JP2001274078A - 温調装置、デバイス製造装置およびデバイス製造方法 - Google Patents
温調装置、デバイス製造装置およびデバイス製造方法Info
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Landscapes
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 半導体露光装置等における温調装置の洗浄を
容易にする。 【解決手段】 基板を所定の温度に調節するための温調
装置において、基板を吸着可能な温調チャックと、装置
本体の温度調節が可能な温調プレートを分離して着脱可
能とする。基板を吸着する機構としては、温調チャック
の基板を載置する面に減圧手段に導通する開口を設け、
この開口からの吸引力により基板を吸着する構成が挙げ
られる。このとき、開口と減圧手段を連絡する真空ライ
ンが温調プレートを介した構成にすることにより温調チ
ャックと温調プレートを容易に着脱することができる。
以上の構成により、ゴミの付着が多くなったとき、チャ
ックのみを外すことができるため、容易に洗浄すること
が可能となる。
容易にする。 【解決手段】 基板を所定の温度に調節するための温調
装置において、基板を吸着可能な温調チャックと、装置
本体の温度調節が可能な温調プレートを分離して着脱可
能とする。基板を吸着する機構としては、温調チャック
の基板を載置する面に減圧手段に導通する開口を設け、
この開口からの吸引力により基板を吸着する構成が挙げ
られる。このとき、開口と減圧手段を連絡する真空ライ
ンが温調プレートを介した構成にすることにより温調チ
ャックと温調プレートを容易に着脱することができる。
以上の構成により、ゴミの付着が多くなったとき、チャ
ックのみを外すことができるため、容易に洗浄すること
が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板の温度を一定に
コントロールするための温調装置並びに該温調装置を用
いたデバイス製造装置およびデバイス製造方法に関す
る。
コントロールするための温調装置並びに該温調装置を用
いたデバイス製造装置およびデバイス製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体露光装置では、露光光源を原版で
あるレチクルに照射し、その照射されたレチクルのパタ
ーンの像を基板(ウエハ)上のフォトレジストに投影し
て露光する。
あるレチクルに照射し、その照射されたレチクルのパタ
ーンの像を基板(ウエハ)上のフォトレジストに投影し
て露光する。
【0003】LSIの製造を行うためには、何種類もの
レチクルのパターンを基板上に露光することになる。し
たがって、同じ基板の同じ位置に別の種類のレチクルパ
ターンを露光することになるので、基板上のアライメン
トマークとレチクルのアライメントマークの位置決めを
行なった後に露光が行われる。
レチクルのパターンを基板上に露光することになる。し
たがって、同じ基板の同じ位置に別の種類のレチクルパ
ターンを露光することになるので、基板上のアライメン
トマークとレチクルのアライメントマークの位置決めを
行なった後に露光が行われる。
【0004】ここで具体的に半導体露光装置にウエハが
搬入されてから露光終了し、ウエハが搬出されるまでの
流れを図3で説明する。
搬入されてから露光終了し、ウエハが搬出されるまでの
流れを図3で説明する。
【0005】ウエハ4は、通常コータデベロッパー15
(以下C/Dと呼ぶ)でレジスト塗布後、インタフェー
ス16(以下I/Fと呼ぶ)を通ってから半導体露光装
置40のINポート17に搬入される。ここから搬送ロ
ボット1により、ウエハ4をオリエンテーションフラッ
ト検知ステーション(以降OFSステーションと呼ぶ)
に搬送し、ここでオリエンテーションフラット4aの位
置合わせが行われる。この位置合わせには、ウエハ4を
PAチャック8で保持した後PAθステージ7によって
ウエハ4を回転させながらウエハ4のエッジの位置をP
A光学系9〜11によって検出し、オリエンテーション
フラット4aの位置および、ウエハ4の偏心量を演算
し、PAXステージ5,PAYステージ6,PAθステ
ージ7によって所定位置に位置決めする。この動作をオ
リエンテーションフラット検知(以降オリ検)と呼ぶ。
(以下C/Dと呼ぶ)でレジスト塗布後、インタフェー
ス16(以下I/Fと呼ぶ)を通ってから半導体露光装
置40のINポート17に搬入される。ここから搬送ロ
ボット1により、ウエハ4をオリエンテーションフラッ
ト検知ステーション(以降OFSステーションと呼ぶ)
に搬送し、ここでオリエンテーションフラット4aの位
置合わせが行われる。この位置合わせには、ウエハ4を
PAチャック8で保持した後PAθステージ7によって
ウエハ4を回転させながらウエハ4のエッジの位置をP
A光学系9〜11によって検出し、オリエンテーション
フラット4aの位置および、ウエハ4の偏心量を演算
し、PAXステージ5,PAYステージ6,PAθステ
ージ7によって所定位置に位置決めする。この動作をオ
リエンテーションフラット検知(以降オリ検)と呼ぶ。
【0006】その後ウエハ4を、不図示の基板搬送手段
によって、ウエハチャック12まで搬送する。この後、
ウエハ4およびレチクル(不図示)上の不図示のアライ
メントマーク二つを不図示のアライメントスコープによ
って、アライメント動作を行う。その後、所望の重ね合
わせ精度でウエハ4を露光する。露光が終了すると、搬
送ロボット1により、OUTポート18にウエハを戻
す。OUTポート18上のウエハ4はI/F16を通り
C/D15に運ばれ、そこで現像処理が行われる。
によって、ウエハチャック12まで搬送する。この後、
ウエハ4およびレチクル(不図示)上の不図示のアライ
メントマーク二つを不図示のアライメントスコープによ
って、アライメント動作を行う。その後、所望の重ね合
わせ精度でウエハ4を露光する。露光が終了すると、搬
送ロボット1により、OUTポート18にウエハを戻
す。OUTポート18上のウエハ4はI/F16を通り
C/D15に運ばれ、そこで現像処理が行われる。
【0007】通常上記の流れでレジスト塗布、露光、現
像までが行われるが、INポート17とOUTポート1
8の代わりにキャリア2,3からの搬送もある。これは
キャリア2,3に人がレジスト塗布したウエハ4をセッ
トしてから露光を行い、露光終了後キャリア2,3を現
像工程に持っていって現像を行う。
像までが行われるが、INポート17とOUTポート1
8の代わりにキャリア2,3からの搬送もある。これは
キャリア2,3に人がレジスト塗布したウエハ4をセッ
トしてから露光を行い、露光終了後キャリア2,3を現
像工程に持っていって現像を行う。
【0008】このような流れで露光が行われるが、現
在、露光時の焼き付け線幅は0.2μm以下になってき
ている。この場合のアライメント精度はnmオーダーで
行われる。この露光では基板の温度の変化によって、熱
膨張が発生する。熱膨張が発生すると、ウエハの倍率が
変わって所定の精度で回路パターンを焼き付けすること
ができなくなる。
在、露光時の焼き付け線幅は0.2μm以下になってき
ている。この場合のアライメント精度はnmオーダーで
行われる。この露光では基板の温度の変化によって、熱
膨張が発生する。熱膨張が発生すると、ウエハの倍率が
変わって所定の精度で回路パターンを焼き付けすること
ができなくなる。
【0009】このため、半導体露光装置ではチャンバー
内部の温度を所定温度からの変動量0.1℃以下の精度
でコントロールするため、温度コントロールされたエア
ーが流れている。
内部の温度を所定温度からの変動量0.1℃以下の精度
でコントロールするため、温度コントロールされたエア
ーが流れている。
【0010】また、キャリアを半導体露光装置にセット
してここからウエハを搬入して露光される場合と、コー
タデベロッパーと接続して一枚一枚半導体露光装置に搬
入する場合のいずれの場合においても所定温度からの変
動量が0.1℃以下となるようにコントロールされた基
板を搬入することは難しい。半導体露光装置に搬入され
るウエハの温度は所定温度と比較して0.1℃より高い
温度、例えば数℃温度の高い基板が搬入される場合があ
る。このためウエハの温度を冷却する装置が考えられて
いる。
してここからウエハを搬入して露光される場合と、コー
タデベロッパーと接続して一枚一枚半導体露光装置に搬
入する場合のいずれの場合においても所定温度からの変
動量が0.1℃以下となるようにコントロールされた基
板を搬入することは難しい。半導体露光装置に搬入され
るウエハの温度は所定温度と比較して0.1℃より高い
温度、例えば数℃温度の高い基板が搬入される場合があ
る。このためウエハの温度を冷却する装置が考えられて
いる。
【0011】図4において19は基板の温度を冷却する
ための冷却プレートである。この中には冷却水循環部2
2により温度管理した冷却水が循環しているため基板4
の熱を冷却水によって取り出すことが可能である。最初
に基板を支持ピン20に載せた後、上下動アクチュエー
タ21によって基板4を冷却プレート19に載置し、基
板4の冷却が終了すると上下動アクチュエータ21によ
って基板4をアップして搬送可能な状態にする。この
後、露光が行われるとウエハ倍率の問題は解決される。
ための冷却プレートである。この中には冷却水循環部2
2により温度管理した冷却水が循環しているため基板4
の熱を冷却水によって取り出すことが可能である。最初
に基板を支持ピン20に載せた後、上下動アクチュエー
タ21によって基板4を冷却プレート19に載置し、基
板4の冷却が終了すると上下動アクチュエータ21によ
って基板4をアップして搬送可能な状態にする。この
後、露光が行われるとウエハ倍率の問題は解決される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷却装置を使用すると以下のような欠点がある。ウエハ
の冷却を一定期間行っていると必ず冷却プレートにはご
みが付着してくる。このごみは冷却プレートに載せる以
前からウエハを介して運び込まれる場合と、装置内から
ゴミが発生して冷却プレートに付着する場合がある。一
端ごみが冷却プレートに付着するとゴミの少ないウエハ
にゴミが移り、この後露光ステーションのウエハチャッ
クに吸着して露光する場合にチャックとウエハの間にゴ
ミが挟み込まれ、ウエハの平坦度が悪くなり、チップの
歩留まりが悪くなってしまう。このため冷却プレートを
洗浄することが必要となるが、従来例のような構成の冷
却プレートでは一体構造のため装置から外して洗浄する
ことが非常に時間がかかりメンテナンス性が悪い。
冷却装置を使用すると以下のような欠点がある。ウエハ
の冷却を一定期間行っていると必ず冷却プレートにはご
みが付着してくる。このごみは冷却プレートに載せる以
前からウエハを介して運び込まれる場合と、装置内から
ゴミが発生して冷却プレートに付着する場合がある。一
端ごみが冷却プレートに付着するとゴミの少ないウエハ
にゴミが移り、この後露光ステーションのウエハチャッ
クに吸着して露光する場合にチャックとウエハの間にゴ
ミが挟み込まれ、ウエハの平坦度が悪くなり、チップの
歩留まりが悪くなってしまう。このため冷却プレートを
洗浄することが必要となるが、従来例のような構成の冷
却プレートでは一体構造のため装置から外して洗浄する
ことが非常に時間がかかりメンテナンス性が悪い。
【0013】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、容易に洗浄が可能な温調装置並びに該温調装置を
用いたデバイス製造装置およびデバイス製造方法を提供
することを目的とする。
決し、容易に洗浄が可能な温調装置並びに該温調装置を
用いたデバイス製造装置およびデバイス製造方法を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するため、本発明は、基板を所定の温度に調節するた
めの温調装置において、基板を吸着可能な温調チャック
と、本体の温度調節が可能な温調プレートを分離し、着
脱可能にしたことを特徴とする。上記構成によって、ゴ
ミの付着が多くなったとき、チャックのみを外すことが
できるため、容易に洗浄することが可能となる。
成するため、本発明は、基板を所定の温度に調節するた
めの温調装置において、基板を吸着可能な温調チャック
と、本体の温度調節が可能な温調プレートを分離し、着
脱可能にしたことを特徴とする。上記構成によって、ゴ
ミの付着が多くなったとき、チャックのみを外すことが
できるため、容易に洗浄することが可能となる。
【0015】基板の温度調節は、温調プレートにペルチ
ェ素子と、ペルチェ素子から伝えられる熱を放熱する手
段と、基板の温度を検知するための温度センサとを設
け、温度センサで検知した基板温度に基づいてペルチェ
素子によりプレート表面の温度を調節することにより行
うことができる。この温度センサとしては、例えば、温
調プレート表面、温調チャック表面または基板表面の近
傍の温度を計測し、その計測値に基づいて基板の温度を
算出するものが挙げられる。
ェ素子と、ペルチェ素子から伝えられる熱を放熱する手
段と、基板の温度を検知するための温度センサとを設
け、温度センサで検知した基板温度に基づいてペルチェ
素子によりプレート表面の温度を調節することにより行
うことができる。この温度センサとしては、例えば、温
調プレート表面、温調チャック表面または基板表面の近
傍の温度を計測し、その計測値に基づいて基板の温度を
算出するものが挙げられる。
【0016】ここで、駆動機構により複数の支持ピンを
上方へ駆動し、支持ピンにより基板を下方より支持する
構成とすることによって、基板を温調チャック上に載置
している場合に、基板と温調チャックを非接触にするこ
とができる。この場合、支持ピンは温調プレートと温調
チャックを重ねて貫通し、その下方に設けた駆動機構に
より上下駆動する構成とすればよい。ピンで形成した温
調チャックはピンチャックと呼ばれ、ピンの高さは、通
常、0.001mmから0.05mmである。
上方へ駆動し、支持ピンにより基板を下方より支持する
構成とすることによって、基板を温調チャック上に載置
している場合に、基板と温調チャックを非接触にするこ
とができる。この場合、支持ピンは温調プレートと温調
チャックを重ねて貫通し、その下方に設けた駆動機構に
より上下駆動する構成とすればよい。ピンで形成した温
調チャックはピンチャックと呼ばれ、ピンの高さは、通
常、0.001mmから0.05mmである。
【0017】温調チャックの熱容量は、温調プレートの
熱容量よりも小さいものとするのが好ましく、それによ
り温調プレートからの熱量を敏感に基板へ伝えることが
できる。
熱容量よりも小さいものとするのが好ましく、それによ
り温調プレートからの熱量を敏感に基板へ伝えることが
できる。
【0018】基板を吸着する機構としては、温調チャッ
クの基板を載置する面に減圧手段に導通する開口を設
け、この開口からの吸引力により基板を吸着する構成が
挙げられる。このとき、開口と減圧手段を連絡する真空
ラインが温調プレートを介した構成にすることにより、
温調チャックと温調プレートとを容易に着脱することが
できる。
クの基板を載置する面に減圧手段に導通する開口を設
け、この開口からの吸引力により基板を吸着する構成が
挙げられる。このとき、開口と減圧手段を連絡する真空
ラインが温調プレートを介した構成にすることにより、
温調チャックと温調プレートとを容易に着脱することが
できる。
【0019】また、本発明のデバイス製造装置および製
造方法は、原版のパターンを基板上に露光転写して半導
体デバイスを製造する場合の露光転写時に、基板が所望
の温度となるように、チャンバーの外部にあるコータデ
ベロッパー等から基板を受け取るためのステーションで
上記本発明の温調装置により基板の温度を調節すること
を特徴とする。
造方法は、原版のパターンを基板上に露光転写して半導
体デバイスを製造する場合の露光転写時に、基板が所望
の温度となるように、チャンバーの外部にあるコータデ
ベロッパー等から基板を受け取るためのステーションで
上記本発明の温調装置により基板の温度を調節すること
を特徴とする。
【0020】本発明において、目標とする基板温度は、
例えば、露光ステージで基板を載置するためのウエハチ
ャックの温度に一致させるように調節する。したがっ
て、この場合は、ウエハチャックの温度を計測し、この
計測値を温調装置にフィードバックする機構を設けるこ
とが好ましい。
例えば、露光ステージで基板を載置するためのウエハチ
ャックの温度に一致させるように調節する。したがっ
て、この場合は、ウエハチャックの温度を計測し、この
計測値を温調装置にフィードバックする機構を設けるこ
とが好ましい。
【0021】
【実施例】(実施例1)本実施例の温調装置を図1を用
いて説明する。図1の温調装置は、図3を参照すると半
導体露光装置40にあるC/D15とのI/F16から
の受け入れ部のINポート部17に設けている。半導体
露光装置内においてこの部分は一つ前のウエハが露光が
終了するまで待機しているため温調装置をこの部分に設
けると温調時間が十分とれるため好ましい。
いて説明する。図1の温調装置は、図3を参照すると半
導体露光装置40にあるC/D15とのI/F16から
の受け入れ部のINポート部17に設けている。半導体
露光装置内においてこの部分は一つ前のウエハが露光が
終了するまで待機しているため温調装置をこの部分に設
けると温調時間が十分とれるため好ましい。
【0022】ここで温調チャック24と温調プレート2
5について説明する。温調チャック24はピンチャック
となっており、ゴミがウエハ4との接触部にたまらない
ようにしている。また、基板4の熱を温調チャック24
に伝えるために、ピンの高さを数十μmにして接触熱抵
抗をできるだけ小さくしている。この温調チャック24
はその下に構成した温調プレート25とは分離可能なよ
うに不図示のビスで止められている。このビスの代わり
に真空、磁気等の吸着手段で固定しても良い。また、温
調チャック24と温調プレート25の間には熱伝導性の
良い材料、例えばグラファイトシート、シリコーンゴム
等を挟むのが好ましい。
5について説明する。温調チャック24はピンチャック
となっており、ゴミがウエハ4との接触部にたまらない
ようにしている。また、基板4の熱を温調チャック24
に伝えるために、ピンの高さを数十μmにして接触熱抵
抗をできるだけ小さくしている。この温調チャック24
はその下に構成した温調プレート25とは分離可能なよ
うに不図示のビスで止められている。このビスの代わり
に真空、磁気等の吸着手段で固定しても良い。また、温
調チャック24と温調プレート25の間には熱伝導性の
良い材料、例えばグラファイトシート、シリコーンゴム
等を挟むのが好ましい。
【0023】また、温調プレート25は任意の温度にコ
ントロールが可能なようにペルチェ素子26を複数個配
置している。このペルチェ素子26はプレート上面の温
度コントロールを行っており、温度センサ27の温度を
フィードバックしこの温度が常に設定値になるようにコ
ントローラ部29から制御をかけている。ここでは温調
プレート25の内部に温度センサ27を設けたが、温調
チャック24の内部に設けても良いし、非接触温度計に
よって基板の温度を計測しても良い。基板の温度を非接
触温度計で計測しない場合には温度センサ部の温度と基
板の温度は温度差Δtがあるため、あらかじめこの温度
差Δtを計測しておいてこの分の補正をかけて基板の温
度を所望の温度にする。
ントロールが可能なようにペルチェ素子26を複数個配
置している。このペルチェ素子26はプレート上面の温
度コントロールを行っており、温度センサ27の温度を
フィードバックしこの温度が常に設定値になるようにコ
ントローラ部29から制御をかけている。ここでは温調
プレート25の内部に温度センサ27を設けたが、温調
チャック24の内部に設けても良いし、非接触温度計に
よって基板の温度を計測しても良い。基板の温度を非接
触温度計で計測しない場合には温度センサ部の温度と基
板の温度は温度差Δtがあるため、あらかじめこの温度
差Δtを計測しておいてこの分の補正をかけて基板の温
度を所望の温度にする。
【0024】ペルチェ素子26の下側の熱は冷却水循環
部28からの冷却媒体によって取り除くことができるよ
うに、温調プレート25の内部に配管34が通ってい
る。また、温調チャック24の熱容量は温調プレート2
5の熱容量に対して十分小さくして、基板4からの熱を
すぐに温調プレート25側に伝えるようにする。
部28からの冷却媒体によって取り除くことができるよ
うに、温調プレート25の内部に配管34が通ってい
る。また、温調チャック24の熱容量は温調プレート2
5の熱容量に対して十分小さくして、基板4からの熱を
すぐに温調プレート25側に伝えるようにする。
【0025】この構成により基板4の温度を温調チャッ
ク24を介して温調プレート25でコントロールするこ
とができる。
ク24を介して温調プレート25でコントロールするこ
とができる。
【0026】温度コントロールに関しては以下の二つの
方法がある。 温度の高いウエハ4が載せられた場合には一端所定
温度より低い温度まで下げた後に再び所定の温度にする
ようにペルチェ素子の温度をコントロールする。 温度センサーが常に一定温度になるようにペルチェ
素子をコントロールする。
方法がある。 温度の高いウエハ4が載せられた場合には一端所定
温度より低い温度まで下げた後に再び所定の温度にする
ようにペルチェ素子の温度をコントロールする。 温度センサーが常に一定温度になるようにペルチェ
素子をコントロールする。
【0027】次にウエハが温調装置に搬入されてから、
温度調節が終わり搬出されるまでの流れを説明する。ウ
エハはI/F側からの不図示のフィンガーによって支持
ピン23に搬入される。次にこのウエハ4を温調チャッ
ク24に載せるため上下動アクチュエータ30によって
下側に駆動されウエハ4が温調チャック24に吸着され
る。温調チャック24には真空(VAC)源31からの
VACラインがあるため真空吸着される。ウエハ4を温
調チャック24に載せた後、ウエハ4の温度が所望の温
度になったら、温調チャック24の吸着を解除し、上下
動アクチュエータ30を上方に移動して支持ピン23上
でウエハ4を保持する。この状態で温調チャック24と
ウエハ4の間には一定の間隔がある。次に搬送ロボット
1によってOFSステーションにウエハ4を運び位置決
めが終了したら露光ステーションで露光を行い搬送ロボ
ット1によりOUTポート18にウエハ4を置く。この
次に、C/D15とのI/F16のフィンガーによって
C/D15側にウエハを搬送して現像が行われる。
温度調節が終わり搬出されるまでの流れを説明する。ウ
エハはI/F側からの不図示のフィンガーによって支持
ピン23に搬入される。次にこのウエハ4を温調チャッ
ク24に載せるため上下動アクチュエータ30によって
下側に駆動されウエハ4が温調チャック24に吸着され
る。温調チャック24には真空(VAC)源31からの
VACラインがあるため真空吸着される。ウエハ4を温
調チャック24に載せた後、ウエハ4の温度が所望の温
度になったら、温調チャック24の吸着を解除し、上下
動アクチュエータ30を上方に移動して支持ピン23上
でウエハ4を保持する。この状態で温調チャック24と
ウエハ4の間には一定の間隔がある。次に搬送ロボット
1によってOFSステーションにウエハ4を運び位置決
めが終了したら露光ステーションで露光を行い搬送ロボ
ット1によりOUTポート18にウエハ4を置く。この
次に、C/D15とのI/F16のフィンガーによって
C/D15側にウエハを搬送して現像が行われる。
【0028】温調装置上にごみが付着した場合には温調
チャック24の部分を温調プレート25から分離して温
調チャック24のみ洗浄することによってごみを除去で
きる。以上のような構成にすれば、容易に温調チャック
の洗浄が可能になる。
チャック24の部分を温調プレート25から分離して温
調チャック24のみ洗浄することによってごみを除去で
きる。以上のような構成にすれば、容易に温調チャック
の洗浄が可能になる。
【0029】(実施例2)次に、第二の実施例につい
て、図2によって説明する。図2に示す本実施例の装置
は図1に示す実施例1の装置に加えてウエハチャック3
3の中に設けた温度センサ32および温度サンサ32か
らコントローラ部までのケーブルが設けられている。実
施例1と同じ部分の説明は省略する。
て、図2によって説明する。図2に示す本実施例の装置
は図1に示す実施例1の装置に加えてウエハチャック3
3の中に設けた温度センサ32および温度サンサ32か
らコントローラ部までのケーブルが設けられている。実
施例1と同じ部分の説明は省略する。
【0030】半導体露光装置において露光を行う場合に
は、露光のエネルギーによってウエハ4の温度が上昇
し、ウエハ4を保持しているウエハチャック38も温度
上昇が発生する。したがって、露光枚数によって僅かな
がらウエハチャック33の温度が変化していく。温調装
置における温度設定はウエハチャック33の温度にする
ことが好ましいため、ウエハチャック33の温度を温度
センサ31で計測し、この温度をコントローラ部29で
管理しこの温度になるように基板の温度調節をペルチェ
素子26により行う。上記以外は実施例1と同様なので
説明を省略する。
は、露光のエネルギーによってウエハ4の温度が上昇
し、ウエハ4を保持しているウエハチャック38も温度
上昇が発生する。したがって、露光枚数によって僅かな
がらウエハチャック33の温度が変化していく。温調装
置における温度設定はウエハチャック33の温度にする
ことが好ましいため、ウエハチャック33の温度を温度
センサ31で計測し、この温度をコントローラ部29で
管理しこの温度になるように基板の温度調節をペルチェ
素子26により行う。上記以外は実施例1と同様なので
説明を省略する。
【0031】以上により、ウエハチャック33の温度が
僅かに変動しても常にウエハチャック33に搭載する時
の基板の温度をウエハチャック33の温度に合わせるこ
とが可能になる。
僅かに変動しても常にウエハチャック33に搭載する時
の基板の温度をウエハチャック33の温度に合わせるこ
とが可能になる。
【0032】(デバイス製造方法の実施例)次に、上記
説明した半導体露光装置を利用したデバイス製造方法の
実施例を説明する。図5は、微小デバイス(ICやLS
I等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘ
ッド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステ
ップ1(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計したパターンを
形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを
製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次
のステップ5(組立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4
によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する
工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディ
ング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を
含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された
半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検
査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。
説明した半導体露光装置を利用したデバイス製造方法の
実施例を説明する。図5は、微小デバイス(ICやLS
I等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘ
ッド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステ
ップ1(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行な
う。ステップ2(マスク製作)では設計したパターンを
形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを
製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼
ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラ
フィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次
のステップ5(組立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4
によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する
工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディ
ング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を
含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された
半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検
査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。
【0033】図6は上記ウエハプロセス(ステップ4)
の詳細なフローを示す。ステップ11(酸化)ではウエ
ハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウ
エハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形
成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステ
ップ14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込
む。ステップ15(レジスト処理)ではウエハにレジス
トを塗布する。ステップ16(露光)では上記説明した
露光装置または露光方法によってマスクの回路パターン
をウエハの複数のショット領域に並べて焼付露光する。
ステップ17(現像)では露光したウエハを現像する。
ステップ18(エッチング)では現像したレジスト像以
外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)で
はエッチングが済んで不要となったレジストを取り除
く。これらのステップ11〜19を繰り返し行なうこと
によって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成され
る。
の詳細なフローを示す。ステップ11(酸化)ではウエ
ハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウ
エハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形
成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステ
ップ14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込
む。ステップ15(レジスト処理)ではウエハにレジス
トを塗布する。ステップ16(露光)では上記説明した
露光装置または露光方法によってマスクの回路パターン
をウエハの複数のショット領域に並べて焼付露光する。
ステップ17(現像)では露光したウエハを現像する。
ステップ18(エッチング)では現像したレジスト像以
外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)で
はエッチングが済んで不要となったレジストを取り除
く。これらのステップ11〜19を繰り返し行なうこと
によって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成され
る。
【0034】本実施例の生産方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度のデバイスを低コストに製造す
ることができる。
造が難しかった高集積度のデバイスを低コストに製造す
ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の構成によって、温調チャックと温
調プレートが分離可能となるため、ごみ付着時の温調プ
レートの洗浄が容易になりメンテナンス性が向上する。
調プレートが分離可能となるため、ごみ付着時の温調プ
レートの洗浄が容易になりメンテナンス性が向上する。
【0036】また、ウエハチャックの温度を温調装置に
フィードバックすることにより、ウエハチャックの温度
が僅かに変動しても常に基板の温度をウエハチャックの
温度にすることが可能になる。
フィードバックすることにより、ウエハチャックの温度
が僅かに変動しても常に基板の温度をウエハチャックの
温度にすることが可能になる。
【図1】 実施例1の装置を説明する図である。
【図2】 実施例2の装置を説明する図である。
【図3】 半導体露光装置とC/D,I/F部を説明す
る図である。
る図である。
【図4】 従来例の冷却プレートを説明する図である。
【図5】 本発明の半導体製造装置を利用できるデバイ
ス製造方法を示すフローチャートである。
ス製造方法を示すフローチャートである。
【図6】 図7中のウエハプロセスの詳細なフローチャ
ートである。
ートである。
1:搬送ロボット、2,3:キャリア、4:基板(ウエ
ハ)、4a:オリエンテーションフラット、5:PAX
ステージ、6:PAYステージ、7:PAθステージ、
8:PAチャック、9〜11:PA光学系、12,3
3:ウエハチャック、13:Xステージ、14:Yステ
ージ、15:C/D(コータデベロッパー)、16:I
/F(コータデベロッパーのインタフェース)、17:
INポート、18:OUTポート、19:冷却プレー
ト、20,23:支持ピン、21,30:上下動アクチ
ュエータ、22,28:冷却水循環部、24:温調チャ
ック、25:温調プレート、26:ペルチェ素子、2
7,32:温度センサ、29:コントローラ部、31:
VAC源。
ハ)、4a:オリエンテーションフラット、5:PAX
ステージ、6:PAYステージ、7:PAθステージ、
8:PAチャック、9〜11:PA光学系、12,3
3:ウエハチャック、13:Xステージ、14:Yステ
ージ、15:C/D(コータデベロッパー)、16:I
/F(コータデベロッパーのインタフェース)、17:
INポート、18:OUTポート、19:冷却プレー
ト、20,23:支持ピン、21,30:上下動アクチ
ュエータ、22,28:冷却水循環部、24:温調チャ
ック、25:温調プレート、26:ペルチェ素子、2
7,32:温度センサ、29:コントローラ部、31:
VAC源。
Claims (10)
- 【請求項1】 基板を所定の温度に調節するための温調
装置において、前記基板を吸着可能な温調チャックと、
装置本体の温度調節が可能な温調プレートを分離し、着
脱可能にしたことを特徴とする温調装置。 - 【請求項2】 前記温調プレートがペルチェ素子と、ペ
ルチェ素子から伝えられる熱を放熱する手段と、前記基
板の温度を検知するための温度センサとを具備する請求
項1記載の温調装置。 - 【請求項3】 前記温度センサは、前記温調プレート表
面、前記温調チャック表面または前記基板表面の近傍の
温度を計測し、その計測値に基づいて前記基板の温度を
検知するものである請求項2記載の温調装置。 - 【請求項4】 前記基板を前記温調チャック上に載置す
る場合に、前記基板を下方より支持する複数の支持ピン
およびこの支持ピンを上下駆動するための駆動機構を具
備する請求項1記載の温調装置。 - 【請求項5】 前記温調チャックの上面における前記支
持ピンのギャップが0.001mmから0.05mmで
あることを特徴とする請求項4記載の温調装置。 - 【請求項6】 前記温調チャックの熱容量が前記温調プ
レートの熱容量よりも小さいことを特徴とする請求項1
記載の温調装置。 - 【請求項7】 前記温調チャックが、前記基板を載置す
る面に減圧手段に導通する開口を有し、この開口からの
吸引により前記基板を吸着することを特徴とする請求項
1記載の温調装置。 - 【請求項8】 原版のパターンを基板上に露光転写する
露光ステージおよび前記露光ステージを収容するチャン
バーを具備し、半導体デバイスを製造するためのデバイ
ス製造装置において、前記チャンバーの外部から基板を
受け取るためのステーションに請求項1〜7に記載の温
調装置を設置することを特徴とするデバイス製造装置。 - 【請求項9】 前記露光ステージで前記基板を載置する
ためのウエハチャックの温度を計測し、この計測した温
度に基づいて前記温調装置の温度の設定値を前記ウエハ
チャックの温度に合わせる手段を有することを特徴とす
る請求項8記載のデバイス製造装置。 - 【請求項10】 原版のパターンを基板上に露光転写し
て半導体デバイスを製造するデバイス製造方法におい
て、前記基板の露光転写に先立って、その基板を請求項
1〜7に記載の温調装置により所定の温度に調節するこ
とを特徴とするデバイス製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000088996A JP2001274078A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 温調装置、デバイス製造装置およびデバイス製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000088996A JP2001274078A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 温調装置、デバイス製造装置およびデバイス製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001274078A true JP2001274078A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=18604803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000088996A Pending JP2001274078A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 温調装置、デバイス製造装置およびデバイス製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001274078A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006339303A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Nikon Corp | 露光装置、露光方法及びデバイスの製造方法 |
JP2008235535A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Sokudo:Kk | 基板搬送装置および熱処理装置 |
JP2011023716A (ja) * | 2009-07-13 | 2011-02-03 | Asml Netherlands Bv | 熱伝達アセンブリ、リソグラフィ装置および製造方法 |
JP2017191927A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | キヤノン株式会社 | 温調装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法 |
JP2020077882A (ja) * | 2020-01-31 | 2020-05-21 | 株式会社日立ハイテク | プラズマ処理装置 |
JP2022077543A (ja) * | 2020-11-12 | 2022-05-24 | ハイソル株式会社 | チャックユニット及びチャックユニットの温度制御方法 |
-
2000
- 2000-03-28 JP JP2000088996A patent/JP2001274078A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006339303A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Nikon Corp | 露光装置、露光方法及びデバイスの製造方法 |
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US8383990B2 (en) | 2007-03-20 | 2013-02-26 | Sokudo Co., Ltd. | Substrate transport apparatus and heat treatment apparatus |
JP2011023716A (ja) * | 2009-07-13 | 2011-02-03 | Asml Netherlands Bv | 熱伝達アセンブリ、リソグラフィ装置および製造方法 |
JP2012114472A (ja) * | 2009-07-13 | 2012-06-14 | Asml Netherlands Bv | 熱伝達アセンブリ、リソグラフィ装置および製造方法 |
JP2017191927A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | キヤノン株式会社 | 温調装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法 |
JP2020077882A (ja) * | 2020-01-31 | 2020-05-21 | 株式会社日立ハイテク | プラズマ処理装置 |
JP7018978B2 (ja) | 2020-01-31 | 2022-02-14 | 株式会社日立ハイテク | プラズマ処理装置 |
JP2022077543A (ja) * | 2020-11-12 | 2022-05-24 | ハイソル株式会社 | チャックユニット及びチャックユニットの温度制御方法 |
US11486895B2 (en) | 2020-11-12 | 2022-11-01 | HiSOL, Inc. | Chuck unit and method for controlling temperature of the chuck unit |
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