JP2001268253A - 機器管理システム - Google Patents

機器管理システム

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JP2001268253A
JP2001268253A JP2000078182A JP2000078182A JP2001268253A JP 2001268253 A JP2001268253 A JP 2001268253A JP 2000078182 A JP2000078182 A JP 2000078182A JP 2000078182 A JP2000078182 A JP 2000078182A JP 2001268253 A JP2001268253 A JP 2001268253A
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Hideaki Yamamoto
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Yasuo Ogoshi
康男 大越
Takashi Igarashi
隆史 五十嵐
Hiroyuki Iizuka
宏之 飯塚
Takao Tsuda
隆夫 津田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】正確な情報に基づいてメンテナンスを行なうこ
とが可能になり、また種々の情報を、迅速、かつ正確に
送受信可能である。 【解決手段】機器管理システム1は、店舗又は、オフィ
ス、病院、工場等に設置される機器2と、この機器2の
メンテナンス管理を行なう管理装置3とで情報を送受信
可能であり、状況に応じて情報の送受信を行なう通信方
式及び/通信経路を切り替えることが可能である。機器
から定期的に情報を管理装置に送信する。送信時に、送
信した情報の送信結果に記録し、送信エラーの場合に
は、自動的に数回再送信を行ない、再送回数が所定回数
以上なら、送信先を切り替えて再送信を行なう。機器の
異常発生時に、異常の内容を機器の表示部に表示し、異
常情報を送信する。機器の異常の内容と、異常解析に必
要な情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、店舗又は、オフ
ィス、病院、工場等に設置される機器と、この機器のメ
ンテナンス管理を行なう管理装置とで情報を送受信可能
な機器管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】店舗又は、オフィス、病院、工場等に設
置される機器として、例えばネガフィルムから印画紙に
写真を記録する写真記録装置や撮影済のフィルムを現像
処理し、この現像処理されたネガフィルムから印画紙に
写真画を形成し、現像処理してプリントを得るプリント
作成装置や熱記録や、インクジェット記録や電子写真記
録による記録装置がある。また、工場や病院、その他の
施設に設置され工業用画像や医用画像を処理記録する画
像処理装置がある。
【0003】このような機器では、サービスマンが定期
点検を行なうが、機器に異常が発生すると、ユーザーが
電話でサービスマンと連絡を行ない、サービスマンの指
示に基づきユーザー自身で異常状態の解決を行なってい
た。
【0004】また、電話のみでの対応が困難な場合に
は、サービスマンが現地に出張して、機器の異常状態の
解決を行なっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】ところで、ユーザーとの
電話でのやり取りだけでは、正確な異常解消処理を行な
うことができない場合が多い。また電話のやり取りのみ
ではサービスマンが正確な情報が得られないため、出張
しなくても解決できる軽微なトラブルの場合でも、出張
しなくてはならないという事態が生じていた。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、正確な情報に基づいてメンテナンスを行なうこと
が可能になり、また種々の情報を、迅速、かつ正確に送
受信可能な機器管理システムを提供することを目的とし
ている。
【0007】
【発明を解決しようとする課題】前記課題を解決し、か
つ目的を達成するために、この発明は、以下のように構
成した。
【0008】請求項1に記載の発明は、『店舗又は、オ
フィス、病院、工場等に設置される機器と、この機器の
メンテナンス管理を行なう管理装置とで情報を送受信可
能であり、状況に応じて情報の送受信を行なう通信方式
及び/通信経路を切り替えることが可能であることを特
徴とする機器管理システム。』である。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、状況
に応じて情報の送受信を行なう通信方式及び/通信経路
を切り替えることで、機器特有の情報やメンテナンス管
理を行なう情報を迅速、かつ確実に送受信することがで
き、メンテナンスの効率が向上する。
【0010】請求項2に記載の発明は、『少なくとも、
機器の種類、機器のバージョン、情報の種類、情報の量
に応じて情報の送受信を行なう通信方式及び/通信経路
を切り替えることが可能であることを特徴とする請求項
1に記載の機器管理システム。』である。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、少な
くとも、機器の種類、機器のバージョン、情報の種類、
情報の量に応じて情報の送受信を行なう通信方式及び/
通信経路を切り替えることで、情報を迅速、かつ確実に
送受信することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、『通信方式とし
て、e−mail、ftpを有することを特徴とする請
求項1または請求項2に記載の機器管理システム。』で
ある。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、状況
に応じて、e−mail、または、ftpを選択して通
信を行なう。
【0014】請求項4に記載の発明は、『通信経路とし
て、公衆回線、専用回線を有することを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の機器管理システム。』であ
る。
【0015】この請求項4に記載の発明によれば、状況
に応じて公衆回線、または、専用回線を選択して通信を
行なう。
【0016】請求項5に記載の発明は、『通信方式及び
/通信経路を表示する表示部を有することを特徴とする
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の機器管理
システム。』である。
【0017】この請求項5に記載の発明によれば、通信
方式及び/通信経路を表示することで、通信状況を目視
で確認することができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、『通信方式及び
/通信経路の切換を行なう操作部を有することを特徴と
する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の機器
管理システム。』である。
【0019】この請求項6に記載の発明によれば、手動
で通信方式及び/通信経路の切換を行なうことができ
る。
【0020】請求項7に記載の発明は、『店舗又は、オ
フィス、病院、工場等に設置される機器と、この機器の
メンテナンス管理を行なう管理装置とで情報を送受信可
能であり、機器から定期的に情報を管理装置に送信する
ことを特徴とする機器管理システム。』である。
【0021】この請求項7に記載の発明によれば、機器
から定期的に情報を管理装置に、情報を送信すること
で、適切に機器の状態を把握でき、メンテナンスの効率
が向上する。
【0022】請求項8に記載の発明は、『店舗又は、オ
フィス、病院、工場等に設置される機器と、この機器の
メンテナンス管理を行なう管理装置とで情報を送受信可
能であり、送信時に、送信した情報の送信結果を記録
し、送信エラーの場合には、自動的に数回再送信を行な
い、再送回数が所定回数以上なら、送信先を切り替えて
再送信を行なうことを特徴とする機器管理システム。』
である。
【0023】この請求項8に記載の発明によれば、送信
時に、送信した情報の送信結果を記録し、送信エラーの
場合には、自動的に数回再送信を行ない、再送回数が所
定回数以上なら、送信先を切り替えて再送信を行ない、
確実に送信を行なうことができる。
【0024】請求項9に記載の発明は、『店舗又は、オ
フィス、病院、工場等に設置される機器と、この機器の
メンテナンス管理を行なう管理装置とで情報を送受信可
能であり、機器の異常発生時に、異常の内容を機器の表
示部に表示し、異常情報を送信することを特徴とする機
器管理システム。』である。
【0025】この請求項9に記載の発明によれば、機器
の異常発生時に、異常の内容を機器の表示部に表示する
ことで、目視で送信する情報を確認することができる。
【0026】請求項10に記載の発明は、『機器の異常
の内容と、異常解析に必要な情報を送信することを特徴
とする請求項9に記載の機器管理システム。』である。
【0027】この請求項10に記載の発明によれば、機
器の異常の内容と、異常解析に必要な情報を送信するこ
とで、正確な異常解消情報を受信することができ、また
サービスマンに異常状態を知らせることができる。
【0028】請求項11に記載の発明は、『異常レベル
に応じて異常送信可否を決定することを特徴とする請求
項10に記載の機器管理システム。』である。
【0029】この請求項11に記載の発明によれば、異
常レベルに応じて異常送信可否を決定することで、例え
ば軽度な異常情報は送信しないようにして機器側で異常
解消処理を行なう。
【0030】請求項12に記載の発明は、『異常送信不
可の決定の場合には、異常を解消する方法を機器の表示
部に表示することを特徴とする請求項11に記載の機器
管理システム。』である。
【0031】この請求項12に記載の発明によれば、異
常送信不可の決定の場合には、異常を解消する方法を表
示することで、ユーザーが容易に、かつ確実に異常解消
を行なうことができる。
【0032】請求項13に記載の発明は、『店舗又は、
オフィス、病院、工場等に設置される機器と、この機器
のメンテナンス管理を行なう管理装置とで情報を送受信
可能であり、ユーザーが機器の異常状態に関する情報の
送信処理を実行後、送信が実行されなかった場合、送信
対象情報を記録し、送信する表示画面のみでなく、内蔵
プリンタ又は記録媒体に、異常内容や機器の状況情報の
管理装置への通信内容を記録することを特徴とする機器
管理システム。』である。
【0033】この請求項13に記載の発明によれば、ユ
ーザーが機器の異常状態に関する情報の送信処理を実行
後、送信が実行されなかった場合、送信対象情報を記録
し、送信する表示画面のみでなく、内蔵プリンタ又は記
録媒体に、異常内容や機器の状況情報の管理装置への通
信内容を記録し、管理装置に異常状態に関係する情報を
送信した場合、両者の情報が一致しているかを確認する
ことができ、通信異常や、他の事情で異なる情報から誤
った分析を管理装置側で行うことがないようにすること
ができる。
【0034】請求項14に記載の発明は、『店舗又は、
オフィス、病院、工場等に設置される機器と、この機器
のメンテナンス管理を行なう管理装置とで情報を送受信
可能であり、管理装置より機器に、所定期間毎に緊急ア
ドレスを機器に送信することを特徴とする機器管理シス
テム。』である。
【0035】この請求項14に記載の発明によれば、管
理装置より機器に、所定期間毎に緊急アドレスを機器に
送信することで、管理装置側の指示要因等の関係で、緊
急連絡先を変更せざるを得ない場合があるが、自動化す
ることによって、連絡先不明等の問題の発生が防げられ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明の機器管理システ
ムの実施の形態を図面に基づいて写真ネガ等から印画紙
に記録する装置について説明するが、この発明はこの実
施の形態に限定されない。この機器管理システムは、店
舗、オフィスや病院、工場等で画像処理、記録される装
置に適用される。
【0037】図1は機器管理システムの概略構成図であ
る。機器管理システム1は、店舗又は、オフィス、病
院、工場等に設置される機器2と、この機器2のメンテ
ナンス管理を行なう管理装置3とで情報が通信経路6を
介して送受信可能である。この機器2には、通信機器4
が、管理装置3には、通信機器5がそれぞれ備えられ、
この通信機器4及び通信機器5は、機器2及び管理装置
3に一体に組み込まれてもよく、別体に備えられてもよ
い。
【0038】また、管理装置3には、複数の店舗A等に
設置される機器2と通信可能であるが、店舗A等に設置
される複数の機器2と通信可能にしてもよい。
【0039】機器2としては、例えばネガフィルムから
印画紙に写真を焼き付ける写真焼付け機や撮影済のフィ
ルムを現像処理し、この現像処理されたネガフィルムか
ら印画紙に写真を焼き付けて現像処理してプリントを得
るプリント作成装置等がある。また、管理装置3には、
複数の機器2が接続される。
【0040】この実施の形態では、機器2としてプリン
ト作成装置を用い、このプリント作成装置を図2及び図
3に示す。
【0041】図2はプリント作成装置の斜視図、図3は
プリント作成装置の概略構成図である。ここでは、プリ
ント作成装置として、感光材料に露光して現像し、プリ
ントを作成するものが例示されているが、これに限ら
ず、画像データに基づいてプリントを作成できるもので
あればいかなるものでもよく、例えば、インクジェット
方式、電子写真方式のプリント作成装置であってもよ
い。
【0042】この実施の形態のプリント作成装置21
は、装置本体22の左側面にマガジン装填部23を備
え、装置本体22内には記録媒体である感光材料に露光
する露光処理部24と、露光された感光材料を現像処理
して乾燥し、プリントを作成するプリント作成部25が
備えられ、作成されたプリントは装置本体22の右側面
に設けられたトレー26に排出される。さらに、装置本
体22の内部には、露光処理部24の上方位置に制御部
27が備えられている。
【0043】また、装置本体22の上部には、CRT2
8が配置されている。このCRT28がプリントを作成
しようとする画像データの画像を画面に表示する表示手
段を構成している。CRT28の左側に透過原稿読み込
み装置であるところのフィルムスキャナ部29が配置さ
れ、右側に反射原稿入力装置30が配置されている。
【0044】フィルムスキャナ部29や反射原稿入力装
置30から読み込まれる原稿として写真感光材料があ
り、この写真感光材料としては、カラーネガフィルム、
カラーリバーサルフィルムNが挙げられる。フィルムス
キャナ部29のフィルムスキャナーでデジタル情報に変
換し、駒画像情報とすることができる。また、写真感光
材料がカラーペーパーPの場合、反射原稿入力装置30
のフラットヘッドスキャナーで駒画像情報にすることが
できる。
【0045】また、装置本体22の制御部27の位置に
は、PCカード33を差し込み可能なPCカードセット
部34が設けられており、PCカード33にはデジタル
カメラで撮像して複数の駒画像データが記憶されたメモ
リを有する。駒画像データが記憶されたメモリを有する
PCカードとは、例えばフラッシュATAカードやPC
カードアダプタに接続されたコンパクトフラッシュ(登
録商標)カードやスマートメディア等であり、画像デー
タ記憶媒体を構成する。
【0046】CRT28の前側に操作部31が配置さ
れ、この操作部31に情報入力手段32が設けられ、情
報入力手段32は、例えばタッチパネル等で構成され
る。
【0047】なお、CRT28、操作部31、フィルム
スキャナ部29、反射原稿入力装置30及びPCカード
セット部34は、装置本体22に一体的に設けられてい
るが、いずれか1つ以上を別体として設けてもよい。こ
の場合には、プリント作成装置21は、プリント作成シ
ステムとして扱われる。
【0048】この実施の形態の通信機器4を図4に示
し、図4は機器に別体に備えられる通信機器の概略構成
図である。
【0049】この実施の形態の通信機器4には、演算部
40、送信部41、受信部42、操作部43、表示部4
4、切替部45及び記憶部46が備えられている。機器
2から収集した異常等の情報を記憶部46に記憶し、こ
の情報は演算部40で加工し、送信部41から通信経路
6を介して管理装置3へ送信する。また、管理装置3か
ら通信経路6を介して送られる情報が受信部42で受信
され、この情報を演算部40で加工して機器2へ送る。
【0050】この実施の形態の通信機器5を図5に示
し、図5は機器に別体に備えられる通信機器の概略構成
図である。
【0051】この実施の形態の通信機器5には、演算部
50、送信部51、受信部52、操作部53、表示部5
4及び切替部55が備えられている。機器2から通信経
路6を介して送られる情報が受信部52で受信され、こ
の情報を演算部50で加工して管理装置3へ送る。この
情報に基づき管理装置3が指示等の情報を演算部50を
加工し、送信部51から通信経路6を介して機器2へ送
信する。
【0052】図4及び図5の表示部44,54では、オ
ペレータにメッセージを通知可能であり、また操作部4
3,53ではオペレータの判断で、動作を変更可能であ
る。
【0053】また、通信機器4及び通信機器5では、切
替部45及び切替部55により状況に応じて情報の送受
信を行なう通信方式及び/通信経路6を切り替えること
が可能である。少なくとも、機器2の種類、機器2のバ
ージョン、情報の種類、情報の量に応じて切り替えるこ
とが可能である。
【0054】通信方式として、e−mail、ftpを
有し、また通信経路として、公衆回線、専用回線を有す
る。公衆回線として、電話回線、インターネット回線等
があり、専用回線として、専用LAN等があり、これら
を状況に応じて選択して通信を行なう。この通信方式及
び/通信経路は、表示部44,54により表示されるこ
とから、通信状況を目視で確認することができる。
【0055】以下、通信機器4及び通信機器5による送
受信の実施例を詳細に説明する。
【0056】まず、機器2及び管理装置3での情報受信
について説明する。機器2及び管理装置3では、その内
容に応じた動作を行う。動作例としては、例えば各種管
理装置3、または店舗の機器2からの情報を受信し、内
部設定値の書き換え、命令等に応じた動作(データ送
信)を行なう。
【0057】受信部42,52がe−mailで情報を
受信した場合、以下の操作を行う。
【0058】メールが分割メールで、暗号化されている
場合、メールの結合、復号化を行う。
【0059】結合時にメールの欠落があれば、受信した
メールID、顧客ID、欠落メール番号をデータ化し、
送信切り替えを行なう切替部45,55に送信する。
【0060】復号化に失敗したら、受信したメールI
D、顧客ID、復号化失敗、欠落メール番号をデータ化
し、送信切り替えを行なう切替部45,55に送信す
る。
【0061】エラーが無ければ、結合、復号化したデー
タを演算部40,50に送信する。受信したメールI
D、顧客ID、受信成功をデータ化し、送信切り替えを
行なう切替部45,55に送信する。
【0062】メールが分割メールで、暗号化されていな
い場合、メールの結合を行なう。
【0063】結合時にメールの欠落があれば、受信した
メールID、顧客ID、欠落メール番号をデータ化し、
送信切り替えを行なう切替部45,55に送信する。
【0064】エラーが無ければ、結合したデータを演算
部40,50に送信する。受信したメールID、顧客I
D、受信成功をデータ化し、送信切り替えを行なう切替
部45,55に送信する。
【0065】メールが分割メールではなく、暗号化され
ている場合、復号化し、演算部40,50に送信する。
【0066】復号化に失敗したら、受信したメールI
D、顧客ID、復号化失敗、欠落メール番号をデータ化
し、送信切り替えを行なう切替部45,55に送信す
る。
【0067】エラーが無ければ、復号化したデータを演
算部40,50に送信する。受信したメールID、顧客
ID、受信成功をデータ化し、送信切り替えを行なう切
替部45,55に送信する。
【0068】メールが分割メールではなく、暗号化され
ていない場合、演算部40,50に送信する。受信した
メールID、顧客ID、受信成功をデータ化し、送信切
り替えを行なう切替部45,55に送信する。
【0069】受信部42,52がftpでデータを受信
した場合、以下の操作を行う。
【0070】受信途中でエラーになったら、顧客ID、
失敗時刻をデータ化し、送信切り替えを行なう切替部4
5,55に送信する。
【0071】受信が正常に終了したら、受信データを演
算部40,50に送信し、顧客ID、終了時刻をデータ
化し、送信切り替えを行なう切替部45,55に送信す
る。
【0072】演算部40,50は、受信部42,52か
らデータを受け取ったら、データの解凍を実施する。
【0073】データ中に含まれる管理装置3のIDを抽
出する。管理装置3のIDが不正なら、終了する。
【0074】データ中のコマンドを抽出、コマンド番号
対応表を元に、動作内容を決定する。
【0075】コマンド番号対応を、表1に示す。
【0076】
【表1】 コマンドが内部データの送信の場合、データ中の送信デ
ータリストに記載されているデータを、送信切り替えを
行なう切替部45,55に送信する。
【0077】コマンドが、内部データ更新の場合、「デ
ータの更新を今すぐしますか」というメッセージを表示
部44、54に表示する。
【0078】操作部43,53でOKが押されたら、表
示を消し、更新対象のデータのバックアップを作成し、
更新データに入れ替える。
【0079】NOが押されたら、表示を画面の隅に小さ
く表示し、その画面を選択されるまで表示しつづける。
【0080】操作部43,53で選択されると、マンド
が、内部データ更新の場合、「データの更新を今すぐし
ますか」というメッセージを表示部44、54に表示す
る。
【0081】コマンドがセンサーチェックの場合、「セ
ンサーチェックを今すぐ行いますか」というメッセージ
を表示する。
【0082】OKが押されたら、表示を消し、センサー
チェック実行を機械の制御部に送信し、その結果が記載
されたデータを送信切り替えを行なう切替部45、55
に送信する。
【0083】NOが押されたら、表示を画面の隅に小さ
く表示し、その画面を選択されるまで表示しつづける。
操作部43,53で選択されると、コマンドがセンサー
チェックの場合、「センサーチェックを今すぐ行います
か」というメッセージを表示する。
【0084】コマンドが、ソフトバージョンアップの場
合、「バージョンアップを今すぐしますか」というメッ
セージを表示部44,54に表示する。
【0085】OKが押されたら、表示を消し、更新対象
のソフトのバックアップを作成し、バージョンアップを
開始する。
【0086】NOが押されたら、表示を画面の隅に小さ
く表示し、その画面を選択されるまで表示しつづける。
操作部43,53で選択されると、ステップ(5−4)
に戻る。
【0087】コマンドが、受信データエラーの場合、受
信が失敗したデータを、送信切り替えを行なう切替部4
5、55に送信する。
【0088】コマンドが、受信正常なら、送信結果記録
にその旨を記録する。
【0089】次に、機器2及び管理装置3での情報発信
について説明する。機器2及び管理装置3では、情報を
送信する。この送信の際に、状況に応じて情報の送受信
を行なう通信方式及び/通信経路を切り替えることが可
能であり、機器特有の情報やメンテナンス管理を行なう
情報を迅速、かつ確実に送受信することができ、メンテ
ナンスの効率が向上する。少なくとも、機器の種類、機
器のバージョン、情報の種類、情報の量に応じて情報の
送受信を行なう通信方式及び/通信経路を切り替えるこ
とで、情報を迅速、かつ確実に送受信することができ
る。
【0090】例えば、通信経路の状況等に応じて、通信
方法を切り替えることが可能であり、送信内容や容量に
合わせて、接続先、通信方法を変更する。また、手動/
通信で情報の送信先を変更できる。
【0091】例えば、機器2で異常発生時に、異常の内
容と、異常解析に必要な情報を送信する。この異常発生
時に、操作部43のボタンを押すことで、異常の内容
と、異常解析に必要な情報を送信し、機器2の異常の内
容と、異常解析に必要な情報を送信することで、正確な
異常解消情報を受信することができ、またサービスマン
による異常状態を知らせることができる。
【0092】異常発生時に、自動的に上記処理を行う
が、異常発生時に、異常レベルに応じて異常送信可否を
決定することができ、例えば軽度な異常情報は送信しな
いようにして機器側で異常解消処理を行なう。
【0093】また、異常送信不可の決定の場合には、異
常を解消する方法を機器2の表示部44に表示し、この
異常を解消する方法の表示することにより、オペレータ
が容易に、かつ確実に異常解消を行なうことができる。
【0094】また、送信時に、送信方式を表示部44に
表示し、オペレータが確認変更を行うことが可能であ
り、その場で解決できる異常に対しては、その解決する
ことで、直接店舗又は、オフィス、病院、工場等に行く
ことなく機器管理、修正を実現することができる。
【0095】次に、状況に応じて情報の送受信を行なう
通信方式及び/通信経路を切り替える実施例について説
明する。
【0096】機器2及び管理装置3の演算部40,50
で送られてきたデータを、用途に合わせ、暗号化を実施
する。切替部45,55でデータ処理されたデータを、
用途に合わせ、通信方式及び/通信経路を切り替えて変
更する。
【0097】この一例を表2に示す。
【0098】
【表2】用途と、通信部の選択例一覧 ここで、図2及び図3に示すプリント作成装置の実施例
では、定期収集機器内部データとして、感光材料やプリ
ントの処理枚数、露光処理部の濃度等の設定情報、プリ
ント作成部の処理液の濃度、温度情報等がある。また、
定期以外の機器内部データとして、オペレータが露光処
理部の設定情報等を変更した時の情報である。
【0099】この通信方式及び/通信経路を切り替えて
変更する一例として、通信先テーブル及び通信先スケジ
ュール表の変更について説明する。
【0100】
【表3】通信先テーブル(暗号化して、簡単に閲覧をで
きなくする)
【0101】
【表4】通信先スケジュール表の例 送信法、接続先、通信先サーバー名、登録パスワード
を、外部から受信した場合、通信先テーブルに、一致す
るものが無ければ追加する。
【0102】送信法、接続先、通信先サーバー名、登録
パスワードを、スケジュールを外部から受信した場合、
以下の操作を行う。
【0103】通信先テーブルに、一致するものが無けれ
ば追加し、インターネットなら100番台を、LANな
ら200番台を割りつけ、通信先スケジュールの該当項
目に、前記番号を登録する。前記該当項目に、既に登録
があれば、上書きする。
【0104】通信先テーブルに、一致するものが有れ
ば、該当する番号を取得し、通信先スケジュールの該当
項目に、前記番号を登録する。前記該当項目に、既に登
録があれば、上書きする。
【0105】定時間隔で通信先スケジュールを監視し、
過ぎた日にちのスケジュールは削除する。
【0106】送信法、接続先、通信先サーバー名、削除
パスワードを受信した場合、パスワードが一致すれば、
通信先テーブルの該当部分を削除し、通信スケジュール
表中の、前記該当部分の番号に相当する部分を削除す
る。
【0107】登録、削除パスワードは、必ずしも必要で
はない。また、必ずしも異なるパスワードを使用しなく
ても良い。
【0108】この実施の形態では、1つの通信方式に対
して、1つ以上の接続先を有する。通常は、100,1
01,200,201が選択され、これが、標準の送信
先である。特殊日のみ、スケジュール表で指定される。
特殊日の例としては、祝休日、通信関係の工事日、停電
日等がある。
【0109】スケジュール表は、月毎、もしくは、変更
必要時に変更される。変更通知は、通常、実施の3日前
以前に実施され、期限を設けることで、送信漏れを確実
にチェックすることができ、臨時変更も対応可能であ
る。
【0110】次に、データ加工、送信シーケンスの送信
切り替えについて説明する。
【0111】データ種とデータサイズを一体化したもの
(以下、送信データ)が、演算部40,50の入力ポー
トに入力されると、演算部40,50は、前記送信デー
タに含まれるデータ種情報と、データサイズ情報を元
に、以下の演算を実行する。
【0112】データ種が定期収集/機器内部データの場
合、データを100Kbyte毎に分割し、分割データ
と、データ送信法”Internet/email”を
送信部41,51に送信する。
【0113】データ種が定期収集以外/機器内部データ
の場合、以下の操作を行う。
【0114】データサイズが5Mbyte未満なら、デ
ータを100Kbyte毎に分割し、分割データと、デ
ータ送信法”Internet/ftp”を送信部41
に送信する。
【0115】データサイズが5Mbyte以上なら、3
2bitで暗号化する。暗号化したデータと、データ送
信法”Internet/ftp”を、送信部41に送
信する。
【0116】データ種が営業情報(売上げ等)の場合、
128bitで暗号化する。暗号化したデータと、デー
タ送信法”LAN/ftp”を、送信部41に送信す
る。
【0117】データ種がソフトのバージョンアップの場
合、以下の操作を行う。
【0118】データサイズが5Mbyte未満なら、デ
ータを100Kbyte毎に分割する。分割したデータ
と、データ送信法”Internet/e−mail”
を、送信部41に送信する。
【0119】データサイズが5Mbyte以上なら、3
2bitで暗号化する。暗号化したデータと、データ送
信法”Internet/ftp”を、送信部41に送
信する。
【0120】データ種が機器の消材発注情報の場合、1
28bitで暗号化する。暗号化したデータと、データ
送信法”LAN/ftp”を、送信部41に送信する。
【0121】データ種が異常発生時の通知の場合、以下
の操作を行う。
【0122】データサイズが5Mbyte未満なら、デ
ータを100Kbyte毎に分割し、分割データと、デ
ータ送信法”Internet/e−mail”を、送
信部41に送信する。
【0123】データサイズが5Mbyte以上なら、1
28bitで暗号化する。暗号化したデータと、データ
送信法Internet/ftp”を、送信部41に送
信する。
【0124】データ種が顧客からのプリント注文情報の
場合、以下の操作を行う。
【0125】データサイズが5Mbyte未満なら、デ
ータを100Kbyte毎に分割し、分割データと、デ
ータ送信法”Internet/e−mail”を、送
信部41に送信する。
【0126】データサイズが5Mbyte以上なら、3
2bitで暗号化する。暗号化したデータと、データ送
信法”Internet/ftp”を、送信部41に送
信する。
【0127】送信部41は、演算部40から受信したデ
ータ送信法と、送信部41のデータタイプ入力から受信
したデータタイプを元に、表3の通信先テーブルと、表
4の通信先スケジュールに示すように送信する。
【0128】現在の日時が、通信先スケジュールのいず
れにも該当しない場合、通信先テーブル中の、該当する
送信法の番号が若いものに、データを送信する。
【0129】現在の日時が、通信先スケジュール表に該
当している場合、連絡先スケジュール表より、通信先番
号を取得する。前記通信先番号に該当する通信先に、デ
ータを送信する。
【0130】データ送信法が”Internet/e−
mail”の場合、データを、PGP暗号化を用い、電
子メールで、インターネットで送信する。
【0131】データ送信法が”Internet/ft
p”の場合、ftpを用い、インターネットで、データ
を送信する。
【0132】データ送信法が”Internet/ft
p”の場合、ftpを用い、インターネットで、データ
と暗号化タイプを送信する。
【0133】データ送信法が”LAN/ftp”の場
合、ftpを用い、専用ネットワークで、データを送信
する。
【0134】定期収集で、e−mailを利用する。即
ち、管理装置3は、1箇所で複数の店舗の機器2からの
データを受信することとなる。ftpの場合、同時接続
数に制限があるため、各店舗が何時に接続するかの計画
を立てる必要がある。これに対して、e−mailは同
時受信に強く、なおかつ、e−mail配信の仕組み
上、同時に発信しても、送信先に同時に到着することは
ない。よって、複数箇所から1個所に情報を送信する場
合、e−mailが好ましい。
【0135】次に、送信エラーの対応について説明す
る。
【0136】前記送信シーケンスで、送信時に、送信し
たデータ、データのID、顧客ID、日時を送信結果に
記録する。最初の送信時は、再送回数は「0」に設定さ
れる。例えば5分おきに、送信結果をチェックする。デ
ータを送信してから、一定時間内(例えば3時間)に、
送信結果に受信正常が記録されなければ、送信結果の再
送回数に「1」を加える。再送回数が4以上なら、送信
先を切り替え、再送する。再送回数が4未満なら、その
まま再送する。
【0137】次に、異常発生時の対処について、以下に
説明する。
【0138】通信機器4は、異常関係の情報を格納する
読み書き可能な記憶部46、異常関連の処理を司る演算
部40、異常関連情報を送信する送信部41、オペレー
ターがエラーをサイトに送信するか否かを決定するため
の操作部43、エラーメッセージを表示するための表示
部44を有する手動送信の場合について説明する。
【0139】異常が発生すると、表示部44に、「エラ
ーが発生しました。サイトに連絡しますか」というメッ
セージを表示する。
【0140】オペレーターが操作部43で「OK」を選
択すると、演算部40にエラー番号が入力される。前記
エラー番号を元に、表5に示す異常内容と異常レベル対
応表から入力される。
【0141】
【表5】 前記表5の異常の送信必要性がありで、送信時通知必要
性の設定がありの場合は、表示部44に、「××エラー
発生、サービスサイトに連絡しますか」というメッセー
ジを表示する。
【0142】オペレーターが、操作部43の「OK」を
選択したら、演算部40は、異常内容と異常レベル対応
表5の必要データの項目を参照し、必要データを1つに
まとめ、圧縮する。前記圧縮したデータとエラー番号を
切替部45の演算部に、データ種の定期収集以外/機器
内部を送信部41に送信する。
【0143】オペレーターが、操作部43の「キャンセ
ル」を選択したら、送信せず、待機状態に戻る。
【0144】前記表5の異常の送信必要が有りで、送信
時通知必要性の設定が無しの場合、演算部40は、異常
内容と異常レベル対応表の必要データの項目を参照し、
必要データを1つにまとめ、圧縮する。前記圧縮したデ
ータとエラー番号を演算部40に、データ種の定期収集
以外/機器内部を送信部41へ送る。
【0145】送信の必要が無い場合、待機状態に戻る。
【0146】次に、自動送信の場合について説明する。
【0147】異常が発生すると、演算部40にエラー番
号が入力される。前記エラー番号を元に、異常内容と異
常レベル対応表5を参照する。
【0148】前記表5の異常の送信必要性がありで、送
信時通知必要性の設定がありの場合は、表示部44に、
「××エラー発生、サービスサイトに連絡しますか」と
いうメッセージを表示する。
【0149】オペレーターが、操作部43の「OK」を
選択したら、演算部40は、異常内容と異常レベル対応
表5の必要データの項目を参照し、必要データを1つに
まとめ、圧縮する。前記圧縮したデータと、エラー番号
を演算部40に、データ種の定期収集以外/機器内部を
送信部41に送信する。
【0150】オペレーターが、操作部43の「キャンセ
ル」を選択したら、送信せず、待機状態に戻る。
【0151】前記表5の異常の送信必要がありで、送信
時通知必要性の設定が無しの場合は、演算部40は、異
常内容と異常レベル対応表5の必要データの項目を参照
し、必要データを1つにまとめ、圧縮する。前記圧縮し
たデータとエラー番号を演算部40に、データ種の定期
収集以外/機器内部を送信部41に送信する。
【0152】送信の必要が無い場合、待機状態に戻る。
【0153】次に、自動送信とヘルプ表示機能がある場
合について説明する。
【0154】異常が発生すると、演算部にエラー番号が
入力される。前記エラー番号を元に、異常内容と異常レ
ベル対応表6を参照する。
【0155】
【表6】 前記表6の対応が要で、送信時通知の設定が要の場合、
表示部44に、「××エラー発生、サービスサイトに連
絡しますか」というメッセージを表示する。
【0156】オペレーターが、操作部43の「OK」を
選択したら、演算部40は、異常内容と異常レベル対応
表6の必要データの項目を参照し、必要データを1つに
まとめ、圧縮する。前記圧縮したデータと、エラー番号
を演算部40に、データ種の定期収集以外/機器内部を
送信部41に送信する。
【0157】オペレーターが、操作部43の「キャンセ
ル」を選択したら、送信せず、待機状態に戻る。
【0158】前記表6の対応が要で、送信時通知の設定
が不要の場合、演算部40は、異常内容と異常レベル対
応表の必要データの項目を参照し、必要データを1つに
まとめ、圧縮する。前記圧縮したデータと、エラー番号
を演算部40に、データ種の定期収集以外/機器内部を
送信部41に送信する。
【0159】前記表6の対応がHelpの場合、Hel
pNo.に対応する番号のヘルプを表示部44に表示す
る。
【0160】送信の必要が無い場合、待機状態に戻る。
【0161】次に、機器2から管理装置3へ連絡し損な
いの場合について説明する。
【0162】オペレーターが異常状態に関するデータ
(濃度不良、ペーパーカットサイズ不良、異常音発生…
等)を送信しようし、送信処理を実行後、送信が実行さ
れなかった場合(通信異常のため途中で停止、メモリ異
常で、制御系異常で、)送信対象情報を記憶部46に記
録しておき、たとえオペレーターが不在となっても自動
送信する操作画面のみでなく、機器2の内蔵プリンタ又
は焼き付けペーパーに、トラブル内容や機器2の状況デ
ータ等の管理装置3への通信内容を記録して保存する。
【0163】管理装置3(メンテサイトやフランチャイ
ズチェーンの中心制御装置等)に異常状態に関係する情
報を送信した場合、両者のデータが一致しているかを所
定時間後に確認する。通信異常や、他の事情で異なるデ
ータになっていると、誤った分析を管理装置3で行い誤
ったアドバイスにつながる危険性がある。
【0164】例えば、ミニラボ側の管理装置3でも、通
常の記憶部と、並列でDVDRAMに記憶させておくこ
ともよい。通信停止後1分後に、データの一致を確認す
るプログラムが実行される。誤りがあった場合は、管理
装置3に緊急連絡表示を行う。
【0165】管理装置3に送信したデータについて、管
理装置3が受信したことを記録する。いつの時点で、ど
の管理装置3が受信したかも重要である。
【0166】次に、機器2から管理装置3への緊急連絡
先の自動変更の場合について説明する。
【0167】緊急アドレスは、管理装置3から所定期間
毎に、例えばミニラボの機器2に送信する。日曜日や連
休中の異常発生時の相談先は非常に重要で、アドバイス
要因の関係で、急遽連絡先を変更せざるを得ない場合が
あるが、自動化することによって、連絡先不明で、イラ
イラが募ったり、大問題の発生が防げる。
【0168】通常の日は、近くの担当管理装置3に、休
日は中核の管理装置3ヘ連絡できるように設定が自動的
に変えられる。もちろん自動的でなく、休日連絡送信先
テーブルと通常連絡先テーブルがミニラボの機器2の操
作画面に出現できるようにしてもよい。連絡先について
も、異常要因について、ソフト的な場合は、休日連絡送
信先テーブルと通常連絡先テーブルへ、機器2の異常音
関係は別の場所に自動連絡することによって、より専門
家のいる管理装置3ヘの連絡で適切なアドバイスを受け
られる。ミニラボの機器2のトラブル自動送信の送信先
が、ファックスのポーリングのように設定できる。
【0169】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、状況に応じて情報の送受信を行なう通信方式及び
/通信経路を切り替えることで、機器特有の情報やメン
テナンス管理を行なう情報を迅速、かつ確実に送受信す
ることができ、メンテナンスの効率が向上する。
【0170】請求項2に記載の発明では、少なくとも、
機器の種類、機器のバージョン、情報の種類、情報の量
に応じて情報の送受信を行なう通信方式及び/通信経路
を切り替えることで、情報を迅速、かつ確実に送受信す
ることができる。
【0171】請求項3に記載の発明では、状況に応じ
て、e−mail、または、ftpを選択して通信を行
なうことができる。
【0172】請求項4に記載の発明では、状況に応じて
公衆回線、または、専用回線を選択して通信を行なうこ
とができる。
【0173】請求項5に記載の発明では、通信方式及び
/通信経路を表示することで、通信状況を目視で確認す
ることができる。
【0174】請求項6に記載の発明では、手動で通信方
式及び/通信経路の切換を行なうことができる。
【0175】請求項7に記載の発明では、機器から定期
的に情報を管理装置に、情報を送信することで、適切に
機器の状態を把握でき、メンテナンスの効率が向上す
る。
【0176】請求項8に記載の発明では、送信時に、送
信した情報の送信結果を記録し、送信エラーの場合に
は、自動的に数回再送信を行ない、再送回数が所定回数
以上なら、送信先を切り替えて再送信を行ない、確実に
送信を行なうことができる。
【0177】請求項9に記載の発明では、機器の異常発
生時に、異常の内容を機器の表示部に表示することで、
目視で送信する情報を確認することができる。
【0178】請求項10に記載の発明では、機器の異常
の内容と、異常解析に必要な情報を送信することで、正
確な異常解消情報を受信することができ、またサービス
マンに異常状態を知らせることができる。
【0179】請求項11に記載の発明では、異常レベル
に応じて異常送信可否を決定することで、例えば軽度な
異常情報は送信しないようにして機器側で異常解消処理
を行なう。
【0180】請求項12に記載の発明では、異常送信不
可の決定の場合には、異常を解消する方法を表示するこ
とで、ユーザーが容易に、かつ確実に異常解消を行なう
ことができる。
【0181】請求項13に記載の発明では、ユーザーが
機器の異常状態に関する情報の送信処理を実行後、送信
が実行されなかった場合、内蔵プリンタ又は記録媒体
に、異常内容や機器の状況情報の管理装置への通信内容
を記録し、管理装置に異常状態に関係する情報を送信し
た場合、両者の情報が一致しているかを確認することが
でき、通信異常や、他の事情で異なる情報から誤った分
析を管理装置側で行うことがないようにすることができ
る。
【0182】請求項14に記載の発明では、管理装置よ
り機器に、所定期間毎に緊急アドレスを機器に送信する
ことで、管理装置側の指示要因等の関係で、緊急連絡先
を変更せざるを得ない場合があるが、自動化することに
よって、連絡先不明等の問題の発生が防げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機器管理システムの概略構成図である。
【図2】プリント作成装置の斜視図である。
【図3】プリント作成装置の概略構成図である。
【図4】機器に別体に備えられる通信機器の概略構成図
である。
【図5】機器に別体に備えられる通信機器の概略構成図
である。
【符号の説明】
1 機器管理システム 2 機器 3 管理装置 4 通信機器 5 通信機器 6 通信経路 40,50 演算部 41,51 送信部 42,52 受信部 43,53 操作部 44,54 表示部 45,55 切替部 46 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 隆史 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 飯塚 宏之 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 津田 隆夫 埼玉県狭山市上広瀬591−7 コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 5B089 GA04 HA01 JA35 JB16 JB17 KA12 KC23 KC28 KG05 KG08 LB12 LB14 LB25 MC05 MC08 MD08 ME08 5K048 AA06 BA21 BA35 EB10 FA04 FA07 5K101 KK12 KK14 MM07 NN21 PP03 QQ07 RR12 RR13 UU06 VV04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】店舗又は、オフィス、病院、工場等に設置
    される機器と、この機器のメンテナンス管理を行なう管
    理装置とで情報を送受信可能であり、状況に応じて情報
    の送受信を行なう通信方式及び/通信経路を切り替える
    ことが可能であることを特徴とする機器管理システム。
  2. 【請求項2】少なくとも、機器の種類、機器のバージョ
    ン、情報の種類、情報の量に応じて情報の送受信を行な
    う通信方式及び/通信経路を切り替えることが可能であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の機器管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】通信方式として、e−mail、ftpを
    有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の機器管理システム。
  4. 【請求項4】通信経路として、公衆回線、専用回線を有
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    機器管理システム。
  5. 【請求項5】通信方式及び/通信経路を表示する表示部
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れか1項に記載の機器管理システム。
  6. 【請求項6】通信方式及び/通信経路の切換を行なう操
    作部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれか1項に記載の機器管理システム。
  7. 【請求項7】店舗又は、オフィス、病院、工場等に設置
    される機器と、この機器のメンテナンス管理を行なう管
    理装置とで情報を送受信可能であり、機器から定期的に
    情報を管理装置に送信することを特徴とする機器管理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】店舗又は、オフィス、病院、工場等に設置
    される機器と、この機器のメンテナンス管理を行なう管
    理装置とで情報を送受信可能であり、送信時に、送信し
    た情報の送信結果を記録し、送信エラーの場合には、自
    動的に数回再送信を行ない、再送回数が所定回数以上な
    ら、送信先を切り替えて再送信を行なうことを特徴とす
    る機器管理システム。
  9. 【請求項9】店舗又は、オフィス、病院、工場等に設置
    される機器と、この機器のメンテナンス管理を行なう管
    理装置とで情報を送受信可能であり、機器の異常発生時
    に、異常の内容を機器の表示部に表示し、異常情報を送
    信することを特徴とする機器管理システム。
  10. 【請求項10】機器の異常の内容と、異常解析に必要な
    情報を送信することを特徴とする請求項9に記載の機器
    管理システム。
  11. 【請求項11】異常レベルに応じて異常送信可否を決定
    することを特徴とする請求項10に記載の機器管理シス
    テム。
  12. 【請求項12】異常送信不可の決定の場合には、異常を
    解消する方法を機器の表示部に表示することを特徴とす
    る請求項11に記載の機器管理システム。
  13. 【請求項13】店舗又は、オフィス、病院、工場等に設
    置される機器と、この機器のメンテナンス管理を行なう
    管理装置とで情報を送受信可能であり、ユーザーが機器
    の異常状態に関する情報の送信処理を実行後、送信が実
    行されなかった場合、送信対象情報を記録し、送信する
    表示画面のみでなく、内蔵プリンタ又は記録媒体に、異
    常内容や機器の状況情報の管理装置への通信内容を記録
    することを特徴とする機器管理システム。
  14. 【請求項14】店舗又は、オフィス、病院、工場等に設
    置される機器と、この機器のメンテナンス管理を行なう
    管理装置とで情報を送受信可能であり、管理装置より機
    器に、所定期間毎に緊急アドレスを機器に送信すること
    を特徴とする機器管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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