JP3307794B2 - 燃焼器具の制御装置 - Google Patents

燃焼器具の制御装置

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紀生 坂本
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パロマ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス供給通路を開閉
する電磁安全弁を用いた燃焼器具の制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の燃焼器具の制御装置とし
ては、図3に示すように、電磁安全弁Mg′の励磁コイ
ルa′と電磁安全弁駆動回路B′とを接続して、点火操
作スイッチSW′を介して電源E′に接続すると共に、
前記電磁安全弁駆動回路B′の入力側に電圧監視回路D
1 ′の出力信号に基づいて駆動信号を出力する制御回路
A′を接続し、着火トライ時に電源電圧が所定値以上の
場合は点火操作スイッチSW′がオンされると、制御回
路A′から電磁安全弁駆動回路B′に駆動信号が出力さ
れ、該駆動回路B′のトランジスタTr1 ′がスイッチ
ング動作してオンし電源E′から電磁安全弁Mg′の励
磁コイルa′に励磁電流が流れ、電磁安全弁は開状態に
保持されガスが供給されてバーナに点火される。一方、
着火トライ時に電源電圧が所定値以下の場合は、電圧監
視回路D1 ′からの出力信号により制御回路A′から駆
動信号が出力されず、電磁安全弁駆動回路B′のトラン
ジスタTr1 ′はオフしたままで、電磁安全弁Mg′の
励磁コイルa′には励磁電流が流れず着火トライしても
電磁安全弁Mg′は閉止され点火できない構成としたも
のが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のは、着火トライ又は燃焼を禁止する際に、制御回路ま
たは電磁安全弁駆動回路のスイッチング動作をするトラ
ンジスタ等が故障すると、電磁安全弁の励磁コイルに流
れる励磁電流を止められなくなるという問題点があっ
た。また、着火トライ時は所定の電圧以上でありその後
電圧が低下した場合には、上記の故障がなくても電圧低
下により炎検出回路、シーケンス回路等の各種制御機器
の作動が不確実となるため燃焼器具の信頼性及び安全性
が低下するという問題点があった。
【0004】この発明は、従来技術の有するこのような
問題点に鑑み、電磁安全弁の励磁コイルに並列にスイッ
チング素子を接続し、直接励磁コイルに流れる励磁電流
を遮断できる燃焼器具の制御装置を提供すると共に、電
磁安全弁駆動回路を制御する制御回路とは別の制御回路
からの信号によりスイッチング素子を作動できるように
して、電磁安全弁の励磁コイルに流れる励磁電流を確実
に遮断することができ、さらに、ラッチ回路を設けて、
一度電圧が所定値以下に低下する等の事態が生じた場合
に着火トライ又は燃焼を即座に停止することができるよ
うにした燃焼器具の制御装置提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の燃焼器具の制御装置は、ガス供給通路を
開閉する電磁安全弁Mgと、電磁安全弁Mgを駆動する
電磁安全弁駆動回路Bと、この駆動回路Bを制御する制
御回路Aとからなる燃焼制御装置において、前記電磁安
全弁Mgの励磁コイルaに並列にトランジスタ・FET
・リレー・マイクロスイッチ等のスイッチング素子Cを
接続し、該スイッチング素子Cに接続して設けた制御手
段によりスイッチング素子Cを作動し、励磁コイルaの
両端を短絡し、励磁コイルaに励磁電流が流れないよう
にしたものである。
【0006】そして、スイッチング素子Cの制御手段と
して、電磁安全弁駆動回路Bを制御する制御回路Aとは
別に電圧監視回路D1 等のスイッチング素子制御回路D
を設けることが好ましい。
【0007】また、スイッチング素子制御回路Dにスイ
ッチング素子Cをオン状態に保持するラッチ回路Fを設
けてもよい。
【0008】
【作用】上記のように構成した燃焼器具の制御装置は、
電磁安全弁の励磁コイルaの両端に並列に接続したトラ
ンジスタ・FET・リレー・マイクロスイッチ等のスイ
ッチング素子Cが作動しオンすると、励磁コイルaの両
端が短絡され励磁コイルaに流れる励磁電流がスイッチ
ング素子Cを流れ、励磁コイルaには流れないため電磁
安全弁が閉止する。
【0009】上記スイッチング素子Cは、電磁安全弁駆
動回路Bを制御する制御回路Aとは別に設けたスイッチ
ング素子制御回路Dにより制御され、着火トライ又は燃
焼を停止する際に作動し、電磁安全弁Mgの励磁コイル
aを短絡して電磁安全弁Mgを閉止する。
【0010】そして、スイッチング素子制御回路Dにラ
ッチ回路Fを設けた場合は、スイッチング素子制御回路
Dの出力信号によりラッチ回路Fが作動し、スイッチン
グ素子Cをオン状態に保持し、スイッチング素子制御回
路Dとして電圧監視回路D1を用いた場合は、電源電圧
又は制御回路Aの作動電圧が一度所定の電圧以下に低下
するとラッチ回路Fが作動し、その後に所定電圧以上に
なってもスイッチング素子Cをオン状態のままに保持
し、励磁コイルaを短絡し励磁電流を流れなくし電磁安
全弁Mgを閉止する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1及び図2を参
照して説明する。
【0012】図1において、Aは点火操作スイッチSW
を介して電源Eに接続された制御回路で、電磁安全弁駆
動回路Bに駆動信号を出力し、その他、イグナイター点
火回路に点火指令信号を、又炎検出回路に作動信号等を
出力するものである。電磁安全弁駆動回路Bは、前記制
御回路Aからの出力信号を抵抗R1 を介してトランジス
タTr1 のベースに入力できるようにし、該トランジス
タTr1 をスイッチング動作させ、トランジスタTr1
のコレクタに抵抗R2 を介して接続した電磁安全弁Mg
の励磁コイルaに電源Eより励磁電流を流して点火操作
時に電磁安全弁を開状態に保持させるものである。
【0013】CはトランジスタTr2 を用いたスイッチ
ング素子で、トランジスタTr2 のコレクタとエミッタ
が前記電磁安全弁Mgの励磁コイルaの両端に接続さ
れ、またトランジスタTr2 のベースは電圧監視回路D
1 の出力端子に抵抗R3 を介して接続されている。尚、
抵抗R4 、R5 はトランジスタTr1 、Tr2 のベース
とエミッタ間にそれぞれ接続され、入力信号が0のとき
トランジスタTr1 、Tr2 を確実にオフさせるための
ものである。電圧監視回路D1 は電源Eに接続され電源
電圧及び制御回路Aの作動電圧を監視し、電源電圧が電
磁安全弁Mgの励磁コイルaに所定の励磁電流を流すこ
とができる電圧以上であるか、或いは、イグナイター点
火回路が作動し正常に火花を飛ばすことができるか、又
は炎検出回路が正常にバーナ炎の有無を検出することが
できる電圧であるか否か等をチェックするものである。
【0014】上記構成により、着火トライする場合に点
火操作スイッチSWをオンすると、制御回路Aから駆動
信号が出力され、抵抗R1 を介してトランジスタTr1
のベースに入力されトランジスタTr1 がオンし、電源
Eから抵抗R2 を通って励磁コイルaに励磁電流が流れ
電磁安全弁Mgを開状態に保持する。点火操作時に電源
電圧又は制御回路Aの作動電圧が所定値以下の時、又は
点火操作後に所定値以下になった時、電圧監視回路D1
からの出力信号がトランジスタTr2 のベースに抵抗R
3 を介して入力されトランジスタTr2 がオンし、電磁
安全弁Mgの励磁コイルaを短絡し励磁電流がトランジ
スタTr2 を流れ励磁コイルaには流れず電磁安全弁M
gが閉止し、着火トライ又は燃焼を禁止する。尚、電圧
監視回路D1 に変えて、燃焼を禁止すべき事態を検出す
る他の制御回路を用いて、スイッチング素子Cを作動で
きるようにすることもできる。
【0015】図2は、電圧監視ICとコンデンサC1、C2
と抵抗R10からなる電圧監視回路D1 と、上記実施例の
スイッチング素子Cの間にラッチ回路Fを介装したもの
で、該ラッチ回路Fは、トランジスタTr3 のコレクタ
にもう一つのトランジスタTr4 のベースを抵抗R6
介して接続し、該トランジスタTr4 のコレクタをトラ
ンジスタTr3 のベースに抵抗R8 を介して接続した構
成とし、電圧監視回路D1 の電圧監視ICの出力端子が
トランジスタTr3 のコレクタに接続され、抵抗R6
介して電圧監視ICの出力信号がトランジスタTr4
ベースに入力されるようになっている。また、トランジ
スタTr4 のコレクタがスイッチング素子Cのトランジ
スタTr2 のベースに抵抗R3 を介して接続されてい
る。R7 、R9 はトランジスタTr4 、Tr3 のベース
とエミッタ間にそれぞれ接続された抵抗、C3はR7 に並
列に接続されたコンデンサである。
【0016】そして、電圧監視回路D1 により電源電圧
又は制御回路Aの作動電圧が所定値以上の場合、電圧監
視回路D1 の出力はHiとなりトランジスタTr4 がオ
フ状態にあり、したがってコレクタ電流が流れないので
トランジスタTr3 もオフとなり、スイッチング素子C
に対しては作動信号が出力されないため、トランジスタ
Tr2 もオフ状態にあり電磁安全弁Mgの励磁コイルa
には電磁安全弁駆動回路Bより励磁電流が流れ電磁安全
弁Mgは開状態に保持され燃焼が開始される。
【0017】しかし、電源電圧又は制御回路Aの作動電
圧が所定値以下であると、電圧監視回路D1 の出力はL
oとなりトランジスタTr4 のベースに抵抗R6 を介し
て入力され、トランジスタTr4 がオンしコレクタ電流
が流れてトランジスタTr3のベースに入力され、トラ
ンジスタTr3 もオンする。トランジスタTr3 がオン
するとコレクタ電流がトランジスタTr4 のベースに入
力され、いわゆる正帰還をかけた状態となり、一度電源
電圧又は制御回路Aの作動電圧が所定値より低下し電圧
監視回路D1 の出力信号がLoとなると、それ以後は電
圧の大小にかかわらずトランジスタTr3 、Tr4 はオ
ンの状態にラッチされる。これにより、トランジスタT
4 のコレクタ電流がスイッチング素子Cのトランジス
タTr2 のベースにも流れトランジスタTr2 をオン
し、電磁安全弁Mgの励磁コイルaの両端は短絡され、
励磁コイルaに流れていた励磁電流はトランジスタTr
2 を流れ電磁安全弁は即座に閉止しガスの供給をストッ
プし、着火トライ又は燃焼を禁止できる。
【0018】
【発明の効果】この発明は以上に説明したように構成さ
れているので、以下に記載する効果を奏する。
【0019】請求項1の燃焼器具の制御装置において
は、電磁安全弁の励磁コイルと並列にスイッチング素子
を接続し、スイッチング素子を作動することにより励磁
コイルを短絡し直接励磁コイルに流れる励磁電流を遮断
できるので、極めて簡単な回路構成により確実に着火ト
ライ又は燃焼を禁止することができる。
【0020】請求項2の燃焼器具の制御装置において
は、電磁安全弁駆動回路を制御する制御回路とは別にス
イッチング素子制御回路を設けているので、電磁安全弁
駆動回路又は該駆動回路を制御する制御回路に故障が発
生した場合にも確実に着火トライ又は燃焼を禁止するこ
とができ、燃焼器具の信頼性及び安全性をより一層向上
させることができる。
【0021】請求項2の燃焼器具の制御装置において
は、スイッチング素子をオン状態に保持するラッチ回路
を設けているので、一時的に電源電圧又は制御回路Aの
作動電圧が低下する等の事態が生じても、これを見逃さ
ず検知して着火トライ又は燃焼を禁止でき、燃焼器具の
信頼性及び安全性を極めて高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す回路図である。
【図3】従来例の回路図である。
【符号の説明】
A 制御回路 B 電磁安全弁駆動回路 C スイッチング素子 D スイッチング素子制御回路 D1 電圧監視回路 F ラッチ回路 Mg 電磁安全弁 a 励磁コイル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給通路を開閉する電磁安全弁(M
    g)と、電磁安全弁(Mg)を駆動する電磁安全弁駆動
    回路(B)と、この駆動回路(B)を制御する制御回路
    (A)とからなる燃焼制御装置において、前記電磁安全
    弁(Mg)の励磁コイル(a)と並列にトランジスタ・
    FET・リレー・マイクロスイッチ等のスイッチング素
    子(C)を接続し、該スイッチング素子(C)に接続し
    て設けた制御手段によりスイッチング素子(C)を作動
    し、励磁コイル(a)の両端を短絡し、励磁コイル
    (a)に励磁電流が流れないようにしたことを特徴とす
    る燃焼器具の制御装置。
  2. 【請求項2】 スイッチング素子(C)の制御手段とし
    て、電磁安全弁駆動回路(B)を制御する制御回路
    (A)とは別に、電圧監視回路(D1 )等のスイッチン
    グ素子制御回路(D)を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の燃焼器具の制御装置。
  3. 【請求項3】 スイッチング素子制御回路(D)にスイ
    ッチング素子(C)をオン状態に保持するラッチ回路
    (F)を設けたことを特徴とする請求項2記載の燃焼器
    具の制御装置。
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