JP2001273160A - テストパターン選別装置、テストパターン選別方法およびテストパターン選別プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

テストパターン選別装置、テストパターン選別方法およびテストパターン選別プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体

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JP2001273160A
JP2001273160A JP2000087690A JP2000087690A JP2001273160A JP 2001273160 A JP2001273160 A JP 2001273160A JP 2000087690 A JP2000087690 A JP 2000087690A JP 2000087690 A JP2000087690 A JP 2000087690A JP 2001273160 A JP2001273160 A JP 2001273160A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 故障検出率を殆ど下げることなく、テストパ
ターンのサイズを大幅に削減する。 【解決手段】 予め選別と非選別に区別されたテストパ
ターンの集合の内、選別されたテストパターンを用いて
累積的な故障シミュレーションを実行し、選別されなか
った任意のテストパターンを用いて故障シミュレーショ
ンを実行し、故障検出率および検出・未検出故障リスト
を抽出する故障検出情報抽出部13と、未検出故障リス
ト内の故障の一部を無作為抽出する無作為抽出処理部1
4と、検出・未検出故障リストを参照して、選別されな
かったテストパターンの中で故障検出率の向上への寄与
が大きいテストパターンを選別する選別部15,16,
17とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIやLSI内
部の機能ブロックに対する複数の検証パターンの中から
故障シミュレーションを用いて得られる故障検出情報に
基づいてテストパターンを選択するテストパターン選別
装置、テストパターン選別方法およびテストパターン選
別プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録
媒体に関し、特に、全検証パターンで期待できる値とほ
ぼ同じ故障検出率を全検証パターンより大幅に少ない検
証パターンで達成することを可能にする技術に係る。
【0002】
【従来の技術】通常、製造されたLSIの各チップに対
しては、開発時の機能検証に使用した複数の検証パター
ンを適宜流用、編集したテストパターンを用いてLSI
が不良品ではないことを出荷前に確認する(良品だけを
選別する)出荷テスト(品質テスト)が行われる。この
ような出荷テストにおいては、使用したテストパターン
によってLSIチップ内の故障をできるだけ確実に検出
できることが要求される。このため、故障シミュレーシ
ョンを主な手段とする故障検出情報抽出処理により求め
られ、その値が経験的にも製品品質との強い相関が認め
られている故障検出率が、テストパターンが故障を確実
に検出できるかどうかの判断基準として用いられてい
る。なお、ここでいう「故障検出率」とは、例えば、組
合せ論理ゲート(簡単な素子も含む)、それをベースと
するフリップフロップ等の基本セルおよび基本セル間の
接続(配線)によって記述される、ゲートレベルのLS
I内部の任意の1個の接続ノードの値が0又は1に固定
されたと仮定する単一縮退故障(全部で2×接続ノード
数)を故障モデルとして、その検証パターンでどの程度
故障を検出することができるかを示す値である。
【0003】ところで、この故障検出率は、直接的に
は、検証パターンを用いた故障シミュレーションによっ
て求めることができるのであるが、一般に検証パターン
を用いた故障シミュレーションには非常に多くのCPU
リソースが必要とされる上に、近年のLSIの大規模
化、複雑化に伴って検証パターンのサイズ(ステップ
数)が急激に増大し、さらに、LSIテスタに格納でき
るテストパターンのサイズを制限することが現実的なコ
ストで出荷テストを実施するために必要不可欠となって
きているために、検証パターンをそのままテストパター
ンに流用することは困難となり、いまや、テストパター
ンとして利用する検証パターンを大幅に削減することが
必須の条件となってきている。
【0004】このような背景から、従来、LSIの開発
者又は機能検証者が、全検証パターンの中から検証パタ
ーンの内容を考慮しつつ、故障検出率が高くなりそうな
検証パターンを選び出したり、全検証パターンを用いて
低い率で無作為抽出した故障に対するパターン毎の故障
検出率を調べ、これが高くなる検証パターンを選択す
る、といった手法が用いられていたが、効率が悪く、確
実性も乏しいという問題があった。これらに対し、最
近、より効率的且つ確実な方法として、LSIのRTL
(Register Transfer Level)記述に対して、一般に多
数本の個別検証パターンで構成される検証パターンがど
の程度の機能検証カバレジ(コードカバレジ)を達成し
ているのかを解析する機能検証カバレジ評価装置や、さ
らには、各検証パターン毎に得られる結果を利用して、
全ての検証パターンと同じ機能検証カバレジを達成する
最小本数の検証パターンセットを選別する機能検証パタ
ーン選別装置が市販されるようになってきているが、そ
の選別結果を出荷テストパターンの選別に活用すること
も行われるようになってきた。
【0005】ここで、図4を参照して、このような機能
検証カバレジ評価装置および機能検証パターン選別装置
を用いたテストパターン選別処理について簡単に説明す
る。
【0006】従来までのテストパターン選別処理におい
ては、始めに、対象とするLSI又はLSI内の機能ブ
ロックのRTLネット50と検証パターン(通常多数の
検証パターンの集合)51をテストパターン選別装置4
0に入力すると、RTLコードカバレジ評価ツール41
が検証パターン毎の機能検証カバレジを抽出、出力す
る。その後、検証パターン選別ツール42が、選別の対
象としたい機能検証項目についてのカバレジが高い検証
パターンから順に選別を行い、テストパターンの集合の
中から、全てのテストパターンと同等の機能検証カバレ
ジを達成する最小本数のテストパターンを選別する。そ
して、最後に、選別された検証パターン52と、対象と
するLSIのRTLネット50に対応するゲートレベル
のネット53、ネット53で用いている基本セルのライ
ブラリ54およびネット53に対して仮定される故障検
証情報抽出前の未検出故障リスト55(通常は故障シミ
ュレータが自動的に作成)を故障シミュレータ43に入
力して故障検出情報抽出(故障シミュレーション)を実
施すると、その検証パターン(の集合)でどの程度故障
を検出することができるかを示す故障検出率および(未
検出)故障リスト56が出力される。この場合、個々の
検証パターンを用いた故障シミュレーションは、その前
までの検証パターンを用いた故障シミュレーションの結
果の(未検出)故障リストに対して実行されるため、以
下では特に区別して、「累積的な」故障シミュレーショ
ン(故障検出情報抽出処理)と呼ぶ。
【0007】このようなテストパターン選別処理によれ
ば、全検証パターンと比較して大幅に小さい検証パター
ンの集合にも係らず、全検証パターンを用いた場合に期
待される故障検出率に比較的近い故障検出率を得ること
ができるので、ゲートレベル以下のLSIに対する故障
検出情報の抽出に要するCPU時間や出荷テスト時にお
けるテストパターン長を大幅に削減することが可能とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来までのテストパターン選別処理には以下に示す
ような解決すべき技術的課題がある。
【0009】すなわち、従来までのテストパターン選別
処理により抽出される機能検証カバレジは、厳密な意味
では、対象とするLSIのRTL記述レベルの機能検証
項目を活性化したということであり、ゲートレベルの記
述の記述において如何に確実に出荷テストができるかと
いう尺度であるテスト容易性(testability)の内、テ
スト制御性(controllability)のカバレジに対しては良
い指標となるのであるが、テスト観測性(observabilit
y)については確実に反映しているという訳ではなく、
検証パターンを大幅に削減することができても、全検証
パターンと同程度の故障検出率を確保したい場合には、
第1次の解としては有効なものの、全検証パターンで本
来得られるであろう故障検出率よりも幾分(数%程度)
低くなってしまう。
【0010】一般に、未検出故障率の調査と検証パター
ンの作成は、技術者リソースを多く必要とする困難な作
業であるため、多少の故障検出率の低下も極めて大きな
問題であり、このため、全検証パターンとほぼ同等の故
障検出率を少ないテストパターンで確実に達成できる、
有効性の高いテストパターン選別技術が待望されてい
る。
【0011】本発明は、上記の技術的課題を鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、従来に比べ大幅に有効性
の高いテストパターン選別装置、テストパターン選別方
法およびテストパターン選別プログラムを格納したコン
ピュータ読取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題に関し
て、発明者は、以下の特徴を有する技術的思想を発案す
るに至った。
【0013】本発明の第1の特徴は、予め選別と非選別
に区別されたテストパターンの集合の内、選別されたテ
ストパターンを用いて累積的な故障シミュレーションを
実行し、選別されなかった任意のテストパターンを用い
て故障シミュレーションを実行し、故障検出率および検
出・未検出故障リストを抽出する故障検出情報抽出部
と、未検出故障リスト内の故障の一部を無作為抽出する
無作為抽出処理部と、検出・未検出故障リストを参照し
て、前記選別されなかったテストパターンの中で故障検
出率の向上への寄与が大きいテストパターンを選別する
選別部とを具備するテストパターン選別装置であること
にある。
【0014】これにより、全検証パターンより大幅に少
ない検証パターン(テストパターン)で、全検証パター
ンで得られる値とほぼ同等の故障検出率を達成できる。
【0015】本発明の第2の特徴は、テストパターンを
選別する第一のテストパターン選別ステップと、選別さ
れたテストパターンを用いて累積的な故障シミュレーシ
ョンを実行し、第一の未検出故障リストを抽出する第一
の故障検出情報抽出ステップと、第一の未検出故障リス
ト内の未検出故障の一部を無作為抽出し、第二の未検出
故障リストを生成する無作為抽出処理ステップと、第二
の未検出故障リストと第一のテストパターン選別ステッ
プにおいて選別されなかった任意のテストパターンを用
いて故障シミュレーションを実行し、選別されなかった
テストパターン毎の検出・未検出故障リストを生成する
第二の故障検出情報抽出ステップと、第二の未検出故障
リストと選別されなかったテストパターン毎の検出・未
検出故障リストを参照して、選別されなかったテストパ
ターンの中で故障検出率の向上への寄与が大きいテスト
パターンを選別する第二のテストパターン選別ステップ
とを有するテストパターン選別方法であることにある。
【0016】これにより、全検証パターンより大幅に少
ない検証パターン(テストパターン)で、全検証パター
ンで得られる値とほぼ同等の故障検出率を達成できる。
【0017】本発明の第3の特徴は、テストパターンを
選別する第一のテストパターン選別処理と、選別された
テストパターンを用いて累積的な故障シミュレーション
を実行し、第一の未検出故障リストを抽出する第一の故
障検出情報抽出処理と、前記第一の未検出故障リスト内
の未検出故障の一部を無作為抽出し、第二の未検出故障
リストを生成する無作為抽出処理と、第二の未検出故障
リストと第一のテストパターン選別ステップにおいて選
別されなかった任意のテストパターンを用いて故障シミ
ュレーションを実行し、選別されなかったテストパター
ン毎の検出・未検出故障リストを生成する第二の故障検
出情報抽出処理と、前記第二の未検出故障リストと選別
されなかったテストパターン毎の検出・未検出故障リス
トを参照して、選別されなかったテストパターンの中で
故障検出率の向上への寄与が大きいテストパターンを選
別する第二のテストパターン選別処理とを含み、これら
の処理をコンピュータに実行させるテストパターン選別
プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒
体であることにある。
【0018】ただし、機能検証カバレジ評価処理、第一
の検証パターン選別処理、無作為抽出処理又は故障検出
情報抽出処理については、それぞれの目的に沿った処理
の主要部分は別のプログラムとして別のコンピュータ読
取り可能な記録媒体に格納されており、テストパターン
選別プログラムはそれらの処理の実行制御(必要なデー
タの入出力、各プログラムの起動等)を受け持つという
場合もある。
【0019】これにより、全検証パターンより大幅に少
ないテストパターンで、全テストパターンで得られる値
とほぼ同等の故障検出率を達成できる。
【0020】ここで、記録媒体とは、例えば、半導体メ
モリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁
気テープなどのプログラムを記録することができるよう
なコンピュータ読み取り可能な媒体などが含まれる。
【0021】なお、機能検証カバレジ評価処理と第一の
テストパターン選別処理については、従来のように、人
手で故障検出率向上に寄与の高そうなテストパターンを
適当な手段により予め選別しておくという方法で代替す
ることもできる。この場合、効率はあまり良くないが、
第一の故障検出情報抽出の結果を見て、故障検出率がテ
ストパターン選別装置の処理能力から見て低すぎる場合
は、さらにテストパターンを追加して故障検出率を若干
向上させてから無作為抽出以後の処理に入るようにする
必要が出てくる可能性がある。
【0022】また、第二のテストパターン選別処理は、
第二の未検出故障リストと選別されなかったテストパタ
ーン毎の検出・未検出故障リストを参照して、第一の検
証パターン選別処理において選別されなかったテストパ
ターン毎に、第二の未検出故障リスト内の未検出故障を
いくつ検出したかを示す追加検出故障数を算出する追加
検出故障数抽出処理と、追加検出故障数とテストパター
ン長を入力とした所定の評価式にしたがって選別されな
かったテストパターン毎の評価値を計算する評価値計算
処理と、計算された評価値にしたがって、選別されなか
ったテストパターンの中で故障検出率の向上への寄与が
大きいテストパターンを選別する選別処理とから成るこ
とが望ましい。
【0023】また、故障検出率の向上への寄与が大きい
テストパターンと第一の未検出故障リストを用いて最終
確認の意味での累積的な故障シミュレーション(故障検
出情報抽出処理)を実行しても良い。
【0024】この構成によれば、無作為抽出処理により
評価されなかった未検出故障についても、ベストパター
ンによる検出・未検出が明確となるので、対象とするL
SIの未検出故障の解析および追加テストパターンの作
成を容易にすることができる。
【0025】さらに、第一の故障検出情報抽出処理にお
いて、テストパターン選別処理により選別されたテスト
パターンの中で所定の故障検出の向上率に満たないテス
トパターンをテストパターン選別部により選別されなか
った検証パターンに加え、所定の故障検出の向上率に満
たないテストパターンにより検出された故障を未検出故
障リスト内に戻しても良い。または、未検出故障のリス
トについては、あるテストパターンを用いた累積的な故
障シミュレーションの結果、所定の故障検出率の向上が
見られなかった場合は、そのテストパターンの一つ前の
テストパターンでの実行の結果の未検出故障リストを次
の検証パターンと共に用いて累積的な故障シミュレーシ
ョンを行うようにしても良い。
【0026】この構成によれば、RTLのレベルでは機
能検証カバレジ向上に寄与があっても、ゲートレベルに
おいては故障検出率向上への寄与が小さいテストパター
ンが削除される可能性が生じることとなり、一層小さい
テストパターンサイズで全テストパターンとほぼ同様の
故障検出率を得ることができる。
【0027】さらに又、第二のテストパターン選別処理
において、一回の処理で複数のテストパターンを選別す
るようにしても良い。
【0028】この構成によれば、若干選択されるテスト
パターンが増加するデメリットもあるが、計算量の多い
追加検出故障数算出処理の実行回数を大幅に削減するこ
とができるので、全テストパターンとほぼ同等の故障検
出率をより効率的に達成するテストパターン選別が可能
になる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を参照して、
本発明の実施形態に係るテストパターン選別装置、テス
トパターン選別方法およびテストパターン選別プログラ
ムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体につい
て詳しく説明する。なお、以下の説明においては、検証
パターンは、製品品質のテストに用いるという意味で、
テストパターンと呼ぶことにする。
【0030】(テストパターン選別装置)図1は、本発
明の実施形態に係るテストパターン選別装置の構成を示
すブロック図である。
【0031】本発明の実施形態に係るテストパターン選
別装置10は、図1に示すように、各テストパターンの
機能検証カバレジを抽出する機能検証カバレジ評価部1
1、機能検証カバレジ評価部11が抽出した機能検証カ
バレジ情報と選別の対象とする機能検証項目(説明は後
述)とを用いて、複数のテストパターンの中から、全て
のテストパターンを用いた場合と同等の機能検証カバレ
ジを達成する最小本数のテストパターンを選別する検証
パターン選別部12、テストパターンを用いて累積的な
故障シミュレーション(故障検出情報抽出)又は単なる
故障シミュレーション処理を実行し、故障検出率と未検
出故障リストを出力する故障検出情報抽出部13、故障
シミュレーションの結果得られる未検出故障リストの中
から未検出故障の一部を無作為抽出して新たな未検出故
障リストを作成する無作為抽出部14、無作為抽出され
た未検出故障に対して、検証パターン選別部12の選別
から外れた任意のテストパターンを用いて、故障検出情
報抽出部13において故障シミュレーションを実行し、
出力された故障検出率と未検出故障リストを用いて、選
別から外れたテストパターン毎の追加検出故障数を算出
する追加検出故障数算出部15、追加検出故障数と検証
パターン長を入力とした所定の評価式にしたがって選別
されなかった検証パターン毎の評価値を計算し、選別さ
れなかったテストパターンの中で故障検出率の向上への
寄与が大きいテストパターンを選別する評価値計算・選
別部16を備える。
【0032】なお、テストパターン選別装置10は、装
置10に係る各種制御情報や対象とするLSIについて
テストパターン選別で必要とする種々の情報を入力する
入力部20、装置10の抽出結果やエラー情報等の情報
を出力する出力部21に接続されている。なお、入力部
20としてはキーボード、マウスポインタおよびライト
ペン等、また、出力部21としては、プリンタやディス
プレイ装置等を用いると良い。
【0033】(テストパターン選別方法)図2は、本発
明の実施形態に係るテストパターン選別方法を示すフロ
ーチャート図である。
【0034】本発明の実施形態に係るテストパターン選
別方法は以下のステップを実行する。
【0035】(1)機能検証カバレジ評価部11が、対
象とするLSI又はLSI内部の機能ブロックのRTL
ネットとテストパターンの集合とを用いて、集合内のテ
ストパターン毎に機能検証カバレジを抽出する(機能検
証カバレジ評価ステップ、S201)。
【0036】(2)検証パターン選別部12が、機能検
証カバレジ情報と選別の対象とする機能検証項目とを用
いて、テストパターンの集合の中から、全てのテストパ
ターンを用いた場合と同等の機能検証カバレジを達成す
る最小本数のテストパターンを選別する(検証パターン
選別ステップ、S202)。
【0037】ここで、「機能検証項目」としては、LS
I又はLSI内の機能動作を記述したRTL記述内に存
在する、実行可能なステートメントを実行した割合を示
すステートメント・カバレジ、分岐の真偽を実行した割
合を示すブランチ・カバレジ、分岐条件の論理式をどの
程度活性化したかを示すコンディション・カバレジ、R
TL記述上のwire(接続線)がどの程度0、1の値にな
ったかを示すトグル・カバレジといったものがある。
【0038】(3)故障検出情報抽出部13が、選別さ
れたテストパターン、対象とするLSIのRTLネット
に対応するゲートレベルのネット、ゲートレベルのネッ
トにおいて用いている基本セルのライブラリおよびゲー
トレベルのネットに対して仮定される累積的な故障シミ
ュレーション実施前の未検出故障リスト(通常は故障シ
ミュレータが自動的に作成)とを用いて、故障検出率お
よび未検出故障リストを出力する(故障検出情報抽出ス
テップ、S203)。
【0039】ここで、未検出故障リストには、未検出故
障と共に、故障シミュレーションの結果確実に検出され
た故障も含まれ、ポテンシャル検出(potentially dete
cted)故障という、例えば、正常な場合には0又は1の
確定出力であるものが、その故障が存在する結果、不定
値xとなる、といった範疇の故障や、特定のテストパタ
ーンでの故障解析において、CPU時間の無意味な増加
を招く恐れがあるために、計算を中断したハイパーアク
ティブ(hyperactive)故障、冗長な故障も含まれる
が、本発明のテストパターン選別装置およびその方法に
おいては、故障リスト内の「未検出故障」が重要であ
り、基本的には、完全な未検出(およびハイパーアクテ
ィブ)だけを言うものとするが、ポテンシャル検出まで
を含んでも良い。なお、ポテンシャル検出故障について
は、ポテンシャル検出が所定の回数を超えた場合に、ほ
ぼ確実に検出された見なすプロバブル検出(probably d
etected)に分類し、プロバブル検出は「検出」、ポテ
ンシャル検出は「未検出」として扱うこともある。
【0040】(4)無作為抽出部14が、故障検出情報
抽出部13が出力した未検出故障リスト内の未検出故障
を無作為抽出(random sampling)し、新たな未検出故
障リストを生成する(無作為抽出処理ステップ、S20
4)。
【0041】ここで、無作為抽出処理は、故障検出情報
抽出処理(故障シミュレーション)の実行に必要なCP
U時間を減少させることを目的としている。一般に、故
障検出情報抽出処理の実行時間は、無作為抽出の割合に
ほぼ比例するが、無作為抽出の割合を低くすると、故障
検出情報抽出の信頼性は低下する。ところが、本発明の
テストパターン選別装置およびその方法においては、検
証パターン選別部12を用いて選別した、故障検出率も
全テストパターンによるものに相当近くなると考えられ
るテストパターンセットを用いて予め故障検出情報抽出
を実行するようにしているので、無作為抽出の割合をあ
る程度低くしても、故障検出率の結果に大きな食い違い
が出る恐れを小さくすることができるのである。
【0042】(5)故障検出情報抽出部13が、無作為
抽出部14が生成した未検出故障リスト、対象となるL
SIのゲートレベルのネット、ネットが使用するライブ
ラリ、検証パターン選別部12によって選別されなかっ
たテストパターンの任意の1本を用いて、故障シミュレ
ーションを実行し、全てのテストパターン毎の故障リス
ト(検出、未検出の双方の故障を含む)を生成する(故
障検出情報抽出ステップ、S205)。
【0043】(6)追加検出故障数算出部15が、選別
されなかったテストパターン、各テストパターン毎の故
障リストを用いて、未検出故障リスト内の未検出故障を
どの程度検出したかを比較算出する(追加検出故障数抽
出ステップ、S206)。
【0044】ここで、追加検出故障数抽出ステップの最
初の実行時は、未検出故障リストは無作為抽出部14が
抽出したものと同じである。
【0045】(7)比較算出の結果、追加検出故障数が
0であるテストパターンがあるか否かを判別し(追加検
出故障数判別ステップ、S207)、追加検出故障数が
0であるテストパターンは以後の処理から除外し(パタ
ーン除外処理ステップ、S208)、追加検出故障数が
1以上であるものについては、(評価値計算ステップ、
S209)以後の処理を実行する。なお、(7)につい
ては、(8)の処理において一括実施することもでき
る。
【0046】(8)評価値計算・選別部16が、テスト
パターン毎の追加検出故障数と選別情報とを参照して、
以下に示す所定の評価式にしたがって各テストパターン
の評価値を計算し(評価値計算ステップ、S209)、
評価値が最大となるテストパターンをベストパターンと
して選択する(ベストパターン選別ステップ、S21
0)。
【0047】ここで、「評価式」とは、追加故障検出数
とテストパラメータを変数とした、例えば以下のような
形態のものが考えられる。
【0048】〜評価式〜 r×(追加故障検出数)+(1−r)/(テストパター
ン長(ステップ数)) ここで、「r」は追加故障検出数とテストパターンサイ
ズの重み付けを調整するためのパラメータであり、0<
r<1の範囲で設定する。rの値が大きいと、追加検出
故障数の大きいテストパターンが選択されるが、テスト
パターン長が長いものも選択される可能性が高くなる。
一方、rの値を小さくすると、パターン長の短いテスト
パターンが優先的に選択されるが、選択したテストパタ
ーンの本数に比して追加検出される故障数が速やかに増
加しないために、所定の故障検出率に到達するまでに計
算量の多い追加検出故障数算出処理を多くの回数実行さ
せる必要があり、CPU時間が増加するというデメリッ
トが生じる。したがって、実際の処理では、妥当な値を
ユーザ側で選別情報において設定する必要がある。
【0049】なお、ここでいう「選別情報」とは、rの
値や評価値が上位いくつまで(ないしは上位いくつの値
以上等)のテストパターンをベストパターンとして選択
するか等の、ユーザ側で設定する選別処理に必要な情報
を意味する。
【0050】また、上記評価式において、追加故障検出
数の代わりに、追加検出故障数を追加検出故障数抽出ス
テップで得られた最大の追加故障検出数で除した「規格
化さらた」追加故障検出数、テストパターン長の代わり
に、テストパターン長を(9)の評価値の対象となって
いるテストパターンの中での最大のテストパターン長で
除した「規格化された」テストパターン長を用いること
もできる。こうすると、「r」をより一般的な意味で用
いることができ、見通しが良くなるという利点がある。
【0051】(9)ベストパターンの選別処理を継続す
るか否かを判別し(選別継続判別ステップ、S21
1)、継続する場合には(故障リスト抽出ステップ、S
212)へ、一方、継続しない場合には(故障検出情報
抽出ステップ、S213)へ移行する。
【0052】(10)評価値計算・選別部16が、未検
出故障リストとベストパターンの故障リストとを比較
し、未検出故障リストに対して具体的にどの故障が検出
され、また、どの故障か未検出のままであるのかを求
め、それぞれ故障検出リストおよび未検出故障リストに
格納する(故障リスト抽出ステップ、S212)。この
ステップは、コンピュータシステムのメモリに十分な余
裕があれば、追加検出故障数算出ステップで副次的に得
られる故障リストを一旦記憶しておき、ベストパターン
に対応するものを引き出すだけ、という形でも実現でき
る。これにより、新規の未検出故障リストおよびテスト
パターンの集合から追加検出故障数が0のテストパター
ンとベストパターンを除いたテストパターンの集合が得
られるが、次には、これらのそれぞれ、未検出故障リス
トおよびテストパターンの集合として、再び(追加検出
故障数抽出ステップ、S206)に移行する。
【0053】(11)故障検出情報抽出部13が、故障
検出情報抽出ステップS203において生成された未検
出故障リストに対して、ベストパターンを用いて累積的
な故障シミュレーション処理を実行する(故障検出情報
抽出ステップ、S213)。なお、この(故障検出情報
抽出ステップ、S213)は省略しても良いが、この処
理ステップによれば、無作為抽出処理により評価されな
かった未検出故障についても、ベストパターンによる検
出・未検出が明確となるので、対象とするLSIの未検
出故障の解析および追加テストパターンの作成を容易に
することができる。
【0054】このように、本発明の実施形態に係るテス
トパターン選別装置およびその方法によれば、故障検出
率の向上への寄与が大きいテストパターンが効率的に選
別され、最終的に、検証パターン選別部12において選
別されなかったテストパターンよりも実質的に小さいサ
イズのテストパターンで全検証パターンによるものとほ
ぼ同等の故障検出率を達成することができる。
【0055】なお、本発明の実施形態に係るテストパタ
ーン選別方法においては、パターン選別を終了するまで
の条件を予め設定しても良い。この際、全てのテストパ
ターンにおいて追加検出故障数が0となれば処理は勿論
終了するが、それまでに相当数のテストパターンが選択
されてしまう可能性があるので、それよりも、例えば、
全てのテストパターンでの追加検出故障数の和が、対象
とするLSIにおいて故障検出率を所定の値(例えば、
0.1%)未満しか向上できる目処がなくなった場合に
処理を終了するようにすることが望ましい。
【0056】また、本発明の実施形態に係るテストパタ
ーン選別方法においては、説明の都合上、故障リストの
抽出処理と追加検出故障数抽出処理とを分けているが、
これらの処理内容は類似しているので、追加検出故障数
の計算時に、各テストパターンによる検出故障の抽出、
すなわち、未検出故障リストから除外すべき故障の抽出
処理を並行して実施し、既に得られた追加検出故障数よ
りも大きい追加検出故障数のテストパターンが見つかる
度に、未検出故障リストと検出故障リストに上書きする
ようにするか、前述のように、全てないし大部分の結果
をコンピュータシステムのメモリ内に一旦保存するよう
にしても良い。
【0057】(応用例1)一般に、検証パターン選別部
12により選別されたテストパターンを用いて累積的な
故障検出情報抽出を実施すると、対象とするLSIの故
障検出率向上への寄与が相対的に小さいものがあること
がわかる。そこで、本発明の実施形態に係るテストパタ
ーン選別装置およびその方法の応用例1として、所定の
故障検出率向上率を予め設定し(例えば、0.01〜
0.02%)、設定した向上率に満たないテストパター
ンを低寄与のテストパターンリストとして記録し、これ
らのテストパターンにより追加検出された故障を低寄与
のテストパターンの追加検出故障リストとして、次のテ
ストパターンで使用する故障リストに対しては未検出故
障となるように処理する低寄与パターン抽出部17を設
けることが望ましい。なお、この応用例1においては、
低寄与のテストパターンリストが選別されなかったテス
トパターンに加えられ、以後は、同様の処理が施され
る。
【0058】なお、低寄与パターンに関する未検出故障
リストの扱いについては、前述のように、その低寄与パ
ターンの一つ前のテストパターンでの累積的な故障シミ
ュレーション実行結果としての未検出故障リストを次の
テストパターンで累積的な故障シミュレーションに用い
るようにしても良い。
【0059】この応用例1によれば、RTLのレベルで
は機能検証カバレジ向上に寄与があっても、ゲートレベ
ルにおいては故障検出率向上への寄与が小さいテストパ
ターンが削除される可能性が生じることとなり、一層小
さいテストパターンサイズで全テストパターンとほぼ同
様の故障検出率を得ることができる。
【0060】(応用例2)本発明の実施形態に係るテス
トパターン選別装置およびその方法は、ベストパターン
を選択する構成となっているが、応用例として、以下の
式を満たすテストパターンをベストなテストパターンの
グループとして扱い、これらテストパターンを連続的に
故障リスト抽出処理ステップに入力し、これらテストパ
ターンを加えた未検出故障リストを生成するようにして
も良い。
【0061】(式)評価値≧a×(最高の評価値−可能
な最低の評価値(0)) (0<a<1) この処理過程の中で、追加検出故障数が0のテストパタ
ーンがあった場合には、勿論、そのパターンはベストな
テストパターンのグループから除外できるものとする。
さらには、処理を評価値の高いテストパターンから順に
実行していくようにして、連続的実行の結果、評価値が
ベストな値よりある比率以下になったテストパターンは
除外するようにしても良い。
【0062】この応用例2によれば、選択されるテスト
パターンが若干増加することもあるが、計算量の多い追
加検出故障数算出処理の実行回数を大幅に削減すること
ができるので、全検証パターンとほぼ同等の故障検出率
をより効率的に達成し、より有効性の高いテストパター
ン選別処理が可能になる。
【0063】なお、本発明の実施形態に係るテストパタ
ーン選別装置は、例えば、図3に示す構成のような概観
を有する。つまり、本発明の実施形態に係わるテストパ
ターン選別装置は、コンピュータシステム30内にテス
トパターン選別装置10の各要素を内蔵することにより
構成される。コンピュータシステム30は、フロッピー
(登録商標)ディスクドライブ32および光ディスクド
ライブ34を備えている。そして、フロッピーディスク
ドライブ32に対してはフロッピーディスク33、光デ
ィスクドライブ34に対しては光ディスク36を挿入
し、所定の読み出し操作を行うことにより、これらの記
録媒体に格納されたテストパターン選別プログラムをシ
ステム内にインストールすることができる。また、所定
のドライブ装置を接続することにより、例えば、メモリ
装置の役割を担うROM37や、磁気テープ装置の役割
を担うカートリッジ38を用いて、インストールやデー
タの読み書きを実行することもできる。さらに、ユーザ
はキーボード35を介してテストパターン選別処理に係
る各種データを入力することができ、各種の計算結果等
をディスプレイ31を介して知ることが可能である。
【0064】また、本発明の実施形態に係るテストパタ
ーン選別方法は、プログラム化しコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に保存しても良い。そして、テストパタ
ーン選別を行う際は、この記録媒体をコンピュータシス
テムに読み込ませ、コンピュータシステム内のメモリ等
の記憶部にプログラムを格納し、テストパターン選別プ
ログラムを演算装置で実行することにより、本発明のテ
ストパターン選別方法を実現することができる。ここ
で、記録媒体とは、例えば、半導体メモリ、磁気ディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのプ
ログラムを記録することができるようなコンピュータ読
み取り可能な媒体などが含まれる。この場合、前述のよ
うに、機能検証カバレジ評価プログラム、検証パターン
選別プログラム、故障シミュレーションプログラムは別
の記憶媒体によりコンピュータシステムに読み込まれる
こともある。
【0065】このように、本発明はここでは記載してい
ない様々実施の形態等を包含するということは十分に理
解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥
当な特許請求の範囲に係わる発明特定事項によってのみ
限定されるものでなければならない。
【0066】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明のテスト
パターン選別装置、テストパターン選別解析方法、テス
トパターン選別解析プログラムを格納したコンピュータ
読取り可能な記録媒体によれば、従来までのテストパタ
ーン選別処理において選別されなかった検証パターンの
中で故障検出率を向上できるものを選別することができ
るので、最小に近い検証パターンの追加で全検証パター
ンで得られる値とほぼ同じ故障検出率を達成し、有効性
の高いテストパターン選別処理を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るテストパターン選別装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るテストパターン選別方
法を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の実施形態に係るテストパターン選別装
置の構成を示す概観図である。
【図4】従来までのテストパターン選別処理を説明する
ための模式図である。
【符号の説明】
10 テストパターン選別装置 11 機能検証カバレジ評価部 12 検証パターン選別部 13 故障検出情報抽出部 14 無作為抽出部 15 追加検出故障数算出部 16 評価値計算・選別部 17 低寄与パターン抽出部 20 入力部 21 出力部 30 コンピュータシステム 31 ディスプレイ 32 フロッピードライブ 33 フロッピーディスク 34 光ディスクドライブ 35 キーボード 36 光ディスク 37 ROM 38 カートリッジ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め選別と非選別に区別されたテストパ
    ターンの集合の内、選別されたテストパターンを用いて
    累積的な故障シミュレーションを実行し、選別されなか
    った任意のテストパターンを用いて故障シミュレーショ
    ンを実行し、故障検出率および検出・未検出故障リスト
    を抽出する故障検出情報抽出部と、 未検出故障リスト内の故障の一部を無作為抽出する無作
    為抽出処理部と、 検出・未検出故障リストを参照して、前記選別されなか
    ったテストパターンの中で故障検出率の向上への寄与が
    大きいテストパターンを選別する選別部とを具備するこ
    とを特徴とするテストパターン選別装置。
  2. 【請求項2】 テストパターン毎に機能検証カバレジを
    抽出する機能検証カバレジ評価部と、 抽出された機能検証カバレジを参照して、複数のテスト
    パターンの中から機能検証カバレジが高いテストパター
    ンを選択し、全てのテストパターンと同等の機能検証カ
    バレジを達成する最小本数のテストパターンを選別する
    テストパターン選別部とを具備し、当該機能検証カバレ
    ジ評価部とテストパターン選別部とを用いてテストパタ
    ーンの集合を選別と非選別に区別することを特徴とする
    請求項1に記載のテストパターン選別装置。
  3. 【請求項3】 前記選別部は、 検出・未検出故障リストを参照して、前記非選別のテス
    トパターン毎に、未検出故障をいくつ検出したかを示す
    追加検出故障数を算出する追加検出故障数抽出部と、 前記追加検出故障数とテストパターン長を入力とした所
    定の評価式にしたがって、非選別のテストパターン毎の
    評価値を計算し、当該非選別のテストパターンの中で故
    障検出率の向上への寄与が大きいテストパターンを選別
    する評価値計算・選別部とを備えることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のテストパターン選別装置。
  4. 【請求項4】 前記選別されたテストパターンの中で所
    定の故障検出の向上率に満たないテストパターンを前記
    非選別の検証パターンに加え、所定の故障検出の向上率
    に満たないテストパターンにより追加検出された故障を
    未検出故障リスト内に戻す低寄与パターン抽出部を具備
    することを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項
    3に記載のテストパターン選別装置。
  5. 【請求項5】 前記評価値計算・選別部は、故障検出率
    の向上への寄与が大きいテストパターンを一回の処理で
    複数選別することを特徴とする請求項3に記載のテスト
    パターン選別装置。
  6. 【請求項6】 前記故障検出向上への寄与の低いテスト
    パターンの次に実行するテストパターンと共に累積的な
    故障シミュレーションのために用いる未検出故障リスト
    として、故障検出率向上への寄与の低いテストパターン
    の一つ前のテストパターンを用いた累積的な故障シミュ
    レーションの結果の未検出故障リストを用いることを特
    徴とする請求項4に記載のテストパターン選別装置。
  7. 【請求項7】 テストパターンを選別する第一のテスト
    パターン選別ステップと、 選別されたテストパターンを用いて累積的な故障シミュ
    レーションを実行し、第一の未検出故障リストを抽出す
    る第一の故障検出情報抽出ステップと、 前記第一の未検出故障リスト内の未検出故障の一部を無
    作為抽出し、第二の未検出故障リストを生成する無作為
    抽出処理ステップと、 第二の未検出故障リストと第一のテストパターン選別ス
    テップにおいて選別されなかった任意のテストパターン
    を用いて故障シミュレーションを実行し、選別されなか
    ったテストパターン毎の検出・未検出故障リストを生成
    する第二の故障検出情報抽出ステップと、 前記第二の未検出故障リストと選別されなかったテスト
    パターン毎の検出・未検出故障リストを参照して、選別
    されなかったテストパターンの中で故障検出率の向上へ
    の寄与が大きいテストパターンを選別する第二のテスト
    パターン選別ステップとを有することを特徴とするテス
    トパターン選別方法。
  8. 【請求項8】 前記第一のテストパターン選別ステップ
    は、 テストパターン毎に機能検証カバレジを抽出する機能検
    証カバレジ評価ステップと、 抽出された機能検証カバレジを参照して、複数のテスト
    パターンの中から機能検証カバレジが高いテストパター
    ンを選択し、全てのテストパターンと同等の機能検証カ
    バレジを達成する最小本数のテストパターンを選別する
    選別ステップから成ることを特徴とする請求項7に記載
    のテストパターン選別方法。
  9. 【請求項9】 前記第二のテストパターン選別ステップ
    は、 前記第二の未検出故障リストと選別されなかったテスト
    パターン毎の検出・未検出故障リストを参照して、第一
    のテストパターン選別ステップにおいて選別されなかっ
    たテストパターン毎に、第二の未検出故障リスト内の未
    検出故障をいくつ検出したかを示す追加検出故障数を算
    出する追加検出故障数抽出ステップと、 前記追加検出故障数とテストパターン長を入力とした所
    定の評価式にしたがって選別されなかったテストパター
    ン毎の評価値を計算する評価値計算ステップと、 計算された評価値にしたがって、選別されなかったテス
    トパターンの中で故障検出率の向上への寄与が大きいテ
    ストパターンを選別する選別ステップとを有することを
    特徴とする請求項7又は請求項8に記載のテストパター
    ン選別方法。
  10. 【請求項10】 前記故障検出率の向上への寄与が大き
    いテストパターンと第一の未検出故障リストを用いて累
    積的な故障シミュレーションを実行する第三の故障検出
    情報抽出ステップを有することを特徴とする請求項7、
    請求項8又は請求項9に記載のテストパターン選別方
    法。
  11. 【請求項11】 前記第一のテストパターン選別ステッ
    プにより選別されたテストパターンの中で所定の故障検
    出の向上率に満たないテストパターンを前記第一のテス
    トパターン選別ステップにより選別されなかったテスト
    パターンに加え、所定の故障検出の向上率に満たないテ
    ストパターンにより追加検出された故障を未検出故障リ
    スト内に戻す低寄与パターン抽出ステップを有すること
    を特徴とする請求項7、請求項8、請求項9又は請求項
    10に記載のテストパターン選別方法。
  12. 【請求項12】 前記所定の故障検出率の向上の見られ
    ないテストパターンの次に実行するテストパターンと共
    に累積的な故障シミュレーションのために用いる未検出
    故障リストとして、所定の故障検出率の向上の見られな
    いテストパターンの一つ前のテストパターンを用いた累
    積的な故障シミュレーションの結果の未検出故障リスト
    を用いることを特徴とする請求項11に記載のテストパ
    ターン選別方法。
  13. 【請求項13】 前記第二のテストパターン選別ステッ
    プにおいて、一回の処理で複数のテストパターンを選別
    することを特徴とする請求項7、請求項8、請求項9、
    請求項10、請求項11又は請求項12に記載のテスト
    パターン選別方法。
  14. 【請求項14】 テストパターンを選別する第一のテス
    トパターン選別処理と、 選別されたテストパターンを用いて累積的な故障シミュ
    レーションを実行し、第一の未検出故障リストを抽出す
    る第一の故障検出情報抽出処理と、 前記第一の未検出故障リスト内の未検出故障の一部を無
    作為抽出し、第二の未検出故障リストを生成する無作為
    抽出処理と、 第二の未検出故障リストと第一のテストパターン選別ス
    テップにおいて選別されなかった任意のテストパターン
    を用いて故障シミュレーションを実行し、選別されなか
    ったテストパターン毎の検出・未検出故障リストを生成
    する第二の故障検出情報抽出処理と、 前記第二の未検出故障リストと選別されなかったテスト
    パターン毎の検出・未検出故障リストを参照して、選別
    されなかったテストパターンの中で故障検出率の向上へ
    の寄与が大きいテストパターンを選別する第二のテスト
    パターン選別処理とを含み、これらの処理をコンピュー
    タに実行させることを特徴とするテストパターン選別プ
    ログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒
    体。
  15. 【請求項15】 前記第一のテストパターン選別処理
    は、 テストパターン毎に機能検証カバレジを抽出する機能検
    証カバレジ評価処理と、 抽出された機能検証カバレジを参照して、複数のテスト
    パターンの中から機能検証カバレジが高いテストパター
    ンを選択し、全てのテストパターンと同等の機能検証カ
    バレジを達成する最小本数のテストパターンを選別する
    選別処理を含み、これらの処理をコンピュータに実行さ
    せることを特徴とする請求項14に記載のテストパター
    ン選別プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な
    記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記第一のテストパターン選別処理又
    は前記故障検出情報抽出処理を実行するプログラムは別
    のコンピュータ読取り可能な記録媒体に格納され、これ
    らの処理の実行管理を行うプログラムを含むことを特徴
    とする請求項14又は請求項15に記載のテストパター
    ン選別プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な
    記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記第二のテストパターン選別処理
    は、 前記第二の未検出故障リストと選別されなかったテスト
    パターン毎の検出・未検出故障リストを参照して、第一
    のテストパターン選別ステップにおいて選別されなかっ
    たテストパターン毎に、第二の未検出故障リスト内の未
    検出故障をいくつ検出したかを示す追加検出故障数を算
    出する追加検出故障数抽出処理と、 前記追加検出故障数とテストパターン長を入力とした所
    定の評価式にしたがって選別されなかったテストパター
    ン毎の評価値を計算する評価値計算ステップと、 計算された評価値にしたがって、選別されなかったテス
    トパターンの中で故障検出率の向上への寄与が大きいテ
    ストパターンを選別する選別処理とを含み、これらの処
    理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項
    14、請求項15又は請求項16に記載のテストパター
    ン選別プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な
    記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記故障検出率の向上への寄与が大き
    いテストパターンと第一の未検出故障リストを用いて累
    積的な故障シミュレーションを実行する第三の故障検出
    情報抽出処理を含み、この処理をコンピュータに実行さ
    せることを特徴とする請求項14、請求項15、請求項
    16又は請求項17に記載のテストパターン選別プログ
    ラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記第一のテストパターン選別処理に
    より選別されたテストパターンの中で所定の故障検出の
    向上率に満たないテストパターンを前記第一のテストパ
    ターン選別処理により選別されなかったテストパターン
    に加え、所定の故障検出の向上率に満たないテストパタ
    ーンにより追加検出された故障を未検出故障リスト内に
    戻す低寄与パターン抽出ステップを有することを特徴と
    する請求項14、請求項15、請求項16、請求項17
    又は請求項18に記載のテストパターン選別プログラム
    を格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記所定の故障検出率の向上の見られ
    ないテストパターンの次に実行するテストパターンと共
    に累積的な故障シミュレーションのために用いる未検出
    故障リストとして、所定の故障検出率の向上の見られな
    いテストパターンの一つ前のテストパターンを用いた累
    積的な故障シミュレーションの結果の未検出故障リスト
    を用いることを特徴とする請求項19に記載のテストパ
    ターン選別プログラムを格納したコンピュータ読取り可
    能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記第二のテストパターン選別処理に
    おいて、一回の処理で複数のテストパターンを選別する
    ことを特徴とする請求項14、請求項15、請求項1
    6、請求項17、請求項18、請求項19又は請求項2
    0に記載のテストパターン選別プログラムを格納したコ
    ンピュータ読取り可能な記録媒体。
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