絵皿を保持することも
できる。
ット21,22を螺合してある状態でも、ボルト20を
大径孔11b,12c,12dに移動させることによ
り、ボルト20及び係止部材25を基台10から容易に
取り外すことができる。このため、展示具1を使用しな
いときは、コンパクトに収納可能である。さらに、図7
や図8に示すように、背板6を分割してリベット19を
中心に左右の背板13,14を矢印y1,y2方向に回
転可能な構造とすることにより、基台10を小さく折り
畳んで収納することもできる。また、図8に示すよう
に、背板13,14を逆Y字状に配置することにより、
図1の実施例に比べてより大きな絵皿を保持することも
できる。
【0024】また、埋込ナット25fに代えて、ボルト
孔25cにタップを螺刻してもよく、係止部材25を摺
動させ得る構造であればよい。また、スリット11a,
12a,12bから裏面に突出するボルト25の長さを
調節することにより、係止部材25の位置を調整する構
造であってもよい。
孔25cにタップを螺刻してもよく、係止部材25を摺
動させ得る構造であればよい。また、スリット11a,
12a,12bから裏面に突出するボルト25の長さを
調節することにより、係止部材25の位置を調整する構
造であってもよい。
【0025】また、図9は展示具の他の形態の例を示す
正面図であり、複数の絵皿6を同時に展示するためのも
のである。図9の展示具4は、横方向に平行に配置され
た2本の背板18と、背板18の中央部分同士を連結す
る背板16と、背板16に平行して左右に設けられた背
板17から構成されている。背板17は、背板16と同
様に背板18同士を連結している。背板16,17に
は、上下に2つのスリット16a,16b,17a,1
7bが設けられ、ボルト20を介して係止部材25が固
定されている。背板18には、背板16,17を挟むよ
うにスリット18a,18bが設けられ、ボルト20を
介して係止部材25が固定されている。そして、各背板
16,17,18を連結するリベット19を中心として
配置された3つの係止部材25によって、絵皿6を固定
する。展示具4によれば、複数の絵皿6を同時に展示で
きると共に、大きさや形状の異なる絵皿を同時に展示す
ることが可能である。
正面図であり、複数の絵皿6を同時に展示するためのも
のである。図9の展示具4は、横方向に平行に配置され
た2本の背板18と、背板18の中央部分同士を連結す
る背板16と、背板16に平行して左右に設けられた背
板17から構成されている。背板17は、背板16と同
様に背板18同士を連結している。背板16,17に
は、上下に2つのスリット16a,16b,17a,1
7bが設けられ、ボルト20を介して係止部材25が固
定されている。背板18には、背板16,17を挟むよ
うにスリット18a,18bが設けられ、ボルト20を
介して係止部材25が固定されている。そして、各背板
16,17,18を連結するリベット19を中心として
配置された3つの係止部材25によって、絵皿6を固定
する。展示具4によれば、複数の絵皿6を同時に展示で
きると共に、大きさや形状の異なる絵皿を同時に展示す
ることが可能である。
【0026】
【発明の効果】請求項1及び請求項3の発明によれば、
板状物の外方に配置された係止部材は、突出軸と一体で
基台上を板状物方向に移動可能であると共に、突出軸に
沿って板状物方向に摺動可能である。このため、係止部
材の位置を変えるだけで、容易に大きさや厚さの異なる
板状物に交換することができる。また、係止部材は壁に
直接支持されているのではなく、突出軸を介して基台に
取り付けられているため、壁の外観を損ねることなく大
きさや厚みの異なる板状物に交換することができる。ま
た、請求項1においては板状物を基台と係止部材と突出
軸との間に挟持しており、請求項3においては板状物を
基台と係止部材との間に挟持しているため、板状物の落
下の危険が少ない。
板状物の外方に配置された係止部材は、突出軸と一体で
基台上を板状物方向に移動可能であると共に、突出軸に
沿って板状物方向に摺動可能である。このため、係止部
材の位置を変えるだけで、容易に大きさや厚さの異なる
板状物に交換することができる。また、係止部材は壁に
直接支持されているのではなく、突出軸を介して基台に
取り付けられているため、壁の外観を損ねることなく大
きさや厚みの異なる板状物に交換することができる。ま
た、請求項1においては板状物を基台と係止部材と突出
軸との間に挟持しており、請求項3においては板状物を
基台と係止部材との間に挟持しているため、板状物の落
下の危険が少ない。
【0027】請求項2の発明によれば、係止部材は円盤
状をしていることから、従来のL字状の受け止め金具で
は金具の向きを意識する必要があったのに対し、係止部
材の向きを意識することなく板状物を基台との間に挟持
することが可能である。また、請求項3の係止部材も太
径部と細径部とを有する円柱状であることから、請求項
2と同様な効果を有する。
状をしていることから、従来のL字状の受け止め金具で
は金具の向きを意識する必要があったのに対し、係止部
材の向きを意識することなく板状物を基台との間に挟持
することが可能である。また、請求項3の係止部材も太
径部と細径部とを有する円柱状であることから、請求項
2と同様な効果を有する。
【図1】本発明の板状物の展示具の一例を示す一部を断
面とした正面図である。
面とした正面図である。
【図2】同右側面図である。
【図3】同図1のIII−III線矢視断面図である。
【図4】同使用状態を示す正面図である。
【図5】同図4のV−V線矢視断面図である。
【図6】同使用状態を示す側面図である。
【図7】他の例を示す正面図である。
【図8】さらに他の例を示す正面図である。
【図9】他の形態の例を示す正面図である。
【図10】従来の板状物の展示具を示す正面図である。
【図11】同図10のXI−XI線矢視断面図である。
1,2,3,4・・・展示具 6,7・・・・・・・絵皿 8・・・・・・・・・釘 10,15・・・・・・基台 11,12・・・・・・背板 13,14・・・・・・背板 16,17,18・・・背板 20・・・・・・・・・ボルト 21,22・・・・・・ナット 25・・・・・・・・・係止部材 25a・・・・・・・・太径部 25b・・・・・・・・細径部
Claims (3)
- 【請求項1】絵皿等の板状物の外形寸法より大寸法で該
板状物の裏面を当接保持する基台と、該基台の該板状物
側に突出して設けられ該基台上を移動し得る突出軸と、
該突出軸に支持され該基台と平行に伸びる係止部材とを
備え、該板状物の外方に配置された該突出軸は、該基台
上を該板状物方向に移動して該板状物の外周に当接し、
該突出軸と一体で移動した該係止部材は、該突出軸上を
該板状物方向に摺動して該板状物の外側に当接し、該板
状物を該基台と該突出軸と該係止部材との間に挟持する
ことを特徴とする板状物の展示具。 - 【請求項2】前記係止部材が円盤状であることを特徴と
する請求項1記載の板状物の展示具。 - 【請求項3】絵皿等の板状物の外形寸法より大寸法で該
板状物の裏面を当接保持する基台と、該基台の該板状物
側に突出して設けられ該基台上を移動し得る突出軸と、
該突出軸に支持され、該基台側に設けられた細径部と該
細径部の外側に設けられた太径部とを有する円柱状の係
止部材とを備え、該突出軸と一体で該板状物の外方に配
置された該係止部材は、該基台上を該板状物方向に移動
することにより該細径部が該板状物の外周に当接し、該
係止部材は、該突出軸に沿って該板状物方向に摺動する
ことにより該太径部が該板状物の外側に当接し、該板状
物を該基台と該係止部材との間に挟持することを特徴と
する板状物の展示具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000093488A JP2001275810A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 板状物の展示具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000093488A JP2001275810A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 板状物の展示具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001275810A true JP2001275810A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18608668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000093488A Pending JP2001275810A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 板状物の展示具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001275810A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005114298A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-28 | Citizen Watch Co Ltd | 温度調節装置 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000093488A patent/JP2001275810A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005114298A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-28 | Citizen Watch Co Ltd | 温度調節装置 |
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