JP2001268321A - ライン光源およびそれを用いたイメージセンサ - Google Patents

ライン光源およびそれを用いたイメージセンサ

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J65/00Lamps without any electrode inside the vessel; Lamps with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J65/04Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels
    • H01J65/042Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field
    • H01J65/046Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field the field being produced by using capacitive means around the vessel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部電極希ガス蛍光ランプを用いて、A3サ
イズを超える大型の画像入力装置の画像入力部に使用可
能なライン光源を得る。 【解決手段】 本発明に係るライン光源1は、複数の外
部電極希ガス蛍光ランプと、複数の外部電極希ガス蛍光
ランプの中心線が一致するようにそれらを固定する固定
部材12とを備える。本発明に係る密着形イメージセン
サは、上記のライン光源1を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ライン光源およ
びそれを用いたイメージセンサに関し、特にA3サイズ
(JIS(Japanese Industrial Standard)B0191参照)を超
える大型の画像入出力装置の画像入力部に使用可能なイ
メージセンサのライン光源およびこのライン光源を搭載
したイメージセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来のイメージセンサ13を示
す断面図であり、図17はイメージセンサ13のライン
光源51である熱陰極蛍光ランプを示す図である。
【0003】図16に示すように、イメージセンサ13
は、構成部品を保持する筐体(センサフレーム)19
と、ライン光源51として用いられる熱陰極蛍光ランプ
と、複数個のロッドレンズによって構成されている正立
等倍結像用ロッドレンズアレイ15と、センサ基板16
と、センサ基板16上に直線状に並べられるセンサIC
17と、原稿14の走行面に位置するガラスプレート1
8とを備える。ライン光源51の周囲には、ヒータ41
が配置されている。
【0004】図17に示すように、ライン光源51は、
ガラス管42と、リード線45と、電極44とを備え
る。ガラス管42の内壁には蛍光物質が塗布され、ガラ
ス管42の内部には水銀および不活性ガス(アルゴン、
ネオン等)が封入されている。電極44の一部を構成す
るフィラメント43が設けられ、このフィラメント43
にはエミッタと呼ばれる電子放出物質が塗布されてい
る。
【0005】次に動作について説明する。熱陰極蛍光ラ
ンプの光は、ガラスプレート18を通過し、原稿14を
一様に照明する。照明光は原稿14で画像の濃淡情報に
応じて反射されロッドレンズアレイ15のロッドレンズ
内を通過しセンサIC17に結像される。
【0006】センサIC17は反射光の強さに応じて電
荷を蓄積し、センサ基板16を介してデータが出力され
る。熱陰極蛍光ランプ内の水銀は温度により蒸気圧が異
なり、水銀蒸気圧の変動により熱陰極蛍光ランプの輝度
は変化する。よって、熱陰極蛍光ランプの温度を一定に
するためヒータ41が用いられる。ヒータ41により熱
陰極蛍光ランプの輝度は一定に保たれる。
【0007】また、熱陰極蛍光ランプは次のような動作
により発光する。 リード線45を通して電極44に電流を流しフィラメ
ント43を予熱する。 フィラメント43に塗布されているエミッタ(電子放
出物質)から熱電子が放出される。 熱電子が反対側の電極44に引かれて移動する。 熱電子が移動途中に水銀原子に衝突し紫外線を発生す
る。 紫外線がガラス管42の管内壁に塗布された蛍光物質
に当たり可視光線を発光する。
【0008】画像入力部の光源には、熱陰極蛍光ランプ
の他に発光ダイオード、外部電極希ガス蛍光ランプ等が
使用されている。しかし、A3サイズを超える大型の画
像入力部には、十分な光量が得られA3サイズを超える
照明長が可能な熱陰極蛍光ランプが使用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のライン光源であ
る熱陰極蛍光ランプは以上のように構成されており、熱
陰極蛍光ランプの周囲温度を一定にし熱陰極蛍光ランプ
内の水銀蒸気圧を一定に保つことにより熱陰極蛍光ラン
プの輝度を一定にするためにヒータ41が必要となり、
さらにはヒータ41の制御回路も用意しなければならな
い。また、水銀を使用していることから、熱陰極蛍光ラ
ンプの廃棄後に環境への影響が大きく、水銀を使用しな
いことが必要である。
【0010】上記のような問題点をもつ熱陰極蛍光ラン
プの代替品として、温度による輝度変動の少ない外部電
極希ガス蛍光ランプがある。この外部電極希ガス蛍光ラ
ンプについて、図18〜図21を用いて説明する。
【0011】図18は外部電極希ガス蛍光ランプを示す
側面図である。図18に示すように、ライン光源(外部
電極希ガス蛍光ランプ)1は、ガラス管2と、外面電極
4,5と、両端に設けられるランプホルダ8と、2本の
リード線10とを備える。
【0012】ガラス管2の内壁には蛍光物質が塗布さ
れ、ガラス管2の内部には不活性ガス(キセノン等)が
封入されている。外面電極4,5は、ガラス管2を挟ん
で向き合う2ヶ所に設けられており、それぞれの外面電
極4、5に1本のリード線10が接続されている。ラン
プホルダ8は、外部電極希ガス蛍光ランプを密着イメー
ジセンサに保持するために使用される。
【0013】図19は、図18に示す外部電極希ガス蛍
光ランプの300−300線に沿う断面図であり、図2
0は、図19に示す外部電極希ガス蛍光ランプの400
−400線に沿う断面図である。図21は、図18に示
すライン光源1からの照明光の分布を示す図であり、図
21の横軸はライン光源1の位置を示し、縦軸は明るさ
を示す。
【0014】上記の外部電極希ガス蛍光ランプは次のよ
うな動作により発光する。 リード線10を通して外面電極4,5に高周波高電圧
を印可する。 キセノン原子が放電し、紫外光を発生する。 紫外光がガラス管2の内壁に塗布された蛍光物質に当
たり可視光線を発光する。
【0015】ところが、外部電極希ガス蛍光ランプの長
さには制限がある。それは、外部電極希ガス蛍光ランプ
の主な用途がA3サイズまでで足りる複写機であり、ま
たA3サイズを超える需要が少ないばかりでなく、A3
サイズを超える大型の外部電極希ガス蛍光ランプを製造
するには莫大な投資が必要になるからである。そのた
め、現状ではA3サイズを超える大型の画像入力部に使
用できるようなサイズの外部電極希ガス蛍光ランプは供
給されていない。
【0016】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、周囲温度に対して安定した輝度を
もち、環境に大きな影響を与える水銀を使用しない希ガ
ス蛍光ランプを用いて、A3サイズ超える大型の画像入
力部に使用できるライン光源を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係るライン光
源は、第1および第2希ガス蛍光ランプと、固定部材と
を備える。第1希ガス蛍光ランプは、内壁に蛍光物質が
塗布され内部空間に不活性ガスを封入した第1中空体
と、この第1中空体の内部空間を挟むように位置する第
1および第2電極とを有する。第2希ガス蛍光ランプ
は、内壁に蛍光物質が塗布され内部空間に不活性ガスを
封入した第2中空体と、この第2中空体の内部空間を挟
むように位置する第3および第4電極とを有する。固定
部材は、第1希ガス蛍光ランプと第2希ガス蛍光ランプ
とを、それらの長手方向に並べた状態で固定する。
【0018】このように固定部材で第1と第2希ガス蛍
光ランプを、それらの長手方向に並べた状態で固定する
ことにより、第1と第2希ガス蛍光ランプの合計の長さ
をライン光源の長さとすることができる。それにより、
希ガス蛍光ランプを用いた場合においても、ライン光源
の長さを容易に増大することができる。
【0019】上記固定部材は、好ましくは、第1および
第2希ガス蛍光ランプの長手方向における中心線が実質
的に一致するように第1および第2希ガス蛍光ランプを
固定する。
【0020】それにより、ライン光源の輝度を均一に保
持しつつ、ライン光源の長さを増大することができる。
【0021】上記固定部材は、好ましくは、第1希ガス
蛍光ランプの一端と第2希ガス蛍光ランプの一端とを受
け入れる凹部を有し、第1および第2希ガス蛍光ランプ
における光の出射部を露出させる開口を有する。
【0022】固定部材が上記の構造を有することによ
り、第1希ガス蛍光ランプと第2希ガス蛍光ランプとを
中心線がほぼ一致するように安定して固定することがで
き、ライン光源の長さを増大することができる。また、
上記開口を通して、第1および第2希ガス蛍光ランプの
接続部からの光を原稿等に照射することができる。
【0023】ライン光源は、筐体内に組込まれ、上記固
定部材を用いてライン光源を筐体に固定する。
【0024】このように固定部材を用いてライン光源を
筐体に固定することにより、ライン光源を安定して固定
することができる。特に、ライン光源の両端に設けられ
たホルダと固定部材とを併用した場合には、ライン光源
を安定して筐体に固定することができる。
【0025】上記固定部材は、好ましくは、第1および
第2中空体間に間隔をあけた状態で第1と第2希ガス蛍
光ランプを連結する。
【0026】それにより、第1希ガス蛍光ランプと第2
希ガス蛍光ランプの温度上昇で第1および第2中空体が
膨張した場合でも、第1および第2中空体の端部同士が
当たるの阻止することができ、第1および第2中空体の
破損を阻止することができる。つまり、温度上昇に起因
するライン光源の破損を阻止することができる。
【0027】上記固定部材に、好ましくは、第1および
第2希ガス蛍光ランプの少なくとも一方からの光を反射
させるための反射面を設ける。
【0028】それにより、第1および第2希ガス蛍光ラ
ンプからの光を反射面で反射させることができ、第1お
よび第2希ガス蛍光ランプの接続部における輝度を向上
することができる。その結果、原稿の読取り面における
明るさを均一化することができる。
【0029】上記固定部材は、好ましくは、第1あるい
は第2希ガス蛍光ランプからの光の出射方向に突出する
ひさし部を有し、このひさし部に上記反射面を設ける。
【0030】このようにひさし部に上記反射面を設ける
ことにより、第1あるいは第2希ガス蛍光ランプからの
光を反射させて前方に導くことができるとともに、出射
光の広がりをも抑制することができる。それにより、第
1および第2希ガス蛍光ランプの接続部における輝度を
より効果的に向上することができる。
【0031】上記ひさし部の表面を第1あるいは第2希
ガス蛍光ランプからの光に対して反射率の高い色調にす
ることにより反射面を設けてもよい。
【0032】それにより、第1および第2希ガス蛍光ラ
ンプからの光を反射面で反射させることができ、反射光
を集光して原稿等に照射することができる。
【0033】第1あるいは第2希ガス蛍光ランプと対向
する固定部材の表面を第1あるいは第2希ガス蛍光ラン
プからの光に対して反射率の高い色調にすることにより
反射面を設けてもよい。
【0034】この場合にも、第1および第2希ガス蛍光
ランプからの光を反射面で反射させることができ、反射
光を原稿等に照射することができる。
【0035】本発明に係るイメージセンサは、上述のラ
イン光源を備える。それにより、A3サイズを超える原
稿内容の読取りを行なえる。
【0036】上記のイメージセンサは、ライン光源が組
込まれる筐体と、ライン光源を移動させる移動手段とを
備えることが好ましい。当該移動手段は、ライン光源の
一部を移動させるものであっても良く、ライン光源の全
部を移動させるものであっても良い。
【0037】このように移動手段を備えることにより、
ライン光源の位置を調節することができ、原稿の読取り
面における明るさを調節することができる。その結果、
原稿の読取り面における明るさを均一化することができ
る。
【0038】上記移動手段は、原稿の読取り面に近づく
方向と読取り面から離れる方向の少なくとも一方向(た
とえば図6において矢印で示す方向)にライン光源を移
動させるものであってもよい。
【0039】それにより、原稿の読取り面における明る
さが不足している場合には、ライン光源を原稿の読取り
面に近づく方向に移動させて原稿の読取り面における明
るさを向上させることができ、原稿の読取り面が明るす
ぎる場合には、ライン光源を原稿の読取り面から離れる
方向に移動させて原稿の読取り面における明るさを低下
させることができる。この場合にも、たとえばライン光
源の一端のみを移動させて、原稿の読取り面における明
るさを調節してもよい。
【0040】上記移動手段は、原稿の読取り面における
照度を変化させるようにライン光源を移動させるもので
あってもよい。
【0041】ライン光源を希ガス蛍光ランプを用いて作
製した場合には、ライン光源の周方向に照度分布が生じ
る。この場合に、上記移動手段でたとえば原稿の読取り
面に対し前記ライン光源をずらせるように移動(たとえ
ば図7において矢印で示す方向に移動)させることによ
り、ライン光源において照度の異なる方向を原稿の読取
り面に向けることができる。それにより、読取り面にお
ける明るさを調節することができ、読取り面における明
るさを均一化することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、この発明
の実施の形態1について説明する。図1は外部電極希ガ
ス蛍光ランプを用いたライン光源1を示す平面図であ
り、図2は図1に示すライン光源1における100−1
00線に沿う断面図でありる。
【0043】図1に示すように、本発明のライン光源1
は、複数の光源(希ガス蛍光ランプ)を組み合せて作製
されている。より詳しくは、複数の外部電極希ガス蛍光
ランプにおける長手方向の端部同士を連結してライン光
源1を作製している。
【0044】それにより、長さ制限がある外部電極希ガ
ス蛍光ランプを用いて、A3サイズ超える大型の画像入
力部に使用できるライン光源1が得られる。
【0045】図1に示す態様では、ライン光源1は、2
つの希ガス蛍光ランプを組み合せて作製され、ガラス管
(中空体)2,3と、外面電極4〜7と、ランプホルダ
8,9と、2本のリード線10,11と、固定部材12
とを備える。
【0046】ガラス管2,3の内壁には蛍光物質が塗布
され、ガラス管2,3の内部には不活性ガス(キセノン
等、水銀を用いない)が封入される。
【0047】外面電極4,5は、ガラス管2を挟んで向
き合うように2ヶ所に設けられ、それぞれ一方の外面電
極4,5に1本のリード線10が接続される。また外面
電極6,7も、ガラス管3を挟んで向き合うように2ヶ
所に設けられ、それぞれ一方の外面電極6,7に1本の
リード線11が接続される。
【0048】ランプホルダ8,9は、2本のリード線1
0、11を保持し、ガラス管2,3の片側だけに取付け
られている。
【0049】固定部材12は、2本のガラス管2,3間
に設置され、ガラス管2,3の中心線がほぼ一致するよ
うにこれらを連結する。この固定部材12は、たとえば
絶縁性を有する材質で構成され、略U字状の形状を有
し、図2に示すように凹部49を有する。
【0050】固定部材12の凹部49内に、ガラス管2
の一端とガラス管3の一端とを受け入れる。それによ
り、ガラス管2,3の中心線が一致するようにこれらを
結合することができる。なお、固定部材12の形状とし
ては、ガラス管2,3を連結できるものであれば、図1
等に示す以外の任意の形状を採用できる。
【0051】図2に示すように、凹部49の開口は、各
希ガス蛍光ランプにおける光の出射部48を露出させ
る。それにより、上記開口を通して、各希ガス蛍光ラン
プからの光を原稿等に照射することができる。
【0052】ライン光源1の固定は、たとえば2ヶ所の
ランプホルダ8,9および固定部材12の3ヶ所で行な
える。それにより、ライン光源1を安定して筐体等に固
定することができる。
【0053】しかし、固定部材12の長さが十分に長く
固定部材12でライン光源1を安定的に固定できれば、
2ヶ所のランプホルダ8,9を筐体に固定する必要はな
く、固定部材12による1ヶ所だけの固定でもよい。
【0054】また、3本以上のガラス管2,3・・・につ
いて、ランプホルダ8,9がない側のガラス管2,3・・
・の端部を、各ガラス管2,3・・・の中心線を一致させる
ように固定部材12を用いて固定してもよい。この場
合、両端2本のガラス管2,3・・・の片端にはランプホ
ルダ8,9を設けてもよいが、両端2本以外のガラス管
2,3・・・にはランプホルダ8,9を設けない。
【0055】図1に示すように、ガラス管2,3間に
は、寸法Xのすきまを設ける。ライン光源1を固定する
筐体(図示せず)とライン光源1の熱膨張係数は異なる
ため、2本のガラス管2,3を接触させて固定すると、
温度変化によりガラス管2,3がライン光源1を固定す
る筐体に対して相対的に長くなり破損する場合がある。
【0056】そのため、ライン光源1を固定する筐体と
ライン光源1との熱膨張係数を考慮して寸法Xのすきま
をあける。それにより、ガラス管2,3が熱膨張した場
合においても、ガラス管2,3の端部同士が当たって破
損するのを阻止することができる。
【0057】次に、上記のライン光源1からの照明光の
分布について、図4および図21を用いて説明する。図
4はライン光源1からの照明光の分布を示す図であり、
図4の横軸はライン光源1の位置、縦軸は明るさ(相対
輝度)を示す。
【0058】図21に示すように従来のライン光源1か
らの照明光の明るさは、ランプホルダ8付近で小さくな
る。したがって、本実施の形態のライン光源1からの照
明光には、図4の領域20付近で明るさの谷間ができ
る。この明るさの谷間は、寸法Xが大きくなるほど深く
なる。
【0059】他方、図21に示すように従来のライン光
源1においても明るさのばらつきは存在する。そのた
め、ライン光源1を使用するイメージセンサは、照明光
の明るさについての許容範囲を持っている。
【0060】よって、照明光の明るさが許容範囲内とな
るように寸法Xを決めれば、イメージセンサ用の光源と
して本実施の形態のライン光源1を使用することができ
る。
【0061】なお、ガラス管2,3の中心線を一致させ
るように固定することにより、図4に示す照明光の分布
を基にして寸法Xの最大値を決めることができる。この
ように寸法Xを最大値とすることにより、ライン光源1
の全長を大きくすることができる。
【0062】また、寸法Xの値を適切に選択することに
より、希ガス蛍光ランプの連結部における輝度を向上す
ることができる。その結果、希ガス蛍光ランプの連結部
からの光をも照明光として有効利用することができ、ラ
イン光源1の全長に対する有効照明長L2の割合を、従
来例よりも向上することができる。
【0063】次に、上記のライン光源1を密着形イメー
ジセンサ13に組込んだ場合について、図3を用いて説
明する。図3は図1に示すライン光源1を組込んだ密着
形イメージセンサ13の断面図である。
【0064】図3に示すように、イメージセンサ13
は、構成部品を保持する筐体(センサフレーム)19
と、ライン光源1と、複数個のロッドレンズによって構
成されている正立等倍結像用ロッドレンズアレイ15
と、センサ基板16と、センサ基板16上に直線状に並
べられるセンサIC17と、原稿14の走行面に位置す
るガラスプレート18とを備える。
【0065】このように複数の希ガス蛍光ランプを連結
して作製される大型のライン光源1を備えるイメージセ
ンサ13は、A3サイズを超えるサイズの原稿の内容を
読取ることができる。
【0066】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2について図5および図6を用いて説明する。図5
は、本実施の形態2のライン光源1からの照明光の分布
を示す図であり、図6は本実施の形態における密着形イ
メージセンサ13の概略構成図である。
【0067】本実施の形態2および後述する実施の形態
3では、イメージセンサ13において、ライン光源1の
少なくとも一部を所望の方向に移動させる光源移動手段
を設けることを重要な特徴とする。
【0068】このように光源移動手段を設けることによ
り、ライン光源1の位置を調節することができ、原稿の
読取り面における明るさを調節することができる。
【0069】次に、本実施の形態2におけるイメージセ
ンサ13の具体例について、図6を用いて説明する。図
6に示すように、イメージセンサ13は、光源移動手段
21を備え、ライン光源1は案内面24に沿って移動可
能に筐体19に保持される。それ以外の構成について
は、図3に示す場合と同様であるので、重複説明は省略
する。
【0070】光源移動手段21は、案内面24に沿って
図6における矢印で示す方向にライン光源1を駆動し、
ライン光源1の位置を調節する。より詳しくは、原稿1
4の読取り面に近づく方向と、読取り面から離れる方向
の少なくとも一方向にライン光源1を移動させる。
【0071】原稿14上での明るさは、図6中の距離D
により決まる。すなわち、距離Dが短ければ原稿14上
での明るさは向上し、距離Dが長ければ原稿14上での
明るさは低下する。また、図5に示すように、ライン光
源1には、相対輝度の高い(明るい)領域22と、相対
輝度の低い(暗い)領域23が存在する。
【0072】そこで、たとえば領域22が明るすぎる場
合には、光源移動手段21で図5中の左側のランプホル
ダ8を原稿14から遠ざける方向に移動させることによ
り、領域22付近により照明される原稿14の読取り面
の明るさは低下する。その結果、読取り面における明る
さを均一化することができる。
【0073】他方、領域23が暗すぎる場合には、光源
移動手段21で図5中の右側のランプホルダ9を原稿1
4に近づく方向に移動させる。それにより、領域23付
近により照明される原稿14の読取り面の明るさは向上
し、この場合にも読取り面における明るさを均一化する
ことができる。
【0074】このように、原稿14の読取り面における
明るさが不足している場合には、ライン光源1を原稿1
4の読取り面に近づく方向に移動させて原稿14の読取
り面における明るさを向上することができ、原稿14の
読取り面が明るすぎる場合には、ライン光源1を原稿1
4の読取り面から離れる方向に移動させて原稿14の読
取り面における明るさを低下させることができる。
【0075】なお、光源移動手段21としては、たとえ
ばランプホルダ8,9をクランプする要素と、当該要素
を図6において矢印で示す方向に移動させる機構との組
合せ等を挙げることができる。
【0076】以上のように本実施の形態2によれば、実
施の形態1と同一の構成を有するので実施の形態1と同
一の効果が得られ、さらにランプホルダ8,9を前後方
向に動かすことが可能な構成としたので、読取り面にお
ける均一な明るさを得ることができる。
【0077】なお、上述の例では、ランプホルダ8,9
を動かしたが、ランプホルダ8,9を無くしガラス管
2,3の端部を直接に動かしても同様の効果を得ること
ができる。
【0078】(実施の形態3)次に、この発明の実施の
形態3について図7および図8を用いて説明する。図7
は、本実施の形態3におけるイメージセンサ13の断面
図である。
【0079】図7に示すように、本実施の形態3ではイ
メージセンサ13の筐体19に案内面46を設け、イメ
ージセンサ13は案内面46に沿ってライン光源1を移
動させる光源移動手段25を備える。それ以外の構成に
ついては図6に示す場合と同様であるので重複説明は省
略する。
【0080】図8に、外部電極希ガス蛍光ランプを用い
た本発明のライン光源1の周方向照度分布を示す。この
図に示すように、ライン光源1の周方向に照度は分布
し、0°の方向が最も明るいのがわかる。したがって、
0°の方向が原稿14に向くようにライン光源1を配置
するのが好ましい。
【0081】上記のようにライン光源1は周方向照度分
布を持つので、原稿14上での明るさを変えるには、図
7中の矢印の方向にライン光源1を移動すればよい。す
なわち、0°の方向が原稿14の読取り面に近づくよう
にライン光源1を移動させることにより読取り面は明る
くなり、読取り面を0°の方向からずらせるにしたがっ
て原稿14の読取り面での明るさは低下する。
【0082】たとえば、図5において、領域22が明る
すぎる場合には、図中の左側のランプホルダ8を図7に
おける矢印のどちらかの方向に移動させる。それによ
り、ライン光源1における領域22に対応する部分によ
り照明される原稿14の読取り面の明るさを低下させる
ことができる。
【0083】他方、読取り面の明るさを向上するには、
上記の0°の方向が原稿の読取り面に向くようにライン
光源1を移動させる。それにより、読取り面の明るさを
向上することができる。
【0084】このようにライン光源1を図7における矢
印の方向に移動させることにより読取り面の明るさを調
節できるので、読取り面における明るさを均一化するこ
とができる。
【0085】以上のように本実施の形態3によれば、実
施の形態1と同一の構成を有するので実施の形態1と同
一の効果が得られ、さらにランプホルダ8,9を原稿1
4と交差する方向に動かすことが可能な構成としたの
で、読取り面における均一な明るさを得ることができ
る。
【0086】なお、光源移動手段25としては、たとえ
ばランプホルダ8,9をクランプする要素と、当該要素
を図7において矢印で示す方向に移動させる機構との組
合せ等を挙げることができる。また、本実施の形態3に
おいても、ランプホルダ8,9を無くしガラス管2,3
の端部を直接に動かしてもよい。
【0087】(実施の形態4)以下、この発明の実施の
形態4について図9を用いて説明する。図9は本実施の
形態4におけるライン光源1の断面図である。
【0088】本実施の形態4および後述する実施の形態
5では、固定部材12に、ライン光源1からの光を反射
させるための反射面を設けることを重要な特徴としてい
る。このように反射面を設けることにより、ライン光源
1からの光を反射面で反射させることができ、ライン光
源1を構成する複数の希ガス蛍光ランプの接続部におけ
る輝度を向上することができる。
【0089】本実施の形態4では、固定部材12は、図
9に示すようにひさし部26を備えており、ひさし部2
6の表面に反射面27を設ける。なお、ガラス管2に対
して固定部材12と反対側に図示しない原稿がある。
【0090】図9に示す例では、ひさし部26の表面
を、例えば白色・銀色のようにガラス管2から出る光に
対して反射率の高い(好ましくは、70%以上)色調と
する。それにより、図9中の矢印のようにガラス管2か
ら出る光を反射させて、原稿に集光することができる。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0091】ひさし部26は、ガラス管2からの光の出
射方向に突出している。したがって、かかるひさし部2
6における内側(出射部48側)の表面に反射面27を
設けることにより、ガラス管2からの出射光の広がりを
も抑制することができる。それにより、ガラス管2、3
の接続部における輝度を効果的に向上することができ
る。
【0092】以上のように本実施の形態4によれば、実
施の形態1と同一の構成を有するので実施の形態1と同
一の効果が得られ、さらに固定部材12付近の原稿上が
明るくなり、図4の領域20における明るさの落ち込み
がなくなり、均一な明るさのライン光源1を得ることが
できる。
【0093】(実施の形態5)以下、この発明の実施の
形態5について図10を用いて説明する。図10はライ
ン光源1の断面図である。
【0094】図10に示すように、本実施の形態5で
は、固定部材12におけるガラス管2と対向する表面
を、例えば白色のようにガラス管2から出る光に対して
反射率の高い色調とする。それにより、図10中の矢印
のようにガラス管2から固定部材12の方向に出る光を
反射させて、原稿に集光することができる。
【0095】その他の構成は、実施の形態1と同様であ
る。本実施の形態5によれば、上述の実施の形態4と同
様の効果が得られる。
【0096】なお、固定部材12の表面全面を反射率の
高い色調としてもよいが、固定部材12の表面において
ガラス管2,3から出る光を反射させることができる部
分だけを反射率の高い色調としてもよい。
【0097】(実施の形態6)以下、この発明の実施の
形態6について図11を用いて説明する。図11はライ
ン光源1を示す平面図である。
【0098】図10に示すように、本実施の形態6で
は、固定部材120,121を2ヶ所に設けている。し
たがって、ライン光源1の固定は、両端のランプホルダ
ー8,9および2ヶ所の固定部材120,121を用い
て行なえる。
【0099】なお、固定部材120,121の長さが十
分に長くライン光源1を筐体に安定的に固定できれば、
必ずしもランプホルダ8,9をライン光源1の固定に用
いる必要はなく、固定部材120,121だけでライン
光源1を筐体に固定してもよい。
【0100】また、ランプホルダ8,9を無くし、ガラ
ス管2,3の端部の固定に変えてもよい。ただし、この
場合には固定部材120,121による2ヶ所の固定は
必要である。
【0101】さらに、3本以上のガラス管2,3・・・
を、3つ以上の固定部材120,121・・・を用いてガ
ラス管2,3・・・の中心線を一致させるようにイメージ
センサの筐体に固定してもよい。この場合、両端に位置
するガラス管2,3・・・にランプホルダ8,9を取付け
てもよいが、ランプホルダ8,9を省略することもでき
る。
【0102】(実施の形態7)以下、この発明の実施の
形態7について、図12〜図15を用いて説明する。図
12は、本実施の形態7におけるライン光源1を示す平
面図である。
【0103】上述の実施の形態1〜6においては、円筒
形のガラス管2,3を用いたが、円筒以外の形状の中空
ガラス構造体を用いてライン光源1を製造することもで
きる。このように円筒形以外の形状の希ガス蛍光ランプ
を用いた場合にも、実施の形態1の場合と同様の効果が
得られる。
【0104】図12に示すように、ライン光源1は、固
定部材12で連結される2つの希ガス蛍光ランプを備え
る。一方の希ガス蛍光ランプは、第1ガラス基板29と
第2ガラス基板30とで形成されるガラス構造体と、こ
のガラス構造体の表面上に形成される第1および第2電
極31,32とを有する。
【0105】他方の希ガス蛍光ランプは、第1ガラス基
板33と第2ガラス基板34とで形成されるガラス構造
体と、このガラス構造体の表面上に形成される第1およ
び第2電極35,36とを有する。それ以外の構成に関
しては実施の形態1と同様であるので、重複説明は省略
する。
【0106】図13に、図12における200−200
線に沿う断面図を示す。図13に示すように、第1ガラ
ス基板29上に箱形の第2ガラス基板30が重ねられ、
ガラス構造体が形成される。このガラス構造体の内部に
は放電空間が形成され、ガラス構造体の内壁には蛍光物
質47が塗布される。放電空間には不活性ガス(キセノ
ン等、水銀を用いない)が封入される。
【0107】放電空間を挟むように第1および第2電極
31,32が設けられ、第1と第2電極31,32にそ
れぞれ1本のリード線10が接続される。第1および第
2電極31,32にはリード線10を通して高周波電圧
が印加される。
【0108】図14と図15に、図13に示す希ガス蛍
光ランプの変形例を示す。図14に示すように、本変形
例では、第2ガラス基板300を平板状とし、第2ガラ
ス基板300と第1ガラス基板29間に壁37を形成し
ている。この壁37は、たとえばガラスやその他の絶縁
物質で構成される。それ以外の構成については、図13
に示す場合と同様である。
【0109】図15に示すように、第1および第2電極
31,32をガラス構造体の内部に配置し、第1および
第2電極31,32を覆うように絶縁層(誘電体層)3
8,39を形成し、この絶縁層38,39上に蛍光物質
47を塗布してもよい。それ以外の構成については、図
13に示す場合と同様である。
【0110】以上のように本発明の実施の形態について
説明したが、今回開示した実施の形態は全ての点で例示
であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特
許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更
が含まれる。
【0111】
【発明の効果】この発明によれば、ライン光源の長さを
容易に増大することができるので、長さ制限がある希ガ
ス蛍光ランプを光源として用いてA3サイズ超える大型
の画像入力部に使用できるライン光源を得ることができ
る。また、希ガス蛍光ランプを用いてライン光源を構成
しているので、周囲温度に対して安定した輝度が得ら
れ、また水銀を使用しないので環境に対し悪影響を及ぼ
すこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるライン光源の
平面図である。
【図2】 図1に示すライン光源の断面図である。
【図3】 図1に示すライン光源を有する密着形イメー
ジセンサの断面図である。
【図4】 図1に示すライン光源の相対輝度(明るさ)
と位置との関係を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるライン光源の
相対輝度と位置との関係を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるイメージセン
サの断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるイメージセン
サの断面図である。
【図8】 本発明のライン光源(外部電極希ガス蛍光ラ
ンプ)の周方向照度分布を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態4によるライン光源の
断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態5によるライン光源
の断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態6によるライン光源
の平面図である。
【図12】 この発明の実施の形態7によるライン光源
の平面図である。
【図13】 図12における200−200線に沿う断
面図である。
【図14】 図13に示すライン光源の変形例の断面図
である。
【図15】 図13に示すライン光源の変形例の断面図
である。
【図16】 従来の密着形イメージセンサの断面図であ
る。
【図17】 従来のライン光源の一例の平面図である。
【図18】 従来のライン光源の他の例の平面図であ
る。
【図19】 図18における300−300線に沿う断
面図である。
【図20】 図19における400−400線に沿う断
面図である。
【図21】 従来のライン光源の相対輝度(明るさ)と
位置との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 ライン光源、2,3 ガラス管、4〜7 外面電
極、8,9 ランプホルダ、10,11 リード線、1
2,120,121 固定部材、13 イメージセン
サ、14 原稿、15 ロッドレンズアレイ、16 セ
ンサ基板、17 センサIC、18 ガラスプレート、
19 筐体、20,22,23 領域、21,25 光
源移動手段、24,46 案内面、26 ひさし部、2
7,28 表面、29,33 第1ガラス基板、30,
34,300 第2ガラス基板、31,35 第1電
極、32,36 第2電極、37 壁、38,39 絶
縁層、47 蛍光物質、48 出射部、49 凹部。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁に蛍光物質が塗布され内部空間に不
    活性ガスを封入した第1中空体と、前記第1中空体の内
    部空間を挟むように位置する第1および第2電極とを有
    する第1希ガス蛍光ランプと、 内壁に蛍光物質が塗布され内部空間に不活性ガスを封入
    した第2中空体と、前記第2中空体の内部空間を挟むよ
    うに位置する第3および第4電極とを有する第2希ガス
    蛍光ランプと、 前記第1希ガス蛍光ランプと前記第2希ガス蛍光ランプ
    とを、それらの長手方向に並べた状態で固定する固定部
    材とを備えた、ライン光源。
  2. 【請求項2】前記固定部材は、前記第1および第2希ガ
    ス蛍光ランプの長手方向における中心線が一致するよう
    に前記第1および第2希ガス蛍光ランプを固定する、請
    求項1に記載のライン光源。
  3. 【請求項3】前記固定部材は、前記第1希ガス蛍光ラン
    プの一端と前記第2希ガス蛍光ランプの一端とを受け入
    れる凹部を有し、前記第1および第2希ガス蛍光ランプ
    における光の出射部を露出させる開口を有する、請求項
    1または請求項2に記載のライン光源。
  4. 【請求項4】 前記ライン光源は、筐体内に組込まれ、 前記固定部材を用いて前記ライン光源を前記筐体に固定
    する、請求項1から請求項3のいずれかに記載のライン
    光源。
  5. 【請求項5】 前記固定部材は、前記第1および第2中
    空体間に間隔をあけた状態で前記第1と第2希ガス蛍光
    ランプを連結する、請求項1から請求項4のいずれかに
    記載のライン光源。
  6. 【請求項6】 前記固定部材に、前記第1および第2希
    ガス蛍光ランプの少なくとも一方からの光を反射させる
    ための反射面を設けた、請求項1から請求項5のいずれ
    かに記載のライン光源。
  7. 【請求項7】 前記固定部材は、前記第1あるいは第2
    希ガス蛍光ランプからの光の出射方向に突出するひさし
    部を有し、 前記ひさし部に前記反射面を設ける、請求項6に記載の
    ライン光源。
  8. 【請求項8】 前記ひさし部の表面を前記第1あるいは
    第2希ガス蛍光ランプからの光に対して反射率の高い色
    調にすることにより前記反射面を設ける、請求項7に記
    載のライン光源。
  9. 【請求項9】 前記第1あるいは第2希ガス蛍光ランプ
    と対向する前記固定部材の表面を前記第1あるいは第2
    希ガス蛍光ランプからの光に対して反射率の高い色調に
    することにより前記反射面を設ける、請求項6に記載の
    ライン光源。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載のライン光源を備えた、イメージセンサ。
  11. 【請求項11】 前記ライン光源が組込まれる筐体と、 前記ライン光源を移動させる移動手段とを備えた、請求
    項10に記載のイメージセンサ。
  12. 【請求項12】 前記移動手段は、原稿の読取り面に近
    づく方向と前記読取り面から離れる方向の少なくとも一
    方向に前記ライン光源を移動させる、請求項11に記載
    のイメージセンサ。
  13. 【請求項13】 前記移動手段は、原稿の読取り面にお
    ける照度を変化させるように前記ライン光源を移動させ
    る、請求項11に記載のイメージセンサ。
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