JP2001270598A - 飲料注出装置 - Google Patents

飲料注出装置

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JP2001270598A
JP2001270598A JP2000080907A JP2000080907A JP2001270598A JP 2001270598 A JP2001270598 A JP 2001270598A JP 2000080907 A JP2000080907 A JP 2000080907A JP 2000080907 A JP2000080907 A JP 2000080907A JP 2001270598 A JP2001270598 A JP 2001270598A
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dispensing
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button
amount
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JP2000080907A
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Kazuhiko Inoue
和彦 井上
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズの異なる複数種類の容器の夫々に、適
量の飲料を確実に注出する。 【解決手段】 飲料が貯溜される飲料タンク30を収納
した断熱庫12に、飲料タンク30に注出装置13を介
して連通接続する注出ノズル14が配設される。断熱庫
12の下部に、注出ノズル14からの飲料を受ける容器
18が載置される受皿部20が配設される。断熱庫12
の前面パネル12aに、注出ボタン16が配設される。
受皿部20に載置される容器18の有無を検知する複数
のセンサ26は、制御装置に接続される。このセンサ2
6の検知状態により、受皿部20に載置される容器18
のサイズが判別される。注出ボタン16を押すと、容器
18のサイズに応じて予め設定された注出量の飲料が、
該容器18に自動的に注出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飲料注出装置に
関し、更に詳細には、容器のサイズを判別し、そのサイ
ズに応じて予め設定された注出量だけ飲料を、該容器に
自動的に注出し得るようにした飲料注出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】飲料を状況に応じて冷却または加熱して
飲用に供する装置として、飲料注出装置が知られてい
る。この飲料注出装置の一例を挙げれば、飲料を貯溜し
た飲料タンクを収納する断熱庫を備え、その飲料タンク
から注出装置を介して注出した所要量の飲料を、コップ
等の容器に注出するよう構成されている。
【0003】図7に示す飲料注出装置50は、飲料保管
用の飲料タンク30を収納する断熱溝造の断熱庫12
に、注出装置13、注出ノズル14、および押されてい
る間は注出装置13を作動させて注出ノズル14より飲
料を注出する注出ボタン16が配設され、飲料タンク3
0に貯溜されている飲料は、該注出装置13および注出
ノズル14を介して下方に注出されるよう構成される。
また断熱庫12の下方には、前記注出ノズル14からの
飲料を受ける容器18が載置される受皿部20が設けら
れている。そして、前記注出ノズル14の下方に臨むよ
うに前記受皿部20に容器18を載置した後、前記注出
ボタン16を押すことで、該注出ノズル14を介して容
器18内に任意量の飲料が注出されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記飲料注出装置50
では、同一サイズ(高さ寸法等)の容器18にのみ飲料を
注出するものでなく、サイズの異なる複数種類の容器1
8に対して飲料を注出している。この場合に、前述の構
成では、操作者が注出ボタン16を押し続けていれば飲
料の注出が行なわれるから、各種サイズの容器18に応
じた適量の飲料を夫々注出することができる。しかる
に、飲料の注出量を操作者が確認しながら注出作業を行
なわなければならず、飲料の注出を完了するまで操作者
が必要となる。この欠点を回避すべく、図8に示すよう
に、1度押す毎に飲料の注出が行なわれるよう構成した
注出ボタン16を断熱庫12に複数配設し、各注出ボタ
ン16毎に、サイズの異なる各種容器18に応じた所定
の注出量が注出されるよう予め設定した構成を採用し得
る。このような構成とすれば、前記容器18のサイズを
操作者が確認する必要はあるものの、該容器18のサイ
ズに対応した注出ボタン16を選択して1度押せば、以
後注出完了までは自動で行なわれる。
【0005】しかしこの構成であっても、前記容器18
のサイズを確認して対応する注出ボタン16を選択する
のは操作者であるため、確認の手間を省くことは不可能
である。また、注出ボタン16を押し間違えたりする
と、容器18から飲料がこぼれてしまったり、あるいは
適量に足りず再度注出作業を行なう必要を生ずる難点が
指摘される。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、サイズの異なる複数種類の容器の
夫々に、適量の飲料を確実に注出し得る飲料注出装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る飲料注
出装置は、飲料が貯溜されている飲料タンクに注出装置
を介して連通する注出ノズルと、この注出ノズルの下方
に位置して飲料を受ける容器が載置される受皿部とを有
し、注出ボタンを押すことで前記注出装置が作動して飲
料タンクの飲料が注出ノズルから容器に注出される飲料
注出装置において、前記受皿部に載置された前記容器の
サイズを判別する判別手段と、前記判別手段で判別され
たサイズの容器に対して飲料の注出量を設定する設定手
段と、前記注出ボタンを押したときに、前記判別手段で
判別した容器のサイズに応じて前記設定手段により予め
設定した注出量だけ飲料を注出するよう、前記注出装置
を作動制御する制御手段とから構成したことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る飲料注出装置
につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しなが
ら以下説明する。なお、図7および図8を参照して説明
した、従来の技術に既出の同一部材については、同じ符
号を付して示す。
【0009】図1に示す如く、実施例に係る飲料注出装
置10は、断熱的に構成されると共に、飲料が貯溜され
る飲料タンク30が内部に配置される断熱庫12の下方
前部に、該飲料タンク30に注出装置13を介して連通
接続する注出ノズル14が配設される。また断熱庫12
の下部には、幅方向の左右に離間して配設された一対の
側面パネル24,24と、両側面パネル24,24の下端
間に配設された受皿部20とで注出空間22が画成さ
れ、各種サイズの容器18を、該注出空間22内の受皿
部20に載置することで、前記注出ノズル14の下方に
飲料を受け得る状態で臨むよう構成される。なお、前記
注出装置13は、後述する制御装置35により作動制御
されるようになっている。
【0010】前記断熱庫12の前側を形成する前面パネ
ル12aには、操作者により様々な作業が容易に行ない
得る高さ位置に、前記注出装置13を作動させて飲料タ
ンク30の飲料を注出ノズル14を介して容器18に注
出するための注出ボタン16と、切替え手段としての注
出量設定ボタン32とが配設されている。この注出量設
定ボタン32は、前記注出ボタン16による飲料の注出
を行なう通常注出モードと、後述のセンサ26や判別部
36によって判別される各種サイズの容器18毎に注出
量を設定する注出量設定モードとを切替えるためのボタ
ンであり、1度押す度に通常注出モードと、注出量設定
モードとが切替わるよう設定されている。なお、注出量
設定モードに設定された際に点灯するLED等のランプ
からなる表示部32aが、注出量設定ボタン32に近接
して配設され、現在何れのモードに設定されているかが
明確に分わるようになっている。
【0011】前記側面パネル24,24には、図3に示
す如く、前記注出空間22の高さ方向の略全長に亘り、
長孔形状の設置部24a,24aが設けられている。こ
の設置部24a,24aには、前記受皿部20に載置さ
れる容器18の有無を検知する検知手段としての複数の
センサ26が、任意の高さ位置に着脱調節可能に取付け
られている。このセンサ26としては、両側面パネル2
4,24の同じ高さ位置に対向するよう配設された発光
器と受光器とからなる光学センサが好適に使用され、発
光器と受光器との間に容器18が臨んでいる場合(発光
器からのセンサ光が遮断された場合)に、該容器18の
存在を検知するよう設定される。なお実施例では、Sサ
イズとLサイズの2種類の容器18(小容器18a,大容
器18b)を検知し得る位置に、対応するセンサ26(小
容器18a用のセンサ26a,大容器18bのセンサ2
6b)が配設されるが、その配設数を多くすれば、多く
の種類(サイズ)の容器18を検知することができるもの
である。また、センサ26の配設位置を変更すること
で、検知し得る容器18のサイズを変更することが可能
である。
【0012】前記センサ26は、前記断熱庫12の内部
に配設されている制御手段としての制御装置35に接続
されており、該制御装置35には、前記注出ボタン16
および注出量設定ボタン32も接続される(図2参照)。
この制御装置35は、判別部36と設定部37とを備
え、前記2つのセンサ26a,26bの検知状態に応じ
て、判別部36で容器18のサイズを判別するよう設定
される。例えば、図3(a)に示す如く、小容器18aに
対応する下側のセンサ26aのみが検知状態であれば、
受皿部20に載置されている容器が小容器18aである
と判別し、大容器18bに対応する上側のセンサ26b
も検知状態であれば、受皿部20に載置されている容器
が大容器18bであると判別する。また、何れのセンサ
26a,26bも検知状態となっていなければ、受皿部
20には容器18が載置されていないか、あるいは予め
注出量が設定されていない小さな容器18(図3(c)参
照)が載置されているものと判定して、このときには注
出ボタン16を押しても前記注出装置13を作動させな
いよう設定されている。なお実施例では、前記センサ2
6と判別部36とから判別手段が構成される。
【0013】前記制御装置35は、通常注出モードにお
いては前記注出ボタン16を1度押すだけで、予め設定
された注出量の飲料が注出されるように前記注出装置1
3を作動制御すると共に、注出量設定モードにおいては
注出ボタン16を押し続けている限り飲料が注出される
ように注出装置13を作動制御するよう設定されてい
る。また注出量設定モードにおいて、前記受皿部20に
容器18を載置した状態で、飲料が容器18の所望の注
出量に達するまで前記注出ボタン16を押し続けて、所
望とする注出量に達したら該注出ボタン16を押すのを
止めることで、このときに前記判別部36で判別されて
いるサイズの容器18に対応する注出量が設定されるよ
う構成される。なお実施例では、注出ボタン16、注出
量設定ボタン32および設定部37から設定手段が構成
される。
【0014】
【実施例の作用】次に、前述した実施例に係る飲料注出
装置の作用につき、図4に示すフローチャートを参照し
て説明する。なお実施例では、Sサイズの小容器18a
およびLサイズの大容器18bの2種類の容器に、飲料
を夫々適量だけ注出するものとして、小容器18aを受
皿部20に載置した際に、その上端部でセンサ光が遮断
される高さ位置に小容器用のセンサ26aが位置決めさ
れると共に、大容器18bを受皿部20に載置した際
に、その上端部でセンサ光が遮断される高さ位置に大容
器用のセンサ26bが位置決めされている(図3参照)。
そして、各容器18a,18bに対する飲料の注出量の
設定は終了しているものとする。
【0015】(通常注出モードについて)前記受皿部20
に容器18を載置すると(S1)、容器サイズの判定が行
なわれる(S2)。すなわち、図3(a)に示す如く、受皿
部20に小容器18aを載置した場合は、小容器用のセ
ンサ26aのみが検知状態(センサ光の遮断)となること
で、小容器18aであることが判別される。そして、S
3で小容器18aであるか否かを確認し、ここで肯定
(Y)されることで、操作者が前記注出ボタン16を1度
押すことにより(S4)、前記制御装置35により注出装
置13が作動制御されて、小容器用に予め設定された注
出量の飲料が該小容器18aに注出される(S5)。また
受皿部20に大容器18bを載置した場合は、図3(b)
に示す如く、小容器用のセンサ26aおよび大容器用の
センサ26aの何れもが検知状態(センサ光の遮断)とな
ることで、この場合には大容器18bであることが判別
される。従って、S3では否定(N)されてS6に移行し
て大容器18bであるか否かを確認し、ここで肯定(Y)
されることで、操作者が前記注出ボタン16を1度押す
ことにより(S7)、前述したと同様に制御装置35によ
り注出装置13が作動制御されて、大容器用に予め設定
された注出量の飲料が該大容器18bに注出される(S
8)。
【0016】なお、前述した全てのセンサ26a,26
bの何れもが非検知状態の場合は、受皿部20に容器1
8が載置されていないと判定し(S3,S6で否定)、前
記注出ボタン16を押しても飲料の注出は行なわれない
状態となる(S9)。従って、例えば前記小容器18aよ
り更に小さく、予め飲料の注出量が設定されていない設
定外の容器18cが受皿部20に載置された場合(図3
(c)参照)に、該容器18cの容量を越える飲料が注出
されてしまい、該容器18cから飲料がこぼれて無駄と
なるのは未然に防止される。
【0017】すなわち、操作者は容器18を受皿部20
に載置して注出ボタン16を1度押すだけで、該容器1
8には予め設定された適量の飲料が注出され、該操作者
が注出ボタン16を飲料の注出が完了するまで押し続け
る必要はない。また注出ボタン16は1つであるので、
ボタンを押し間違えることはなく、飲料が少なかったり
多くなることはない。更に、容器18を受皿部20に載
置しない限り、飲料の注出は行なわれないから、誤って
注出ボタン16を押しても飲料が無駄に注出されるのは
防止される。
【0018】(注出量設定モードについて)次に、例えば
小容器18aに対する飲料の注出量を変更する場合につ
き説明する。前記受皿部20に小容器18aを載置した
状態で、S10で前記注出量設定ボタン32を押して通
常注出モードから注出量設定モードに切替える(S1
1)。このとき前記表示部32aが点灯し、操作者は注
出量設定モードとなったことを明確に覚知し得る。そし
て、S12で容器サイズの再判定が行なわれる。すなわ
ち、前述したと同様に、前記センサ26aのみが検知状
態となっていることで、小容器18aであることが判別
される。S13に移行して小容器18aであるか否かを
確認し、ここで肯定(Y)されることで、既に設定されて
いた小容器18aに対する前注出量がキャンセルされ
(S14)、新たな注出量が設定可能となる。なお、何ら
かの原因によりS13で否定(N)され、S21に移行し
て大容器18bか否かを確認した際に、肯定(Y)されて
も注出量の設定変更はなされない(S22)。
【0019】次に、前記注出ボタン16を押し続け(S
15)、前記注出ノズル14から小容器18aに注出さ
れる飲料が所望の注出量に達したときに、該注出ボタン
16を押すのを止めることで、S16で肯定(Y)されて
新たな注出量が前記制御装置35に設定記憶される。S
17で注出量設定ボタン32を押すことで、注出量設定
モードから通常注出モードに切替わり(S18)、S19
で新たに設定した注出量でOKか否かを確認し、OK
(Y)であれば注出量の設定変更を完了し、否(N)であれ
ばS1に戻る。
【0020】続いて異なる容器、例えば大容器18bの
注出量を変更する場合には、受皿部20から前記小容器
18aを取出し、該大容器18bを載置してから前記注
出量設定ボタン32を押して、注出量設定モードに移行
することで、前述したと同様に大容器18bの注出量が
変更される。なお、大容器18bの注出量変更の場合
は、前記S13,S21の確認事項は逆となる。
【0021】ここで、新たなサイズの容器18に飲料を
注出するよう構成する場合は、前記側面パネル24,2
4の設置部24a,24aに対応してセンサ26を配設
する。そして、前記の注出量設定モードにおいて、新た
なサイズの容器18に対する注出量を設定する。すなわ
ち、S12で容器サイズの再判定を行なった後、S1
3,S21の何れもが否定(N)され、S23に移行して
新たなサイズの容器18であることが確認されると、S
24で容器サイズが制御装置35に設定記憶される。次
に、S15,S16で新たなサイズの容器18に対応す
る注出量が設定されて、この注出量が新たなサイズの容
器18の注出量であるものとして設定記憶される。従っ
て、通常注出モードにおいて、前記受皿部20に載置さ
れた容器18が新たに設定されたものであると判別され
たときには、注出ボタン16を1度押すことで予め設定
された対応する注出量の飲料が自動的に注出される。
【0022】なお、前記側面パネル24における設置部
24aの外側に、図5に示す如く、必要に応じて前記セ
ンサ26の検知を阻害しない防汚部材34を取付けて、
不用意にこぼれたりする飲料から該センサ26を保護す
る構成を採用し得る。
【0023】前述した実施例では、1種類の飲料を注出
する飲料注出装置10について述べたが、図6に示す如
く、夫々異なる種類の飲料が貯溜された複数の飲料タン
ク42,43,44を備え、該タンク42,43,44毎に
専用の注出ボタン46,47,48を有する飲料注出装置
40であってもよい。なおこの飲料注出装置40では、
各飲料タンク42,43,44に対応して注出装置52,
53,54が配設され、全ての注出装置52,53,54
を1つの注出ノズル14に連通するよう構成してある。
この飲料注出装置40の場合も、各注出ボタン46,4
7,48毎に容器サイズおよび注出量を設定しておけ
ば、各注出ボタン46,47,48を1度押すだけで、容
器18のサイズに応じた注出量の飲料が自動的に注出さ
れる。また、異なる種類の飲料毎に注出量を変更可能で
あるから、同一サイズの容器18を用いても飲料の種類
によって注出量を異ならせることができる。
【0024】前記センサとしては、実施例の光電センサ
が好適に使用されるが、これに限定されるものでなく、
例えば超音波センサ等、その他容器を検知し得るもので
あれば、各種型式のセンサを採用し得る。
【0025】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る飲料注
出装置によれば、判別手段で判別したサイズの容器に対
応して飲料の注出量を予め設定することができ、容器を
受皿部に載置して注出ボタンを押すだけで適量の飲料が
自動的に注出される。すなわち、飲料の注出量を操作者
が確認しながら注出作業を行なう必要はない。また、1
つの注出ボタンによって異なる複数のサイズの容器に対
応した飲料を注出し得るから、注出ボタンの押し間違い
によって、容器から飲料がこぼれてしまったり、あるい
は適量に足りずに再度の注出作業を行なう等の不都合の
発生を未然に防止し得る。
【0026】更に、判別手段が容器を判別していないと
きには、注出ボタンを押しても飲料の注出を行なわない
よう設定されているから、容器を受皿部に載置していな
い状態で操作者が誤って注出ボタンを押しても、飲料の
注出はなされず、飲料が無駄に廃棄されるのを防止し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に係る飲料注出装置の
斜視図である。
【図2】 実施例に係る飲料注出装置の制御ブロック図
である。
【図3】 異なるサイズの容器を判別する状態を示す説
明図である。
【図4】 実施例に係る飲料注出装置の制御プログラム
のフローチャート図である。
【図5】 センサを防汚部材で保護した飲料注出装置の
要部を示す斜視図である。
【図6】 複数種類の飲料を注出し得る別の実施例に係
る飲料注出装置の斜視図である。
【図7】 従来の技術に係る飲料注出装置の斜視図であ
る。
【図8】 従来の技術に係る別の飲料注出装置の斜視図
である。
【符号の説明】
13 注出装置,14 注出ノズル,16 注出ボタン(設
定手段),18 容器 20 受皿部,26 センサ(判別手段),30 飲料タン
ク 32 注出量設定ボタン(切替え手段,設定手段),35
制御装置(制御手段) 36 判別部(判別手段),37 設定部(設定手段),42
飲料タンク 43 飲料タンク,44 飲料タンク,46 注出ボタ
ン,47 注出ボタン 48 注出ボタン,52 注出装置,53 注出装置,5
4 注出装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料が貯溜されている飲料タンク(30,4
    2,43,44)に注出装置(13,52,53,54)を介して連通する注
    出ノズル(14)と、この注出ノズル(14)の下方に位置して
    飲料を受ける容器(18)が載置される受皿部(20)とを有
    し、注出ボタン(16,46,47,48)を押すことで前記注出装
    置(13,52,53,54)が作動して飲料タンク(30,42,43,44)の
    飲料が注出ノズル(14)から容器(18)に注出される飲料注
    出装置において、 前記受皿部(20)に載置された前記容器(18)のサイズを判
    別する判別手段(26,36)と、 前記判別手段(26,36)で判別されたサイズの容器(18)に
    対して飲料の注出量を設定する設定手段(16,32,37)と、 前記注出ボタン(16)を押したときに、前記判別手段(26,
    36)で判別した容器(18)のサイズに応じて前記設定手段
    (16,32,37)により予め設定した注出量だけ飲料を注出す
    るよう、前記注出装置(13,52,53,54)を作動制御する制
    御手段(35)とから構成したことを特徴とする飲料注出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段(35)は、前記判別手段(26,
    36)が容器(18)のサイズを判別しないときには、前記注
    出ボタン(16,46,47,48)を押しても飲料の注出を行なわ
    ないよう前記注出装置(13,52,53,54)を制御する請求項
    1記載の飲料注出装置。
  3. 【請求項3】 前記容器(18)のサイズに応じた注出量だ
    け飲料を自動的に注出する通常注出モードと、前記容器
    (18)のサイズに応じた注出量を設定する注出量設定モー
    ドとを切替える切替え手段(32)を備える請求項1または
    2記載の飲料注出装置。
  4. 【請求項4】 1つの飲料タンク(30,42,43,44)に対応
    して1つの注出ボタン(16,46,47,48)が配設され、サイ
    ズの異なる複数の容器(18)に対し、同じ注出ボタン(16,
    46,47,48)を押すことで、夫々予め設定された注出量だ
    け飲料を注出するよう前記注出装置(13,52,53,54)が作
    動制御される請求項1〜3の何れかに記載の飲料注出装
    置。
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