JP2001268179A - 無線携帯端末の着信履歴保存方法および無線携帯端末 - Google Patents

無線携帯端末の着信履歴保存方法および無線携帯端末

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JP2001268179A
JP2001268179A JP2000076326A JP2000076326A JP2001268179A JP 2001268179 A JP2001268179 A JP 2001268179A JP 2000076326 A JP2000076326 A JP 2000076326A JP 2000076326 A JP2000076326 A JP 2000076326A JP 2001268179 A JP2001268179 A JP 2001268179A
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JP2000076326A
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Kenichi Tada
健一 多田
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NEC AccessTechnica Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信があったことを着信履歴に保存すること
ができる時間を長くするとともに、利便性を犠牲としな
い無線携帯端末の着信履歴保存方法、および無線携帯端
末を提供する。 【解決手段】 バッテリの電池残量がレベル1になった
場合、CPU4は、メモリ5に格納された着信履歴を書
き換え、回線を切断する。この際、CPU4は、表示部
6を用い、着信があったことを利用者へ通知する。ま
た、制御部3は、切断理由通知を通信相手先へ発する。
電池残量がレベル1になった場合、CPU4は、メモリ
5に格納されたこのような着信動作を行うか、通常の着
信動作を行うかに関する設定に従い着信動作を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線携帯端末の着
信履歴保存方法、および無線携帯端末に関し、特にバッ
テリ電圧が少なくなった際、より多くの着信履歴を保存
することを可能にする無線携帯端末の着信履歴保存方
法、およびこの方法を用いた無線携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】無線携帯端末は、バッテリにより駆動す
る。そのため、無線携帯端末は、バッテリ電圧が低下す
ると動作することができなくなってしまう。図7は、従
来の無線携帯端末のバッテリ電圧と、無線携帯端末の動
作の関係を説明するためのフローチャートである。ここ
で、この従来の無線携帯端末は、バッテリ電圧をレベル
3、レベル2、レベル1、およびレベル0の4段階に区
分けするものとする。
【0003】この無線携帯端末は、電源を入れられると
(電源ON;ステップS730)、バッテリ電圧を調べ
る。この無線携帯端末は、バッテリ電圧にしきい値0、
しきい値1、しきい値2、およびしきい値3の設定値を
設け、バッテリ電圧とこれらの設定値とを比較を行う。
この無線携帯端末は、この比較を行うことにより、バッ
テリの残量(電池残量)を把握する。
【0004】このしきい値2は、このしきい値1よりも
大きい値とする。しきい値3は、しきい値2よりも大き
い値とする。バッテリ電圧がしきい値3よりも大きい場
合、電池残量はレベル3とされる。バッテリ電圧がしき
い値3よりも小さく、しきい値2よりも大きい場合、電
池残量はレベル2とされる。バッテリ電圧がしきい値2
よりも小さく、しきい値1よりも大きい場合、電池残量
はレベル1とされる。バッテリ電圧がしきい値1よりも
小さい場合、電池残量はレベル0とされる。電池残量が
レベル0の場合、上記無線携帯端末は、バッテリ電圧が
不足していると判断し、強制的に電源を切断する。ま
た、この無線携帯端末は、この電池残量を、インジケー
タ表示する。ユーザは、この表示により、電池残量を把
握することが可能になる。
【0005】上記無線携帯端末は、バッテリ電圧がしき
い値3よりも大きい値であるか調べる(ステップS73
1)。バッテリ電圧がしきい値3よりも大きい値である
場合(ステップS731/YES)、この無線携帯端末
は、電池残量をレベル3と設定する(ステップS73
2)。
【0006】バッテリ電圧がしきい値3よりも小さい値
であった場合(ステップS731/NO)、上記無線携
帯端末は、バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい値で
あるか調べる(ステップS733)。バッテリ電圧がし
きい値2よりも大きい値で、かつしきい値3よりも小さ
い値である場合(ステップS733/YES)、この無
線携帯端末は、電池残量をレベル2と設定する(ステッ
プS734)。
【0007】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS733/NO)、上記無線携
帯端末は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい値で
あるか調べる(ステップS735)。バッテリ電圧がし
きい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも小さ
い値である場合(ステップS735/YES)、この無
線携帯端末は、電池残量をレベル1と設定する(ステッ
プS736)。
【0008】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS735/NO)、上記無線携
帯端末は、電池残量をレベル0と設定し、電源を切断す
る(電源OFF;ステップS737)。
【0009】上記無線携帯端末は、バッテリ電圧のレベ
ルを設定(ステップS732、ステップS734、ステ
ップS736)した後、待ち受け状態(待機状態)とな
る(待ち受け1;ステップS738)。この無線携帯端
末は、待ち受け状態において、電池残量を調べる。待ち
受け状態であっても、このバッテリーの電圧は変化する
からである。この動作は、上述の電源が入れられた際に
行われるステップS730からステップS737までの
動作と同様である。
【0010】すなわち、上記無線携帯端末は、バッテリ
電圧がしきい値3よりも大きい値であるか調べる(ステ
ップS739)。バッテリ電圧がしきい値3よりも大き
い値である場合(ステップS739/YES)、この無
線携帯端末は、電池残量をレベル3と設定する(ステッ
プS740)。
【0011】バッテリ電圧がしきい値3よりも小さい値
であった場合(ステップS739/NO)、上記無線携
帯端末は、バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい値で
あるか調べる(ステップS741)。バッテリ電圧がし
きい値2よりも大きい値で、かつしきい値3よりも小さ
い値である場合(ステップS741/YES)、この無
線携帯端末は、電池残量をレベル2と設定する(ステッ
プS742)。
【0012】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS741/NO)、上記無線携
帯端末は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい値で
あるか調べる(ステップS743)。バッテリ電圧がし
きい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも小さ
い値である場合(ステップS743/YES)、この無
線携帯端末は、電池残量をレベル1と設定する(ステッ
プS744)。
【0013】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS743/NO)、上記無線携
帯端末は、電池残量をレベル0と設定し、電源を切断す
る(電源OFF;ステップS745)。
【0014】上記無線携帯端末は、電池残量を設定(ス
テップS740、ステップS742、ステップS74
4)した後、ステップS738へ戻り、待ち受け状態と
なる(待ち受け1;ステップS738)。
【0015】また、上記無線携帯端末は、待ち受け状態
において、着信があるか判定する(ステップS75
2)。着信がない場合(ステップS752/NO)、ス
テップS738へ戻る。
【0016】着信があった場合(ステップS752/Y
ES)、上記無線携帯端末は、着信履歴を保存する(ス
テップS753)。この着信履歴は、着信があった時
間、および通信相手先である。
【0017】着信履歴を保存(ステップS753)した
後、上記無線携帯端末は、報知手段により、ユーザを呼
び出す(ステップS754)。この後、この無線携帯端
末は、オフフックになったか確認する(ステップS75
5)。この無線携帯端末は、オフフックを確認できない
場合(ステップS755/NO)、ステップS754へ
戻り、上記呼び出しを続ける。なお、図示しないが、網
側からの切断処理があった場合、この無線携帯端末は、
ステップS738へ戻り、待ち受け状態となる。
【0018】オフフックを確認すると(ステップS75
5/YES)、上記無線携帯端末は、通話動作を行う
(ステップS756)。この無線携帯端末は、通話動作
中も、上述のように電池残量を調べる。通話動作中、こ
のバッテリーの電圧は変化するからである。この動作
は、上述の電源が入れられた際に行われるステップS7
30からステップS737までの動作と同様である。
【0019】すなわち、上記無線携帯端末は、バッテリ
電圧がしきい値3よりも大きい値であるか調べる(ステ
ップS759)。バッテリ電圧がしきい値3よりも大き
い値である場合(ステップS759/YES)、この無
線携帯端末は、電池残量をレベル3と設定する(ステッ
プS760)。
【0020】バッテリ電圧がしきい値3よりも小さい値
であった場合(ステップS759/NO)、上記無線携
帯端末は、バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい値で
あるか調べる(ステップS761)。バッテリ電圧がし
きい値2よりも大きい値で、かつしきい値3よりも小さ
い値である場合(ステップS761/YES)、この無
線携帯端末は、電池残量をレベル2と設定する(ステッ
プS762)。
【0021】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS761/NO)、上記無線携
帯端末は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい値で
あるか調べる(ステップS763)。バッテリ電圧がし
きい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも小さ
い値である場合(ステップS763/YES)、この無
線携帯端末は、電池残量をレベル1と設定する(ステッ
プS764)。
【0022】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS763/NO)、上記無線携
帯端末は、電池残量をレベル0と設定し、電源を切断す
る(電源OFF;ステップS765)。
【0023】また、上記無線携帯端末は、この通話動作
中、オンフックになることを確認する(ステップS75
7)。オンフックが確認されない場合(ステップS75
7/NO)、この無線携帯端末は、ステップS756へ
戻る。
【0024】オンフックが確認された場合(ステップS
757/YES)、この無線携帯端末は、切断処理を行
う(ステップS758)。この切断処理(ステップS7
58)が終了した後、ステップS738へ戻り、待ち受
け状態となる。
【0025】このように、上記従来の無線携帯端末は、
電池残量がレベル1であっても、レベル3と同一の動作
を行う。従って、この無線携帯端末は、電池残量がレベ
ル1になった後、わずかな時間しか動作することができ
ない。また、無線携帯端末は、電池残量がレベル0とな
ってしまうと、着信があったことを検出できないため、
着信があったことを着信履歴に保存することができな
い。
【0026】従って、上記従来の無線携帯端末は、バッ
テリ電圧が低くなった後(電池残量がレベル1になった
後)、着信があったことを着信履歴に保存することがわ
ずかな時間しかできないという問題点を有する。すなわ
ち、着信があっても着信履歴に保存できない時間が長い
ため、ユーザは、着信があったことを知得できない可能
性が高くなってしまう。
【0027】実開昭61−72948号公報に開示され
た第1の従来技術は、コードレス電話装置において、子
機の二次電池の電圧が低下した場合、送信および受信回
路への電源供給を遮断する。これにより、この第1の従
来技術は、コードレス電話装置の子機の二次電池の電圧
が低下しても、メモリには電源を供給し続けるため、メ
モリ内容を保護することが可能になる。
【0028】特開昭60−84932号公報に開示され
た第2の従来技術は、テレメータ装置に付加する電源保
護装置において、電圧停止信号を送信した時点で電力の
供給を停止する。これにより、この第2の従来技術は、
テレメータ装置の電圧が低下し、動作が停止した場合で
あっても、親局に対し電圧低下信号を送信して停止理由
を正確に通知することが可能になる。また、この第2の
従来技術は、この信号を送信した後動作を停止させるた
め、電圧低下後に繰り返し上記信号を送信することによ
りバッテリに無理な負荷をかけ、バッテリを劣化させ破
損させてしまうことを防止することが可能になる。
【0029】特開平10−209953号公報に開示さ
れた第3の従来技術は、携帯無線電話装置において、バ
ッテリ残量が多い場合(出力電圧レベルが高い場合)は
通常の通信機能を実行し、また間欠受信周期は通常の時
間間隔とし、バッテリ残量が中位の場合(出力電圧が中
位の場合)は着呼処理のみの通信機能とし、また間欠受
信周期は通常の時間間隔より少し長い中位の時間間隔と
し、バッテリ残量が少ない場合(出力電圧が低い場合)
は着信記録のみの通信機能とし、間欠受信周期は通常の
時間間隔よりも長くする。これにより、この第3の従来
技術は、バッテリ電源の消耗をより軽減することが可能
となり、省電力化により、通信可能時間を長くすること
が可能となる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術によれば、バッテリ電圧が低下した場合に
メモリの内容を保護することは可能となるが、上記問題
点に関し何ら対応策を示しているとは言えない。
【0031】上記第2の従来技術によれば、テレメータ
装置に付加する電源保護装置のバッテリ電圧が低下した
場合に生じる上記不具合を解消することは可能となる
が、上記問題点に関し何ら対応策を示しているとは言え
ない。
【0032】上記第3の従来技術は、無線携帯端末の通
信可能時間を長くすることが可能になるため、長い時間
にわたり着信があったことを着信履歴に保存することが
可能となり、一見、上記問題点に対し対応策を示してい
るようにも見える。
【0033】しかし、上記第3の従来技術によれば、ユ
ーザは、着信があったことを知得するためには、所定の
操作を行い、着信履歴の中から検索する必要がある。し
かし、ユーザは、着信があったことを、着信があった時
点で把握しなければならない場合がある。例えば、この
着信が、ユーザの得意先である場合等である。この場
合、ユーザは、この着信があったことを知得した後、他
の手段を用いこの通信相手先へ連絡をとる必要がある。
このように、上記第3の従来技術は、無線携帯端末が本
来有する利便性を犠牲にした上で上記問題点に答えるも
のであり、上記問題点に関し本質的に対応策を示してい
るとは言えない。
【0034】また、上記第3の従来技術は、上記電池残
量がレベル1になった場合、着信があったことを着信履
歴に保存するだけで切断してしまうため、通信相手先
は、なぜ切断されたのか判断がつかない。例えば、この
通信相手先は、通信状態がよくないために切断されてし
まったと考えることがある。このように、上記第3の従
来技術により切断されたにもかかわらず、他の理由によ
り切断されたと考えた場合、この通信相手先は、再度通
信を行う可能性がある。これにより、この無線携帯端末
が再度動作しなければならなくなり、バッテリ電圧の低
下は早まってしまう。従って、着信があったことを着信
履歴に保存することが可能な時間は、短くなってしま
う。すなわち、上記第3の従来技術は、上記問題点に関
し完全な対応策を示しているとは言えない。
【0035】さらに、上記第3の従来技術によれば、上
記電池残量がレベル1になった場合、着信があったこと
を着信履歴に保存するが、ユーザは、条件により、上記
動作ではなく、通常の通話動作を行いたい場合がある。
このように、上記第3の従来技術は、着信があったこと
を着信履歴に保存することが可能な時間を長くしようと
するあまり、ユーザの利便性を犠牲にしている。すなわ
ち、上記第3の従来技術は、無線携帯端末が本来有する
利便性を犠牲にした上で上記問題点を解決しようとする
ものであり、上記問題点に関し本質的に対応策を示して
いるとは言えない。
【0036】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、着信があったことを着信履歴に保存することが
できる時間を長くするとともに、着信があったことを着
信があった時点でユーザへ通知する無線携帯端末の着信
履歴保存方法、および無線携帯端末を提供することを目
的とする。
【0037】また、本発明は、着信があったことを着信
履歴に保存した後、通信相手先へ切断理由通知を通知す
ることにより、この通信相手先が再度通信することを防
止した後、切断することで、着信があったことを着信履
歴に保存することができる時間を長くする無線携帯端末
の着信履歴保存方法、および無線携帯端末を提供するこ
とを目的とする。
【0038】さらに、本発明は、バッテリ電圧が所定の
値以下になった場合、着信があったことを着信履歴に保
存するのみで切断するか、通常の通話動作を行うかユー
ザが選択することができることにより、利便性を犠牲に
せず、かつ着信があったことを着信履歴に保存すること
ができる時間を長くする無線携帯端末の着信履歴保存方
法、および無線携帯端末を提供することを目的とする。
【0039】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、バッテリの電圧を監視す
る電圧監視工程と、着信があった場合、着信の履歴を保
存する着信履歴保存工程と、電圧監視工程によりバッテ
リの電圧が所定の値以下の電圧になったことが監視され
た後に着信があった場合、着信があった旨をユーザへ報
知し、回線を切断する第1の着信制御工程とを有するこ
とを特徴としている。
【0040】請求項2記載の発明は、請求項1の方法に
おいて、第1の着信制御工程は、さらに、通信相手先へ
回線を切断する切断理由通知を発することを特徴として
いる。
【0041】請求項3記載の発明は、請求項1または2
の方法において、電圧監視工程によりバッテリの電圧が
所定の値以下の電圧になったことが監視された後に着信
があった場合、第1の着信制御工程により着信動作を行
うか、通常の着信動作を行うか、あらかじめユーザに選
択された設定の着信動作を行うことを特徴としている。
【0042】請求項4記載の発明は、バッテリの電圧を
監視する電圧監視工程と、着信があった場合、着信の履
歴を保存する着信履歴保存工程と、電圧監視工程により
バッテリの電圧が所定の値以下の電圧になったことが監
視された後に着信があった場合、通信相手先へ回線を切
断する切断理由通知を発し、回線を切断する第2の着信
制御工程とを有することを特徴としている。
【0043】請求項5記載の発明は、請求項4の方法に
おいて、電圧監視工程によりバッテリの電圧が所定の値
以下の電圧になったことが監視された後に着信があった
場合、第2の着信制御工程により着信動作を行うか、通
常の着信動作を行うか、あらかじめユーザに選択された
設定の着信動作を行うことを特徴としている。
【0044】請求項6記載の発明は、バッテリの電圧を
監視する電圧監視工程と、着信があった場合、着信の履
歴を保存する着信履歴保存工程とを有し、電圧監視工程
によりバッテリの電圧が所定の値以下の電圧になったこ
とが監視された後に着信があった場合、通常の着信動作
を行うか、着信履歴保存工程により着信の履歴を保存し
た後回線を切断するか、あらかじめユーザに選択された
設定の着信動作を行うことを特徴としている。
【0045】請求項7記載の発明は、バッテリの電圧を
監視する電圧監視手段と、着信があった場合、着信の履
歴を保存する着信履歴保存手段と、電圧監視手段により
バッテリの電圧が所定の値以下と監視され、かつ着信が
あった場合、着信があった旨をユーザへ報知し、回線を
切断する第1の着信制御手段とを有することを特徴とし
ている。
【0046】請求項8記載の発明は、請求項7の端末に
おいて、第1の着信制御手段は、さらに、通信相手先へ
回線を切断する切断理由通知を行うものであることを特
徴としている。
【0047】請求項9記載の発明は、請求項7または8
の端末において、電圧監視手段によりバッテリの電圧が
所定の値以下の電圧であると監視され、かつ着信があっ
た場合、第1の着信制御手段により着信動作を行うか、
通常の着信動作を行うか、あらかじめユーザに選択され
た設定の着信動作を行うものであることを特徴としてい
る。
【0048】請求項10記載の発明は、バッテリの電圧
を監視する電圧監視手段と、着信があった場合、着信の
履歴を保存する着信履歴保存手段と、電圧監視手段によ
りバッテリの電圧が所定の値以下の電圧であると監視さ
れ、かつ着信があった場合、通信相手先へ回線を切断す
る切断理由通知を発し、回線を切断する第2の着信制御
手段とを有することを特徴としている。
【0049】請求項11記載の発明は、請求項10の端
末において、電圧監視手段によりバッテリの電圧が所定
の値以下の電圧であると監視され、かつ着信があった場
合、第2の着信制御手段により着信動作を行うか、通常
の着信動作を行うか、あらかじめユーザに選択された設
定の着信動作を行うものであることを特徴としている。
【0050】請求項12記載の発明は、バッテリの電圧
を監視する電圧監視手段と、着信があった場合、着信の
履歴を保存する着信履歴保存手段とを有し、電圧監視手
段によりバッテリの電圧が所定の値以下の電圧であると
監視され、かつ着信があった場合、通常の着信動作を行
うか、着信履歴保存手段により着信の履歴を保存した後
回線を切断するか、あらかじめユーザに選択された設定
の着信動作を行うものであることを特徴としている。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0052】(電池残量)本発明による電池残量を、図
3を参照しながら詳細に説明する。図3は、バッテリ電
圧と電池レベルの対応関係を示す。本発明による電池レ
ベルは、レベル3、レベル2、レベル1、およびレベル
0とが設けられたものとする。本発明によるバッテリ電
圧は、しきい値1、2、および3の3つの設定値を有す
るものとする。
【0053】ポイント31は、このバッテリが満充電状
態である点を示す。ポイント35は、このバッテリが空
の状態である点を示す。バッテリ電圧がしきい値3より
も高い電圧である場合、電池残量はレベル3とされる。
バッテリ電圧がしきい値3よりも小さくしきい値2より
も高い電圧である場合、電池残量はレベル2とされる。
バッテリ電圧がしきい値2よりも小さくしきい値1より
も高い電圧である場合、電池残量はレベル1とされる。
バッテリ電圧がしきい値1よりも小さな電圧である場
合、レベル0と設定される。無線携帯端末は、電池残量
がレベル0の場合、動作を行わず、電源を切断する。
【0054】この電池残量は、LED9を介し、インジ
ケータ表示することによりユーザへ通知するようにして
もよい。これにより、ユーザは、この無線携帯端末を使
用できる略時間を把握することが可能になる。また、こ
の無線携帯端末は、後述するように行う動作を決定す
る。
【0055】(無線携帯端末)図1は、本発明による無
線携帯端末の内部構成を示すためのブロック図である。
図1によれば、この無線携帯端末は、アンテナ1、無線
部2、制御部3、CPU4、メモリ5、表示部6、サウ
ンダ7、バッテリライト8、LED9、バイブレータ1
0、スイッチ11、マイク12、レシーバ13、および
バッテリ14とを有する。
【0056】アンテナ1は、無線信号を受信する。無線
部2は、この無線信号を復調し、電気信号とする。制御
部3は、この電気信号をデコードする。CPU4は、こ
のデコードされた電気信号を、メモリ5に格納されてい
る自己の呼び出し信号と比較することにより、この受信
した無線信号が自己の呼び出し信号であるか解析する。
メモリ5は、自己の呼び出し信号を格納する。
【0057】この受信した無線信号が自己の呼び出し信
号である場合、CPU4は、メモリ5に格納された着信
履歴に、この着信を書き加える。着信履歴を書き換えた
後、制御部3は、サウンダ7、バッテリライト8、LE
D9、およびバイブレータ10等を用い、ユーザへ着信
したことを報知する。この報知動作は、上記手段の内の
1つ、または複数の組み合わせにより行われるようにし
てもよい。この報知動作を行う手段は、ユーザがスイッ
チ11を用いることにより選択するようにしてもよい。
この報知動作を行う手段に関する情報は、は、メモリ5
に格納されるようにしてもよい。制御部3は、この情報
に基づき、報知を行う手段を選択するようにしてもよ
い。
【0058】表示部6、サウンダ7、バックライト8、
LED9、およびバイブレータ10等報知手段によりユ
ーザへ着信したことを報知する際、スイッチ11のオフ
フックスイッチが押された場合、制御部3は、CPU4
に対し、オフフックスイッチが押されたことを通知す
る。CPU4は、この通知の後、制御部3に、呼設定応
答要求を行う。制御部3は、この呼設定応答要求をエン
コードする。無線部2は、このエンコードされた呼設定
応答要求を変調する。アンテナ1は、このエンコードさ
れた呼設定応答要求を無線信号として網側へ送出する。
CPU4の呼設定応答により呼設定が完了すると、マイ
ク12、およびレシーバ13は、通話動作に用いられ
る。
【0059】図2は、図1に示す制御部3の構成例を示
すブロック図である。図2によれば、制御部3、A/D
コンバータ20、無線制御部21、音声制御部22、ス
イッチ制御部23、報知制御部24、およびCPUイン
ターフェース部25とを有する。
【0060】CPUインターフェース部25は、CPU
4と、A/Dコンバータ20、無線制御部21、音声制
御部22、スイッチ制御部23、および報知制御部24
とのデータの送受信を仲介する。
【0061】A/Dコンバータ20は、バッテリ14と
接続される。A/Dコンバータ20は、CPU4の要求
に応じ、バッテリ14の電圧値をデジタル信号に変換
し、これをCPU4へ通知する。音声制御部22は、マ
イク12、およびレシーバ13と接続し、これらの動作
を制御する。スイッチ制御部23は、スイッチ11と接
続し、この動作を制御する。無線制御部21は、無線部
2と接続し、この動作を制御する。報知制御部24は、
サウンダ7、バックライト8、LED9、およびバイブ
レータ10と接続し、これらの動作を制御する。
【0062】CPU4は、待ち受け状態において、制御
部3のA/Dコンバータ20にから、バッテリ14の電
池残量を取得する。電池残量がレベル3、または2であ
る場合、CPU4は、上述のような着信時の動作を行
う。電池残量がレベル1である場合、CPU4は、メモ
リ5に格納された着信履歴を書き換えた後、切断処理を
行う。
【0063】(第1の無線携帯端末)本発明による第1
の無線携帯端末を、図1、および図2を参照しながら詳
細に説明する。この第1の無線携帯端末は、上記無線携
帯端末に加え、次のことを行う。
【0064】待ち受け状態において電池残量がレベル1
である場合、CPU4は、着信時に次の動作を行う。C
PU4は、メモリ5に格納された着信履歴を書き換えた
後、表示部6に着信があった旨を表示する。
【0065】なお、この表示は、通信相手先や着信日時
をも含むものでもよい。また、この表示とともに、CP
U4は、制御部3の報知制御部24に対し、サウンダ
7、バックライト8、LED9、およびバイブレータ1
0等の報知手段により、着信があった旨をユーザへ通知
するようにしてもよい。
【0066】これによれば、この無線携帯端末は、電池
残量がレベル1の状態で着信があった場合、通常の着信
動作を行わず、着信履歴のみを書き換え、切断処理を行
う。そのため、バッテリ電圧が低下する速度は遅くな
り、より長い時間にわたり着信があったことを着信履歴
に保存することが可能になる。
【0067】さらに、上記無線携帯端末は、電池残量が
レベル1の状態で着信があった場合、着信履歴を書き換
えるのみならず、着信があったことをユーザへ通知す
る。これにより、着信があったときユーザはどこにいて
もこれを知得することができるという無線携帯端末が有
する利便性を損なうことなく、より長い時間にわたり着
信があったことを着信履歴に保存することが可能にな
る。
【0068】(第2の無線携帯端末)本発明による第2
の無線携帯端末を、図1、および図2を参照しながら詳
細に説明する。この第2の無線携帯端末は、上記無線携
帯端末に加え、次のことを行う。
【0069】待ち受け状態において電池残量がレベル1
である場合、CPU4は、着信時に次の動作を行う。ま
た、CPU4は、メモリ5に格納された着信履歴を書き
換えた後、着信記録のみを保存し切断する処理を行って
いることを通信相手先へ通知する切断理由通知を送信す
るよう制御部3に指示する。制御部3は、無線部2、ア
ンテナ1を介し、この切断理由通知を通信相手先へ送信
する。この通知後、CPU4は、切断処理を行う。
【0070】なお、上記切断理由通知は、ユーザが録音
した音声により行うようにしてもよく、定型の音声通知
により行うようにしてもよい。また、所定の情報を送信
し、通信相手先の無線携帯端末がこの情報を表示部に表
示するようにしてもよい。
【0071】これによれば、この無線携帯端末は、電池
残量がレベル1の状態で着信があった場合、通常の着信
動作を行わず、着信履歴のみを書き換え、切断処理を行
う。そのため、バッテリ電圧が低下する速度は遅くな
り、より長い時間にわたり着信があったことを着信履歴
に保存することが可能になる。
【0072】さらに、通信相手先は、切断された理由を
知得することができるため、再度通信を行うことはなく
なる。これにより、この通信相手先が再度通信を行うこ
とによるバッテリ電圧の低下を防止できるため、より長
い時間にわたり着信があったことを着信履歴に保存する
ことが可能になる。
【0073】なお、この第2の無線携帯端末は、上記第
1の無線携帯端末に加え、上述の動作を行うものであっ
てもよい。これによれば、着信があったときユーザはど
こにいてもこれを知得することができるという無線携帯
端末が有する利便性を損なうことなく、より長い時間に
わたり着信があったことを着信履歴に保存することが可
能になる。
【0074】(第3の無線携帯端末)本発明による第3
の無線携帯端末を、図1、および図2を参照しながら詳
細に説明する。この第3の無線携帯端末は、上記の無線
携帯端末に加え、次のことを行う。
【0075】待ち受け状態において電池残量がレベル1
である場合、CPU4は、着信時に次の動作を行う。着
信時、CPU4は、メモリ5に格納された着信履歴を書
き換え、切断処理を行うのか、通常の通話動作を行うの
か、ユーザがあらかじめスイッチ11を用い選択する。
CPU4は、この設定をメモリ5に格納する。CPU4
は、着信時、この設定を取り出し、動作を決定する。
【0076】これによれば、ユーザは、使用環境に合わ
せ、バッテリ電圧が低い場合の動作を選択することが可
能になる。すなわち、着信があったことを着信履歴に保
存することが可能な時間を長くするか、通常の通話動作
を行うかユーザが選択することができるため、利便性
は、より向上する。
【0077】なお、この第3の無線携帯端末は、上記第
1の無線携帯端末に加え、上記動作を行うようにしても
よい。これによれば、着信があったときユーザはどこに
いてもこれを知得することができるという無線携帯端末
が有する利便性を損なうことなく、より長い時間にわた
り着信があったことを着信履歴に保存する動作を選択す
るか、通常の通話動作を行うか選択することが可能にな
る。
【0078】なお、この第3の無線携帯端末は、上記第
2の無線携帯端末に加え、上記動作を行うようにしても
よい。これによれば、通信相手先が再度通信を行うこと
によるバッテリ電圧の低下を防止し、より長い時間にわ
たり着信があったことを着信履歴に保存する動作を選択
するか、通常の通話動作を行うか選択することが可能に
なる。
【0079】(無線携帯端末の動作)本発明による無線
携帯端末の動作を、図1、図2、および図4を参照しな
がら詳細に説明する。
【0080】図4は、本発明による無線携帯端末のバッ
テリ電圧と、無線携帯端末の動作の関係を説明するため
のフローチャートである。CPU4は、この無線携帯端
末に電源が入れられると(電源ON;ステップS43
0)、制御部3のA/Dコンバータ20からバッテリ1
4の電池残量に関する情報を取得する。A/Dコンバー
タは、バッテリ14のバッテリ電圧を調べる。A/Dコ
ンバータ20は、図3に示すバッテリ電圧と電池レベル
の対応関係に従い、バッテリ14のバッテリ電圧からバ
ッテリ14の電池レベルを判断する。A/Dコンバータ
20は、この電池レベルを、CPUインターフェース部
25を介しCPU4へ通知する。具体的には、次のよう
に電池レベルを判断する。
【0081】A/Dコンバータ20は、バッテリ14の
バッテリ電圧がしきい値3よりも大きい値であるか調べ
る(ステップS431)。バッテリ電圧がしきい値3よ
りも大きい値である場合(ステップS431/YE
S)、A/Dコンバータ20は、電池残量をレベル3と
設定し、CPU4へ通知する(ステップS432)。
【0082】バッテリ14のバッテリ電圧がしきい値3
よりも小さい値であった場合(ステップS431/N
O)、A/Dコンバータ20は、バッテリ電圧がしきい
値2よりも大きい値であるか調べる(ステップS43
3)。バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい値で、か
つしきい値3よりも小さい値である場合(ステップS4
33/YES)、このA/Dコンバータ20は、電池残
量をレベル2と設定し、CPU4へ通知する(ステップ
S434)。
【0083】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS433/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい
値であるか調べる(ステップS435)。バッテリ電圧
がしきい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも
小さい値である場合(ステップS435/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル1と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS436)。
【0084】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS435/NO)、A/Dコン
バータ20は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4
へ通知する。CPU4は、制御部3に電源を切断させる
(電源OFF;ステップS437)。
【0085】バッテリ14の電池残量がレベル3、また
はレベル2である場合、CPU4は、電池残量の通知
(ステップS432、ステップS434)を受けた後、
制御部3に第1の待ち受け状態(待機状態)とさせる
(待ち受け1;ステップS438)。ただし、バッテリ
14の電池残量がレベル1であった場合、CPU4は、
電池残量の通知(ステップS746)を受けた後、ステ
ップS446へ進み、制御部3を第2の待ち受け状態と
させる。この第2の待ち受け状態については、後述す
る。
【0086】第1の待ち受け状態において、CPU4
は、バッテリ14の電池残量を調べる。待ち受け状態で
あっても、このバッテリ電圧は変化するからである。こ
の動作は、上述の電源が入れられた際に行われるステッ
プS430からステップS437までの動作と同様であ
る。
【0087】すなわち、A/Dコンバータ20は、バッ
テリ14のバッテリ電圧がしきい値3よりも大きい値で
あるか調べる(ステップS439)。バッテリ14のバ
ッテリ電圧がしきい値3よりも大きい値である場合(ス
テップS439/YES)、A/Dコンバータ20は、
電池残量をレベル3と設定し、CPU4へ通知する(ス
テップS440)。
【0088】バッテリ電圧がしきい値3よりも小さい値
であった場合(ステップS439/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい
値であるか調べる(ステップS441)。バッテリ電圧
がしきい値2よりも大きい値で、かつしきい値3よりも
小さい値である場合(ステップS441/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル2と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS442)。
【0089】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS441/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい
値であるか調べる(ステップS443)。バッテリ電圧
がしきい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも
小さい値である場合(ステップS443/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル1と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS444)。
【0090】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS443/NO)、A/Dコン
バータ20は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4
へ通知する。CPU4は、制御部3に電源を切断させる
(電源OFF;ステップS445)。
【0091】電池残量がレベル3、または2であった場
合、CPU4は、電池残量を通知(ステップS440、
ステップS442)された後、ステップS438へ戻
り、第1の待ち受け状態となる(待ち受け1;ステップ
S438)。電池残量がレベル1であった場合、CPU
4は、電池残量を通知(ステップS444)された後、
ステップS446へ進み、制御部3に第2の待ち受け状
態とさせる。この第2の待ち受け状態については、後述
する。
【0092】また、上記無線携帯端末は、上記第1の待
ち受け状態において、着信があるか判定する(ステップ
S452)。着信がない場合(ステップS452/N
O)、ステップS438へ戻る。
【0093】着信があった場合(ステップS452/Y
ES)、CPU4は、メモリ5に保存された着信履歴を
書き換え、保存する(ステップS453)。この着信履
歴は、着信があった時間、および通信相手先である。な
お、着信履歴は、これらに限定された情報でなくともよ
い。
【0094】着信履歴が保存(ステップS453)され
た後、制御部3の報知制御部24は、報知手段により、
ユーザを呼び出す(ステップS454)。報知手段は、
サウンダ7、バックライト8、LED9、およびバイブ
レータ10等がある。報知制御部24は、ユーザの設定
に従い、これらの報知手段の内の1つ、または複数の組
み合わせにより報知動作を行う。
【0095】報知動作中、スイッチ制御部23は、ユー
ザがスイッチ11のオフフックスイッチの押下を確認す
る(ステップS455)。スイッチ制御部23は、オフ
フックスイッチの押下を確認できない場合(ステップS
455/NO)、ステップS454へ戻り、上記報知動
作を続ける。なお、図示しないが、網側からの切断処理
があった場合、この無線携帯端末は、ステップS438
へ戻り、上記第1の待ち受け状態となる。
【0096】オフフックを確認すると(ステップS45
5/YES)、制御部3は、通話動作を行う(ステップ
S456)。
【0097】CPU4は、通話動作中も、上述のように
バッテリ14電池残量を調べる。通話動作中、バッテリ
14の電圧は変化するからである。この動作は、上述の
電源が入れられた際に行われるステップS430からス
テップS437までの動作と同様である。
【0098】すなわち、A/Dコンバータ20は、バッ
テリ電圧がしきい値3よりも大きい値であるか調べる
(ステップS459)。バッテリ電圧がしきい値3より
も大きい値である場合(ステップS459/YES)、
A/Dコンバータ20は、電池残量をレベル3と設定
し、CPU4へ通知する(ステップS460)。
【0099】バッテリ電圧がしきい値3よりも小さい値
であった場合(ステップS459/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい
値であるか調べる(ステップS461)。バッテリ電圧
がしきい値2よりも大きい値で、かつしきい値3よりも
小さい値である場合(ステップS461/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル2と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS462)。
【0100】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS461/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい
値であるか調べる(ステップS463)。バッテリ電圧
がしきい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも
小さい値である場合(ステップS463/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル1と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS464)。
【0101】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS463/NO)、A/Dコン
バータ20は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4
へ通知する。CPU4は、制御部3に電源を切断させる
(電源OFF;ステップS465)。
【0102】電池残量がレベル3、2、または1であっ
た場合、CPU4は、上記通話動作を続ける。
【0103】また、スイッチ制御部23は、この通話動
作中、ユーザによりスイッチ11のオンフックスイッチ
が押下されたか確認する(ステップS457)。オンフ
ックが確認されない場合(ステップS457/NO)、
この制御部3は、ステップS456へ戻る。
【0104】オンフックスイッチが押下されたことが確
認された場合(ステップS457/YES)、この制御
部3は、切断処理を行う(ステップS458)。制御部
3は、この切断処理(ステップS458)が終了した
後、ステップS438へ戻り、第1の待ち受け状態とな
る。また、図示しないが、制御部3は、網側から切断さ
れたことを検出すると、ステップS438へ戻り、第1
の待ち受け状態となる。
【0105】以下、図4のステップS446以降の第2
の待ち受け状態における無線携帯端末の動作を説明す
る。
【0106】この第2の待ち受け状態(ステップS44
6)において、CPU4は、バッテリ14の電池残量を
検査する。バッテリ14のバッテリ電圧は、この第2の
待ち受け状態であっても低下するからである。
【0107】すなわち、CPU4からの指示のもと、A
/Dコンバータ20は、バッテリ14のバッテリ電圧が
しきい値1よりも小さいか調べる(ステップS45
0)。バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい場合(ス
テップS450/NO)、A/Dコンバータ20は、電
池残量をレベル1と設定し、CPU4へ通知する。CP
U4は、この通知を受け、制御部3を第2の待ち受け状
態とする。
【0108】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい場
合(ステップS450/YES)、A/Dコンバータ2
0は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4へ通知す
る。CPU4は、制御部3に電源を切断させる(電源O
FF;ステップS451)。
【0109】また、制御部3は、上記第2の待ち受け状
態において、網側から着信があるか確認する(ステップ
S447)。網側から着信がない場合(ステップS44
7/NO)、制御部3は、ステップS446へ戻り、こ
の第2の待ち受け状態を続ける。
【0110】網側から着信があった場合(ステップS4
47/YES)、CPU4は、この着信を、メモリ5に
格納された着信履歴に書き加え、これを保存する(ステ
ップS448)。
【0111】CPU4は、着信履歴を保存し終えると、
制御部3に切断処理を行わせる(ステップS449)。
制御部3は、切断処理終了後、ステップS446へ戻
り、上記第2の待ち受け状態となる。
【0112】(第1の無線携帯端末の動作)本発明によ
る第1の無線携帯端末の動作を、図1、図2、および図
4を参照しながら詳細に説明する。
【0113】第2の待ち受け状態において着信があり、
ステップS448においてCPU4が着信履歴を保存し
た後、CPU4は、表示部6に、着信があった旨を表示
する。
【0114】これにより、ユーザは、着信があると、上
記第2の待ち受け状態であっても、着信があったことを
知得することが可能になる。これにより、無線携帯端末
が有する電波の届く範囲であればどこにいても着信した
ことを知得することができるという利便性を犠牲にする
ことなく、着信があったことを着信履歴に保存すること
ができる時間を長くすることが可能となる。従って、ユ
ーザは、この無線携帯端末を用い通信を行うことができ
なくとも、他の通信手段を用いることにより、この通信
相手先と通信を行うことが可能になる。
【0115】なお、この表示は、着信履歴を保存してい
る最中に行ってもよく、また着信履歴の保存を行う前に
行ってもよい。
【0116】なお、この表示に加え、報知手段を用い、
ユーザに着信したことを報知してもよい。報知手段とし
ては、サウンダ7、バックライト8、LED9、および
バイブレータ10等がある。これにより、ユーザは、着
信した時点に着信したことを知得することが可能にな
る。
【0117】なお、上記切断処理を行う前にユーザがス
イッチ11のオフフックスイッチを押した場合、制御部
3は、通常の通話動作を行うようにしてもよい。これに
よれば、着信があった際、電波が届く範囲にいれば通信
を行うことができる無線携帯電話の特性を犠牲にするこ
となく、かつ着信があったことを着信履歴に保存するこ
とができる時間を長くすることが可能となる。
【0118】(第2の無線携帯端末の動作)本発明によ
る第2の無線携帯端末の動作を、図1、図2、および図
5を参照しながら詳細に説明する。
【0119】図5は、本発明による無線携帯端末のバッ
テリ電圧と、無線携帯端末の動作の関係を説明するため
のフローチャートである。この第2の無線携帯端末は、
図4における上記無線携帯端末の動作と、ステップS4
46(図5においてはステップS546)の第2の待ち
受け状態(本説明においては第3の待ち受け状態と表記
する)以降の動作を除き、同一の動作を行う。
【0120】すなわち、CPU4は、この無線携帯端末
に電源が入れられると(電源ON;ステップS53
0)、制御部3のA/Dコンバータ20からバッテリ1
4の電池残量に関する情報を取得する。A/Dコンバー
タは、バッテリ14のバッテリ電圧を調べる。A/Dコ
ンバータ20は、図3に示すバッテリ電圧と電池レベル
の対応関係に従い、バッテリ14のバッテリ電圧からバ
ッテリ14の電池レベルを判断する。A/Dコンバータ
20は、この電池レベルを、CPUインターフェース部
25を介しCPU4へ通知する。具体的には、次のよう
に電池レベルを判断する。
【0121】A/Dコンバータ20は、バッテリ14の
バッテリ電圧がしきい値3よりも大きい値であるか調べ
る(ステップS531)。バッテリ電圧がしきい値3よ
りも大きい値である場合(ステップS531/YE
S)、A/Dコンバータ20は、電池残量をレベル3と
設定し、CPU4へ通知する(ステップS532)。
【0122】バッテリ14のバッテリ電圧がしきい値3
よりも小さい値であった場合(ステップS531/N
O)、A/Dコンバータ20は、バッテリ電圧がしきい
値2よりも大きい値であるか調べる(ステップS53
3)。バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい値で、か
つしきい値3よりも小さい値である場合(ステップS5
33/YES)、このA/Dコンバータ20は、電池残
量をレベル2と設定し、CPU4へ通知する(ステップ
S534)。
【0123】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS533/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい
値であるか調べる(ステップS535)。バッテリ電圧
がしきい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも
小さい値である場合(ステップS535/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル1と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS536)。
【0124】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS535/NO)、A/Dコン
バータ20は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4
へ通知する。CPU4は、制御部3に電源を切断させる
(電源OFF;ステップS537)。
【0125】バッテリ14の電池残量がレベル3、また
はレベル2である場合、CPU4は、電池残量の通知
(ステップS532、ステップS534)を受けた後、
制御部3に第1の待ち受け状態(待機状態)とさせる
(待ち受け1;ステップS538)。ただし、バッテリ
14の電池残量がレベル1であった場合、CPU4は、
電池残量の通知(ステップS746)を受けた後、ステ
ップS546へ進み、制御部3を第3の待ち受け状態と
させる。この第3の待ち受け状態については、後述す
る。
【0126】第1の待ち受け状態において、CPU4
は、バッテリ14の電池残量を調べる。待ち受け状態で
あっても、このバッテリ電圧は変化するからである。こ
の動作は、上述の電源が入れられた際に行われるステッ
プS530からステップS537までの動作と同様であ
る。
【0127】すなわち、A/Dコンバータ20は、バッ
テリ14のバッテリ電圧がしきい値3よりも大きい値で
あるか調べる(ステップS539)。バッテリ14のバ
ッテリ電圧がしきい値3よりも大きい値である場合(ス
テップS539/YES)、A/Dコンバータ20は、
電池残量をレベル3と設定し、CPU4へ通知する(ス
テップS540)。
【0128】バッテリ電圧がしきい値3よりも小さい値
であった場合(ステップS539/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい
値であるか調べる(ステップS541)。バッテリ電圧
がしきい値2よりも大きい値で、かつしきい値3よりも
小さい値である場合(ステップS541/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル2と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS542)。
【0129】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS541/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい
値であるか調べる(ステップS543)。バッテリ電圧
がしきい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも
小さい値である場合(ステップS543/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル1と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS544)。
【0130】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS543/NO)、A/Dコン
バータ20は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4
へ通知する。CPU4は、制御部3に電源を切断させる
(電源OFF;ステップS545)。
【0131】電池残量がレベル3、または2であった場
合、CPU4は、電池残量を通知(ステップS540、
ステップS542)された後、ステップS538へ戻
り、第1の待ち受け状態となる(待ち受け1;ステップ
S538)。電池残量がレベル1であった場合、CPU
4は、電池残量を通知(ステップS544)された後、
ステップS546へ進み、制御部3に第3の待ち受け状
態とさせる。この第3の待ち受け状態については、後述
する。
【0132】また、上記無線携帯端末は、上記第1の待
ち受け状態において、着信があるか判定する(ステップ
S552)。着信がない場合(ステップS552/N
O)、ステップS538へ戻る。
【0133】着信があった場合(ステップS552/Y
ES)、CPU4は、メモリ5に保存された着信履歴を
書き換え、保存する(ステップS553)。この着信履
歴は、着信があった時間、および通信相手先である。な
お、着信履歴は、これらに限定された情報でなくともよ
い。
【0134】着信履歴が保存(ステップS553)され
た後、制御部3の報知制御部24は、報知手段により、
ユーザを呼び出す(ステップS554)。報知手段は、
サウンダ7、バックライト8、LED9、およびバイブ
レータ10等がある。報知制御部24は、ユーザの設定
に従い、これらの報知手段の内の1つ、または複数の組
み合わせにより報知動作を行う。
【0135】報知動作中、スイッチ制御部23は、ユー
ザがスイッチ11のオフフックスイッチの押下を確認す
る(ステップS555)。スイッチ制御部23は、オフ
フックスイッチの押下を確認できない場合(ステップS
555/NO)、ステップS554へ戻り、上記報知動
作を続ける。なお、図示しないが、網側からの切断処理
があった場合、この無線携帯端末は、ステップS538
へ戻り、上記第1の待ち受け状態となる。
【0136】オフフックを確認すると(ステップS55
5/YES)、制御部3は、通話動作を行う(ステップ
S556)。
【0137】CPU4は、通話動作中も、上述のように
バッテリ14電池残量を調べる。通話動作中、バッテリ
14の電圧は変化するからである。この動作は、上述の
電源が入れられた際に行われるステップS530からス
テップS537までの動作と同様である。
【0138】すなわち、A/Dコンバータ20は、バッ
テリ電圧がしきい値3よりも大きい値であるか調べる
(ステップS559)。バッテリ電圧がしきい値3より
も大きい値である場合(ステップS559/YES)、
A/Dコンバータ20は、電池残量をレベル3と設定
し、CPU4へ通知する(ステップS560)。
【0139】バッテリ電圧がしきい値3よりも小さい値
であった場合(ステップS559/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい
値であるか調べる(ステップS561)。バッテリ電圧
がしきい値2よりも大きい値で、かつしきい値3よりも
小さい値である場合(ステップS561/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル2と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS562)。
【0140】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS561/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい
値であるか調べる(ステップS563)。バッテリ電圧
がしきい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも
小さい値である場合(ステップS563/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル1と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS564)。
【0141】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS563/NO)、A/Dコン
バータ20は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4
へ通知する。CPU4は、制御部3に電源を切断させる
(電源OFF;ステップS565)。
【0142】電池残量がレベル3、2、または1であっ
た場合、CPU4は、上記通話動作を続ける。
【0143】また、スイッチ制御部23は、この通話動
作中、ユーザによりスイッチ11のオンフックスイッチ
が押下されたか確認する(ステップS557)。オンフ
ックが確認されない場合(ステップS557/NO)、
この制御部3は、ステップS556へ戻る。
【0144】オンフックスイッチが押下されたことが確
認された場合(ステップS557/YES)、この制御
部3は、切断処理を行う(ステップS558)。制御部
3は、この切断処理(ステップS558)が終了した
後、ステップS538へ戻り、第1の待ち受け状態とな
る。また、図示しないが、制御部3は、網側から切断さ
れたことを検出すると、ステップS538へ戻り、第1
の待ち受け状態となる。
【0145】以下、図5のステップS546以降の第3
の待ち受け状態における無線携帯端末の動作を説明す
る。
【0146】この第3の待ち受け状態(ステップS54
6)において、CPU4は、バッテリ14の電池残量を
検査する。バッテリ14のバッテリ電圧は、この第3の
待ち受け状態であっても低下するからである。
【0147】すなわち、CPU4からの指示のもと、A
/Dコンバータ20は、バッテリ14のバッテリ電圧が
しきい値1よりも小さいか調べる(ステップS55
0)。バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい場合(ス
テップS550/NO)、A/Dコンバータ20は、電
池残量をレベル1と設定し、CPU4へ通知する。CP
U4は、この通知を受け、制御部3を第3の待ち受け状
態とする。
【0148】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい場
合(ステップS550/YES)、A/Dコンバータ2
0は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4へ通知す
る。CPU4は、制御部3に電源を切断させる(電源O
FF;ステップS551)。
【0149】また、制御部3は、上記第3の待ち受け状
態において、網側から着信があるか確認する(ステップ
S547)。網側から着信がない場合(ステップS54
7/NO)、制御部3は、ステップS546へ戻り、こ
の第2の待ち受け状態を続ける。
【0150】網側から着信があった場合(ステップS5
47/YES)、CPU4は、この着信を、メモリ5に
格納された着信履歴に書き加え、これを保存する(ステ
ップS548)。
【0151】CPU4が着信履歴を保存し終えると、制
御部3は、通信相手先に対し、この無線携帯端末が着信
履歴を保存した後切断処理を行う状態である旨を通知す
る切断理由通知を行う(ステップS570)。
【0152】この通知後、CPU4は、制御部3に切断
処理を行わせる(ステップS549)。制御部3は、切
断処理終了後、ステップS546へ戻り、上記第2の待
ち受け状態となる。
【0153】通常、通信相手先は、切断された場合、再
度通信を行う。この場合、この無線携帯端末は、再度ス
テップS548以降の動作を行わなければならなくな
る。この動作は、ステップS546における待ち受け第
2の待ち受け状態に比べ、電力を多く消費する。すなわ
ち、着信があったことを着信履歴に保存することができ
る時間は、短くなってしまう。
【0154】このように、上記実施の形態によれば、着
信があったことを着信履歴に保存することができる時間
を長くすることが可能となる。また、通信相手先にとっ
ても利便性のよい無線携帯端末を提供することが可能に
なる。
【0155】なお、上記切断理由通知は、通信相手先が
この切断理由を知得することができるものであればよ
く、例えば、ユーザがあらかじめ録音した音声、または
所定の音声であってもよい。また、上記切断理由通知
は、所定の情報を通信相手先へ通知し、これを通信相手
先の無線携帯端末が表示等するものであってもよい。
【0156】なお、上記動作は、上記第1の無線携帯端
末の動作に加え行われるものであってもよい。これによ
れば、ユーザは、着信があった時点で着信があったこと
を知得することが可能になる。従って、この無線携帯端
末の利便性は、向上する。
【0157】(第3の無線携帯端末の動作)本発明によ
る第3の無線携帯端末の動作を、図1、図2、および図
6を参照しながら詳細に説明する。
【0158】図6は、本発明による無線携帯端末のバッ
テリ電圧と、無線携帯端末の動作の関係を説明するため
のフローチャートである。この第3の無線携帯端末は、
図4における上記無線携帯端末の動作と、ステップS4
46の第2の待ち受け状態以降の動作(図6におけるス
テップS646以降の動作)を除き同一である。
【0159】すなわち、CPU4は、この無線携帯端末
に電源が入れられると(電源ON;ステップS63
0)、制御部3のA/Dコンバータ20からバッテリ1
4の電池残量に関する情報を取得する。A/Dコンバー
タは、バッテリ14のバッテリ電圧を調べる。A/Dコ
ンバータ20は、図3に示すバッテリ電圧と電池レベル
の対応関係に従い、バッテリ14のバッテリ電圧からバ
ッテリ14の電池レベルを判断する。A/Dコンバータ
20は、この電池レベルを、CPUインターフェース部
25を介しCPU4へ通知する。具体的には、次のよう
に電池レベルを判断する。
【0160】A/Dコンバータ20は、バッテリ14の
バッテリ電圧がしきい値3よりも大きい値であるか調べ
る(ステップS631)。バッテリ電圧がしきい値3よ
りも大きい値である場合(ステップS631/YE
S)、A/Dコンバータ20は、電池残量をレベル3と
設定し、CPU4へ通知する(ステップS632)。
【0161】バッテリ14のバッテリ電圧がしきい値3
よりも小さい値であった場合(ステップS631/N
O)、A/Dコンバータ20は、バッテリ電圧がしきい
値2よりも大きい値であるか調べる(ステップS63
3)。バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい値で、か
つしきい値3よりも小さい値である場合(ステップS6
33/YES)、このA/Dコンバータ20は、電池残
量をレベル2と設定し、CPU4へ通知する(ステップ
S634)。
【0162】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS633/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい
値であるか調べる(ステップS635)。バッテリ電圧
がしきい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも
小さい値である場合(ステップS635/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル1と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS636)。
【0163】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS635/NO)、A/Dコン
バータ20は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4
へ通知する。CPU4は、制御部3に電源を切断させる
(電源OFF;ステップS637)。
【0164】バッテリ14の電池残量がレベル3、また
はレベル2である場合、CPU4は、電池残量の通知
(ステップS632、ステップS634)を受けた後、
制御部3に第1の待ち受け状態(待機状態)とさせる
(待ち受け1;ステップS638)。ただし、バッテリ
14の電池残量がレベル1であった場合、CPU4は、
電池残量の通知(ステップS746)を受けた後、ステ
ップS680へ進み、第1の待ち受け状態を行うのか、
第4の待ち受け状態を行うのか判断する。ステップS6
80以降の動作については、後述する。
【0165】第1の待ち受け状態において、CPU4
は、バッテリ14の電池残量を調べる。待ち受け状態で
あっても、このバッテリ電圧は変化するからである。こ
の動作は、上述の電源が入れられた際に行われるステッ
プS630からステップS637までの動作と同様であ
る。
【0166】すなわち、A/Dコンバータ20は、バッ
テリ14のバッテリ電圧がしきい値3よりも大きい値で
あるか調べる(ステップS639)。バッテリ14のバ
ッテリ電圧がしきい値3よりも大きい値である場合(ス
テップS639/YES)、A/Dコンバータ20は、
電池残量をレベル3と設定し、CPU4へ通知する(ス
テップS640)。
【0167】バッテリ電圧がしきい値3よりも小さい値
であった場合(ステップS639/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい
値であるか調べる(ステップS641)。バッテリ電圧
がしきい値2よりも大きい値で、かつしきい値3よりも
小さい値である場合(ステップS641/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル2と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS642)。
【0168】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS641/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい
値であるか調べる(ステップS643)。バッテリ電圧
がしきい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも
小さい値である場合(ステップS643/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル1と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS644)。
【0169】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS643/NO)、A/Dコン
バータ20は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4
へ通知する。CPU4は、制御部3に電源を切断させる
(電源OFF;ステップS645)。
【0170】電池残量がレベル3、または2であった場
合、CPU4は、電池残量を通知(ステップS640、
ステップS642)された後、ステップS638へ戻
り、第1の待ち受け状態となる(待ち受け1;ステップ
S638)。電池残量がレベル1であった場合、CPU
4は、電池残量を通知(ステップS644)された後、
ステップS680へ進み、第4の待ち受け状態を行う
か、第1の待ち受け状態を行うか制御する。ステップS
680以降の動作については、後述する。
【0171】また、上記無線携帯端末は、上記第1の待
ち受け状態において、着信があるか判定する(ステップ
S652)。着信がない場合(ステップS652/N
O)、ステップS638へ戻る。
【0172】着信があった場合(ステップS652/Y
ES)、CPU4は、メモリ5に保存された着信履歴を
書き換え、保存する(ステップS653)。この着信履
歴は、着信があった時間、および通信相手先である。な
お、着信履歴は、これらに限定された情報でなくともよ
い。
【0173】着信履歴が保存(ステップS653)され
た後、制御部3の報知制御部24は、報知手段により、
ユーザを呼び出す(ステップS654)。報知手段は、
サウンダ7、バックライト8、LED9、およびバイブ
レータ10等がある。報知制御部24は、ユーザの設定
に従い、これらの報知手段の内の1つ、または複数の組
み合わせにより報知動作を行う。
【0174】報知動作中、スイッチ制御部23は、ユー
ザがスイッチ11のオフフックスイッチの押下を確認す
る(ステップS655)。スイッチ制御部23は、オフ
フックスイッチの押下を確認できない場合(ステップS
655/NO)、ステップS654へ戻り、上記報知動
作を続ける。なお、図示しないが、網側からの切断処理
があった場合、この無線携帯端末は、ステップS638
へ戻り、上記第1の待ち受け状態となる。
【0175】オフフックを確認すると(ステップS65
5/YES)、制御部3は、通話動作を行う(ステップ
S656)。
【0176】CPU4は、通話動作中も、上述のように
バッテリ14電池残量を調べる。通話動作中、バッテリ
14の電圧は変化するからである。この動作は、上述の
電源が入れられた際に行われるステップS630からス
テップS637までの動作と同様である。
【0177】すなわち、A/Dコンバータ20は、バッ
テリ電圧がしきい値3よりも大きい値であるか調べる
(ステップS659)。バッテリ電圧がしきい値3より
も大きい値である場合(ステップS659/YES)、
A/Dコンバータ20は、電池残量をレベル3と設定
し、CPU4へ通知する(ステップS660)。
【0178】バッテリ電圧がしきい値3よりも小さい値
であった場合(ステップS659/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値2よりも大きい
値であるか調べる(ステップS661)。バッテリ電圧
がしきい値2よりも大きい値で、かつしきい値3よりも
小さい値である場合(ステップS661/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル2と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS662)。
【0179】バッテリ電圧がしきい値2よりも小さい値
であった場合(ステップS661/NO)、A/Dコン
バータ20は、バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい
値であるか調べる(ステップS663)。バッテリ電圧
がしきい値1よりも大きい値で、かつしきい値2よりも
小さい値である場合(ステップS663/YES)、A
/Dコンバータ20は、電池残量をレベル1と設定し、
CPU4へ通知する(ステップS664)。
【0180】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい値
であった場合(ステップS663/NO)、A/Dコン
バータ20は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4
へ通知する。CPU4は、制御部3に電源を切断させる
(電源OFF;ステップS665)。
【0181】電池残量がレベル3、2、または1であっ
た場合、CPU4は、上記通話動作を続ける。
【0182】また、スイッチ制御部23は、この通話動
作中、ユーザによりスイッチ11のオンフックスイッチ
が押下されたか確認する(ステップS657)。オンフ
ックが確認されない場合(ステップS657/NO)、
この制御部3は、ステップS656へ戻る。
【0183】オンフックスイッチが押下されたことが確
認された場合(ステップS657/YES)、この制御
部3は、切断処理を行う(ステップS658)。制御部
3は、この切断処理(ステップS658)が終了した
後、ステップS638へ戻り、第1の待ち受け状態とな
る。また、図示しないが、制御部3は、網側から切断さ
れたことを検出すると、ステップS638へ戻り、第1
の待ち受け状態となる。
【0184】以下、図4のステップS680以降の動作
について説明する。
【0185】バッテリ14の電池残量がレベル1である
場合、制御部3は、ステップS638へ進み第1の待ち
受け状態を行うのか、ステップS646へ進み第4の待
ち受け状態を行うのか調べる。この情報は、あらかじめ
ユーザに設定され、メモリ5に格納される。
【0186】この第2の待ち受け状態(ステップS64
6)において、CPU4は、バッテリ14の電池残量を
検査する。バッテリ14のバッテリ電圧は、この第2の
待ち受け状態であっても低下するからである。
【0187】すなわち、CPU4からの指示のもと、A
/Dコンバータ20は、バッテリ14のバッテリ電圧が
しきい値1よりも小さいか調べる(ステップS65
0)。バッテリ電圧がしきい値1よりも大きい場合(ス
テップS650/NO)、A/Dコンバータ20は、電
池残量をレベル1と設定し、CPU4へ通知する。CP
U4は、この通知を受け、制御部3を第2の待ち受け状
態とする。
【0188】バッテリ電圧がしきい値1よりも小さい場
合(ステップS650/YES)、A/Dコンバータ2
0は、電池残量をレベル0と設定し、CPU4へ通知す
る。CPU4は、制御部3に電源を切断させる(電源O
FF;ステップS651)。
【0189】また、制御部3は、上記第4の待ち受け状
態において、網側から着信があるか確認する(ステップ
S647)。網側から着信がない場合(ステップS64
7/NO)、制御部3は、ステップS646へ戻り、こ
の第2の待ち受け状態を続ける。
【0190】網側から着信があった場合(ステップS6
47/YES)、CPU4は、この着信を、メモリ5に
格納された着信履歴に書き加え、これを保存する(ステ
ップS648)。
【0191】CPU4は、着信履歴を保存し終えると、
制御部3に切断処理を行わせる(ステップS649)。
制御部3は、切断処理終了後、ステップS646へ戻
り、上記第4の待ち受け状態となる。
【0192】これによれば、バッテリ14の電池残量が
レベル1の場合、上記第1の待ち受け状態により通常の
通話動作を行うのか、上記第4の待ち受け状態により着
信履歴を書き換え切断するのか、ユーザは選択すること
が可能になる。すなわち、この無線携帯端末の利便性
は、向上する。
【0193】なお、上記第4の待ち受け状態は、上記第
2の待ち受け状態、または上記第3の待ち受け状態であ
ってもよい。
【0194】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、バッテリの電圧を監視する電圧
監視工程と、着信があった場合、着信の履歴を保存する
着信履歴保存工程と、電圧監視工程によりバッテリの電
圧が所定の値以下の電圧になったことが監視された後に
着信があった場合、着信があった旨をユーザへ報知し、
回線を切断する第1の着信制御工程とを有することによ
り、着信があったことを着信履歴に保存することができ
る時間を長くするとともに、着信があったことを着信が
あった時点でユーザへ通知することが可能になる。
【0195】請求項2記載の発明は、請求項1の方法に
おいて、第1の着信制御工程は、さらに、通信相手先へ
回線を切断する切断理由通知を発することにより、通信
相手先からの再度の着信が防止され、より着信があった
ことを着信履歴に保存する時間を長くすることが可能に
なる。
【0196】請求項3記載の発明は、請求項1または2
の方法において、電圧監視工程によりバッテリの電圧が
所定の値以下の電圧になったことが監視された後に着信
があった場合、第1の着信制御工程により着信動作を行
うか、通常の着信動作を行うか、あらかじめユーザに選
択された設定の着信動作を行うことにより、ユーザの使
用環境にあわせた着信動作を可能にする。
【0197】請求項4記載の発明は、バッテリの電圧を
監視する電圧監視工程と、着信があった場合、着信の履
歴を保存する着信履歴保存工程と、電圧監視工程により
バッテリの電圧が所定の値以下の電圧になったことが監
視された後に着信があった場合、通信相手先へ回線を切
断する切断理由通知を発し、回線を切断する第2の着信
制御工程とを有することにより、通信相手先から再度の
着信が防止され、より着信があったことを着信履歴に保
存する時間を長くすることが可能になる。
【0198】請求項5記載の発明は、請求項4の方法に
おいて、電圧監視工程によりバッテリの電圧が所定の値
以下の電圧になったことが監視された後に着信があった
場合、第2の着信制御工程により着信動作を行うか、通
常の着信動作を行うか、あらかじめユーザに選択された
設定の着信動作を行うことにより、ユーザの使用環境に
あわせた着信動作を可能にする。
【0199】請求項6記載の発明は、バッテリの電圧を
監視する電圧監視工程と、着信があった場合、着信の履
歴を保存する着信履歴保存工程とを有し、電圧監視工程
によりバッテリの電圧が所定の値以下の電圧になったこ
とが監視された後に着信があった場合、通常の着信動作
を行うか、着信履歴保存工程により着信の履歴を保存し
た後回線を切断するか、あらかじめユーザに選択された
設定の着信動作を行うことにより、ユーザの環境にあわ
せた着信動作を可能にする。
【0200】請求項7記載の発明は、バッテリの電圧を
監視する電圧監視手段と、着信があった場合、着信の履
歴を保存する着信履歴保存手段と、電圧監視手段により
バッテリの電圧が所定の値以下と監視され、かつ着信が
あった場合、着信があった旨をユーザへ報知し、回線を
切断する第1の着信制御手段とを有することにより、着
信があったことを着信履歴に保存することができる時間
を長くするとともに、着信があったことを着信があった
時点でユーザへ通知する無線携帯端末を提供することが
可能になる。
【0201】請求項8記載の発明は、請求項7の端末に
おいて、第1の着信制御手段は、さらに、通信相手先へ
回線を切断する切断理由通知を行うものであることによ
り、通信相手先からの再度の着信が防止され、より着信
があったことを着信履歴に保存する時間を長くすること
が可能になる。
【0202】請求項9記載の発明は、請求項7または8
の端末において、電圧監視手段によりバッテリの電圧が
所定の値以下の電圧であると監視され、かつ着信があっ
た場合、第1の着信制御手段により着信動作を行うか、
通常の着信動作を行うか、あらかじめユーザに選択され
た設定の着信動作を行うものであることにより、ユーザ
の使用環境にあわせた着信動作を可能にする。
【0203】請求項10記載の発明は、バッテリの電圧
を監視する電圧監視手段と、着信があった場合、着信の
履歴を保存する着信履歴保存手段と、電圧監視手段によ
りバッテリの電圧が所定の値以下の電圧であると監視さ
れ、かつ着信があった場合、通信相手先へ回線を切断す
る切断理由通知を発し、回線を切断する第2の着信制御
手段とを有することにより、通信相手先から再度の着信
が防止され、より着信があったことを着信履歴に保存す
る時間を長くすることを可能とする無線携帯端末を提供
することが可能になる。
【0204】請求項11記載の発明は、請求項10の端
末において、電圧監視手段によりバッテリの電圧が所定
の値以下の電圧であると監視され、かつ着信があった場
合、第2の着信制御手段により着信動作を行うか、通常
の着信動作を行うか、あらかじめユーザに選択された設
定の着信動作を行うものであることにより、ユーザの使
用環境にあわせた着信動作を可能にする。
【0205】請求項12記載の発明は、バッテリの電圧
を監視する電圧監視手段と、着信があった場合、着信の
履歴を保存する着信履歴保存手段とを有し、電圧監視手
段によりバッテリの電圧が所定の値以下の電圧であると
監視され、かつ着信があった場合、通常の着信動作を行
うか、着信履歴保存手段により着信の履歴を保存した後
回線を切断するか、あらかじめユーザに選択された設定
の着信動作を行うものであることにより、ユーザの使用
環境にあわせた着信動作を行う無線携帯端末を提供する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線携帯端末の内部構成を示す構
成図である。
【図2】本発明による無線携帯端末の制御部の内部構成
を示す構成図である。
【図3】本発明による無線携帯端末のバッテリ電圧と電
池レベルとの対応関係を示す。
【図4】本発明による無線携帯端末の第1の着信動作を
説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明による無線携帯端末の第2の着信動作を
説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明による無線携帯端末の第3の着信動作を
説明するためのフローチャートである。
【図7】従来の無線携帯端末による着信動作を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 制御部 4 CPU 5 メモリ 6 表示部 7 サウンダ 8 バッテリライト 9 LED 10 バイブレータ 11 スイッチ 12 マイク 13 レシーバ 14 バッテリ 20 A/Dコンバータ 21 無線制御部 22 音声制御部 23 スイッチ制御部 24 報知制御部 25 CPUインターフェース部 31、32、33、34、35 ポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 BB17 FF01 FF14 FF22 GG04 HH15 5K036 AA07 BB14 DD33 DD34 EE01 JJ08 JJ12 LL01 5K067 AA27 BB04 EE02 FF02 FF06 FF07 FF13 FF22 FF25 FF40 GG11 GG13 GG22 HH23 KK05 KK15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリの電圧を監視する電圧監視工程
    と、 着信があった場合、着信の履歴を保存する着信履歴保存
    工程と、 前記電圧監視工程により前記バッテリの電圧が所定の値
    以下の電圧になったことが監視された後に着信があった
    場合、前記着信があった旨をユーザへ報知し、回線を切
    断する第1の着信制御工程とを有することを特徴とする
    無線携帯端末の着信履歴保存方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の着信制御工程は、さらに、通
    信相手先へ回線を切断する切断理由通知を発することを
    特徴とする請求項1記載の無線携帯端末の着信履歴保存
    方法。
  3. 【請求項3】 前記電圧監視工程により前記バッテリの
    電圧が所定の値以下の電圧になったことが監視された後
    に着信があった場合、前記第1の着信制御工程により着
    信動作を行うか、通常の着信動作を行うか、あらかじめ
    ユーザに選択された設定の着信動作を行うことを特徴と
    する請求項1または2記載の無線携帯端末の着信履歴保
    存方法。
  4. 【請求項4】 バッテリの電圧を監視する電圧監視工程
    と、 着信があった場合、着信の履歴を保存する着信履歴保存
    工程と、 前記電圧監視工程により前記バッテリの電圧が所定の値
    以下の電圧になったことが監視された後に着信があった
    場合、通信相手先へ回線を切断する切断理由通知を発
    し、回線を切断する第2の着信制御工程とを有すること
    を特徴とする無線携帯端末の着信履歴保存方法。
  5. 【請求項5】 前記電圧監視工程により前記バッテリの
    電圧が所定の値以下の電圧になったことが監視された後
    に着信があった場合、前記第2の着信制御工程により着
    信動作を行うか、通常の着信動作を行うか、あらかじめ
    ユーザに選択された設定の着信動作を行うことを特徴と
    する請求項4記載の無線携帯端末の着信履歴保存方法。
  6. 【請求項6】 バッテリの電圧を監視する電圧監視工程
    と、 着信があった場合、着信の履歴を保存する着信履歴保存
    工程とを有し、 前記電圧監視工程により前記バッテリの電圧が所定の値
    以下の電圧になったことが監視された後に着信があった
    場合、通常の着信動作を行うか、前記着信履歴保存工程
    により着信の履歴を保存した後回線を切断するか、あら
    かじめユーザに選択された設定の着信動作を行うことを
    特徴とする無線携帯端末の着信履歴保存方法。
  7. 【請求項7】 バッテリの電圧を監視する電圧監視手段
    と、 着信があった場合、着信の履歴を保存する着信履歴保存
    手段と、 前記電圧監視手段により前記バッテリの電圧が所定の値
    以下と監視され、かつ着信があった場合、前記着信があ
    った旨をユーザへ報知し、回線を切断する第1の着信制
    御手段とを有することを特徴とする無線携帯端末。
  8. 【請求項8】 前記第1の着信制御手段は、さらに、通
    信相手先へ回線を切断する切断理由通知を行うものであ
    ることを特徴とする請求項7記載の無線携帯端末。
  9. 【請求項9】 前記電圧監視手段により前記バッテリの
    電圧が所定の値以下の電圧であると監視され、かつ着信
    があった場合、前記第1の着信制御手段により着信動作
    を行うか、通常の着信動作を行うか、あらかじめユーザ
    に選択された設定の着信動作を行うものであることを特
    徴とする請求項7または8記載の無線携帯端末。
  10. 【請求項10】 バッテリの電圧を監視する電圧監視手
    段と、 着信があった場合、着信の履歴を保存する着信履歴保存
    手段と、 前記電圧監視手段により前記バッテリの電圧が所定の値
    以下の電圧であると監視され、かつ着信があった場合、
    通信相手先へ回線を切断する切断理由通知を発し、回線
    を切断する第2の着信制御手段とを有することを特徴と
    する無線携帯端末。
  11. 【請求項11】 前記電圧監視手段により前記バッテリ
    の電圧が所定の値以下の電圧であると監視され、かつ着
    信があった場合、前記第2の着信制御手段により着信動
    作を行うか、通常の着信動作を行うか、あらかじめユー
    ザに選択された設定の着信動作を行うものであることを
    特徴とする請求項10記載の無線携帯端末。
  12. 【請求項12】 バッテリの電圧を監視する電圧監視手
    段と、 着信があった場合、着信の履歴を保存する着信履歴保存
    手段とを有し、 前記電圧監視手段により前記バッテリの電圧が所定の値
    以下の電圧であると監視され、かつ着信があった場合、
    通常の着信動作を行うか、前記着信履歴保存手段により
    着信の履歴を保存した後回線を切断するか、あらかじめ
    ユーザに選択された設定の着信動作を行うものであるこ
    とを特徴とする無線携帯端末。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009152899A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線端末、無線基地局、時刻配信システム及び時刻配信方法
JP2010141422A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Nec Corp 通信システム、携帯通信端末、着信規制方法、及びプログラム

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