JP2001275764A - 多人数用個人ロッカー - Google Patents

多人数用個人ロッカー

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JP2001275764A
JP2001275764A JP2000098004A JP2000098004A JP2001275764A JP 2001275764 A JP2001275764 A JP 2001275764A JP 2000098004 A JP2000098004 A JP 2000098004A JP 2000098004 A JP2000098004 A JP 2000098004A JP 2001275764 A JP2001275764 A JP 2001275764A
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JP
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JP2000098004A
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Miyuki Yamamoto
みゆき 山本
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Itoki Co Ltd
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Itoki Co Ltd
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 オフィス内を手軽に移動でき、しかも、
ある程度の人数でも一緒に使用できる個人ロッカーを大
型テーブルの傍らに配置しておくことができ、また、レ
イアウト変更や、業務内容に応じてオフィス内を簡単に
移動することのできるロッカーであって、複数のチーム
要員が個人用として夫々に同時に使用できる個人用ロッ
カーを提供すること。 【解決手段】 少なくとも両面に錠付きの扉5を有する
個人ロッカーが複数個形成された収納部本体1を具備
し、かつ、キャスタ4等の移動手段を具備させて多人数
が同時に使用できる個人ロッカーを形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオフィス内で自由に
移動させることができると共に、複数人が同時に使用す
ることができるように形成した個人用ロッカーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりオフィス内で自由に移動できる
ように、キャスタを具備したキャビネットなどの収納家
具が知られている。しかし、従来の移動可能な収納家具
は、使い方として複数の者が個々収納部を使用すること
は可能であっても、個々の収納部を個人専用のロッカー
のように使用できるものは、見当らない。
【0003】ところで、最近のオフィス内での執務形態
については、例えば、業務内容に適合するプロジェクト
チームを作り、オフィス内にそのチームで使用するオフ
ィス家具を移動させて前記チームとしての業務を逐行す
る態様が見られるようになった。このような執務形態に
おいては、そのチームを編成する各人の私物等を収納し
ておく個人用ロッカーも、他の家具,什器と同様に移動
できる形態であって、同時に複数の人が利用できるもの
が望ましいが、目下のところ、そのような利便性を具備
した多人数が同時に使用できる個人ロッカーは、市場に
提供されていない。
【0004】また、近年のオフィスでの執務形態とし
て、自分のデスクを持たずに大型のテーブルに自由に座
って業務を行うことが行われており、こうすることによ
って、普段自席を使用することの少ないいわゆる営業マ
ン等の固定デスクを省いて、執務空間の省スペース化を
計ったり、固定席を持たないことから、人の交流が促進
されて知的刺激を受けてより創造的な仕事ができるなど
の利点がある。
【0005】このような執務形態はいわゆるフリーアド
レスやノンテリトリアルと呼ばれているが、デスクの脇
に個人使用のワゴンを運んで来て使用することが多かっ
た。この場合、毎日オフィス内でワゴンをかなりの距離
移動させて仕事をするため、非常に手間がかかり、面倒
であることから、実際にはあまり普及していないという
問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
最近のオフィス内での執務状況に鑑み、オフィス内で業
務内容ごとにチームが編成され、そのチームの各人が業
務上使用する家具や什器類をオフィス内の適宜の場所に
移動させてその業務を逐行するとき、前記家具等と同様
に、オフィス内を手軽に移動でき、しかも、ある程度の
人数でも一緒に使用できる個人ロッカーを大型テーブル
の傍らに配置しておくことができ、また、レイアウト変
更や、業務内容に応じてオフィス内を簡単に移動するこ
とのできるロッカーであって、複数のチーム要員が個人
用として夫々に同時に使用できる個人用ロッカーを提供
することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明ロッカーの一の構成は、少
なくとも両面に錠付きの扉を有する個人ロッカーが複数
個形成された収納部本体を具備し、かつ、キャスタ等の
移動手段を具備させて多人数が同時に使用できる個人ロ
ッカーを形成したことを特徴とするものである。
【0008】本発明ロッカーは上記構成において、収納
部本体を内部が複数の収納部として仕切られ前記を開口
したキャスタを有する筐状の収納部本体の2本を、両本
体の背面において両背面の間に空隙を保持させて背中合
わせに合体させた構造とすることがある。また、各扉の
前面には、メール等の小物を収容できるポケットを形成
する構成を付加することができる。更に、夫々の収納部
本体における各扉は、観音開きタイプに形成すると共
に、観音開きされる左右の扉の前面側を、その両扉で連
続する平面から見て略円弧状をなすように形成すること
もある。
【0009】次に、本発明ロッカーでは、上記構成に加
え、収納部本体の側面に、オープン棚を設ける構成を付
加することもできる。この場合において、取付けられる
棚板の前縁は、前記扉の前面側に付した円弧状と同等曲
率にすると、扉の円弧状の膨らみと相俟って、本発明ロ
ッカー全体を、外見上円筒状に見せる意匠的効果をもた
らす。このため、2本の収納部本体における背面の間の
空隙の外面側には、着脱式の蓋体を取付けることが望ま
しい。
【0010】加えて、本発明ロッカーでは、前記扉やオ
ープン棚が設けられた収納部本体の上面に、前記扉や棚
板に付した曲率と同等の曲率半径を有する天板を載置す
ると、本発明ロッカーにおけるこの天板が打合せテーブ
ル等の天板としても利用できる。
【0011】しかも、上記の天板には、背中合せした2
本の収納部本体の背面に保持された空隙を配線挿通ダク
トとして電源線や通信線を立上げ、各線を接続したコン
セント等のコネクタを埋設するなどして設けることによ
り、この天板上でパソコン等のいわゆるOA機器を接続
して使用できることとなり、利便性は一段と高まる。
【0012】したがって、本発明によれば、少なくとも
両面に錠付きの扉を有する個人ロッカーが複数個形成さ
れ、かつ、キャスタ等の移動手段を具備させて多人数が
同時に使用できる個人ロッカーを形成したことにより、
執務者にかける負担が少なく、このロッカーを中心とし
て人が集まる執務形態をとることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明ロッカーの実施の形態
例について、図を参照しつつ説明する。図1は本発明ロ
ッカーの配置状態の斜視図、図2は図1のロッカーの構
成例を説明するための分解斜視図、図3は天板を設けな
い図1のロッカーの扉を開けた状態の平面図、図4は図
1のロッカーの正面図、図5は図4のロッカーの側面図
である。
【0014】図2において、1は、本発明ロッカーにお
ける収納部本体で、ここでは内部を4つの収納部2に仕
切り、かつ、前面を開放した形式のキャビネット状に形
成した筺体1A,1Bを、それらの背面1a,1bにおいて空隙
3を保持させて背中合せに合体することにより形成され
ている。4はこの本体底部の四隅に設けた移動手段の一
例としての自在キャスタで、移動手段としては固定キャ
スタ、或は、自在球など、本体1を移動可能に支持する
部材であれば足りる。なお、各筺体1A,1Bに形成する収
納部2の数は、使用する筺体1A,1Bの大きさなどに合せ
て、任意に調整可能である。
【0015】5は、収納部本体1を形成する背中合せの
2つの筺体1A,1Bにおいて夫々に区画形成された収納部
2に対し、ここでは一の筺体1A(1B)の各収納部2につ
いて、いわゆる観音開きタイプで開閉されるように取付
けた扉で、ここでは一つの筺体1A(1B)に形成した4つ
の収納部2のそれぞれについて4枚が設けられている。
なお、Kは各扉5に設けられたシリンダ錠などを利用し
た錠前である。
【0016】6は上記における各扉5の前面に設けたポ
ケットで、ここではポケットの前面側を、平面から見て
円弧状に膨出させるため、正面から見て大略L字状をな
すように形成したポケット部材6aをその前面が膨出する
ように弯曲させ、同じ高さの左右の扉5において対称形
をなすように取付けることにより、扉5の前面とポケッ
ト部材6aの背面の間が、メール等の小物を収容できるポ
ケットに形成されている。なお、各ポケット部材6aの下
部は、図に表れないが、各ポケット6における底となる
ように形成されている。上記構成において、同じ高さの
左,右のポケット部材6a,6aは、連続した円弧状をなす
ように膨出形成されている。
【0017】ポケット付の扉5を取付けて背中合せに合
体された2つの筺体1A,1Bによる収納部本体1は、両筺
体1A,1Bの背面1a,1bの間に空隙3が形成されている
が、本発明では、この空隙3の少なくとも側面に、着脱
可能な蓋体7を装着している。蓋体7は、空隙3を配線
ダクトとして利用する場合の配線の引出しなどの取扱
い、或は、見映えを考慮したものである。
【0018】8は上記の収納部本体1の側面に設けたオ
ープン棚で、ここでは合体した筺体1A,1Bの側面に取付
けられる左,右の支柱体8a,8bと、両支柱体8a,8bの間
に架設支持される3枚の棚板8c,8d,8eとにより形成さ
れている。上記の3枚の棚板8c〜8eは、その前縁8fを、
ここでは上記扉5におけるポケット部材6aの膨出曲率と
同等曲率に形成し、本体1に取付けられたとき、前記扉
5におけるポケット6の形態と相俟って、本発明ロッカ
ー全体を、ほぼ円筒状乃至は円柱状に見せる意匠的効果
を発現する。なお、棚板の枚数は任意である。また、本
発明においては、このオープン棚8の部分を、オープン
棚以外の形態の棚、あるいは、ポケット状の収納部とす
ることもある。
【0019】9は、上記のポケット6を有する各扉5、
及び、オープン棚8を設けた収納部本体1の頂面に載置
して設けた、ここでは円形天板で、この天板9の曲率半
径は、前記ポケット6のポケット部材6a、オープン棚8
の各棚板8c〜8eの前縁8fと同じ曲率である。これによっ
て、本発明ロッカーの意匠的特徴である円筒状乃至は円
柱状の印象は、一層増強される。
【0020】10は、上記天板9において、前記本体1に
おける空隙3に通じる部位に設けた電源用或は通信用の
コンセントなどによる接続コネクタであり、このコネク
タ10には、前記空隙3の内部に導入された電源用或は通
信用の配線に接続されている。この構成により、本発明
ロッカーは、その天板10の上でパソコン等や通信用端末
機器などのOA機器を接続して使用することが可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、多人数の
者が個々人のロッカーとして同時に利用できるロッカー
を移動自在に形成したので、最近のチームを組んでオフ
ィス内を適宜移動した場所で逐行される業務形態におけ
るそのチーム要員となった各人が個々に使用するための
個人用ロッカーとしてきわめて好適である。
【0022】また、各扉の前面にポケットを設けたこと
により、各個人あての夫々のメールを、夫々の者が使用
する収納部扉のポケットに投入することができるから、
各人のメールが混同することがなく、合理的である。
【0023】更に、扉のポケットやオープン棚、或は、
天板に夫々に付与した曲率を、同等曲率で形成すること
により、従来ロッカーといえば立方体状の筺体のイメー
ジでしかなかったが、本発明ロッカーでは全体が円筒乃
至は円柱状に見えるので、オフィス内で仮に部屋の中央
にあっても、全く異和感は覚えず、また、周囲のどの部
位からでも天板を利用できるので、打合せテーブル等と
して利用する上でも好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ロッカーの配置状態の斜視図。
【図2】図1のロッカーの構成例を説明するための分解
斜視図。
【図3】天板を設けない図1のロッカーの扉を開けた状
態の平面図。
【図4】図1のロッカーの正面図。
【図5】図4のロッカーの側面図。
【符号の説明】
1 収納部本体 2 各収納部 3 空隙 4 キャスタ 5 扉 6 ポケット 7 蓋体 8 オープン棚 9 天板 10 接続コネクタ K 錠前

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも両面に錠付きの扉を有する個
    人ロッカーが複数個形成された収納部本体を具備し、か
    つ、キャスタ等の移動手段を具備させて多人数が同時に
    使用できる個人ロッカーを形成したことを特徴とする多
    人数用個人ロッカー。
  2. 【請求項2】 少なくとも前後両面が開口されて奥行き
    方向の中間に背面板を設けると共に、前記両開口面側の
    内部を複数の収納部として仕切り、かつ、各収納部の夫
    々に開閉自在の扉を設ける一方、前記背面板と平行に通
    線用の空間を配設して筐状の収納部本体を形成し、この
    収納部本体の底部にキャスタを設けたことを特徴とする
    多人数用個人ロッカー。
  3. 【請求項3】 各扉の前面には、メール等の小物を収容
    できるポケットを形成した請求項1又は2の多人数用個
    人ロッカー。
  4. 【請求項4】 収納部本体における各扉は、観音開きタ
    イプに形成すると共に、観音開きされる左右の扉の前面
    側を、その両扉で連続する平面から見て略円弧状をなす
    ように形成すると共に、棚板の前縁は、前記扉に付した
    円弧状と同等曲率に形成し、かつ、収納部本体の上面
    に、前記扉や棚板に付した曲率と同等の曲率半径を有す
    る天板を載置した請求項1〜3のいずれかの多人数用個
    人ロッカー。
  5. 【請求項5】 収納部本体は、前面を開口して内部を仕
    切った2つの筐体を背中合せにし、その間に空隙を保持
    させて合体した形態にするか、又は、前後両面を開口し
    た一つの筐体の奥行き方向の中間部に、間に空隙を保持
    させて二重の背面板を設けて形成した請求項1〜4のい
    ずれかの多人数用個人ロッカー。
  6. 【請求項6】 収納部本体の側面には、オープン棚を設
    けた請求項1〜5のいずれかの多人数用個人ロッカー。
  7. 【請求項7】 収納部本体の上面に天板を載置し、該天
    板には、背中合せした2本の収納部本体の背面に保持さ
    れた空隙を配線挿通ダクトとして電源線や通信線を立上
    げ、各線を接続したコンセント等のコネクタを埋設する
    などして設けた請求項1〜6のいずれかの多人数用個人
    ロッカー。
JP2000098004A 2000-03-31 2000-03-31 多人数用個人ロッカー Withdrawn JP2001275764A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037772A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Okamura Corp 物品収納什器
CN112336061A (zh) * 2020-11-03 2021-02-09 马秋月 一种空间利用率高的多工位办公电脑桌

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