JP2001270145A - プリンタ及びそのヘッド - Google Patents
プリンタ及びそのヘッドInfo
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- JP2001270145A JP2001270145A JP2000084733A JP2000084733A JP2001270145A JP 2001270145 A JP2001270145 A JP 2001270145A JP 2000084733 A JP2000084733 A JP 2000084733A JP 2000084733 A JP2000084733 A JP 2000084733A JP 2001270145 A JP2001270145 A JP 2001270145A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、低価格で、低消費電力で、
かつ印刷時の待機時間を必要としないプリンタ及びプリ
ンタ用ヘッドを提供することにある。 【解決手段】 基板紙上に電極層を設け、前記電極層上
に複数個のマイクロカプセルを塗布し、前記塗布された
マイクロカプセル上に透明被覆層を設けて構成された電
子紙と、前記電子紙に電気信号に応じた電圧を印加する
ための記録電極と、前記電子紙にすでに記録されたデー
タを消去するための消去電極と、前記電子紙の電極層に
電源を供給するための母電極と、を少なくとも備えたプ
リンタ用ヘッドとで構成される。
かつ印刷時の待機時間を必要としないプリンタ及びプリ
ンタ用ヘッドを提供することにある。 【解決手段】 基板紙上に電極層を設け、前記電極層上
に複数個のマイクロカプセルを塗布し、前記塗布された
マイクロカプセル上に透明被覆層を設けて構成された電
子紙と、前記電子紙に電気信号に応じた電圧を印加する
ための記録電極と、前記電子紙にすでに記録されたデー
タを消去するための消去電極と、前記電子紙の電極層に
電源を供給するための母電極と、を少なくとも備えたプ
リンタ用ヘッドとで構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ及びプリン
タ用ヘッドに関し、特に電子紙を使用するプリンタ及び
このプリンタに使用するヘッドに関する。
タ用ヘッドに関し、特に電子紙を使用するプリンタ及び
このプリンタに使用するヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来から多用されているプリンタ
の要部構成図である。このプリンタは、例えばパソコン
の出力を印刷するためのプリンタであり、普通紙を使用
するタイプである。図中、1は表面にセレン等の感光性
物質を塗布した感光ドラム、2は感光ドラム1の表面に
電荷を添着させるためのチャージャ、3はパソコン(図
示せず)等からの電気信号で変調された光ビームを発生
し、かつ感光ドラム1の表面を走査する光学系、4は感
光ドラム1の表面上の電荷量に応じた量の黒色トナーを
添着させるための現像機、5は普通紙6に転写されたト
ナーをその表面上に定着させるための定着機(例えばヒ
ータ)である。
の要部構成図である。このプリンタは、例えばパソコン
の出力を印刷するためのプリンタであり、普通紙を使用
するタイプである。図中、1は表面にセレン等の感光性
物質を塗布した感光ドラム、2は感光ドラム1の表面に
電荷を添着させるためのチャージャ、3はパソコン(図
示せず)等からの電気信号で変調された光ビームを発生
し、かつ感光ドラム1の表面を走査する光学系、4は感
光ドラム1の表面上の電荷量に応じた量の黒色トナーを
添着させるための現像機、5は普通紙6に転写されたト
ナーをその表面上に定着させるための定着機(例えばヒ
ータ)である。
【0003】このような構成において、感光ドラム1は
矢印aの方向に回転すると、普通紙6は矢印bの方向に
送られる。まず、感光ドラム1の表面にチャージャ2に
よって一様に電荷を添着させる。チャージャ2は線電極
2-1 と金属ケース2-2 の間に電圧を印加し、この間で放
電させることにより電荷を発生させる。次に、このよう
にしてチャージャ2により添着された一様な電荷パター
ンを持つ感光ドラム1が光学系3の設置場所に来たとき
に、光学系3が、例えば矢印cの方向に、パソコンから
の電気信号で変調された光ビームによって感光ドラム1
の表面を走査すると、光ビームにより露光された個所の
電荷は消滅する。従って、入力された電気信号に対応し
た電荷パターンが感光ドラム1の表面に形成される。
矢印aの方向に回転すると、普通紙6は矢印bの方向に
送られる。まず、感光ドラム1の表面にチャージャ2に
よって一様に電荷を添着させる。チャージャ2は線電極
2-1 と金属ケース2-2 の間に電圧を印加し、この間で放
電させることにより電荷を発生させる。次に、このよう
にしてチャージャ2により添着された一様な電荷パター
ンを持つ感光ドラム1が光学系3の設置場所に来たとき
に、光学系3が、例えば矢印cの方向に、パソコンから
の電気信号で変調された光ビームによって感光ドラム1
の表面を走査すると、光ビームにより露光された個所の
電荷は消滅する。従って、入力された電気信号に対応し
た電荷パターンが感光ドラム1の表面に形成される。
【0004】次に、このようにして電気信号に応じた電
荷パターンが形成された感光ドラム1の表面が現像機4
の設置場所に来ると、電荷量に応じて、黒色顔料を含む
トナーが感光ドラム1の表面に付着する。次に、このよ
うにしてトナーの付着した感光ドラム1の表面に、普通
紙6を接触させるとトナーは普通紙6の表面に転写され
る。そしてこの普通紙6を定着機(ヒータ)5により所
定の温度に加熱することにより、トナーを定着させるこ
とができ、その結果パソコンからの電気信号を可視像と
して得ることができる。
荷パターンが形成された感光ドラム1の表面が現像機4
の設置場所に来ると、電荷量に応じて、黒色顔料を含む
トナーが感光ドラム1の表面に付着する。次に、このよ
うにしてトナーの付着した感光ドラム1の表面に、普通
紙6を接触させるとトナーは普通紙6の表面に転写され
る。そしてこの普通紙6を定着機(ヒータ)5により所
定の温度に加熱することにより、トナーを定着させるこ
とができ、その結果パソコンからの電気信号を可視像と
して得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
一般的な方法では、電荷を感光ドラム1の表面上に添着
させるために、放電により電荷を発生させるためのチャ
ージャ2を使用しているが、放電時に人体に悪影響を与
える恐れのあるオゾンが発生する。また、定着時にヒー
タで加熱するため、その分、電力消費も大きくなる。さ
らにヒータ5が所定の温度に到達するまで、待機しなけ
ればならず、すぐに印刷動作に入れないという不都合も
ある。
一般的な方法では、電荷を感光ドラム1の表面上に添着
させるために、放電により電荷を発生させるためのチャ
ージャ2を使用しているが、放電時に人体に悪影響を与
える恐れのあるオゾンが発生する。また、定着時にヒー
タで加熱するため、その分、電力消費も大きくなる。さ
らにヒータ5が所定の温度に到達するまで、待機しなけ
ればならず、すぐに印刷動作に入れないという不都合も
ある。
【0006】本発明の目的は、上述のような従来のプリ
ンタが持つ種々の不都合と問題点を解消するもので、低
価格で、低消費電力で、かつ印刷時の待機時間を必要と
しないプリンタ及びそのヘッドを提供することにある。
ンタが持つ種々の不都合と問題点を解消するもので、低
価格で、低消費電力で、かつ印刷時の待機時間を必要と
しないプリンタ及びそのヘッドを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明によれば、基板紙上に電極層を設け、前記
電極層上に複数個のマイクロカプセルを塗布し、前記塗
布されたマイクロカプセル上に透明被覆層を設けて構成
された電子紙と、前記電子紙に電気信号に応じた電圧を
印加するための記録電極と、前記電子紙にすでに記録さ
れたデータを消去するための消去電極と、前記電子紙の
電極層に電源を供給するための母電極と、を少なくとも
備えたプリンタ用ヘッドとを備え、前記ヘッドによっ
て、前記電子紙にデータを記録し、もしくは電子紙に記
録されたデータを消去することを特徴とする。
めに、本発明によれば、基板紙上に電極層を設け、前記
電極層上に複数個のマイクロカプセルを塗布し、前記塗
布されたマイクロカプセル上に透明被覆層を設けて構成
された電子紙と、前記電子紙に電気信号に応じた電圧を
印加するための記録電極と、前記電子紙にすでに記録さ
れたデータを消去するための消去電極と、前記電子紙の
電極層に電源を供給するための母電極と、を少なくとも
備えたプリンタ用ヘッドとを備え、前記ヘッドによっ
て、前記電子紙にデータを記録し、もしくは電子紙に記
録されたデータを消去することを特徴とする。
【0008】一つの実施形態として、前記記録電極が、
ヘッドの長軸方向に千鳥状に配置されていることを特徴
とする。他の実施形態として、前記記録電極と消去電極
を一体構造としたことを特徴とする。
ヘッドの長軸方向に千鳥状に配置されていることを特徴
とする。他の実施形態として、前記記録電極と消去電極
を一体構造としたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は本発明に使用する電子紙の
要部構成図である。電子紙(Electronic Paper)は、米国
の3M社とゼロックス社とで共同開発された印刷紙であ
る。図中、20は電子紙、21は基板紙、22は電極層、23は
透明被覆、24は記録電極(探触子)、25はマイクロカプ
セル、26は電源、27は電源の極性切り換えスイッチであ
る。なお、記録電極24は、後述するヘッドの構成部分で
ある。
要部構成図である。電子紙(Electronic Paper)は、米国
の3M社とゼロックス社とで共同開発された印刷紙であ
る。図中、20は電子紙、21は基板紙、22は電極層、23は
透明被覆、24は記録電極(探触子)、25はマイクロカプ
セル、26は電源、27は電源の極性切り換えスイッチであ
る。なお、記録電極24は、後述するヘッドの構成部分で
ある。
【0010】基板紙21は、従来の普通紙あるいはPET
フィルム又はその同等品である。この基板紙21の全面に
導電性の電極層22が形成されている。さらにマイクロカ
プセル25は、その1つ1つが所定の溶液中に混合された
2色(白、青)の物質を閉じ込めたものであり、これを
電極層22上に塗布している。さらに、このマイクロカプ
セル25の面を保護するために透明被覆23が設けられてい
る。
フィルム又はその同等品である。この基板紙21の全面に
導電性の電極層22が形成されている。さらにマイクロカ
プセル25は、その1つ1つが所定の溶液中に混合された
2色(白、青)の物質を閉じ込めたものであり、これを
電極層22上に塗布している。さらに、このマイクロカプ
セル25の面を保護するために透明被覆23が設けられてい
る。
【0011】なお、以下に説明する本例では記録電極24
が固定されており、電子紙20は、例えば紙面の裏から表
に向かって移動するものとする。しかし、他の例として
電子紙20を固定し、記録電極24が移動することもでき
る。このような構成において、電極層22と、透明被覆23
上の記録電極 24 との間に、スイッチ27を経て所定の信
号電圧を印加すると、電源26の極性に従ってマイクロカ
プセル25内の2色の物質が分離し、透明被覆23の面から
見ると、白と青のパターンが形成されることになる。な
お、本図には示されていないが、ヘッドの端部には母電
極(図3(C)参照)が設けられており、電源26を受け
るようになっている。
が固定されており、電子紙20は、例えば紙面の裏から表
に向かって移動するものとする。しかし、他の例として
電子紙20を固定し、記録電極24が移動することもでき
る。このような構成において、電極層22と、透明被覆23
上の記録電極 24 との間に、スイッチ27を経て所定の信
号電圧を印加すると、電源26の極性に従ってマイクロカ
プセル25内の2色の物質が分離し、透明被覆23の面から
見ると、白と青のパターンが形成されることになる。な
お、本図には示されていないが、ヘッドの端部には母電
極(図3(C)参照)が設けられており、電源26を受け
るようになっている。
【0012】本発明では、以下に詳しく説明するよう
に、上記の電子紙20を使用するプリンタとそのヘッドに
関する。図3は本発明による一実施形態としてのプリン
タ用ヘッドの要部構造図である。(A)は斜視図、
(B)は上方から見た平面図、(C)は(A)のA−
A’断面図である。図中、30はヘッド、31は記録電極、
32は電極パッド、33は絶縁材料、34は消去電極、35は母
電極である。本例では、金属等からなる記録電極31は、
絶縁材料33の中に所定の間隔を置いて配置されており、
記録電極31の幅、間隔、電極数等は、設計に応じて適宜
決めることができる。また、電子紙20と接触しない面、
即ち、(A)では上部の平らな面では、(A)及び
(C)に示すように、記録電極31に電極パッド32が形成
されている。これは、駆動回路(図示せず)と、電極パ
ッド32を経て記録電極31への接続を確実にするためであ
る。図示のように、電極パッド32は記録電極31の面積よ
りも大きな面積を有する。また、(B)のように、記録
電極31は、電極パッド32のある天面から、電子紙20と接
触する下端まで一体的に形成されている。
に、上記の電子紙20を使用するプリンタとそのヘッドに
関する。図3は本発明による一実施形態としてのプリン
タ用ヘッドの要部構造図である。(A)は斜視図、
(B)は上方から見た平面図、(C)は(A)のA−
A’断面図である。図中、30はヘッド、31は記録電極、
32は電極パッド、33は絶縁材料、34は消去電極、35は母
電極である。本例では、金属等からなる記録電極31は、
絶縁材料33の中に所定の間隔を置いて配置されており、
記録電極31の幅、間隔、電極数等は、設計に応じて適宜
決めることができる。また、電子紙20と接触しない面、
即ち、(A)では上部の平らな面では、(A)及び
(C)に示すように、記録電極31に電極パッド32が形成
されている。これは、駆動回路(図示せず)と、電極パ
ッド32を経て記録電極31への接続を確実にするためであ
る。図示のように、電極パッド32は記録電極31の面積よ
りも大きな面積を有する。また、(B)のように、記録
電極31は、電極パッド32のある天面から、電子紙20と接
触する下端まで一体的に形成されている。
【0013】さらに、消去電極34が、(A)及び(C)
に示すように絶縁材料33の表面に形成されており、記録
済の既存の電子紙を再利用して新しい情報を記録する際
に、新たに記録する以前に記録済データが消去できるよ
うになっている。しかしこの消去電極33は記録方式によ
っては必ずしも必要ではない。また、本例では消去電極
34と記録電極31とを一体構造にしているが、消去電極34
を別個に設けるてもよい。
に示すように絶縁材料33の表面に形成されており、記録
済の既存の電子紙を再利用して新しい情報を記録する際
に、新たに記録する以前に記録済データが消去できるよ
うになっている。しかしこの消去電極33は記録方式によ
っては必ずしも必要ではない。また、本例では消去電極
34と記録電極31とを一体構造にしているが、消去電極34
を別個に設けるてもよい。
【0014】さらに、記録電極31の左右両端には、母電
極35が形成されている。この母電極35は、電子紙20の電
極層22と電気的に接触(図2の電極層22の端部にて接
触)し、記録電極24(31)との間のマイクロカプセル25に
必要な電圧を印加する。従って、図2の電源26はこの母
電極35に対応する。そして、この母電極35も本例ではヘ
ッド30に一体化されているが、必ずしも一体構造にする
必要はない。
極35が形成されている。この母電極35は、電子紙20の電
極層22と電気的に接触(図2の電極層22の端部にて接
触)し、記録電極24(31)との間のマイクロカプセル25に
必要な電圧を印加する。従って、図2の電源26はこの母
電極35に対応する。そして、この母電極35も本例ではヘ
ッド30に一体化されているが、必ずしも一体構造にする
必要はない。
【0015】図4は本発明による他の実施形態としての
プリンタ用ヘッドの要部構造図である。本例では、図示
のように、記録電極31を千鳥状に配置し、記録密度を向
上させている。このように配置して記録密度を向上させ
た結果、印刷画像が著しく密になり分解能を向上させる
ことができる。また、このように記録電極31を配置する
場合には、実際の記録過程に際して電子紙20の移動速度
と、記録電極31に印加する信号の同期を正確にとる必要
があることは言うまでもない。なお、記録電極31と電極
パッド32の個々の構造、及び絶縁材料33、消去電極34、
母電極35等の構造も図3の場合と同様である。
プリンタ用ヘッドの要部構造図である。本例では、図示
のように、記録電極31を千鳥状に配置し、記録密度を向
上させている。このように配置して記録密度を向上させ
た結果、印刷画像が著しく密になり分解能を向上させる
ことができる。また、このように記録電極31を配置する
場合には、実際の記録過程に際して電子紙20の移動速度
と、記録電極31に印加する信号の同期を正確にとる必要
があることは言うまでもない。なお、記録電極31と電極
パッド32の個々の構造、及び絶縁材料33、消去電極34、
母電極35等の構造も図3の場合と同様である。
【0016】図5は本発明によるヘッドを使用したプリ
ンタのヘッド付近の要部構成図である。本例ではヘッド
30は固定され、電子紙20はローラ41により矢印bの方向
に移動しているとする。まず、電子紙20がヘッド30に進
入してくると、消去電極34により既存の記録データが消
去される。この消去のためには、消去電極34と母電極35
(図3(C)参照)との間に所定の電圧を印加すればよ
い。また、この部分で電子紙20のマクロカプセル25の全
てに一様な電界が印加されるようにするために、電子紙
20はローラ41によりヘッド側に押し当てられる。そし
て、消去電極34を通過した電子紙20は、記録電極31の場
所に移動し、ここでマイクロカプセル25に所望のパター
ンが記録される。そして記録電極31には電極パッド32を
介してパソコン(図示せず)からの電気信号が駆動回路
(図示せず)を経て記録パターンに応じた信号電圧が印
加される。
ンタのヘッド付近の要部構成図である。本例ではヘッド
30は固定され、電子紙20はローラ41により矢印bの方向
に移動しているとする。まず、電子紙20がヘッド30に進
入してくると、消去電極34により既存の記録データが消
去される。この消去のためには、消去電極34と母電極35
(図3(C)参照)との間に所定の電圧を印加すればよ
い。また、この部分で電子紙20のマクロカプセル25の全
てに一様な電界が印加されるようにするために、電子紙
20はローラ41によりヘッド側に押し当てられる。そし
て、消去電極34を通過した電子紙20は、記録電極31の場
所に移動し、ここでマイクロカプセル25に所望のパター
ンが記録される。そして記録電極31には電極パッド32を
介してパソコン(図示せず)からの電気信号が駆動回路
(図示せず)を経て記録パターンに応じた信号電圧が印
加される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子紙を使用して、安価で低消費電力のプリンタ用ヘッ
ド及びプリンタを実現することができる。
電子紙を使用して、安価で低消費電力のプリンタ用ヘッ
ド及びプリンタを実現することができる。
【図1】従来から多用されているプリンタの要部構成図
である。
である。
【図2】本発明に使用する電子紙の要部構成図である。
【図3】本発明による一実施形態としてのプリンタ用ヘ
ッドの要部構造図であり、(A)は斜視図、(B)は上
方から見た平面図、(C)は(A)のA−A’断面図で
ある。
ッドの要部構造図であり、(A)は斜視図、(B)は上
方から見た平面図、(C)は(A)のA−A’断面図で
ある。
【図4】本発明による他の実施形態としてのプリンタ用
ヘッドの要部構造図である。
ヘッドの要部構造図である。
【図5】本発明によるヘッドを使用したプリンタのヘッ
ド付近の要部構成図である。
ド付近の要部構成図である。
1…感光ドラム 2…チャージャ 2−1…線電極 2−2…金属ケース 3…光学系 4…現像機 5…ヒータ 6…普通紙 21…電子紙 22…電極層 23…透明被覆 24…記録電極 25…マイクロカプセル 26…電源 27…スイッチ 30…ヘッド 31…記録電極 32…電極パッド 33…絶縁材料 34…消去電極 35…母電極 41…ローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 基板紙上に電極層を設け、前記電極層上
に複数個のマイクロプセルを塗布し、前記塗布されたマ
イクロカプセル上に透明被覆層を設けて構成された電子
紙と、 前記電子紙に電気信号に応じた電圧を印加するための記
録電極と、前記電子紙にすでに記録されたデータを消去
するための消去電極と、前記電子紙の電極層に電源を供
給するための母電極と、を少なくとも備えたプリンタ用
ヘッドとを備え、前記ヘッドによって、前記電子紙にデ
ータを記録し、もしくは電子紙に記録されたデータを消
去することを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】 前記記録電極が、ヘッドの長軸方向に千
鳥状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載
のプリンタ用ヘッド。 - 【請求項3】 前記記録電極と消去電極を一体構造とし
たことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ用ヘッ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000084733A JP2001270145A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | プリンタ及びそのヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000084733A JP2001270145A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | プリンタ及びそのヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001270145A true JP2001270145A (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=18601176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000084733A Withdrawn JP2001270145A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | プリンタ及びそのヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001270145A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7812813B2 (en) * | 2006-10-12 | 2010-10-12 | International Business Machines Corporation | ePaper stamp |
WO2011161967A1 (ja) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | ナルテック株式会社 | 多階調の画像を生成する信号を供給する装置 |
US8493319B2 (en) | 2011-06-15 | 2013-07-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Electronic paper with semiconducting coating |
US10538111B2 (en) | 2010-06-02 | 2020-01-21 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Writing electronic paper |
US11644732B2 (en) | 2014-01-31 | 2023-05-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Display device |
-
2000
- 2000-03-22 JP JP2000084733A patent/JP2001270145A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7812813B2 (en) * | 2006-10-12 | 2010-10-12 | International Business Machines Corporation | ePaper stamp |
US8279167B2 (en) | 2006-10-12 | 2012-10-02 | International Business Machines Corporation | ePaper stamp |
US10538111B2 (en) | 2010-06-02 | 2020-01-21 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Writing electronic paper |
US11390091B2 (en) | 2010-06-02 | 2022-07-19 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Writing electronic paper |
WO2011161967A1 (ja) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | ナルテック株式会社 | 多階調の画像を生成する信号を供給する装置 |
US8947480B2 (en) | 2010-06-25 | 2015-02-03 | Naltec Inc. | Apparatus supplying a signal for generating a multitone image |
US8493319B2 (en) | 2011-06-15 | 2013-07-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Electronic paper with semiconducting coating |
US11644732B2 (en) | 2014-01-31 | 2023-05-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Display device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070605 |