JP2001272399A - 多項目試験具その製造方法及び試験具測定装置 - Google Patents

多項目試験具その製造方法及び試験具測定装置

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JP2001272399A
JP2001272399A JP2001008381A JP2001008381A JP2001272399A JP 2001272399 A JP2001272399 A JP 2001272399A JP 2001008381 A JP2001008381 A JP 2001008381A JP 2001008381 A JP2001008381 A JP 2001008381A JP 2001272399 A JP2001272399 A JP 2001272399A
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JP2001008381A
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English (en)
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Kenji Iwata
憲二 岩田
Tadashi Hamanaka
忠 浜中
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Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
Original Assignee
Wako Pure Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一回で全項目の試験紙に検体を滴下若しくは付
着させることができ、且つ検知装置若しくは試験紙を移
動させずに測定することができる多項目試験具を提供す
る。 【解決手段】本発明の試験具は、仕切壁を介して連設し
た多項目測定用一検体分の数の凹部内に、各項目の測定
を行うためのマイクロ尿試験紙若しくはマイクロ微生物
同定用試験紙が保持されてなり、前記一検体分の凹部
は、一回の検体の滴下によって全項目の試験紙が濡れる
範囲内に設けられており、前記凹部の深さを前記試験紙
の厚さ以上とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、病院、臨床検査
センター等で臨床検査に使用するマイクロ試験紙を具備
した多項目成分測定用試験具に係り、詳記すれば、尿自
動分析装置用の尿試験具又は微生物同定試験において用
いられる試験具として使用される多項目試験具及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】尿自動分析装置用試験具としては、従来
から、プラスチック製のスティックを支持体とし、この
上に試験項目毎の試薬を担持させた試験紙を間隔づけて
複数固定したスティック状尿試験具が汎用されている。
【0003】このスティック状尿試験具は、原則として
1つの検体に対して一つの試験具を用い、ディップ(
アンド リード)方式若しくは滴下方式で測定される
が、通常複数項目を同一の支持体上で反応させて測定す
るため、検体量が多くないと浸漬し難いことや項目間で
互いに影響しあって測定が不正確になる等の問題があっ
た。
【0004】このような問題を解決するため、本出願人
は、複数個の試験紙を凹部内に別々に検査項目間で隔離
して収容し、該凹部の開口はメッシュ状物で覆って、検
査項目間でクロスコンタミネーションを起こさないよう
に形成した試験具を開発し、先に特許出願した(特開平
11−14623号)。
【0005】上記試験具は、クロスコンタミネーション
を防止するという点では画期的であったが、項目数を多
くすると、検体量を多く必要とするとか検査に長時間を
要する問題があった。
【0006】即ち、ディップ(アンド リード)方式で
項目数を多くすると、試験具を深く浸漬させる必要があ
ることから検体量を多く必要とするし、滴下方式で項目
数を多くすると、1項目づつ滴下し、検出するので、検
査に長時間を必要とするからである。
【0007】また従来の試験具は、いずれも測定装置に
よって判定する場合は、試験具若しくは光源―検出部を
機械的に移動させて一項目の試験紙毎に測定していたの
で、多項目尿試験具の場合は、測定に長時間を要すると
いう問題があった。
【0008】また、微生物同定試験において用いられる
試験具としては、従来から、培地や各種反応基質等の試
薬類が粉末として封入又はこれらが風乾された複数のウ
ェルを有するプラスチック製のプレート、或いは、これ
ら培地や試薬類を含浸させた濾紙等の吸収性担体からな
るディスク等が汎用されている。
【0009】このような微生物同定用試験具は、通常判
定を目視で行うため、そのために必要な大きさを有する
ので、項目数を多くすると、検体量を多く必要とするだ
けでなく、判定に長時間を要する問題等があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明のうち請求項
1に記載の発明は、1回で全項目の試験紙に検体を滴下
若しくは付着させることができ、且つ検出装置若しくは
試験具を機械的に移動させずに測定し得ると共に、クロ
スコンタミネーションを防止し得るほか、少量の検体量
で多数項目を短時間に検査することができる多項目試験
具を提供することを目的とする。
【0011】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
に記載の目的に加えて、検体を一個所に滴下するだけ
で、全項目の試験紙に検体を付着させることができる試
験具を提供することを目的とする。
【0012】更に請求項10に記載の発明は、上記本発
明の試験具を安価に且つ容易に製造する方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明者等は鋭意研究の結果、従来の試験紙片を極めて
小さいもの(マイクロ試験紙)とすれば、一回で全項目
の試験紙に検体を滴下若しくは付着させることができ、
検出装置若しくは試験紙を機械的に移動させずに測定し
得ることを想到し、本発明に到達した。
【0014】しかして従来、1回で全項目の試験紙に検
体を滴下若しくは付着させることができ、且つ検出装置
若しくは試験紙を機械的に移動させずに測定し得る試験
具は市販されていないし、このような発想も全く知られ
ていない。
【0015】即ち、本発明のうち請求項1に記載の発明
は、仕切壁を介して連設した多項目測定用一検体分の数
の凹部内に、各項目の測定を行うためのマイクロ尿試験
紙若しくはマイクロ微生物同定用試験紙(マイクロ試験
紙)が保持されてなり、前記一検体分の凹部は、一回の
検体の滴下によって全項目の試験紙が濡れる範囲内に設
けられており、前記凹部の深さを前記マイクロ試験紙の
厚さ以上としたことを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の発明は、前記一検体分の
凹部に加えて、検体滴下用凹部を形成し、該検体滴下用
凹部と前記一検体分の凹部とは、連通するように形成し
たことを特徴とする。
【0017】また、請求項10に記載の発明は、仕切壁
を介して連設した多項目測定用一検体分の数の凹部内
に、各項目の測定を行うためのマイクロ尿試験紙若しく
はマイクロ微生物同定用試験紙(マイクロ試験紙)が保
持されてなり、前記一検体分の凹部は、一回の検体の滴
下によって全項目の試験紙が濡れる範囲内に設けられて
おり、前記凹部の深さを前記試験紙の厚さ以上とした多
項目試験具の製造方法であって、シート状薄板に、多数
の貫通穴を形成したシート状物を貼着させる工程と、該
シート状物を貼着させる前若しくは後に、前記穴若しく
は穴が位置する部位に前記マイクロ試験紙を貼着させる
工程とを具備してなり、前記穴の深さは、前記試験紙の
厚さ以上としたことを特徴とする。
【0018】試験紙を小さくすることにより、夫々の試
験紙上に検体を一回滴下するだけで全項目の試験紙を濡
らすことができる。また、検体滴下用凹部に溝を介して
連設された一検体分の凹部に検体を流入させて、全項目
の試験紙を濡らすことができる。
【0019】また、複数の滴下口を具備する分注器か
ら、検体を同時に一検体分の凹部の全てに滴下すること
ができる。
【0020】尚、本発明でマイクロ試験紙(マイクロ尿
試験紙及びマイクロ微生物同定用試験紙)というのは、
目視で判定し得ないか、判定するのに極めて不適当な程
の小さい大きさの試験紙のことである。
【0021】具体的には、一検体分の全ての多項目試験
紙が、一回の検体の滴下によって濡れる範囲に設けるこ
とのできる大きさであり、好ましくは、マイクロ試験紙
の直径若しくは対向辺間の長さが0.5〜3.0mmの
大きさである。
【0022】しかして、尿試験紙或いは微生物同定用試
験紙は、主として目視で判定する(或いは目視でも判定
できる)目的で使用されるものであるので、必然的に或
る程度の大きさが必要であったから、本発明のように目
視で判定し得ないか、判定し難い大きさのマイクロ試験
紙とすることは考え付かなかったことである。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0024】図1は、本発明の実施例を示すものであ
り、支持体1に接着剤2を介して、凹部となる多数の円
形の穴3を打ち抜いたフイルム(仕切壁)4を貼着さ
せ、同穴3に円形のマイクロ尿試験紙或いはマイクロ微
生物同定用試験紙5を貼着させた例を示す。
【0025】本発明に係る「尿試験紙」とは、尿中の各
種成分(例えば、グルコース、潜血、pH、タンパク
質、ウロビリノーゲン等)を測定するための試薬類を、
吸収性担体(例えば、濾紙、不織布等)に含浸・乾燥さ
せたもののことである。
【0026】また、本発明に係る「微生物同定用試験
紙」とは、例えば半導体用洗浄水、例えば血液、血漿、
髄液、胃液、胆汁等の体液、尿、糞便、喀たん、膿、皮
膚由来物、各種組織由来物、水道水、工場廃液、食品、
飲料、医療器具等を洗浄した後の洗浄液等の試料に含ま
れる各種微生物(例えば腸内細菌およびその類縁菌、ブ
ドウ球菌およびその類縁菌、ブドウ糖発酵性グラム陰性
桿菌、レンサ球菌等の細菌等)を同定するために用いら
れる培地や各種反応基質等の試薬類を、吸収性担体(例
えば、濾紙、不織布等)に含浸・乾燥させたもののこと
である。尚、ここで用いられる各種培地や試薬類として
は、通常この分野で用いられているものであれば使用可
能であり、例えば生化学的性状試験に用いられる試薬類
等が挙げられる。また、同定される微生物も特に限定さ
れない(臨床検査法提要、30版、平成5年8月20日
発行、1063〜1137頁;1063〜1677
「C.培養検査」の項,1078〜1112頁「II.
感染症の臨床細菌検査」の項,1112〜1121頁
「III.各種材料よりの抗酸菌検査」の項,1121
〜1129頁「IV.薬剤感受性試験」の項,1129
〜1133頁「V.細菌検査の自動化と迅速微生物病原
検出法」の項,1133〜1137頁「VI.真菌検査
の概要」の項、金原出版(株)発行、和光純薬工業
(株)製の腸内細菌およびその類緑菌同定用試験具エン
テオグラム,ブドウ球菌およびその類縁菌同定用試験具
スタフィオグラム,ブドウ糖非発酵性および腸内細菌以
外のブドウ糖発酵性グラム陰性桿菌同定用試験具ノンフ
ァグラム及びレンサ球菌同定用試験具ストレプトグラム
に添付の説明書及びコードブック等)。尚、ここで用い
られる検体は、上記した如き試料自体又はこれらから分
離された微生物を通常この分野で用いられる培地(培養
液)により培養した培養液等である。
【0027】本発明においては、マイクロ尿試験紙或い
はマイクロ微生物同定用試験紙5の高さは、フイルム4
の高さ以下に形成している。このように形成することに
よって、隣接するマイクロ試験紙5間に検体が溜まっ
て、検査項目間でクロスコンタミネーションが起こるの
を防止することができる。
【0028】また、凹部の深さをマイクロ尿試験紙或い
はマイクロ微生物同定用試験紙5の厚さ以上としている
のは、輸送中に試験具同士がこすれても試験紙が脱落し
たりしないようにするためと、試験具同士の接触により
試験紙中の試薬がコンタミして変質するのを防止するた
めでもある。
【0029】上記実施例では、穴3とマイクロ尿試験紙
或いはマイクロ微生物同定用試験紙5との間には、若干
の隙間6が形成されている。これは必ずしもこのように
形成する必要はないが、このようにすると、試験紙5を
非常に小さく形成した場合でも、試験紙5を尿や微生物
培養液等の検体で十分濡らすことができる。
【0030】穴3とマイクロ尿試験紙或いはマイクロ微
生物同定用試験紙5の形状は特に限定されないが、製法
の容易さから円形若しくは四角形に形成すると良い。こ
の場合、一方を円形(若しくは楕円形)とし、他方を四
角形(若しくは多角形)とすれば、上記隙間6を容易に
形成することができる。
【0031】上記実施例では、フイルム4が仕切壁の役
割をしているが、仕切壁としては、凹部の側壁となるも
のであれば良く、特に限定されない。
【0032】本発明の一検体分の一連の凹部の最外周を
結んだ面積の大きさは、一回の検体の滴下によって全項
目のマイクロ尿試験紙或いはマイクロ微生物同定用試験
紙5が濡れる大きさ(範囲)である。より具体的には、
尿試験具の場合、好ましくは2cm以下、特に好ましく
は1cm以下であり、縦横一辺の長さは、好ましくは
1.5cm以下、特に好ましくは0.4cm〜1.0cmであ
る。また、微生物同定用試験具の場合、好ましくは4cm
以下、特に好ましくは2cm以下であり、横一辺の長
さは、好ましくは3cm以下、特に好ましくは8mm〜2cm
であって、縦一辺の長さは、好ましくは1.5cm以下、
特に好ましくは4〜10mmである。
【0033】本発明のマイクロ尿試験紙或いはマイクロ
微生物同定用試験紙5を保持する凹部3の大きさは、マ
イクロ試験紙を保持し得る大きさであり、好ましくは、
図2及び図3に示すように、一検体分の凹部3の最外周
を結んだ線8及び、8′の面積1cm当り9個以上と
なるようにするのが良い。このようにすれば、一回の検
体の滴下によって、容易に全ての項目を同時に且つ効率
よく濡らすことができる。
【0034】本発明のマイクロ尿試験紙或いはマイクロ
微生物同定用試験紙5の大きさは、試験紙5の直径若し
くは対向辺間の長さが0.5〜3.0mm、好ましくは
0.5〜2.5mmであるようにするのが良い。小さす
ぎると測定感度が悪化するし、大きすぎると一回の検体
の滴下で全ての項目を濡らし難くなる。
【0035】本発明の一検体分尿試験チップの縦横一辺
の長さ(図2のA及びB)は、1.5cm以下、好まし
くは4mm〜10mmである。
【0036】また、本発明の一検体分微生物同定用試験
チップの横一辺の長さ(図3のA′)は、3cm以下、
好ましくは8mm〜2cmであり、縦一辺の長さ(図3
のB′)は、1.5cm以下、好ましくは4mm〜10
mmである。
【0037】図2及び3は、1検体分のチップ(A×B
又はA′×B′)を多数連設した例を示しているが、1
検体分づつ切断しても勿論良い。
【0038】尚、図2は、約1cm角のフイルムに開け
た9個の穴3に、夫々9種類のマイクロ試験紙(a〜
i)を嵌め込んだ多項目試験具(例えば尿試験チップ)
を、また、図3は、約2cm×1cm角のフイルムに開
けた18個の穴3に、夫々18種類のマイクロ試験紙
(a〜r)を嵌め込んだ多項目試験具(例えば微生物同
定用試験チップ)を夫々示したものである。このように
形成することにより、中心の凹部12に検体を滴下する
だけで各種マイクロ試験紙5への検体の供給が可能とな
る。
【0039】1検体分のチップに形成する項目数は、4
項目以上、特に8項目以上の多項目試験チップとするの
が、本発明の効果を十分発揮する。特に微生物同定用試
験チップに於いては、10項目以上好ましくは12項目
以上、特に12〜30項目の多項目試験チップとするの
が良い。
【0040】図1に示すように、凹部3は覆う必要はな
いが、メッシュ(網状体)若しくは多孔シート状物で覆
っても差し支えない。
【0041】本発明の凹部3の周囲には、どの測定項目
であるかを容易に識別できるように、測定項目識別用バ
ーコードを設けるか又は測定項目識別用の表示、印等を
付すると良い。
【0042】本発明に使用する円形或いは多角形の穴を
形成したフイルム4としては、水非浸透性であっても水
浸透性であっても良く、特に限定されない。
【0043】また、図4及び5に示すように、一検体分
の凹部3に加えて、検体滴下用凹部12を形成し、該検
体滴下用凹部12と前記一検体分の凹部3とを、通路と
なる凹状溝13を介して連通するように形成すれば、真
ん中に滴下した検体が拡がって、容易に全項目の試験紙
を濡れるようにすることができる。尚、通路となる凹状
溝13を形成しないで、前記検体滴下用凹部12と前記
一検体分の凹部3とを直接連通するようにしても差し支
えない。尚、図4は、主として微生物同定用試験チップ
に使用される本発明の多項目試験具の他の例を示すもの
である。
【0044】本発明に使用する支持体1としては、例え
ばポリエチレン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリウ
レタン等の合成高分子で作られたプラスチックフイルム
のような水非浸透性材料を使用するのが好ましいが、図
6及び7に示すようにスティック状試験具とする場合
は、紙等の水浸透性材料であっても差し支えない。
【0045】図1において、プラスチックフイルム1及
び接着剤2を使用する代わりに、粘着テープ、両面粘着
テープ等を使用することができる。両面粘着テープを使
用すれば、図1の状態とした後、裏面の離型紙を剥がし
て、スティックに貼着させれば、スティック状試験具を
容易に形成することができる。
【0046】図8及び9は、本発明の他の実施例を示す
ものであり、仕切壁4′の一部を、即ち、隣接する試験
紙と試験紙とを隔てる仕切壁以外の部分の高さを、試験
紙上面の高さ以下乃至は試験紙下面と略等しくし、凹部
からオーバーフローした検体を排出し得るように構成さ
れている。尚、図10及び11のように、当該部分を形
成させず、試験具の側端と試験紙の側端とが略等しくな
るようにしても良いのは勿論である。要するに、隣接す
る試験紙の無い部分には、仕切壁は検体排出のため無く
ても良いと言うことである。
【0047】更に、図12〜14は、本発明の他の実施
例を示すものであり、凹部3の外側に溝19を設け、前
記凹部3からオーバーフローした検体を排出し得るよう
に構成されている。
【0048】これら上記実施例では、表面張力による凹
部3内への過剰の滞留を防止できるので、余剰検体が排
出され、より精度の高い測定が可能となる。
【0049】図15及び図16は、本発明の他の実施例
を示すものであり、一検体分の凹部3′に加えて、検体
滴下用凹部12′を形成し、該検体滴下用凹部12′と
前記一検体分の凹部3′とを、通路となる凹状溝13′
を介して連通するように形成し、真ん中の検体滴下用凹
部12′に滴下した検体が拡がって、容易に全項目の試
験紙5′を濡らすように構成した例を示す。尚、通路と
なる凹状溝13′を形成しないで、前記検体滴下用凹部
12′と前記一検体分の凹部3′とを直接連通するよう
にしても差し支えない。
【0050】上記実施例では、中央の検体滴下用凹部1
2′底面(底部)を一検体分の凹部3′底面(底部)よ
りも高く形成し、該検体滴下用凹部12′と前記一検体
分の凹部3′のそれぞれを連結する凹状溝13′を、下
降傾斜するように形成している。このように形成するこ
とによって、検体滴下用凹部12′に滴下した検体は、
容易に試験紙5′上に流入する。凹状溝13′は、検体
が検体滴下用凹部12′から凹部3′に移送されるよう
に設けられていればよく、必ずしも下降傾斜するように
形成しなくとも良い。尚、図16に示すように、検体通
路となる凹状溝13′は、試験紙5′の上面から検体を
注ぐように構成され、試験紙5′の側部からは検体が流
入しないようになっている。
【0051】この実施例では、検体滴下用凹部12′の
底面(底部)の位置の高さが、全項目の凹部3′の上端
と一致させることができるので、この位置まで検体が満
たされるように注ぐことによって、全項目の凹部3′に
一定量の検体を注入することができる。
【0052】図17は、本発明の他の実施例を示すもの
であり、一検体分の凹部12′の外側に、余剰検体を収
容する溝18を設け、前記凹部12′からオーバーフロ
ーした余剰検体を、凹状通路19′から前記四角形の溝
18に収容するように構成されている。尚、溝18の代
わりに、単なる穴(穴同士連通しない)としても良いの
は勿論である。
【0053】上記実施例では、余剰検体は、オーバーフ
ローするので、容易に所定量の検体を凹部3′に流入さ
せることができる。
【0054】図18は、本発明の他の実施例を示すもの
であり、検体滴下用凹部12′と各項目の試験紙5′を
装着した凹部までの距離を略等しくした例を示す。この
例では、一検体分の各凹部3′は、検体滴下用凹部1
2′の周りにリング状に配設されている。このようにす
ると、より精度よく一検体分の各凹部3′に一定量づつ
検体を供給することができる。
【0055】次に、前記図1及び図2に示す本発明の試
験具を製造する方法を説明する。
【0056】約10mm幅で約0.5mm厚のポリシー
ト4から、図2に示すように、2mm径の円形の穴3
を、3×3個を一組とし、多数組打ち抜く。
【0057】ついで、このポリシート4を両面粘着テー
プに貼り付け、穴3の各々に、1.8mm径の円形に打
ち抜いた9種の試験紙a〜iを貼り付ける。
【0058】この場合、両面粘着テープをロールから巻
き出しながら上面の離型紙を剥離し、上方から巻き出さ
れた穴3を形成したポリシート4を、同粘着テープに圧
着ロールを使用して貼り合わせるようにすれば、連続的
に製造することができる。
【0059】9種の試験紙a〜iを貼り付けるには、長
さ方向に多数の試験紙aを貼り付け、ついで順次同様に
多数の試験紙b〜iを貼り付けるようにするのが良い。
【0060】長さ方向に多数の試験紙a〜iを貼り付け
るには、例えば以下の如く行えば良い。
【0061】(1)カッターや木板に適当な刃(かみそ
り刃等)を取り付けた打ち抜き用器具(いわゆるトムソ
ン刃)等を使用して、目的の大きさ及び形状に切り取っ
たマイクロ試験紙を、減圧した管に吸引、保持させ、該
管を、前記貼着されたシート状物の所定位置の穴若しく
は前記シート状物を貼着後に穴が位置する部位に移動、
対向させた後、前記管内を常圧若しくは加圧状態にして
前記マイクロ試験紙を、前記シート状薄板上に載置貼着
させる。
【0062】(2)上記(1)と同様にして目的の大き
さ及び形状に切り取った前記マイクロ試験紙を、1又は
複数の針を有する器具の針部で突き刺して保持し、該器
具を、前記貼着されたシート状物の所定位置の穴若しく
は前記シート状物を貼着後に穴が位置する部位に移動、
対向させた後、前記マイクロ試験紙から針を抜いて、該
試験紙を、前記シート状薄板上に載置貼着させる。
【0063】(3)先端を、切り取るマイクロ試験紙と
同形状の刃部に形成した多数の筒体でマイクロ試験紙a
を打ち抜き、同筒体内を減圧にして同試験紙aを保持
し、それから同筒体のそれぞれをポリシート4のそれぞ
れ同項目試験紙用の穴3と対向するように移動させ、前
記多数の筒体内を常圧若しくは若干加圧して打ち抜いた
試験紙aを穴3に嵌合貼着させれば良い。
【0064】上記(1)〜(3)の工程の後、試験紙b
〜iについて、それぞれ上記(1)〜(3)と同様にし
て穴3に貼着させ、図1及び図2に示す本発明の試験具
(チップ)11が連設したロール状若しくはシート状試
験具7が得られる。それから、必要なら、その表面にナ
イロンメッシュのような網状体を貼り付ける。これは、
そのまま自動分析用として使用することができる。
【0065】それから、使用目的によっては、図2に示
すように1検体分の約1cm×約1cmに切断すれば、
本発明の試験チップ11が得られる。
【0066】図6に示すように、スティック状試験具1
0とする場合は、試験紙チップ11裏面の離型紙を剥が
し、別のポリシート(スティック)9に貼り付ければ良
い。
【0067】上記実施例では、ポリシート4を両面粘着
テープに貼着させた後、マイクロ試験紙を貼り付けた
が、両面粘着テープに所定の大きさ、形状のマイクロ試
験紙を貼り付けた後、その上面からポリシート4を貼り
付けても良い。この場合は、マイクロ試験紙を貼り付け
る位置は、後に貼り付けるポリシート4の穴3の位置と
一致させられるようにする。
【0068】また上記(1)〜(3)では、マイクロ試
験紙を保持した管等を移動させているが、管等をポリシ
ートの穴等に対向するようにし得るなら、逆にシート状
物を移動させても差し支えない。
【0069】前記図3に示す本発明の試験具及び図7に
示すスティック状試験具についても、上記と同様にして
製造することができる。また、図4、図5及び図8〜図
17に示す試験具についても、これら方法に準じて適宜
作成すれば良い。
【0070】本発明の凹部3,3′には、略一定量の検
体を供給することができるので、本発明の試験具は、定
性だけでなく、半定量の目的に使用することができる。
【0071】本発明のマイクロ試験紙は、非常に小さい
ので、これを貼着させた試験具は、主として結果を目視
により判定するのではなく、測定装置によって判定する
目的に使用される。
【0072】本発明の試験具は、一回で全項目のマイク
ロ試験紙に検体を滴下し得る大きさであり、各項目の試
験紙が極めて近接した位置に集約的に存在しているの
で、試験具若しくは照射測光ポイントを機械的に移動さ
せることなく、小さい光源で白色光若しくは特定波長の
光を照射して、その反射光を一度に(移動時間ゼロで)
測定することができる。尚、一度にというのは、全項目
を厳密な意味で同時というだけでなく、試験紙若しくは
光源の移動時間を無しにして、順次1項目づつ測定する
場合も含む意味である。
【0073】逆に言えば、本発明では、一検体分の数の
凹部は、検出装置若しくは試験具を、1項目毎に移動さ
せずに測定し得る範囲内に設けられていることになる。
【0074】従って、少数検体測定用の小型機の場合
は、測定機の動作部分をゼロにすることも可能であり、
また多数検体測定用の大型機の場合は、試験具のチップ
化と動作部分の減少とによって、測定装置をコンパクト
化することができる。
【0075】本発明は、一回の検体の滴下にょって多項
目測定が可能であり、しかも上記したように一度に測定
できるので、従来になく検査の飛躍的高速化が達成され
る。
【0076】本発明の試験具の測定法は、原理的には、
紫外部分光光度計、蛍光光度計も使用可能であるが、一
般には、白色光若しくは特定波長の可視光を照射し、そ
の反射光を測定する。この反射光測定には、可視部分光
光度計、CCDセンサー等が使用される。
【0077】本発明によれば、マイクロ試験紙を使用し
ているので、所定の範囲内に各項目の試験紙を集約して
貼着させることができるから、多数項目を測定する場合
に、ディップ方式では浸たし易くなるし、滴下方式では
一回の滴下で測定を行うことができる。
【0078】また、ディップ方式の場合、試験紙に含ま
れている薬剤の一部が浸み出し、その検体を汚染し、他
の測定に影響する可能性があったが、本発明の場合は、
試験紙が極めて小さいので、この影響が著しく軽減され
る。
【0079】従来の多項目試験紙は、1回に1項目しか
滴下できなかったので、多項目測定するには、分注器を
移動させるか、試験紙を移動させる必要があったが、本
発明によれば1回に全項目に検体を滴下できるので、分
注器や試験紙を移動させる必要が無くなったので、装置
がコンパクトになり、移動のための時間が短縮でき、測
定のスピードアップが達せられると共に消費電力の低減
も達成された。
【0080】従来の試験具では、試験紙同士の間隔が離
れており、検出の際にも試験具或いは検出装置を機械的
に移動させ、位置決めする必要があったが、本発明によ
れば、試験紙及び検出装置を移動させる必要が無いの
で、動作が簡略化され、装置がコンパクトになり、測定
のスピードアップが達せられると共に消費電力の低減も
達成された。
【0081】従って、試験具のチップ化と動作部分の減
少とによって、測定装置を極めてコンパクトにすること
ができる。
【0082】また、本発明によれば、従来の試験具より
も使用する試験紙を大幅に小さくでき、測定項目も集約
できるので、それだけ高価な試験紙の使用量が大幅に減
少するから、本発明の試験具(チップ)を極めて安価に
供することができる。しかも、このようにすることによ
って、廃棄物の量も少なくなるので、省資源、環境保護
に貢献するところ極めて大きい。
【0083】
【発明の効果】以上のべた如く、本発明のうち請求項1
記載の試験具によれば、多数項目を測定する場合に、従
来法ではできなかった尿や微生物培溶液等の少量検体で
も支障なく検査できるほか、一回検体を滴下し、一回光
を照射測光するだけで全項目の測定ができるので、検査
を従来になく著しく迅速に行うことができる。しかも測
定装置をコンパクト化できると共に、この種従来の試験
具と比べて極めて安価に供することができる。
【0084】また、発明の試験具を用いる試験装置に於
いては、分注及び反応の測定の際に、分注器、検出器及
び試験具を移動させる必要が無いから、短時間に測定で
きると共に、試験装置をコンパクトで且つ安価に形成で
きる。
【0085】請求項6記載の試験具によれば、請求項1
記載の発明の効果に加えて、検体を一個所に滴下するだ
けで、全項目の試験紙に検体を付着させることができる
利点が得られる。
【0086】また、本発明の製法によれば、上記試験具
を安価に且つ容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート状試験具を示す断面図と平面図
である。
【図2】本発明のロール状若しくはシート状試験具を示
す平面図である。
【図3】本発明のロール状若しくはシート状試験具の他
の例を示す平面図である。
【図4】本発明の試験具の他の例を示す平面図である。
【図5】本発明の試験具の他の例を示す平面図である。
【図6】本発明のスティック状試験具の平面図である。
【図7】本発明のスティック状試験具の他の例を示す平
面図である。
【図8】本発明のスティック状試験具の他の例を示す平
面図である。
【図9】本発明のスティック状試験具の他の例を示す平
面図である。
【図10】本発明のスティック状試験具の他の例を示す
平面図である。
【図11】本発明のスティック状試験具の他の例を示す
平面図である。
【図12】本発明の試験具の他の例を示す平面図であ
る。
【図13】本発明の試験具の他の例を示す平面図であ
る。る。
【図14】本発明の試験具の更に他の実施例を示す平面
図である。
【図15】本発明の試験具の更に他の実施例を示す平面
図である。
【図16】図15のB−B断面図である。
【図17】本発明の試験具の更に他の実施例を示す平面
図である。
【図18】本発明の試験具の更に他の実施例を示す平面
図である。
【符号の説明】
1・………支持体 2・………接着剤 3,3′・………凹部となる穴(凹部) 4・………フイルム(仕切壁) 4′・………仕切壁 5,5′・………マイクロ試験紙 10,10′・………スティック状試験具 11,11′・………試験チップ(若しくはスライド状
試験具) 12,12′・………検体滴下用凹部 13,13′・………凹状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 37/00 101 G01N 37/00 101

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仕切壁を介して連設した多項目測定用一検
    体分の数の凹部内に、各項目の測定を行うためのマイク
    ロ尿試験紙若しくはマイクロ微生物同定用試験紙(マイ
    クロ試験紙)が保持されてなり、前記一検体分の凹部
    は、一回の検体の滴下によって全項目の試験紙が濡れる
    範囲内に設けられており、前記凹部の深さを前記試験紙
    の厚さ以上としたことを特徴とする多項目尿若しくは微
    生物同定用試験具。
  2. 【請求項2】前記一検体分の数の凹部は、検出装置若し
    くは試験具を、1項目毎に移動させずに測定し得る範囲
    内に設けてなる請求項1記載の試験具。
  3. 【請求項3】前記一検体分の数の凹部は4以上であり、
    前記マイクロ試験紙の直径若しくは対向辺間の長さが
    0.5〜3.0mmである請求項1又は2記載の試験
    具。
  4. 【請求項4】前記一検体分の凹部は、該一検体分の凹部
    の最外周を結んだ面積4cm2以下の範囲に設けられてい
    る請求項3記載の試験具。
  5. 【請求項5】前記凹部に、前記マイクロ試験紙を貼着さ
    せる請求項1〜4のいずれか1項記載の試験具。
  6. 【請求項6】前記凹部と前記マイクロ試験紙との間に隙
    間を形成する請求項1〜5のいずれか1項記載の試験
    具。
  7. 【請求項7】前記一検体分の凹部に加えて、検体滴下用
    凹部を形成し、該検体滴下用凹部と前記一検体分の凹部
    とは、連通するように形成してなる請求項1〜6のいず
    れか1項記載の試験具。
  8. 【請求項8】中央部に形成した前記検体滴下用凹部の周
    りに、前記一検体分の凹部を配設してなる請求項7記載
    の試験具。
  9. 【請求項9】前記中央の検体滴下用凹部底面を前記一検
    体分の凹部底面よりも高く形成し、該検体滴下用凹部と
    前記一検体分の凹部のそれぞれを連結する溝を、下降傾
    斜するように形成してなる請求項8記載の試験具。
  10. 【請求項10】前記一検体分の凹部の外側に、余剰検体
    を収容する溝若しくは穴を設け、前記凹部からオーバー
    フローした余剰検体を、前記溝若しくは穴に収容するよ
    うに構成してなる請求項7〜9のいずれか1項記載の試
    験具。
  11. 【請求項11】仕切壁を介して連設した多項目測定用一
    検体分の数の凹部内に、各項目の測定を行うためのマイ
    クロ尿試験紙若しくはマイクロ微生物同定用試験紙(マ
    イクロ試験紙)が保持されてなり、前記一検体分の凹部
    は、一回の検体の滴下によって全項目の試験紙が濡れる
    範囲内に設けられており、前記凹部の深さを前記試験紙
    の厚さ以上とした多項目試験具の製造方法であって、シ
    ート状薄板に、多数の貫通穴を形成したシート状物を貼
    着させる工程と、該シート状物を貼着させる前若しくは
    後に、前記穴若しくは穴が位置する部位に前記マイクロ
    試験紙を貼着させる工程とを具備してなり、前記穴の深
    さは、前記試験紙の厚さ以上としたことを特徴とする試
    験具の製造方法。
  12. 【請求項12】シート状薄板に、多数の貫通穴を形成し
    た第一のシート状物を貼着させる工程と、該第一のシー
    ト状物を貼着させる前若しくは後に、前記穴若しくは穴
    が位置する部位に前記マイクロ試験紙を位置させる工程
    と、別の多数の貫通穴を形成した第二のシート状物を、
    前記第一のシート状物の上面に穴同士が一致するように
    貼着させる工程と、を有することを特徴とする請求項1
    1記載の試験具の製造方法。
  13. 【請求項13】前記シート状薄板が両面粘着テープであ
    り、該テープの一面に前記穴を形成したシート状物を貼
    着させ、該テープの他面に薄板を貼着させてチップ又は
    スティック若しくはスライド状試験具を形成する請求項
    11又は12記載の試験具の製造方法。
  14. 【請求項14】先端を刃部に形成した多数の筒体で前記
    マイクロ試験紙を切り取り、切り取ったマイクロ試験紙
    を、減圧した管に吸引、保持し、該管を、前記シート状
    物の穴若しくは穴が位置する部位に対向させ、前記管内
    を常圧若しくは加圧状態にして、前記マイクロ試験紙
    を、前記穴に貼着若しくは装填させる請求項11〜13
    のいずれか1項記載の製造方法。
  15. 【請求項15】先端を刃部に形成した多数の筒体で前記
    マイクロ試験紙を切り取り、切り取ったマイクロ試験紙
    を、1又は複数の針を有する器具の針部で突き刺して保
    持し、該器具を、前記シート状物の穴若しくは穴が位置
    する部位に対向させ、前記マイクロ試験紙から針を抜い
    て、該マイクロ試験紙を、前記シート状薄板上に貼着若
    しくは装填させる請求項11〜13のいずれか1項記載
    の製造方法。
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