JP2001275158A - データ通信方式 - Google Patents

データ通信方式

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JP2001275158A
JP2001275158A JP2000084503A JP2000084503A JP2001275158A JP 2001275158 A JP2001275158 A JP 2001275158A JP 2000084503 A JP2000084503 A JP 2000084503A JP 2000084503 A JP2000084503 A JP 2000084503A JP 2001275158 A JP2001275158 A JP 2001275158A
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JP2000084503A
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Hideo Izumi
英男 泉
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各子機に複数台の親機の簡易IDコードを登
録することが可能で、その簡易IDコードを簡単な手段
によって登録することができるデータ通信方式を提供す
る。 【解決手段】 複数台の親機と複数台の子機との間でT
DMA/TDD方式データ通信が行われ、データ通信が
行われる親機と子機との間で、相手側の機器に割り当て
られたIDコードが既登録されているときに正規のデー
タ通信を行うことが可能なデータ通信方式であって、各
親機はそれぞれ複数台の子機に割り当てられたIDコー
ドが登録可能であるとともに、各子機はそれぞれ複数台
の親機に割り当てられたIDコードの登録が可能であ
り、かつ、複数台の親機に割り当てられたIDコードは
それぞれ親機を特定する簡易IDコードからなるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信方式に
係わり、特に、複数台の親機と複数台の子機との間でT
DMA(Time Division Multipl
e Access、時分割マルチプルアクセス)/TD
D(Time Division Duplex、時分
割2重)方式のデータ通信を行う場合に、各子機に複数
台の親機のIDコードが登録可能であり、しかも、その
IDコードが1桁の数字で表されるデータ通信方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、TDMA方式を用いて、複数の
ユーザー間で同時通信を行うものとして、日本において
は、PHS(Personal Handyphone
System、パーソナル ハンディフォン システ
ム)方式が実用化されており、このPHSに対応するも
のとして、欧州、アフリカ、中近東、南アメリカ、オセ
アニア、中国、インド等においては、DECT(Dig
ital Enhanced Cordless Te
lecommunication、デジタル エンハン
スド コードレス テレコミュニケーション)方式が広
範囲に使用されている。
【0003】このDECT方式は、欧州のETSI(E
uropean Telecommunication
Standard Institute、ヨーロピア
ンテレコミュニケーション スタンダード インステチ
ュウト)によって制定された欧州共通の標準無線通信方
式に係わるもので、音声信号の他にデータを伝送させる
ことができるものである。そして、使用される周波数帯
は、欧州においては1.88乃至1.89GHz、南ア
メリカにおいては1.91乃至1.93GHz、中国に
おいては1.90乃至1.92GHzであり、10のチ
ャネルを有し、1チャネル当たり送受信にそれぞれ12
スロットの時分割多重伝送が行われるものである。
【0004】また、DECT方式は、各送受信機器(親
機及び子機)にインターフェースとしてRS−232C
/UART(Universal Ansynchro
nous Receiver Transmitte
r、ユアート)(IEEE準拠)シリアルインターフェ
ースが搭載されていおり、データ通信(通話)を行う場
合に、各送受信機器(親機及び子機)は、送信シリアル
データ(通話情報)をDECTで定められた送信符号化
コードに変換し、予め決められた送信スロットが到来し
たときに、RF(無線周波数)信号として相手側の送受
信機器(親機及び子機)に送信し、一方、予め決められ
た受信スロットが到来したときに、相手側の送受信機器
(親機及び子機)からのRF(無線周波数)信号を受信
すると、そのRF(無線周波数)信号を復調し、受信シ
リアルデータ(通話情報)を得ているものである。
【0005】ここで、図4(a)、(b)は、DECT
方式に用いられる符号化データのフォーマットを示す説
明図であって、1チャネルにおける1フレームのフォー
マットを示すものである。
【0006】図4(a)に示されるように、DECT方
式における符号化データの1フレームは、送信(TX)
に割当てられている00から11までの12スロット
と、受信(RX)に割当てられている12から23まで
の12スロットとからなっており、送信(TX)及び受
信(RX)に対する割当て時間は、それぞれ5ミリ秒
(ms)である。
【0007】この場合、図4(b)に示されるように、
各スロットのデータは、同期を取るためのアイドリング
時間を設定する同期プリアンブルPと、DECTにおけ
る符号化データであることを表す同期ワードSと、通信
相手を特定するためのIDコード及びその他の制御コー
ドを表す識別コードAと、通信データであるデータDA
TAと、パリテイチェックを行うための誤りビットZと
を有している。
【0008】このDECT方式においては、1台の送受
信機器(便宜上、これを親機という)と複数台の送受信
機器(便宜上、これらを子機という)との間で、互いに
相手に割り当てられているIDコードを登録し、互いに
相手側のIDコードの確認を行った後、1台の親機と複
数台、例えば8台の子機をマルチリンクさせて多重通話
を行うことができるもので、1台の親機と複数台の子機
の中のいずれか1台の子機との間で通話を行う度毎に、
通話を行う直前にリンクセットアップ(LINK SE
TUP、通話許可)信号の相互伝送を行なって、相手側
のIDコードと自機に記憶されているIDコードとの一
致を確認し、その相互伝送が行われた直後に通話状態に
入る。一方、親機といずれか1台の子機との間の通話状
態が終了した直後には、リンクリリース(LINK R
EL、通話終了)信号の相互伝送が行われ、そのリンク
を開放するようにしている。そして、リンクセットアッ
プ(LINK SETUP)信号及びリンクリリース
(LINK REL)信号が相互伝送されている間、親
機といずれかの子機との間では、通話を行うことができ
ない状態になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記DECT方式は、
1台の親機と複数台の子機、例えば8台の子機との間
で、互いに相手に割り当てられているIDコードを登録
し合い、互いに相手側のIDコードの確認を行うことに
よって、1台の親機と複数台の子機の中のいずれか1台
の子機との間でデータ通信を行うことができるものであ
る。また、前記DECT方式の中には、家庭用に供する
家庭用DECT方式も知られているが、この家庭用DE
CT方式においても、1台の親機と複数台の子機、例え
ば4台の子機との間で、互いに相手に割り当てられてい
るIDコードを登録し合い、互いに相手側のIDコード
の確認を行うことによって、1台の親機と複数台の子機
の中のいずれか1台の子機との間でデータ通信を行うこ
とができるものである。
【0010】このように、前記DECT方式は、1台の
親機は、複数台の子機、例えば8台または4台の子機に
それぞれ割り当てられているIDコードを登録すること
ができるのに対し、複数台の子機、例えば8台または4
台の子機のそれぞれは、1台の親機に割り当てられてい
るIDコードを登録することができるだけであって、他
の親機に割り当てられているIDコードを重ねて登録す
ることができないことから、他の親機との間でデータ通
信を行うことができない。
【0011】もっとも、複数台の子機、例えば8台また
は4台の子機のそれぞれは、1台の親機に割り当てられ
ているIDコードの登録を抹消し、他の親機に割り当て
られているIDコードを新たに登録すれば、他の親機と
の間でデータ通信を行うことができるようになるが、I
Dコードは、通常、40ビット程度のコードであるた
め、IDコードを登録したり、抹消したりすることにそ
れぞれ煩雑な手順が必要となり、データ通信を行う度
に、いちいちIDコードの登録及び抹消することは実用
的な手段であるということができない。
【0012】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、各子機において複数台の
親機のIDコードを登録することが可能で、そのIDコ
ードを簡単な手段によって登録することができるデータ
通信方式を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係わるデータ通信方式は、複数台の親機と
複数台の子機との間でTDMA/TDD方式データ通信
が行われ、データ通信が行われる親機と子機との間で、
相手側の機器に割り当てられたIDコードが既登録され
ているときに正規のデータ通信を行うことが可能なもの
であって、各親機はそれぞれ複数台の子機に割り当てら
れたIDコードが登録可能であるとともに、各子機はそ
れぞれ複数台の親機に割り当てられたIDコードの登録
が可能であり、かつ、複数台の親機に割り当てられたI
Dコードはそれぞれ親機を特定する簡易IDコードであ
る構成を具備する。
【0014】このような構成を採用することにより、各
子機は複数台の親機に割り当てられたIDコードをそれ
ぞれ登録することができるため、既登録されているID
コードの抹消及び新たなIDコード再登録を行うことな
く、複数台の親機のいずれかとの間でデータ通信を行う
ことができるものであり、その上に、複数台の親機に割
り当てられたIDコードが簡易IDコードであるので、
各子機に複数台の親機に割り当てられた簡易IDコード
の登録を行うことが可能になって、各子機毎に複数台の
親機との間でデータ通信を行うことができる。
【0015】前記構成において、各子機へ簡易IDコー
ドの登録を行う際に、ホスト装置からデータ通信を行う
親機の簡易IDコードを得ることによって行うことが好
適である。
【0016】このような構成にすれば、各子機へ簡易I
Dコードの登録作業を著しく簡素化することができ、操
作作業性能に優れたデータ通信方式を得ることができ
る。
【0017】また、前記構成において、各子機が簡易I
Dコードの登録を行った後で、親機の簡易IDコードを
送信しているチャネル及びスロットを検索し、検索でき
たときそのチャネルのスロットを受信できるように設定
するようにしていることが好ましい。
【0018】このような構成にすれば、各子機と各親機
との間でデータ通信を安易に行うことが可能になり、融
通性のあるデータ通信方式にすることができる。
【0019】さらに、前記構成において、簡易IDコー
ドを1桁の数字に対応するコードにすることが好適であ
る。
【0020】このような構成にすれば、これまでのよう
にIDコードとして40ビット程度のものを用いる必要
がないので、各子機に複数の簡易IDコードを登録する
ことが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0022】図1は、本発明によるデータ通信方式に用
いられる送受信機器の一つの実施の形態を示すもので、
送受信機器の要部構成を示すブロック図であり、この送
受信機器の構成部分は親機及び子機に共通である。
【0023】図1に示されるように、この送受信機器
は、供給された送信シリアルデータDSを送信する送信
スロットの時間割当てを行い、出力される受信シリアル
データDRを受信する受信スロットの時間割当てを行う
送受信スロット制御部1と、送信シリアルデータDSを
符号化してTDMA/TDD方式送信符号化データを形
成する符号化部2と、送信符号化データをRF(無線周
波数)信号の送信信号として相手側に送信する送信部3
と、相手側が送信したRF(無線周波数)信号を受信
し、ベースバンド信号に変換する受信部4と、ベースバ
ンド信号を受信符号化データに復調する復調部5と、各
部を制御する制御部6と、データ通信を行う相手側の送
受信機器に割り当てられたIDコードが登録されるID
コード登録部7とを具備している。
【0024】そして、送受信スロット制御部1は、送信
シリアルデータ出力端が符号化部2の送信シリアルデー
タ入力端に接続され、受信シリアルデータ入力端が復調
部5の受信シリアルデータ出力端に接続される。また、
送受信スロット制御部1は、送信シリアルデータ入力端
及び受信シリアルデータ出力端が、それぞれ、送信シリ
アルデータDSを出力し、受信シリアルデータDRを受
ける図示されていない信号処理部に接続されている。送
信部3は、送信符号化データ入力端が符号化部2の送信
符号化データ出力端に接続され、RF信号出力端が図示
されていない送受信アンテナに接続される。受信部4
は、RF信号入力端が前記送受信アンテナに接続され、
ベースバンド信号出力端が復調部5のベースバンド信号
入力端に接続される。制御部6は、送受信スロット制御
部1の制御端、符号化部2の制御端、復調部5の制御
端、IDコード登録部7にそれぞれ接続される。
【0025】前記構成によるこの実施の形態による送受
信機器は、次のように動作する。データ送信を行う際
は、図示されていない信号処理部から送信シリアルデー
タDSが出力される。この送信シリアルデータDSは、
送受信スロット制御部1において、図4(a)に図示さ
れている送信(TX)用スロット00、01、……、1
1の中の1つのスロット、例えばスロット00に割当て
られ、このスロット00の割当て時間内に送信シリアル
データDSが送信されるように、送受信スロット制御部
1から符号化部2に供給される。符号化部2は、供給さ
れた送信シリアルデータDSを符号化してTDMA/T
DD方式送信符号化データを形成し、形成した送信符号
化データを送信部3に供給する。送信部3は、この送信
符号化データをRF(無線周波数)信号に周波数変換し
て送信RF信号を形成し、形成した送信RF信号を所定
レベルに増幅した後、図示されていない送受信アンテナ
に供給し、この送受信アンテナから通信の相手側となる
送受信機器に向けて送信される。
【0026】また、データ受信を行う際は、通信の相手
側の送受信機器から、図4(a)に図示されている受信
(RX)用スロット12、13、… …、23の中の1
つのスロット、例えばスロット12の割当て時間に送信
されたRF信号が送受信アンテナで受信されると、受信
部4は、送受信アンテナで受信した受信RF信号を周波
数変換してベースバンド信号に変換し、得られたベース
バンド信号を復調部5に供給する。復調部5は、このベ
ースバンド信号を復調して受信符号化データを再生し、
図1に図示されているような、1スロット受信符号化デ
ータとして送受信スロット制御部1に供給する。このと
き、送受信スロット制御部1は、供給された受信符号化
データを受信シリアルデータDRに変換し、変換された
受信シリアルデータDRを図示されていない信号処理部
に供給する。信号処理部は、供給された受信シリアルデ
ータDRを処理する。
【0027】次に、任意の2台の送受信機器間におい
て、1台の送受信機器(以下、この機器を便宜上親機と
いう)に対し、他のいずれかの送受信機器(以下、この
機器を便宜上子機という)から通話要求(データ通信の
要求)があった場合の動作について説明する。親機は、
子機から送信された通話要求信号を受信すると、制御部
6においてその通話要求信号中のフィールドAに含まれ
ているIDコード及び制御データを抽出し、抽出したI
Dコードが既登録されているIDコードである場合、そ
の制御データを用いて子機宛てのリンクセットアップ信
号を形成する。そして、親機は、形成したリンクセット
アップ信号を子機に向けて送信し、これを受けた子機は
直ちにリンクセットアップ信号を親機側に送信し、親機
と子機との間がリンクセットアップ状態に設定される。
【0028】このとき、親機が他の子機との間で未だ通
話中であれば、子機は、リンクセットアップ状態で通話
待機になり、親機が他の子機との通話が終了または中断
したとき、親機と子機との間で通話回線確認の信号を授
受を行った後、親機と子機とが通話状態に入るものであ
る。
【0029】ところで、この実施の形態による送受信機
器は、子機に親機のIDコードを登録する場合、IDコ
ードとして1桁の数字に対応する簡易IDコードを用い
ており、しかも、それぞれの子機に複数の親機の簡易I
Dコードを登録することができるものである。
【0030】ここで、図2は、子機に親機の簡易IDコ
ードが登録される際の登録処理経緯を示す説明図であ
る。また、図3(a)、(b)は、図2に示された簡易
IDコードの登録処理経緯を具体的に表した説明図であ
って、図3(a)に図示された図表の後部に、図3
(b)に図示された図表の前部が接続されるものであ
る。図3(a)、(b)において、横軸は時間であり、
また、横方向に示されている括弧内の数字はスロット番
号を表し、縦方向に示されている数字はチャネル番号を
表している。なお、説明の便宜上、1台の子機に登録さ
れる簡易IDコード数は4つであるとする。図2及び図
3(a)、(b)に図示の説明図を用い、子機に親機の
簡易IDコードを登録する際の動作経緯について説明す
る。
【0031】図2及び図3(a)に示されるように、ス
テップS1において、最初のスロット(1)の到来時
に、ホスト機器(図1に図示なし)から最初の親機を表
す親機番号、例えば0番(No.0)が出力され、子機
はこの親機番号、例えば0番(No.0)を入力する。
【0032】ステップS2において、次のスロット
(2)の到来時に、子機は、入力した親機番号、例えば
0番(No.0)に対応する簡易IDコードを抽出す
る。
【0033】ステップS3において、その次のスロット
(3)の到来時に、子機は、抽出した簡易IDコードを
自己のIDコード登録部7に転送して登録する。
【0034】ステップS4において、その次のスロット
(4)の到来時に、子機は、受信周波数を1つのチャネ
ル、例えば0チャネルの搬送周波数に設定する。
【0035】ステップS5において、その次のスロット
(5)の到来時に、子機は、連続する3つのスロットを
順次スキャンし、前記簡易IDコードを含んだものがあ
るかをサーチする。そして、前記簡易IDコードを含ん
だものがないとき、受信周波数を他の1つのチャネル、
例えば1チャネルの搬送周波数に設定し、前述の場合と
同様に、連続する3つのスロットを順次スキャンし、前
記簡易IDコードを含んだものがあるかをサーチする。
このとき、前記簡易IDコードを含んだものがないと
き、受信周波数をさらに他の1つのチャネル、例えば2
チャネルの搬送周波数に設定し、同様に、連続する3つ
のスロットを順次スキャンし、前記簡易IDコードを含
んだものがあるかをサーチする。このときも、前記簡易
IDコードを含んだものがないとき、受信周波数をさら
に他の1つのチャネル、例えば3チャネルの搬送周波数
に設定し、同様に、連続する3つのスロットを順次スキ
ャンし、前記簡易IDコードを含んだものがあるかをサ
ーチする。
【0036】ステップS6において、直前の連続する3
つのスロットの最後のスロットの到来時に、子機は、前
記簡易IDコードを含んだスロットをサーチできた場
合、このチャネル、例えば3チャネルとこのスロットを
受信チャネル及び受信スロットに設定する。この後、前
記スロットに連続する数スロットの到来時に、子機は、
ホスト機器から親機番号の変更、例えば0番(No.
0)から1番(No.1)への変更要求があるまで、親
機からの呼出しを待つ。
【0037】ステップS7において、子機は、この1フ
レーム(第1フレームという)の最後のスロット(7)
の到来時になっても、親機からの呼出しがない場合、次
の1フレーム(第2フレームという)に移行する。
【0038】第2フレームにおいては、図2及び図3
(a)、(b)に示されるように、ステップS1におい
て、最初のスロット(1)の到来時に、ホスト機器から
次の親機を表す親機番号、例えば1番(No.1)が出
力され、子機はこの親機番号、例えば1番(No.1)
を入力する。
【0039】ステップS2において、次のスロット
(2)の到来時に、子機は、入力した親機番号、例えば
1番(No.1)に対応する簡易IDコードを抽出す
る。
【0040】ステップS3において、その次のスロット
(3)の到来時に、子機は、抽出した簡易IDコードを
自己のIDコード登録部7に転送して登録する。
【0041】ステップS4において、その次のスロット
(4)の到来時に、子機は、受信周波数を1つのチャネ
ル、例えば0チャネルの搬送周波数に設定する。
【0042】ステップS5において、その次のスロット
(5)の到来時に、子機は、連続する3つのスロットを
順次スキャンし、前記簡易IDコードを含んだものがあ
るかをサーチする。そして、前記簡易IDコードを含ん
だものがないとき、受信周波数を他の1つのチャネル、
例えば1チャネルの搬送周波数に設定し、前述の場合と
同様に、連続する3つのスロットを順次スキャンし、前
記簡易IDコードを含んだものがあるかをサーチする。
このとき、前記簡易IDコードを含んだものがないと
き、受信周波数をさらに他の1つのチャネル、例えば2
チャネルの搬送周波数に設定し、同様に、連続する3つ
のスロットを順次スキャンし、前記簡易IDコードを含
んだものがあるかをサーチする。このときも、前記簡易
IDコードを含んだものがないとき、受信周波数をさら
に他の1つのチャネル、例えば3チャネルの搬送周波数
に設定し、同様に、連続する3つのスロットを順次スキ
ャンし、前記簡易IDコードを含んだものがあるかをサ
ーチする。その後、前記簡易IDコードを含んだものが
ないとき、受信周波数をさらに他の1つのチャネル、例
えば4チャネルの搬送周波数に設定し、同様に、連続す
る3つのスロットを順次スキャンし、前記簡易IDコー
ドを含んだものがあるかをサーチする。
【0043】ステップS6において、直前の連続する3
つのスロットの最後のスロットの到来時に、子機は、前
記簡易IDコードを含んだスロットをサーチできた場
合、このチャネル、例えば4チャネルとこのスロットを
受信チャネル及び受信スロットに設定する。この後、前
記スロットに連続する数スロットの到来時に、子機は、
ホスト機器から親機番号の変更、例えば1番(No.
1)から2番(No.2)への変更要求があるまで、親
機からの呼出しを待つ。
【0044】ステップS7において、子機は、第2フレ
ームの最後のスロットの到来時になっても、親機からの
呼出しがない場合、次の1フレーム(第3フレーム)に
移行する。
【0045】第3フレームにおいては、図2及び図3
(b)に示されるように、ステップS1において、最初
のスロット(1)の到来時に、ホスト機器から次の親機
を表す親機番号、例えば2番(No.2)が出力され、
子機はこの親機番号、例えば2番(No.2)を入力す
る。
【0046】ステップS2において、次のスロット
(2)の到来時に、子機は、入力した親機番号、例えば
2番(No.2)に対応する簡易IDコードを抽出す
る。
【0047】ステップS3において、その次のスロット
(3)の到来時に、子機は、抽出した簡易IDコードを
自己のIDコード登録部7に転送して登録する。
【0048】ステップS4において、その次のスロット
(4)の到来時に、子機は、受信周波数を1つのチャネ
ル、例えば0チャネルの搬送周波数に設定する。
【0049】ステップS6において、直前の連続する3
つのスロットの最後のスロットの到来時に、子機は、前
記簡易IDコードを含んだスロットをサーチできた場
合、このチャネル、例えば0チャネルとこのスロットを
受信チャネル及び受信スロットに設定する。この後、前
記スロットに連続する数スロットの到来時に、子機は、
ホスト機器から親機番号の変更、例えば2番(No.
2)から3番(No.3)への変更要求があるまで、親
機からの呼出しを待つ。
【0050】ステップS7において、子機は、第3フレ
ームの最後のスロットの到来時になっても、親機からの
呼出しがない場合、次の1フレーム(第4フレーム)に
移行する。
【0051】第4フレームにおいては、図2及び図3
(b)に示されるように、ステップS1において、最初
のスロット(1)の到来時に、ホスト機器から次の親機
を表す親機番号、例えば3番(No.3)が出力され、
子機はこの親機番号、例えば3番(No.3)を入力す
る。
【0052】ステップS2において、次のスロット
(2)の到来時に、子機は、入力した親機番号、例えば
2番(No.2)に対応する簡易IDコードを抽出す
る。
【0053】ステップS3において、その次のスロット
(3)の到来時に、子機は、抽出した簡易IDコードを
自己のIDコード登録部7に転送して登録する。
【0054】ステップS4において、その次のスロット
(4)の到来時に、子機は、受信周波数を1つのチャネ
ル、例えば0チャネルの搬送周波数に設定する。
【0055】ステップS5において、その次のスロット
(5)の到来時に、子機は、連続する3つのスロットを
順次スキャンし、前記簡易IDコードを含んだものがあ
るかをサーチする。そして、前記簡易IDコードを含ん
だものがないとき、受信周波数を他の1つのチャネル、
例えば1チャネルの搬送周波数に設定し、前述の場合と
同様に、連続する3つのスロットを順次スキャンし、前
記簡易IDコードを含んだものがあるかをサーチする。
このとき、前記簡易IDコードを含んだものがないと
き、受信周波数をさらに他の1つのチャネル、例えば2
チャネルの搬送周波数に設定し、同様に、連続する3つ
のスロットを順次スキャンし、前記簡易IDコードを含
んだものがあるかをサーチする。
【0056】ステップS6において、直前の連続する3
つのスロットの最後のスロットの到来時に、子機は、前
記簡易IDコードを含んだスロットをサーチできた場
合、このチャネル、例えば2チャネルとこのスロットを
受信チャネル及び受信スロットに設定する。この後、前
記スロットに連続する数スロットの到来時に、子機は、
ホスト機器から親機番号の変更、例えば3番(No.
3)から0番(No.0)への変更要求があるまで、親
機からの呼出しを待つ。
【0057】ステップS7において、子機は、第4フレ
ームの最後のスロットの到来時になっても、親機からの
呼出しがない場合、次の1フレーム(第1フレーム)に
移行する。
【0058】このような動作経緯が繰り返し実行され、
子機のIDコード登録部7に4つの親機、例えば親機番
号0番(No.0)から3番(No.3)までの4つの
親機の簡易IDコードがそれぞれ登録された場合、これ
ら4つの親機からの呼出しの待ち受けが可能になる。な
お、IDコード登録部7に4つの親機の簡易IDコード
がそれぞれ登録されているとき、ホスト機器から新たな
親機番号が入力されると、最先の簡易IDコードが消去
され、新たな親機番号の簡易IDコードが登録される。
【0059】このように、本実施の形態によるデータ通
信方式によれば、複数台の親機に割り当てられたIDコ
ードを簡易IDコードにしているので、各子機に複数台
の親機に割り当てられた簡易IDコードをそれぞれ登録
することが可能になり、各子機毎に複数台の親機との間
でデータ通信を行うことができる。そして、各子機へ簡
易IDコードの登録作業も、著しく簡素化することがで
き、操作作業性能に優れたデータ通信方式を得ることが
できる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各子機
は複数台の親機に割り当てられたIDコードをそれぞれ
登録することができるため、既登録されているIDコー
ドの抹消及び新たなIDコード再登録を行うことなく、
複数台の親機のいずれかとの間でデータ通信を行うこと
ができるものであって、この場合、複数台の親機に割り
当てられたIDコードが簡易IDコードであるので、各
子機に複数台の親機に割り当てられた簡易IDコードの
登録を行うことが可能になり、各子機毎に複数台の親機
との間でデータ通信を行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ通信方式に用いられる送受
信機器の一つの実施の形態を示すもので、送受信機器の
要部構成を示すブロック図である。
【図2】子機に親機の簡易IDコードが登録される際の
登録処理経緯を示す説明図である。
【図3】図2に図示の簡易IDコードの登録処理経緯を
具体的に表した説明図である。
【図4】DECT方式に用いられる符号化データのフォ
ーマットを示す説明図であって、1チャネルにおける1
フレームのフォーマットを示すものである。
【符号の説明】
1 送受信スロット制御部 2 符号化部 3 送信部 4 受信部 5 復調部 6 制御部 7 IDコード登録部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の親機と複数台の子機との間でT
    DMA/TDD方式データ通信が行われ、データ通信が
    行われる親機と子機との間で、相手側の機器に割り当て
    られたIDコードが既登録されているときに正規のデー
    タ通信を行うことが可能なデータ通信方式であって、前
    記各親機はそれぞれ前記複数台の子機に割り当てられた
    IDコードが登録可能であるとともに、前記各子機はそ
    れぞれ前記複数台の親機に割り当てられたIDコードの
    登録が可能であり、かつ、前記複数台の親機に割り当て
    られたIDコードはそれぞれ親機を特定する簡易IDコ
    ードであることを特徴とするデータ通信方式。
  2. 【請求項2】 前記各子機への前記簡易IDコードの登
    録は、ホスト装置からデータ通信を行う親機の簡易ID
    コードを得ることによって行われるものであることを特
    徴とする請求項1に記載のデータ通信方式。
  3. 【請求項3】 前記各子機は、前記簡易IDコードの登
    録を行った後、前記親機の簡易IDコードを送信してい
    るチャネル及びスロットを検索し、検索できたときその
    チャネルのスロットを受信できるように設定しているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のデータ通信方式。
  4. 【請求項4】 前記簡易IDコードは、1桁の数字に対
    応するコードであることを特徴とする請求項1乃至3に
    記載のデータ通信方式。
JP2000084503A 2000-03-24 2000-03-24 データ通信方式 Withdrawn JP2001275158A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015162899A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 無線通信システム及び通信機

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