JP2001268671A - 遠隔制御装置 - Google Patents
遠隔制御装置Info
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- JP2001268671A JP2001268671A JP2000081985A JP2000081985A JP2001268671A JP 2001268671 A JP2001268671 A JP 2001268671A JP 2000081985 A JP2000081985 A JP 2000081985A JP 2000081985 A JP2000081985 A JP 2000081985A JP 2001268671 A JP2001268671 A JP 2001268671A
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- switch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 爆破物を遠隔で起爆するような遠隔制御装置
では、誤動作は非常に危険である。従来の遠隔制御装置
では作動スイッチの接点溶着等の故障が原因で爆破物等
の負荷が誤動作する恐れがあり、安全上大きな問題があ
る。 【解決手段】 制御部は遠隔制御装置の初期電源投入時
あるいはリセット処理時における前記作動スイッチの出
力を検出し、前記作動スイッチのON、OFF状態によ
り作動スイッチの異常有無を判断する。監視表示部は前
記作動スイッチのON、OFF状態を表示する。
では、誤動作は非常に危険である。従来の遠隔制御装置
では作動スイッチの接点溶着等の故障が原因で爆破物等
の負荷が誤動作する恐れがあり、安全上大きな問題があ
る。 【解決手段】 制御部は遠隔制御装置の初期電源投入時
あるいはリセット処理時における前記作動スイッチの出
力を検出し、前記作動スイッチのON、OFF状態によ
り作動スイッチの異常有無を判断する。監視表示部は前
記作動スイッチのON、OFF状態を表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、爆破物
を遠隔で起爆するような遠隔制御装置に関し、特にその
誤動作を防止するフェールセーフ技術に関するものであ
る。
を遠隔で起爆するような遠隔制御装置に関し、特にその
誤動作を防止するフェールセーフ技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に遠隔制御装置は人が容易に入れな
い場所、あるいは危険な場所に設置される場合が多い。
また、制御対象である負荷が爆破物等で、負荷の作動そ
のものが危険である場合が多い。例えば、地震等の災害
で崖崩れが発生し、崖崩れで埋まった土砂で道路が塞が
れ、それを除去するために爆破物で崖崩れで埋まった土
砂を吹き飛ばすといったケースでは、爆破により更なる
崖崩れが誘発される等の二次災害の危険性があるため、
遠隔により爆破物を起爆する必要がある。図5は遠隔で
爆破物を起爆する遠隔制御装置の例である。1は人が遠
隔で起爆を指令する遠隔制御装置、2は起爆の指令を受
け、爆発物を爆発させる遠隔端末、3は爆発物である。
人が遠隔制御装置1から作動指令を操作すると、無線に
より、遠隔端末2に起爆信号が入力され、爆破物3を爆
破させる。この場合、人は離れて安全な場所で起爆を行
うことができる。しかしながら、設置や撤収等で人が遠
隔制御装置や負荷に近付いている時に、または機器の故
障等で、制御対象である負荷が誤作動することは非常に
危険であり、それを極力、防止する手段を講ずる必要が
ある。
い場所、あるいは危険な場所に設置される場合が多い。
また、制御対象である負荷が爆破物等で、負荷の作動そ
のものが危険である場合が多い。例えば、地震等の災害
で崖崩れが発生し、崖崩れで埋まった土砂で道路が塞が
れ、それを除去するために爆破物で崖崩れで埋まった土
砂を吹き飛ばすといったケースでは、爆破により更なる
崖崩れが誘発される等の二次災害の危険性があるため、
遠隔により爆破物を起爆する必要がある。図5は遠隔で
爆破物を起爆する遠隔制御装置の例である。1は人が遠
隔で起爆を指令する遠隔制御装置、2は起爆の指令を受
け、爆発物を爆発させる遠隔端末、3は爆発物である。
人が遠隔制御装置1から作動指令を操作すると、無線に
より、遠隔端末2に起爆信号が入力され、爆破物3を爆
破させる。この場合、人は離れて安全な場所で起爆を行
うことができる。しかしながら、設置や撤収等で人が遠
隔制御装置や負荷に近付いている時に、または機器の故
障等で、制御対象である負荷が誤作動することは非常に
危険であり、それを極力、防止する手段を講ずる必要が
ある。
【0003】図6は従来の遠隔制御装置を示すブロック
図である。1は遠隔制御装置、4は装置に付いている作
動スイッチで当スイッチを押すことにより、作動指令が
発信され、遠隔端末側で受信し、爆発物を遠隔制御で起
爆させる。5は作動スイッチ4の入力インタフェース部
を含む制御部である。作動スイッチはスイッチを押すこ
とにより、爆発物等のような危険な制御対象である負荷
が作動する。したがって、作動スイッチは極力、誤操作
や誤動作を避ける必要がある。通常はこのようなスイッ
チはフタ付きスイッチとして、誤操作を防止する。
図である。1は遠隔制御装置、4は装置に付いている作
動スイッチで当スイッチを押すことにより、作動指令が
発信され、遠隔端末側で受信し、爆発物を遠隔制御で起
爆させる。5は作動スイッチ4の入力インタフェース部
を含む制御部である。作動スイッチはスイッチを押すこ
とにより、爆発物等のような危険な制御対象である負荷
が作動する。したがって、作動スイッチは極力、誤操作
や誤動作を避ける必要がある。通常はこのようなスイッ
チはフタ付きスイッチとして、誤操作を防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の遠隔制御装置では次のような問題点があ
る。
ような従来の遠隔制御装置では次のような問題点があ
る。
【0005】フタ付きスイッチで誤操作は防止できたと
しても、スイッチの故障、例えば接点の溶着等で、人の
意図とは関わらず、作動スイッチが押されていると認識
してしまう。前述の通り、負荷が爆発物であった場合に
は、誤って爆発物が爆発してしまい、非常に危険であ
る。
しても、スイッチの故障、例えば接点の溶着等で、人の
意図とは関わらず、作動スイッチが押されていると認識
してしまう。前述の通り、負荷が爆発物であった場合に
は、誤って爆発物が爆発してしまい、非常に危険であ
る。
【0006】このように従来の遠隔制御器では、作動ス
イッチの故障、例えば接点の溶着等で負荷が誤作動して
しまうという安全上大きな問題点があった。
イッチの故障、例えば接点の溶着等で負荷が誤作動して
しまうという安全上大きな問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、作動スイッチの故障等異常を検
出し、誤作動を防止する、信頼性の高い、安全な遠隔制
御装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、作動スイッチの故障等異常を検
出し、誤作動を防止する、信頼性の高い、安全な遠隔制
御装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による遠隔制
御装置は、作動スイッチを有し、この作動スイッチを作
動させることにより制御対象の負荷を遠隔制御する遠隔
制御装置において、前記遠隔制御装置の初期電源投入時
あるいはリセット処理時における前記作動スイッチの出
力を検出し、前記作動スイッチのON、OFF状態によ
り作動スイッチの異常有無を判断する制御手段と、前記
作動スイッチのON、OFF状態を表示する表示手段と
を具備したものである。
御装置は、作動スイッチを有し、この作動スイッチを作
動させることにより制御対象の負荷を遠隔制御する遠隔
制御装置において、前記遠隔制御装置の初期電源投入時
あるいはリセット処理時における前記作動スイッチの出
力を検出し、前記作動スイッチのON、OFF状態によ
り作動スイッチの異常有無を判断する制御手段と、前記
作動スイッチのON、OFF状態を表示する表示手段と
を具備したものである。
【0009】また、第2の発明による遠隔制御装置は、
2個の連動スイッチを有する作動スイッチと、前記それ
ぞれの連動スイッチに並列に設けられた抵抗と、前記作
動スイッチの出力端とグランド間に設けられた抵抗と、
前記遠隔制御装置の初期電源投入時あるいはリセット処
理時における前記作動スイッチの出力を検出し、前記作
動スイッチのON、OFF状態により異常有無を判断す
る制御手段とを具備したものである。
2個の連動スイッチを有する作動スイッチと、前記それ
ぞれの連動スイッチに並列に設けられた抵抗と、前記作
動スイッチの出力端とグランド間に設けられた抵抗と、
前記遠隔制御装置の初期電源投入時あるいはリセット処
理時における前記作動スイッチの出力を検出し、前記作
動スイッチのON、OFF状態により異常有無を判断す
る制御手段とを具備したものである。
【0010】第3の発明による遠隔制御装置は、作動ス
イッチのフタの開閉に連動するフタ開閉スイッチと、前
記作動スイッチの出力と前記フタ開閉スイッチの出力と
を入力する論理積回路と、前記論理積回路の出力により
前記制御対象の負荷を動作させ、かつ前記遠隔制御装置
の初期電源投入時あるいはリセット処理時における前記
作動スイッチの出力を検出し、前記作動スイッチのO
N、OFF状態により作動スイッチの異常有無を判断す
る制御手段と、前記作動スイッチのON、OFF状態を
表示する表示手段とを具備したものである。
イッチのフタの開閉に連動するフタ開閉スイッチと、前
記作動スイッチの出力と前記フタ開閉スイッチの出力と
を入力する論理積回路と、前記論理積回路の出力により
前記制御対象の負荷を動作させ、かつ前記遠隔制御装置
の初期電源投入時あるいはリセット処理時における前記
作動スイッチの出力を検出し、前記作動スイッチのO
N、OFF状態により作動スイッチの異常有無を判断す
る制御手段と、前記作動スイッチのON、OFF状態を
表示する表示手段とを具備したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明に
おける実施の形態1を示す遠隔制御装置のブロック図で
あり、図1において、6は作動スイッチ4のON、OF
F状態を監視し、表示する監視表示部である。監視表示
部6は例えば、発光ダイオードやランプである。発光ダ
イオードやランプの場合、作動スイッチ4がOFF時は
無点灯、ON時は点灯するため、操作員の操作に反して
スイッチの溶着等の異常が発生した場合に、操作員は点
灯状態を見て、異常かどうか確認できる。7は起動スイ
ッチ出力モニタも兼ねた制御部であり、遠隔制御装置1
の初期電源投入時あるいはリセット処理時に、作動スイ
ッチ4の出力をモニタする。
おける実施の形態1を示す遠隔制御装置のブロック図で
あり、図1において、6は作動スイッチ4のON、OF
F状態を監視し、表示する監視表示部である。監視表示
部6は例えば、発光ダイオードやランプである。発光ダ
イオードやランプの場合、作動スイッチ4がOFF時は
無点灯、ON時は点灯するため、操作員の操作に反して
スイッチの溶着等の異常が発生した場合に、操作員は点
灯状態を見て、異常かどうか確認できる。7は起動スイ
ッチ出力モニタも兼ねた制御部であり、遠隔制御装置1
の初期電源投入時あるいはリセット処理時に、作動スイ
ッチ4の出力をモニタする。
【0012】図1の動作について説明する。遠隔制御装
置1は初期電源投入時あるいはリセット処理時には作動
スイッチ4の操作はありえない。したがって、初期電源
投入時あるいはリセット処理時(図2のステップ
S1)、制御部7にて作動スイッチ4の出力をモニタ
し、作動スイッチ4がONしていれば(図2のステップ
S2)、接点溶着等の異常であるため、制御部7で作動
スイッチ4の出力を無視することにより(図2のステッ
プS3)、誤動作を回避することができる。初期電源投
入時あるいはリセット処理時の制御部7の処理シーケン
スを図2に示す。また、監視表示部6は、作動スイッチ
4がOFF時は無点灯、ON時は点灯するため、作動ス
イッチ4を押して離した後も点灯していれば、スイッチ
の接点溶着等の異常であると、操作員は点灯状態を見
て、確認できる。
置1は初期電源投入時あるいはリセット処理時には作動
スイッチ4の操作はありえない。したがって、初期電源
投入時あるいはリセット処理時(図2のステップ
S1)、制御部7にて作動スイッチ4の出力をモニタ
し、作動スイッチ4がONしていれば(図2のステップ
S2)、接点溶着等の異常であるため、制御部7で作動
スイッチ4の出力を無視することにより(図2のステッ
プS3)、誤動作を回避することができる。初期電源投
入時あるいはリセット処理時の制御部7の処理シーケン
スを図2に示す。また、監視表示部6は、作動スイッチ
4がOFF時は無点灯、ON時は点灯するため、作動ス
イッチ4を押して離した後も点灯していれば、スイッチ
の接点溶着等の異常であると、操作員は点灯状態を見
て、確認できる。
【0013】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2を示す遠隔制御装置のブロック図である。図3に
おいて、1、5、7は実施の形態1の遠隔制御装置のブ
ロック図の図と同一のものである。4は作動スイッチで
あるが、スイッチ8とスイッチ9の2つのスイッチが連
動するタイプである。10はスイッチ8と並列に挿入さ
れた抵抗、11はスイッチ9と並列に挿入された抵抗、
12は作動スイッチ4の出力とグランド間に挿入された
抵抗である。
形態2を示す遠隔制御装置のブロック図である。図3に
おいて、1、5、7は実施の形態1の遠隔制御装置のブ
ロック図の図と同一のものである。4は作動スイッチで
あるが、スイッチ8とスイッチ9の2つのスイッチが連
動するタイプである。10はスイッチ8と並列に挿入さ
れた抵抗、11はスイッチ9と並列に挿入された抵抗、
12は作動スイッチ4の出力とグランド間に挿入された
抵抗である。
【0014】図3の動作について説明する。作動スイッ
チ4が正常時、スイッチを押すとスイッチ8及びスイッ
チ9の接点が共にONとなり、作動スイッチ4の出力は
Vとなる。ここで、Vは作動スイッチの入力電圧であ
る。スイッチを離すとスイッチ8及びスイッチ9の接点
が共にOFFとなり、作動スイッチ4の出力はV0=V
×(R1+R2)/R3となる。但し、V0は作動スイッチ
の出力電圧、Vは作動スイッチの入力電圧、R1は抵抗
10の抵抗値、R2は抵抗11の抵抗値、R3は抵抗1
2の抵抗値である。
チ4が正常時、スイッチを押すとスイッチ8及びスイッ
チ9の接点が共にONとなり、作動スイッチ4の出力は
Vとなる。ここで、Vは作動スイッチの入力電圧であ
る。スイッチを離すとスイッチ8及びスイッチ9の接点
が共にOFFとなり、作動スイッチ4の出力はV0=V
×(R1+R2)/R3となる。但し、V0は作動スイッチ
の出力電圧、Vは作動スイッチの入力電圧、R1は抵抗
10の抵抗値、R2は抵抗11の抵抗値、R3は抵抗1
2の抵抗値である。
【0015】ここで、作動スイッチ4のスイッチ8が接
点溶着等で、スイッチを離してもスイッチ7の接点がO
FFにならない場合、作動スイッチ4の出力はV0=V
×R2/R3となる。
点溶着等で、スイッチを離してもスイッチ7の接点がO
FFにならない場合、作動スイッチ4の出力はV0=V
×R2/R3となる。
【0016】したがって、正常時に対して、作動スイッ
チ4の出力は異なる電圧のため異常検出が可能となる。
次に、作動スイッチ4のスイッチ8が接点溶着等で、ス
イッチを離してもスイッチ8の接点がOFFにならない
場合、作動スイッチ4の出力はV0=V×R1/R3とな
る。
チ4の出力は異なる電圧のため異常検出が可能となる。
次に、作動スイッチ4のスイッチ8が接点溶着等で、ス
イッチを離してもスイッチ8の接点がOFFにならない
場合、作動スイッチ4の出力はV0=V×R1/R3とな
る。
【0017】したがって、正常時に対して、作動スイッ
チ4の出力は異なる電圧のため異常検出が可能となる。
チ4の出力は異なる電圧のため異常検出が可能となる。
【0018】このように、作動スイッチを2つのスイッ
チが連動するタイプにし、各スイッチに並列に抵抗を挿
入し、作動スイッチ出力をモニタすることにより、スイ
ッチの異常を自動検出することが可能で、異常時は作動
指令を無視することができる。尚、作動スイッチの故障
としては2つのスイッチが同時に接点溶着する場合があ
るが、これは非常に希なケースで、通常は上記のような
片方のみの異常である。また、たとえ同時接点溶着が発
生したとしても、初期電源投入時あるいはリセット処理
時、制御部7の起動スイッチ出力モニタにより、異常検
出可能で、作動指令を無視し、誤作動を防止することが
できる。
チが連動するタイプにし、各スイッチに並列に抵抗を挿
入し、作動スイッチ出力をモニタすることにより、スイ
ッチの異常を自動検出することが可能で、異常時は作動
指令を無視することができる。尚、作動スイッチの故障
としては2つのスイッチが同時に接点溶着する場合があ
るが、これは非常に希なケースで、通常は上記のような
片方のみの異常である。また、たとえ同時接点溶着が発
生したとしても、初期電源投入時あるいはリセット処理
時、制御部7の起動スイッチ出力モニタにより、異常検
出可能で、作動指令を無視し、誤作動を防止することが
できる。
【0019】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3を示す遠隔制御装置のブロック図である。図4に
おいて、1、4、7は実施の形態1の遠隔制御装置のブ
ロック図の図と同一のものである。13は作動スイッチ
4のフタの開閉に連動するフタ開閉スイッチである。1
4は作動スイッチ4出力とフタ開閉スイッチ13出力を
入力とする論理積回路部である。
形態3を示す遠隔制御装置のブロック図である。図4に
おいて、1、4、7は実施の形態1の遠隔制御装置のブ
ロック図の図と同一のものである。13は作動スイッチ
4のフタの開閉に連動するフタ開閉スイッチである。1
4は作動スイッチ4出力とフタ開閉スイッチ13出力を
入力とする論理積回路部である。
【0020】図4の動作について説明する。作動スイッ
チの操作はフタを開いてから、スイッチを押すため、ス
イッチ4とスイッチ13は共にONしており、論理積回
路部14の入力は共にHIGHであるため、論理積回路
部14出力はHIGHとなり、作動指令が出力される。
しかしながら、フタが閉じた状態で、作動スイッチ4が
故障し、接点溶着等でONしても、論理積回路部14出
力はLOWのため、作動指令は無視され、出力されない
ため、誤作動を防止することができる。また、監視表示
部6は、作動スイッチがOFF時は無点灯、ON時は点
灯するため、作動スイッチを押して離した後も点灯して
いれば、スイッチの接点溶着等の異常であると、操作員
は点灯状態を見て、確認できる。さらに、初期電源投入
時あるいはリセット処理時、制御部7の起動スイッチ出
力モニタにより、作動スイッチの接点溶着等の異常検出
可能で、作動指令を無視し、誤作動を防止することがで
きる。
チの操作はフタを開いてから、スイッチを押すため、ス
イッチ4とスイッチ13は共にONしており、論理積回
路部14の入力は共にHIGHであるため、論理積回路
部14出力はHIGHとなり、作動指令が出力される。
しかしながら、フタが閉じた状態で、作動スイッチ4が
故障し、接点溶着等でONしても、論理積回路部14出
力はLOWのため、作動指令は無視され、出力されない
ため、誤作動を防止することができる。また、監視表示
部6は、作動スイッチがOFF時は無点灯、ON時は点
灯するため、作動スイッチを押して離した後も点灯して
いれば、スイッチの接点溶着等の異常であると、操作員
は点灯状態を見て、確認できる。さらに、初期電源投入
時あるいはリセット処理時、制御部7の起動スイッチ出
力モニタにより、作動スイッチの接点溶着等の異常検出
可能で、作動指令を無視し、誤作動を防止することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、従来
の遠隔制御装置では不十分な安全性を確保できるもので
あり、作動スイッチの状態の監視を行い、スイッチの異
常を検出し、異常検出時には誤作動を回避させることに
より、負荷が誤動作しない、信頼性の高い、安全な遠隔
制御装置が提供できるという効果がある。
の遠隔制御装置では不十分な安全性を確保できるもので
あり、作動スイッチの状態の監視を行い、スイッチの異
常を検出し、異常検出時には誤作動を回避させることに
より、負荷が誤動作しない、信頼性の高い、安全な遠隔
制御装置が提供できるという効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1を示す遠隔制御装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す遠隔制御装置
のブロック図の制御部7の処理シーケンスを示す図であ
る。
のブロック図の制御部7の処理シーケンスを示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す遠隔制御装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す遠隔制御装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図5】 遠隔で爆破物を起爆する遠隔制御装置の例を
示す図である。
示す図である。
【図6】 従来の遠隔制御装置を示すブロック図であ
る。
る。
1 遠隔制御装置、2 遠隔端末、3 爆発物、4 作
動スイッチ、5 制御部、6 監視表示部、7 制御
部、8 スイッチ、9 スイッチ、10 抵抗、11
抵抗、12 抵抗、13 フタ開閉スイッチ、14 論
理積回路部。
動スイッチ、5 制御部、6 監視表示部、7 制御
部、8 スイッチ、9 スイッチ、10 抵抗、11
抵抗、12 抵抗、13 フタ開閉スイッチ、14 論
理積回路部。
Claims (3)
- 【請求項1】 作動スイッチを有し、この作動スイッチ
を作動させることにより制御対象の負荷を遠隔制御する
遠隔制御装置において、前記遠隔制御装置の初期電源投
入時あるいはリセット処理時における前記作動スイッチ
の出力を検出し、前記作動スイッチのON、OFF状態
により作動スイッチの異常有無を判断する制御手段と、
前記作動スイッチのON、OFF状態を表示する表示手
段とを具備したことを特徴とする遠隔制御装置。 - 【請求項2】 作動スイッチを有し、この作動スイッチ
を作動させることにより制御対象の負荷を遠隔制御する
遠隔制御装置において、2個の連動スイッチを有する作
動スイッチと、前記それぞれの連動スイッチに並列に設
けられた抵抗と、前記作動スイッチの出力端とグランド
間に設けられた抵抗と、前記遠隔制御装置の初期電源投
入時あるいはリセット処理時における前記作動スイッチ
の出力を検出し、前記作動スイッチのON、OFF状態
により異常有無を判断する制御手段とを具備したことを
特徴とする遠隔制御装置。 - 【請求項3】 作動スイッチを有し、この作動スイッチ
を作動させることにより制御対象の負荷を遠隔制御する
遠隔制御装置において、前記作動スイッチのフタの開閉
に連動するフタ開閉スイッチと、前記作動スイッチの出
力と前記フタ開閉スイッチの出力とを入力する論理積回
路と、前記論理積回路の出力により前記制御対象の負荷
を動作させ、かつ前記遠隔制御装置の初期電源投入時あ
るいはリセット処理時における前記作動スイッチの出力
を検出し、前記作動スイッチのON、OFF状態により
作動スイッチの異常有無を判断する制御手段と、前記作
動スイッチのON、OFF状態を表示する表示手段とを
具備したことを特徴とする遠隔制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000081985A JP2001268671A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 遠隔制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000081985A JP2001268671A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 遠隔制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001268671A true JP2001268671A (ja) | 2001-09-28 |
Family
ID=18598841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000081985A Pending JP2001268671A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 遠隔制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001268671A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014174842A1 (ja) * | 2013-04-24 | 2014-10-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電力変換システム、コネクタ |
WO2016173219A1 (zh) * | 2015-04-30 | 2016-11-03 | 广州爱孚圣电子科技有限公司 | 一种远程智能控制烟花点火的方法和装置 |
-
2000
- 2000-03-23 JP JP2000081985A patent/JP2001268671A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014174842A1 (ja) * | 2013-04-24 | 2014-10-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電力変換システム、コネクタ |
JPWO2014174842A1 (ja) * | 2013-04-24 | 2017-02-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電力変換システム、コネクタ |
US10536029B2 (en) | 2013-04-24 | 2020-01-14 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Power conversion system and connector |
WO2016173219A1 (zh) * | 2015-04-30 | 2016-11-03 | 广州爱孚圣电子科技有限公司 | 一种远程智能控制烟花点火的方法和装置 |
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