JP2001268139A - データ通信監視装置およびその方法 - Google Patents

データ通信監視装置およびその方法

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JP2001268139A
JP2001268139A JP2000074406A JP2000074406A JP2001268139A JP 2001268139 A JP2001268139 A JP 2001268139A JP 2000074406 A JP2000074406 A JP 2000074406A JP 2000074406 A JP2000074406 A JP 2000074406A JP 2001268139 A JP2001268139 A JP 2001268139A
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signal
data
circuit
synchronization
synchronization signal
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JP2000074406A
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Kaoru Ono
薫 大野
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一定周期毎に一定時間幅発生する同期信号と、
この同期信号に同期して発生する所定個のデータ信号と
を異なる信号伝送路で伝送するデータ通信における信号
伝送路の断線等の障害を簡単な構成で検知する。 【解決手段】同期信号SYNC1の一定時間幅を監視す
るために、カウンタ210によりクロックCLKを計数
し、この計数値Csが前記一定時間幅より長い時間に対
応する計数値となったときに、同期信号SYNC1のエ
ラー信号ERR1を出力する。また、同期信号SYNC
1の一定時間幅に対応する所定レベルのパルスと、その
時点におけるデータ信号中の所定レベルのダミーデータ
のレベルとを比較し、予め定められた一定の関係にない
場合には、データ信号DATA1のエラー信号ERR2
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同期信号とデー
タ信号とを異なる信号伝送路で伝送するデータ通信にお
ける信号伝送路の障害等を監視するデータ通信監視装置
およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、シート状の感光材料収容部
と、この感光材料収容部に収容されている感光材料を搬
送する感光材料搬送部と、この感光材料搬送部を通じて
搬送された感光材料に対して画像を記録する画像記録部
とを備える画像記録装置において、前記各部には、感光
材料を搬送する複数のモータと感光材料の存在を検出す
るための複数の検出センサが使用されている。
【0003】この場合、通常、前記モータを駆動するた
めのデータ信号や、前記センサから出力されるデータ信
号は、同期信号に同期して処理される。
【0004】画像記録装置のように、モータとセンサ出
力とを同期して処理する必要がある装置においては、同
期信号の伝送路とデータ信号の伝送路とが別の伝送路、
たとえば、別のリード線が用いられる場合が多い。この
場合、各伝送路は、いわゆるハーネス(コネクタ付きリ
ード線、あるいはフラットケーブル等)として、一方の
プリント基板と他方のプリント基板との間に接続され
る。
【0005】ここで、一方のプリント基板は、同期信号
とともに受けたデータ信号に基づき前記モータを駆動す
るとともに、前記センサの検出出力を同期信号とともに
出力する、前記モータの駆動回路を含む中継基板(スレ
ーブ基板)とされる。
【0006】この中継基板に対して、他方のプリント基
板は、前記モータを駆動するための元になる同期信号と
データ信号とを発生するとともに、前記センサの検出出
力をデータ信号として同期信号とともに受ける回路が搭
載される機械制御(メカニカル制御)基板(マスター基
板)とされる。
【0007】マスター基板とスレーブ基板間は、上述し
たように、伝送路としての前記ハーネスにより接続され
るが、このハーネスが抜けたり、断線した場合、たとえ
ば、感光材料が画像記録部に搬送されていないときに、
画像記録部において画像記録走査が行われてしまうとい
うような誤動作が発生する可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
課題を考慮してなされたものであり、ハーネスの抜け、
ハーネスの断線等、信号伝送路の障害を簡単な構成で検
知することを可能とするデータ通信監視装置およびその
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、パルス信号
である同期信号が伝送される同期信号伝送路と、前記同
期信号に同期して所定個のデータからなるデータ信号が
伝送されるデータ信号伝送路と、前記同期信号伝送路を
通じて伝送された同期信号と前記データ信号伝送路を通
じて伝送されたデータ信号が供給されるデータ通信監視
回路とを備え、該データ通信監視回路は、前記同期信号
のパルス幅を計測する計測回路と、パルス幅の計測値と
設定値とを比較し、計測値が設定値を超える値であった
場合には、同期信号がエラーであることを示すエラー信
号を出力する比較回路とを有することを特徴とする(請
求項1記載の発明)。
【0010】この発明によれば、計測回路により、同期
信号であるパルス信号のパルス幅を計測し、比較回路に
より、計測値と設定値とを比較し、計測値が設定値を超
える値であった場合には、同期信号がエラーであること
を示すエラー信号を出力するようにしている。
【0011】このようにすれば、同期信号のパルス幅に
変動が発生した場合には、伝送路に障害等の不具合が発
生したものと推測することができる。
【0012】この場合、計測値と設定値とが同値であっ
た場合には、計測回路をリセットするリセット信号を比
較回路から出力するようにすることにより、同期信号を
連続的に監視することができる(請求項2記載の発
明)。
【0013】また、データ信号に対して、同期信号のパ
ルス信号が発生している期間は、ハイレベルまたはロー
レベルのいずれか一定のレベルに定められたダミーデー
タが挿入されるようにし、新たに設けたデータ信号監視
回路により、同期信号のパルス信号が発生している期間
にダミーデータが定められたいずれか一定のレベルでな
かった場合には、データ信号がエラーであることを示す
エラー信号を出力することにより、データ信号に不具合
が発生したことを検知することができる(請求項3記載
の発明)。
【0014】さらに、この発明では、データ信号がシリ
アル信号であるとき、該シリアル信号をパラレル信号に
変換するシリアルパラレル変換回路を設け、同期信号の
エラーを示すエラー信号により前記シリアルパラレル変
換回路のパラレル信号出力がすべて一定のレベル(ロー
レベルまたはハイレベルの一定のレベル)に保持される
ようにすることで、前記エラーと検知されたデータ信号
の無効化が可能である(請求項4記載の発明)。
【0015】また、この発明方法は、パルス信号である
同期信号が伝送される同期信号伝送路と、前記同期信号
に同期して所定個のデータからなるデータ信号が伝送さ
れるデータ信号伝送路と、前記同期信号伝送路と前記デ
ータ信号伝送路の障害を監視するデータ通信監視方法に
おいて、前記同期信号伝送路の出力側において、前記同
期信号のパルス幅を計測する計測処理と、パルス幅の計
測値と設定値とを比較し、計測値が設定値を超える値で
あった場合には、前記同期信号がエラーであることを示
すエラー信号を出力する比較処理とを有することを特徴
とする。
【0016】この発明によれば、計測処理により、同期
信号のパルス幅を計測し、比較処理により、計測値と設
定値とを比較し、計測値が設定値を超える値であった場
合には、同期信号がエラーであることを示すエラー信号
を出力するようにしている。
【0017】このようにすれば、同期信号のパルス幅に
変動が発生した場合には、伝送路に障害等の不具合が発
生したものと推測することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0019】図1は、この発明が適用された画像記録装
置10の模式的な構成を示している。
【0020】この画像記録装置10は、基本的には、シ
ート状の感光材料PSを複数枚保持する給版部12と、
給版部12から搬送され露光ステージ14上に配置され
た感光材料PSに対してレーザ光である光ビームLによ
り画像を露光記録する画像記録部16と、露光記録され
た感光材料PSを現像して顕像化する現像部18とを備
えている。
【0021】画像記録部16では、露光ステージ14上
に位置決め固定された感光材料PSに対して、レーザ光
源17から出射されたレーザ光であるオンオフする光ビ
ームLが回転多面鏡(ポリゴンミラー)20によって主
走査方向MSに露光(主走査露光)がなされるととも
に、感光材料PSが副走査モータ22により主走査方向
MSと略直交する副走査方向ASに搬送されることで副
走査露光がなされ、感光材料PSの所望の領域に画像が
露光記録される。ここで、ポリゴンミラー20は、主走
査モータ24により矢印α方向に定速回転駆動される。
【0022】この画像記録装置10において、感光材料
PSは、給版部12から画像記録部16を経て現像部1
8へ、搬送用のモータ31〜34および感光材料PSの
有無を検出する反射型等の光センサである光センサ41
〜44により位置決め搬送される。
【0023】この図1例の画像記録装置10において、
主走査モータ24と副走査モータ22およびレーザ光源
17は、マスター基板60に搭載された電子回路部品に
より直接駆動制御される。
【0024】その一方、搬送用のモータ31〜34は、
マスター基板60に搭載された電子回路部品によりスレ
ーブ基板62を介して駆動制御される。
【0025】つまり、搬送用モータ31〜34の駆動信
号が、マスター基板60からスレーブ基板62に伝送さ
れる。
【0026】そして、光センサ41〜44の出力信号
は、スレーブ基板62を介してマスター基板60にシリ
アルデータ信号として信号伝送される。
【0027】図2にも示すように、マスター基板60と
スレーブ基板62との間には、コネクタ付きリード線で
ある2つの伝送路64、66が配されている。伝送路6
4、66は、それぞれ同期信号SYNC1、SYNC2
の同期信号伝送路64S、66Sと、各同期信号SYN
C1、SYNC2に同期して転送されるシリアルデータ
信号DATA1、DATA2のデータ信号伝送路64
D、66Dとから構成されている。ここで、同期信号S
YNC1、SYNC2は、それぞれ、一定周期毎に一定
時間幅発生するパルス信号である。
【0028】なお、搬送用のモータ31〜34の駆動に
係る同期信号SYNC1およびデータ信号DATA1の
供給先のスレーブ基板62側は、それぞれ比較的高抵抗
値の抵抗器Rにより電源電圧Vccに接続されている。
同様に、光センサ41〜44の検出出力に係る同期信号
SYNC2およびデータ信号DATA2の供給先のマス
ター基板60側は、それぞれ比較的高抵抗値の抵抗器R
により電源電圧Vccに接続されている。
【0029】このように、いわゆるプルアップ抵抗器R
をプリントパターンに接続しておくことで、同期信号S
YNC1用の伝送路64Sおよび(または)データ信号
DATA1用の伝送路64Dが断線したり、コネクタ8
0、82が外れたとき、スレーブ基板62側の同期信号
SYNC1およびデータ信号DATA1のそれぞれの引
き回しプリントパターンは、プルアップ抵抗器Rを通じ
てハイレベル(Vcc)になるという特性を有すること
になる。
【0030】また、同様に、同期信号SYNC2用の伝
送路66Sおよび(または)データ信号DATA2の伝
送路66Dが断線したり、コネクタ98、100が外れ
たとき、マスター基板60側の同期信号SYNC2およ
びデータ信号DATA2のそれぞれの引き回しプリント
パターンはプルアップ抵抗器Rを通じてハイレベル(V
cc)になるという特性を有することになる。
【0031】この実施の形態において、一方のプリント
基板であるスレーブ基板62は、搬送用のモータ31〜
34を駆動し、かつ光センサ41〜44からの検出出力
を受ける中継基板とされ、この中継基板に対して、他方
のプリント基板であるマスター基板60は、搬送用のモ
ータ31〜34を駆動するための元になる同期信号SY
NC1とデータ信号DATA1とを発生するとともに、
光センサ41〜44の検出出力をデータ信号DATA2
として同期信号SYNC2とともに受ける回路が搭載さ
れる機械制御(メカニカル制御)基板とされている。
【0032】なお、この実施の形態においては、説明の
便宜のために、伝送路64、66は、それぞれ2本の伝
送路64S、64D、66S、66Dにより構成されて
いるとしているが、実際上、この画像記録装置10の他
の電子回路からの不要輻射の影響を排除するために、同
期信号SYNC1、SYNC2およびデータ信号DAT
A1、DATA2のそれぞれは、差動信号とされてお
り、各伝送路64、66は、それぞれ4本の伝送路から
構成されている。
【0033】図2示すように、マスター基板60は、走
査系モータ駆動制御回路70と、搬送系モータ制御回路
72を有している。走査系モータ駆動制御回路70は、
クロック発生器74から発生されるクロックCLKに基
づき、搬送系モータ制御回路72と通信しながら主走査
モータ24と副走査モータ22を駆動制御する。
【0034】クロックCLKは、マスター基板60内の
各種回路に供給されるとともに、固定的な伝送線75を
通じてスレーブ基板62にも供給され、各種制御の基準
信号とされている。このクロックCLKから、マスター
基板60では、同期信号発生回路76により通信制御用
等に使用する同期信号SYNC1を発生し、スレーブ基
板62では、同期信号発生回路76により通信制御用等
に使用する同期信号SYNC2を発生する。
【0035】搬送系モータ制御回路72は、搬送用のモ
ータ31〜34を駆動するためのパラレルデータ信号を
発生する。このパラレルデータ信号が、パラレルシリア
ル変換回路78により同期信号SYNC1に同期してシ
リアルデータ信号DATA1とされ、同期信号発生回路
76により発生された同期信号SYNC1とともに、コ
ネクタ80、伝送路64、コネクタ82を通じてスレー
ブ基板62に伝送される。
【0036】スレーブ基板62に伝送されたシリアルデ
ータ信号DATA1は、同期信号SYNC1に同期して
シリアルパラレル変換回路84によりパラレルデータ信
号に変換され、モータ駆動回路91〜94を通じて搬送
用の各モータ31〜34に供給される。
【0037】一方、光センサ41〜44で検出されるデ
ータは、パラレルシリアル変換回路96によりパラレル
データ信号から同期信号SYNC2に同期してシリアル
データ信号DATA2とされ、同期信号発生回路99に
より発生された同期信号SYNC2とともに、コネクタ
98、伝送路66、コネクタ100を通じてマスター基
板60に伝送される。
【0038】マスター基板60に伝送された、光センサ
41〜44の検出出力に係るシリアルデータ信号DAT
A2は、同期信号SYNC2に基づきシリアルパラレル
変換回路102でパラレルデータ信号に変換され、搬送
系モータ制御回路72に供給される。
【0039】搬送系モータ制御回路72は、この光セン
サ41〜44により検出されたデータに基づき、再び、
搬送用のモータ31〜34を駆動するためのパラレルデ
ータ信号を発生する。このようにして、光センサ41〜
44の出力信号に基づき、搬送用のモータ31〜34が
搬送系モータ制御回路72から駆動制御される。これに
より、感光材料PSの搬送の速度・位置決め制御を行う
ことができる。
【0040】ここで、マスター基板60には、伝送路6
6のハーネスの抜け、断線等の通信障害を検知するため
のデータ通信監視回路200が設けられ、スレーブ基板
62には、伝送路66のハーネスの抜け、断線等の通信
障害を検知するためのデータ通信監視回路202が設け
られている。
【0041】これらデータ通信監視回路200、202
から出力される異常検知信号であるエラー信号ERR
1、ERR2は、それぞれエラー処理回路204、20
6に供給される。
【0042】一方のエラー処理回路204は、データ通
信監視回路200から供給されるエラー信号ERR1、
ERR2に基づき、搬送系モータ制御回路72を停止制
御するとともに、この搬送系モータ制御回路72を通
じ、走査系モータ駆動制御回路70を介して主走査モー
タ24および副走査モータ22の停止制御を行う。ま
た、併せて警報あるいは警告信号を発生する等の処理を
行う。
【0043】他方のエラー処理回路206は、データ通
信監視回路202から供給されるエラー信号ERR1、
ERR2に基づき、警報あるいは警告信号を発生する等
の処理を行う。
【0044】さらに、エラー処理回路204、206
は、画像記録装置10の図示していない表示手段として
のディスプレイ上にエラー内容の表示を行うように構成
されている。
【0045】上述したデータ通信の監視処理を行うデー
タ通信監視回路200とデータ通信監視回路202と
は、同一の回路構成を有している。
【0046】図3は、データ通信監視回路200、20
2の構成例を示している。以下、データ通信監視回路2
00を代表として説明する。
【0047】データ通信監視回路200は、基本的に
は、同期信号SYNC1のパルス信号が発生している一
定時間幅(パルス幅)を計時(計測)するためにクロッ
クCLKを計数する計数回路であるカウンタ(計測回
路)210と、カウンタ210で計数したクロック数値
である計数値(パルス幅の計測値)Csと予め設定され
る第2設定値Bとを比較し、計数値Csが第2設定値B
を超える値であった場合には、同期信号のエラー信号E
RR1の元となるパルス信号を出力端子OUT2から発
生する比較回路212とを有する。
【0048】この同期信号SYNC1のエラー信号ER
R1の元となるパルス信号は、計数値Csが第2設定値
Bを超える値となったときにパルス信号として発生す
る。このパルス信号が、ラッチ回路228によりラッチ
され、ローレベルからハイレベルに遷移するエラー信号
ERR1として論理和回路220およびエラー処理回路
206に出力される。
【0049】この場合、比較回路212は、さらに、計
数値Csと予め設定される第1設定値Aとを比較し、同
値(Cs=A)であった場合には、カウンタ210の計
数値Csをリセットするためのパルス信号であるリセッ
ト信号RESETを出力端子OUT1から出力する。こ
のリセット信号RESETは、遅延回路226により一
定時間(この実施の形態では、クロックCLKの約2周
期)分、時間遅延され、同期信号SYNC1が供給され
る一方の入力が反転入力となっているゲート手段(ゲー
ト素子)である論理積回路224の正入力に供給され
る。
【0050】このパルス信号であるリセット信号RES
ETは、同期信号SYNC1のレベルがローレベルであ
った場合に、論理積回路224を通過し、カウンタ21
0のリセット入力端子であるクリア端子CLRに供給さ
れる。リセット信号RESETが供給されたとき、カウ
ンタ210の計数値Csは、ゼロ値(Cs=0)にリセ
ットされる。
【0051】第1設定値Aと第2設定値Bとは、A≦B
との関係にされ、この実施の形態では、図示していない
設定手段から、設定入力端子を通じて、第1設定値A=
8、第2設定値B=15に設定されている。
【0052】なお、カウンタ210は、同期信号SYN
C1が供給されるイネーブル端子ENがハイレベルの期
間(同期信号SYNC1のパルス信号が発生している一
定時間幅)のみクロック入力端子に供給されるパルス信
号であるクロックCLKの数を計数する。したがって、
カウンタ210は、タイマー(計時回路)的に動作す
る。
【0053】データ通信監視回路200は、さらに、論
理積回路214と、これに直列に接続されるラッチ回路
216とからなるデータ信号監視回路218を備えてい
る。このデータ信号監視回路218は、供給される同期
信号SYNC1のレベルとデータ信号DATA1のレベ
ルとから、データ信号DATA1のエラーを検出し、エ
ラーを検出した場合には、ローレベルからハイレベルに
遷移するエラー信号ERR2を発生する。
【0054】エラー信号ERR2とエラー信号ERR1
とは、図2に示したエラー処理回路204(206)に
供給されるとともに、図3に示すように論理和回路22
0を通じてクリア信号CLとして、シリアルパラレル変
換回路84とパラレルシリアル変換回路96のクリア端
子CLRに供給される。シリアルパラレル変換回路84
およびパラレルシリアル変換回路96は、クリア端子C
LRに、ローレベルからハイレベルに遷移するエラー信
号ERR1またはエラー信号ERR2が、クリア信号C
Lとして供給されたとき、出力値をすべて一定レベルで
あるゼロレベル(ローレベル)に初期化(クリア)す
る。
【0055】パラレルシリアル変換回路96の出力値が
すべてゼロ値にクリアされたとき、図2等に示す伝送路
66を通じて、正常の同期信号SYNC2と、データ信
号DATA2の値がすべてゼロ値とされたデータ信号D
ATA2がシリアルパラレル変換回路102に供給され
る。
【0056】この場合、搬送系モータ制御回路72は、
モータ31〜34の駆動信号であるパラレルデータ信号
をパラレルシリアル変換回路78側に出力しているにも
かかわらず、データ信号DATA2の各データの値がす
べてゼロ値のパラレルデータ信号がシリアルパラレル変
換回路102より供給されたときは、異常であると見な
し、走査系モータ駆動制御回路70による主走査モータ
24および副走査モータ22による走査を停止する。
【0057】また、このとき図示していないレーザ光源
制御回路によりレーザ光源17の発光が停止される。
【0058】次に、上述の実施の形態の要部動作(マス
ター基板60とスレーブ基板62との間のデータ通信監
視動作)およびこれに係わる動作について説明する。
【0059】正常時には、光センサ41〜44により検
出されたオンオフ信号が、パラレルシリアル変換回路9
6を介して、同期信号SYNC2に同期したシリアルデ
ータ信号DATA2に変換され、このシリアルデータ信
号DATA2が、同期信号SYNC2とともに、伝送路
66中、それぞれ伝送路66S、66Dを通じて、スレ
ーブ基板62からマスター基板60に伝送される。
【0060】この同期信号SYNC2とデータ信号DA
TA2は、シリアルパラレル変換回路102を通じて、
同期信号SYNC2に基づきパラレルデータ信号とさ
れ、搬送系モータ制御回路72に供給される。
【0061】搬送系モータ制御回路72は、供給された
光センサ41〜44のオンオフ信号を表すパラレルデー
タから、予め定められたシーケンスのプログラムに基づ
き、搬送用のモータ31〜34の速度・位置を制御する
ためのパラレルデータ信号を発生する。
【0062】このパラレルデータ信号は、搬送系モータ
制御回路72からパラレルシリアル変換回路78を通じ
て同期信号SYNC1に同期したシリアルデータ信号D
ATA1に変換される。このシリアルデータ信号DAT
A1が、同期信号SYNC1とともに、伝送路64中、
伝送路64Dおよび伝送路64Sを通じて、マスター基
板60からスレーブ基板62を構成するシリアルパラレ
ル変換回路84に供給される。
【0063】スレーブ基板62側のシリアルパラレル変
換回路84は、同期信号SYNC1に基づきシリアルデ
ータ信号DATA1をパラレルデータ信号に変換し、変
換したパラレルデータ信号を、モータ駆動回路91〜9
4を通じてモータ31〜34に供給する。
【0064】この一連の動作により、給版部12から露
光ステージ14への感光材料PSの搬送制御が行われ
る。感光材料PSが露光ステージ14に位置決め固定さ
れたとき、搬送系モータ制御回路72は、感光材料PS
が露光ステージ14に位置決め固定されたことを走査系
モータ駆動制御回路70と図示していない光源制御回路
に伝達する。
【0065】走査系モータ駆動制御回路70は、主走査
モータ24を介してポリゴンミラー20を一定速度で回
転させる。このとき、光源制御回路からの画像信号に基
づき、レーザ光源17からオンオフされるレーザ光であ
る光ビームLが出力されることで、感光材料PSが主走
査方向MSに露光される。同時に、主走査モータ24に
同期して副走査モータ22が駆動されることで、露光ス
テージ14上に固定されている感光材料PSが主走査と
直交する副走査方向ASに搬送され、これにより感光材
料PSの所望の領域に網点画像等の露光画像が形成され
る。
【0066】露光画像の形成が終了した後、レーザ光源
17は、図示していない光源制御回路を通じて消灯状態
とされ、主走査モータ24の駆動も走査系モータ駆動制
御回路70を通じて停止される。さらに、走査系モータ
駆動制御回路70を通じて副走査モータ22が逆回転さ
れて副走査方向ASの反対方向に感光材料PSが搬送さ
れ、感光材料PSは、露光ステージ14とともに、露光
開始位置に再び位置決めされる。
【0067】そして、再び、搬送用モータ31〜34が
駆動され、露光記録後の感光材料PSが現像部18に供
給される。その一方、未露光の感光材料PSが給版部1
2より露光ステージ14側に搬送され、次の露光記録に
備えられる。
【0068】一方、現像部18では、露光記録された感
光材料PSを現像する。この現像処理により画像部が形
成された感光材料PSである刷版が作製され、作製され
た刷版が、図示しない搬送系によりこの画像記録装置1
0から出力される。
【0069】このようにして、搬送系モータ制御回路7
2による感光材料PSの一連の搬送制御が完了する。
【0070】この搬送制御の間、データ通信監視回路2
00、202により感光材料PSの搬送制御に係わるデ
ータ通信が監視される。
【0071】ここで、データ通信監視回路202、20
0に供給される同期信号SYNC1(同期信号SYNC
2も同様)は、正常な場合には、図4に示すように、一
定周期Ta毎に一定時間幅Ton期間発生するパルス信
号とされている。
【0072】また、データ信号DATA1(データ信号
DATA2も同様)は、正常な場合には、図4に示すよ
うに、同期信号SYNC1が発生しているTon期間に
ローレベルとなるダミーデータDUMMYが挿入され、
かつ同期信号SYNC1の一定周期Taの間に24個の
データ信号D1〜D24が挿入される構成とされてい
る。ダミーデータDUMMYの挿入処理は、パラレルシ
リアル変換回路78、96により同期信号SYNC1、
SYNC2に同期して行われる。
【0073】また、図5の時間方向の拡大図に示すよう
に、同期信号SYNC1が正常な場合、同期信号SYN
C1のハイレベル期間である一定時間幅Ton期間に
は、一定周波数のクロックCLKが8個分発生する構成
とされている。
【0074】次に、図6のフローチャートを参照して、
スレーブ基板62のデータ通信監視回路202による伝
送路64の断線検出、コネクタ80、82等の外れ検出
等の動作を代表として説明する。なお、フローチャート
で説明する理由は、この実施の形態では、ハードウエア
によりデータ通信監視回路202を構成しているが、こ
のデータ通信監視回路202における処理、すなわちデ
ータ通信監視処理がソフトウエアにより行うこともでき
ることを示すためである。
【0075】まず、ステップS1では、カウンタ210
の計数値Csがリセットされ、計数値CsがCs=0と
される。上述したように、この実施の形態において、比
較回路212の第1設定値AはA=8に設定され、第2
設定値BはB=15に設定されている。
【0076】次に、ステップS2では、同期信号SYN
C1がハイレベルであるかどうかが、カウンタ210の
イネーブル端子ENおよびデータ信号監視回路218を
構成する論理積回路214の同期信号SYNC1が供給
される正入力端子により判定される。
【0077】同期信号SYNC1がハイレベルとなった
とき(図4中、時点t0参照)、ステップS3におい
て、同期信号SYNC1がハイレベルになっているとき
のデータ信号DATA1のレベルが論理積回路214の
反転入力端子により判定される。
【0078】このとき、ステップS4では、データ信号
DATA1のダミーデータDUMMYの部分が、所定の
レベル、この場合、ローレベルになっているかどうかを
確認する。
【0079】もし、ローレベルになっていなかった場合
には、ステップ5において、論理積回路214からハイ
レベルの信号(同期信号SYNC1のハイレベルとダミ
ーデータDUMMYのハイレベルの論理積のハイレベル
の信号)が出力され、そのハイレベルの出力信号がラッ
チ216によりラッチされてエラー信号ERR2(図5
参照)が出力される。ここで、エラー信号ERR2は、
ローレベルからハイレベルに遷移し、そのハイレベルが
保持される信号である。
【0080】したがって、上述のステップS2〜S5ま
での処理では、データ信号監視回路218は、同期信号
SYNC1のパルス信号が発生している一定時間幅To
n期間にデータ信号DATA1中のダミーデータDUM
MYが予め定められた一定レベルであるローレベルでな
かった場合には、エラー信号(異常検知信号)ERR2
を出力することになる。
【0081】このように、同期信号SYNC1がハイレ
ベルで、ダミーデータDUMMYがハイレベルとなる異
常状態は、データ信号DATA1の伝送路64Dが断線
している場合や外れている場合に発生する。データ通信
監視回路202へのデータ信号DATA1の供給パター
ンが抵抗器Rを通じて電源電圧Vccのハイレベルにプ
ルアップされているからである。
【0082】ステップS6では、エラー処理を行う。こ
のエラー処理では、エラー処理回路206により警報信
号等の出力がなされ、図示していないディスプレイ等に
データ信号DATA1が異常であることが表示される。
【0083】また、エラー信号ERR2が、合成回路と
しての論理和回路220を通じてクリア信号CL(エラ
ー信号ERR2と電気信号的には同一の信号)としてシ
リアルパラレル変換回路84とパラレルシリアル変換回
路96に供給され、それら回路96、84の出力信号を
全てゼロ値にする(初期化する)。これにより、搬送用
のモータ31〜34による感光材料PSの搬送制御は強
制的に停止される。さらに、上述したように、パラレル
シリアル変換回路96からデータ信号DATA2の全て
のデータがローレベルのゼロ値(ダミーデータDUMM
Yはゼロ値であってもハイレベルであってもよい。)を
有するデータ信号DATA2と、正常な同期信号SYN
C2とが、伝送路66を通じてマスター基板60側に送
出されることで、主走査モータ24、副走査モータ22
も停止状態とされる。
【0084】一方、ステップS4の処理において、ダミ
ーデータDUMMYが正常レベルであるローレベルであ
った場合には、ステップS7において、同期信号SYN
C1のハイレベルの一定時間幅Ton期間の時間を計測
するため、カウンタ210によりイネーブル端子ENが
同期信号SYNC1によりハイレベルとされている期間
のクロックCLKの計数が行われる。
【0085】同期信号SYNC1が正常なハイレベル期
間である一定時間幅Tonを有している場合には、ステ
ップS8の判定処理において、図5に示すように、クロ
ックCLKの計数値Csが第1設定値A=8(Cs=
8)と同値となった場合、比較器212の出力端子OU
T1には、正のパルス信号であるリセット信号が発生
し、このリセット信号の遅延回路226による一定時間
の遅延時間後に、図5に示すリセット信号RESETが
発生し、ゲート手段としての論理積回路224の正入力
端子に供給される。
【0086】リセット信号RESETが論理積回路22
4の正入力端子に供給されたとき、ステップS9の同期
信号SYNC1がローレベルになっているかどうかの判
定処理が論理積回路224により行われる。
【0087】この図5例の同期信号SYNC1の実線の
波形によれば、リセット信号RESETが発生している
とき、論理積回路224の反転入力端子には、同期信号
SYNC1のローレベル状態が供給されているので、パ
ルス信号であるリセット信号RESETがカウンタ21
0のクリア端子CLRに供給され、ステップS1の処理
にもどり、カウンタ210の計数値CsがCs=0にリ
セットされる。
【0088】もし、計数値CsがCs=8のときに、同
期信号SYNC1が、図5例の点線に示すように、ロー
レベルではなくハイレベルを継続していた場合には、リ
セット信号RESETが発生していても、論理積回路2
24が遮断状態となっており、カウンタ210はリセッ
トされずに、ステップS10に示すように、クロックC
LKの計数を継続する。
【0089】なお、同期信号SYNC1がクロックCL
Kの8個分以上ハイレベル期間を継続する場合は、同期
信号SYNC1の伝送路64Sが断線あるいは外れてい
る場合であり、このとき、データ通信監視回路202の
同期信号SYNC1の供給プリントパターンはプルアッ
プ抵抗器Rを通じて電源電圧Vccのハイレベルにプル
アップされた状態となり、論理積回路224が遮断状態
となる。したがって、カウンタ210による計数が継続
される。
【0090】そして、ステップS11に示すようにカウ
ンタ210の計数値Csが、前記第1設定値A=8(C
s=8)を超える値である第2設定値B=15(Cs=
15)となったとき、ステップS5と同様に、比較回路
212の出力端子OUT2に正のパルス信号のエラー信
号が発生し、このエラー信号がラッチ回路228により
ラッチされて、図5に示すエラー信号ERR1が発生す
る。
【0091】この場合のステップS6でのエラー処理で
は、エラー処理回路206により警報信号等の発生処理
がなされるとともに、エラー信号ERR1が論理和回路
220の出力であるクリア信号CLとして、シリアルパ
ラレル変換回路84、102に供給され、これらのパラ
レル出力をすべてゼロ値にクリアする。これにより上述
したモータ31〜34の停止処理、および最終的には主
走査モータ24および副走査モータ22の停止処理が行
われる。
【0092】以上の動作説明は、データ通信監視回路2
02を代表として行ったが、データ通信監視回路200
により伝送路66を監視する場合も同様である。この場
合において、データ通信監視回路200が、伝送路66
の断線等の通信障害を発見したとき、エラー処理回路2
04を通じて直接的に搬送系モータ制御回路72の停止
制御等を行うことができる。
【0093】このように上述した実施の形態によれば、
画像記録装置10を構成する同期信号SYNC1(SY
NC2)とデータ信号DATA1(DATA2)の伝送
路64および(または)伝送路66に、断線、コネクタ
80、82、98、100の抜け等の伝送路障害が発生
した場合、データ通信監視回路200、202の監視処
理に基づき、搬送用のモータ31〜34や主走査モータ
24、副走査モータ22を即時に停止させることができ
るので、たとえば、感光材料PSが画像記録部16に搬
送されていないときに、画像記録部16において画像記
録走査が行われるというような誤動作が発生する可能性
がほとんどなくなる。
【0094】なお、この発明は、上述の実施の形態に限
らず、たとえば、画像記録装置以外の装置に適用する
等、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を
採り得ることはもちろんである。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、同期信号とデータ信号をそれぞれ異なる伝送路を通
じて伝送するデータ通信が採用された装置において、前
記伝送路の断線、あるいは外れ等の障害を、前記同期信
号のパルス幅を計測して判定するようにしているので、
簡単な構成で、同期信号伝送路の障害、たとえば、ハー
ネスの抜け、ハーネスの断線等を検知することができる
という効果が達成される。
【0096】また、同期信号が正常であるとき、同期信
号のパルス発生期間には所定のレベルとなるダミーデー
タをデータ信号に挿入し、同期信号のパルス発生期間の
レベルと、その同期信号のパルス発生期間のダミーデー
タのレベルを監視することにより、データ信号伝送路の
障害、たとえばハーネスの抜け、ハーネスの断線等を検
知することができるという効果が達成される。
【0097】さらに、この発明によれば、伝送路に障害
が発生したことを検知したとき、シリアルパラレル変換
回路の出力が全てハイレベルあるいはローレベルの一定
レベルに固定されるようにしているので、このシリアル
パラレル変換回路の出力による制御される機器の動作を
即時停止することができるという派生的な効果が達成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用された画像記録
装置の模式的構成図である。
【図2】図1例中、マスター基板とスレーブ基板に搭載
される主要部品の説明に供される回路図である。
【図3】図2例中、データ通信監視回路の詳細な構成例
を示す回路図である。
【図4】この発明の一実施の形態の動作説明に供される
波形図である。
【図5】この発明の一実施の形態の動作説明に供される
波形図である。
【図6】この発明の一実施の形態の動作説明に供される
フローチャートである。
【符号の説明】
10…画像記録装置 12…給版部 14…露光ステージ 16…画像記録部 17…レーザ光源 18…現像部 20…ポリゴンミラー 22…副走査モー
タ 24…主走査モータ 31〜34…搬送
用のモータ 41〜44…光センサ 60…マスター基
板 62…スレーブ基板 64、66…伝送
路 64S、66S…同期信号伝送路 64D、66D…
データ信号伝送路 70…走査系モータ駆動制御回路 72…搬送系モー
タ制御回路 74…クロック発生器 76、99…同期
信号発生回路 78、96…パラレルシリアル変換回路 80、82、98、100…コネクタ 84、102…シリアルパラレル変換回路 91〜94…モータ駆動回路 200、202…
データ通信監視回路 204、206…エラー処理回路 210…カウンタ 212…比較回路 218…データ信
号監視回路 CLK…クロック Cs…計数値 DATA1、DATA2…データ信号 ERR1、ERR2…エラー信号 L…光ビーム PS…感光材料 R…プルアップ抵
抗器 RESET…リセット信号 SYNC1、SY
NC2…同期信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス信号である同期信号が伝送される同
    期信号伝送路と、 前記同期信号に同期して所定個のデータからなるデータ
    信号が伝送されるデータ信号伝送路と、 前記同期信号伝送路を通じて伝送された同期信号と前記
    データ信号伝送路を通じて伝送されたデータ信号が供給
    されるデータ通信監視回路とを備え、 該データ通信監視回路は、 前記同期信号のパルス幅を計測する計測回路と、 パルス幅の計測値と設定値とを比較し、計測値が設定値
    を超える値であった場合には、同期信号がエラーである
    ことを示すエラー信号を出力する比較回路とを有するこ
    とを特徴とするデータ通信監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ通信監視装置におい
    て、 前記比較回路は、計測値と設定値とが同値であった場合
    には、前記計測回路をリセットするリセット信号を出力
    することを特徴とするデータ通信監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のデータ通信監視装置におい
    て、 前記データ信号は、前記同期信号のパルス信号が発生し
    ている期間は、ハイレベルまたはローレベルのいずれか
    一定のレベルに定められたダミーデータが挿入されるよ
    うにされ、 前記データ通信監視回路は、さらに、前記同期信号と、
    前記ダミーデータが挿入されたデータ信号が供給される
    データ信号監視回路を備え、 該データ信号監視回路は、前記同期信号のパルス信号が
    発生している期間に前記ダミーデータが前記定められた
    いずれか一定のレベルでなかった場合には、データ信号
    のエラー信号を出力することを特徴とするデータ通信監
    視装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のデータ通信監視装置におい
    て、 前記データ信号がシリアル信号であるとき、さらに、該
    シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアルパラレ
    ル変換回路を有し、 前記同期信号のエラー信号により前記シリアルパラレル
    変換回路のパラレル信号出力がすべて一定のレベルに初
    期化されることを特徴とするデータ通信監視装置。
  5. 【請求項5】パルス信号である同期信号が伝送される同
    期信号伝送路と、前記同期信号に同期して所定個のデー
    タからなるデータ信号が伝送されるデータ信号伝送路
    と、前記同期信号伝送路と前記データ信号伝送路の障害
    を監視するデータ通信監視方法において、 前記同期信号伝送路の出力側において、前記同期信号の
    パルス幅を計測する計測処理と、 パルス幅の計測値と設定値とを比較し、計測値が設定値
    を超える値であった場合には、前記同期信号がエラーで
    あることを示すエラー信号を出力する比較処理とを有す
    ることを特徴とするデータ通信監視方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015084198A (ja) * 2013-09-20 2015-04-30 株式会社エルイーテック 断線の検知及び通知機能を有する通信装置

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