JP2001273590A - 通信システム、通信装置及び通信方法並びに通信用ソフトウェアを記録した記録媒体 - Google Patents

通信システム、通信装置及び通信方法並びに通信用ソフトウェアを記録した記録媒体

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JP2001273590A JP2000085746A JP2000085746A JP2001273590A JP 2001273590 A JP2001273590 A JP 2001273590A JP 2000085746 A JP2000085746 A JP 2000085746A JP 2000085746 A JP2000085746 A JP 2000085746A JP 2001273590 A JP2001273590 A JP 2001273590A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路側と車側との間で情報交換用メモリヘの同
時書き込みが発生しない路車間通信の技術を提供する。 【解決手段】 書き込み権管理部15及び書き込み権管
理部25は、RSU/OBEビットを操作及び監視する
ことで、書き込み権についての受け渡しと、道路側装置
1又はDSRC車載ユニット2のどちらが書き込み権を
もっているかという所在の確認を行う。書き込み部16
及び書き込み部26は、 Attributeメモリ21の内容更
新と共にCHGビットの値を変更する。読み出し部17
は、CHGビットの値が変更されたときに Attributeメ
モリ21の内容を読み出し保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ITSなどにおい
て路側と車側との間で通信を行う路車間通信の技術の改
良に関するもので、特に、路側と車側との間で情報交換
用メモリヘの同時書き込みが発生しないようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル通信技術の進展に伴い、
ITSの技術が提案されている。ITSは、Intelligen
t Transport Systems を意味し、道路の設備・車載機器
・乗員の三者間で情報をやりとりすることで、自動速度
制御などによる安全性の向上、より高度な経路誘導や情
報利用などを図るものである。このITSにおいて、道
路側と車側との間での情報の送受(路車間通信と呼ぶ)
に、光又は電波を用い数メートルから数100メートル
程度の狭い範囲を対象とした通信であるDSRC(Dedi
cated Short Range Communication :(専用)狭域通信)
が用いられる。
【0003】このDSRCにおいて、道路側(路側と呼
ぶ)の通信装置である道路側装置(路側器とも呼ぶ)
と、車両側(車側と呼ぶ)に搭載された通信装置である
車載装置(車載器とも呼ぶ)との間の情報の受け渡し
は、車載装置上の特定の情報交換用メモリ( Attribute
メモリと呼ぶ)を路側と車側で共有することによって実
現される。
【0004】例えば、路側器から車載器ヘのデータ転送
は、路側器が車載器上の AttributeメモリにDSRC無
線通信を介してデータを書き込み、車載器が適時にその
共有メモリからデータを読み出すことにより実現され
る。同様に、車載器から路側器ヘのデータ転送は、車載
器が転送したいデータを Attributeメモリに書き込み、
路側器が適時にDSRC無線通信を介して車載器上の A
ttributeメモリからデータを吸い上げることにより実現
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来技術において、路側と車側の両方が Attributeメ
モリヘの書き込みを同時に行うことは避ける必要があ
り、そのような同時書き込みが発生すると、必要なデー
タの欠落や上書きによる誤消去をはじめ、通信上の不具
合が発生する可能性がある。
【0006】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、路側
と車側との間で情報交換用メモリヘの同時書き込みが発
生しない路車間通信の技術すなわち通信システム、通信
装置及び通信方法並びに通信用ソフトウェアを記録した
記録媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、道路側装置と車載装置との間
で、前記車載装置に設けられた情報交換用メモリを介し
て情報を無線送受する通信システムにおいて、前記メモ
リへの書き込みを前記道路側装置と車載装置とが同時に
行うことを阻止する手段を備えたことを特徴とする。請
求項4の発明は、請求項1の発明を方法という見方から
捉えたもので、道路側装置と車載装置との間で、前記車
載装置に設けられた情報交換用メモリを介して情報を無
線送受する通信方法において、前記メモリへの書き込み
を前記道路側装置と車載装置とが同時に行うことを阻止
するステップを含むことを特徴とする。請求項1,4の
発明では、路側と車側の両方による情報交換用メモリヘ
の同時書き込みが回避されるので、必要なデータの欠落
や上書きによる誤消去をはじめとする通信上の不具合が
発生せず、DSRC通信の信頼性が向上する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の通信シ
ステムにおいて、前記メモリへの書き込み権の所在を表
す制御ビットと、前記制御ビットを操作及び監視するこ
とで、前記書き込み権について受け渡し及び所在の確認
を行う手段と、を備えたことを特徴とする。請求項3の
発明は、請求項2記載の通信システムにおいて、前記メ
モリの内容変更を表す第2の制御ビットと、前記メモリ
の内容更新と共に前記第2の制御ビットの値を変更する
手段と、前記第2の制御ビットの値が変更されたときに
前記メモリの内容を読み出す手段と、を備えたことを特
徴とする。請求項5の発明は、路側と車側との間で情報
を無線送受するための通信装置において、情報交換用メ
モリと、前記メモリへの書き込み権の所在を表す制御ビ
ットと、前記制御ビットを操作及び監視することで、前
記書き込み権について受け渡し及び所在の確認を行う手
段と、前記メモリの内容変更を表す第2の制御ビット
と、前記メモリの内容更新と共に前記第2の制御ビット
の値を変更する手段と、前記第2の制御ビットの値が変
更されたときに前記メモリの内容を読み出す手段と、を
備えたことを特徴とする。請求項6の発明は、コンピュ
ータを用いて、路側と車側との間で、車側に設けられた
情報交換用メモリを介して情報を無線送受するための通
信用ソフトウェアを記録した記録媒体において、そのソ
フトウェアは前記コンピュータに、前記メモリへの書き
込み権の所在を表す制御ビットを操作及び監視すること
で、前記書き込み権について受け渡し及び所在の確認を
行わせ、前記メモリの内容変更を表す第2の制御ビット
を、前記メモリの内容更新と共に変更させ、前記第2の
制御ビットの値が変更されたときに前記メモリの内容を
読み出させることを特徴とする。請求項2,3,5,6
の発明では、制御ビットがフラグの役割を果たすことに
より、単純な構成及び手順で書き込みに関する状態を容
易に管理することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態(以下
「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に
説明する。なお、本実施形態のうち情報処理に関する部
分は、典型的には、コンピュータをソフトウェアで制御
することで実現される。この場合のソフトウェアは、コ
ンピュータのハードウェアを物理的に活用することで本
発明の作用効果を実現するもので、また、従来技術との
共通部分には従来技術も適用される。
【0010】但し、この場合のハードウェアやソフトウ
ェアの種類や構成、ソフトウェアで処理する範囲などは
各種変更可能であり、例えばこのようなソフトウェアを
記録したCD−ROM、ROMチップパッケージ、メモ
リカード、ICカードなどの記録媒体も本発明の一態様
である。このため、以下の説明では、本発明及び実施形
態の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0011】〔1.構成〕本実施形態は、図1の機能ブ
ロック図に示すように、道路側装置1と、車両に搭載さ
れたDSRC車載ユニット2(前記車載装置にあたる)
との間で、DSRC車載ユニット2に設けられた Attri
buteメモリ21(前記情報交換用メモリにあたる)を介
して情報を無線送受する通信システムであり、通信装
置、通信方法及び通信用ソフトウェアを記録した記録媒
体として把握することもできる。
【0012】まず、図1に示すこれら道路側装置1及び
DSRC車載ユニット2は、それぞれ電波や赤外線でデ
ータを送受信する通信部10及び通信部20を備えてい
る。また、DSRC車載ユニット2は、車両に搭載され
たカーナビゲーションシステムなどの車載機器3と接続
されている。
【0013】また、道路側装置1及びDSRC車載ユニ
ット2は、 Attributeメモリ21への書き込みを路側と
車側とが同時に行うことを阻止する手段を備えている。
具体的には、まず、 Attributeメモリ21には、 Attri
buteメモリ21への書き込み権の所在を表す制御ビット
(RSU/OBEビットと呼ぶ)と、 Attributeメモリ
21の内容変更を表す第2の制御ビット(CHGビット
と呼ぶ)とが設定されている。
【0014】また、道路側装置1は、書き込み権管理部
15と、書き込み部16と、読み出し部17と、を備え
ている。同様に、DSRC車載ユニット2は、書き込み
権管理部25と、書き込み部26と、読み出し部27
と、を備えている。このうち書き込み権管理部15及び
書き込み権管理部25は、いずれも、RSU/OBEビ
ットを操作及び監視することで、書き込み権についての
受け渡しと、道路側装置1又はDSRC車載ユニット2
のどちらが書き込み権をもっているかという所在の確認
を行う手段である。
【0015】また、書き込み部16及び書き込み部26
は、いずれも、 Attributeメモリ21の内容更新と共に
CHGビットの値を変更する手段である。また、読み出
し部17は、CHGビットの値が変更されたときに Att
ributeメモリ21の内容を読み出し保存する手段であ
る。なお、書き込み権管理部25、書き込み部26及び
読み出し部27は、DSRC車載ユニット2ではなく車
載機器3に設けたり、DSRC車載ユニット2と車載機
器3を一体化することも可能である。
【0016】〔2.作用〕上記のように構成された本実
施形態は、次のように作用する。 〔2−1.全体の処理手順〕まず、路側と車側とが、D
SRC車載ユニット2の Attributeメモリ21を介して
データを送受する場合について、図2はシーケンス図で
あり、図3は路側における処理手順を示すフローチャー
ト、図4は車側における処理手順を示すフローチャート
である。
【0017】なお、以下では、書き込み権管理部25,
書き込み部26及び読み出し部27はDSRC車載ユニ
ット2内に設けられている場合を中心に説明するが、こ
れらが車載機器3内に設けられている場合は、通信に関
する車側の動作は図2に括弧書きで示すように車載機器
3が制御することになる。
【0018】また、 Attributeメモリ21内のデータに
は、RSU/OBEビット及びCHGビットが設定され
ているが、RSU/OBEビットは、その値が「0」の
場合に道路側装置1に書き込み権があることを意味し、
「1」の場合は車載機器に書き込み権があることを意味
するものとする。
【0019】また、CHGビットは「0」から「1」、
あるいは「1」から「0」に変化した場合、メモリ内の
データが変更されたことを意味するものとし、不変の場
合はデータの変更はされていないものとする。そして路
側と車側は、 Attributeメモリ21ヘのデータ書き込み
後、 Attributeメモリ21内のデータを一定周期で読み
込み、RSU/OBEビットとCHGビットを監視す
る。
【0020】以下、データを路側から車側へ受け渡す
(ダウンロードと呼ぶ)場合と、逆にデータを車側から
路側へ受け渡す(アップロードと呼ぶ)場合について、
具体的な処理手順を説明する。
【0021】〔2−2.路側から車側へダウンロードの
場合〕この場合、受信側となる車側がRSU/OBEビ
ットを「0」にすることで、送信側となる路側に書き込
み権を渡し(ステップ43)、送信側である路側は、At
tributeメモリ21の読み込みを行い(ステップ3
6)、RSU/OBEビットが「0」になっていると、
書き込み権が車側から渡されたことを認識し(ステップ
32)、送信データを Attributeメモリ21に書き込む
と共に、RSU/OBEビットを「1」に変更すること
で書き込み権を車側に渡し、さらに、CHGビットをそ
れまでとは逆の値に変更することで Attributeメモリ2
1の内容が変更されたことを示す(ステップ33)。
【0022】なお、ここでいう送信データは例えば、ユ
ーザへの受信メールや車載器用のアプリケーションファ
イル等の他、これらを構成するパケットやフレーム、車
側からの送信データに対する路側からの確認応答などを
指すが、具体的にはどのような対象に適用することもで
きる。
【0023】そして、受信側である車側は、CHGビッ
トの変更が有るまで Attributeメモリ21を繰り返し読
み込み続ける(ステップ45)。そして、受信側である
車側は、CHGビットの変更を確認すると(ステップ4
5)、 路側から送信されたデータ内容全体を Attribut
eメモリ21から読み込み保存する(ステップ46)。
【0024】このとき、RSU/OBEビットが「1」
になっているので(ステップ42)、車側は Attribute
メモリ21にデータを書き込むことができる(ステップ
43)。ここで書き込むデータの内容は、RSU/OB
Eビットを「0」に変更して路側に書き込み権を渡すこ
とと、RSU/OBEビットの変更を路側に知らせるた
めに、CHGビットをそれまでと逆の値に変更すること
である。
【0025】なお、路側は、書き込み権が車側に移って
いる間、 Attributeメモリ21内のCHGビットを監視
し続ける(ステップ35)。また、車側は Attributeメ
モリ21を周期的に読み込み、CHGビットの変更があ
ったことを確認すると(ステップ45)、RSU/OB
Eビットの確認を行い、書き込み権が渡されたことを認
識する(ステップ46,42)。
【0026】〔2−3.車側から路側へのアップロード
の場合〕この場合、送信側となる車側は、RSU/OB
Eビットが「1」になっていて路側から書き込み権が渡
されたことを確認するか(ステップ42)、又は Attri
buteメモリのRSU/OBEビットを「1」にすること
で車側の書き込み権を確保する。
【0027】続いて、車側は、送信データを Attribute
メモリ21に書き込むと共に、RSU/OBEビットを
「0」に変更することで書き込み権を路側に渡し、さら
に、CHGビットをそれまでとは逆の値に変更すること
で Attributeメモリ21の内容が変更されたことを示す
(ステップ43)。
【0028】なお、ここでいう送信データは例えば、車
の走行情報の入ったファイルや道路の混雑状況等のデー
タ、これらを構成するパケットやフレーム、路側からの
送信データに対する車側からの確認応答などを指すが、
具体的にはどのような対象に適用することもできる。
【0029】一方、車側に書き込み権がある間、受信側
である路側は Attributeメモリ21のCHGビットを繰
り返し読み込むことで監視し続け(ステップ35)、路
側はCHGビットの変更を確認すると(ステップ3
5)、車側から送信されたデータ内容全体を Attribute
メモリ21から読み込み保存する(ステップ36)。
【0030】このとき、RSU/OBEビットが「0」
になっているので(ステップ32)、路側は Attribute
メモリ21に対して、CHGビットをそれまでと逆に変
更することでRSU/OBEビットの変更を車側に知ら
せ、また、RSU/OBEビットを「1」に書き換える
ことで車側に書き込み権を渡す(ステップ33)。
【0031】なお、路側に書き込み権が移っている間、
車側は Attributeメモリ21を読み込み、CHGビット
を監視し続ける(ステップ45)。また、路側は Attri
buteメモリ21の読み込みを行いCHGビットの変更を
確認すると、RSU/OBEビットの確認を行い、書き
込み権が渡されたことを認識する。
【0032】〔3.効果〕以上説明したように、本実施
形態では、路側と車側の両方による Attributeメモリ2
1ヘの同時書き込みが回避されるので、必要なデータの
欠落や上書きによる誤消去をはじめとする通信上の不具
合が発生せず、路車間通信の信頼性が向上する。特に、
本実施形態では、制御ビットであるRSU/OBEビッ
ト及びCHGビットがフラグの役割を果たすことによ
り、単純な構成及び手順で書き込みに関する状態を容易
に管理することができる。
【0033】〔4.他の実施形態〕なお、本発明は上記
実施形態に限定されるものではなく、次に例示するよう
な他の実施形態も含むものである。例えば、上記実施形
態で示した各制御ビットの意義やそれらを用いた図3や
図4の処理手順は一例に過ぎず、適宜変更して実施する
ことができる。また、上記実施形態では、書き込み権管
理部15、書き込み部16、読み出し部17を道路側装
置1に設けたが、これに代えて道路側装置1は、DSR
C車載ユニット2上に設けられた書き込み権管理部2
5、書き込み部26、読み出し部27を通信部10,2
0経由で利用するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、路側と
車側との間で情報交換用メモリヘの同時書き込みが発生
しない路車間通信の技術すなわち通信システム、通信装
置及び通信方法並びに通信用ソフトウェアを記録した記
録媒体を提供することができるので、必要なデータの欠
落や上書きによる誤消去をはじめとする通信上の不具合
が発生せず、路車間通信の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック
図。
【図2】本発明の実施形態における通信を示すシーケン
ス図。
【図3】本発明の実施形態における路側の処理手順を示
すフローチャート。
【図4】本発明の実施形態における車側の処理手順を示
すフローチャート。
【符号の説明】
1…道路側装置 2…DSRC車載ユニット 3…車載機器 10,20…通信部 15,25…書き込み権管理部 16,26…書き込み部 17,27…読み出し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 光徳 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 (72)発明者 平松 彰 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 (72)発明者 吉岡 雅巳 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 (72)発明者 渡辺 昌志 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB12 BB13 CC12 EE10 FF13 5K067 AA26 AA33 BB21 EE02 EE12 GG01 GG11 HH23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路側装置と車載装置との間で、前記車
    載装置に設けられた情報交換用メモリを介して情報を無
    線送受する通信システムにおいて、 前記メモリへの書き込みを前記道路側装置と車載装置と
    が同時に行うことを阻止する手段を備えたことを特徴と
    する通信システム。
  2. 【請求項2】 前記メモリへの書き込み権の所在を表す
    制御ビットと、 前記制御ビットを操作及び監視することで、前記書き込
    み権について受け渡し及び所在の確認を行う手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記メモリの内容変更を表す第2の制御
    ビットと、 前記メモリの内容更新と共に前記第2の制御ビットの値
    を変更する手段と、 前記第2の制御ビットの値が変更されたときに前記メモ
    リの内容を読み出す手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2記載の通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 道路側装置と車載装置との間で、前記車
    載装置に設けられた情報交換用メモリを介して情報を無
    線送受する通信方法において、 前記メモリへの書き込みを前記道路側装置と車載装置と
    が同時に行うことを阻止するステップを含むことを特徴
    とする通信方法。
  5. 【請求項5】 路側と車側との間で情報を無線送受する
    ための通信装置において、 情報交換用メモリと、 前記メモリへの書き込み権の所在を表す制御ビットと、 前記制御ビットを操作及び監視することで、前記書き込
    み権について受け渡し及び所在の確認を行う手段と、 前記メモリの内容変更を表す第2の制御ビットと、 前記メモリの内容更新と共に前記第2の制御ビットの値
    を変更する手段と、 前記第2の制御ビットの値が変更されたときに前記メモ
    リの内容を読み出す手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータを用いて、路側と車側との
    間で、車側に設けられた情報交換用メモリを介して情報
    を無線送受するための通信用ソフトウェアを記録した記
    録媒体において、 そのソフトウェアは前記コンピュータに、 前記メモリへの書き込み権の所在を表す制御ビットを操
    作及び監視することで、前記書き込み権について受け渡
    し及び所在の確認を行わせ、 前記メモリの内容変更を表す第2の制御ビットを、前記
    メモリの内容更新と共に変更させ、 前記第2の制御ビットの値が変更されたときに前記メモ
    リの内容を読み出させることを特徴とする通信用ソフト
    ウェアを記録した記録媒体。
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