JP2001273889A - アルカリ蓄電池用ニッケル極及びその製造方法 - Google Patents

アルカリ蓄電池用ニッケル極及びその製造方法

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Kazuhiro Fujisawa
千浩 藤澤
Takuya Tamagawa
卓也 玉川
Yoichiro Shibata
陽一郎 柴田
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温での充電特性に優れ、製造コストがさほ
ど嵩まないアルカリ蓄電池用ニッケル極を提供するこ
と。 【解決手段】 コバルトが固溶された水酸化ニッケル層
とイットリウム保持層とから活物質が構成されている。
そして、活物質中のコバルトの固溶量は、活物質中の全
ニッケルに対して金属モル比換算で0.5〜3%であり、イ
ットリウムの保持量は、活物質中の全ニッケルに対し
て、金属モル比換算で0.3〜5%である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ蓄電池用
ニッケル極及びその製造方法に関し、特に、活物質の改
良に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のアルカリ蓄電池
用ニッケル極を用いたアルカリ蓄電池では、充電反応と
酸素ガス発生反応とが電位的に近接しており、高温下で
は酸素過電圧(本明細書では充電反応と酸素ガス発生反
応の電位差という意味で用いる。)が低下するため、充
電効率が低下する問題を有していた。
【0003】この高温での充電効率の低下を抑制するた
め、酸素過電圧を増大させる以下の手法が提案されてい
る。
【0004】この一つとして水酸化ニッケル中にコバル
トを固溶する方法が従来より行われているが、この方法
ではコバルトを多量に固溶させると作動電圧が低下し、
そればかりか、コバルトは高価であるので製造コストも
嵩んでしまう。
【0005】また、特開平11-73957号には、ニ
ッケル極内部に、ニッケルとコバルトとイットリウムと
を万遍なく混在させる技術が開示されているが、この技
術では、高温での充電効率向上の効果がさほど得られな
い。
【0006】また、特開平10-125318号には、
水酸化ニッケル活物質粒子にMg、Ca、Al、Sr、
などからなる群と、Co、Mnからなる群のなかの元素
を固溶させた独立の結晶である表層部を設ける手法が開
示されている。しかし、実際には、エネルギー密度を低
下させないという観点から、ニッケル以外の活物質をで
きるだけ少なくする必要がある。また、Mg、Ca、A
l、Sr、などからなる群のなかの元素を固溶させるだ
けで高温での充電効率低下を抑制でき、Co、Mnなど
の元素を固溶させる必要はない。更に、表面層におい
て、コバルトを水酸化ニッケル活物質に固溶すると作動
電圧が低下するので、使用するのは望ましいとは言えな
い。
【0007】また、特開平10-149821号には、
表面にCa、Tiなどを高濃度に含み、内部にAl、V
などを高濃度に含むというように表面と内部とで組成を
異ならせて活物質を形成する手法が開示されている。し
かし、表面層は、ニッケルが主成分であるので、添加剤
の効果があまりなく、高温での充電効率向上の効果がさ
ほど得られない。
【0008】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、高温での充電特性に優れ、製造コス
トがさほど嵩まないアルカリ蓄電池用ニッケル極及びそ
の製造方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述したようにニッケル
極中にコバルト、及びCa、Al、Sr、Sc、Y、及
びランタノイド系元素を配合する方法は従来から提案さ
れているが、発明者らは、鋭意検討した結果、より安価
で、かつアルカリ蓄電池に適用した場合、高温時の充電
効率低下を抑制し、作動電圧の高いニッケル極を得るた
めには、それらの配合位置及び配合量を規定する必要性
があることを見出した。
【0010】即ち、コバルトはニッケル活物質中に固溶
させることによって、充電効率を向上させることができ
るが、その反面、作動電圧の低下、又、用いる量によっ
ては製造コストの上昇という問題が残り、高温特性、作
動電圧、及び製造コスト、各要素に対する要求のバラン
スを取るのは難しい。
【0011】また、Ca、Al、Sr、Sc、Y、及び
ランタノイド系元素は、必ずしも、ニッケルと固溶させ
なくても、電解液と活物質との界面に存在すれば、全体
としてより少ない量でこれらの元素の持つ酸素過電圧を
上昇させる作用を発揮させることができる。つまり、こ
れらの元素は、活物質の表面部分に保持させる必要があ
る。
【0012】一方、活物質表面に保持させるCa、A
l、Sr、Sc、Y、及びランタノイド系元素を多量に
用いれば酸素過電圧は上昇するが、これらの元素は、充
放電反応には直接関与せず、むしろ抵抗成分として働
き、また、エネルギー密度の観点からも、あまり多くす
ることは実際上望ましくない。
【0013】そこで、活物質表面へのCa、Al、S
r、Sc、Y、及びランタノイド系元素の保持量は、活
物質中の全ニッケル含有量に対して、金属モル比換算で
0.3〜5%の範囲に規定することが望ましい。
【0014】ここで、Ca、Al、Sr、Sc、Y、及
びランタノイド系元素などを活物質表面に保持させる形
態としては2種類が考えられ、一つは、水酸化ニッケル
の表面に前記元素を他の化合物と固溶させることなく保
持させるものであり、別な一つは、水酸化ニッケルの表
面に前記元素の化合物と他の元素の化合物との共析層を
設けることで、他の化合物と固溶状態とするものであ
る。
【0015】活物質表面にCa、Al、Sr、Sc、
Y、及びランタノイド系元素をニッケルと固溶させる場
合には、固溶させることなく保持させる場合と比べて、
これらの固溶した元素が電解液と接触し難くなる。従っ
て、活物質中の全ニッケル含有量に対して、金属モル比
換算で0.3〜5%の範囲に規定した上で、より効率的
に、当該元素を電解液との界面に存在させるために、活
物質中の表面部分の全金属に対して、金属モル比換算で
20%以上に規定することが望ましい。
【0016】このように、活物質の表面にCa、Al、
Sr、Sc、Y、及びランタノイド系元素からなる層を
設けた場合、コバルトの固溶量を減少させても高温下で
の充電効率低下を抑制することができる。この観点か
ら、コバルト固溶量を活物質中(ニッケル化合物を主体
としたもの)のニッケル含有量に対して、金属モル比換
算で0.5〜3%の範囲に規定することで、高温時の充電
効率低下を抑制し、作動電圧の高いニッケル極を安いコ
ストで得ることができる。
【0017】要するに、本発明は、上記目的を達成する
ために、少なくとも、コバルトを固溶状態で含む水酸化
ニッケルを主体とする活物質層の表面に、Ca、Al、
Sr、Sc、Y及びランタノイド系元素から選ばれる少
なくとも1種以上の元素を含む化合物層が形成されてい
る活物質を、導電性多孔体に充填してなるアルカリ蓄電
池用ニッケル極において、前記固溶状態のコバルトの比
率が前記水酸化ニッケルのニッケルに対して金属モル比
換算で0.5〜3%であり、かつ前記活物質表面に形成され
るCa、Al、Sr、Sc、Y及びランタノイド系元素
から選ばれる少なくとも1種以上の元素を含む化合物の
比率が、活物質中の全ニッケルに対して、金属モル比換
算で0.3〜5.0%であることを特徴とする。
【0018】また、導電性多孔体基板に少なくとも、金
属モル比換算でコバルトを固溶状態にて0.5〜3%含む水
酸化ニッケルを主体とする活物質を充填した後、当該基
板表面にCa、Al、Sr、Sc、Y及びランタノイド
系元素から選ばれる少なくとも1種以上の元素を含む化
合物層を形成することを特徴とする。
【0019】また、少なくとも、金属モル比換算でコバ
ルトを固溶状態にて0.5〜3%含む水酸化ニッケルを主体
とする活物質表面に、Ca、Al、Sr、Sc、Y及び
ランタノイド系元素から選ばれる少なくとも1種以上の
元素を含む化合物層を形成した後、導電性多孔体基板
に、当該活物質を充填することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明にかかるアルカリ蓄
電池用ニッケル極の実施の形態について図面を参照にし
ながら説明する。
【0021】<全体構成>図1は、本実施の形態にかかる
アルカリ蓄電池を示す分解斜視図である。
【0022】この電池は、正極板1及び負極板2とがセ
パレータ3を介して巻回されてなる発電要素4が、電解
液を注入した状態で、円筒状の外装缶6に収納された外
観円筒形状のニッケル−カドミウム蓄電池である。な
お、以下には、円筒形のものを例に挙げて説明するが角
形のものであっても無論構わない。
【0023】正極板1は、水酸化ニッケル等からなる正
極活物質層がニッケル焼結基板に形成され、所定の厚み
(例えば、0.7mm程度)に圧延、成形されてなる。
【0024】負極板2は、パンチングメタルの両面に、
水酸化カドミウムが結着剤によって結着されて、所定の
厚さに圧延、成形されたものである。
【0025】外装缶6上端の円形の開口部には、ガスケ
ット11を介在させて、中央部が開口された封口板12
が配置され、この封口板12に正極端子13が装着され
ている。この封口板12には、弁板8、おさえ板9が載
置され、おさえ板9をコイルスプリング10で押圧する
構造となっている。そして、弁板8、おさえ板9、コイ
ルスプリング10は、電池内圧が上昇したときに矢印A
方向に押圧されて、弁板部に間隙が生じ、内部のガスが
大気中に放出されるようになっている。
【0026】負極板2は、負極集電体5により外装缶6
の底辺部に電気的に接続され、外装缶6が負極端子を兼
ねており、正極端子13は、正極集電体7及び封口板1
2を介して正極板1と電気的に接続されている。
【0027】<正極板1の詳細な構成について>正極板1
は、導電路となるニッケル基板と、その表面主に孔内部
の表面に形成された水酸化ニッケル層と、その表面にイ
ットリウムを含むイットリウム保持層とからなる。
【0028】水酸化ニッケル層と、イットリウム保持層
とが活物質を形成し、中でも水酸化ニッケル層が充放電
反応の主たる役割を担う。
【0029】ニッケル基体は、所定の多孔度(例えば、
80%)を有し正極板中の主たる導電路を形成するもの
である。
【0030】水酸化ニッケル層は、水酸化ニッケルを主
体とし、コバルトが所定量固溶された層である。
【0031】ここで固溶させるコバルトの固溶量は、上
述したように、高温における充電効率を向上させ、作動
電圧、及び製造コスト各要素を基に総合的に検討した結
果、金属モル比換算で活物質中のニッケル基板に支持さ
れた水酸化ニッケル層のニッケルに対して0.5〜3%の範
囲内であることが望ましい。
【0032】イットリウム保持層は、文字どおりイット
リウムが保持された層であるが、イットリウム保持層に
おけるイットリウムの含有量は、上述したように、高温
における充電効率を向上させ、且つエネルギー密度を高
めるという観点から規定される。具体的には、金属モル
比換算で活物質中の全ニッケルに対して0.3〜5%の範囲
内の量に規定することが望ましい。
【0033】また、イットリウムを他の化合物に固溶さ
せる場合、例えば、水酸化ニッケル中に固溶させること
によって保持させる場合には、金属モル比換算で水酸化
ニッケル層中のイットリウム保持層における全金属に対
して20%以上の量保持させることが望ましい。
【0034】なお、水酸化ニッケル層には、コバルトを
用いる他、カドミウムなどのその他の金属を含有させた
ものであっても構わない。
【0035】<正極板1の作製方法について>水酸化ニッ
ケル層表面へのイットリウムの保持形態に対応して、下
記の2つの作製方法がある。以下、それぞれの作製方法
について説明する。
【0036】(1)水酸化ニッケル層の表面にイットリ
ウムのみを単独で、固溶させることなく水酸化イットリ
ウムとして保持させる手法を用いた作製方法について図
2は、正極板1のかかる作製方法を示す工程図である。
【0037】この図に示すように、まず、工程1Aにお
いて、所定の多孔度(例えば、80%程度)のニッケル
基板を、硝酸ニッケルと硝酸コバルトとを金属モル比で
所定の比率(ニッケル100に対してコバルト0.5〜
3の範囲)で混合した溶液に浸漬させる。
【0038】次に、工程2Aにおいて、水酸化ナトリウ
ム溶液に浸漬することによりアルカリ処理を行い、上記
基板に充填された硝酸塩を水酸化物に化学変化させる。
【0039】次に、工程3Aにおいて、水洗・乾燥を行
う。
【0040】次に、工程4Aにおいて、前記工程1Aか
ら工程3Aを更に数回(例えば、4回)繰り返して、金
属モル比換算でニッケルに対して0.5〜3%の範囲内の量
コバルトが固溶された水酸化ニッケル層が得られる。こ
のようにして得られたものを以下極板Aと呼ぶ。
【0041】次に、工程5Aにおいて、前記極板Aを硝
酸イットリウムを主体とする所定の濃度の硝酸イットリ
ウム溶液に浸漬した後、アルカリ処理を行い、水酸化ニ
ッケル層の表面に水酸化イットリウムを析出させ、水酸
化イットリウム層を形成する。これにより、水酸化ニッ
ケル層の表面にイットリウムが金属モル比換算で全ニッ
ケルに対して0.3〜5%保持される。
【0042】以上の工程1Aから工程5Aの各工程を経
て、正極板1が完成される。
【0043】(2)水酸化ニッケル層の表面にイットリ
ウムを固溶状態で保持させる場合図3は、正極板1のか
かる作製方法を示す工程図である。
【0044】この図に示すように、工程1Bから工程4
Bまでは前記工程1Aから工程4Aと同様の工程によ
り、前記極板Aを作製する。
【0045】次に、工程5Bにおいて、前記極板Aを、
硝酸ニッケルと硝酸イットリウムとを金属モル比で所定
の比率(全体を100としたときにイットリウムが20
%以上)の混合液に浸漬した後、アルカリ処理を行い、
水酸化ニッケル層の表面に水酸化イットリウム及び水酸
化ニッケルを析出(共析)させ、イットリウムが固溶さ
れたイットリウム保持層を形成する。これにより、水酸
化ニッケル層の表面にイットリウムが金属モル比換算で
活物質中の全ニッケルに対して0.3〜5%、しかも表面部
分の全金属に対して20%以上固溶状態で保持される。
【0046】以上の工程1Bから工程5Bの各工程を経
て、正極板1が完成される。
【0047】<実験>次に、コバルトの固溶量並びにイッ
トリウムの保持形態及びイットリウムの保持量について
実験的に検討した内容について説明する。
【0048】実験1 (実験に供したニッケルカドミウム蓄電池)まず、多孔
度80%のニッケル基板を、硝酸ニッケル、硝酸コバル
ト、硝酸カドミウムを金属モル比率で、Ni:Co:C
d=100:1:2の割合で混合した溶液に浸漬させ
る。その後、アルカリ処理を行うという工程を複数回繰
返し、水酸化ニッケルを主体とする活物質をニッケル基
体に保持形成させる。
【0049】その後、pH5に調整した0.5Mの硝酸イ
ットリウム溶液に30分浸漬・乾燥後、アルカリ処理を
施し水酸化イットリウムを生成させる。
【0050】以上のような工程を経ることによって、全
ニッケルに対して、金属モル比換算で活物質中の全ニッ
ケルに対して1%のイットリウムが保持されたニッケル
極板E1が形成される。
【0051】対象として、水酸化イットリウムを水酸化
ニッケルを主体とする層の表面に保持させる工程を省略
し、硝酸ニッケル、硝酸コバルト及び硝酸カドミウムの
前記混合溶液に、更に硝酸イットリウムを、金属モル比
率でニッケルに対してイットリウムが1%となるように
混合した溶液を用いて、ニッケル基板にニッケルを主体
とする活物質層を形成したニッケル極R1を準備した。
【0052】このようにして作製したニッケル極E1及
びニッケル極R1を正極とし、カドミウムを用いてなる
極板を負極とする公称容量1.2Ah、SCサイズのニ
ッケルカドミウム蓄電池を作製し、電池の特性を評価し
た。ニッケル極E1を用いて作製した電池を電池EC1
と、ニッケル極R1を用いて作製した電池RC1と表記
する。
【0053】(電池特性の評価)電池特性の評価は、高
温での充電特性及び作動電圧を評価することにより行っ
た。
【0054】*高温充電特性 電池外温60℃において、0.1C×16時間充電し、3
時間25℃にて放置後、同温度で0.8Vになるまで1C
放電した際の放電容量を測定し、下記式1を用いて算出
した活物質利用率により評価した。 活物質利用率(%)=(0.8Vまでの放電容量)/水酸化ニッケルの理論容量 )×100 ・・・ (式1) *作動電圧 作動電圧は、電池外温25℃にて0.1C×16時間充電
し、1C放電した場合の中間電圧(V)を作動電圧とし
て測定した。
【0055】下記表1に評価結果を示す。
【0056】
【表1】 この表1に示すように、正極において、イットリウムを
水酸化ニッケル中に固溶させて万遍なく存在させた電池
RC1(正極R1を用いたもの)よりも、その表面に露
出させて層状に存在させた電池EC1(正極E1を用い
たもの)の方が、活物質利用率は大きくなることが分
る。このことから、電池EC1は、電池RC1よりも高
温での充電効率が高いことが分る。
【0057】実験2 (実験に供したニッケルカドミウム蓄電池)まず、多孔
度80%のニッケル基板を、硝酸ニッケル、硝酸カドミ
ウムを金属モル比率で、Ni:Cd=100:2の割合
で混合した溶液に浸漬させる。その後、アルカリ処理を
行うという工程を複数回繰返し、コバルトの固溶量がゼ
ロの水酸化ニッケルを主体とする活物質をニッケル基体
に保持形成させる。
【0058】その後、pH5に調整した0.5Mの硝酸イ
ットリウム溶液に30分浸漬・乾燥後、アルカリ処理を
施し水酸化イットリウムを生成させる。
【0059】以上のような工程を経ることによって、水
酸化ニッケル層に対して、コバルトが固溶されておら
ず、全ニッケルに対して金属モル比換算で1%イットリ
ウムが保持されたニッケル極板E2が形成される。
【0060】上記同様にしてカドミウム配合量は変えな
いが、コバルトを所定量加えた混合溶液を用いて、コバ
ルトの固溶量が水酸化ニッケル層のニッケルに対して、
0.2%、0.5%、2%、3%、4%、5%、6%、
7%各量に規定され、イットリウムが活物質中の全ニッ
ケルに対して1%表面に保持されたニッケル正極E3、
E4、E5、E6、E7、E8、E9及びE10を準備
した。
【0061】そして、前記ニッケル極E2、E3、E
4、E5、E6、E7、E8、E9、及びE10を正極
として上記同様の公称容量及びサイズのニッケルカドミ
ウム蓄電池を作製し、電池の特性を評価した。
【0062】(電池特性の評価)電池特性の評価は、高
温での充電特性及び作動電圧を上記同様に評価すること
により行った。その結果を図4に示す。線分1は、コバ
ルトの固溶量と作動電圧との関係を示す特性曲線であ
り、線分2は、コバルトの固溶量と活物質利用率との関
係を示す特性曲線である。
【0063】この図4から、コバルトの固溶量が増すほ
ど、作動電圧は低下する傾向が認められた。一方、コバ
ルトの固溶量が増すほど、活物質利用率(%)は増加す
る傾向が認められた。
【0064】この傾向と、実際の製造にかかるコストと
から総合的に判断すると、コバルトの固溶量は、ニッケ
ル基板に支持された水酸化ニッケル層のニッケルに対し
て金属モル比換算で0.5%〜3%の範囲が望ましいと言
える。
【0065】実験3 (実験に供したニッケルカドミウム蓄電池)まず、多孔
度80%のニッケル基板を、硝酸ニッケル、硝酸コバル
ト、硝酸カドミウムを金属モル比率で、Ni:Co:C
d=100:1:2の割合で混合した溶液に浸漬させ
る。その後、アルカリ処理を行うという工程を複数回繰
返し、水酸化ニッケルを主体とする活物質をニッケル基
体に保持形成させる。そして、同様の工程によってこれ
ら基板を複数用意する。
【0066】その後、これらそれぞれに0M、0.02M、
0.05M、0.1M、0.2M、0.3M、0.4M、0.5M、0.6
M、0.7M、0.8M、0.9M、又は1.0M各濃度の硝酸イッ
トリウム溶液に30分浸漬・乾燥後、それぞれの基板に
おいてアルカリ処理を施し水酸化イットリウムを生成さ
せる。
【0067】以上のような工程を経ることによって、水
酸化ニッケル層のニッケルに対して、金属モル比換算
で、コバルトが1%固溶され、イットリウムが活物質中
の全ニッケルに対して金属モル比で0、0.1、0.3、0.
5、1.1、2.0、3.2、4.1、5.3、6.2、7.0、8.1、9.0
%保持されたニッケル極板E11、E12、E13、E
14、E15、E16、E17、E18、E19、E2
0、E21、E22、及びE23が形成される。
【0068】このようにして作製したニッケル極E1
1、E12、E13、E14、E15、E16、E1
7、E18、E19、E2、E21、E22、及びE2
3を正極として上記同様の公称容量及びサイズのニッケ
ルカドミウム蓄電池を作製し、電池の特性を評価した。
【0069】(電池特性の評価)電池特性の評価は、高
温での充電特性及び作動電圧を上記同様に評価すること
により行った。その結果を図5に示す。線分3は、イッ
トリウムの保持量と作動電圧との関係を示す特性曲線で
あり、線分4は、イットリウムの保持量と活物質利用率
との関係を示す特性曲線である。
【0070】この図5から、イットリウムの保持量が増
すほど、作動電圧は低下する傾向が認められた。一方、
イットリウムの保持量が増すほど、活物質利用率(%)
は増加する傾向が認められた。
【0071】詳細に検討すると、イットリウムの保持量
がニッケルに対してモル比換算で0.3%未満となると0.
3%以上の範囲に規定する場合よりも活物質利用率が低
下する度合い大きい。
【0072】また、イットリウムの保持量がニッケルに
対してモル比換算で5%を超えると、5%以下に規定す
る場合よりも作動電圧が低下する度合いは大きい。
【0073】従ってこの結果からすると、イットリウム
の保持量は、活物質中の全ニッケルに対して金属モル比
換算で0.3%〜5%の範囲が望ましいと言える。
【0074】実験4 (実験に供したニッケルカドミウム蓄電池)まず、多孔
度80%のニッケル基板を、硝酸ニッケル、硝酸コバル
ト、硝酸カドミウムを金属モル比率で、Ni:Co:C
d=100:1:2の割合で混合した溶液に浸漬させ
る。その後、アルカリ処理を行うという工程を複数回繰
返し、水酸化ニッケルを主体とする活物質をニッケル基
体に保持形成させる。そして、同様の工程によってこれ
ら基板を複数用意する。
【0075】その後、硝酸ニッケル、硝酸イットリウム
を金属モル比率で、Ni:Y=0:100、10:9
0、20:80、50:50、80:20、90:1
0、又は100:0の各割合で混合した溶液にそれぞれ
の基板を30分浸漬・乾燥後、それぞれの基板において
アルカリ処理を施し水酸化イットリウムを生成させる。
【0076】以上のような工程を経ることによって、水
酸化ニッケル層のニッケルに対して、金属モル比換算
で、コバルトが1%固溶され、イットリウムが活物質中
の全ニッケルに対して0、0.4、1.0、2.1、
3.3、3.6、4.1%保持(固溶)されたニッケル
極板E24、E25、E26、E27、E28、E2
9、及びE30が形成される。
【0077】このようにして作製したニッケル極E2
4、E25、E26、E27、E28、E29、及びE
30を正極として上記同様の公称容量のニッケルカドミ
ウム蓄電池を作製し、電池の特性を評価した。
【0078】(電池特性の評価)電池特性の評価は、高
温での充電特性を上記同様に評価することにより行っ
た。その結果を表2に示す。
【0079】
【表2】 この表に示すように、イットリウムの固溶量が多い方
が、活物質利用率は概ね大きくなっているが、固溶量が
表面部分において20%を下回ると大きく低下する。
【0080】これは、イットリウムと電解液との接触面
積に起因していると考えられ、固溶量が表面部分におい
て20%を下回ると、イットリウムと電解液との接触面
積が低下するためと考えられる。
【0081】従って、この結果からすると、イットリウ
ムを固溶させる場合には、表面層部分における全金属に
対して金属モル比換算で20%以上となるように固溶さ
せることが望ましいと言える。
【0082】なお、上記説明では、ニッケル基板に、ア
ルカリ処理等によって、水酸化ニッケル層、水酸化イッ
トリウム層、或いは水酸化イットリウム及び水酸化ニッ
ケルの共析層を積層したが、この他にも、予めコバルト
を所定量固溶させた水酸化ニッケル粒子を作製し、その
各粒子表面に水酸化イットリウム単独や、水酸化イット
リウム及び水酸化ニッケルの共析物で被覆することによ
って正極活物質を作製することも可能である。そして、
このようにして作製した活物質粒子をニッケル3次元多
孔体に充填して正極板とすることができる。
【0083】また、上記イットリウムに替えて、Ca,
Al,Sr,Sc及びランタノイド系元素を用いても同
様に実施することができる。なお、イットリウムを含
め、これらの元素は単独で用いることもできるし、複数
を混合して用いることもできる。
【0084】また、上記説明では、アルカリ蓄電池とし
てニッケルカドミウム蓄電池を例に挙げて説明したが、
ニッケル水素蓄電池等であっても無論構わない。
【0085】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明は、少なくとも、コバルトを固溶状態で含む
水酸化ニッケルを主体とする活物質層の表面に、Ca、
Al、Sr、Sc、Y及びランタノイド系元素から選ば
れる少なくとも1種以上の元素を含む化合物層が形成さ
れている活物質を、導電性多孔体に充填してなるアルカ
リ蓄電池用ニッケル極において、前記固溶状態のコバル
トの比率が前記水酸化ニッケルのニッケルに対して金属
モル比換算で0.5〜3%であり、かつ前記活物質表面に形
成されるCa、Al、Sr、Sc、Y及びランタノイド
系元素から選ばれる少なくとも1種以上の元素を含む化
合物の比率が、活物質中の全ニッケルに対して、金属モ
ル比換算で0.3〜5.0%であることを特徴とする。
【0086】また、導電性多孔体基板に少なくとも、金
属モル比換算でコバルトを固溶状態にて0.5〜3%含む水
酸化ニッケルを主体とする活物質を充填した後、当該基
板表面にCa、Al、Sr、Sc、Y及びランタノイド
系元素から選ばれる少なくとも1種以上の元素を含む化
合物層を形成することを特徴とする。
【0087】少なくとも、金属モル比換算でコバルトを
固溶状態にて0.5〜3%含む水酸化ニッケルを主体とする
活物質表面に、Ca、Al、Sr、Sc、Y及びランタ
ノイド系元素から選ばれる少なくとも1種以上の元素を
含む化合物層を形成した後、導電性多孔体基板に、当該
活物質を充填することを特徴とする。
【0088】これらにより、より安価で、かつアルカリ
蓄電池に適用し高温充電したときの効率低下を抑制し、
更に高い作動電圧を実現可能とするアルカリ蓄電池用ニ
ッケル極が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかるアルカリ蓄電池を示す分解
斜視図である。
【図2】正極板1を作製する一つ目の方法を示す工程図
である。
【図3】正極板1を作製する2つ目の方法を示す工程図
である。
【図4】正極におけるコバルトの固溶量と作動電圧及び
活物質利用率との関係を示す特性図である。
【図5】正極におけるイットリウムの保持量と作動電圧
及び活物質利用率との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 正極板 2 負極板 3 セパレータ 4 発電要素 5 負極集電体 6 外装缶 7 正極集電体 8 弁板 9 おさえ板 10 スプリングコイル 11 ガスケット 12 封口板 13 正極端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 陽一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H050 AA05 AA19 BA13 BA14 CA04 CB14 CB16 DA02 DA04 DA09 EA12 FA02 FA18 GA23 HA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、コバルトを固溶状態で含む
    水酸化ニッケルを主体とする活物質層の表面に、Ca、
    Al、Sr、Sc、Y及びランタノイド系元素から選ば
    れる少なくとも1種以上の元素を含む化合物層が形成さ
    れている活物質を、導電性多孔体に充填してなるアルカ
    リ蓄電池用ニッケル極において、前記固溶状態のコバル
    トの比率が前記水酸化ニッケルのニッケルに対して金属
    モル比換算で0.5〜3%であり、かつ前記活物質表面に形
    成されるCa、Al、Sr、Sc、Y及びランタノイド
    系元素から選ばれる少なくとも1種以上の元素を含む化
    合物の比率が、活物質中の全ニッケルに対して、金属モ
    ル比換算で0.3〜5.0%であることを特徴とするアルカリ
    蓄電池用のニッケル極。
  2. 【請求項2】 前記活物質を被覆する化合物層におい
    て、Ca、Al、Sr、Sc、Y及びランタノイド系元
    素から選ばれる少なくとも1種以上の元素を含む化合物
    の比率が金属モル比換算で20%以上であることを特徴
    とする請求項1に記載のアルカリ蓄電池用のニッケル
    極。
  3. 【請求項3】 導電性多孔体基板に少なくとも、金属モ
    ル比換算でコバルトを固溶状態にて0.5〜3%含む水酸化
    ニッケルを主体とする活物質を充填した後、当該基板表
    面にCa、Al、Sr、Sc、Y及びランタノイド系元
    素から選ばれる少なくとも1種以上の元素を含む化合物
    層を形成することを特徴とするアルカリ蓄電池用ニッケ
    ル極の製造方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも、金属モル比換算でコバルト
    を固溶状態にて0.5〜3%含む水酸化ニッケルを主体とす
    る活物質表面に、Ca、Al、Sr、Sc、Y及びラン
    タノイド系元素から選ばれる少なくとも1種以上の元素
    を含む化合物層を形成した後、導電性多孔体基板に、当
    該活物質を充填することを特徴とするアルカリ蓄電池用
    ニッケル極の製造方法。
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