JP2001273875A - 密閉型鉛蓄電池用難燃性カバー並びに難燃性カバーを具備した密閉型鉛蓄電池 - Google Patents

密閉型鉛蓄電池用難燃性カバー並びに難燃性カバーを具備した密閉型鉛蓄電池

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JP2001273875A
JP2001273875A JP2000088300A JP2000088300A JP2001273875A JP 2001273875 A JP2001273875 A JP 2001273875A JP 2000088300 A JP2000088300 A JP 2000088300A JP 2000088300 A JP2000088300 A JP 2000088300A JP 2001273875 A JP2001273875 A JP 2001273875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉型鉛蓄電池使用時に短絡により発生する
蓋の燃焼を防止する密閉型鉛蓄電池用カバーを提供す
る。 【解決手段】 合成樹脂材に難燃剤を混合した混合物を
材料として、密閉型鉛蓄電池の蓋の外面形状と同じ内面
形状に成形され且つ難燃剤を均一に含有する合成樹脂成
形体から成り、その上面に正,負極端子を挿通せしめる
開口7,8と、排気栓6の上面を外部に露出せしめる開
口を配設された難燃性カバー1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉型鉛蓄電池用
難燃性カバー並びに難燃性カバーを具備した密閉型鉛蓄
電池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の密閉型鉛蓄電池は、その電池要素
を内蔵した電槽とその上面にヒートシールなどにより気
密に結着された蓋は、PP、ABS、PVCなどの合成
樹脂を材料とした成形体が一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記の密
閉型鉛蓄電池は、電池電源として、単独で或いはその複
数個を組電池として、所定の場所に据え付ける工事中や
その使用時に、誤って電池の正,負極端子間が短絡し、
これにより発火し、その近傍の蓋に着火し、燃焼し、更
には延焼して電池を損傷するなどの思わぬ災害をもたら
すことがある。そこで、短絡時の発火による蓋の燃焼を
防ぐため、密閉型鉛蓄電池の蓋と電槽を前記の通常の合
成樹脂材に難燃剤を混在せしめたものを成形することに
より、難燃剤を均一に含有した成形体で構成することが
考えられる。しかし乍ら、密閉型鉛蓄電池の製造工程に
おいてその電槽の上縁と蓋の下縁との当接部を加熱溶融
して、いわゆるヒートシールする際に、その電槽及び蓋
に含まれていた難燃剤のハロゲン系やリン系などの有害
成分がガス化し、思わぬ人身事故が発生する危険があ
る。また、この電池を長期間使用後、その電槽及び蓋を
廃棄処分することなく加熱溶解して成形材料として再利
用するべく、これを加熱溶融すると、これに含有する難
燃剤が加熱分解し、有害ガスが発生し、大気を汚染し、
また難燃剤が除かれたプラスチックのみを取得すること
も困難であるため、そのリサイクルが不可能であり、そ
のまゝ廃棄せざるを得ず、不経済であるなどの不都合を
もたらす。従って、このような課題を解消し、密閉型鉛
蓄電池の正,負極端子間が短絡し、発火したとき、その
近傍の蓋に着火し、燃焼更には延焼することなく未然に
防止し得る何等かの対策が望まれ、更には、使用後廃棄
することなくその電池の電槽及び蓋を加熱溶融により成
形材としてリサイクル可能にすることが望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解消し、密閉型鉛蓄電池の正,負極端子間の短絡時
に発火したとき、その近傍の蓋へ着火し、燃焼すること
を未然に防止し得る難燃性カバーを提供するもので、密
閉型鉛蓄電池の合成樹脂成形蓋の外面形状に合わせた内
面形状を有すると共に、該蓋の上面に突出する正,負極
端子及び安全弁筒を夫々外部に露出せしめる端子用孔及
び排気用孔を配設され、且つ難燃剤を均一に含有する合
成樹脂成形体から成ることを特徴とする。更に本発明
は、経済的な本発明の難燃性カパーを具備した密閉型鉛
蓄電池を経済的に提供するもので、同じ外面形状を有す
る蓋を有する密閉型鉛蓄電池の難燃性カバーとして再使
用するようにしたことを特徴とする。更に本発明は、該
電池の短絡等により発火したとき、蓋及び電槽の燃焼や
蓄電池間の延焼を未然に防止し得られるばかりでなく、
使用済みの廃棄されるその電池の電槽と蓋をプラスチッ
ク成形材としてリサイクル可能な難燃性カバーを具備し
た密閉型鉛蓄電池を提供するもので、上記の本発明の難
燃性カバーを、電池要素を内蔵した電槽及び筐型の蓋が
難燃剤を含有しない合成樹脂成形体から成る密閉型鉛蓄
電池の該筐型の蓋の外面形状を構成する上面及び四周側
面に内面形状を合わせた筐型の難燃性カバーに成形した
ものを、該蓋の該外面にその内面を重ね合わせて嵌合装
着すると共に、該蓋の周側壁の外面と難燃性カバーの周
側壁の内面に互いに対向して配設した成形凹部と成形凸
部を互いに嵌合係着せしめたことを特徴とする。更に本
発明は、更に良好に短絡時の鉛蓄電池の燃焼を防止した
難燃性カバーを具備した密閉型鉛蓄電池を提供するもの
で、金属容器に収容し、電槽の底面及び四周側面を該金
属容器で被包したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下詳述する。図1及び図2は、本発明実施の
1例の密閉型鉛蓄電池用難燃性カバーを示す。該難燃性
カバー1は、PP、ABS、PVCなどの所望の通常の
合成樹脂を主体とし、これに難燃剤を添加混合した混合
物を成形材料とし、常法により加熱溶融成形して難燃剤
を均一に含有した成形体としたものである。
【0006】該難燃剤としては、オクチルジフェニール
ホスフェート、トリフェニールホスフェートなどのリン
系化合物、ヘキサブロモシクロドデカン、デカブロモジ
フェニールオキサイド、ヘキサブロモベンゼンなどのハ
ロゲン系化合物、両者の併用或いはハロゲン系化合物と
酸化アンチモンの併用などであり、合成樹脂材料に対す
る添加量は、1〜10重量%程度とする。この難燃性カ
バー1は、図3に1例として示す密閉型鉛蓄電池Bの筐
型の蓋2の外面形状に合わせた内面形状を有するように
筐型に成形されたものであり、これを、該蓋2の外面に
施したとき、図4、図5及び図6に明示のように、その
内面が蓋2の外面が重なりその両内外面間に空気のない
状態で嵌合装着されるようにした。
【0007】更に詳述すれば、図3に示す電池Bは、電
池要素を内蔵したPP、ABS、PVCなどの所望の通
常の合成樹脂を材料として成形した電槽3とその上縁に
同じ合成樹脂を材料とした上記の筐型の蓋2を施し、該
電槽3の上縁と該蓋2の下縁との当接部を加熱溶融によ
りヒートシールしたものである。更に詳細には、該筐型
の蓋2は、上,下2段2a,2bから成る筐型から成
り、その下段2aの周側壁の下縁で電槽3の上縁に当接
しヒートシールされて居り、その上段2bの平坦面の左
右に成形時に正,負極柱挿通用の開口4,4に整合して
環状の端子座5,5が鋳込み配設され、その中央部に上
面にフィルター6aを具備した安全弁を内蔵し上面にフ
ィルター6aを具備した円筒状の排気栓体6を蓋2の上
面から一体に突出せしめて成形したものであり、その施
蓋時に夫々の端子座5,5の中心の極柱挿通用開口4,
4に挿通される正,負極柱の上端部を外部に突出させ、
これを正,負極端子P,Nとすると共に、その夫々の周
面を端子座5,5に溶接し固定した。
【0008】このように構成された密閉型鉛蓄電池B
は、単独で又はその複数個を組電池として例えば非常電
源用として正置状態で或いは横倒しの状態で使用される
が、その正,負極端子間に短絡を生じて、万一発火した
とき、その近傍の蓋2に引火しその燃焼を生ずる恐れが
ある。そこで、本発明の上記の筐型の難燃性カバー1
は、その成形に当たりその内面形状を上記の蓋2の筐型
の外面形状に合わすべく、これに対応する上下2段1
a,1bから成る筐型に成形し、更にその上段1bの平
坦面に、左右に、蓋2の上面から突出する正,負極端子
P,Nを外部に挿通突出せしめる開口7,8を配設する
と共にその開口7,8の外周に、左右の端子座5,5の
周側面から上面にかけて被覆する囲繞壁9,9を配設
し、更にその中間に少なくとも排気栓体6の周側面と上
面外周を中心のフィルター6aを外部に露出せしめるよ
うに排気用開口10を中心に設けた円筒状の被覆壁11
を、その上段1bの平坦面から上方に一体に突設した筐
型の難燃性カバー1に成形したものである。かくして、
この筐型の難燃性カバー1を前記の密閉型鉛蓄電池Bの
該筐型の蓋2に嵌着するときは、その上,下2段1a,
1bの夫々平坦面と四周側壁面とから成る内面は、該蓋
2の上,下2段2a,2bの夫々平坦面と四周側壁面と
から成る外面に重なった状態で嵌着されるので、該難燃
性カバー1の内面と該蓋2の外面との間に殆ど空気が存
在しない状態となると同時に、該蓋2の外面は、該難燃
性カバー1により該蓋2は、外気と遮断された状態に保
持される。従って、これにより該電池の正,負極端子
P,N間が短絡し、発火しても、該蓋2は、着火、燃焼
することが防止される。
【0009】尚、密閉型鉛蓄電池Bの蓋2及び電槽3の
厚さは、例えば、共に同じ3mm程度とし、これに嵌着
される該難燃性カバー1の厚さは、可撓性を有する程に
肉薄の0.5〜2mm程度、例えば1mm程度の成形体
とすることが好ましい。また、該難燃性カバー1は、不
透明、透明、半透明のいずれかの合成樹脂成形体に構成
される。
【0010】更に、該密閉型鉛蓄電池Bは、正立状態の
他、横倒しした状態で使用され、運搬するなどの取り扱
い時に、これに被冠された難燃性カバー1が不用意に離
脱することがないように、蓋に安定した状態に保持され
る一方、電池の点検などにおいては、上方へ引き抜き除
去できるように着脱自在なものとすることが好ましい。
即ち、例えば、肉厚1mmの可撓性を有する該筐型の蓋
2の四周側壁、図示の例では、その成形時に、その上段
2bの四周側壁の幅方向の両側壁面に夫々複数個所に、
図示の例では3個所に係止用凹部12,12,12を配
設したものに成形する一方、前記の筐型の難燃性カバー
1にはその成形時に、その上段1bの四周側壁の幅方向
の両側壁面に、該蓋2の左右に配設された複数個の係止
用凹部12,12,12に対応する位置にその夫々に係
着自在に嵌入係合せしめるため内側へ突出形成した係止
用凸部13,13,13を配設したものに成形し、該難
燃性カバー1を該蓋2に嵌着したとき、図6に明示のよ
うに、その左右両側壁の夫々の係止用凸部13,13,
13及び13,13,13が該蓋2の夫々対応する両側
壁の係止用凹部12,12,12及び12,12,12
に嵌合係着するようにし、該難燃性カバー1は、該密閉
型鉛蓄電池Bの蓋2に強固に固定されて施され、該鉛蓄
電池Bが振動や衝撃などを受けても離脱することがな
い。一方、該鉛蓄電池Bの点検などに当たり、該難燃性
カバー1を除去するには、上方に強く引っ張れば、その
係止用凸部13,13,13及び13,13,13は、
蓋2の夫々対応する係止用凹部12,12,12及び1
2,12,12から外れて引き上げ除去できる。尚、変
形例として、前記実施例とは逆に、図示しないが、蓋2
側に係止用凸部を、難燃性カバー1側に係止用凹部を配
設するようにしてもよいことは勿論である。
【0011】また、本発明の難燃性カバー1を具備した
密閉型鉛蓄電池Bは、その単独で、或いは複数個を組電
池として使用するに当たり、外気から更に遮断した状態
で使用することが好ましい。そのためには、その単独又
は複数個から成る組電池を丁度収容し得る寸法の鉄製、
アルミニウム製などの金属容器内に収容し、その電槽の
底面及び四周壁を該金属容器により被包し、電槽を外気
に露出しない状態とする。図7は、その実施の1例を示
し、上記に構成した本発明の難燃性カバー1を具備した
該密閉型鉛蓄電池Bの複数個、例えば6個を組電池とし
て用いる場合に、これら6個の電池の電槽を丁度収容す
るに適した直方形の鉄製ユニット容器14内に詰めて収
容する。図面では6個の電池はその紙面と直交する方向
に6個(図示しない)詰めて収容されている。この場
合、その各収容された電池Bの該難燃性カバー1の下段
1aの周側壁の下縁を、該容器14の上縁に当接させた
状態とし、該容器14の上面開口を該難燃性カバー1で
閉塞することが好ましい。然るときは、組電池を構成す
る夫々の電池B,B,…の蓋2,2,…は、難燃性カバ
ー1,1,…により被包され、その夫々の電槽3,3,
…は、鉄製ユニット容器14によりその底面並びに外周
側面を被包されるので、組電池全体は、外気から遮断さ
れるので、更に燃焼防止効果が増大する。
【0012】更に、本発明によれば、難燃性カバー1を
具備した密閉型鉛蓄電池Bの長期間使用しその寿命が尽
きた場合には、該難燃性カバー1を蓋2から取り外し
て、同じ型式の電池、即ち、同じ外面形状を有する蓋を
具備した新しい密閉型鉛蓄電池の該蓋のカバーとして再
使用するようにし、これにより安価な本発明の難燃性カ
バーを具備した密閉型鉛蓄電池を提供できる。一方、そ
の蓋2と電槽3は、難燃剤を含まないため、再び加熱溶
融し電槽、蓋、その他の成形材料として、リサイクルし
得る有利をもたらす。
【0013】
【発明の効果】このように本発明によるときは、密閉型
鉛蓄電池の蓋に、その外面形状と同じ内面形状を有する
難燃性カバーをその内面が、蓋の外面にその内外面間に
空気が殆ど存在しない密着状態に嵌合装着すると同時
に、これにより、該蓋の外面を外気と遮断されるので、
密閉型鉛蓄電池の正,負極端子間の短絡により発火して
も、該蓋に着火、燃焼することがない。更に本発明は、
密閉型鉛蓄電池の使用寿命が尽きたときは、難燃性カバ
ーを取り外し、新しい同形式の電池のカバーとして再使
用するようにすることにより、安価な難燃性カバーを具
備した密閉型鉛蓄電池を提供できる。更に本発明は、難
燃性カバーをその内面が筐型の蓋の上面形状と同じ形状
の筐型とし、その互いに重なり合う四周側壁の対向面の
一方に複数の係止用凹部をその他方に複数の係止用凸部
を配設し、筐型の難燃性カバーを該筐型の蓋にその対向
する各係止用凹凸部で嵌合係止するように構成すること
により、該難燃性カバーは、が振動、衝撃時などにおい
ても該密閉型鉛蓄電池の蓋から離脱せず、安定強固に嵌
合装着状態を確保することができる。更に、本発明の難
燃性カバーを具備した鉛蓄電池を金属容器内に収容し、
電槽の底面及び四周壁を該金属容器で被包するようにし
たので、電池全体を外気と遮断することができ、鉛蓄電
池の着火、燃焼を更に良好に防止できる。また、本発明
の密閉型鉛蓄電池の蓋及び電槽は、難燃剤を含有しない
合成樹脂成形体で構成したので、電池の使用寿命後、廃
棄処分とすることなく再び成形材料としてリサイクル可
能となり、有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の1例の難燃性カバーの平面
図。
【図2】 図1のII−II線裁断面図。
【図3】 本発明の実施の1例の図1に示す難燃性カバ
ーを施される密閉型鉛蓄電池の1例の正面図。
【図4】 図1に示す難燃性カバーを図3に示す密閉型
鉛蓄電池に施した状態の上面図。
【図5】 図4のV−V線裁断面図。
【図6】 図4のVI−VI線裁断面図。
【図7】 本発明の難燃性カバーを具備した密閉型鉛蓄
電池を鉄製ユニット容器に収容した状態の一部を裁除し
た正面図。
【符号の説明】
1 難燃性カバー B 密閉型鉛蓄
電池 2 難燃剤を含有しない通常の成形蓋 3 難燃剤を含有しない通常の成形電槽 6 安全弁内蔵の排気栓 P 正極端子 N 負極端子 12 蓋の係止
用凹部 13 カバーの係止用凸部 14 鉄製ユニ
ット容器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月20日(2001.4.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題を解消し、密閉型鉛蓄電池の正,負極端子間の短絡時
に発火したとき、その近傍の蓋へ着火し、燃焼すること
を未然に防止し得る難燃性カバーを提供するもので、密
閉型鉛蓄電池の合成樹脂成形蓋の外面形状に合わせた内
面形状を有すると共に、該蓋の上面に突出する正,負極
端子及び安全弁筒を夫々外部に露出せしめる端子用孔及
び排気用孔を配設され、且つ難燃剤を均一に含有する合
成樹脂成形体から成ることを特徴とする。更に本発明
は、経済的な本発明の難燃性カーを具備した密閉型鉛
蓄電池を経済的に提供するもので、同じ外面形状を有す
る蓋を有する密閉型鉛蓄電池の難燃性カバーとして再使
用するようにしたことを特徴とする。更に本発明は、該
電池の短絡等により発火したとき、蓋及び電槽の燃焼や
蓄電池間の延焼を未然に防止し得られるばかりでなく、
使用済みの廃棄されるその電池の電槽と蓋をプラスチッ
ク成形材としてリサイクル可能な難燃性カバーを具備し
た密閉型鉛蓄電池を提供するもので、上記の本発明の難
燃性カバーを、電池要素を内蔵した電槽及び筐型の蓋が
難燃剤を含有しない合成樹脂成形体から成る密閉型鉛蓄
電池の該筐型の蓋の外面形状を構成する上面及び四周側
面に内面形状を合わせた筐型の難燃性カバーに成形した
ものを、該蓋の該外面にその内面を重ね合わせて嵌合装
着すると共に、該蓋の周側壁の外面と難燃性カバーの周
側壁の内面に互いに対向して配設した成形凹部と成形凸
部を互いに嵌合係着せしめたことを特徴とする。更に本
発明は、更に良好に短絡時の鉛蓄電池の燃焼を防止した
難燃性カバーを具備した密閉型鉛蓄電池を提供するもの
で、金属容器に収容し、電槽の底面及び四周側面を該金
属容器で被包したことを特徴とする。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉型鉛蓄電池の合成樹脂成形蓋の外面
    形状に合わせた内面形状を有すると共に、該蓋の上面に
    突出する正,負極端子及び安全弁筒を夫々外部に露出せ
    しめる端子用孔及び排気用孔を配設され、且つ難燃剤を
    均一に含有する合成樹脂成形体から成ることを特徴とす
    る密閉型鉛蓄電池用難燃性カバー。
  2. 【請求項2】 同じ外面形状を有する蓋を有する密閉型
    鉛蓄電池の難燃性カバーとして再使用するようにしたこ
    とを特徴とする密閉型鉛蓄電池用難燃性カバー。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の難燃性カバーを、電池
    要素を内蔵した電槽及び筐型の蓋が難燃剤を含有しない
    合成樹脂成形体から成る密閉型鉛蓄電池の該筐型の蓋の
    外面形状を構成する上面及び四周側面に内面形状を合わ
    せた筐型の難燃性カバーに成形したものを、該蓋の該外
    面にその内面を重ね合わせて嵌合装着すると共に、該蓋
    の周側壁の外面と難燃性カバーの周側壁の内面に互いに
    対向して配設した成形凹部と成形凸部を互いに嵌合係着
    せしめたことを特徴とする難燃性カバーを具備した密閉
    型鉛蓄電池。
  4. 【請求項4】 金属容器に収容し、電槽の底面及び四周
    側面を該金属容器で被包したことを特徴とする請求項3
    に記載の難燃性カバーを具備した密閉型鉛蓄電池。
JP2000088300A 2000-03-28 2000-03-28 密閉型鉛蓄電池用難燃性カバー並びに難燃性カバーを具備した密閉型鉛蓄電池 Expired - Lifetime JP3581076B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190579A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Panasonic Corp 鉛蓄電池

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JP2012190579A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Panasonic Corp 鉛蓄電池

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