JP2001273637A - 光ディスク及び情報記録方法 - Google Patents
光ディスク及び情報記録方法Info
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- JP2001273637A JP2001273637A JP2000093007A JP2000093007A JP2001273637A JP 2001273637 A JP2001273637 A JP 2001273637A JP 2000093007 A JP2000093007 A JP 2000093007A JP 2000093007 A JP2000093007 A JP 2000093007A JP 2001273637 A JP2001273637 A JP 2001273637A
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- Japan
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- test
- recording
- optical disk
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/125—Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
- G11B7/126—Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/007—Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワー調整の回数を十分に確保し、記憶容量
の増加に対応する。 【解決手段】 光ディスクのディスク内周側位置に、試
し書きを行うテストエリアと当該テストエリアの使用状
況を記録するカウントエリアとから構成されるパワーキ
ャリブレーションエリアを設け、レーザパワーの校正を
行いながら情報を記録する。このとき、光ディスクの容
量の増加に比例してディスク全体におけるテストエリア
の総数を増加する。例えば、2倍密度CDフォーマット
に対応した光ディスクの場合、テストエリアの総数を8
00〜1200とする。また、各テストエリアの大きさ
を最小限とし、カウントエリアの数を必要最小限とする
ことで、データ領域を十分に確保する。
の増加に対応する。 【解決手段】 光ディスクのディスク内周側位置に、試
し書きを行うテストエリアと当該テストエリアの使用状
況を記録するカウントエリアとから構成されるパワーキ
ャリブレーションエリアを設け、レーザパワーの校正を
行いながら情報を記録する。このとき、光ディスクの容
量の増加に比例してディスク全体におけるテストエリア
の総数を増加する。例えば、2倍密度CDフォーマット
に対応した光ディスクの場合、テストエリアの総数を8
00〜1200とする。また、各テストエリアの大きさ
を最小限とし、カウントエリアの数を必要最小限とする
ことで、データ領域を十分に確保する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるCD−R
やCD−RW等の情報記録が可能な光ディスクに関する
ものであり、さらには、かかる光ディスクに対する情報
記録方法に関するものである。
やCD−RW等の情報記録が可能な光ディスクに関する
ものであり、さらには、かかる光ディスクに対する情報
記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、信号記録層を備えた円板
状の記録媒体であり、この信号記録層に対して光ビーム
を照射することによって、情報信号の記録及び/又は再
生(以下、記録再生という。)が行われる記録媒体であ
る。
状の記録媒体であり、この信号記録層に対して光ビーム
を照射することによって、情報信号の記録及び/又は再
生(以下、記録再生という。)が行われる記録媒体であ
る。
【0003】このような光ディスクとしては、例えばC
D(Compact Disc)やCD−ROM(CD-Read Only Mem
ory)等のように、記録する情報信号に対応したピット
列がディスク基板上に予め形成されてなる再生専用の光
ディスクが広く普及している。このような再生専用の光
ディスクでは、ピット列が形成されたディスク基板上の
主面が信号記録層としての機能を有している。
D(Compact Disc)やCD−ROM(CD-Read Only Mem
ory)等のように、記録する情報信号に対応したピット
列がディスク基板上に予め形成されてなる再生専用の光
ディスクが広く普及している。このような再生専用の光
ディスクでは、ピット列が形成されたディスク基板上の
主面が信号記録層としての機能を有している。
【0004】ところで、光ディスクの分野においては、
情報記録の追記や書き換えに対する要望も強く、このよ
うな状況の中、例えば、いわゆるコンパクトディスク・
レコーダブルシステムに用いられ、情報信号の追記が可
能な光ディスク(以下、CD−Rという。)が実用化さ
れている。CD−Rは、情報信号が記録される信号記録
層が有機色素系の材料により形成されており、光ビーム
を照射することによって、この照射位置で反射率を変化
させることにより記録が行われるとともに、信号記録層
の反射率を検出することにより記録された信号の再生が
行われる。
情報記録の追記や書き換えに対する要望も強く、このよ
うな状況の中、例えば、いわゆるコンパクトディスク・
レコーダブルシステムに用いられ、情報信号の追記が可
能な光ディスク(以下、CD−Rという。)が実用化さ
れている。CD−Rは、情報信号が記録される信号記録
層が有機色素系の材料により形成されており、光ビーム
を照射することによって、この照射位置で反射率を変化
させることにより記録が行われるとともに、信号記録層
の反射率を検出することにより記録された信号の再生が
行われる。
【0005】また、記録可能な光ディスクとしては、C
D−RW(CD-Rewritable)等のように、信号記録層の
相変化を利用して記録信号の書き換えが可能とされた相
変化型光ディスク等も実用化されている。
D−RW(CD-Rewritable)等のように、信号記録層の
相変化を利用して記録信号の書き換えが可能とされた相
変化型光ディスク等も実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のCD−RやCD
−RWにおいては、リードイン・エリアの内側に記録パ
ワーの調整のためのPCA(Power Calibration Area)
と呼ばれるエリアが設けられている。
−RWにおいては、リードイン・エリアの内側に記録パ
ワーの調整のためのPCA(Power Calibration Area)
と呼ばれるエリアが設けられている。
【0007】上記PCAは、テストエリア(Test Are
a)とカウントエリア(Count Area)の2つのエリアに
分けられ、テストエリアにおいて記録した信号のアシン
メトリを測定して最適記録パワーを求める。
a)とカウントエリア(Count Area)の2つのエリアに
分けられ、テストエリアにおいて記録した信号のアシン
メトリを測定して最適記録パワーを求める。
【0008】テストエリアとカウントエリアは1対1に
対応しており、これまでの1倍密度CDフォーマットの
CD−RやCD−RWでは、1枚のディスクのPCAに
は100組のテストエリアとカウントエリアが設けられ
ている。
対応しており、これまでの1倍密度CDフォーマットの
CD−RやCD−RWでは、1枚のディスクのPCAに
は100組のテストエリアとカウントエリアが設けられ
ている。
【0009】近年、例えばパーソナルコンピュータ等に
おいて扱うデータのデータ量は益々増加する傾向にあ
り、このようなデータを記録しておく記録媒体としての
CD−R、CD−RW等に対しては、記憶容量の拡大を
図ることが望まれている。
おいて扱うデータのデータ量は益々増加する傾向にあ
り、このようなデータを記録しておく記録媒体としての
CD−R、CD−RW等に対しては、記憶容量の拡大を
図ることが望まれている。
【0010】このように記憶容量が拡大された光ディス
クでは、上記のようにPCAに設けられるテストエリア
とカウントエリアが100組ではパワー調整の回数が不
足する可能性が高く、これにより記録が制限される虞れ
がある。
クでは、上記のようにPCAに設けられるテストエリア
とカウントエリアが100組ではパワー調整の回数が不
足する可能性が高く、これにより記録が制限される虞れ
がある。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みて提案さ
れたものであり、パワー調整の回数を十分に確保するこ
とができ、記憶容量の増加に対応可能な光ディスクを提
供することを目的とし、さらには情報記録方法を提供す
ることを目的とする。
れたものであり、パワー調整の回数を十分に確保するこ
とができ、記憶容量の増加に対応可能な光ディスクを提
供することを目的とし、さらには情報記録方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の光ディスクは、ディスク内周側位置に記
録時のレーザパワーの校正を行うパワーキャリブレーシ
ョンエリアが設けられてなる光ディスクにおいて、上記
パワーキャリブレーションエリアは、試し書きを行うテ
ストエリアと当該テストエリアの使用状況を記録するカ
ウントエリアとから構成され、記録容量の増加に応じて
テストエリアの総数が増加されていることを特徴とする
ものである。
めに、本発明の光ディスクは、ディスク内周側位置に記
録時のレーザパワーの校正を行うパワーキャリブレーシ
ョンエリアが設けられてなる光ディスクにおいて、上記
パワーキャリブレーションエリアは、試し書きを行うテ
ストエリアと当該テストエリアの使用状況を記録するカ
ウントエリアとから構成され、記録容量の増加に応じて
テストエリアの総数が増加されていることを特徴とする
ものである。
【0013】すなわち、本発明の光ディスクでは、上記
テストエリアの総数は、規格化された既存の光ディスク
(例えば1倍密度CD−R)と比較して記録容量が増加
した分だけ増加されており、例えば、2倍密度CDフォ
ーマットに対応した光ディスクの場合、上記テストエリ
アの総数が800〜1200とされている。
テストエリアの総数は、規格化された既存の光ディスク
(例えば1倍密度CD−R)と比較して記録容量が増加
した分だけ増加されており、例えば、2倍密度CDフォ
ーマットに対応した光ディスクの場合、上記テストエリ
アの総数が800〜1200とされている。
【0014】また、本発明の情報記録方法は、光ディス
クのディスク内周側位置に、試し書きを行うテストエリ
アと当該テストエリアの使用状況を記録するカウントエ
リアとから構成されるパワーキャリブレーションエリア
を設け、レーザパワーの校正を行いながら情報を記録す
る情報記録方法において、上記光ディスクの記録容量の
増加に応じてテストエリアの総数を増加することを特徴
とするものである。
クのディスク内周側位置に、試し書きを行うテストエリ
アと当該テストエリアの使用状況を記録するカウントエ
リアとから構成されるパワーキャリブレーションエリア
を設け、レーザパワーの校正を行いながら情報を記録す
る情報記録方法において、上記光ディスクの記録容量の
増加に応じてテストエリアの総数を増加することを特徴
とするものである。
【0015】上記のように記録容量の増加に応じてテス
トエリアの総数を増加することにより、より多くのパワ
ー調整に対応することができ、記録が制限されることは
なくなる。
トエリアの総数を増加することにより、より多くのパワ
ー調整に対応することができ、記録が制限されることは
なくなる。
【0016】また、各テストエリアの大きさを最小限
(例えばプリグルーブに記録される絶対時間情報ATI
Pの2フレーム分)とし、カウントエリアの数を必要最
小限とすることで、データ領域も十分に確保される。
(例えばプリグルーブに記録される絶対時間情報ATI
Pの2フレーム分)とし、カウントエリアの数を必要最
小限とすることで、データ領域も十分に確保される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した光ディス
クの構成や情報記録方法について、図面を参照しながら
詳細に説明する。
クの構成や情報記録方法について、図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0018】先ず、本発明が適用される光ディスクの例
として、新たに定義される2倍密度CDフォーマットの
CD−R(2倍密度CD−R)について説明する。
として、新たに定義される2倍密度CDフォーマットの
CD−R(2倍密度CD−R)について説明する。
【0019】CD−Rの各種仕様は、いわゆるオレンジ
ブックパートII(Orange Book PartII)の名称で規格化
されているので、ここでは、基本的な構成と、現行のC
D−R(1倍密度CD−R)と2倍密度CD−Rとで異
なる部分のみについて説明する。
ブックパートII(Orange Book PartII)の名称で規格化
されているので、ここでは、基本的な構成と、現行のC
D−R(1倍密度CD−R)と2倍密度CD−Rとで異
なる部分のみについて説明する。
【0020】CD−Rは、図1に示すように、ポリメチ
ルメタクリレート(PMMA)やポリカーボネート(P
C)等の樹脂材料が、外径寸法120mm、厚さ1.2
mmのディスク状に成形されてなるディスク基板1を備
え、このディスク基板1上に有機色素系の記録材料がス
ピンコートされ記録層2が形成されている。この記録層
2上には、例えば金(Au)や銀(Ag)等が成膜され
て反射膜3が形成されており、さらに、反射膜3上に
は、例えば紫外線硬化樹脂等がスピンコートされて保護
層4が形成されている。
ルメタクリレート(PMMA)やポリカーボネート(P
C)等の樹脂材料が、外径寸法120mm、厚さ1.2
mmのディスク状に成形されてなるディスク基板1を備
え、このディスク基板1上に有機色素系の記録材料がス
ピンコートされ記録層2が形成されている。この記録層
2上には、例えば金(Au)や銀(Ag)等が成膜され
て反射膜3が形成されており、さらに、反射膜3上に
は、例えば紫外線硬化樹脂等がスピンコートされて保護
層4が形成されている。
【0021】このCD−Rでは、書き込むべきデータ
(以下、記録データという。)に応じて変調された記録
用のレーザ光が記録層2に照射されることで、この光が
照射された部分の記録層2及びこれに接するディスク基
板1の相互作用によりこれらの界面に変形が生じ、これ
によって、記録データに対応したピット列が非可逆的に
形成されることになる。そして、このピット列に再生用
のレーザ光が照射され、その反射率変化が検出されるこ
とで、CD−Rに書き込まれたデータが読み出されるこ
とになる。
(以下、記録データという。)に応じて変調された記録
用のレーザ光が記録層2に照射されることで、この光が
照射された部分の記録層2及びこれに接するディスク基
板1の相互作用によりこれらの界面に変形が生じ、これ
によって、記録データに対応したピット列が非可逆的に
形成されることになる。そして、このピット列に再生用
のレーザ光が照射され、その反射率変化が検出されるこ
とで、CD−Rに書き込まれたデータが読み出されるこ
とになる。
【0022】CD−Rの記録領域のレイアウトを図2
(A)及び図2(B)に示す。図2(A)及び図2
(B)に示すように、CD−Rには、ディスク内周側か
ら順番に、PCA(Power Caribration Area)11と、
PMA(Program Memory Area)12と、リードインエ
リア13と、プログラムエリア14と、リードアウトエ
リア15とがそれぞれ設けられている。
(A)及び図2(B)に示す。図2(A)及び図2
(B)に示すように、CD−Rには、ディスク内周側か
ら順番に、PCA(Power Caribration Area)11と、
PMA(Program Memory Area)12と、リードインエ
リア13と、プログラムエリア14と、リードアウトエ
リア15とがそれぞれ設けられている。
【0023】PCA11は、記録時のレーザパワーを校
正するための領域であり、実際に試し書きを行うための
テストエリア(Test Area)と、このテストエリアの使
用状況を記録しておくカウントエリア(Count Area)と
を有している。また、PMA12は、書き込むデータの
モードや記録開始位置並びに記録終了位置等の情報を各
トラック毎に一時的に保管しておくための領域である。
これらPCA11とPMA12は、記録時にのみ必要と
される領域であり、ファイナライゼーションを行ってリ
ードインエリア13やリードアウトエリア15への書き
込みが終了すると、再生時には光学ピックアップがアク
セスすることがない。
正するための領域であり、実際に試し書きを行うための
テストエリア(Test Area)と、このテストエリアの使
用状況を記録しておくカウントエリア(Count Area)と
を有している。また、PMA12は、書き込むデータの
モードや記録開始位置並びに記録終了位置等の情報を各
トラック毎に一時的に保管しておくための領域である。
これらPCA11とPMA12は、記録時にのみ必要と
される領域であり、ファイナライゼーションを行ってリ
ードインエリア13やリードアウトエリア15への書き
込みが終了すると、再生時には光学ピックアップがアク
セスすることがない。
【0024】リードインエリア13は、プログラムエリ
ア14に書き込まれたデータの読み出しに利用される領
域であり、例えばTOC(Table Of Contents)情報等
が記録される。再生時には、このリードインエリア13
に記録されたTOC情報を読むことで、光学ピックアッ
プは所望のトラックに瞬時にアクセスすることが可能と
なる。
ア14に書き込まれたデータの読み出しに利用される領
域であり、例えばTOC(Table Of Contents)情報等
が記録される。再生時には、このリードインエリア13
に記録されたTOC情報を読むことで、光学ピックアッ
プは所望のトラックに瞬時にアクセスすることが可能と
なる。
【0025】プログラムエリア14は、実際に記録デー
タが書き込まれる領域であり、最大で1倍密度CD−R
では99、2倍密度CD−Rでは159の論理トラック
が設定されている。
タが書き込まれる領域であり、最大で1倍密度CD−R
では99、2倍密度CD−Rでは159の論理トラック
が設定されている。
【0026】リードアウトエリア15は、ディスクに関
する各種情報が記録される領域である。また、リードア
ウトエリア15は、光ディスク装置の光学ピックアップ
がオーバーランしてしまうことを防止する緩衝領域とし
ての機能も有している。
する各種情報が記録される領域である。また、リードア
ウトエリア15は、光ディスク装置の光学ピックアップ
がオーバーランしてしまうことを防止する緩衝領域とし
ての機能も有している。
【0027】ここで、1倍密度CD−Rでは、図2
(A)に示すように、リードインエリア13がφ46m
mからφ50mmの領域、プログラムエリア14がφ5
0mmから最大でφ116mmの領域、リードアウトエ
リア15がφ116mmから最大でφ118mmの領域
にそれぞれ設定されている。そして、リードインエリア
13の更に内周側にPCA11とPMA12とがそれぞ
れ設けられている。なお、PCA11の最内周はφ4
4.7mmの領域である。
(A)に示すように、リードインエリア13がφ46m
mからφ50mmの領域、プログラムエリア14がφ5
0mmから最大でφ116mmの領域、リードアウトエ
リア15がφ116mmから最大でφ118mmの領域
にそれぞれ設定されている。そして、リードインエリア
13の更に内周側にPCA11とPMA12とがそれぞ
れ設けられている。なお、PCA11の最内周はφ4
4.7mmの領域である。
【0028】これに対して、2倍密度CD−Rでは、図
2(B)に示すように、リードインエリア13がφ4
5.2mmからφ48mmの領域、プログラムエリア1
4がφ48mmから最大でφ117mmの領域、リード
アウトエリア15がφ117mmから最大でφ118m
mの領域にそれぞれ設定されている。そして、リードイ
ンエリア13の更に内周側にPCA11とPMA12と
がそれぞれ設けられており、PCA11の最内周はφ4
4.38mmの領域とされている。
2(B)に示すように、リードインエリア13がφ4
5.2mmからφ48mmの領域、プログラムエリア1
4がφ48mmから最大でφ117mmの領域、リード
アウトエリア15がφ117mmから最大でφ118m
mの領域にそれぞれ設定されている。そして、リードイ
ンエリア13の更に内周側にPCA11とPMA12と
がそれぞれ設けられており、PCA11の最内周はφ4
4.38mmの領域とされている。
【0029】以上のような2倍密度CD−Rのレイアウ
トは、1倍密度CD−Rとの互換性を保ちながら、且
つ、プログラムエリア14を最大限に拡張する目的で設
定されている。すなわち、2倍密度CD−Rでは、記録
密度を高めるだけでなく、実際に記録データが書き込ま
れる領域であるプログラムエリア14を、1倍密度CD
−Rとの互換性が保たれる範囲で拡張することでも、記
録容量の増大化が図られている。
トは、1倍密度CD−Rとの互換性を保ちながら、且
つ、プログラムエリア14を最大限に拡張する目的で設
定されている。すなわち、2倍密度CD−Rでは、記録
密度を高めるだけでなく、実際に記録データが書き込ま
れる領域であるプログラムエリア14を、1倍密度CD
−Rとの互換性が保たれる範囲で拡張することでも、記
録容量の増大化が図られている。
【0030】また、CD−Rでは、図1及び図3に示す
ように、ディスク基板1に、蛇行(ウォブリング)した
案内溝であるウォブリンググルーブ5が、例えばスパイ
ラル状に形成されている。そして、記録層2のウォブリ
ンググルーブ5に対応した部分が記録トラックとして設
定されており、この記録トラックに、EFM変調が施さ
れた信号(EFM信号)が記録されるようになされてい
る。すなわち、CD−Rでは、図3に示すように、隣接
するウォブリンググルーブ5間の間隔がトラックピッチ
TPとなり、1倍密度CD−Rでは、このトラックピッ
チTPが1.6±0.02μmの範囲内に設定されてお
り、2倍密度CD−Rでは、このトラックピッチTPが
1.1±0.02μmの範囲内に設定されている。2倍
密度CD−Rでは、このようにトラックピッチTPを1
倍密度CD−Rよりも狭めることにより、記録密度の高
密度化を図るようにしている。
ように、ディスク基板1に、蛇行(ウォブリング)した
案内溝であるウォブリンググルーブ5が、例えばスパイ
ラル状に形成されている。そして、記録層2のウォブリ
ンググルーブ5に対応した部分が記録トラックとして設
定されており、この記録トラックに、EFM変調が施さ
れた信号(EFM信号)が記録されるようになされてい
る。すなわち、CD−Rでは、図3に示すように、隣接
するウォブリンググルーブ5間の間隔がトラックピッチ
TPとなり、1倍密度CD−Rでは、このトラックピッ
チTPが1.6±0.02μmの範囲内に設定されてお
り、2倍密度CD−Rでは、このトラックピッチTPが
1.1±0.02μmの範囲内に設定されている。2倍
密度CD−Rでは、このようにトラックピッチTPを1
倍密度CD−Rよりも狭めることにより、記録密度の高
密度化を図るようにしている。
【0031】また、2倍密度CD−Rでは、トラックピ
ッチTPを狭めると同時に記録トラックに沿った方向で
の記録密度(線密度)も高めるようにしている。具体的
には、例えば、1倍密度CD−Rでの最短ピット長(3
T)が約0.83μmとされるのに対して、2倍密度C
D−Rでの最短ピット長(3T)は約0.62μmとさ
れる。
ッチTPを狭めると同時に記録トラックに沿った方向で
の記録密度(線密度)も高めるようにしている。具体的
には、例えば、1倍密度CD−Rでの最短ピット長(3
T)が約0.83μmとされるのに対して、2倍密度C
D−Rでの最短ピット長(3T)は約0.62μmとさ
れる。
【0032】以上のように、2倍密度CD−Rでは、ト
ラックピッチTPを狭めると共に線密度を高めること
で、記録密度を1倍密度CD−Rの約2倍とし、1倍密
度CD−Rの容量の約2倍、具体的には1GB以上のデ
ータを記録できるようになされている。
ラックピッチTPを狭めると共に線密度を高めること
で、記録密度を1倍密度CD−Rの約2倍とし、1倍密
度CD−Rの容量の約2倍、具体的には1GB以上のデ
ータを記録できるようになされている。
【0033】なお、これらCD−RのトラックピッチT
Pは、ディスク基板1の型となる原盤を作製する工程に
おいて、ガラス基板上のレジスト層にウォブリンググル
ーブ5に対応した潜像を形成する際の送り量、すなわ
ち、ガラス基板を1回転させる毎にガラス基板の径方向
に送り動作される送り量を調整することで適切な値に設
定することができる。具体的には、原盤作製工程におい
てガラス基板の径方向への送り量をガラス基板が1回転
する毎に1.6±0.02μmの範囲内に設定すること
で、トラックピッチTPが1.6±0.02μmの範囲
内に設定された1倍密度CD−Rを得ることができる。
また、原盤作製工程においてガラス基板の径方向への送
り量をガラス基板が1回転する毎に1.1±0.02μ
mの範囲内に設定することで、トラックピッチTPが
1.1±0.02μmの範囲内に設定された2倍密度C
D−Rを得ることができる。
Pは、ディスク基板1の型となる原盤を作製する工程に
おいて、ガラス基板上のレジスト層にウォブリンググル
ーブ5に対応した潜像を形成する際の送り量、すなわ
ち、ガラス基板を1回転させる毎にガラス基板の径方向
に送り動作される送り量を調整することで適切な値に設
定することができる。具体的には、原盤作製工程におい
てガラス基板の径方向への送り量をガラス基板が1回転
する毎に1.6±0.02μmの範囲内に設定すること
で、トラックピッチTPが1.6±0.02μmの範囲
内に設定された1倍密度CD−Rを得ることができる。
また、原盤作製工程においてガラス基板の径方向への送
り量をガラス基板が1回転する毎に1.1±0.02μ
mの範囲内に設定することで、トラックピッチTPが
1.1±0.02μmの範囲内に設定された2倍密度C
D−Rを得ることができる。
【0034】また、これらCD−Rの線密度の変更は、
これらCD−Rを回転操作する際の線速度を適切な値に
設定することで実現できる。具体的には、1倍密度CD
−Rを回転操作する際の線速度は1.2±0.02m/
secの範囲内に設定され、2倍密度CD−Rを回転操
作する際の線速度は0.9±0.02m/secに設定
されることになる。
これらCD−Rを回転操作する際の線速度を適切な値に
設定することで実現できる。具体的には、1倍密度CD
−Rを回転操作する際の線速度は1.2±0.02m/
secの範囲内に設定され、2倍密度CD−Rを回転操
作する際の線速度は0.9±0.02m/secに設定
されることになる。
【0035】上記CD−Rでは、ウォブリンググルーブ
5は、僅かに正弦波状に蛇行(ウォブリング)するよう
に形成されており、このウォブリングによって、FM変
調された位置情報、すなわちディスク上の絶対位置を示
す時間軸情報等が、ATIP(Absolute Time In Pregr
oove)ウォブル信号として記録されている。
5は、僅かに正弦波状に蛇行(ウォブリング)するよう
に形成されており、このウォブリングによって、FM変
調された位置情報、すなわちディスク上の絶対位置を示
す時間軸情報等が、ATIP(Absolute Time In Pregr
oove)ウォブル信号として記録されている。
【0036】ATIPウォブル信号は、CD−Rが所定
の速度で回転操作されたときに、中心周波数が例えば2
2.05kHzとなるように記録されている。ATIP
ウォブル信号の1セクタは、記録データの1データセク
タ(2352バイト)と一致しており、記録データを書
き込む場合には、ATIPウォブル信号のセクタに対し
て記録データのデータセクタの同期を取りながら書き込
みが行われる。
の速度で回転操作されたときに、中心周波数が例えば2
2.05kHzとなるように記録されている。ATIP
ウォブル信号の1セクタは、記録データの1データセク
タ(2352バイト)と一致しており、記録データを書
き込む場合には、ATIPウォブル信号のセクタに対し
て記録データのデータセクタの同期を取りながら書き込
みが行われる。
【0037】ATIPウォブル信号のフレーム構造を図
4に示す。ATIPウォブル信号の1フレームは42ビ
ットからなり、最初の4ビットは同期信号「SYNC」
である。そして、時間軸情報である「minutes」,「sec
onds」,「frames」がそれぞれ2DigitBCD(8ビッ
ト)で示されている。さらに、14ビットのCRC(Cy
clic Redundancy Code)が付加されて1フレームが構成
されている。CD−Rでは、このATIPウォブル信号
の同期信号「SYNC」のパターンを1倍密度CD−R
と2倍密度CD−Rとで異ならせるようにしている。
4に示す。ATIPウォブル信号の1フレームは42ビ
ットからなり、最初の4ビットは同期信号「SYNC」
である。そして、時間軸情報である「minutes」,「sec
onds」,「frames」がそれぞれ2DigitBCD(8ビッ
ト)で示されている。さらに、14ビットのCRC(Cy
clic Redundancy Code)が付加されて1フレームが構成
されている。CD−Rでは、このATIPウォブル信号
の同期信号「SYNC」のパターンを1倍密度CD−R
と2倍密度CD−Rとで異ならせるようにしている。
【0038】1倍密度CD−RのATIPウォブル信号
の同期信号「SYNC」のパターンの具体的な一例を図
5(A)乃至図5(E)に示す。
の同期信号「SYNC」のパターンの具体的な一例を図
5(A)乃至図5(E)に示す。
【0039】図5(A)に示すATIPウォブル信号
は、バイフェーズマーク変調されることで図5(B)或
いは図5(D)に示すようなチャンネルビットパターン
となる。ここで、ATIPウォブル信号の同期信号「S
YNC」は、直前のチャンネルビットが「0」のとき
は、図5(B)に示すように「11101000」のチ
ャンネルビットパターンとされ、バイフェーズマーク変
調を施した後のバイフェーズ信号は図5(C)に示すよ
うな波形となる。また、ATIPウォブル信号の同期信
号「SYNC」は、直前のチャンネルビットが「1」の
ときは、図5(D)に示すように「00010111」
のチャンネルビットパターンとされ、バイフェーズマー
ク変調を施した後のバイフェーズ信号は図5(E)に示
すような波形となる。すなわち、1倍密度CD−RのA
TIPウォブル信号の同期信号「SYNC」のパターン
は、3T波形と逆極性の3T波形とが1T波形を挟んで
接続されたパターンとなっている。
は、バイフェーズマーク変調されることで図5(B)或
いは図5(D)に示すようなチャンネルビットパターン
となる。ここで、ATIPウォブル信号の同期信号「S
YNC」は、直前のチャンネルビットが「0」のとき
は、図5(B)に示すように「11101000」のチ
ャンネルビットパターンとされ、バイフェーズマーク変
調を施した後のバイフェーズ信号は図5(C)に示すよ
うな波形となる。また、ATIPウォブル信号の同期信
号「SYNC」は、直前のチャンネルビットが「1」の
ときは、図5(D)に示すように「00010111」
のチャンネルビットパターンとされ、バイフェーズマー
ク変調を施した後のバイフェーズ信号は図5(E)に示
すような波形となる。すなわち、1倍密度CD−RのA
TIPウォブル信号の同期信号「SYNC」のパターン
は、3T波形と逆極性の3T波形とが1T波形を挟んで
接続されたパターンとなっている。
【0040】一方、2倍密度CD−RのATIPウォブ
ル信号の同期信号「SYNC」のパターンの具体的な一
例を図6(A)乃至図6(E)に示す。
ル信号の同期信号「SYNC」のパターンの具体的な一
例を図6(A)乃至図6(E)に示す。
【0041】図6(A)に示すATIPウォブル信号
は、バイフェーズマーク変調されることで図6(B)或
いは図6(D)に示すようなチャンネルビットパターン
となる。ここで、ATIPウォブル信号の同期信号「S
YNC」は、直前のチャンネルビットが「0」のとき
は、図6(B)に示すように「11100010」のチ
ャンネルビットパターンとされ、バイフェーズマーク変
調を施した後のバイフェーズ信号は図6(C)に示すよ
うな波形となる。また、ATIPウォブル信号の同期信
号「SYNC」は、直前のチャンネルビットが「1」の
ときは、図6(D)に示すように「00011101」
のチャンネルビットパターンとされ、バイフェーズマー
ク変調を施した後のバイフェーズ信号は図6(E)に示
すような波形となる。すなわち、2倍密度CD−RのA
TIPウォブル信号の同期信号「SYNC」のパターン
は、3T波形と逆極性の3T波形とが連続したパターン
となっている。
は、バイフェーズマーク変調されることで図6(B)或
いは図6(D)に示すようなチャンネルビットパターン
となる。ここで、ATIPウォブル信号の同期信号「S
YNC」は、直前のチャンネルビットが「0」のとき
は、図6(B)に示すように「11100010」のチ
ャンネルビットパターンとされ、バイフェーズマーク変
調を施した後のバイフェーズ信号は図6(C)に示すよ
うな波形となる。また、ATIPウォブル信号の同期信
号「SYNC」は、直前のチャンネルビットが「1」の
ときは、図6(D)に示すように「00011101」
のチャンネルビットパターンとされ、バイフェーズマー
ク変調を施した後のバイフェーズ信号は図6(E)に示
すような波形となる。すなわち、2倍密度CD−RのA
TIPウォブル信号の同期信号「SYNC」のパターン
は、3T波形と逆極性の3T波形とが連続したパターン
となっている。
【0042】以上のように、CD−Rでは、このATI
Pウォブル信号の同期信号「SYNC」のパターンを1
倍密度CD−Rと2倍密度CD−Rとで異ならせるよう
にしているので、このATIPウォブル信号を検出して
その同期信号を読み出したときに、装着されたCD−R
が1倍密度CD−Rであるのか、或いは2倍密度CD−
Rであるのかを瞬時に判別することができることにな
る。
Pウォブル信号の同期信号「SYNC」のパターンを1
倍密度CD−Rと2倍密度CD−Rとで異ならせるよう
にしているので、このATIPウォブル信号を検出して
その同期信号を読み出したときに、装着されたCD−R
が1倍密度CD−Rであるのか、或いは2倍密度CD−
Rであるのかを瞬時に判別することができることにな
る。
【0043】上述のように、CD−Rにおいては、リー
ドイン・エリアの内側に記録パワーの調整のためにPC
Aと呼ばれるエリアを設けている。
ドイン・エリアの内側に記録パワーの調整のためにPC
Aと呼ばれるエリアを設けている。
【0044】本発明では、このPCAに工夫を施して、
CD−Rの密度の増加に対応している。そこで次に、こ
のPCAについて説明する。
CD−Rの密度の増加に対応している。そこで次に、こ
のPCAについて説明する。
【0045】PCAは、図7に示すように、テストエリ
ア(Test Area )群からなるテスト部とカウントエリア
(Count Area)群からなるカウント部の2つに分けられ
る。各テストエリアTAは、実際に試し書きを行い、記
録した信号のアシンメトリを測定して最適記録パワーを
求めるエリアであり、1つのテストエリアの大きさは1
5ATIPフレームである。1ATIPフレームは、プ
リグルーブに記録される絶対時間情報ATIPの1フレ
ーム分に相当する大きさであり、15ATIPフレーム
は15フレーム分ということになる。
ア(Test Area )群からなるテスト部とカウントエリア
(Count Area)群からなるカウント部の2つに分けられ
る。各テストエリアTAは、実際に試し書きを行い、記
録した信号のアシンメトリを測定して最適記録パワーを
求めるエリアであり、1つのテストエリアの大きさは1
5ATIPフレームである。1ATIPフレームは、プ
リグルーブに記録される絶対時間情報ATIPの1フレ
ーム分に相当する大きさであり、15ATIPフレーム
は15フレーム分ということになる。
【0046】また、カウントエリアCAはテストエリア
の使用/未使用を示すエリアで、1つのエリアは1AT
IPフレームの大きさがある。対応するテストエリアが
使用されたときにカウントエリアにランダム・データを
記録して、新しくパワー調整を行う時に未使用のテスト
エリアを探すためにこれを利用する。
の使用/未使用を示すエリアで、1つのエリアは1AT
IPフレームの大きさがある。対応するテストエリアが
使用されたときにカウントエリアにランダム・データを
記録して、新しくパワー調整を行う時に未使用のテスト
エリアを探すためにこれを利用する。
【0047】テストエリアとカウントエリアは1対1に
対応しており、現行の1倍密度CD−Rでは、1枚のデ
ィスクに100組のテストエリアとカウントエリアが設
けられている。すなわち、1回のパワー調整で1組を使
用するのが一般的であるため(仮に何らかの理由により
パワー調整を途中で失敗した場合には複数組を使用する
可能性がある。)、100回のパワー調整に対応してい
る。
対応しており、現行の1倍密度CD−Rでは、1枚のデ
ィスクに100組のテストエリアとカウントエリアが設
けられている。すなわち、1回のパワー調整で1組を使
用するのが一般的であるため(仮に何らかの理由により
パワー調整を途中で失敗した場合には複数組を使用する
可能性がある。)、100回のパワー調整に対応してい
る。
【0048】これは、CD−Rが開発された当初は最小
の記録単位がトラックであり、1枚のディスクには99
トラックまでしか存在しないことから、それをカバーす
るように定められたものである。
の記録単位がトラックであり、1枚のディスクには99
トラックまでしか存在しないことから、それをカバーす
るように定められたものである。
【0049】しかしながら、その後、トラックよりも小
さいパケットを単位として記録するパケットライト方式
が開発され、この場合、100回以上に分割されて記録
される(したがって100回以上のパワー調整が必要に
なる。)ことがフォーマット上、あり得る。
さいパケットを単位として記録するパケットライト方式
が開発され、この場合、100回以上に分割されて記録
される(したがって100回以上のパワー調整が必要に
なる。)ことがフォーマット上、あり得る。
【0050】CD−RWであればPCAは消去して再利
用することが可能であるが、CD−Rの場合には再利用
ができないので、ディスク上に未使用のエリアがあって
もパワー調整の回数で制限されて、それ以上記録できな
くなる可能性が生ずる。
用することが可能であるが、CD−Rの場合には再利用
ができないので、ディスク上に未使用のエリアがあって
もパワー調整の回数で制限されて、それ以上記録できな
くなる可能性が生ずる。
【0051】そこで、これに対処する方法として、15
ATIPフレームあるテストエリアを分割(subpartiti
on)してパワー調整に使用する方法がオレンジブックに
追加されている。
ATIPフレームあるテストエリアを分割(subpartiti
on)してパワー調整に使用する方法がオレンジブックに
追加されている。
【0052】図8は、テストエリアTAを分割したPC
Aの一例を示すものである。各テストエリアへの試し書
きは、任意のパターン、任意のATIPフレーム数で行
うことができるが、終端の検出を容易なものとするた
め、終端部が記録パワーのピークとなるような書き込み
を行うことが好ましい。
Aの一例を示すものである。各テストエリアへの試し書
きは、任意のパターン、任意のATIPフレーム数で行
うことができるが、終端の検出を容易なものとするた
め、終端部が記録パワーのピークとなるような書き込み
を行うことが好ましい。
【0053】オレンジブック上は、テストエリアの大き
さを最1ATIPフレームとして使ってもよいことにな
っている。例えば、15ATIPフレームを5分割して
3ATIPフレームとして用いると、15/3×100
=500回までのパワー調整が可能になる。ただし、1
つのテストエリアの大きさを3ATIPフレームとする
と、テストエリアの数とカウントエリアの数が1対1で
はなく5対1となるので、カウントエリアだけでは未使
用のテストエリアの先頭を特定することができない。し
たがって、カウントエリアはあくまで未使用のテストエ
リアの先頭をラフに示すものとして用い、正確な先頭は
サーチ(search )と呼ばれる既記録の信号を物理的に
検出する方法で探すこととする。すなわち、先ず、記録
済みの最後のカウントエリアを検出し、次いでこのカウ
ントエリアに対応するテストエリア内をサーチする。こ
のテストエリアのサーチにより見いだした空き部分に試
し書きを行う。カウントエリアに対応するテストエリア
の一部でも試し書きが行われれば、当該カウントエリア
に使用済み情報を記録する。
さを最1ATIPフレームとして使ってもよいことにな
っている。例えば、15ATIPフレームを5分割して
3ATIPフレームとして用いると、15/3×100
=500回までのパワー調整が可能になる。ただし、1
つのテストエリアの大きさを3ATIPフレームとする
と、テストエリアの数とカウントエリアの数が1対1で
はなく5対1となるので、カウントエリアだけでは未使
用のテストエリアの先頭を特定することができない。し
たがって、カウントエリアはあくまで未使用のテストエ
リアの先頭をラフに示すものとして用い、正確な先頭は
サーチ(search )と呼ばれる既記録の信号を物理的に
検出する方法で探すこととする。すなわち、先ず、記録
済みの最後のカウントエリアを検出し、次いでこのカウ
ントエリアに対応するテストエリア内をサーチする。こ
のテストエリアのサーチにより見いだした空き部分に試
し書きを行う。カウントエリアに対応するテストエリア
の一部でも試し書きが行われれば、当該カウントエリア
に使用済み情報を記録する。
【0054】上述の2倍密度CD−Rフォーマットで
は、 (1)より大きなユーザー容量を確保するために、ユー
ザ・データの記録領域としては使用できないPCAのエ
リアをできるだけ小さくする。
は、 (1)より大きなユーザー容量を確保するために、ユー
ザ・データの記録領域としては使用できないPCAのエ
リアをできるだけ小さくする。
【0055】(2)容量が約2倍になったことに対応し
て、より大きなパワー調整の回数に対応する。
て、より大きなパワー調整の回数に対応する。
【0056】という観点からPCAのフォーマットを定
める必要がある。
める必要がある。
【0057】そこで、本発明では、(1)の目的のため
に1つのテストエリアTAの大きさを2ATIPフレー
ムとした。これは先の3ATIPフレームよりも少しだ
け小さい設定である。
に1つのテストエリアTAの大きさを2ATIPフレー
ムとした。これは先の3ATIPフレームよりも少しだ
け小さい設定である。
【0058】テストエリアでは、レーザ・パワーを段階
的に変えて試し書きを行うが、テストエリアの大きさは
レーザ・パワーを変えて記録する各段階で、パワーが静
定するだけの十分な時間が取れる長さが必要である。こ
のパワーが静定する時間はAPC(Automatic Power Co
ntrol )の帯域により決定されるので、APCの帯域を
上げれば短くすることができるが、APCの帯域を上げ
すぎると記録した信号のジッタ−が悪化してしまう。高
速回転、高速記録が進んでおり、同じ1ATIPフレー
ムでも実際の時間は短くなっているので、1回のパワー
調整を行うエリアの大きさとしては2ATIPフレーム
が現状での最小である。
的に変えて試し書きを行うが、テストエリアの大きさは
レーザ・パワーを変えて記録する各段階で、パワーが静
定するだけの十分な時間が取れる長さが必要である。こ
のパワーが静定する時間はAPC(Automatic Power Co
ntrol )の帯域により決定されるので、APCの帯域を
上げれば短くすることができるが、APCの帯域を上げ
すぎると記録した信号のジッタ−が悪化してしまう。高
速回転、高速記録が進んでおり、同じ1ATIPフレー
ムでも実際の時間は短くなっているので、1回のパワー
調整を行うエリアの大きさとしては2ATIPフレーム
が現状での最小である。
【0059】また、(2)の目的のために、本発明で
は、テストエリアの数を上記5分割して3ATIPフレ
ームとした場合の数(500)の倍の1000とした。
容量が倍になったことに対応して、テストエリアの数も
倍にすることにより、パワー調整回数の増加に対応する
ことが可能であり、記録がパワー調整回数によって制限
されることがなくなる。
は、テストエリアの数を上記5分割して3ATIPフレ
ームとした場合の数(500)の倍の1000とした。
容量が倍になったことに対応して、テストエリアの数も
倍にすることにより、パワー調整回数の増加に対応する
ことが可能であり、記録がパワー調整回数によって制限
されることがなくなる。
【0060】ただし、容量が倍になってもテストエリア
の数は正確に倍になつている必要はなく、20%程度の
ずれは許容することができ、したがって800から12
00の間であればよい。
の数は正確に倍になつている必要はなく、20%程度の
ずれは許容することができ、したがって800から12
00の間であればよい。
【0061】また、この時のカウントエリアの数は、1
000ではなく、5分の1の200とした。すなわち、
1つのカウントエリアに対して5つのテストエリアが対
応している。したがって、未使用のテストエリアの先頭
を見つけ出すためには、サーチ(search)を行って確認
すればよく、この場合、カウントエリアは未使用のテス
トエリアをラフに示せば十分である。
000ではなく、5分の1の200とした。すなわち、
1つのカウントエリアに対して5つのテストエリアが対
応している。したがって、未使用のテストエリアの先頭
を見つけ出すためには、サーチ(search)を行って確認
すればよく、この場合、カウントエリアは未使用のテス
トエリアをラフに示せば十分である。
【0062】図9は、本発明を適用した2倍密度CD−
RにおけるPCAを示すものであり、このような構成を
採用することにより、上記(1)及び(2)の目的が達
成される。
RにおけるPCAを示すものであり、このような構成を
採用することにより、上記(1)及び(2)の目的が達
成される。
【0063】なお、今回は1つのカウントエリアに対応
するテストエリアの数を5としたが、カウントエリアの
領域をさらに節約する必要がある場合には、この数を増
やせばよい。ただし、テストエリアのある領域では、1
周当たりのATIPフレームの数が約32(回転数約1
40rpmに対してATIPフレームの周波数は75H
z)、すなわちテストエリア数で約16であるので、こ
の数を16までの整数にしておけば、カウントエリアを
見て未記録のテストエリアの先頭付近にシークして回転
待ちをしている間に実際の先頭を見つけることができ、
カウントエリアが有効に機能していると言える。
するテストエリアの数を5としたが、カウントエリアの
領域をさらに節約する必要がある場合には、この数を増
やせばよい。ただし、テストエリアのある領域では、1
周当たりのATIPフレームの数が約32(回転数約1
40rpmに対してATIPフレームの周波数は75H
z)、すなわちテストエリア数で約16であるので、こ
の数を16までの整数にしておけば、カウントエリアを
見て未記録のテストエリアの先頭付近にシークして回転
待ちをしている間に実際の先頭を見つけることができ、
カウントエリアが有効に機能していると言える。
【0064】また、カウンタエリアを見て未記録のテス
トエリアのサーチを行う場合、数えたカウンタエリアの
数に1つのカウンタエリアに対応するテストエリアの数
を乗ずる必要があることから、この数を2、4、8また
は16の2のべき数にすれば掛け算が容易である。
トエリアのサーチを行う場合、数えたカウンタエリアの
数に1つのカウンタエリアに対応するテストエリアの数
を乗ずる必要があることから、この数を2、4、8また
は16の2のべき数にすれば掛け算が容易である。
【0065】次に、上記2倍密度CD−Rに対して情報
を記録する方法について説明する。
を記録する方法について説明する。
【0066】図10は、CD−Rに対して情報の記録再
生を行う光ディスク装置の一構成例を示すものである。
生を行う光ディスク装置の一構成例を示すものである。
【0067】この図10に示す光ディスク装置20は、
スピンドルモータ21を備えており、このスピンドルモ
ータ21に記録媒体としてのCD−R(1倍密度CD−
R又は2倍密度CD−R)が装着されるように構成され
ている。
スピンドルモータ21を備えており、このスピンドルモ
ータ21に記録媒体としてのCD−R(1倍密度CD−
R又は2倍密度CD−R)が装着されるように構成され
ている。
【0068】スピンドルモータ21は、モータ制御部2
2により駆動制御され、1倍密度CD−Rが装着された
場合には、この1倍密度CD−Rを1.2±0.02m
/秒の範囲内でCLV(Constant Linear Velocity:線
速一定)にて回転操作し、2倍密度CD−Rが装着され
た場合には、この2倍密度CD−Rを0.9±0.02
m/秒の範囲内でCLVにて回転操作する。
2により駆動制御され、1倍密度CD−Rが装着された
場合には、この1倍密度CD−Rを1.2±0.02m
/秒の範囲内でCLV(Constant Linear Velocity:線
速一定)にて回転操作し、2倍密度CD−Rが装着され
た場合には、この2倍密度CD−Rを0.9±0.02
m/秒の範囲内でCLVにて回転操作する。
【0069】また、光ディスク装置20は、スピンドル
モータ21により回転操作されるCD−Rに対して集束
した光ビームを照射し、また、CD−Rにて反射された
戻り光を検出する光学ピックアップ23を備えている。
この光学ピックアップ23は、波長が780nmの光ビ
ームを出射する半導体レーザ24と、この半導体レーザ
24から出射された光ビームを平行光に変換するコリメ
ータレンズ25と、光ビームの光路を分岐するビームス
プリッタ26と、開口数NAが0.5±0.01の範囲
内或いは0.55±0.01の範囲内に設定され、ビー
ムスプリッタ26を透過した光を集束してCD−Rに照
射させる対物レンズ27と、CD−Rにて反射されビー
ムスプリッタ26により反射された戻り光を集束する集
光レンズ28と、集光レンズ28により集束された戻り
光を受光する光検出器29とを有している。
モータ21により回転操作されるCD−Rに対して集束
した光ビームを照射し、また、CD−Rにて反射された
戻り光を検出する光学ピックアップ23を備えている。
この光学ピックアップ23は、波長が780nmの光ビ
ームを出射する半導体レーザ24と、この半導体レーザ
24から出射された光ビームを平行光に変換するコリメ
ータレンズ25と、光ビームの光路を分岐するビームス
プリッタ26と、開口数NAが0.5±0.01の範囲
内或いは0.55±0.01の範囲内に設定され、ビー
ムスプリッタ26を透過した光を集束してCD−Rに照
射させる対物レンズ27と、CD−Rにて反射されビー
ムスプリッタ26により反射された戻り光を集束する集
光レンズ28と、集光レンズ28により集束された戻り
光を受光する光検出器29とを有している。
【0070】再生時には、光量がコントロールされた波
長780nmの光ビームが半導体レーザ24から出射さ
れる。半導体レーザ24から出射された光ビームは、コ
リメータレンズ25により平行光に変換された後、ビー
ムスプリッタ26を透過して対物レンズ27に入射す
る。対物レンズ27は、開口数NAが0.5±0.01
の範囲内或いは0.55±0.01の範囲内に設定され
ており、この開口数に応じたパワーで光ビームを集束す
る。そして、対物レンズ27により集束された光ビーム
がスピンドルモータ21により回転操作されるCD−R
に照射され、記録データに対応したピット列に沿って光
スポットが形成されることになる。
長780nmの光ビームが半導体レーザ24から出射さ
れる。半導体レーザ24から出射された光ビームは、コ
リメータレンズ25により平行光に変換された後、ビー
ムスプリッタ26を透過して対物レンズ27に入射す
る。対物レンズ27は、開口数NAが0.5±0.01
の範囲内或いは0.55±0.01の範囲内に設定され
ており、この開口数に応じたパワーで光ビームを集束す
る。そして、対物レンズ27により集束された光ビーム
がスピンドルモータ21により回転操作されるCD−R
に照射され、記録データに対応したピット列に沿って光
スポットが形成されることになる。
【0071】CD−Rに照射された光ビームは、このC
D−Rにて反射されることになるが、このとき、光スポ
ットが形成された箇所のピット列の状態(ピットの有無
やピット長)によってその反射率が異なったものとな
る。この反射率の違いはピット列の状態、すなわち記録
データを反映したものであるので、CD−Rにて反射さ
れた戻り光は、信号成分を含んだものとなる。
D−Rにて反射されることになるが、このとき、光スポ
ットが形成された箇所のピット列の状態(ピットの有無
やピット長)によってその反射率が異なったものとな
る。この反射率の違いはピット列の状態、すなわち記録
データを反映したものであるので、CD−Rにて反射さ
れた戻り光は、信号成分を含んだものとなる。
【0072】この信号成分を含んだ戻り光は、対物レン
ズ27を透過した後にビームスプリッタ26により反射
され、集光レンズ28により集束されて光検出器29に
受光される。光検出器29は、例えば2分割された受光
部を有し、これら受光部により受光された戻り光を光電
変換及び電流電圧変換して、戻り光に応じた電圧信号を
生成する。そして、光検出器29により生成された電圧
信号は、RFアンプ部30に供給されることになる。
ズ27を透過した後にビームスプリッタ26により反射
され、集光レンズ28により集束されて光検出器29に
受光される。光検出器29は、例えば2分割された受光
部を有し、これら受光部により受光された戻り光を光電
変換及び電流電圧変換して、戻り光に応じた電圧信号を
生成する。そして、光検出器29により生成された電圧
信号は、RFアンプ部30に供給されることになる。
【0073】RFアンプ部30は、光学ピックアップ2
3の光検出器29から供給された電圧信号に基づいて、
再生信号(RF信号)や、フォーカスエラー信号、トラ
ッキングエラー信号、ウォブル信号を生成する。このR
Fアンプ部30で生成された再生信号はイコライザ31
に、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号
はサーボ制御部32に、ウォブル信号はATIPデコー
ダ33にそれぞれ供給される。
3の光検出器29から供給された電圧信号に基づいて、
再生信号(RF信号)や、フォーカスエラー信号、トラ
ッキングエラー信号、ウォブル信号を生成する。このR
Fアンプ部30で生成された再生信号はイコライザ31
に、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号
はサーボ制御部32に、ウォブル信号はATIPデコー
ダ33にそれぞれ供給される。
【0074】イコライザ31は、RFアンプ部30から
供給された再生信号に対してイコライジング処理を行っ
て、この再生信号の波形修正を行う。イコライザ31の
特性は、制御部34によって切り替えられるようになっ
ており、詳細を後述するように、2倍密度CD−Rから
のデータを再生するときは、2倍密度CD−Rに適した
特性に設定されることになる。イコライザ31によりイ
コライジング処理が行われた再生信号は、2値化/クロ
ック生成部35に供給される。
供給された再生信号に対してイコライジング処理を行っ
て、この再生信号の波形修正を行う。イコライザ31の
特性は、制御部34によって切り替えられるようになっ
ており、詳細を後述するように、2倍密度CD−Rから
のデータを再生するときは、2倍密度CD−Rに適した
特性に設定されることになる。イコライザ31によりイ
コライジング処理が行われた再生信号は、2値化/クロ
ック生成部35に供給される。
【0075】2値化/クロック生成部35は、イコライ
ザ31から供給された再生信号の2値化処理を行ってデ
ジタルデータに変換し、このデジタルデータをデータ処
理部36に供給する。また、2値化/クロック生成部3
5は、このデジタルデータに同期するクロック信号の生
成も行い、生成したクロック信号をデジタルデータと共
にデータ処理部36に供給する。
ザ31から供給された再生信号の2値化処理を行ってデ
ジタルデータに変換し、このデジタルデータをデータ処
理部36に供給する。また、2値化/クロック生成部3
5は、このデジタルデータに同期するクロック信号の生
成も行い、生成したクロック信号をデジタルデータと共
にデータ処理部36に供給する。
【0076】サーボ制御部32は、RFアンプ部30か
ら供給されたフォーカスエラー信号やトラッキングエラ
ー信号に基づいて、フォーカス制御やトラッキング制御
を行うための制御信号を生成し、この制御信号を2軸ド
ライバ37に供給する。
ら供給されたフォーカスエラー信号やトラッキングエラ
ー信号に基づいて、フォーカス制御やトラッキング制御
を行うための制御信号を生成し、この制御信号を2軸ド
ライバ37に供給する。
【0077】2軸ドライバ37は、サーボ制御部32か
ら供給された制御信号に基づいて、図示しない2軸アク
チュエータを駆動する。これにより、2軸アクチュエー
タに保持された光学ピックアップ23の対物レンズ27
が、CD−Rに近接離間する方向及びCD−Rの径方向
の2軸方向に移動操作され、フォーカス制御及びトラッ
キング制御が行われることになる。
ら供給された制御信号に基づいて、図示しない2軸アク
チュエータを駆動する。これにより、2軸アクチュエー
タに保持された光学ピックアップ23の対物レンズ27
が、CD−Rに近接離間する方向及びCD−Rの径方向
の2軸方向に移動操作され、フォーカス制御及びトラッ
キング制御が行われることになる。
【0078】ATIPデコーダ33は、制御部34の制
御のもとで、RFアンプ部30から供給されたウォブル
信号の復調処理を行い、時間軸情報を示すATIPウォ
ブル信号を生成する。このATIPデコーダ33で生成
されたATIPウォブル信号は、システム制御部34に
供給される。そして、光学ピックアップ23のアクセス
動作を行うときは、システム制御部34がこのATIP
ウォブル信号に基づいて、図示しないアクセス制御部を
制御して、光学ピックアップ23を所望の記録トラック
にアクセスさせる。
御のもとで、RFアンプ部30から供給されたウォブル
信号の復調処理を行い、時間軸情報を示すATIPウォ
ブル信号を生成する。このATIPデコーダ33で生成
されたATIPウォブル信号は、システム制御部34に
供給される。そして、光学ピックアップ23のアクセス
動作を行うときは、システム制御部34がこのATIP
ウォブル信号に基づいて、図示しないアクセス制御部を
制御して、光学ピックアップ23を所望の記録トラック
にアクセスさせる。
【0079】データ処理部36は、制御部34の制御の
もとで、2値化/クロック生成部35から供給されたデ
ジタルデータをEFM復調すると共に、デインターリー
ブ処理やCIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Co
de)による誤り訂正処理を行う。更に、データ処理部3
6では、デスクランブル処理やECC(Error Correcti
ng Code)による誤り訂正処理等も行われる。また、デ
ータ処理部36では、EFM復調が施された後のデータ
からサブコードが取り出される。この取り出されたサブ
コードは、制御部34に供給されることになる。
もとで、2値化/クロック生成部35から供給されたデ
ジタルデータをEFM復調すると共に、デインターリー
ブ処理やCIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Co
de)による誤り訂正処理を行う。更に、データ処理部3
6では、デスクランブル処理やECC(Error Correcti
ng Code)による誤り訂正処理等も行われる。また、デ
ータ処理部36では、EFM復調が施された後のデータ
からサブコードが取り出される。この取り出されたサブ
コードは、制御部34に供給されることになる。
【0080】データ処理部36において誤り訂正処理が
施されたデータは、RAM等のバッファメモリに蓄えら
れた後に、再生データとして、インターフェース38を
介してホスト側のコンピュータ等に供給される。
施されたデータは、RAM等のバッファメモリに蓄えら
れた後に、再生データとして、インターフェース38を
介してホスト側のコンピュータ等に供給される。
【0081】また、データ処理部36は、ホスト側のコ
ンピュータ等から記録データが供給されたときには、こ
の記録データをRAM等のバッファメモリに一時蓄えな
がら、バッファメモリから記録データを順次読み出し
て、所定のセクターフォーマットにエンコードすると共
に、この記録データ誤り訂正用のECCを付加する。更
に、データ処理部36では、CIRCエンコード処理や
EFM変調処理等も行い、書き込み信号を生成する。そ
して、この書き込み信号をレーザドライバ39に供給す
る。
ンピュータ等から記録データが供給されたときには、こ
の記録データをRAM等のバッファメモリに一時蓄えな
がら、バッファメモリから記録データを順次読み出し
て、所定のセクターフォーマットにエンコードすると共
に、この記録データ誤り訂正用のECCを付加する。更
に、データ処理部36では、CIRCエンコード処理や
EFM変調処理等も行い、書き込み信号を生成する。そ
して、この書き込み信号をレーザドライバ39に供給す
る。
【0082】レーザドライバ39は、制御部34の制御
のもとで、データ処理部36から供給された書き込み信
号に応じて光学ピックアップ23の半導体レーザ24を
駆動し、半導体レーザ24から記録データに応じて変調
された光ビームを出射させる。半導体レーザ24から出
射された光ビームは対物レンズ27により集束されてス
ピンドルモータ21により回転操作されるCD−Rに照
射される。これにより、記録データに応じたピット列が
CD−Rに形成され、CD−Rに記録データが記録され
ることになる。
のもとで、データ処理部36から供給された書き込み信
号に応じて光学ピックアップ23の半導体レーザ24を
駆動し、半導体レーザ24から記録データに応じて変調
された光ビームを出射させる。半導体レーザ24から出
射された光ビームは対物レンズ27により集束されてス
ピンドルモータ21により回転操作されるCD−Rに照
射される。これにより、記録データに応じたピット列が
CD−Rに形成され、CD−Rに記録データが記録され
ることになる。
【0083】制御部34にはROM40が接続されてお
り、このROM40には、光ディスク装置20全体の動
作を制御するための動作制御用プログラムが格納されて
いる。制御部34は、ATIPデコーダ33から供給さ
れたATIPウォブル信号の同期信号「SYNC」のパ
ターンから、スピンドルモータ21に装着されているC
D−Rが1倍密度CD−Rであるのか、或いは2倍密度
CD−Rであるのかを識別し、それに応じた動作制御用
プログラムに基づいて、光ディスク装置20全体の動作
を制御する。
り、このROM40には、光ディスク装置20全体の動
作を制御するための動作制御用プログラムが格納されて
いる。制御部34は、ATIPデコーダ33から供給さ
れたATIPウォブル信号の同期信号「SYNC」のパ
ターンから、スピンドルモータ21に装着されているC
D−Rが1倍密度CD−Rであるのか、或いは2倍密度
CD−Rであるのかを識別し、それに応じた動作制御用
プログラムに基づいて、光ディスク装置20全体の動作
を制御する。
【0084】具体的には、制御部34は、スピンドルモ
ータ21に装着されているCD−Rが1倍密度CD−R
であると判断した場合には、それに応じた制御信号をモ
ータ制御部22に供給する。モータ制御部22は、この
制御信号に基づいて、1倍密度CD−Rが1.2±0.
02m/秒の範囲内の線速度で回転操作されるようにス
ピンドルモータ21を駆動制御する。また、制御部34
は、スピンドルモータ21に装着されているCD−Rが
2倍密度CD−Rであると判断した場合には、それに応
じた制御信号をモータ制御部22に供給する。モータ制
御部22は、この制御信号に基づいて、2倍密度CD−
Rが0.9±0.02m/秒の範囲内の線速度で回転操
作されるようにスピンドルモータ21を駆動制御する。
ータ21に装着されているCD−Rが1倍密度CD−R
であると判断した場合には、それに応じた制御信号をモ
ータ制御部22に供給する。モータ制御部22は、この
制御信号に基づいて、1倍密度CD−Rが1.2±0.
02m/秒の範囲内の線速度で回転操作されるようにス
ピンドルモータ21を駆動制御する。また、制御部34
は、スピンドルモータ21に装着されているCD−Rが
2倍密度CD−Rであると判断した場合には、それに応
じた制御信号をモータ制御部22に供給する。モータ制
御部22は、この制御信号に基づいて、2倍密度CD−
Rが0.9±0.02m/秒の範囲内の線速度で回転操
作されるようにスピンドルモータ21を駆動制御する。
【0085】上述の光ディスク装置20を用いて2倍密
度CD−Rに情報を記録する場合、上述のPCAを利用
して記録パワー調整を行う。
度CD−Rに情報を記録する場合、上述のPCAを利用
して記録パワー調整を行う。
【0086】上記PCAは、CD−Rのリードイン・エ
リアの内側に設けられており、したがって2倍密度CD
−Rに情報を記録する際には、先ず、光学ピックアップ
23をディスクの最内周側に移動し、PCAのカウント
エリアを見て、空いているテストエリアをサーチする。
リアの内側に設けられており、したがって2倍密度CD
−Rに情報を記録する際には、先ず、光学ピックアップ
23をディスクの最内周側に移動し、PCAのカウント
エリアを見て、空いているテストエリアをサーチする。
【0087】次いで、空いているテストエリアに実際に
試し書きを行う。この試し書きによって記録した信号を
上記光学ピックアップ23により取り込み、これをデー
タ処理部36に送る。送られた信号のアシンメトリを測
定して最適記録パワーを求め、この情報を制御部34に
送ってレーザドライバ39を制御し、半導体レーザ24
の記録レーザ光出力を上記最適記録パワーに設定する。
試し書きを行う。この試し書きによって記録した信号を
上記光学ピックアップ23により取り込み、これをデー
タ処理部36に送る。送られた信号のアシンメトリを測
定して最適記録パワーを求め、この情報を制御部34に
送ってレーザドライバ39を制御し、半導体レーザ24
の記録レーザ光出力を上記最適記録パワーに設定する。
【0088】そうした後、光学ピックアップ23をユー
ザデータ領域に対応する位置まで移動し、情報信号の書
き込みを行う。
ザデータ領域に対応する位置まで移動し、情報信号の書
き込みを行う。
【0089】上記記録パワー調整は、情報信号の書き込
み毎に行う必要があるが、先にも述べたように、本例の
2倍密度CD−Rでは、テストエリアの数を1000と
しているので、記録密度の増加に伴う書き込み回数の増
加に十分に対応することができる。すなわち、記録密度
の増加に伴って情報信号の書き込み回数が増加したとし
ても、パワー調整の回数が不足することはなく、記録に
制約が加わることはない。
み毎に行う必要があるが、先にも述べたように、本例の
2倍密度CD−Rでは、テストエリアの数を1000と
しているので、記録密度の増加に伴う書き込み回数の増
加に十分に対応することができる。すなわち、記録密度
の増加に伴って情報信号の書き込み回数が増加したとし
ても、パワー調整の回数が不足することはなく、記録に
制約が加わることはない。
【0090】以上、2倍密度CD−Rを例に本発明を説
明してきたが、本発明がこれに限定されるものでないこ
とは言うまでもない。
明してきたが、本発明がこれに限定されるものでないこ
とは言うまでもない。
【0091】例えば、CD−RW等、情報信号の記録を
行い得る光ディスク全般に本発明は適用可能である。
行い得る光ディスク全般に本発明は適用可能である。
【0092】また、記録密度も現行のCD−Rの2倍の
密度に限られるものではなく、現行のCD−Rより大き
な記録密度を有する光ディスク全般に本発明は適用可能
である。また、そのときのテストエリアの数は、800
〜1200に限らず、記録密度に比例して適宜設定する
ことが可能である。
密度に限られるものではなく、現行のCD−Rより大き
な記録密度を有する光ディスク全般に本発明は適用可能
である。また、そのときのテストエリアの数は、800
〜1200に限らず、記録密度に比例して適宜設定する
ことが可能である。
【0093】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、容量
の増加に比例してディスク全体におけるテストエリアの
総数を増加することにより、数多くのパワー調整に対応
することができ、パワー調整の回数不足により記録が制
限されることはなくなる。
の増加に比例してディスク全体におけるテストエリアの
総数を増加することにより、数多くのパワー調整に対応
することができ、パワー調整の回数不足により記録が制
限されることはなくなる。
【0094】また、各テストエリアの大きさを最小限
(例えばプリグルーブに記録される絶対時間情報ATI
Pの2フレーム分)とし、カウントエリアの数を必要最
小限としているので、データ領域も十分に確保すること
ができる。
(例えばプリグルーブに記録される絶対時間情報ATI
Pの2フレーム分)とし、カウントエリアの数を必要最
小限としているので、データ領域も十分に確保すること
ができる。
【図1】CD−Rの要部断面図である。
【図2】上記CD−Rの記録領域のレイアウトを示す図
であり、(A)は1倍密度CD−Rの記録領域のレイア
ウトを示し、(B)は2倍密度CD−Rの記録領域のレ
イアウトを示す。
であり、(A)は1倍密度CD−Rの記録領域のレイア
ウトを示し、(B)は2倍密度CD−Rの記録領域のレ
イアウトを示す。
【図3】上記CD−Rのディスク基板の一部を拡大して
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】ATIPウォブル信号のフレーム構造を示す図
である。
である。
【図5】1倍密度CD−RのATIPウォブル信号の同
期信号「SYNC」のパターンの具体的な一例を示す図
であり、(A)はATIPウォブル信号を示し、(B)
は直前のチャンネルビットが「0」の場合のチャンネル
ビットパターンを示し、(C)は(B)のチャンネルビ
ットパターンに対応したバイフェーズ信号を示し、
(D)は直前のチャンネルビットが「1」の場合のチャ
ンネルビットパターンを示し、(E)は(D)のチャン
ネルビットパターンに対応したバイフェーズ信号を示
す。
期信号「SYNC」のパターンの具体的な一例を示す図
であり、(A)はATIPウォブル信号を示し、(B)
は直前のチャンネルビットが「0」の場合のチャンネル
ビットパターンを示し、(C)は(B)のチャンネルビ
ットパターンに対応したバイフェーズ信号を示し、
(D)は直前のチャンネルビットが「1」の場合のチャ
ンネルビットパターンを示し、(E)は(D)のチャン
ネルビットパターンに対応したバイフェーズ信号を示
す。
【図6】2倍密度CD−RのATIPウォブル信号の同
期信号「SYNC」のパターンの具体的な一例を示す図
であり、(A)はATIPウォブル信号を示し、(B)
は直前のチャンネルビットが「0」の場合のチャンネル
ビットパターンを示し、(C)は(B)のチャンネルビ
ットパターンに対応したバイフェーズ信号を示し、
(D)は直前のチャンネルビットが「1」の場合のチャ
ンネルビットパターンを示し、(E)は(D)のチャン
ネルビットパターンに対応したバイフェーズ信号を示
す。
期信号「SYNC」のパターンの具体的な一例を示す図
であり、(A)はATIPウォブル信号を示し、(B)
は直前のチャンネルビットが「0」の場合のチャンネル
ビットパターンを示し、(C)は(B)のチャンネルビ
ットパターンに対応したバイフェーズ信号を示し、
(D)は直前のチャンネルビットが「1」の場合のチャ
ンネルビットパターンを示し、(E)は(D)のチャン
ネルビットパターンに対応したバイフェーズ信号を示
す。
【図7】従来のCD−RにおけるPCAの構成を示す図
である。
である。
【図8】テストエリアを分割したPCAの一例を示す図
である。
である。
【図9】本発明を適用した2倍密度CD−RのPCAを
示す図である。
示す図である。
【図10】光ディスク装置の一構成例を示すブロック図
である。
である。
1 ディスク基板、2 記録層、5 ウォブリンググル
ーブ、20 光ディスク装置
ーブ、20 光ディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 邦彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 太田 伸二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 塩澤 正純 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC04 CC06 DE57 5D090 AA01 BB04 CC01 DD02 DD05 EE02 FF08 GG27 GG29 GG33 JJ12
Claims (12)
- 【請求項1】 ディスク内周側位置に記録時のレーザパ
ワーの校正を行うパワーキャリブレーションエリアが設
けられてなる光ディスクにおいて、 上記パワーキャリブレーションエリアは、試し書きを行
うテストエリアと当該テストエリアの使用状況を記録す
るカウントエリアとから構成され、 記録容量の増加に応じてテストエリアの総数が増加され
ていることを特徴とする光ディスク。 - 【請求項2】 2倍密度CDフォーマットに対応した光
ディスクであり、上記テストエリアの総数が800〜1
200とされていることを特徴とする請求項1記載の光
ディスク。 - 【請求項3】 各テストエリアの大きさがプリグルーブ
に記録される絶対時間情報ATIPの2フレーム分とさ
れていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。 - 【請求項4】 1つのカウントエリアに対応するテスト
エリアの数は、ディスク1周当たりのテストエリアの数
以下の整数であることを特徴とする請求項1記載の光デ
ィスク。 - 【請求項5】 1つのカウントエリアに対応するテスト
エリアの数は、2から16までのいずれかの整数である
ことを特徴とする請求項4記載の光ディスク。 - 【請求項6】 1つのカウントエリアに対応するテスト
エリアの数は、2,4,8または16のいずれかの整数
であることを特徴とする請求項5記載の光ディスク。 - 【請求項7】 光ディスクのディスク内周側位置に、試
し書きを行うテストエリアと当該テストエリアの使用状
況を記録するカウントエリアとから構成されるパワーキ
ャリブレーションエリアを設け、レーザパワーの校正を
行いながら情報を記録する情報記録方法において、 上記光ディスクの記録容量の増加に応じてテストエリア
の総数を増加することを特徴とする情報記録方法。 - 【請求項8】 上記光ディスクは2倍密度CDフォーマ
ットに対応した光ディスクであり、上記テストエリアの
総数を800〜1200とすることを特徴とする請求項
7記載の情報記録方法。 - 【請求項9】 各テストエリアの大きさをプリグルーブ
に記録される絶対時間情報ATIPの2フレーム分とす
ることを特徴とする請求項7記載の情報記録方法。 - 【請求項10】 1つのカウントエリアに対応するテス
トエリアの数を、ディスク1周当たりのテストエリアの
数以下の整数とすることを特徴とする請求項7記載の情
報記録方法。 - 【請求項11】 1つのカウントエリアに対応するテス
トエリアの数を、2から16までのいずれかの整数とす
ることを特徴とする請求項10記載の情報記録方法。 - 【請求項12】 1つのカウントエリアに対応するテス
トエリアの数を、2,4,8または16のいずれかの整
数とすることを特徴とする請求項11記載の情報記録方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000093007A JP2001273637A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 光ディスク及び情報記録方法 |
US09/817,304 US6765851B2 (en) | 2000-03-28 | 2001-03-26 | Optical disc, data-recording apparatus and data-recording method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000093007A JP2001273637A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 光ディスク及び情報記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001273637A true JP2001273637A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=18608251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000093007A Withdrawn JP2001273637A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 光ディスク及び情報記録方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2001273637A (ja) |
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JP2003067929A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-07 | Yamaha Corp | 光ディスク、光ディスク記録装置、光ディスク記録装置の制御方法およびプログラム |
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WO2014074067A1 (en) * | 2012-11-08 | 2014-05-15 | Agency For Science, Technology And Research | Methods of culturing cells or tissues and devices for cell or tissue culture |
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-
2000
- 2000-03-28 JP JP2000093007A patent/JP2001273637A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-03-26 US US09/817,304 patent/US6765851B2/en not_active Expired - Fee Related
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