JP2001266903A - 偏平型電池 - Google Patents

偏平型電池

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JP2001266903A
JP2001266903A JP2000078300A JP2000078300A JP2001266903A JP 2001266903 A JP2001266903 A JP 2001266903A JP 2000078300 A JP2000078300 A JP 2000078300A JP 2000078300 A JP2000078300 A JP 2000078300A JP 2001266903 A JP2001266903 A JP 2001266903A
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positive electrode
flat
negative electrode
battery
concave portion
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JP2000078300A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kaneshiro
哲也 兼城
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02E60/12

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏平型電池の極性を識別しやすくして、装填
の間違いをなくす。 【解決手段】 正極側の面と負極側の面との少なくとも
一方に、他の極性側にはない凹部4,5、凸部もしくは
凹凸部を形成することで、表裏の区別をつけ、極性の識
別をしやすくした。正極側の面の周囲部を表裏異なる形
状にするか、あるいは正極側の面と負極側の面との表面
状態を互いに異ならしめるようにしてもよい。また、正
極側の面および負極側の面の少なくとも一方に異なる
色、あるいは異なる印刷記号の着色剤の塗膜を形成して
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボタン電池もしく
はコイン電池のような偏平型電池に係り、詳しくは、極
性を識別しやすくするための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器のコードレス化、小型軽量化に
伴い、電池の小型化、高性能化が図られ、アルカリボタ
ン電池やリチウムコイン電池のような偏平型電池は、電
子ウォッチや、メモリーカード、携帯型ゲーム機等、携
帯型の電子機器には欠かせないものになっている。
【0003】ボタン電池やコイン電池は、それに用いる
活物質により種々のものがあるが、外形部分の構造は基
本的には同じで、図10に示すように、正極面を有する
正極ケース21と、この正極ケース21の開口部を覆
い、負極面となる封口板22と、正極ケース21と封口
板22との隙間を絶縁状に密閉するガスケット23とか
らなる。
【0004】この内部には、正極活物質と負極活物質と
が封入されるのであるが、一次電池であるアルカリボタ
ン電池の場合、電解液の含浸材とセパレータとを間にし
て、負極活物質としての亜鉛と正極合剤とが封入され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ボタン電池
もコイン電池も、指先に載るような小径である上に、表
裏ともに平坦で、形状に大きな違いがないので、極性の
識別がしにくいという問題がある。
【0006】そのため、使用に慣れていない人や、目の
不自由の人にとっては、この種の電池は扱いにくく、ま
た、使用に慣れていても、暗い場所で扱う場合、間違い
が生じやすいものである。その結果、電池を誤って逆向
きに機器の電池収納部にセットしてしまい、電池自体を
無駄にするばかりか、機器の故障を引き起こすことがあ
る。
【0007】本発明は、上記従来のような偏平型電池の
問題点に鑑み、極性の識別を容易かつ確実にして、電池
の誤った装填を未然に防止することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、両面それぞれに正極もしくは負極を設け
てなる偏平型電池であって、正極側の面と前記負極側の
面との少なくとも一方に、他の極性側にはない凹部、凸
部もしくは凹凸部が形成されている構成としたものであ
る。
【0009】上記のようにして、表裏の表面部に凹凸形
状の違いをもたせるほか、正極側の面の周囲部を先細も
しくは先広がりに形成するか、または、負極側の面の角
部と正極側の面の角部とのいずれか一方に切れ込み凹部
を形成することにより、表裏に形状の違いをもたせるよ
うにしてもよく、さらに、表裏の一方を粗面に、他方を
平滑面にして、表裏に触感の違いをもたせるようにして
もよい。
【0010】このほか、負極側の面と正極側の面の少な
くとも一方に、着色剤を塗布してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本件の請求項1の発明は、両面そ
れぞれに正極もしくは負極を設けてなる偏平型電池であ
って、正極側の面と前記負極側の面との少なくとも一方
に、他の極性側にはない凹部、凸部もしくは凹凸部が形
成されている構成としたものである。
【0012】この構成により、電池の表裏で凹凸形状の
違いができ、その形を目で見み、指先で触れることで、
表裏の違いが分かり、極性の識別が可能になる。
【0013】この場合、凹部や凸部、凹凸部の平面形状
は、表裏の区別がつくのであれば、どのようなものであ
ってもよいが、凸部は、電池の表もしくは裏から小突起
として突出して、電池全体の形が従来のこの種電池の外
形寸法に収まらなくなり、電池収納部の接片との接触に
支障が生じるおそれがある。広い隆起部内に小さな凹み
がある凹凸部も同様である。
【0014】そのため、正極側の面や負極側の面に設け
る凹凸形状としては、凹部、もしくは広い凹所内に突起
がある凹凸部が望ましく、このような凹部や凹凸部であ
れば、電池全体の外形が従来のものと同様な形に収ま
る。
【0015】特に、請求項2の発明のように、正極側の
面と負極側の面との少なくとも一方に形成されるのは、
極性を示す形状の凹部、もしくは広い凹所内に極性を示
す形状の突起がある凹凸部であったり、また、請求項3
の発明のように、広い凹所内に複数の点字状の突起があ
る凹凸部であったりすると、電池全体の外形を従来と同
様な形に保ちながら、見た目で、あるいは触感により、
極性の識別を確実にすることができる。
【0016】これに対して、請求項4の発明のように、
正極側の面と負極側の面とのいずれか一方に凹部が形成
され、他方には前記凹部と表裏対応する位置に、該凹部
に嵌入しうる大きさの凸部が形成されている構成とする
と、電池の表もしくは裏から凸部が突出することになる
が、2個の電池を重ねてセットする場合、一方の電池の
凹部に他方の電池の凸部が嵌まり込むことで、電池の向
きが揃い、間違った重ね方を防止することができる。
【0017】形状の違いによる表裏、極性の区別には、
他の手段も可能で、例えば、請求項5の発明のように、
正極側の面の周囲部が先細もしくは先広がりに形成され
ている構成にもよいし、また、請求項6の発明のよう
に、正極側の面の角部と負極側の面の角部とのいずれか
一方に切れ込み凹部が形成されている構成にしてもよ
い。
【0018】このような構成では、扁平型電池の各面の
周囲部を見たり、触れたりしてその形状を確認すること
で、極性の識別が可能になる。
【0019】このほか、請求項7の発明のように、正極
側の面と負極側の面とのいずれか一方が粗面に形成さ
れ、他方が平滑面に形成されている構成としてもよい。
この構成では、触感の違いにより極性の識別が行える。
【0020】形状の違いのほかには、色の違い、印刷等
の記号の違いによっても、表裏、極性の区別をすること
ができる。請求項8の発明では、正極側の面と負極側の
面との少なくとも一方に、着色剤が塗布されている構成
とした。
【0021】正極側の面や負極側の面が平坦で、ほぼそ
の全体に着色剤を塗布する場合は、着色剤の塗膜が電池
収容部の接片と接触することになるので、請求項9の発
明のように、着色剤は導電性を有する塗料とする必要が
ある。
【0022】そして、請求項10の発明のように、正極
側の面および負極側の面にはそれぞれ着色剤が塗布さ
れ、これら着色剤は正極側と負極側とでは異なる色を有
する構成にすると、色の違いにより極性の識別が可能に
なり、また、請求項11の発明のように、着色剤によ
り、極性を示す記号が印刷されている構成にすると、印
刷された記号により、極性の識別が可能になる。
【0023】なお、着色剤により、商品名もしくはメー
カー名を示す広告を印刷してもよい。
【0024】以上のような着色剤を用いる発明は、形状
の違いによる表裏の区別、極性の識別を可能にする発明
と組み合わせることが可能であって、請求項13の発明
では、正極側の面と負極側の面との少なくとも一方に凹
部もしくは凹凸部が形成され、この凹部の内部、もしく
は凹凸部の凹所内に前記着色剤が塗布充填されている構
成としている。
【0025】この発明では、凹部の内部、もしくは凹凸
部の凹所内に着色剤が入り込むことで、凹部や凹凸部の
平面形状が見やすくなり、極性の識別がより確実に行え
るようになるとともに、着色剤が脱落しにくくなる。
【0026】以下、図面に基づいて本発明の実施の形態
を説明する。ここでは、扁平型電池の一例であるボタン
電池において本発明を実施しているが、他の扁平型電池
においても本発明を同様に実施できるのはいうまでもな
い。
【0027】図1は本発明の第1の実施形態に係るボタ
ン電池を示すもので、(A)は断面図、(B)は平面
図、(C)は底面図である。(A)の断面図では、外形
部分のみを示し、内部構造の図示は省略している。これ
らの図において、符号1は名局面を有する正極ケース、
2は、正極ケース1の開口部を覆1、負極面となる封口
板、3は、正極ケース1と封口板2との隙間を絶縁状に
密閉するガスケットである。
【0028】この実施形態では、負極面となる封口板2
の表面部に、負極を示す「−」形の凹部4が形成され、
正極面となる正極ケース1の表面部に、正極を示す
「+」形の凹部5が形成されている。これら凹部4,5
は、電池の外径に比べ充分に大きく、目で見て視認で
き、指で触れて識別できる程度の大きさとする。
【0029】上記構成により、使用者は、凹部4,5の
形を目で見るか、指先で触れることで、表裏の違いが分
かり、極性を間違いなく識別することができる。
【0030】この場合、正極ケース1や封口板2に設け
るのは、凹部であるから、電池全体の外形が従来のもの
と同様な形に収まり、正極ケース1や封口板2の表面部
はほぼ平坦に維持されるから、電池収納部へのセット
や、接片との接触に支障が生じない。
【0031】次に、図2は本発明の第2の実施形態に係
るボタン電池を示すもので、(A)は外形部分のみを示
す底部側の断面図、(B)は底面図である。
【0032】この実施形態では、正極ケース1の表面部
であるその底部に、円形の広い面積の凹所内に「+」形
の突起6aがある凹凸部6が形成されている。
【0033】この構成では、使用者は、凹凸部6内の突
起6aの形を目で見、指先で触れることで、これが正極
であることを識別することができる。この場合も、正極
ケース1の底部から突出する部分がなく、正極ケース1
の底部はほぼ平坦に保たれるから、電池収納部へのセッ
トや、接片との接触に支障が生じない。
【0034】なお、正極ケース1の凹凸部6により正極
が分かるので、封口板2の側に設ける凹部や凹凸部等は
省略してもよいが、封口板2の表面部に、負極を示す形
の凹部、もしくは広い凹所内に負極を示す形の突起があ
る凹凸部を形成して、極性の識別をより確実に行えるよ
うにしてもよい。
【0035】図3は本発明の第3の実施形態に係るボタ
ン電池を示すもので、(A)は外形部分のみを示す断面
図、(B)は平面図、(C)は底面図である。
【0036】この実施形態では、正極ケース1および封
口板2の両表面部にそれぞれ、広い凹所内に複数の点字
状の突起7a,8aがある凹凸部7,8が形成されてい
る。正極ケース1側と封口板2側とでは、凹凸部7.8
内の突起7a,8aの数、配置が異なり、これら突起7
a,8aにより正極、負極が表示されるようになってい
る。
【0037】このような突起7a,8aがあると、目の
不自由な人も、指で触れることで極性の識別を確実に行
える。
【0038】以上の各実施形態では、正極ケース1およ
び封口板2の両方に凹部4,5、もしくは広い凹所内に
突起がある凹凸部6,7.8を形成したが、凸部や、広
い面積の隆起部内に小さな凹みがある凹凸部を形成する
ことも可能で、その場合は、凸部や凹凸部を含む電池全
体の厚みを、従来の同種の電池の表裏間の厚みと同一寸
法にすればよい。
【0039】また、極性の一方が分かれば、当然、他の
側の極性も分かるから、上記のような凹部、凸部、凹凸
部は、正極ケース1および封口板2のいずれか一方にの
み形成し、他方には設けないようにしてもよい。
【0040】図4は本発明の第4の実施形態に係るボタ
ン電池の外形部分のみを示す断面図である。この実施形
態では、正極ケース1の表面部であるその底部に凹部1
0が形成され、封口板2の表面部には前記凹部10と表
裏対応する位置に、該凹部10に嵌入しうる大きさの凸
部9が形成されている。
【0041】上記の構成では、封口板2から凸部9が突
出することになるが、2個の電池を重ねてセットする場
合、電池の向きが揃っていると、一方の電池の凹部10
に他方の電池の凸部9が嵌まり込むことになり、これ
で、重ね方の間違いを防止することができる。
【0042】これまでの各実施形態では、電池の表裏の
形状の違いにより表裏の区別がつき、極性の識別ができ
るようにしたが、図5および図6に示すように、電池の
周囲部分、具体的には正極ケース1の周囲部の形状の違
いによっても区別可能にすることもできる。
【0043】図5は、本発明の第5の実施形態に係るボ
タン電池の外形部分のみを示す半断面図である。この実
施形態では、正極ケース1の周囲部が封口板2の側へ向
けて先広がりに形成されている。この先広がりの周囲部
1sを見たり、触れたりすることで、表裏が区別でき、
極性を識別することができる。もちろん、図示例とは異
なり、正極ケース1の周囲部を先細に形成しても、表裏
の区別、極性の識別が可能になる。
【0044】図6は、本発明の第6の実施形態に係るボ
タン電池を示すもので、(A)は一部断面して外形部分
を示した側面図、(B)は底面図である。
【0045】この実施形態では、正極ケース1の周囲の
角部のうち、底部側の角部に切れ込み凹部11が形成さ
れている。この切れ込み凹部11は一つでもよいが、図
示例では、切れ込み凹部11は周囲等間隔に4つある。
この構成では、切れ込み凹部11の存在により、表裏の
区別ができ、極性の識別が可能になる。上記のような切
れ込み凹部11は、正極ケース1の周囲の角部のうち、
封口板2側の角部に形成してもよい。
【0046】電池の表裏の区別、極性の識別は、図7に
示すように、さらに異なる手段により行うことが可能で
ある。図7は、本発明の第7の実施形態に係るボタン電
池の外形部分のみを示す断面図で、一部拡大して示して
いる。
【0047】この実施形態では、封口板2の表面が粗面
2tに形成され、正極ケース1の表面が平滑面に形成さ
れている。この構成では、視覚的に表裏の区別をつける
ことは難しいが、触感が異なるので、触ることで、表裏
の区別がつき、極性を識別することができる。もちろ
ん、正極ケース1の表面を粗面に形成し、封口板2の表
面を平滑面に形成してもよい。
【0048】この場合、凹部や凸部等を設けたり、正極
ケース1を先広がりに形成したりしたもののように、形
状の変更がないので、電池全体の大きさが従来の同種の
電池と同一に保たれ、活物質の容量を減少させないで済
む。
【0049】図8は、本発明の第8の実施形態に係るボ
タン電池を示すもので、(A)は外形部分のみを示す半
断面図、(B)は平面図、(C)は底面図である。
【0050】この実施形態では、正極ケース1および封
口板2の両表面にそれぞれ、導電性を有する着色剤1
2,13が塗布されるとともに、着色剤12,13の各
塗布面には、極性を示す「−」もしくは「+」の記号1
2a,13aと、商品名もしくはメーカー名を示す広告
13bとが印刷されている。正極ケース1側の着色剤1
3の色と、封口板2側の着色剤12の色とは、同色でも
よいが、異なる色にすることが望ましい。
【0051】この構成によれば、着色剤12,13の塗
布面に印刷された記号12a,13aを見ることで、極
性を識別することができ、特に、正極ケース1側の色と
封口板2側の色とが異なるときは、記号と色との相乗効
果で、極性の識別がより確実になる。
【0052】この場合、着色剤12,13の塗布、記号
12a,13aの印刷は、凹部等の形成のように形状に
変更を加えるものに比べ、容易に実施できるほか、電池
全体の外形が従来の同種の電池と変わらないので、活物
質の容量を減少させないで済む。
【0053】図9は、本発明の第9の実施形態に係るボ
タン電池を示すもので、(A)は外形部分のみを示す断
面図、(B)は平面図、(C)は底面図である。
【0054】この実施形態では、封口板2の表面部に、
「−」形の凹部4が形成され、正極ケース1の表面部で
ある底部には、「+」形の凹部5が形成され、これら凹
部4,5の内部にはそれぞれ、着色剤14が塗布充填さ
れている。
【0055】この実施形態の構成によれば、各凹部4,
5の内部に着色剤14が入り込むことで、凹部4,5の
平面形状が一段と見やすくなり、極性の識別がより確実
に行えるようになるとともに、着色剤が脱落しにくくな
る。この場合、着色剤14は導電性を有しないものであ
ってもよい。
【0056】正極ケース1や封口板2に設けるのは、凹
部4,5に限らず、広い面積の凹所内に突起がある凹凸
部や、広い面積の隆起部内に凹みがある凹凸部でも可能
で、着色剤14が充填される凹みがある形であればよ
い。
【0057】この第9の実施形態は、正極ケース1や封
口板2の表面に着色剤を塗布する構成と、正極ケース1
等に凹部を形成する構成とを組み合わせたものである
が、このように、上記の各実施形態のものを、互いに組
み合わせて実施することが可能であり、たとえば、正極
ケース1および封口板2のいずれか一方を粗面とし、他
方を平滑面とする構成と、正極ケース1の周囲部を先広
がりもしくは先細に形成する構成とを同一の電池に実施
してもよい。
【0058】なお、図示の実施形態では、いずれもボタ
ン電池を示したが、各実施形態で示した構成がコイン電
池にも実施しうることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、表裏の形状の違い、ま
たは表面状態の違い、着色の色や印刷記号の違いによ
り、表裏の区別ができて、極性の識別を確実に行うこと
ができ、使用に慣れていない人も正確に扱うことがで
き、誤った向きで装填するようなことがない。
【0060】特に、表裏で形状に違いをもたせた場合
や、表面状態に違いをもたせた場合は、指で触れて違い
が分かるから、使用場所が暗くても、また使用する人が
目の不自由な人でも、間違いなく扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るボタン電池を示
し、(A)は外形部分のみを示す断面図、(B)は平面
図、(C)は底面図。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るボタン電池を示
し、(A)は外形部分のみを示す底部側の断面図、
(B)は底面図。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るボタン電池を示
し、(A)は外形部分のみを示す断面図、(B)は平面
図、(C)は底面図。
【図4】本発明の第4の実施形態に係るボタン電池の外
形部分のみを示す断面図。
【図5】本発明の第5の実施形態に係るボタン電池の外
形部分のみを示す半断面図。
【図6】本発明の第6の実施形態に係るボタン電池を示
し、(A)は一部断面して外形部分を示した側面図、
(B)は底面図。
【図7】本発明の第7の実施形態に係るボタン電池の外
形部分のみを示す断面図で、一部拡大して示している。
【図8】本発明の第8の実施形態に係るボタン電池を示
し、(A)は外形部分のみを示す半断面図、(B)は平
面図、(C)は底面図。
【図9】本発明の第9の実施形態に係るボタン電池を示
し、(A)は外形部分のみを示す断面図、(B)は平面
図、(C)は底面図。
【図10】従来のボタン電池の外形部分を示す半断面
図。
【符号の説明】
1 正極ケース、 2 封口板、 3 ガスケット、 4,5 凹部、

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面それぞれに正極もしくは負極を設け
    てなる偏平型電池であって、 正極側の面と前記負極側の面との少なくとも一方に、他
    の極性側にはない凹部、凸部もしくは凹凸部が形成され
    ていることを特徴とする偏平型電池。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の扁平型電池であって、 正極側の面と負極側の面との少なくとも一方に形成され
    るのは、極性を示す形状の凹部、もしくは広い凹所内に
    極性を示す形状の突起がある凹凸部であることを特徴と
    する偏平型電池。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の扁平型電池であって、 正極側の面と負極側の面との少なくとも一方に形成され
    るのは、広い凹所内に複数の点字状の突起がある凹凸部
    であることを特徴とする偏平型電池。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の扁平型電池であって、 正極側の面と負極側の面とのいずれか一方に凹部が形成
    され、他方には前記凹部と表裏対応する位置に、該凹部
    に嵌入しうる大きさの凸部が形成されていることを特徴
    とする偏平型電池。
  5. 【請求項5】 両面それぞれに正極もしくは負極を設け
    てなる偏平型電池であって、 正極側の面の周囲部が先細もしくは先広がりに形成され
    ていることを特徴とする偏平型電池。
  6. 【請求項6】 両面それぞれに正極もしくは負極を設け
    てなる偏平型電池であって、 正極側の面の角部と負極側の面の角部とのいずれか一方
    に切れ込み凹部が形成されていることを特徴とする偏平
    型電池。
  7. 【請求項7】 両面それぞれに正極もしくは負極を設け
    てなる偏平型電池であって、 正極側の面と負極側の面とのいずれか一方が粗面に形成
    され、他方が平滑面に形成されていることを特徴とする
    偏平型電池。
  8. 【請求項8】 両面それぞれに正極もしくは負極を設け
    てなる偏平型電池であって、 正極側の面と負極側の面との少なくとも一方に、着色剤
    が塗布されていることを特徴とする偏平型電池。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の偏平型電池であって、 前記着色剤は導電性を有する塗料であることを特徴とす
    る偏平型電池。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の偏平型電池
    であって 正極側の面と負極側の面とにはそれぞれ着色剤が塗布さ
    れ、これら着色剤は正極側と負極側とでは異なる色を有
    することを特徴とする偏平型電池。
  11. 【請求項11】 請求項8、9もしくは10に記載の偏
    平型電池であって、 前記着色剤により、極性を示す記号が印刷されているこ
    とを特徴とする偏平型電池。
  12. 【請求項12】 請求項8、9、10もしくは11に記
    載の偏平型電池であって、 前記着色剤により、商品名もしくはメーカー名を示す広
    告が印刷されていることを特徴とする偏平型電池。
  13. 【請求項13】 請求項8、9または10に記載の偏平
    型電池であって、 正極側の面と負極側の面との少なくとも一方に凹部もし
    くは凹凸部が形成され、この凹部の内部、もしくは凹凸
    部の凹所内に前記着色剤が塗布充填されていることを特
    徴とする偏平型電池。
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