JP2001272435A - 半導体チップの電気特性測定用ソケット、及び半導体装置の電気特性評価方法 - Google Patents

半導体チップの電気特性測定用ソケット、及び半導体装置の電気特性評価方法

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JP2001272435A
JP2001272435A JP2000085380A JP2000085380A JP2001272435A JP 2001272435 A JP2001272435 A JP 2001272435A JP 2000085380 A JP2000085380 A JP 2000085380A JP 2000085380 A JP2000085380 A JP 2000085380A JP 2001272435 A JP2001272435 A JP 2001272435A
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Yoshito Fukazawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップの形状で半導体装置の高速信号処理機
能の電気特性測定を行え、且つマトリクス状に電極を狭
ピッチに配列した半導体チップの電気特性測定も行うこ
とができる半導体チップの電気特性測定用ソケットを提
供する。 【解決手段】 半導体チップの電気特性を測定するため
に、該半導体チップを着脱自在に装着する半導体チップ
の電気特性測定用ソケットにおいて、前記半導体チップ
の電極配列と鏡面投影で配列された第1の電極を片面に
形成した多層配線構造のサブストレートを備え、前記サ
ブストレートの前記第1の電極と前記半導体チップの電
極とを、導電シートを介して電気的に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個片に切り出した
半導体チップの電気特性の測定を行うことができる半導
体チップの電気特性測定用ソケット、及びこのソケット
を用いて実施する半導体装置の電気特性評価方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体装置の電気特性の評価は、
ウエハ段階で第1次評価が行われ、ウエハから個片(チ
ップ)に切り出されて半導体パッケージに組み立てられ
た後で第2次評価が行われている。
【0003】近年、半導体装置をチップ形状で電子機器
に組み込む用途が開発され、チップレベルの商品がKG
D(Known Good Die)として取り扱われ
るようになってきている。このニーズに応えるため、チ
ップ形状でのバーンイン用及びバーンイン後の電気特性
測定用として、チップレベルのテスト・ソケットが開発
されている。
【0004】図11は、従来の代表的なチップ・テスト
・ソケットの構造の側面図である。図12は、図11の
ソケットに用いる薄膜基板の薄膜配線パターンの平面図
である。これらの図を参照して、従来のチップ・テスト
・ソケットの構造と各部の機能を説明する。
【0005】このソケットは、ソケットベース100の
上に薄膜基板押え101とチップ押え102を一体に組
み立てる構造となっている。ソケットベース100は、
絶縁体であり、外部電極103、弾性体104、及び薄
膜基板105を内蔵し、外部電極103によりテストボ
ード106との電気信号の通路を形成している。
【0006】薄膜基板105は、ポリイミドを基板とし
Cuの薄膜配線107からなる2層または3層基板であ
り、薄膜配線107に薄膜電極108と貫通電極109
を図12に示すようなレイアウトで形成している。弾性
体104は、薄膜電極108と半導体チップ110のチ
ップ電極111との接触により発生する薄膜基板105
の応力の緩衝材である。
【0007】また、薄膜基板押え101は、ソケットベ
ース100に組み付けられ、薄膜基板105を保持しな
がらチップ電極111と薄膜電極108の位置合わせを
行うためのガイドを形成している。弾性体112は、外
部電極103と貫通電極109の接触により発生する薄
膜基板105の応力の緩衝材である。チップ押え102
は、チップを矢印Aの方向に押し、チップ電極111と
薄膜電極108の接触状態における適度な圧力を形成し
ている。
【0008】さらに、テストボード106のスルーホー
ル加工を容易にするため、図12の薄膜配線107パタ
ーン例に示したように、貫通電極109のピッチP2を
薄膜電極108のピッチP1に対して大きく拡大する手
法を用いている。
【0009】かかるソケット構造では、電気信号は、テ
ストボード106→外部電極103→貫通電極109→
薄膜配線107→薄膜電極108→チップ電極111、
の通路で半導体チップ110に到達する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のチップ・テスト・ソケットでは、次のような問題点
があった。
【0011】(1)高速信号による半導体チップ110
の電気特性の特定(測定)が困難である。従来構造で
は、テストボード106から半導体チップ110まで電
気信号の通路が30〜50mmと長く、一般に20Mh
z以下の低速信号に対応するソケット技術であるため、
高速信号においては信号の歪みが発生し、正しい信号処
理が困難である。
【0012】(2)マトリクス状に電極を配列した半導
体チップ電極111に対するコンタクトが困難である。
即ち、図12に示した薄膜配線107パターンは、チッ
プ外周のチップ電極111に対応する薄膜配線例であ
り、一般にチップ電極111のピッチは250μm程度
であり、このチップ電極111に対応する薄膜電極10
8ピッチ(P1)も250μm程度である。この従来構
造は、一般に周辺(Peripheral)電極に対応
するソケット技術であり、250μmピッチの電極間に
薄膜配線107を形成することは困難であるため、図1
2に示したチップの中央部110aへの方向にマトリク
ス状に電極が配列されたチップに対応することができな
い。
【0013】これらを解決した構造のチップ・テスト・
ソケットとしては、図13(a),(b),(c)に示
すような構造のものがある(特開平11−297924
号公報)。モジュール210がソケット220に装着さ
れると、各バンプ212は異方性導電部材227によっ
て構成された各コンタクト226にそれぞれ接触し、テ
スタに電気的に接続された状態になる。この際、モジュ
ール210が弾力性を有する異方性導電部材227に押
え板225によって押さえ付けられるため、各バンプ2
12は各コンタクト226に確実に電気的に接続された
状態になる。これにより、モジュール210の各チップ
211はバンプ2l2、電気配線230及び下側端子2
29を通じてテスタの予め指定された端子にそれぞれ電
気的に接続された状態になる。
【0014】しかし、この公報のソケット構造では、各
電気配線230のピッチが各バンプのピッチに等しく対
応したものであるため、各バンプが狭ピッチに配列され
たチップ構造に対応することができない、という問題が
あった。
【0015】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、ウエハから個
片に切り出したチップ状態の半導体装置の電気特性を測
定する治具として、チップの形状で半導体装置の高速信
号処理機能の電気特性測定を行え、且つマトリクス状に
電極を狭ピッチに配列した半導体チップの電気特性測定
をも行うことができる半導体チップの電気特性測定用ソ
ケット、及び半導体装置の電気特性評価方法を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る半導体チップの電気特性
測定用ソケットでは、半導体チップの電気特性を測定す
るために、該半導体チップを着脱自在に装着する半導体
チップの電気特性測定用ソケットにおいて、前記半導体
チップの電極配列と鏡面投影で配列された第1の電極を
片面に形成した多層配線構造のサブストレートを備え、
前記サブストレートの前記第1の電極と前記半導体チッ
プの電極とを導電シートを介して電気的に接続したこと
を特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明に係る半導体チップの
電気特性測定用ソケットでは、請求項1記載の半導体チ
ップの電気特性測定用ソケットにおいて、前記サブスト
レートの前記第1の電極は、マトリクス状に配列された
ことを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明に係る半導体チップの
電気特性測定用ソケットでは、請求項1または請求項2
記載の半導体チップの電気特性測定用ソケットにおい
て、前記第1の電極の反対側の前記サブストレートの表
面に第2の電極を備え、前記第2の電極は、その電極配
列及びピッチを電気特性測定系の制約に合わせて形成し
たことを特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明に係る半導体チップの
電気特性測定用ソケットでは、請求項1乃至請求項3記
載の半導体チップの電気特性測定用ソケットにおいて、
前記サブストレート上の前記第1の電極は、その周辺層
より突起した積層形状であることを特徴とする。
【0020】請求項5記載の発明に係る半導体装置の電
気特性評価方法では、半導体ウエハに多数の半導体チッ
プを形成するウエハメーキング工程と、前記半導体ウエ
ハ上の半導体チップにチップ電極を形成する電極形成工
程と、前記半導体ウエハから前記半導体チップを個片に
切り出すダイシング工程と、個片の半導体チップをパッ
ケージに組み立てるパッケージ組み立て工程とを有する
半導体装置の製造工程フローにおいて、前記パッケージ
組み立て工程より前工程で、請求項1乃至請求項4記載
の半導体チップの電気特性測定用ソケットと高速信号処
理用テスタとを用いて、前記半導体チップの形状で高速
信号処理機能を測定し、その半導体チップの電気特性を
特定する電気特性特定工程を行うことを特徴とする。
【0021】請求項6記載の発明に係る半導体装置の電
気特性評価方法では、請求項5記載の半導体装置の電気
特性評価方法において、前記電気特性特定工程は、前記
ダイシング工程直後に行うことを特徴とする。
【0022】請求項7記載の発明に係る半導体装置の電
気特性評価方法では、請求項6記載の半導体装置の電気
特性評価方法において、前記電気特性特定工程における
前記高速信号処理機能の測定は、個片に切り出された半
導体チップの全数もしくは抜き取りを選択して行うこと
を特徴とする。
【0023】請求項8記載の発明に係る半導体装置の電
気特性評価方法では、請求項5の半導体装置の電気特性
評価方法において、前記ダイシング工程前に、前記半導
体ウエハの電気特性の測定を低速信号処理用テスタを用
いて行い不良チップにマーキングするウエハテスト工程
を行い、前記電気特性特定工程は、前記ウエハテスト工
程の不良チップマーキングを終えた直後にウエハを抜き
取り、半導体チップを個片に切り出して行うことを特徴
とする。
【0024】請求項9記載の発明に係る半導体装置の電
気特性評価方法では、請求項5の半導体装置の電気特性
評価方法において、前記電気特性特定工程は、前記ウエ
ハメーキング工程を終えた直後にウエハを抜き取り、半
導体チップを個片に切り出して行うことを特徴とする。
【0025】請求項10記載の発明に係る半導体装置の
電気特性評価方法では、請求項5の半導体装置の電気特
性評価方法において、前記パッケージ組み立て工程後の
パッケージに対して、高速信号処理用テスタを用いて電
気特性を測定するパッケージテスト工程を有し、前記電
気特性特定工程は、前記パッケージ組み立て工程で用い
る高速信号処理用テスタを共用することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0027】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態に係る半導体チップ電気特性測定用ソケットの構
造側面図である。
【0028】本実施形態のソケットは、ソケットベース
10の上にサブストレート・ホルダー(以下Subホル
ダーと呼称する)11、導電シート12、及びチップ押
え13を一体に組み立てた構造となっている。ソケット
ベース10は、絶縁体であり、Sub−S電極14とテ
ストボード15間の電気信号の通路となるスプリング・
プローブ16が貫通している。
【0029】スプリング・プローブ16は、コイルスプ
リング17を内蔵し、バネによる弾性によりSub−S
電極14からの押圧とテストボード15からの押圧に対
し、適度な接触圧力を形成している。また、Subホル
ダー11は、ソケットベース10に組み付けられ、サブ
ストレート18を保持しながら半導体チップ19と導電
シート12及びサブストレート18の位置合わせを行う
ためのガイドを形成している。サブストレート18は、
片面にSub−S電極14を反対面にSub−C電極2
0を形成し、この両面の電極間の電気信号通路(配線2
2)として機能する多層配線基板である。
【0030】導電シート12は、半導体チップ19とサ
ブストレート18の間に配され、チップ電極21とSu
b−C電極20の電気信号の通路を形成している。チッ
プ押え13は、チップを矢印Bの方向に押し、チップ電
極21と導電シート12及び導電シート12とSub−
C電極20の接触状態における適度な接触圧力を形成し
ている。
【0031】かかる構造のソケットにおいては、信号
は、テストボード15→スプリングプローブ16→Su
b−S電極14→サブストレート18→Sub−C電極
20→導電シート12→チップ電極21、の通路で半導
体チップ19に到達する。
【0032】図2(a),(b)は、図1のソケットに
用いる導電シート12構造の説明図であり、同図(a)
は斜視図及び同図(b)は側面図である。
【0033】この導電シート12は、厚さDが0,5m
mのゴム状の弾性体12aで内部に金属導線12bを埋
め込み、金属導線12bがシート12のZ方向に貫通し
ている構造である。金属導線12bの太さは30μmΦ
で50μmのピッチPでXY方向に配列したものであ
る。
【0034】図3は、図1のソケットに用いるサブスト
レート18の構造図であり、図4はサブストレート18
のチップ側に形成する電極(Sub−C電極20)の断
面図であり、図5(a),(b)はサブストレート18
に形成する電極レイアウトの一例を示す図である。これ
らの図を参照してサブストレート18の構造を以下に説
明する。
【0035】サブストレート18は、図3に示したよう
に第1から第8配線層と第1から第7絶縁層で形成した
厚さ0.7mm程度の多層配線基板である。チップ側に
チップ電極21と同一なレイアウトで配列された電極
(Sub−C電極20)、ソケットベース10側にスプ
リングプローブ16電極と同一なレイアウトで配列され
た電極(Sub―S電極14)を形成し、この両電極の
周辺をソルダーレジスト層18a,18bで形成した構
造である。
【0036】1個のSub−C電極20と1個のSub
−S電極14は、多層配線基板の配線層と絶縁層により
1本の電気信号の通路を形成して電気的に接続されてい
る。Sub−C電極20は、図4に示したようにCu材
の第1配線層で形成した電極の上にメッキなどで半田層
20aを形成し、ソルダーレジスト層18aより高さh
だけ突起した構造であり、Sub−S電極14は、BG
A型半導体パッケージの標準的な半田ボール構造であ
る。なお、Sub−S電極14をLGA型半導体パッケ
ージのランド構造(図示せず)としても良い。
【0037】Sub−C電極20とSub−S電極14
は、図5に示したようにサブストレート18の両面に形
成され、電極配列は250μmのマトリクス形状と1.
27mmのマトリクス形状で両電極のマトリクスが異な
り、サブストレート18内の配線により電極配列及び電
極ピッチを変換している。
【0038】本実施形態に係るソケット構造は、次のよ
うな利点を有している。
【0039】(1)個片に切り出した半導体チップ19
状態で高速信号処理機能の電気特性の特定(測定)がで
きる。
【0040】(2)外部引き出し電極がXYマトリクス
の形状を成す半導体チップ19を個片に切り出して電気
特性の特定(測定)ができる。
【0041】(3)前記(1)及び(2)の機能から、
ウエハからチップをサンプリングして電気特性の特定を
行うことにより、パッケージに組み立てる前段階で早期
に不良解析、改良・改善対策を行うことができる。
【0042】(4)前記(3)の効果と並行して、パッ
ケージに組み立て後の半導体製品の良品率(歩留まり)
を高度な確率で推定することが可能となり、半導体製品
の出荷計画、生産計画の立案及びフォローの業務効率、
材料効率など製造損益改善ができる。
【0043】(5)既に所有する半導体装置の電気特性
を特定できる非常に高価な設備(テスタ)と本実施形態
のソケットを組み合わせて半導体チップ19状態で電気
特性を特定できるため、新たに大きな設備投資を行うこ
となく、半導体チップ19の電気特性の特定(測定)が
できる。
【0044】(6)チップ状態で電気特性が特定できる
ことからKGDビジネスの可能性が生まれる。
【0045】以下の各実施形態では、半導体ウエハから
チップを個片に切り出して、高速信号で電気特性の測定
を行うことの出来る上記実施形態のソケットを用いた電
気特性の評価方法について説明する。
【0046】[第2実施形態]近年、メモリ、CPUな
どの半導体装置に対する高速信号処理能力の要求が高ま
っている。このニーズに応えるため電気信号の経路が短
いパッケージ構造のエリアアレー・パッケージ(BGA
など)が盛んに採用されている。エリアアレー・パッケ
ージの中で、高速信号処理用半導体装置の有力なパッケ
ージとしてフリップ・チップ技術を用いたフリップ・チ
ップ・BGA(以下FC−BGAと呼称)の開発が進め
られている。
【0047】従来では、FC−BGA型半導体装置の電
気特性の測定は、ウエハ・テストで低速の信号を用い、
半導体パッケージに組み立てた後のパッケージ・テスト
で高速の信号を用いて行っている。本実施形態は、半導
体パッケージに組み立てる前に半導体ウエハから個片に
切り出した半導体チップ19の電気特性を高速の信号を
用いて行う処理方法を説明する。
【0048】図6は、FC−BGAの断面形状を示す図
であり、同図を参照してFC−BGAの構造を説明す
る。
【0049】このFC−BGAは、サブストレート(以
下Subと呼称)50に、半導体チップ51に形成され
るチップ電極52と鏡面投影に配列したSub−T電極
53と、電子機器に装着する端子配列のSub−B電極
54及びFC−BGA電極55を形成し、半導体チップ
51のチップ電極52をSub−T電極53に接続し
て、半導体チップ51をSub50面に樹脂56で固着
した構造となっている。Sub50は多層配線基板で形
成されている。
【0050】かかる構造のFC−BGAにおける電気信
号の通路は、FC−BGA電極55→Sub−B電極5
4→Sub50内配線層→Sub−T電極53→チップ
電極52→半導体チップ51内部、となっている。
【0051】図7は、FC−BGAの製造フローを示す
図であり、同図により、半導体装置をFC−BGAのパ
ッケージに組み立て電気特性を評価する手順を説明す
る。
【0052】ステップS1のウエハ・メーキング工程で
は、Siウエハに多数の半導体チップ51の電気回路を
形成する。次のステップS2のバンプ付け工程では、ウ
エハ形状で半導体チップ51にチップ電極52(通常は
半田バンプ)を形成する。
【0053】さらに、ステップS3のウエハ・テスト&
ステップS4のマーキング工程では、ウエハ形状で低速
信号処理用テスタとプローブカード(図示せず)を用い
て電気特性の測定を行い、不良と判定した半導体チップ
51に不良印をマーキングする。続くステップS5のダ
イシング工程では、ウエハから半導体チップ51を個片
に切り出す。
【0054】その後のステップS6のFC−BGA・組
み立て工程では、良品の半導体チップ51とSub50
を接続し、FC−BGAのパッケージに組み立てる。ス
テップS7のFC−DGA・テスト工程では、FC−B
GA形状で高速信号処理用テスタとBGAテストソケッ
トを用いて電気特性の測定を行う。そして、ステップS
8のFC−BGA・出荷工程では、テストの結果、良品
と判定された半導体装置(FC−BGA)を出荷する。
【0055】上記の製造フローにおいて、ウエハ・テス
ト工程及びFC−BGA・テスト工程では、電気特性の
評価用設備と治具を使用している。即ち、比較的安価で
設備投資負担の小さい低速信号処理用テスタと非常に高
価で設備投資負担の大きい高速信号処理用テスタが使用
されている。ウエハ・テスト工程では、ウエハ内に多数
の半導体チップ51がマトリクス状に形成された半導体
チップ51の電気特性測定を低速信号処理用テスタとプ
ローブカードを用いて行っている。FC−BGA・テス
ト工程では、FC−BGAのパッケージに組み立てられ
た半導体装置の電気特性の測定を高速信号処理用テスタ
とBGAテストソケットを用いて行っている。この工程
では、高速信号処理領域を含む全ての品質保証領域を検
証している。
【0056】図7に示した製造フローにおけるFC−B
GAの1ロット当たりの工期は、以下の様にウエハ・メ
ーキング工程を終えてから、FC−BGAに組み立てら
れFC−BGA・テスト工程が行えるまでに38日間を
要している。
【0057】即ち、ウエハ状態で半導体チップ51のチ
ップ電極52を形成するバンプ付け工程では、工期が1
0日となる。ウエハ状態で半導体チップ51の電気特性
の測定を行い、不良チップに不良印をマーキングするウ
エハ・テストとマーキング工程では、工期が7日であ
る。さらに、ウエハから半導体装置を個片に切り出して
FC−BGAに組み立てるダイシング工程と組み立て工
程では、工期が21日となる。
【0058】このように、ウエハ・メーキング工程を終
えてから38日、バンプ付け工程を終えてから28日、
ウエハ・テストとマーキング工程を終えてから21日た
った後に、FC−BGA・テスト工程で高速信号による
電気特性の特定が可能となることから、次のような問題
がある。
【0059】(A)高速信号による電気特性の特定で明
らかになる半導体装置の品質問題に対し、既に造り込ま
れた半導体装置に対する対策が必要となることがある。
量産工場では対象となる既に造り込まれた半導体装置の
母数が膨大となり対策に要する人的、設備的リソース
(Resource)が求められ、対応が困難となる。
【0060】(B)高速信号による電気特性の特定で明
らかになる半導体装置の特性において、本来求められる
機能を得られない半導体装置が造り込まれたことが判明
することがある。半導体装置の回収が不可能となった場
合、既に造り込まれた半導体装置の母数が多大であり、
これを破棄することで膨大な損失が発生する。
【0061】(C)高速信号による電気特性の特定がで
きるまで半導体装置の良品率が推定できず、信頼度の高
い出荷数量予測ができない。このため、客先に供給でき
る数量及び時期の見通しが早期に確定できない。
【0062】前記の問題を解決するため、図7のフロー
のウエハ・テスト工程において高速信号による電気特性
の測定を行う手順に変更する手段が考えられるが、これ
を実現するためには次のような問題がある。
【0063】(1)新規にテスタやプローブ16カード
などのコンタクト機器のシステムを導入する必要があ
り、多額の設備投資が必要となる。
【0064】(2)この多額の設備投資は半導体装置の
製造コストを引き上げ、商品としての付加価値を引き下
げるため、ビジネス性の見直しが必要となる。
【0065】(3)プローブカード(図示せず)などの
コンタクト機器を新規に導入するためには、新たな要素
技術開発が必要となる。
【0066】(4)前記の要素技術開発には数年の期間
を要し、事業化のタイミングを失う。
【0067】本発明による半導体装置の電気特性評価方
法は、上記問題点である以下の課題を解決する方法を提
案したものである。
【0068】FC−BGAに組み立てる半導体装置の従
来の問題点は、製造工程の工期が長く、半導体装置の
高速信号処理機能の特定が早期にできないことである。
この課題を解決するためには、図7の製造工程フロー
においてFC−BGAに組み立てる工程より上流におい
て高速信号処理機能を特定しなければならない。
【0069】本発明は、上記第1実施形態のチップテス
トソケットを用いて、前記の課題を解決し、合わせて
課題の解決方法として、第2実施形態と、後述する第
3実施形態及び第4実施形態の製造工程フローを提案し
たものである。
【0070】次に、第2実施形態の製造工程フローと設
備/治具の構成及び作用と効果について説明する。
【0071】図8は、本発明の第2実施形態に係る半導
体装置の電気特性評価方法が実施されるFC−BGAの
製造フローを示す図である。
【0072】同図に示した第2実施形態の工程フローと
設備/治具の構成と、図7に示した従来の工程フローと
の相違は、(1)工程フローにチップテスト工程(ステ
ップS10)が付加されていること、(2)このチップ
テスト工程はダイシング後にウエハ・テストの結果良品
と判定されたチップを抜き取り運用していること、
(3)チップテストを終えた半導体チップ51の良品を
FC−BGA・組み立て工程に送付していること、
(4)設備/治具としてチップテストソケットが付加さ
れていること、(5)チップテスト工程でパッケージテ
ストに使用する高速信号処理用テスタを共用しているこ
と、である。
【0073】図8に示した第2実施形態の工期と、図7
に示した従来の工期との相違は、(1)ウエハ・メーキ
ング工程を終えてから、高速信号処理用テスタで電気特
性の特定を行うまでの工期が20日間で、図7に示した
従来技術の38日間より18日短縮されていること、
(2)バンプ付け工程を終えてから、高速信号処理用テ
スタで電気特性の特定を行うまでの工期が10日間で、
図7に示した従来技術の28日間に比べて18日短縮さ
れていること、(3)ウエハ・テストと不良チップマー
キング工程を終えてから、高速信号処理用テスタで電気
特性の特定を行うまでの工期が3日間で、図7に示した
従来技術の21日間に比べて18日短縮されているこ
と、である。
【0074】本実施形態では次のような利点を有してい
る。
【0075】(1)ウエハ・メーキング工程を終えてか
ら、高速信号処理テスタによる電気特性の特定ができる
までの工期を18日間短縮することにより、前記従来技
術の問題点の(A)、(B)、(C)に対する早期対策
が可能となる。
【0076】(2)ウエハ・テスト工程後のダイシング
を終えた半導体チップ51の良品を、全数対象とする方
法と、任意の数量のみ対象とする方法、のいずれかを選
択することが可能である。
【0077】(3)前記選択において任意の数量のみ対
象とした場合、チップテストで良品と判定された半導体
チップ51をFC−BGA・組み立て工程に払い出し、
出荷の対象母体に組み込むことが可能である。
【0078】(4)高速信号処理用テスタを増設するこ
となく、本第2実施形態の製造工程フローが実現可能で
ある。
【0079】[第3実施形態]次に、第3実施形態の製
造工程フロ−と設備/治具の構成及び作用と効果につい
て以下に説明する。
【0080】図9は、本発明の第3実施形態に係る半導
体装置の電気特性評価方法が実施されるFC−BGAの
製造フローを示す図である。
【0081】同図に示した第3実施形態の工程フローと
設備/治具の構成と、図7に示した従来技術の構成との
相違は、(1)工程フローにチップテスト工程(ステッ
プS10)が付加されていること、(2)チップテスト
工程はウエハ・テスト後のウエハを抜き取り運用してい
ること(ステップS11)、(3)前記抜き取りしたウ
エハから半導体チップ51を個片に切り出し(ステップ
S12)、ウエハ・テストで良品と判定されたチップ
(ステップS13)をチップテスト(ステップS10)
の対象としていること、(4)チップテストを終えた半
導体チップ51はバンプ付け工程に払い出されないこ
と、(5)設備/治具としてチップテストソケットが付
加されていること、(6)チップテスト工程でパッケー
ジテストに使用する高速信号処理用テスタを共用してい
ること、である。
【0082】図9に示した第3実施形態の工期と、図7
に示した従来技術の工期との相違は、(1)ウエハ・メ
ーキング工程を終えてから、高速信号処理用テスタで電
気特性の特定を行うまでの工期が9日間で、図7に示し
た従来技術の38日間より29日短縮されていること、
(2)ウエハ・テストと不良チップマーキング工程を終
えてから、高速信号処理用テスタで電気特性の特定を行
うまでの工期が2日間で、図7に示した従来技術の21
日間に比べて19日短縮されていること、である。
【0083】本実施形態では次のような利点を有してい
る。
【0084】(1)ウエハ・メーキング処理を終えてか
ら、高速信号処理テスタによる電気特性の特定ができる
までの工期を29日間短縮することにより、前記従来技
術の問題点の(A)、(B)、(C)に対する早期対策
が可能となる。
【0085】(2)高速信号処理用テスタを増設するこ
となく、本第3実施形態の製造工程フローが実現可能で
ある。
【0086】[第4実施形態]次に、第4実施形態の製
造工程フローと設備/治具の構成及び作用と効果につい
て以下に説明する。
【0087】図10は、本発明の第4実施形態に係る半
導体装置の電気特性評価方法が実施されるFC−BGA
の製造フローを示す図である。
【0088】同図に示した第4実施形態の工程フローと
設備/治具の構成と、図7に示した従来技術の構成との
相違は、(1)工程フローにチップテスト工程(ステッ
プS10)が付加されていること、(2)チップテスト
工程はウエハ・メーキング直後のウエハを抜き取り(ス
テップS11)、半導体チップ51を個片に切り出した
チップ(ステップS12)を対象としていること、
(3)チップテストを終えた半導体チップ51はバンプ
付け工程に払い出されないこと、(4)設備/治具とし
てチップテストソケットが付加されていること、(5)
チップテスト工程でパッケージテストで使用する高速信
号処理用テスタを共用していること、である。
【0089】図10に示した第4実施形態の工期と、図
7に示した従来技術の工期との相違は、(1)ウエハ・
メーキング工程を終えてから、高速信号処理用テスタで
電気特性の特定を行うまでの工期が2日間で、図7に示
した従来技術の38日間より36日短縮されているこ
と、である。
【0090】本実施形態では次のような利点を有してい
る。
【0091】(1)ウエハ・メーキング工程を終えてか
ら、高速信号処理テスタによる電気特性の特定ができる
までの工期を36日間短縮することにより、前記従来技
術の問題点の(A)、(B)、(C)に対する早期対策
が可能となる。
【0092】(2)高速信号処理用テスタを増設するこ
となく、本第4実施形態の製造工程フロ−が実現可能で
ある。
【0093】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の半
導体チップの電気特性測定用ソケットによれば、次のよ
うな効果を奏する。
【0094】(1)個片に切り出した半導体チップ状態
で高速信号処理機能の電気特性の特定(測定)が可能に
なる。
【0095】(2)電極が狭ピッチのマトリクス形状を
成す半導体チップを個片に切り出して電気特性の特定
(測定)を行うことが可能になる。
【0096】(3)前記(1)及び(2)の効果から、
ウエハから半導体チップをサンプリングして電気特性の
特定を行うことにより、パッケージに組み立てる前工程
で早期に不良解析、改良・改善対策を行うことが可能で
ある。
【0097】(4)前記(3)の効果と並行して、パッ
ケージ組み立て工程後の半導体製品の良品率(歩留ま
り)を高度な確率で推定することが可能となり、半導体
製品の出荷計画、生産計画の立案及びフォローの業務効
率、材料効率など製造損益改善を行うことが可能にな
る。
【0098】(5)既に所有する半導体装置の電気特性
を特定できる非常に高価な設備(テスタ)と本発明のソ
ケットを組み合わせて半導体チップ状態で電気特性を特
定できるため、新たに大きな設備投資を行うことなく半
導体チップの電気特性の特定(測定)を行うことが可能
になる。
【0099】(6)チップ状態で電気特性が特定できる
ことからKGDビジネスの可能性が生まれる。
【0100】本発明の半導体装置の電気特性評価方法に
よれば、ウエハ・メーキング工程を終えてから、半導体
チップの高速信号処理機能を特定するまでの期間を短縮
することができることにより、以下の効果が得られる。
【0101】(1)半導体チップの高速信号処理機能の
特性及び特性推移を早期に把握することができる。これ
により、ウエハ・メーキング工程の改良/改善の対策
作業を早期化できる。管理対象となる製品母数を低減
し、改良/改善の対策作業量を低減化できる。工程能
力指数や良品率の回復を早期化できる。チップテスト
により良品率予測値が得られることにより客先供給予測
が早期化できる。増産、減産の製品展開と供給計画等
の事業方針立案を早期化できる。
【0102】(2)ウエハ・メーキング工程の品質事故
による、半導体チップの致命的な特性異常を早期に明ら
かにし、ウエハの造り込み量の制御などを行うことによ
り、多大な損失発生を防止できる。
【0103】(3)チップテストソケットの導入による
少額投資で実現できることにより、投資負担が低減でき
る。
【0104】(4)新規の要素技術開発を低減できるこ
とにより、早期にタイムリーな運用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体チップ電気
特性測定用ソケットの構造側面図である。
【図2】図1のソケットに用いる導電シート12構造の
説明図である。
【図3】図1のソケットに用いるサブストレート18の
構造図である。
【図4】サブストレート18のチップ側に形成する電極
(Sub−C電極20)の断面図である。
【図5】サブストレート18に形成する電極レイアウト
の一例を示す図である。
【図6】FC−BGAの断面形状を示す図である。
【図7】FC−BGAの製造フローを示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る半導体装置の電気
特性評価方法が実施されるFC−BGAの製造フローを
示す図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る半導体装置の電気
特性評価方法が実施されるFC−BGAの製造フローを
示す図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係る半導体装置の電
気特性評価方法が実施されるFC−BGAの製造フロー
を示す図である。
【図11】従来の代表的なチップ・テスト・ソケットの
構造の側面図である。
【図12】図11のソケットに用いる薄膜基板の薄膜配
線パターンの平面図である。
【図13】従来の他のチップ・テスト・ソケットの構造
の側面図である。
【符号の説明】
10 ソケットベース 11 Subホルダー 12 導電シート 13 チップ押え 14 Sub−S電極 15 テストボード 16 スプリングプローブ 18 サブストレート 19 半導体チップ 20 Sub−C電極 21 チップ電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AF06 AG01 AG03 AG07 AG08 AH04 2G011 AA17 AB01 AC14 AC32 AD01 AE03 AF02 5E024 CA30 CB06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップの電気特性を測定するため
    に、該半導体チップを着脱自在に装着する半導体チップ
    の電気特性測定用ソケットにおいて、 前記半導体チップの電極配列と鏡面投影で配列された第
    1の電極を片面に形成した多層配線構造のサブストレー
    トを備え、 前記サブストレートの前記第1の電極と前記半導体チッ
    プの電極とを導電シートを介して電気的に接続したこと
    を特徴とする半導体チップの電気特性測定用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記サブストレートの前記第1の電極
    は、マトリクス状に配列されたことを特徴とする請求項
    1記載の半導体チップの電気特性測定用ソケット。
  3. 【請求項3】 前記第1の電極の反対側の前記サブスト
    レートの表面に第2の電極を備え、前記第2の電極は、
    その電極配列及びピッチを電気特性測定系の制約に合わ
    せて形成したことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の半導体チップの電気特性測定用ソケット。
  4. 【請求項4】 前記サブストレート上の前記第1の電極
    は、その周辺層より突起した積層形状であることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3記載の半導体チップの電気
    特性測定用ソケット。
  5. 【請求項5】 半導体ウエハに多数の半導体チップを形
    成するウエハメーキング工程と、前記半導体ウエハ上の
    半導体チップにチップ電極を形成する電極形成工程と、
    前記半導体ウエハから前記半導体チップを個片に切り出
    すダイシング工程と、個片の半導体チップをパッケージ
    に組み立てるパッケージ組み立て工程とを有する半導体
    装置の製造工程フローにおいて、 前記パッケージ組み立て工程より前工程で、請求項1乃
    至請求項4記載の半導体チップの電気特性測定用ソケッ
    トと高速信号処理用テスタとを用いて、前記半導体チッ
    プの形状で高速信号処理機能を測定し、その半導体チッ
    プの電気特性を特定する電気特性特定工程を行うことを
    特徴とする半導体装置の電気特性評価方法。
  6. 【請求項6】 前記電気特性特定工程は、前記ダイシン
    グ工程直後に行うことを特徴とする請求項5記載の半導
    体装置の電気特性評価方法。
  7. 【請求項7】 前記電気特性特定工程における前記高速
    信号処理機能の測定は、個片に切り出された半導体チッ
    プの全数もしくは抜き取りを選択して行うことを特徴と
    する請求項6記載の半導体装置の電気特性評価方法。
  8. 【請求項8】 前記ダイシング工程前に、前記半導体ウ
    エハの電気特性の測定を低速信号処理用テスタを用いて
    行い不良チップにマーキングするウエハテスト工程を行
    い、 前記電気特性特定工程は、前記ウエハテスト工程の不良
    チップマーキングを終えた直後にウエハを抜き取り、半
    導体チップを個片に切り出して行うことを特徴とする請
    求項5の半導体装置の電気特性評価方法。
  9. 【請求項9】 前記電気特性特定工程は、前記ウエハメ
    ーキング工程を終えた直後にウエハを抜き取り、半導体
    チップを個片に切り出して行うことを特徴とする請求項
    5の半導体装置の電気特性評価方法。
  10. 【請求項10】 前記パッケージ組み立て工程後のパッ
    ケージに対して、高速信号処理用テスタを用いて電気特
    性を測定するパッケージテスト工程を有し、前記電気特
    性特定工程は、前記パッケージ組み立て工程で用いる高
    速信号処理用テスタを共用することを特徴とする請求項
    5の半導体装置の電気特性評価方法。
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