JP2001271710A - ジェットエンジン用騒音低減装置及び排気ノズル - Google Patents

ジェットエンジン用騒音低減装置及び排気ノズル

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JP2001271710A
JP2001271710A JP2000085289A JP2000085289A JP2001271710A JP 2001271710 A JP2001271710 A JP 2001271710A JP 2000085289 A JP2000085289 A JP 2000085289A JP 2000085289 A JP2000085289 A JP 2000085289A JP 2001271710 A JP2001271710 A JP 2001271710A
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noise reduction
flow path
jet engine
mixer
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Masahiko Yamamoto
政彦 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効果的に騒音を低減するとともに、軽量化を
容易に図ることができるジェットエンジン用騒音低減装
置及び排気ノズルを提供する。 【解決手段】 排気ガスと外気とを混合するためのミキ
サ20がエンジン11の後方に配されており、騒音低減
モードにおいて、ミキサ20に向かって排気ガスを加速
するための流路とミキサ20に外気を案内するための流
路とを流路形成部12によって形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジェットエンジン
用騒音低減装置及び排気ノズルに係わり、特に、軽量化
を図りつつ効果的に騒音を低減するものである。
【0002】
【従来の技術】ジェットエンジンでは、エンジンから排
気された排気ガスによって生じるジェット流により大き
な騒音が生じることが知られている。特に、超音速旅客
機(SST:Super Sonic Transporter)などに用いら
れる超音速機用のジェットエンジンでは、ジェット流の
速度が大きいために騒音も大きく、離着陸時や低空飛行
時など、地上付近で発生する騒音の低減が課題となって
いる。
【0003】そのため、超音速機に用いられるジェット
エンジンでは、例えば図9に示すような排気ノズルを搭
載する検討がなされてきた。この図9において、上半分
は超音速巡航時、下半分は騒音低減時を示している。こ
の排気ノズルは、排気ガス100の流れを制御するため
の1次可変ノズル101と、その排気ガスに外気(空
気)を混入して後方に導くための2次可変ノズル102
とを備えている。エンジン103から排気された高速の
排気ガス100は、絞り型の流路104及び発散型の流
路105を通ることにより加速されて超音速のジェット
流となる。騒音低減時(航空機の離着陸時や低空飛行
時)には、2次可変ノズル102に外気を導入し、ミキ
サ106により1次可変ノズル101からの高速の排気
ガスと低速の外気とを混合することによりジェット流の
速度を落として騒音の低減を図る。一方、騒音が大きな
問題とならない上空を航空機が巡航する超音速巡航時に
は、外気の導入を止め、ミキサ106を格納してジェッ
ト流をそのまま後方に噴出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうしたジェ
ットエンジン用排気ノズルでは、ミキサの性能が低く、
騒音を十分低減できないという問題があった。すなわ
ち、ミキサの抵抗によって推力効率に悪影響が生じるの
を避けるために、巡航時にはミキサを超音速流れの流路
上から外して格納する必要がある。そのため、ミキサの
形状及び大きさの制約が厳しく、平板のような性能の低
いミキサしか搭載できなかった。
【0005】また、近年のジェットエンジンでは、最適
な推力効率を得ることを目的として排気ノズルに対して
要求される機能が増える傾向にあり、騒音低減機能を含
めて各機能を比較的簡素な機構で構成するために、矩形
の断面形状を有する排気ノズルの検討が行われている。
【0006】ところが、こうした矩形の断面形状を有す
る排気ノズルでは、円形の断面形状の排気ノズルに比べ
て剛性を高めるのが難しく、要求される強度を満足しよ
うとすると、部材の板厚が増すなどにより、重量が大幅
に増大してしまいやすい。
【0007】本発明は、上述する事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、効果的にジェット流の騒音を
低減するとともに、軽量化を容易に図ることができる騒
音低減装置及び排気ノズルを提供することである。ま
た、本発明の他の目的は、最適な推力効率を得ることが
できるジェットエンジン用排気ノズルを提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、巡航モードと騒音低減モ
ードとを有し、騒音低減モードにおいてエンジンの排気
ガスによる騒音を低減するジェットエンジン用騒音低減
装置であって、前記排気ガスと外気とを混合するために
エンジンの後方に配されるミキサと、騒音低減モードに
おいて、前記ミキサに向かって前記排気ガスを加速する
ための流路と前記ミキサに外気を案内するための流路と
を形成する流路形成部と、を備える技術が採用される。
この騒音低減装置では、騒音低減モードにおいて、流路
形成部によりミキサに外気が案内され、この外気と排気
ガスとがミキサによって混合されることによって、排気
ガスの速度が落ち、騒音が低減される。またこのとき、
流路形成部によって形成される流路により、ミキサに向
かって排気ガスが加速され、加速された流れによって推
力が生じる。このように、この騒音低減装置では、騒音
を低減する機能に加えて排気ガスを加速して推力を生じ
させる機能を独自に有しているので、巡航モードにおけ
る排気ガスを加速する位置から離れた位置にミキサを配
することが可能となる。そのため、巡航モードにおける
排気ガスを加速する位置よりも前方にミキサを配するこ
とで、巡航モードにおいてミキサに流れる排気ガスが加
速前の低速状態となり、ミキサの抵抗による推力効率へ
の影響が小さくなる。したがって、ミキサを格納する必
要がなくなり、その機構が不要となるので、軽量化が容
易に図られる。
【0009】この場合にあって、請求項2に記載の発明
のように、前記流路形成部は、断面形状が円形に形成さ
れることにより、装置全体の剛性が増す。
【0010】また、請求項1または請求項2に記載のジ
ェットエンジン用騒音低減装置において、請求項3に記
載の発明のように、前記流路形成部は、巡航モードにお
いて外気に面するダクトの一部をなし、騒音低減モード
において該ダクトから傾斜して外気を前記ミキサに案内
する第1可動部材と、巡航モードにおいて互いに離れて
配され、騒音低減モードにおいて互いに当接されて内部
に絞り型の流路を形成する複数の第2可動部材と、モー
ドごとに前記第1及び第2可動部材の配設状態を変化さ
せるアクチュエータと、を有してもよい。この場合に
は、巡航モードにおいて、第1可動部材が離れて配され
るとともに第2可動部材が外気に面するダクトの一部を
なすので、第1及び第2可動部材による排気ガスの流れ
に対する抵抗増加が抑制される。また、騒音低減モード
において、第1可動部材が当接されて内部に絞り型の流
路を形成することにより排気ガスが加速され、第2可動
部材が前記ダクトから傾斜することにより外気がミキサ
に案内される。
【0011】この場合にあって、請求項4に記載の発明
のように、前記第1可動部材と前記第2可動部材とは、
連動するように互いに連結されてもよい。この場合に
は、第1及び第2可動部材を駆動するための機構が簡素
化される。
【0012】また、請求項1から請求項4のいずれか一
項に記載のジェットエンジン用騒音低減装置において、
請求項5に記載の発明のように、前記ミキサの後方に
は、内面に吸音材が取り付けられた吸音ダクトが配され
てもよい。この場合には、外気と混合されて低速となっ
た排気ガスの騒音が吸音ダクト内でさらに低減される。
【0013】請求項6に記載の発明は、エンジンの排気
ガスを加速するための絞り型の流路及び発散型の流路が
形成される絞り・発散型のジェットエンジン用排気ノズ
ルであって、巡航速度に応じて発散型の流路の断面積を
変化させるアクチュエータを備える技術が採用される。
この排気ノズルでは、巡航速度に応じて発散型の流路の
断面積が変化するために、排気ガスが効率的に発散され
て適正な推力が生じる。例えば、巡航速度が大きく排気
ガスの圧力と大気圧との圧力比が高いときにはノズル出
口の断面積を大きくし、逆に巡航速度が小さく前記圧力
比が低いときにはノズル出口の断面積を小さくすること
で、流路内で排気ガスが効率的に流れて、適正な推力が
得られるようになる。
【0014】請求項7に記載の発明は、巡航モードと騒
音低減モードとを有するジェットエンジン用排気ノズル
であって、騒音低減モードにおいてエンジンの排気ガス
による騒音を低減するために、請求項1から請求項5の
いずれか一項に記載の騒音低減装置を備える技術が採用
される。このジェットエンジン用排気ノズルでは、効果
的に騒音が低減されるとともに、ミキサを固定式とする
ことにより軽量化が容易に図られる。
【0015】この場合にあって、請求項7に記載の発明
のように、巡航モードにおいて前記騒音低減装置の後方
にエンジンの排気ガスを加速するための流路を形成し、
騒音低減モードにおいて前記騒音低減装置の後方に断面
積が一定の流路を形成することにより、巡航モードにお
いて騒音低減装置の後方で加速された流れによって推力
が生じ、騒音低減モードにおいて騒音低減装置で加速さ
れた流れによって推力が生じる。この場合にあって、請
求項9に記載の発明のように、請求項6に記載の絞り・
発散型の排気ノズルであることにより、適正な推力が容
易に得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る騒音低減装置
を備えるジェットエンジン用排気ノズルの一実施形態に
ついて図面を参照して説明する。図2は、本発明に係る
ジェットエンジン用排気ノズルの断面図である。本実施
形態の排気ノズルは、超音速航空機のジェットエンジン
に用いられるものであり、巡航時のための巡航モード
と、離着陸時及び低空飛行時のための騒音低減モードと
を有している。さらに、巡航モードは巡航速度に応じ
て、亜音速による巡航時のための亜音速巡航モードと超
音速による巡航時のための超音速巡航モードとに分かれ
ている。また、これらのモードは、不図示の制御装置に
より選択的に切り替えられるようになっている。
【0017】図2において、排気ノズル10は、円形の
断面形状を有して全体が形成されている。また、エンジ
ン11から後方に向かって順に、流路形成部としてのイ
ンテーク部12、吸音ダクト13、及び絞り・発散部1
4が配されている。
【0018】前記インテーク部12は、エンジン11か
らの排気ガスと外気とを混合するためのミキサ20を内
部に有しており、騒音低減モードにおいてミキサ20に
外気を案内するための流路(インテーク)を形成するよ
うに構成されている。すなわち、インテーク部12は、
図3に示すように、前記ミキサ20と、流体を案内する
流路を形成するための第1案内体21及び第2案内体2
2と、この第1及び第2案内体21,22を駆動するた
めの複数の第1アクチュエータ23とを含んで構成され
ている。
【0019】ミキサ20は、全体が円環状の固定式ロー
ブ形ミキサであり、隔壁20aの内側を流れる流体と外
側を流れる流体とを効率よく混合するように、下流側の
一端で隔壁20aが径方向に交互に入り組んだペネトレ
ーション構造をなしている。さらに、ミキサ20は、下
流側の端部で隔壁20aの内側の流路の断面積が最小と
なり、かつ、軸方向に流れる流体に与える抵抗がなるべ
く小さくなるように(例えば、ミキサ20の軸方向全面
投影面積を数パーセント以下にする)、その形状が設計
されている。また、ミキサ20は、中心軸がエンジンの
軸心と一致するように複数のストラット24によってフ
レーム25に固定され、中央の円形の開口部には図2に
示すようにエンジンからの排気ガスを案内するためのプ
ラグ26が差し込まれている。なお、図3に示すインテ
ーク部12のフレーム25は、同一軸心上に互いに離間
して配される第1及び第2円環状部材25a,25b
と、これらの第1及び第2円環状部材25a,25bを
結ぶ複数のサポート部材25cとから構成されており、
各部材がそれぞれ外気に接するダクト27の(ナセル)
の一部を形成するようになっている。
【0020】第1案内体21は、巡航モードにおいて外
気に面するダクト(ナセル)の一部として機能し、騒音
低減モードにおいて外気を導入するエジェクタインテー
クランプとして機能するものである。第1案内体21
は、周方向に並べて配される複数(ここでは3組)の第
1可動部材28を備えている。この第1可動部材28
は、図4に示すように、上流側の端部28aをヒンジ点
にして配設状態が変化するように設けられている。ま
た、第1可動部材28は、図5に示すように、巡航モー
ドにおいて外気に面するダクト27(ナセル)の一部を
なし、騒音低減モードにおいて該ダクト27から傾斜し
て外気をミキサ20の隔壁20aの外側に案内するよう
になっている。
【0021】第2案内体22は、騒音低減モードにおい
てエンジン11(図2参照)からの排気ガス流を加速さ
せる絞り(コンバージェント)として機能するものであ
る。第2案内体22は、第1可動部材28の内側で、図
3に示すように、周方向に並べて配される複数(ここで
は3組)の第2可動部材29を備えている。この第2可
動部材29は、図4に示すように、上流側の端部29a
をヒンジ点にして配設状態が変化するように設けられて
いる。また、図5に示すように、巡航モードにおいて周
方向の縁部が互いに離れて配され、騒音低減モードにお
いて該縁部が互いに当接されて内部に絞り型の流路(コ
ンバージェント部)CT、すなわち上流側(エンジン1
1側)から下流(ミキサ20側)に向かって断面積が縮
小する流路を形成し、外気をミキサ20の隔壁20aの
内側に案内する(外気をエジェクタ効果により吸引す
る)ようになっている。なお、第1可動部材28と第2
可動部材29とは、図4に示すように、配設状態が連動
して変化するようにリンク部材30で互いに連結されて
いる。
【0022】また、第1アクチュエータ23は、互いに
同期して作動するように複数が同期リング31を介して
連結されており、第2可動部材29の外周面に設けられ
たトラックレール32に沿って同期リング31を軸方向
に移動することで第1及び第2可動部材21,22をヒ
ンジ点中心に回転移動させるように構成されている。ま
た、この第1アクチュエータ23は、不図示の制御装置
により複数が一系統で同時に制御される。なお、第1ア
クチュエータは、この構成に限定されるものではなく、
第1及び第2案内体21,22を駆動できれば他の構成
(他の駆動方法)でもよいことは言うまでもない。
【0023】図2に戻り、前記吸音ダクト13は、全体
が円筒状に形成されており、上流側の端部が前記インテ
ーク部12に接続され、下流側の端部が絞り・発散部1
4に接続されている。また、ミキサ20からの流れが効
率よく混合されるように、その長さ(軸方向長さ)が定
められている。さらに、吸音ダクト13の内周面には、
排気ガスと外気との混合流の音を吸収するための吸音材
(吸音ライナ)33が取り付けられている。
【0024】この吸音材33は、広帯域の吸音特性を有
する多孔質状に形成された素材からなり、エンジン11
からの排気ガスにさらされるため、例えばセラミック系
の材料など、耐熱性の高い材質のものが用いられる。こ
の場合、吸音材33を円筒状に形成するのが難しい場合
には所定形状(例えば多角形状)の板状に形成し、吸音
ダクト13の内壁に敷き詰めて取り付けてもよい。ま
た、排気ガスが吸音材33に入り込んで抵抗が増加する
のを防ぐことを目的として、吸音ダクト13の内壁との
間に隙間を設けて吸音材33を取り付け、この隙間に空
気を供給する抽気ラインを設け、隙間の圧力が吸音ダク
ト13内に流入する排気ガスの圧力よりも高く保持し
て、多孔質の吸音材33を通して抽気空気を内側に流す
ように構成してもよい。
【0025】なお、上述した流路形成部としてのインテ
ーク部12と吸音ダクト13とにより排気ノズルの一部
として騒音低減装置が構成される。
【0026】前記絞り・発散部14は、エンジン11の
排気ガスを加速するための絞り及び発散(convergent-d
ivergent)型の流路を形成するためのものであり、図6
に示すように、巡航モードにおいてコンバージェントフ
ラップとして機能するCフラップ40と、巡航モードに
おいてダイバージェントフラップとして機能するDフラ
ップ41と、これらCフラップ40及びDフラップ41
の配設状態を変化させるための第2アクチュエータ42
及び第3アクチュエータ43とを備えている。
【0027】Cフラップ40は、複数が互いに隣接して
周方向に並べて配され、図7に示すように、第2アクチ
ュエータ42に駆動されて、上流側(図7における左
側)の端部40aをヒンジ点にして絞り型の流路の断面
積(下流側の端部40bで形成される開口の面積)を変
化させるようになっている。また、Dフラップ41は、
Cフラップ40と同様に複数が互いに隣接して周方向に
並べて配されるとともに、上流側の端部41aがCフラ
ップ40の端部40bと連結され、第3アクチュエータ
43に駆動されて、端部41aをヒンジ点にして発散型
の流路の断面積(下流側の端部41bで形成される開口
の面積)を変化させるようになっている。
【0028】また、第2アクチュエータ42は、互いに
同期して作動するようにC用同期リング45を介して複
数が連結されており、Cフラップ40の外周面に設けら
れたトラックレール46に沿ってC用同期リング45を
軸方向に移動させることで、Cフラップ40をヒンジ点
中心に回転移動させるように構成されている。さらに、
第3アクチュエータ43は、互いに同期して作動するよ
うに複数がD用同期リング47を介して連結されてお
り、D用同期リング47を軸方向に移動することで、D
用同期リング47とDフラップ41の端部41bとを結
ぶD用リンク部材48を介して、D用フラップ41をヒ
ンジ中心に回転移動させるように構成されている。な
お、符号49は外部フラップとして機能するEフラップ
であり、このEフラップ49は、Cフラップ40及びD
フラップ41を外側から覆うように配され、D用リンク
部材48と常に略平行となるように構成されている。
【0029】ここで、絞り・発散部14の作用について
説明する。図8は、(a)騒音低減モード(離着陸時や
低空飛行時)、(b)超音速巡航モード、(c)亜音速
巡航モード、における絞り・発散部14の状態を示す図
である。
【0030】騒音低減モードにおいて、絞り・発散部1
4では、第2及び第3アクチュエータ42,43によっ
てC用同期リング45及びD用同期リング47が下流側
(図8における右側)に移動され、Cフラップ40及び
Dフラップ41が同一円周上に配されて、軸方向に一定
の断面積を有する流路が形成される。そのため、上流か
らのガスの流れは、大きな圧力変化を伴うことなく出口
50から排出される。
【0031】亜音速巡航モードでは、第2及び第3アク
チュエータ42,43によってC用同期リング45及び
D用同期リング47が騒音低減モードに比べて上流側
(図8における左側)に移動し、Cフラップ40の下流
側の端部が軸心方向に移動する。これにより、ガスの流
れ方向に断面積が縮小する絞り型の流路(コンバージェ
ント部)が形成されるとともに、ガスの流れ方向に断面
積が拡大する発散型の流路(ダイバージェント部)がコ
ンバージェント部の後方に形成される。ガスの流れはコ
ンバージェント部によって加速される(遷音速流)。こ
のとき、ノズルスロート(断面積が最も小さい箇所)N
Sは、ここではCフラップ40の下流側の端部に位置す
る。ノズルスロートNSを出たガスの流れはコンバージ
ェント部で増速されて出口50から排出される。
【0032】超音速巡航モードでは、第3アクチュエー
タ43によってD用同期リング47が亜音速巡航モード
に比べて上流側に移動する。これにより、亜音速巡航モ
ードに比べて、コンバージェント部の断面積は同一で、
ダイバージェント部の断面積がガスの流れ方向に向かっ
てさらに拡大して、出口50の開口面積が大きい。ガス
の流れはコンバージェント部によって加速されて超音速
流となり、ダイバージェント部によって発散される。超
音速巡航モードでは、絞り・発散部14内の圧力と外部
の気圧との圧力比が亜音速巡航モードに比べて高いため
に、ダイバージェント部の断面積が亜音速巡航モードと
同じであると、ガスの流れが外気との圧力差による抵抗
を受けて効率よく排出されず、適正な推力が得られない
恐れがある。ここでは、亜音速巡航モードに比べてダイ
バージェント部の断面積を大きくすることで、コンバー
ジェント部でガスの流れが効率的に加速されるようにな
り、超音速のジェット流が出口50から排出される。
【0033】このように、この絞り・発散部14では、
第3アクチュエータ43により、巡航速度に応じてコン
バージェント部の断面積が変化するので、排気ガスがダ
イバージェント部で効率的に発散される。そのため、コ
ンバージェント部で効率的にガスの流れが加速され、適
正な推力を効率よく得ることができる。また、第2アク
チュエータ、第3アクチュエータ、及びリンク機構を用
いてフラップを動かすために、フラッパの配置状態に自
由度が高く、推力を効率よく得ることを目的として、流
路を柔軟に変形することが可能となる。
【0034】次に、上述のように構成されるジェットエ
ンジン用排気ノズルにおける騒音低減動作について説明
する。図1は排気ノズル10内におけるエンジン11か
らの排気ガス50の流れを示す図であり、上半分が巡航
モード、下半分が騒音低減モードを示している。
【0035】まず、巡航モードにおいて、インテーク部
12では、第1可動部材28は外気に面するダクト27
(ナセル)の一部となっており、第2可動部材29は開
いた状態となっている。このとき、第1及び第2可動部
材29は排気ガス60の流路から外れた位置に配される
ため、第1及び第2可動部材28,29による排気ガス
60の流れに対する抵抗は小さい。
【0036】エンジン11から排気された高速の排気ガ
ス60は、上述したように、絞り・発散部14によって
加速され、この加速されたジェット流によって推力が生
じる。このとき、ミキサ20は、ノズルスロートNSの
前方(上流側)で、ノズルスロートNSから所定距離離
れて配されているので、ミキサ20を有するインテーク
部12では、排気ガス60は加速前の低速(例えばマッ
ハ0.3程度)状態で流れ、ミキサ20の抵抗による推
力効率への悪影響は小さい。なお、巡航モードでは、騒
音が問題とならない上空を航空機が巡航していることを
想定しているため、騒音を低減する措置は特に講じてい
ない。
【0037】騒音低減モードにおいて、インテーク部1
2では、第1アクチュエータ23によって第1可動部材
28が軸心方向に移動して周縁部が互いに当接すること
により、エンジン11側からミキサ20側に向かって断
面積が縮小する絞り型の流路(コンバージェント部C
T)が形成される。なお、このときのノズルスロートN
Sは、ミキサ20の下流側の端部に位置し、隔壁20a
で囲まれた内側に形成される。エンジン11から排気さ
れた高速の排気ガス60は、インテーク部12に形成さ
れたコンバージェント部CTにより加速されながら、ミ
キサ20の隔壁20aの内側に案内され、ミキサ20で
さらに加速されてジェット流となる。
【0038】このとき、前述したように、絞り・発散部
14では、軸方向に一定の断面積を有する流路が形成さ
れており、部分的に大きな圧力変化が生じないため、イ
ンテーク部12のコンバージェント部CTによって確実
に排気ガス60が加速される。
【0039】また、第2可動部材29がダクト27から
傾斜することにより、外気を導入する流路としてのエジ
ェクタインテークETが形成される。そして、排気ノズ
ル10に導入された外気61は、エジェクタインテーク
ランプとしての第2可動部材29の外側の周面に沿っ
て、ミキサ20の隔壁20aの外側に案内され、排気ガ
ス60に混入される。
【0040】このとき、ローブ形のミキサ20により排
気ガス60と外気61とが効率よく混合されて、混合さ
れたジェット流62の速度が低減され、これにより騒音
が低減される。さらに、このジェット流62が吸音ダク
ト13内を流れることにより、吸音材33によってジェ
ット流62のノイズが吸音され、騒音がさらに低減され
る。
【0041】すなわち、上述した本実施形態のジェット
エンジン用排気ノズル10によれば、インテーク部12
が騒音を低減する機能に加えて排気ガス60を加速して
推力を生じさせる機能を有しているので、巡航モードに
おいて排気ガス60を加速する絞り・発散部14から離
れた前方にミキサ20を配することが可能となる。その
ため、ミキサ20が排気ガス60の流路上に固定されて
いても、巡航モードにおいてミキサ20に流れる排気ガ
ス60は加速前の低速状態となり、ミキサ20による悪
影響が大きく生じない。したがって、従来に比べてミキ
サ20を格納するための機構が不要となり、軽量化が容
易に図られる。
【0042】しかも、固定式のミキサを用いることがで
きるため、混合効率の高いミキサを採用することで、騒
音を確実に低減することが可能となる。また、分割する
必要がないため、大型で軽いミキサを容易に搭載するこ
とができる。
【0043】さらに、インテーク部12を含め、排気ノ
ズル10全体の断面形状が円形に形成されるので、剛性
が高く、要求される強度に対して、矩形断面のものに比
べて軽量化を容易に図ることができる。また、断面形状
が円形であると、例えば上述した同期リング31等によ
り、複数のアクチュエータの連結が図りやすく、複数の
アクチュエータを簡単な構成で容易に連動させることが
可能となる。さらに、例えば上述した第1可動部材28
と第2可動部材29とのように、リンク部材によって連
動して部材を動かすように構成することにより、1系統
のアクチュエータで動作させることができるなど、アク
チュエータの数を低減でき、さらに機構の簡素化が図れ
る。
【0044】なお、上述した実施形態において示した各
構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発
明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づ
き種々変更可能である。本発明は、例えば以下のような
変更をも含むものとする。
【0045】本発明は、超音速航空機に限らず、騒音低
減を必要とするジェットエンジンを備える他の機体に適
用してもよい。
【0046】また、上述した実施形態では、外気と排気
ガスとを混合するためのミキサとしてローブ形のミキサ
を用いているが、これに限るものではなく、他の形態の
ミキサを用いてもよい。
【0047】また、上述した実施形態では、流路形成部
としてのインテーク部12、吸音ダクト13、絞り・発
散部14を備えているが、少なくともインテーク部12
と絞り・発散部14を備えていれば軽量化を図りつつ騒
音を低減することが可能である。さらに、巡航モードに
おいて排気ガスを加速するには、少なくとも絞り型の流
路があればよく、発散型の流路が形成されない構成であ
ってもよい。
【0048】また、上述した実施形態を構成する部材の
材質として、セラミック系複合材料やAl系金属間化合
物などの軽量の材料を用いることでさらに軽量化を図る
ことが可能となる。
【0049】また、吸音ダクト13は、特開平07−2
47905号公報に記載されているように、複数の貫通
した消音孔を有する板部材と、この板部材を支持しかつ
複数の独立した消音チャンバを有するハニカム構造体
と、このハニカム構造体を支持しかつ複数の貫通した空
気導入孔を有する反射板とを備え、空気導入孔、消音チ
ャンバ及び消音孔を介して吸音ダクト13内に低温の空
気を供給し、吸音ダクト13内や吸音材33自体の温度
を下げるように構成してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
以下の効果を得ることができる。請求項1から請求項5
に係るジェットエンジン用騒音低減装置、及び請求項7
から請求項9に係るジェットエンジン用排気ノズルによ
れば、ミキサを格納するための機構が不要となるので、
効率のよいミキサを用いることで、効果的に騒音を低減
するとともに、軽量化を容易に図ることができる。ま
た、請求項6及び請求項9に係るジェットエンジン用排
気ノズルによれば、巡航速度に応じて発散型の流路の断
面積を変化させることにより、ガスの流れに損失が少な
くなり、最適な推力効率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るジェットエンジン用排気ノズル
における流体の流れを示す断面図であり、上半分は巡航
モード、下半分は騒音低減モードを示している。
【図2】 本発明に係るジェットエンジン用排気ノズル
の全体断面図である。
【図3】 図2に示すインテーク部の分解図である。
【図4】 図2に示すインテーク部を部分的に拡大した
断面図である。
【図5】 図2に示すインテーク部の斜視図である。
【図6】 図2に示す絞り・発散部の概略構成を示す斜
視図である。
【図7】 図2に示す絞り・発散部を部分的に拡大した
断面図である。
【図8】 図2に示す絞り・発散部のモードごとの状態
を示す状態遷移図である。
【図9】 従来のジェットエンジン用排気ノズルを示す
断面図である。
【符号の説明】
CT 絞り型の流路(コンバージョン部) 10 排気ノズル 11 エンジン 12 インテーク部(流路形成部) 13 吸音ダクト 14 絞り・発散部 20 ミキサ 23 第1アクチュエータ 27 ダクト 28 第1可動部材 29 第2可動部材 33 吸音材 42 第2アクチュエータ 43 第3アクチュエータ 60 排気ガス 61 外気

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巡航モードと騒音低減モードとを有し、
    騒音低減モードにおいてエンジンの排気ガスによる騒音
    を低減するジェットエンジン用騒音低減装置であって、 前記排気ガスと外気とを混合するためにエンジンの後方
    に配されるミキサと、 騒音低減モードにおいて、前記ミキサに向かって前記排
    気ガスを加速するための流路と前記ミキサに外気を案内
    するための流路とを形成する流路形成部と、を備えるこ
    とを特徴とするジェットエンジン用騒音低減装置。
  2. 【請求項2】 前記流路形成部は、断面形状が円形に形
    成されることを特徴とする請求項1に記載のジェットエ
    ンジン用騒音低減装置。
  3. 【請求項3】 前記流路形成部は、 巡航モードにおいて外気に面するダクトの一部をなし、
    騒音低減モードにおいて該ダクトから傾斜して外気を前
    記ミキサに案内する第1可動部材と、 巡航モードにおいて互いに離れて配され、騒音低減モー
    ドにおいて互いに当接されて内部に絞り型の流路を形成
    する複数の第2可動部材と、 モードごとに前記第1及び第2可動部材の配設状態を変
    化させるアクチュエータと、を有することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のジェットエンジン用騒
    音低減装置。
  4. 【請求項4】 前記第1可動部材と前記第2可動部材と
    は、連動するように互いに連結されていることを特徴と
    する請求項3に記載のジェットエンジン用騒音低減装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ミキサの後方には、内面に吸音材が
    取り付けられた吸音ダクトが配されることを特徴とする
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のジェット
    エンジン用騒音低減装置。
  6. 【請求項6】 エンジンの排気ガスを加速するための絞
    り型の流路及び発散型の流路が形成される絞り・発散型
    のジェットエンジン用排気ノズルであって、巡航速度に
    応じて発散型の流路の断面積を変化させるアクチュエー
    タを備えることを特徴とするジェットエンジン用排気ノ
    ズル。
  7. 【請求項7】 巡航モードと騒音低減モードとを有する
    ジェットエンジン用排気ノズルであって、 騒音低減モードにおいてエンジンの排気ガスによる騒音
    を低減するために、請求項1から請求項5のいずれか一
    項に記載の騒音低減装置を備えることを特徴とするジェ
    ットエンジン用排気ノズル。
  8. 【請求項8】 巡航モードにおいて前記騒音低減装置の
    後方にエンジンの排気ガスを加速するための流路を形成
    し、騒音低減モードにおいて前記騒音低減装置の後方に
    断面積が一定の流路を形成することを特徴とする請求項
    7に記載のジェットエンジン用排気ノズル。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の絞り・発散型の排気ノ
    ズルであることを特徴とする請求項8に記載のジェット
    エンジン用排気ノズル。
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