JP2001271428A - 床下調湿剤 - Google Patents

床下調湿剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】床下調湿剤は水分の吸収と放出とを繰返す。こ
れが周辺環境ないし空間が長く高湿度状態にあると、吸
収した水分をなかなか放出せず、このためその調湿剤内
部において細菌等が発生及び増殖する問題を解決する。 【解決手段】床下調湿剤であって、孔隙への水分の吸収
及び孔隙からの水分の放出によって建築物の床下空間を
調湿する多孔質の調湿剤表面に抗菌剤が付着保持させて
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、孔隙への水分の
吸収及び孔隙からの水分の放出によって建築物の床下空
間を調湿する多孔質の床下調湿剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】建築
物、特に木造建築物において床下の防湿,排水,通風を
確保することは、建築物を健全な状態に常時維持する上
で重要なことである。過去の多くの調査結果でも木造建
築物の各部材の劣化は床下部材が最も激しくなってお
り、床下の環境を調整することが木造建築物の健全性の
保持,耐久性の向上のためにも重要なことであり、また
併せて居住者の健康管理のためにも必要なことである。
【0003】そこで床下の地盤表面から出る水蒸気及び
外気温度と床下温度との差により起る結露を調湿剤によ
る湿気吸収作用により防止し、床下空間部の湿度調整を
行って建築物、特に木造建築物の健全性の保持及び耐久
性の向上を図ることが行われている。
【0004】一般に床下空間は湿度の高い状態にあっ
て、木材に黒黴や腐朽菌等が繁殖し、これによって建築
物、特に木造建築物の各部材の劣化が促進されてしま
う。また床下空間の高湿度に起因して床下空間で細菌や
黴が発生・繁殖し、これによって床下空間が不衛生な状
態となってしまう。そこで床下空間に調湿剤を散布或い
は敷設し、床下空間の調湿を行うのである。
【0005】ところで従来にあっては調湿剤として内部
に多数の孔隙を有し、その孔隙への水分の吸収及び吸収
した水分の放出によって調湿を行う多孔質の珪酸カルシ
ウム水和物が用いられているが、この種従来の調湿剤の
場合、その有する色が珪酸カルシウム水和物の本来持っ
ている色であって、製品として単調なものであるといっ
た問題があった。
【0006】またこの種調湿剤は水分の吸収と放出とを
繰り返すものであるが、例えば周辺環境ないし空間が長
く高湿度状態にあると、吸収した水分をなかなか放出せ
ず、このためその調湿剤内部において細菌等が発生及び
増殖してしまうといった問題のあることも本発明者の研
究により判明した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の床下調湿剤はこ
のような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、孔隙への水分の吸収及び該孔
隙からの水分の放出によって建築物の床下空間を調湿す
る多孔質の床下調湿剤であって、表面に抗菌剤が付着保
持させてあることを特徴とする。
【0008】請求項2のものは、孔隙への水分の吸収及
び孔隙からの水分の放出によって建築物の床下空間を調
湿する多孔質の床下調湿剤であって、表面に着色塗料が
コーティングしてあることを特徴とする。
【0009】請求項3のものは、孔隙への水分の吸収及
び孔隙からの水分の放出によって建築物の床下空間を調
湿する多孔質の床下調湿剤であって、表面に着色塗料が
コーティングしてあり、該塗料をバインダとして調湿剤
表面に抗菌剤が付着保持させてあることを特徴とする。
【0010】請求項4のものは、請求項2,3の何れか
において、前記塗料が水性塗料であることを特徴とす
る。
【0011】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
において、前記抗菌剤は抗黴性も有していることを特徴
とする。
【0012】請求項6のものは、請求項1〜5の何れか
において、前記抗菌剤は繊維状をなしていることを特徴
とする。
【0013】請求項7のものは、請求項1〜6の何れか
において、前記抗菌剤は四チタン酸カリウムを担体とし
て、イオン交換により該担体に銀を保持させたものであ
ることを特徴とする。
【0014】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の床下調
湿剤は、夫々が小さな粒状(例えば粒径1〜8mm)を
した孔隙を有する調湿剤表面に直接抗菌剤が付着保持し
てある。従って本発明の調湿剤を用いて床下空間の調湿
を行えば、調湿剤の本来的に有する調湿作用と併せて、
その表面に付着保持させた抗菌剤の抗菌作用とによって
床下空間での菌の発生,増殖を効果的に抑制することが
でき、床下空間を衛生的に保つことができるとともに、
特に木造建築物において各部材の劣化を抑制することが
できる。
【0015】加えてこの調湿剤は、その表面に抗菌剤が
付着保持させてあることから、調湿剤粒子内部の孔隙中
に水分が長く吸収保持された場合であっても、その調湿
剤内部での菌の発生,増殖をも抑制することができる利
点が得られる。
【0016】ここで調湿剤としては、高湿度条件下で湿
気吸収を行い、乾燥条件下で湿気放出を行うものであれ
ば良く、セピオライト,アタパルジャイト,アロフェ
ン,ゼオライト等各種のものが使用できるが、代表的な
ものとして例えばトバモライト結晶構造を有する多孔質
ケイ酸カルシウム水和物を用いることができる。
【0017】また抗菌剤としては多種のものを用いるこ
とができる。例えば金属銀,各種銀化合物(塩化銀,フ
ッ化銀等のハロゲン化銀,硝酸銀,炭酸銀,リン酸銀,
クエン酸銀等の無機酸銀塩又は有機酸銀塩,酸化銀,水
酸化銀等)等をそのまま抗菌剤として用いることができ
るし、或いはそれらをゼオライト,リン酸カルシウム,
リン酸ジルコニウム,シリカゲル,水溶性ガラス,チタ
ニア等の無機酸化物を担体としてこれに担持させた形態
(担持の形態にはイオン交換,吸着,固溶,ガラス成分
としての担持等各種形態がある)で用いることもでき
る。
【0018】或いは銀以外に銅,亜鉛若しくはそれらの
化合物を単独で又は上記所定の担体に担持させた状態で
添加含有することもできる。但し特に銀系抗菌剤の場合
(抗菌成分として銀を含有するもの)、抗菌効果が他の
ものに比べて高くしかも安全であることから、特に好ま
しい。
【0019】請求項2の床下調湿剤は、その表面に着色
塗料をコーティングしたもので、このようにすればその
着色により若しくは着色を変えることにより、従来単調
であった調湿剤に変化をもたせることができるととも
に、外観上の色別による品質グレード表示或いは他材料
との誤認,混同防止等の識別機能を持たせることが可能
となる。
【0020】またこのように調湿剤に着色塗料をコーテ
ィングするようにした場合、その着色塗料をバインダと
して用い、調湿剤表面に容易に抗菌剤を付着保持させる
ことができる(請求項3)。但しこの場合、着色塗料が
調湿剤粒子の全表面を水密に覆う被膜形成してしまう
と、調湿剤の本来有する調湿機能が減殺されてしまう恐
れが生ずる。
【0021】しかるに請求項4に従って着色塗料として
水性塗料を用いた場合、着色塗料を調湿剤粒子表面に塗
布処理(コーティング処理)したとき、溶媒としての水
が速やかに調湿剤粒子の有する孔隙内に吸収されて、そ
の表面に塗料中のバインダ成分が分散した状態に残り、
そのバインダによって抗菌剤が調湿剤粒子表面に付着保
持される。
【0022】この場合、塗料のバインダ成分は調湿剤粒
子表面に連続した水分不透過性の膜を形成するといった
ことがなく、調湿剤粒子表面に散在した状態となって、
調湿剤粒子の吸湿及び放湿性は損われない。尚本発明に
おいては、着色塗料の塗布処理方法としてスプレー塗
布,どぶ漬けその他各種の塗布方法を用いることができ
る。
【0023】本発明においては、上記抗菌剤として抗黴
性を有するものを用いることができる(請求項5)。こ
れにより、床下空間における菌のみならず黴の発生,増
殖をも抑制でき、床下空間を更に良好に衛生的に保持す
ることができる。
【0024】本発明においてはまた、かかる抗菌剤とし
て繊維状をなしているものを用いるのが好都合である
(請求項6)。このような繊維状をなす抗菌剤を用いた
場合、ミクロ的に見て凹凸状をなす調湿剤粒子表面に絡
まり合った形で保持されるため、調湿剤の粒子表面への
抗菌剤の付着保持が行い易くなり、また長期に亘って抗
菌剤が調湿剤表面に保持されて、持続的に抗菌機能を発
揮することができる。
【0025】この場合において、その抗菌剤としてイオ
ンチタン酸カリウムを担体とし、イオン交換によりその
担体に銀を保持させたものを用いることができる(請求
項7)。この形態の抗菌剤として、大塚化学(株)から
市販されている商品名バイカムAKを例示することがで
きる。
【0026】このものは、層状構造のイオンチタン酸カ
リウム繊維の層間を占めていたカリウムイオンをイオン
交換により銀イオンと一部若しくは全体的に置換してな
るもので、層間に多量の銀イオンを保持している。そし
てその多量の銀イオンにより抗菌性のみならず抗黴性を
も良好に発揮する。尚、請求項2に従って調湿剤の粒子
表面に着色塗料をコーティングするに際し、ポリビニル
アルコール等塗膜自身が透湿性を有する塗料を用いるこ
とも可能である。
【0027】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本例床下調湿剤に供する多孔質材料であっ
て、孔隙への水分の吸収及び該孔隙からの水分の放出機
能を有するものであり,トバモライト結晶1(同図
(B))を有する多孔質ケイ酸カルシウム水和物であ
る。そしてこの水和物はトバモライト結晶1間に半径
0.5μm以下のミクロボア、即ち孔隙2(同図
(B))の微細組織を有する。これはケイ酸質原料と石
灰質原料を主成分に水を混合し、金属アルミニウム等の
発泡剤の存在下で発泡硬化させた後、水熱合成して製造
される。
【0028】この水和物を発泡剤によって発泡せしめ、
半径が0.1〜1mmと大きい球状の幅広い孔隙3(図
1(A))を形成する。そしてその比表面積が30〜7
0m/gとなる発泡体である。実際に床下に散布等す
る床下調湿剤としては、前記の発泡体を細かく粉砕した
小粒状体(粒径1〜8mm)を使用する。
【0029】一方、このトバモライト結晶構造を有する
小粒状体に対し抗菌性を付与する材料は次の通りであ
る。先ずバインダ材料としては、溶媒としての水と防腐
剤としての酢酸ソーダ,着色(黄色)顔料としてサンダ
イスーパーイエローFGN(商品名)を混合した黄色に
着色した水性塗料を用意した。
【0030】因にこの水性塗料は、水100重量部に対
し酢酸ソーダ0.004重量部,サンダイスーパーイエ
ローFGN0.13重量部に調合したものであり、その
粘度は水とほぼ同等とシャビシャビ状態のものである。
また抗菌剤としては、担体として四チタン酸カリウム繊
維を用い、これにカリウムイオンとのイオン交換によっ
てAgを担持せしめた繊維状抗菌・抗黴剤(商品名
バイカムAK:大塚化学)を使用した。このバイカムA
Kは平均繊維径0.3〜0.6μm,平均繊維長さ10
〜20μm,銀担持量15%のものである。
【0031】次に、前記した水性塗料に対しバイカムA
Kの投入量を変量し、抗菌剤濃度の種々異なる混合液を
複数調合し、これに調湿剤粒子を浸漬せしめた後、引き
上げ、乾燥処理し、抗菌剤の付着保持量の異なる抗菌剤
付きの調湿剤を製した。
【0032】図2は前記手順にて製した本発明品の顕微
鏡写真(倍率2000倍)に基く図であって、同図
(B)において1はトバモライト結晶、4は繊維状をな
す抗菌剤、5は塗料のバインダ成分(顔料を含む)であ
る。尚、本図では図1(B)で示した孔隙2は明瞭に表
れていないが、トバモライト結晶1は全表面に亘って万
遍なく微細組織を形成し、トバモライト結晶1間に半径
0.5μm以下の孔隙を形成している。またこの発泡さ
せた水和物は、前述したように半径0.1〜1mmの大
きい球状の幅広い孔隙(図1(A)参照)を有し、比表
面積を大とし、水分の吸収及び放出能力を高めたもので
ある。
【0033】抗菌剤4はその担体である四チタン酸カリ
ウムが直線的な繊維状をしたものであり、各抗菌剤4は
互いに部分的に絡み合うとともに散点し、各格子間に空
間6を形成している。そして散点し格子間空間6を形成
している抗菌剤4を塗料のバインダ成分5が調湿剤表面
に付着保持せしめている。
【0034】このように本発明品は抗菌剤が調湿剤表面
に直接付着保持してあることによって、調湿剤に含まれ
ている水分に対し孔隙を介して直接抗菌剤4が作用し、
良好な抗菌作用とともに防黴作用も有する。
【0035】また抗菌剤を調湿剤表面に付着保持せしめ
るのに水性の着色顔料をバインダとして利用しているこ
とにより、着色によって外観上の色別による品質グレー
ド表示或いは他材料との誤認,混同防止効果とともに、
塗料の溶媒に水を使用してあることにより、調湿剤自体
の水分の吸収及び吸収した水分の放出機能を損うことが
ない。
【0036】更に抗菌剤が粒状でなく、調湿剤表面の孔
隙の大きさをより細かい直線的な繊維状の形態であって
且つ格子間空間6を形成していることによって、調湿剤
の孔隙の目詰まりを起こさせないとともに、良好な抗菌
作用を発揮できる。このとき、前記抗菌剤が担体として
四チタン酸カリウムであり、これに高濃度(15%)の
銀を担持させたものであるので、安全性の面でも又抗菌
効果の面でも一層顕著である。
【0037】次に図3は本発明の抗菌剤を付着保持させ
た床下調湿剤と、比較のため抗菌剤を付着保持させない
ものを同様に床下に直接厚さ10mm敷き詰め、その上
側に湿度計,温度計をセットし、湿度の変化を測定し、
グラフに表したものである。同図において縦軸は湿度
を、横軸は経過時間(日)を示しており、本発明の調湿
剤を使用した場合を実線で、抗菌剤を付着保持させない
調湿剤を使用した場合を破線で示してある。図3から明
らかなように本発明品の水分の吸収及び放出能力は、抗
菌剤を付着しない場合に比べ遜色は見られないばかり
か、やや優れている。
【0038】次に表1は、表面に上記の抗菌剤4を付着
保持させた本発明例の調湿剤を用いて抗菌試験をしたと
きの結果を示している。但しこの抗菌試験は菌糸の増殖
が認められない濃度、即ち最小発育阻止濃度(MIC)
を求めたもので、このMICの値はどれだけの濃度で抗
菌効果を発揮し得るかを表している。
【0039】
【表1】
【0040】この結果からみると本案の床下調湿剤は、
従来品で一般的に周知のMIC値が大腸菌の場合でも黒
コウジカビの場合でも2000μg/ml必要であった
ものが、その1/20ないし1/10以下の濃度で菌に
対し、また黴に対し増殖し難い環境ができており、十分
な抗菌,抗黴性を有する。
【0041】尚、本例の実施例は本発明品を床下一面に
敷き詰める場合を説明したが、本発明品は透湿性を有す
る部材によってマット状袋体を形成し、該袋体に本発明
品を詰め込み、これを床下一面に敷き詰めても良い。勿
論前記袋体を形成する部材に抗菌処理を施したものを用
いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で用いた床下調湿用材料の模
式図であって、(A)は表面の凹凸を示す図であり、
(B)はトバモライト結晶を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の床下調湿剤の写真と模式図
であって、(A)は顕微鏡写真、(B)は模式図であ
る。
【図3】本発明の調湿剤を使用した場合と、抗菌剤を付
着保持させない調湿剤を使用した場合の湿度の変化を測
定したグラフである。
【符号の説明】
1 トバモライト結晶 2,3 孔隙 4 抗菌剤 5 バインダ成分 6 空間
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04F 15/18 E04F 15/18 A Fターム(参考) 2E001 DB03 DH12 FA11 FA21 GA03 GA06 HF04 4D052 AA09 HA18 HA36 HA49 4D075 CA45 DA11 DA25 DB11 DC01 EA06 EC01 EC11 EC22 4H011 AA02 AA03 BA01 BB18 BC18 BC20 DA04 DA10 DC10 DD05 DG16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔隙への水分の吸収及び該孔隙からの水
    分の放出によって建築物の床下空間を調湿する多孔質の
    床下調湿剤であって、表面に抗菌剤が付着保持させてあ
    ることを特徴とする床下調湿剤。
  2. 【請求項2】 孔隙への水分の吸収及び孔隙からの水分
    の放出によって建築物の床下空間を調湿する多孔質の床
    下調湿剤であって、表面に着色塗料がコーティングして
    あることを特徴とする床下調湿剤。
  3. 【請求項3】 孔隙への水分の吸収及び孔隙からの水分
    の放出によって建築物の床下空間を調湿する多孔質の床
    下調湿剤であって、表面に着色塗料がコーティングして
    あり、該塗料をバインダとして調湿剤表面に抗菌剤が付
    着保持させてあることを特徴とする床下調湿剤。
  4. 【請求項4】 請求項2,3の何れかにおいて、前記塗
    料が水性塗料であることを特徴とする床下調湿剤。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記抗
    菌剤は抗黴性も有していることを特徴とする床下調湿
    剤。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記抗
    菌剤は繊維状をなしていることを特徴とする床下調湿
    剤。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記抗
    菌剤は四チタン酸カリウムを担体として、イオン交換に
    より該担体に銀を保持させたものであることを特徴とす
    る床下調湿剤。
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