JP2001272273A - 真空紫外光の測定方法、真空紫外光の測定装置、デバイス製造方法及び光露光装置 - Google Patents

真空紫外光の測定方法、真空紫外光の測定装置、デバイス製造方法及び光露光装置

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JP2001272273A
JP2001272273A JP2000083106A JP2000083106A JP2001272273A JP 2001272273 A JP2001272273 A JP 2001272273A JP 2000083106 A JP2000083106 A JP 2000083106A JP 2000083106 A JP2000083106 A JP 2000083106A JP 2001272273 A JP2001272273 A JP 2001272273A
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vacuum ultraviolet
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Toru Suzuki
徹 鈴木
Osamu Wakabayashi
理 若林
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空紫外光の測定に使用される光学系の位置
調整を簡単に行うことができ、真空紫外光の測定に素早
く移行することができる真空紫外光の測定方法等を提供
することを目的とする。 【解決手段】 ArSHGレーザ光をアクロマートレン
ズ12に通す第1の工程と、アクロマートレンズ12に
通したArSHGレーザ光がCCDセンサ13に結像す
るように、アクロマートレンズ12の位置を調整する第
2の工程と、第2の工程後に、アクロマートレンズ12
とCCDセンサ13を収容するパージボックス11内を
窒素パージする第3の工程と、第3の工程後に、F2
ーザ光をアクロマートレンズ12に通しCCDセンサ1
3に結像させて測定する第4の工程とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長が190nm
以下の真空紫外光を測定する方法及び真空紫外光の測定
装置に関する。さらに、本発明は、真空紫外光による露
光処理を含むデバイス製造方法及び光露光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光露光装置においては、所定の領域にレ
ジストが塗布された基板上に転写されるパターンの微細
化が一層進む傾向にあり、その解像力の更なる向上が求
められている。この要求に応える1つの解決策として、
露光処理に用いる光の短波長化が推し進められており、
現時点において使用可能な最短波長光源としては、F2
レーザ(Molecular Fluorine La
ser)が挙げられている。F2レーザ光は、波長が1
90nm以下の真空紫外光の一種であり、発振線が15
7.63nm、発振スペクトル幅が数pm以下である。
【0003】以上の理由から、近年においては、露光用
の光源としてF2レーザを具備する光露光装置(F2レー
ザ光露光装置)が提供されている。また、F2レーザ光
を測定する測定装置(F2レーザ光測定装置)も提供さ
れている。これらの装置の光学系は、F2レーザ光に適
した螢石(MgF2)から成る単レンズ(螢石レンズ)
を含んでいる。F2レーザ光は酸素に吸収され易いた
め、F2レーザ光の伝播中は、これらの装置の筐体(受
光素子や光学系が収容されている)内が真空引きされる
か又は窒素パージされる。尚、窒素パージとは、乾いた
窒素ガスを用いて酸素ガスを除去する作業である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光の測定装
置や光露光装置は、各光学系が各々の目的を実現するよ
うに調整されていなければならない。これは、従来のF
2レーザ光測定装置やF2レーザ光露光装置も同様であ
る。しかしながら、螢石レンズのような単レンズは光の
波長に応じて焦点距離が異なる。例えば、曲率半径が9
0mm、直径が50mmの平凸状に製作される螢石レン
ズの場合、低圧水銀灯から放射される水銀共鳴線(25
3.65nm)に対する焦点距離が253.65mmで
あるのに対して、F2レーザ光(157.63nm)に
対する焦点距離が214.60mmとなる。このため、
従来のF2レーザ光測定装置やF2レーザ光露光装置に対
しては、螢石レンズの位置調整を含む光学系の調整にF
2レーザ以外の光源を用いることはできない。
【0005】従って、従来のF2レーザ光測定装置やF2
レーザ光露光装置の調整は、以下のプロセスに則して行
われていた。 (1)受光素子や光学系を搭載する筐体内を真空引きす
る又は窒素パージする。 (2)真空中又は窒素パージ中にある筐体内にF2レー
ザ光を伝播させ、F2レーザ光を光学系に通して受光素
子に結像させる。 (3)F2レーザ光が受光素子に結像した結果を基にし
て、螢石レンズの位置調整を含む光学系の調整を行う。 このように、真空中又は窒素パージ中で螢石レンズの位
置調整を含む光学系の調整を行わなければならず、この
調整作業は非常に難しい。このため、F2レーザ光の測
定やF2レーザ光を用いた露光処理に素早く移行するこ
とができない。
【0006】このような課題の解決策として、螢石レン
ズの代わりに、F2レーザ光及びF2レーザ光以外の光
(例えば、水銀共鳴線)に対する色消し条件を満たすよ
うに最適設計された色消しレンズを代用することが考え
られる。色消しレンズを製作するには、屈折率分散値の
異なる硝子材を少なくとも2種類必要とする。しかしな
がら、従来においてF2レーザ光に適した硝子材は螢石
のみであり、このような色消しレンズを製作することが
できなかった。
【0007】上記事情に鑑みて、本発明は、真空紫外光
の測定に使用される光学系の位置調整を簡単に行うこと
ができ、真空紫外光の測定に素早く移行することができ
る真空紫外光の測定方法及び真空紫外光の測定装置を提
供することを第1の目的とする。また、本発明は、真空
紫外光による露光処理に使用される照明光学系の各位置
調整を簡単に行うことができ、真空紫外光による露光処
理に素早く移行することができるデバイス製造方法及び
光露光装置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の真空紫外光の測定方法は、波長が190n
mよりも長い通常光を光学系に通す第1の工程と、光学
系に含まれる色消しレンズであって、螢石から製作され
る単レンズと、フッ素がドープされた合成石英から製作
される単レンズとを、通常光及び波長が190nm以下
の真空紫外光に対する色消し条件を満たすように組み合
わせて成る色消しレンズの位置を、光学系に通した通常
光が受光素子に結像するように調整する第2の工程と、
第2の工程後に、光学系と受光素子を収容する筐体内を
真空引きするか又は窒素パージする第3の工程と、第3
の工程後に、紫外光を前記光学系に通して受光素子に結
像させて測定する第4の工程とを具備する。
【0009】上記発明においては、光学系を通した通常
光が受光素子に結像するように、光学系に含まれる色消
しレンズの位置が調整される。通常光は、真空紫外光と
異なり波長が190nmよりも長いことから、酸素に吸
収され難く、空気中を伝播する。このため、色消しレン
ズの位置を調整する作業は、空気中で簡単に行うことが
できる。従って、筐体内を真空に引くか又は窒素パージ
する際には、色消しレンズが規定の位置に配置されてお
り、真空紫外光の測定に素早く移行することができる。
【0010】また、本発明の真空紫外光の測定装置は、
波長が190nmよりも長い通常光及び波長が190n
m以下の真空紫外光のいずれの光も受光できる受光素子
と、螢石から製作される単レンズとフッ素がドープされ
た合成石英から製作される単レンズとを通常光及び真空
紫外光に対する色消し条件を満たすように組み合わせて
成る色消しレンズを含む光学系と、受光素子と光学系を
収容する筐体であって、真空紫外光の測定のために内部
が真空引きされ得るか又は窒素パージされ得る筐体とを
具備する。
【0011】さらに、本発明のデバイス製造方法は、照
明光学系と、所望のパターンが形成されたフォトマスク
を固定するフォトマスクステージと、投影光学系と、レ
ジストが所定の領域に塗布された基板を吸着保持するチ
ャックを固定する基板ステージとを収容する筐体内で行
われるデバイス製造方法であって、波長が190nmよ
りも長い通常光を照明光学系、フォトマスク及び投影光
学系の順に通す第1の工程と、照明光学系及び投影光学
系の各光学系に含まれる色消しレンズであって、螢石か
ら製作される単レンズと、フッ素がドープされた合成石
英から製作される単レンズとを、通常光及び波長が19
0nm以下の真空紫外光に対する色消し条件を満たすよ
うに組み合わせて成る色消しレンズの位置を、照明光学
系、フォトマスク及び投影光学系の順に通した通常光が
レジスト上に結像するように調整する第2の工程と、第
2の工程後に、筐体内を真空引きする第3の工程と、第
3の工程後に、真空紫外光を照明光学系、フォトマスク
及び投影光学系の順に通してレジスト上に結像させて露
光する第4の工程とを具備する。
【0012】また、本発明の光露光装置は、螢石から製
作される単レンズとフッ素がドープされた合成石英から
製作される単レンズとを波長が190nmよりも長い通
常光及び波長が190nm以下の真空紫外光に対する色
消し条件を満たすように組み合わせて成る色消しレンズ
を含む照明光学系と、照明光学系の下流側に配置され、
所望のパターンが形成されたフォトマスクを固定するマ
スクステージと、マスクステージの下流側に配置され、
色消しレンズを含む投影光学系と、投影光学系の下流側
に配置され、所定の領域にレジストが塗布された基板を
吸着保持するためのチャックを固定する基板ステージ
と、照明光学系、マスクステージ、投影光学系及び基板
ステージを収容する筐体であって、真空紫外光の測定の
ために内部が真空引きされ得る筐体とを具備する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態について説明する。先ず、図1及び
図2を参照しながら、本発明に係る第1の実施形態につ
いて説明する。図1は、本実施形態に係り、F2レーザ
光の回折パターンを測定(ビームプロファイル)するの
に用いられる諸装置の概略構成を示す模式図である。図
1に示すビームプロファイラ装置10は、F2レーザ2
0から放射されるF2レーザ光の回折パターンを測定す
る装置の一種であり、パージボックス11内に中心部品
たるアクロマートレンズ12及びCCDセンサ13を収
容する。
【0014】アクロマートレンズ12は色消しレンズの
一種であり、螢石(MgF2)から平凸状に製作される
単レンズ14と、フッ素がドープされた合成石英(フッ
素ドープ合成石英)から平凹状に製作される単レンズ1
5とが組み合わされて成る。フッ素ドープ合成石英は、
157nmを含む波長域の光用に開発された硝子材であ
り、例えば、APPLIED PHYSICS LET
TERS Vol.74,No.19等の文献に詳述さ
れている。
【0015】螢石とフッ素ドープ合成石英は、互いの屈
折率分散値が異なる硝子材である。そこで、本実施形態
においては、ArSHGレーザ(Frequency−
Doubled Argon Ion Laser)光
(247.25nm)及びF 2レーザ光(157.63
nm)に対する色消し条件を満たすように、単レンズ1
4、15の各形状や諸数値が最適設計されている。この
アクロマートレンズ12により、ArSHGレーザ光と
2レーザ光を同じ焦点位置に結像させることができ
る。尚、ArSHGレーザ光は、波長が190nmより
も長く真空紫外光に属さないことから、酸素に吸収され
難く、空気中を伝播する。
【0016】CCDセンサ13は、複数の受光素子(例
えば、フォトダイオード)が1次元又は2次元に配列さ
れており、各受光素子の受光量に応じた電気信号を出力
する光学センサの一種である。本実施形態においては、
2レーザ光の回折パターンの撮像に用いられている。
【0017】F2レーザ20は、F2レーザ光を生成する
光源であり、真空チャンバ21内に中心部品たるリアミ
ラー22、フロントミラー23、チャンバ24を収容し
ている。尚、本実施形態においては、ArSHGレーザ
30から放射されたArSHGレーザ光は、F2レーザ
20に入射する前に、ビームエキスパンダ40によりビ
ーム径を拡大される。ビームエキスパンダ40には、2
枚の平凸状の単レンズ41、42が含まれている。
【0018】リアミラー22は、ArSHGレーザ光を
透過する一方、F2レーザ光を全反射するよう設計され
ている。一方、フロントミラー23は、ArSHGレー
ザ光を透過する一方、F2レーザ光を部分反射するよう
設計されている。このフロントミラー23の下流側の面
には、F2レーザ光の回折パターン測定前に、スリット
25が取り付けられる。このスリット25により、フロ
ントミラー23を透過したArSHGレーザ光やF2
ーザ光が回折されてパージボックス11に入射する。
【0019】従って、パージボックス11内が窒素パー
ジされていない場合には、ArSHGレーザ光がアクロ
マートレンズ12を通してCCDセンサ13に到達する
一方、F2レーザ光がパージボックス11内に充満した
酸素に吸収される。一方、パージボックス11内が窒素
パージされている場合には、ArSHGレーザ光やF 2
レーザ光がアクロマートレンズ12を通してCCDセン
サ13に到達する。
【0020】リアミラー22及びフロントミラー23の
間隔は、F2レーザ光の半波長の整数倍の値となるよう
に決められる。このため、リアミラー22とフロントミ
ラー23の間には、ファブリー・ペロー共振器が形成さ
れる。この共振構造により、リアミラー22及びフロン
トミラー23の間にF2レーザ光の定在波を発生させる
ことができる。
【0021】チャンバ24は、電気放電によりF2レー
ザ光を誘導放出するレーザ活性媒質(例えば、F2とH
eの混合ガス)26より、多数のF2レーザ光のパルス
が誘導放出される。従って、真空チャンバ21内を真空
引きすると、F2レーザ光のパルスは、レーザ活性媒質
26を通過する毎に増幅される。尚、F2レーザ光に対
するリアミラー22の透過率は、レーザ活性媒質26に
おけるF2レーザ光の増幅率よりも十分に下回るように
決められる。
【0022】次に、図2を参照しながら、ビームプロフ
ァイラ装置10を用いた測定プロセスについて説明す
る。図2は、この測定プロセスを説明するためのフロー
チャートである。先ず、ステップS11において、Ar
SHGレーザ30を立ち上げてArSHGレーザ光を放
射し、F2レーザ20に入射させる。次に、ステップS
12において、パージボックス11内にアクロマートレ
ンズ12及びCCDセンサ13を配置し、アクロマート
レンズ12の配置位置は適当に決められる。このとき、
空気がパージボックス11内に充満している。
【0023】さらに、ステップS13において、フロン
トミラー23の下流側の面に、スリット25を取り付け
る。従って、フロントミラー23を透過したArSHG
レーザ光やF2レーザ光が、スリット25に回折された
後にパージボックス11に入射する。このとき、ArS
HGレーザ光はアクロマートレンズ12を通してCCD
センサ13に到達する。
【0024】従って、ステップS14において、アクロ
マートレンズ12を通したArSHGレーザ光がCCD
センサ13に結像するように、アクロマートレンズ12
の位置を調整する。
【0025】次に、ステップS15において、パージボ
ックス11内を窒素パージする。次いで、ステップS1
6において、ArSHGレーザ30をOFF、F2レー
ザ20をONする。これにより、F2レーザ光がアクロ
マートレンズ12を通してCCDセンサ13に結像す
る。そして、ステップS17において、CCDセンサ1
3の出力結果を解析することにより、F2レーザ光の回
折パターンのプロファイルが得られる。
【0026】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、アクロマートレンズ12を通したArSHGレーザ
光がCCDセンサ13に結像するように、アクロマート
レンズ12の位置が調整される。ArSHGレーザ光
は、F2レーザ光と異なり波長域が190nm以上であ
ることから、酸素に吸収され難く、空気中を伝播する。
このため、アクロマートレンズ12の位置を調整する作
業は、空気中で簡単に行うことができる。従って、パー
ジボックス11内を窒素パージする際にはアクロマート
レンズ12の位置が既に調整済みのため、F2レーザ光
の測定に素早く移行することができる。
【0027】次に、図3を参照しながら、本発明に係る
第2の実施形態について説明する。図3は、本実施形態
に係り、F2レーザ光の広がり角度(ダイバージェン
ス)を測定するのに用いられる諸装置の概略構成を示す
模式図である。尚、図1と共通する要素は、同じ参照符
号を付して説明を省略する。
【0028】図3に示すビームダイバージェンス装置5
0は、F2レーザ光のダイバージェンスを測定する装置
の一種である。一般的なレーザ光は平行波から微小角度
の広がりを有しているため、一点ではなく円状の結像す
る。そこで、本実施形態においては、F2レーザ光がC
CDセンサ13に形成した円状の結像を解析することに
より、F2レーザ20のダイバージェンスを測定する。
【0029】ビームダイバージェンス装置50は、フロ
ントミラー23にスリット25を取り付けないことを除
いて、図1のビームプロファイラ装置10と同じ構成で
あることから、第1の実施形態のステップS14と同じ
内容のフローにより、アクロマートレンズ12の位置を
調整する。従って、本実施形態によっても第1の実施形
態と同様の効果を得ることができる。
【0030】次に、図4及び図5を参照しながら、本発
明に係る第3の実施形態について説明する。図4は、本
発明の一実施形態に係る分光装置の概略構成を示す模式
図であり、特に、(A)の図は調整前を示す図、(B)
の図は調整後を示す図である。図4に示す分光装置60
は、F2レーザ光のスペクトルを測定するための測定装
置の一種であり、真空チャンバ61内に中心部品たるス
リット62、アクロマートレンズ63、グレーティング
64、ラインセンサ65を収容する。
【0031】スリット62は、入射光を所定の角度範囲
に拡散するための光学素子の一種であり、アクロマート
レンズ63の光軸に垂直に配置されている。このスリッ
ト62を通過した光は、アクロマートレンズ63の光軸
に沿って伝播する。
【0032】アクロマートレンズ63は、螢石から平凸
状に製作される単レンズ66と、フッ素ドープ合成石英
から平凹状に製作される単レンズ67とを組み合わせて
成る。本実施形態においては、水銀共鳴線(253.6
5nm)及びF2レーザ光(157.63nm)に対す
る色消し条件を満たすように、単レンズ66、67の各
形状や諸数値が最適設計されている。このアクロマート
レンズ63により、水銀共鳴線及びF2レーザ光を同じ
焦点位置に結像することができる。尚、水銀共鳴線は、
波長が190nmよりも長く真空紫外光に属さないこと
から、酸素に吸収され難く、空気中を伝播する。
【0033】グレーティング64は、入射角と出射角が
等しいリトロ配置から僅かに回転して配置されている。
このグレーティング64により、アクロマートレンズ6
3から入射する光を入射方向から微小角度を為す方向に
向けて回折することができる。尚、図4に示すように大
きな回折角を実現できるグレーティングとしては、例え
ば、エシェルグレーティング等が挙げられる。
【0034】ラインセンサ65は、1次元のイメージセ
ンサやダイオードアレイ等を用いて構成される光学素子
である。詳細には、ラインセンサ65は、1次元に配列
された複数のチャンネルを備えており、各チャンネルは
受光した光の強度に応じた応答を出力するようになって
いる。尚、チャンネルを2次元に配列し、各列において
複数行のチャンネル出力を足し合わせても良い。このラ
インセンサ65は、アクロマートレンズ63及びグレー
ティング64の間を2往復した光を受光できる位置に配
置されている。
【0035】次に、図5を参照しながら、分光装置60
を用いた測定プロセスについて説明する。図5は、この
測定プロセスを説明するためのフローチャートである。
先ず、ステップS21において、真空チャンバ61に低
圧水銀灯(図示せず)を取り付けてから立ち上げる。こ
れにより、水銀共鳴線が真空チャンバ61に入射する。
【0036】真空チャンバ61に入射した水銀共鳴線
は、一部がアクロマートレンズ63を通過する一方、残
りがアクロマートレンズ63からスリット61側に向け
て反射される。アクロマートレンズ63を通過した水銀
共鳴線は、グレーティング64からアクロマートレンズ
63側に向けて回折され、一部がアクロマートレンズ6
3を通過する一方、残りがアクロマートレンズ63から
グレーティング64側に向けて反射される。再びグレー
ティング64に入射する水銀共鳴線は、再びアクロマー
トレンズ63側に向けて回折され、一部がアクロマート
レンズ63を通してラインセンサ65に達する。従っ
て、ステップS22において、アクロマートレンズ63
を通した水銀共鳴線がラインセンサ65に結像するよう
に、アクロマートレンズ63を図4(B)に示す破線位
置から実線位置に調整する。
【0037】次に、ステップS23において、真空チャ
ンバ61内を真空引きし、ステップS24において、光
源をF2レーザ(図示せず)に取り替えて立ち上げる。
これにより、F2レーザ光が真空チャンバ61に入射
し、水銀共鳴線と同じ光路を経てラインセンサ65に結
像する。そして、ステップS25において、ラインセン
サ65の出力結果を解析することにより、F2レーザ光
のスペクトルが得られる。
【0038】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、アクロマートレンズ63及びグレーティング64の
間を2往復した後、アクロマートレンズ63を通した水
銀共鳴線がラインセンサ65に結像するように、アクロ
マートレンズ63の位置が調整される。水銀共鳴線は、
2レーザ光と異なり波長域が190nm以上であるこ
とから、酸素に吸収され難い。また、水銀共鳴線を放射
する低圧水銀灯は、安価であると共に水銀共鳴線の放射
を安定して行う。このため、アクロマートレンズ63の
位置を調整する作業は、空気中で簡単に行うことができ
る。従って、真空チャンバ61内を真空引きする際には
アクロマートレンズ63の位置が既に調整済みのため、
2レーザ光の測定に素早く移行することができる。
【0039】次に、図6を参照しながら、本発明に係る
第4の実施形態について説明する。図6は、本発明の別
の一実施形態に係る分光装置の概略構成を示す模式図で
あり、特に、(A)の図は調整前を示す図、(B)の図
は調整後を示す図である。尚、図4と共通する要素は、
同じ参照符号を付して説明を省略する。図6に示す分光
装置70は、F2レーザ光の波長を測定する装置の一種
であり、真空チャンバ61内に中心部品たるスリ硝子7
1、エタロン72、アクロマートレンズ63、ラインセ
ンサ65を収容する。
【0040】スリ硝子71は、入射光を様々な方向に散
乱するための光学素子の一種であり、アクロマートレン
ズ63の光軸に垂直に配置されている。このスリ硝子7
1を通過した光は、アクロマートレンズ63の光軸に沿
って伝播する。
【0041】エタロン72は、螢石(CaF2)等から
平板状に製作される光学ガラス73の両面に部分反射膜
74を形成して成り、光学ガラス73の両面に部分反射
膜74の間には、ファブリー・ペロー共振器が形成され
る。この共振構造により、アクロマートレンズ63の位
置調整後には、F2レーザ光のリング状干渉稿がライン
センサ65に形成される。
【0042】分光装置70は、第3の実施形態と同様
に、水銀共鳴線及びF2レーザ光に対応したアクロマー
トレンズ63を具備していることから、第3の実施形態
のステップS22と同じ内容のフローにより、アクロマ
ートレンズ63の位置を調整する。従って、本実施形態
によっても第3の実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0043】次に、図7を参照しながら、本発明に係る
第5の実施形態について説明する。図7は、本発明の一
実施形態に係る光露光装置の概略構成を示す模式図であ
る。尚、図1と共通する要素は、同じ参照符号を付して
説明を省略する。図7に示す光露光装置80は、所定の
領域にレジストが塗布されたウエハ90上にF2レーザ
光を用いて露光処理を施す装置であり、真空チャンバ8
1内に主要部品を収容する。真空チャンバ81の最上流
には、F2レーザ20が配置されており、入射されるA
rSHGレーザ光によりF2レーザ光を生成して放射す
る。尚、図7においては、F2レーザ20の構成及びA
rSHGレーザが省略されている。
【0044】F2レーザ20の下流側には、第1の実施
形態と同じ構成のアクロマートレンズを含む照明光学系
82が配置されている。この照明光学系82により、F
2レーザ20から放射され、ミラー83、84を経てき
たF2レーザ光がフォトマスク91に照明される。尚、
図7においては、照明光学系82の構成(例えば、アク
ロマートレンズ等)が省略されている。
【0045】照明光学系82の下流側には、所望のパタ
ーンが形成されたフォトマスク91を固定するマスクス
テージ85が配置されている。フォトマスク91を通過
したF2レーザ光は、マスクステージ85の下流側に配
置された投影光学系86に入射する。投影光学系86は
第1の実施形態と同じ構成のアクロマートレンズを含ん
でおり、フォトマスク91を通過したF2レーザ光をウ
エハ90上のレジストに投影する。尚、図7において
は、投影光学系86の構成(例えば、アクロマートレン
ズ等)が省略されている。
【0046】投影光学系86の下流側には、ウエハ90
を吸着保持するためのチャック87を固定するウエハス
テージ88が配置されている。ウエハステージ88及び
マスクステージ85と互いに逆方向に同期走査しなが
ら、投影光学系86フォトマスク91に通したF2レー
ザ光を投影光学系86によりウエハ90のレジストに投
影露光すると、フォトマスク91上のパターンがウエハ
90のレジスト上に転写される。
【0047】本実施形態においては、照明光学系82及
び投影光学系86の各々には、第1の実施形態と同じ構
成のアクロマートレンズが含まれている。そして、照明
光学系82、フォトマスク91及び投影光学系86を通
したArSHGレーザ光がウエハ91のレジスト上に結
像するように、照明光学系82及び投影光学系86の各
アクロマートレンズの位置が調整されるため、アクロマ
ートレンズの位置を調整する作業は、空気中で簡単に行
うことができる。従って、真空チャンバ81内を真空引
きする際には、照明光学系82及び投影光学系86の各
アクロマートレンズの位置が既に調整済みのため、F2
レーザ光を用いた露光処理に素早く移行することができ
る。
【0048】以上説明した各実施形態においては、Kr
F(Kripton Fluoride)エキシマレー
ザ光(248nm)及びF2レーザ光の色消し条件を満
たすアクロマートレンズ、ArF(Argon Flu
oride)エキシマレーザ光(193nm)及びF2
レーザ光の色消し条件を満たすアクロマートレンズを用
いることによっても、各実施形態と同様の効果を達成す
ることができる。また、本発明に用いられる色消しレン
ズは、凸レンズと凹レンズの組み合わせ以外のレンズ系
であっても良い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光学系に含まれる色消しレンズの位置調整調整が、空気
中で簡単に行うことができるため、筐体内を真空引きす
るか又は窒素パージする際には、色消しレンズが規定の
位置に配置されており、真空紫外光の測定に素早く移行
することができる。また、同様の調整方法を行うことに
より、真空紫外光を用いた露光処理に素早く移行するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係り、F2レーザ光の回
折パターンを測定(プロファイル)するのに用いられる
諸装置の概略構成を示す模式図である。
【図2】図1に示すビームプロファイラ装置の測定プロ
セスを説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態に係り、F2レーザ光の広
がり角度(ダイバージェンス)を測定するのに用いられ
る諸装置の概略構成を示す模式図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る分光装置の概略構成
を示す模式図であり、特に、(A)の図は調整前を示す
図、(B)の図は調整後を示す図である。
【図5】図4に示す分光装置の測定プロセスを説明する
ためのフローチャートである。
【図6】本発明の別の一実施形態に係る分光装置の概略
構成を示す模式図であり、特に、(A)の図は調整前を
示す図、(B)の図は調整後を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る光露光装置の概略構
成を示す模式図である。
【符号の説明】
10 ビームプロファイラ装置 11 パージボックス 12、63 アクロマートレンズ 13 CCDセンサ 14、15、41、42、66、67 単レンズ 20 F2レーザ 21 真空チャンバ 22 リアミラー 23 フロントミラー 24 チャンバ 25、62 スリット 26 レーザ活性媒質 30 ArSHGレーザ 40 ビームエキスパンダ 50 ビームダイバージェンス装置 60 分光装置 61 真空チャンバ 63 アクロマートレンズ 64 グレーティング 65 ラインセンサ65 70 分光装置 71 スリ硝子 72 エタロン 73 光学ガラス 74 部分反射膜 80 光露光装置 81 真空チャンバ 82 照明光学系 83、84 ミラー 85 マスクステージ 86 投影光学系 87 チャック 88 ウエハステージ 90 ウエハ 91 フォトマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01S 3/00 G H01S 3/00 H01L 21/30 515D 516C Fターム(参考) 2G065 AA04 AA11 AB05 AB09 AB24 BA04 BA09 BA33 BA34 BA36 BA38 BB05 BB06 BB23 BB28 BB30 BB49 BC23 2H097 AA03 BA10 CA13 CA17 EA01 LA10 5F046 AA22 BA03 CA03 CA08 CB12 CB25 DA13 DA14 5F072 AA04 JJ20 KK02 KK07 KK08 KK12 KK30 QQ02 YY09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長が190nmよりも長い通常光を光
    学系に通す第1の工程と、 前記光学系に含まれる色消しレンズであって、螢石から
    製作される単レンズと、フッ素がドープされた合成石英
    から製作される単レンズとを、通常光及び波長が190
    nm以下の真空紫外光に対する色消し条件を満たすよう
    に組み合わせて成る前記色消しレンズの位置を、前記光
    学系に通した通常光が受光素子に結像するように調整す
    る第2の工程と、 前記第2の工程後に、前記光学系と前記受光素子を収容
    する筐体内を真空引きするか又は窒素パージする第3の
    工程と、 前記第3の工程後に、真空紫外光を前記光学系に通して
    前記受光素子に結像させて測定する第4の工程と、を具
    備することを特徴とする真空紫外光の測定方法。
  2. 【請求項2】 波長が190nmよりも長い通常光及び
    波長が190nm以下の真空紫外光のいずれの光も受光
    できる受光素子と、 螢石から製作される単レンズと、フッ素がドープされた
    合成石英から製作される単レンズとを、通常光及び真空
    紫外光に対する色消し条件を満たすように組み合わせて
    成る色消しレンズを含む光学系と、 前記受光素子と前記光学系を収容する筐体であって、真
    空紫外光の測定のために内部が真空引きされ得るか又は
    窒素パージされ得る前記筐体と、を具備することを特徴
    とする真空紫外光の測定装置。
  3. 【請求項3】 照明光学系と、所望のパターンが形成さ
    れたフォトマスクを固定するフォトマスクステージと、
    投影光学系と、レジストが所定の領域に塗布された基板
    を吸着保持するチャックを固定する基板ステージとを収
    容する筐体内で行われるデバイス製造方法であって、 波長が190nmよりも長い通常光を前記照明光学系、
    前記フォトマスク及び前記投影光学系の順に通す第1の
    工程と、 前記照明光学系及び前記投影光学系の各光学系に含まれ
    る色消しレンズであって、螢石から製作される単レンズ
    と、フッ素がドープされた合成石英から製作される単レ
    ンズとを、通常光及び波長が190nm以下の真空紫外
    光に対する色消し条件を満たすように組み合わせて成る
    前記色消しレンズの位置を、前記照明光学系、前記フォ
    トマスク及び前記投影光学系の順に通した通常光が前記
    レジスト上に結像するように調整する第2の工程と、 前記第2の工程後に、前記筐体内を真空引きする第3の
    工程と、 前記第3の工程後に、真空紫外光を前記照明光学系、前
    記フォトマスク及び前記投影光学系の順に通して前記レ
    ジスト上に結像させて露光する第4の工程と、を具備す
    ることを特徴とするデバイス製造方法。
  4. 【請求項4】 螢石から製作される単レンズと、フッ素
    がドープされた合成石英から製作される単レンズとを、
    波長が190nmよりも長い通常光及び波長が190n
    m以下の真空紫外光に対する色消し条件を満たすように
    組み合わせて成る色消しレンズを含む照明光学系と、 前記照明光学系の下流側に配置され、所望のパターンが
    形成されたフォトマスクを固定するマスクステージと、 前記マスクステージの下流側に配置され、前記色消しレ
    ンズを含む投影光学系と、 前記投影光学系の下流側に配置され、所定の領域にレジ
    ストが塗布された基板を吸着保持するためのチャックを
    固定する基板ステージと、 前記照明光学系、前記マスクステージ、前記投影光学系
    及び前記基板ステージを収容する筐体であって、真空紫
    外光の測定のために内部が真空引きされ得る前記筐体
    と、を具備することを特徴とする光露光装置。
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