JP2001269990A - クッション材成形金型の製造方法 - Google Patents

クッション材成形金型の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストが安価であり、かつ成形するクッ
ション材の形状に合せて容易に金型壁の形状を加工する
ことが可能な金型の製造方法を提供する。 【解決手段】 捲縮形態を有する合成繊維の短繊維から
なるマトリックス中に該短繊維より低い融点を有するバ
インダー繊維が分散混入された繊維集合体を充填してク
ッション材へと熱成形するための金型の製造方法におい
て、前記クッション材を賦型する金型形状を、三次元形
状データとして切削加工装置に記憶させ、前記三次元形
状データを基にして、前記切削加工装置(4)によって
二次元形状を有する板状の形状保持部材群(5)を切り
出し、前記形状保持部材群(5)を井桁状に組み合わせ
て金型形状を反映する骨格を形成し、形成された前記骨
格に沿って、柔軟構造を有する通気性金型壁を貼り付け
ることを特徴とするクッション材成形金型の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、捲縮形態を有する
合成繊維の短繊維からなるマトリックス中に該短繊維よ
り低い融点を有するバインダー繊維が分散混入された繊
維集合体を成形するために、金型内へ該繊維集合体を充
填して加熱成形する金型構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車、航空機等の複雑な形状
を有するシート用クッション材として安価なウレタンフ
ォームが多用されてきた。しかしながら、ウレタンフォ
ームは、燃焼時に有毒ガスを発生すること、リサイクル
使用が困難、通気性が悪く蒸れ易い等の問題を有するた
め、これに代わる成形素材が切望されてきた。
【0003】このような問題から、近年、ウレタンフォ
ームを代替するための素材として、合成繊維の短繊維か
らなるマトリックス中に該短繊維より低い融点を有する
バインダー繊維が分散混入された繊維集合体を使用した
繊維構造体が、上記の諸問題を解決することが出来る素
材として注目されてきた。このクッション材は、金型の
キャビティ内へ繊維集合体を充填し、これを熱成形する
ことで繊維集合体中に含まれるバインダー繊維を溶融さ
せ、繊維集合体を構成する繊維同士を熱融着させて形成
されたものである。
【0004】従来、成形金型内へ綿を充填するための金
型としては、パンチングプレートを叩き出しにより変形
させ、成形品の反転形状を作り、これに枠材を組み付け
ていったものと、電鋳により成形品形状を反転させたも
のがある。
【0005】通常、自動車や電車等のシート形状は複雑
な三次元形状をしており、単純に平板をカットしたり、
折り曲げたりするだけでは金型に必要とされる三次元形
状は得られない。このため、所定のクッション材形状を
形成させるために、まず木型、樹脂型にパンチングプレ
ートをあててハンマー等により叩いて形状を出す方法が
ある。
【0006】しかしながら、このような方法では、必ず
木型が必要となってくるため、金型完成後は不要となる
木型を予め製作しておく必要がある。また、この木型は
NC工作機械などにより、三次元状に切削加工して作る
ために、非常に高価なものとなる。さらには、木型製作
に二週間以上の時間を要し、金型製作時間が長くなると
いった問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べた従来技術
が有する諸門題に鑑み、本発明が解決しようとする課題
は、「捲縮形態を有する合成繊維の短繊維からなるマト
リックス中に該短繊維より低い融点を有するバインダー
繊維が分散混入された繊維集合体を金型キャビティ内へ
充填し、充填した繊維集合体からクッション材を熱成形
するための通気性金型を安価に、かつ短時間に製造でき
る金型の製造方法を提供すること」にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】ここに、請求項1に係わ
る本発明によれば、「捲縮形態を有する合成繊維の短繊
維からなるマトリックス中に該短繊維より低い融点を有
するバインダー繊維が分散混入された繊維集合体を充填
してクッション材へと熱成形するための金型の製造方法
において、前記クッション材を賦型する全型形状を、三
次元形状データとして切削加工装置に記憶させ、前記三
次元形状データを基にして、前記切削加工装置によって
板状の形状保持部材群を切り出し、前記形状保持部材群
を組み合わせて金型形状を反映する骨格を形成し、形成
された前記骨格に沿って、柔軟構造を有する通気性金型
壁を貼り付けることを特徴とするクッション材成形金型
の製造方法」が提供される。
【0009】また、請求項2に係わる本発明によれば、
「請求項l記載の製造方法において、柔軟構造を有する
通気性金型壁として、大きな曲率を有する部分に対し
て、金網、金属製織物、金属製編物、金属細線からなる
不織布、或いはエキスパンドメタルを使用することを特
徴としたクッション材成形金型の製造方法」が提供され
る。
【0010】さらに、請求項3に係わる本発明によれ
ば、「請求項1記載の製造方法において、前記の形状保
持部材群をレーザー切削加工機で切出すことを特徴とし
たクッション材成形金型の製造方法」が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1(a)〜
(b)は、本発明で使用する金型壁のみを取り出して、
模式的にそれぞれ例示した側断面図であって、通気性金
型による繊維集合体のクッション材への熱成形の工程を
例示したものである。なお、この図1において、参照符
号lは繊維集合体、参照符号2は通気性の雄金型壁、そ
して参照符号3は通気性の雌金型壁をそれぞれ示す。
【0012】その際、図1(a)は、繊維集合体1を雌
金型壁3のキャビティ内に充填して熱成形を開始するた
めの最初の充填工程を示し、図1(b)は、成形しよう
とするクッション材の硬軟度を調整するために、雌金型
壁3のキャビティ内に充填した繊維集合体1を雄金型壁
2によって圧縮する工程を示している。
【0013】そして、図1(c)は、図6(b)に例示
した圧縮工程で圧縮された繊維集合体1に、例えば図示
した矢印の方向に熱風を貫流させた後、更に必要に応じ
て冷却風を貫流することで、バインダー繊維を溶融さ
せ、溶融させたバインダー繊維によって繊維集合体1を
構成する繊維同士を固化結合させる工程を示したもので
ある。このような工程を経て所定の形状に成形された成
形品は、クッション材として金型から取り出されること
となる。
【0014】なお、図1(a)の充填工程においては、
繊維集合体1は、予めマトリックス繊維とバインダー繊
維とを所定の比率で混綿したものである。その際、必要
に応じて混綿後に開繊処理しても良いし、開繊せずに混
綿したままにしておいても良い。
【0015】本発明においては、前記雄金型壁2及び前
記雌金型壁3として、簡単な形状変更が可能な柔軟構造
を有する通気性金型壁を使用する。したがって、このよ
うなな柔軟構造を有する前記金型壁2と3としては、通
常、肉厚が0.8mmから2.0mm程度であるパンチ
ングプレートを使用することができる。また、金属製織
物、金属製編物、金属製不織布、或いはエキスパンドメ
タルなどを使用することもできる。
【0016】ただし、パンチングプレートを使用する場
合、金型壁面の曲率が緩やかなところでは、パンチング
プレートを使用しても、パンチングプレートに開口させ
られた孔群を変形させてしまうこともなく、比較的容易
に叩き出し加工が可能であるが、金型コーナー部などの
曲率が大きいところでは、叩き出しによる形状出しが困
難であり、加熱等によりパンチングプレートを部分的に
引き伸ばすことにより形状を合わせていく。
【0017】特に球面の場合は、パンチングプレートを
局部的に引き伸ばしたり、縮めたりする必要があるため
に、引き伸ばした部分は材料の肉厚が薄くなり、強度不
足で変形が起こり易くなる問題がある。また、引き伸ば
すことにより、パンチングプレートの丸穴が楕円に変形
し、場合によっては、変形した楕円の端部から亀裂が入
り金型の破損に繋がることも起こる。
【0018】また、縮める部分ついては、皺が発生した
りする問題があるために、作り直し等の発生する可能性
が高くなる。この様な加工法は作業者の熟練に頼る部分
が大きく、製作に要する期間も長いためコストアップに
繋がる。
【0019】そこで、本発明では、金型壁面の曲率が大
きくなる場合には、既に述べたような金属製織物、金属
製編物、金属製不織布、或いはエキスパンドメタルを使
用する。このような材料は通気性を有すると共に、容易
に成形するクッション材の形状に合せて形状を変形させ
ることが可能である。
【0020】しかしながら、前記の柔構造を有する通気
性金型壁は、前述の図1(b)に例示した圧縮工程など
において大きな力が作用すると容易に変形してしまうと
いう問題がある。また、図1(c)に例示した熱成形工
程などにおいては、金型に繰り返し熱応力が作用するた
め、これによっても変形し易いという問題がある。ま
た、作業者の不注意などによって金型を変形させてしま
うといった事態も予想される。
【0021】本発明の一大特徴とする所は、「前記の柔
構造を有する金型を使用して、安価且つ短時間に通気性
金型を製造できる方法を提供すること」にある。そこ
で、この方法について以下に図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0022】図2は、前記の方法を達成するための形状
保持部材の切削加工装置を模式的に例示した説明図であ
る。該図2において、参照符号4は切削加工装置であっ
て、この切削加工装置4は、前記クッション材を賦型す
る金型形状を、三次元形状データとして切削加工装置4
本体に記憶させ、記憶させた前記三次元形状データを基
にして、前記切削加工装置の切削加工ヘッド4aを制御
することによって、板状の形状保持部材群5を切り出す
記憶演算制御装置4bを少なくとも有する。
【0023】なお、このような切削加工装置としては、
レーザー切削加工装置、放電切削加工装置、電動ソー等
を挙げることができる。しかしながら、その取扱いが簡
単なこと、切削加工へッド4aの位置決め制御が容易で
あること、切削加工に要するエネルギー制御が容易であ
ることなどの理由から、レーザー切削加工機を使用する
ことが好ましい。
【0024】本発明の金型の製造方法では、複雑な三次
元形状を直接形成させずに、二次元形状を有する板状の
形状保持部材群5を先ず切り出す。この時、例えば通常
の直角三次元座標系を例にとって説明すると、X−Z平
面とY−Z平面とでそれぞれ、必要な間隔を置いて板状
の形状保持部材群5を所定の数だけ切り出す。そして、
これらの切り出した形状保持部材群5を、図3に模式的
に例示した斜視図に示したように金型形状を井桁状(碁
盤の目状)に組み上げて、金型の形状を反映する骨格を
製作する。
【0025】このようにして井桁状に組み上げた金型形
状を反映する骨格の上端面は、既に熱成形するクッショ
ン材の三次元形状を形成している。このため、この面に
柔軟構造を有する前述のような金型壁材料を貼り合せて
いくことで、この金型壁材料を、任意の三次元形状に変
形させることが可能となる。そして、このようにして製
作される金型は、その製作時間を短縮でき、かつ製造コ
ストも極めて安価となる。
【0026】なお、前記の金型骨格は、クッション材形
状を賦型する金型キャビティの外側に設けられることは
当然である。つまり、図1(a)を参照して説明する
と、雄金型壁2では、凸状に変形された金型壁面の外壁
面側(繊維集合体と直接接触する側)ではなく、内壁面
側に設けられる。また、逆に雌金型壁3では、凸状に変
形された金型壁面の内壁面側(繊維集合体と直接接触す
る側)ではなく、外壁面側に設けられる。
【0027】前述のような金型としては、その金型壁2
又は3として、図4に示したようなエキスパンドメタル
(菱形の大きな開口を有する金属板であって、菱形の開
口部が容易に変形できるような構造を採る)を使用する
場合を例にとって説明する。なお、エキスパンドメタル
としては、所謂「ラス織り」という構造をもったものが
知られている。なお、簡単に三次元形状に変形できる柔
構造の材料としては、金属製織物、金属製編物、或いは
金属製不織布を好適に使用することができることは言う
までもない。
【0028】そこで、前述の柔軟構造を有するエキスパ
ンドメタルのような金型壁材料を曲率の大きなコーナー
部6に対して、エキスパンドメタルの様な柔軟構造物で
あれば伸び縮みの自由度が大きく、簡単に三次元曲面を
形成させることが可能である。特に球面の様な場合にお
いても、エキスパンドメタルの菱形の開口部分をさらに
潰れた菱形にしていくことで、容易に球面形状に沿わせ
ることが可能である。
【0029】また、平面を伸ばす場合は、菱形の開口部
分を引き伸ばし、この開口部の形状を正方形に近づける
ことにより、容易に変形させることが出来る。なお、こ
のような変形作業を実施する場合においては、より容易
に変形させるために凸状の治具を用いることも有効であ
る。このような場合、凸状の治具を用いてもパンチング
プレートの様にハンマーで叩いたり、バーナーで加熱・
軟化させる必要は無く、単に治具を押付ける、もしくは
軽く叩くことにより形状出しが可能である。
【0030】また、円筒形状の様な単純に曲げ加工が出
来るものであるならば、このような部分に対してはパン
チングプレートの様な板材を使用しても加工の手間には
ならない。なお、井桁状に組み上げた金型骨格の形状保
持部材同士を溶接、もしくは銀蝋などにより固定し、一
体化させることにより製作される。
【0031】そして、最終的に、以上に述べた様な手順
で雄金型と雌金型を製作し、完全な金型としての金型の
製作を完了する。
【0032】次に、本発明のクッション材は繊維集合体
によって製造されることは既に述べた通りであって、従
来のようにウレタンフォームを使用する方法とは基本的
に異なる。この場合、既にある従来のクッション材の形
状を金型へ転写することができれば、切削加工機への三
次元データの入力作業を短縮できることになり、金型形
状を図面上に設計し、これを入力する場合に比較して金
型の製作をより円滑、短期間かつ安価に行うことができ
る。
【0033】この場合、金型製作の手順としては、まず
目的とするクッション材の三次元形状を、三次元形状測
定装置により計測していく。この計測の方法としては、
図6(a)に示される接触式のアーム型触針式測定装置
11により、接触子をクッション材の表面に当て、X−
Z面或いはY−Z面の座標データを読み取っていく。な
お、この接触式の計測方法とは別の非接触式の測定装置
としては、図6(b)に示されるレーザー式の計測装置
により、クッション材の表面を一気にスキャンし、座標
データを読み取っていくこともできる。
【0034】この様にして得られた座標データをコンピ
ュータ内で三次元の金型壁面としてモデル化し、その後
必要な形状保持部材群を切出すためのデータを作成し、
前述の図2に例示した様なレーザー切削加工装置で形状
保持部材群を切り取っていく。そして、これらの形状保
持部材群を組み合わせて、図3に示したような金型骨格
を形成し、最終的に柔構造を有する金型壁材料で貼り合
わせて金型を製造することは既に述べた所である。
【0035】ここで最後に、念のため本発明の方法によ
って製造される金型を使用してクッション材へと熱成形
する繊維集合体についても、ここで簡単に説明してお
く。
【0036】まず、繊維集合体のマトリックスを構成す
る合成繊維の短繊維としては、特に限定されることはな
いが、例えば通常のポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリヘキサメチレンテレフタ
レート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリ−
1,4−ジメチルシクロヘキサンテレフタレート、ポリ
ピバラクトン、またはこれらの共重合エステルからなる
短繊維、及至これらの繊維の混綿体、または上記のポリ
マー成分の内の2種類以上からなる複合繊維等が好適で
ある。また、短繊維の断面形状は、円形、扁平、異形ま
たは中空のいずれであっても良い。
【0037】さらに、この場合の捲縮は、顕在捲縮であ
ることが好ましく、この顕在捲縮は、クリンパー等によ
る機械的な方法、紡糸時の異方冷却による方法、サイド
バイサイド型あるいは偏心シースコア型複合繊維の加熱
による方法等で得ることが出来る。
【0038】一方、バインダー繊維としては、例えばポ
リウレタン系エラストマーやポリエステル系エラストマ
ー等を接着性成分とする繊維(複合繊維でも良い)を成
形する製品の要求性能に合わせて混合すればよい。
【0039】
【発明の効果】以上に述べた本発明の方法によれば、
「捲縮形態を有する合成繊維の短繊維からなるマトリッ
クス中に該短繊維より低い融点を有するバインダー繊維
が分散混入された繊維集合体を金型キャビティ内へ充填
し、充填した繊維集合体からクッション材を熱成形する
ための通気性金型を安価に、かつ短時間に製造できる金
型の製造方法を提供することができる。」という格別顕
著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】通気性金型を使用して繊維集合体をクッション
材へと熱成形する方法を模式的に例示した側断面図であ
る。
【図2】井桁状に組み上げる形状保持部材群を切り出す
ための切削加工方法を模式的に例示した説明図である。
【図3】形状保持部材群を井桁状に組み上げた金型骨格
を模式的に例示した斜視図である。
【図4】従来の金型を表した金型外観図である。
【図5】本発明による金型を表した図である。
【図6】従来のクッション材の三次元形状の形状計測方
法を例示した説明図ある。
【符号の説明】
1 繊維集合体 2 雄金型壁 3 雌金型壁 4 切削加工装置 4a 切削加工装置の切削加工へッド 4b 切削加工装置の記憶演算制御装置 5 形状保持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捲縮形態を有する合成繊維の短繊維から
    なるマトリックス中に該短繊維より低い融点を有するバ
    インダー繊維が分散混入された繊維集合体を充填してク
    ッション材へと熱成形するための金型の製造方法におい
    て、前記クッション材を賦型する金型形状を、三次元形
    状データとして切削加工装置に記憶させ、前記三次元形
    状データを基にして、前記切削加工装置によって二次元
    形状を有する板状の形状保持部材群を切り出し、前記形
    状保持部材群を井桁状に組み合わせて金型形状を反映す
    る骨格を形成し、形成された前記骨格に沿って、柔軟構
    造を有する通気性金型壁を貼り付けることを特徴とする
    クッション材成形金型の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製造方法において、柔軟
    構造を有する通気性金型壁として、大きな曲率を有する
    部分に対して、金属製織物、金属製編物、金属製不織
    布、或いはエキスパンドメタルを使用することを特徴と
    したクッション材成形金型の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の製造方法において、前記
    の形状保持部材群をレーザー切削加工機で切出すことを
    特徴としたクッション材成形金型の製造方法。
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