JP2001275638A - 食品製造装置 - Google Patents

食品製造装置

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JP2001275638A
JP2001275638A JP2000091322A JP2000091322A JP2001275638A JP 2001275638 A JP2001275638 A JP 2001275638A JP 2000091322 A JP2000091322 A JP 2000091322A JP 2000091322 A JP2000091322 A JP 2000091322A JP 2001275638 A JP2001275638 A JP 2001275638A
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Masashi Matsuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分離し易い複数種類の原料を混ぜ合わせて作
った食品材料の分離を防止することができる食品製造装
置を提供すること。 【解決手段】 分離し易い食品材料を貯蔵するストック
タンク12と、前記ストックタンクの前記食品材料を攪
拌する攪拌手段16と、両端が前記ストックタンクに連
結されたパイプ手段20と、前記ストックタンク内の食
品材料を、前記パイプ手段の一端側から他端側に向けて
圧送するポンプ手段22と、前記ポンプ手段によって前
記パイプ手段の一端側から圧送されてきた食品材料を前
記パイプ手段の他端側に向けて送り、前記パイプ手段を
通して循環させる第1状態と、前記ポンプ手段によって
前記パイプ手段の一端側から圧送されてきた食品材料を
前記パイプ手段から排出する第2状態との間で切り換え
可能な切換え手段24とを備えている食品製造装置10
が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品製造装置に関
連し、詳細には、分離し易い食品材料を使用する食品製
造装置に関連する。
【0002】
【従来の技術】分離し易い複数種類の原料を混ぜ合わせ
て作った分離し易い食品材料を使って食品を製造する食
品製造方法がある。
【0003】このような食品製造方法としては、例え
ば、カレー、シチュー等のルウを製造する食品製造方法
がある。このルウ製造方法では、油脂類などの油系原料
と、肉、野菜、果実等の液汁、エキスなどの水系原料と
を混ぜ合わせて作った分離し易いペースト材料を、小麦
粉などの澱粉系原料と油脂系原料とから製造された小麦
粉ルウに加えて、加熱・攪拌することによりルウが製造
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような食品製造で
は、製造する食品の均一性を高めるため等の理由から、
分離し易いペースト材料などの食品材料を、次の工程で
処理するまでの間、分離させずに貯蔵しておくことが必
要となる。このため、混ぜ合わされた食品材料を攪拌装
置を備えたストックタンク内に収容し、この攪拌装置を
作動させておくことより、次の処理工程に送られるまで
の間、分離を防止している。このような構成の製造方法
では、ストックタンク内の食品材料は、ストックタンク
に連結された排出用パイプを通して、必要量が、間欠的
に次の処理工程に送出されている。
【0005】上述したように、ストックタンク内では、
ペースト材料などの分離し易い水食品材料は攪拌装置に
よって攪拌され、その分離が防止されている。しかしな
がら、ストックタンクに連結された排出パイプ内に残留
しているペースト材料などの分離し易い食品材料は、攪
拌装置によって攪拌することができないので、ストック
タンクからの送出が行われていないとき、分離してしま
うという問題がある。
【0006】このような分離は、食品材料に、合成乳化
剤を添加しない場合に、顕著に現れるため、上記問題
は、合成乳化剤を使用しない食品製造工程において特に
深刻である。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、分離し易い複数種類の原料を混ぜ合わせて作っ
た食品材料の分離を防止することができる食品製造装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の発明によれば、分
離し易い食品材料を貯蔵するストックタンクと、前記ス
トックタンクの前記食品材料を攪拌する攪拌手段と、両
端が前記ストックタンクに連結されたパイプ手段と、前
記ストックタンク内の食品材料を、前記パイプ手段の一
端側から他端側に向けて圧送するポンプ手段と、前記ポ
ンプ手段によって前記パイプ手段の一端側から圧送され
てきた食品材料を前記パイプ手段の他端側に向けて送
り、前記パイプ手を通して循環させる第1状態と、前記
ポンプ手段によって前記パイプ手段の一端側から圧送さ
れてきた食品材料を前記パイプ手段から排出する第2状
態との間で切り換え可能な切換え手段とを備えている食
品製造装置が提供される。この切り換え手段には、第2
状態で排出された食品材料の出口となる、下方に向いた
短いパイプなどが取付けられているのが好ましい。
【0009】尚、本明細書において「ストックタンク」
とは、食品材料を一時的に貯蔵しておく機能のみを有す
るもののみならず、投入された食品原料を混合する機能
をも備えたもの、例えば、混合機、ミキサーなども含
む。
【0010】このような構成によれば、ストックタンク
から食品材料を排出しないときには、切り換え手段を第
1状態に切り換えた状態で、ポンプ手段を作動させるこ
とにより、ストックタンク内の食品材料を、パイプ手段
内で循環させておく。即ち、ストックタンク内の食品材
料を、ポンプの圧送作用で、ストックタンクに連結され
たパイプ手段の一端から吸い込み、パイプ手段内を流
し、そして、ストックタンクに連結されたパイプ手段の
他端からストックタンク内に戻す。
【0011】このため、パイプ手段内に食品材料が滞留
即ち停滞することがなく、パイプ手段内で食品材料の分
離が生じにくい。仮に、パイプ手段内で分離が生じたと
しても、パイプ手段内には、常時、食品材料の流れが形
成されているので、分離した原料は、この流れによっ
て、ストックタンクに連結されたパイプ手段の他端から
ストックタンク内に戻され、攪拌手段による攪拌で、混
合した(分離していない)状態に戻される。
【0012】又、ストックタンクから食品材料を排出す
るときには、切り換え手段を第2状態に切り換えた状態
で、ポンプ手段を作動させることにより、ストックタン
ク内の食品材料を、切り換え手段を経て、パイプ手段か
ら排出する。即ち、ストックタンク内の食品材料を、ポ
ンプの圧送作用で、ストックタンクに連結されたパイプ
手段の一端から吸い込み、パイプ手段内を流して切り換
え手段に送り、この切り換え手段を通してパイプ手段か
ら排出する。
【0013】以上のように、このような構成によれば、
パイプ手段内における食品材料の分離に配慮する必要が
ないので、パイプ手段の長さを長くすることが可能とな
る。従って、食品材料の排出口となる切換え手段の配置
位置を自由に設定でき、装置のレイアウトの自由度が増
大する。
【0014】本発明の好ましい態様では、前記切換え手
段が、前記ポンプ手段の下流側でパイプ手段に取付けら
れた切換え弁である。
【0015】本発明の他の好ましい態様では、前記複数
種類の原料が、油系原料および水系原料を含んでいる。
油系原料としては、例えば、ヘッド、ラード等の動物性
油脂又は、綿実油、ナタネ油、オリーブ油等の植物性油
脂等の食用油脂、香味油、香辛料抽出物、食用油脂とと
もに炒めた肉類等のペースト状物等がある。又、水系原
料としては、乳製品、肉・魚介・野菜、果実等の汁液、
エキス、ブイヨンなどがある。
【0016】本願の他の発明によれば、分離し易い食品
材料を貯蔵するストックタンクと、前記ストックタンク
に貯蔵された食品材料を該ストックタンク外を通して循
環させる循環手段と、前記食品材料を、前記循環手段を
通して選択的に排出させる排出手段とを備えている食品
製造装置が提供される。
【0017】このような構成によれば、ストックタンク
から食品材料を排出しないときには、排出手段の作動に
よって、循環手段からストックタンク内の食品材料が排
出されないようにする。この結果、ストックタンク内の
食品材料は、ストックタンク外を循環、即ち、循環手段
によって一旦ストックタンクの外部に出た後、再度、ス
トックタンク内に戻される。循環手段内に食品材料が滞
留即ち停滞することがなく、循環手段内で食品材料の分
離が生じにくい。又、ストックタンクから食品材料を排
出するときには、排出手段の作動によって、循環手段か
らストックタンク内の食品材料を排出する。このよう
に、このような構成によれば、循環手段内における食品
材料の分離に配慮する必要がないので、循環手段の長さ
を長くすることが可能となる。従って、食品材料の排出
口となる排出手段の配置位置を自由に設定でき、装置の
レイアウトの自由度が増大する。
【0018】本発明の好ましい態様では、前記ストック
タンク内の前記食品材料を攪拌する攪拌手段を更に備え
ている。
【0019】このような構成によれば、ストックタンク
内での食品材料の分離が、確実に、防止される。又、仮
に、循環手段内で分離が生じたとしても、循環手段内に
は、常時、食品材料の流れが形成されているので、分離
した原料は、この流れによって、ストックタンク内に戻
され、この攪拌手段によって、分離していない混合状態
に戻される。
【0020】本発明の好ましい態様によれば、循環手段
が、両端が前記ストックタンクに連結されたパイプ手段
と、前記ストックタンク内の食品材料を、前記パイプ手
段の一端から他端に向けて圧送するポンプ手段とを備え
ている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態を詳細に説明する。まず、本発明の好
ましい実施の形態の食品製造装置の構成を説明する。
【0022】図1は、本発明の好ましい実施の形態の食
品製造装置10の概略的な構成を示す模式的な図面であ
る。この食品製造装置10は、カレーなどのルウを製造
するさいに使用される装置であり、油系原料と水系原料
とを混合して、ペースト状の食品材料を作り、これをス
トックしておき、さらに、必要に応じてペースト状食品
材料を小麦粉ルウとの混合が行われる加熱調理釜に送出
する装置である。
【0023】図1に示されているように、食品製造装置
10は、ストックタンク12を備えている。このストッ
クタンク12には、食品原料を投入する開閉自在の投入
口14が上部に設けられている。更に、ストックタンク
12内の底部には、混合翼16が設けられている。この
混合翼16は、ストックタンク12の下方に配置された
モータ18などの駆動機構で、回転させられるように構
成されている。この回転により、投入された食品原料
は、混ぜ合せされるとともに、攪拌され、分離しないよ
うに混合状態を維持される。又、このストックタンク1
2には、加熱調理釜での調理の数バッチ分のペースト状
食品材料が同時に混合され、貯蔵される。尚、ストック
タンク12には、ウォータジャケット(図示せず)が設
けられ、内部の温度を食品原料の混合または混合された
食品材料の貯蔵に適した温度に保つことができるように
構成されている。
【0024】食品製造装置10は、又、両端がストック
タンク12に連結されたパイプ20と、パイプ20に取
付けられたポンプ22とを備えている。ポンプ22は、
ストックタンク12内の食品材料を、パイプ20の一端
側から他端側に向けて、矢印Aで示す方向に圧送するこ
とができる従来型のポンプである。従って、ポンプ22
の作動により、パイプ20内に、ストックタンク12内
の食品材料の定常的な流れが作り出される。即ち、ポン
プ22およびパイプ20(循環手段)により、ストック
タンク12内の食品材料は、ストックタンク外を通して
循環させられることになる。
【0025】パイプ20のポンプ22の下流側には、食
品材料の流れる方向を切り換えることができる切換え弁
24が取付けられている。切換え弁24は、ポンプ22
によってパイプ20の一端側から圧送されてきた食品材
料をパイプ20の他端側に向けて送り、パイプ20を通
して循環させる第1状態と、ポンプ22によってパイプ
20の一端側から圧送されてきた食品材料をパイプ20
から、即ち、食品製造装置10から排出する第2状態と
の間で切り換え可能である。従って、切換え弁24は、
ストックタンク12内の食品材料を選択的に排出させる
排出手段及び排出部としての機能を有する。尚、切換え
弁24は、三方弁などの公知の流路切換え弁である。切
換え弁24には、第2状態で排出された食品材料の出口
となる、下方に向いた排出パイプ26が取付けられてい
る。
【0026】本実施形態の食品製造装置10では、パイ
プ20の経路、および、切換え弁24の取付け位置は、
切換え弁24が、ペースト状食品材料と小麦粉ルウとの
混合を行う加熱調理釜28の上方に位置するように設定
されている。従って、切換え弁24が第2状態をとっ
て、排出パイプ26からペースト状食品材料が流出する
と、ペースト状食品材料は、加熱調理釜28に投入され
る。
【0027】次に、カレールウの製造に使用するペース
ト状食品材料を製造・貯蔵し、更に、小麦粉ルウとの混
合を行う加熱調理釜に送出する場合を例に、食品製造装
置10の作動を説明する。まず、ストックタンク12の
投入口14から、油系原料と水系原料とをストックタン
ク12内に投入する。ここで、油系原料としては、例え
ば、ヘッド、ラード等の動物性油脂又は、綿実油、ナタ
ネ油、オリーブ油等の植物性油脂等の食用油脂、香味
油、香辛料抽出物、食用油脂とともに炒めた肉類等のペ
ースト状物等がある。又、水系原料としては、乳製品、
肉・魚介・野菜、果実等の汁液、エキス、ブイヨンなど
がある。投入する原料の種類は、製造するルウに合わせ
て適宜選択される。上述したように、このストックタン
ク12には、加熱調理釜での調理の数バッチ分のペース
ト状食品材料が同時に混合され、貯蔵されるので、投入
される原料の量は、加熱調理釜での数バッチ分の調理に
必要なペースト状食品材料を作るのに必要な量となる。
【0028】これらの油系原料と水系原料とは、互いに
混ざりにくい原料であり、したがって、これらを混合し
て製造したペースト状食品材料は分離し易い食品材料で
ある。この例では、合成乳化剤を添加しないため、特に
分離が起こりやすい。
【0029】原料を投入しながら又は投入が完了する
と、混合翼16を回転駆動し、投入された原料の混合を
開始する。このとき、ウォータジャケット(図示せず)
に、温水を導入し、ストックタンク12の内部温度を食
品原料の混合に適した温度に維持する。
【0030】混合が完了して、食品原料がペースト状食
品材料となると、切換え弁24を第1状態にした状態
で、ポンプ22を作動させる。ストックタンク12内の
食品材料は、パイプ20の一端から吸い込まれて、パイ
プ20内を流れ、第1状態にある切換え弁24を通り、
パイプ20の他端からストックタンク12に戻る。尚、
混合が完了しても、ストックタンク12内での分離を防
止するため、混合翼16を回転駆動させ続ける。
【0031】加熱調理釜28にペースト状食品材料を投
入する際には、ポンプ22を作動させたまま、切換え弁
24を、所定時間、第2状態に切り換え、パイプ20内
を流れるペースト状食品材料を排出パイプ26から流出
させ、加熱調理釜28に投入する。所定時間経過後、切
換え弁24を第1状態に戻し、パイプ20内を流れるペ
ースト状食品材料の流出を止め、ストックタンク12に
戻るようにする。切換え弁24を第2状態にしておく時
間は、パイプ20内の流量、加熱調理釜28でのペース
ト状食品材料の必要量等に基づいて計算される。
【0032】加熱調理釜28では、第1回目のバッチ処
理が開始され、投入されたペースト状食品材料は、小麦
粉ルウなどと共に加熱攪拌されることになる。
【0033】切換え弁24は、加熱処理釜28での第2
回目のバッチ処理のためにペースト状食品原料を送出す
るまでの間、第1状態に維持される。この期間も、ポン
プ22を作動させて、ストックタンク12内のペースト
状食品材料を、パイプ20内に流し続けさせる。
【0034】加熱処理釜28での第2回目のバッチ処理
のために、ペース状食品原料を送出するときには、前回
と同様に、切換え弁24を第2状態に切り換え、排出パ
イプ26から、必要量のペースト状食品原料を送出す
る。この循環と送出の切換が、ペースト状食品材料がス
トックタンク12内からなくなるまで繰り返される。
尚、切換え弁24の操作は、オペレータが手動操作であ
っても、又は、コンピュータなどの制御装置による自動
操作であってもよい。
【0035】このように、食品製造装置10では、スト
ックタンク12から食品材料を排出しないときにも、切
換え弁24を第1状態に切り換えた状態で、ポンプ22
を作動させておくことにより、ストックタンク12の食
品材料を、パイプ20内に循環させておく。このため、
パイプ20内でペースト状食品材料が滞留即ち停滞する
ことがなく、パイプ20内で食品材料の分離が生じにく
い。又、仮に、パイプ20内で分離が生じたとしても、
パイプ20内には、常時、ペースト状食品材料の流れが
形成されているので、分離した原料は、この流れによっ
て、ストックタンク12内に戻され、混合翼16による
攪拌で、混合した(分離していない)状態に戻される。
従って、パイプ20内における食品材料の分離に配慮す
る必要がないので、パイプ20の長さを長くすることが
可能となり、食品材料の排出口となる切換え弁24、排
出パイプ26の配置位置を自由に設定でき、製造ライ
ン、工場などのレイアウトの自由度が増大する。
【0036】上記実施形態では、食品製造装置10から
排出されたペースト状食品材料が直接、加熱調理釜に投
入される構成であったが、食品製造装置10から排出さ
れたペースト状食品材料を、加熱調理釜での調理の1バ
ッチ分または数分の1バッチ分づつ収容する移動可能な
移送容器に一旦収容し、加熱調理釜まで運び、これに投
入するように構成してもよい。
【0037】又、上記実施形態では、ストックタンク
は、原料を混合するミキサーも兼ねるものであったが、
本発明のストックタンクは、上記実施形態のストックタ
ンクに限定されるものではなく、分離しやすい食品原料
を貯蔵する種々のタンクでも良い。
【0038】更に、上記実施形態では、カレールウ製造
工程で使用される装置を例に発明を説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、他の分離しやすい食
品原料を扱う種々の製造装置にも適用される。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、分離し
易い複数種類の原料を混ぜ合わせて作った食品材料の分
離を防止することができる食品製造装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の好ましい実施の形態の食品
製造装置の概略的な構成を示す模式的な図面である。
【符号の説明】
10:食品製造装置 12:ストックタンク 14:投入口 16:混合翼 20:パイプ 22:ポンプ 24:切換え弁 28:加熱調理釜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離し易い食品材料を貯蔵するストック
    タンクと、 前記ストックタンクの前記食品材料を攪拌する攪拌手段
    と、 両端が前記ストックタンクに連結されたパイプ手段と、 前記ストックタンク内の食品材料を、前記パイプ手段の
    一端側から他端側に向けて圧送するポンプ手段と、 前記ポンプ手段によって前記パイプ手段の一端側から圧
    送されてきた食品材料を前記パイプ手段の他端側に向け
    て送り前記パイプ手段を通して循環させる第1状態と、
    前記ポンプ手段によって前記パイプ手段の一端側から圧
    送されてきた食品材料を前記パイプ手段から排出する第
    2状態との間で切り換え可能な切換え手段とを備えてい
    る食品製造装置。
  2. 【請求項2】 前記切換え手段が、前記ポンプ手段の下
    流側でパイプ手段に取付けられた切換え弁である、請求
    項1に記載の食品製造装置。
  3. 【請求項3】 前記複数種類の原料が、油系原料および
    水系原料を含む請求項1または2に記載の食品製造装
    置。
  4. 【請求項4】 分離し易い食品材料を貯蔵するストック
    タンクと、 前記ストックタンクに貯蔵された食品材料を該ストック
    タンク外を通して循環させる循環手段と、 前記食品材料を、前記循環手段を通して選択的に排出さ
    せる排出手段とを備えている食品製造装置。
  5. 【請求項5】 前記ストックタンク内の前記食品材料を
    攪拌する攪拌手段を更に備えている、請求項4に記載の
    食品製造装置。
  6. 【請求項6】 循環手段が、両端が前記ストックタンク
    に連結されたパイプ手段と、前記ストックタンク内の食
    品材料を、前記パイプ手段の一端から他端に向けて圧送
    するポンプ手段と、を備えている請求項4または請求項
    5に記載の食品製造装置。
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