JP2001266639A - 金属抵抗体及び該金属抵抗体を有するヒータ並びに該ヒータを備えるガスセンサ - Google Patents

金属抵抗体及び該金属抵抗体を有するヒータ並びに該ヒータを備えるガスセンサ

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JP2001266639A
JP2001266639A JP2000074631A JP2000074631A JP2001266639A JP 2001266639 A JP2001266639 A JP 2001266639A JP 2000074631 A JP2000074631 A JP 2000074631A JP 2000074631 A JP2000074631 A JP 2000074631A JP 2001266639 A JP2001266639 A JP 2001266639A
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metal resistor
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resistor
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Nobuhiro Hayakawa
暢博 早川
Yoshiro Noda
芳朗 野田
Akio Mizutani
昭夫 水谷
Junichi Hamamura
淳一 濱村
Yoshiro Suematsu
義朗 末松
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の金属を含有する金属抵抗体、この金属
抵抗体を発熱体として有するヒータ、及びこのヒータを
備えるガスセンサを提供する。 【解決手段】 タングステン及びモリブデンのうちの少
なくとも一方と、白金族元素のうちの少なくとも1種と
からなる金属抵抗体2を得る。白金族元素としては、ル
テニウム、ロジウム及びイリジウム、特に、ルテニウム
が好ましい。タングステン等とルテニウム等との合計量
を100質量%とした場合に、ルテニウム等は0.5質
量%以上、特に0.5〜50質量%であることが好まし
い。また、発熱体は、抵抗体ペーストをセラミックグリ
ーンシートに塗布した後、一体に焼成することにより形
成することができ、セラミック基体1としては、アルミ
ナ及びステアタイト等を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タングステン及び
モリブデンのうちの少なくとも一方と、他の特定の金属
とからなる金属抵抗体、及びこの金属抵抗体を発熱体と
して有するヒータに関する。また、本発明は、このヒー
タを備えるガスセンサに関する。本発明のヒータは、車
両用の各種センサ、或いはディーゼルエンジンのグロー
プラグの加熱、及び半導体基板の加熱の他、石油ファン
ヒータ等における石油の気化等の加熱源などとして利用
することができる。更に、本発明のガスセンサは、酸素
センサ等、車両用の各種センサとして使用することがで
きる。
【0002】
【従来の技術】タングステン等の融点の高い金属を含む
導電体は、高温環境に対応した導電体として利用されて
いる。しかし、タングステン等の高融点の物質は、抵抗
温度係数が大きく、低温環境下と高温環境下では抵抗値
が大きく変化する。そのため、大電流を流したり、高精
度の電圧調整が必要とされる金属抵抗体として利用され
ることはなかった。更に、この金属抵抗体を発熱体とし
て利用する場合には、昇温とともに発熱体の抵抗値が上
昇し、それによって電流値が急激に減少するため、昇温
速度が低下し、ある温度以上に昇温させることができな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑み、高温まで使用可能で、抵抗温度係数の小さい
金属抵抗体を供給することを目的とする。また、それを
用いた抵抗値精度が良く昇温特性の良い発熱体を供給す
ることを目的とする。更に、その発熱体を用いた昇温特
性の良いヒータ、及びそのヒータを用いた昇温特性の良
いガスセンサを供給することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、出願人は、第1金属成分としてタングステン及びモ
リブデンを含有する金属抵抗体に、白金族元素のうちの
少なくとも1種からなる第2金属成分を含有させた。
【0005】白金族元素は、元素周期表の8、9及び1
0族の第5及び6周期の元素であり、ルテニウム、ロジ
ウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム及び白金で
ある。これらの元素は融点が高くタングステン及びモリ
ブデンと組み合わせることによって、金属抵抗体の抵抗
温度係数を下げる働きに優れている。抵抗温度係数を低
下させる作用を考えると、白金族元素のうちではルテニ
ウムがより好ましい。
【0006】第1金属成分としてタングステンを使用
し、第2金属成分としてルテニウムを用いた場合は、ル
テニウムを0.5〜50質量%含有させることにより、
抵抗温度係数を約0.4×103〜2.5×103ppm
/℃の間で調整することができる。一方、第1金属成分
としてモリブデンを使用した場合も、ルテニウムを含有
させることにより抵抗温度係数を十分に小さくすること
ができるが、タングステンの場合と比べて抵抗温度係数
がやや大きくなる傾向にある。これらの金属抵抗体を発
熱体に用いると、抵抗温度係数が小さく、昇温速度の大
きい発熱体を製造することができる。
【0007】金属抵抗体を利用する場合には、基体に配
設する形態にすることが望ましい。金属抵抗体は脆い性
質を有するので、それ自体によって支持すると機械的衝
撃に対して弱い。そこで、基体に配設することで、機械
的衝撃に対して強くすることができる。これは金属抵抗
体を発熱体として利用した場合も同様である。
【0008】金属抵抗体を300℃以上の高温下や、湿
度の高い環境下で使用する場合は、金属抵抗体の酸化を
防止するため、金属抵抗体が基体の内部に埋設されてい
ることが好ましい。一方、電子部品配線パターン等で使
用する場合など、使用環境温度が300℃以下とか、比
較的湿度の低い環境で使用する場合には、基体の表面に
配設してもよい。一方、金属抵抗体をヒータに用いる発
熱体として利用する場合には、酸化を防止するために発
熱体は基体に埋設されていることが望ましい。
【0009】また、金属抵抗体をヒータに用いる発熱体
として利用する場合には、発熱体の抵抗温度係数は2.
5×103ppm/℃以下であることが望ましい。抵抗
温度係数が2.5×103ppm/℃以下であれば、温
度上昇にともなう抵抗値変化がヒータの昇温に影響する
度合いを十分に軽減することができる。
【0010】また、金属抵抗体をヒータに用いる発熱体
として利用する場合には、基体としてセラミックスを用
いることが望ましい。セラミックスは融点が高く高温に
おいて機械的強度が大きいからである。基体の主成分で
あるセラミックスとしては、アルミナ、ステアタイト及
びムライトのうちの少なくとも1種を主成分とすること
が望ましい。これらの物質は融点が高く、熱伝導度も比
較的大きくヒータに適しているだけでなく、タングステ
ン及びモリブデンと同時に焼成してもそれら金属と反応
せず、また、良好な気密状態で発熱体を埋設することが
できる。
【0011】尚、セラミックスを基体として用いた場合
には、金属抵抗体を印刷などで未焼成な状態のセラミッ
クス上に形成し、同時焼成することで金属抵抗体を基体
に配設するという製造方法が効率的で望ましいが、その
場合、同時焼成中に金属抵抗体がセラミックス中に拡散
しないことが重要である。例えば、白金族元素の代わり
にレニウムを用いると、レニウムはセラミックス中に拡
散して基体の表面を黒ずませたりする。しかし、白金族
元素はセラミックスと同時焼成してもセラミックス中に
拡散しないので、レニウムのような問題は起きないので
望ましい。
【0012】ヒータの形態としては、芯材の周りに発熱
体を配設したシート状の基体を巻回した形のものが考え
られる。このようなヒータは、発熱体を形成する基体が
シート状であるため、発熱体を印刷などで基体に対して
面状に形成することができ、発熱面積が広く効率的に発
熱するヒータとすることができる一方、基体を支持する
部材として別途芯材を用いているため、それ単体では機
械的強度が小さいシート状の基体の機械的強度を高める
ことができる。このようなヒータを検出素子の加熱用に
用いたガスセンサは、ヒータの高速な昇温特性を利用し
て、電源投入から検出素子が活性になるまでの時間を短
くすることができ、活性化速度の大きいガスセンサとす
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明のヒー
タを更に詳しく説明する。本発明のヒータは、特に、セ
ラミックスを基体とするセラミックヒータであり、平板
状等、種々の形状のものとすることができるが、ここで
は一例として丸棒状のセラミックヒータの構造及び製造
方法について説明する。
【0014】[1]セラミックヒータの構造 図1は、丸棒状セラミックヒータを側面からみた一部を
破断した縦断面図(a)及びそのA−A横断面図(b)
である。このセラミックヒータHは、碍管3(芯材)の
周りに巻回されたセラミック基体1に、主成分がタング
ステンである金属抵抗体2が埋設されている。金属抵抗
体として作用するのは先端部(図の左側)の発熱部21
であり、これにリード部23aが接続されている。リー
ド部の末端部(図の右側)の外面には外部から電力を供
給する端子部24aが形成されており、リード部の末端
部と端子部とは基体に穿設されたスルーホール1a1に
より接続されている。基体及び碍管はアルミナを主成分
とするセラミックスからなり、このセラミックヒータは
未焼成の段階で一体に形成され、同時焼成されている。
以下、その製造方法について図2を参照して説明する。
【0015】[2]セラミックヒータの製造方法 図2に示すのは、セラミックヒータを構成する各部品を
解かり易く分解して示したものである。 (1)焼成によりセラミック基板1a、1bとなるグリ
ーンシートの作製Al23粉末(純度;99.9%、平
均粒径;1.5μm)と、焼結助剤であるSiO2粉末
(純度;99.9%、平均粒径;1.4μm)、CaO
となるCaCO3粉末(純度;99.9%、平均粒径;
3.2μm)、MgOとなるMgCO3粉末(純度;9
9.9%、平均粒径;4.1μm)及び必要に応じて微
量添加されるY23等の粉末と、を所定の量比で混合し
た配合物100質量部に対して、ポリビニルブチラール
を10質量部、ジブチルフタレートを5質量部、メチル
エチルケトンとトルエンとを合計で70質量部添加し、
ボールミルによって混合してスラリーとした後、減圧脱
泡した。
【0016】このスラリーを使用し、ドクターブレード
法によって、焼成後、セラミック基板1aとなる厚さ
0.2mmの一のグリーンシート、及びセラミック基板
1bとなる厚さ0.05mmの他のグリーンシートを作
製した。尚、厚さ0.05mmのグリーンシートは非常
に破損し易いため、他の部材と圧着するまではポリエス
テルフィルムを貼着した状態で取り扱った。
【0017】(2)金属抵抗体パターン用ペーストの調
合 タングステン粉末(純度;99.9%、平均粒径;0.
2μm)に、表1に記載の金属粉末等を配合し配合物と
した。この配合物100質量部に対して、樹脂系バイン
ダを6質量部、トルエンを100質量部及びブチルカル
ビトールを70質量部添加し、ポットで混合した後、減
圧脱泡し、トルエンを除去して、金属抵抗体パターンを
調合した。尚、表1の各種金属粉末の純度はそれぞれ9
9.9%以上であり、平均粒径は1.4〜10μmであ
る。
【0018】(3)金属抵抗体パターンの形成 (2)で調合した金属抵抗体パターン用ペーストを、厚
膜印刷法によって、一のグリーンシートの一表面に印刷
し、焼成後、発熱部21及びリード部23a、23b並
びに末端部22a、22bとなる厚さ25μmのパター
ンを形成して、乾燥させた。続いて、このグリーンシー
トの所定位置に穿設されたスルーホール1a1、1a2
の内側にも(2)の金属抵抗体パターン用ペーストを塗
布して乾燥させた。続いて、このグリーンシートの他表
面のスルーホールの上面に、(2)の金属抵抗体パター
ン用ペーストを印刷して、焼成後、端子部24a、24
bとなるパターンを形成し、乾燥させた。
【0019】(4)未焼成成形体の作製 一のグリーンシートの金属抵抗体パターンが形成された
面に、他のグリーンシートを重ね合わせ、これらを圧着
装置によって加熱状態で加圧して圧着し積層体を形成し
た。その後、積層体の他のグリーンシート側の全面に各
グリーンシートと同組成のアルミナペーストを塗布し、
この塗布面が接合するように、焼成後、碍管3となるア
ルミナを主成分とした仮焼体に積層体を巻き付け、その
外周を押圧して焼成によりセラミックヒータとなる未焼
成成形体を作製した。
【0020】(5)未焼成成形体の焼成 (4)で作製した未焼成成形体を250℃に加熱して脱
脂し、次いで、水素炉を用いて、1550℃で90分間
保持して焼成した。このようにして、金属抵抗体、セラ
ミック基体及び碍管を一体に形成した。その後、端子部
24a、24bにニッケルメッキを施し、リード線引き
出し用端子(図示せず)をロー材によって接合してセラ
ミックヒータを得た。
【0021】[3]セラミックヒータの評価 [2]で製造したセラミックヒータを、0℃と100℃
の恒温槽中、大気雰囲気下で抵抗値を測定し、温度と抵
抗値との相関より、それぞれの抵抗値から以下の関係式
を用いて100℃における抵抗温度係数(αt)を求め
た。 αt=(R100−R0)/[R0×(100−0)] R100;100℃における抵抗値、R0;0℃における抵
抗値 また、発熱部においてセラミックヒータを切断し、その
断面(図1におけるA−A断面)を観察してセラミック
基体が黒色に変化しているか否か、即ち、汚れの有無を
評価した。これら抵抗温度係数と汚れの有無(○は汚れ
がない、×は汚れがある。)を表1に併記する。
【0022】
【表1】
【0023】表1の結果によれば、実施例1〜11では
抵抗温度係数は0.43×103〜2.55×103pp
m/℃と、いずれも比較例1のタングステンのみの場合
と比べて十分に小さくなっていることが分かる。特に、
ルテニウムを5質量%含有する実施例2では抵抗温度係
数は1.23×103ppm/℃、20質量%含有する
実施例3では抵抗温度係数は0.93×103ppm/
℃と小さく、ルテニウムが抵抗温度係数を低下させる作
用に優れていることが裏付けられている。尚、ルテニウ
ム、イリジウム、ロジウムなどの白金族元素を用いた場
合は、レニウムを用いたものに比べてセラミック中への
金属の拡散は認められなかった。
【0024】[4]ガスセンサへの組み付け [2]で製造したセラミックヒータを組み付けたガスセ
ンサSを図3に示す。このガスセンサは先端を閉じた中
空の固体電解質素子4の中空部にセラミックヒータHを
内蔵したものであり、セラミックヒータ先端の発熱部が
固体電解質素子を加熱する。本発明のセラミックヒータ
を組み付けたガスセンサは、セラミックヒータの昇温が
早いので固体電解質素子も早期に昇温して活性化する。
そのため、電源を投入してからセンサ出力が得られるま
での時間を短くすることができる。特に、このガスセン
サを自動車の空燃比制御に用いた場合には、センサ出力
が早期に得られるため、空燃比制御を早く開始でき、エ
ンジン始動時の有害ガスの排出を低減することができ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明の金属抵抗体は、ヒータとして有
用である。このヒータは特に金属抵抗体とセラミック基
材とが一体に形成されてなるセラミックヒータであり、
所定の温度にまで急速に昇温させることができるととも
に、金属抵抗体に含有される特定の金属成分の拡散によ
るセラミック基材の汚れを生ずることもない。また、こ
のセラミックヒータを組み付けた本発明のガスセンサ
は、センサ出力が早期に得られ、空燃比制御を早く開始
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セラミックヒータを側面からみた一部を破断し
た縦断面図(a)及びA−A横断面図(b)である。
【図2】セラミックヒータを展開し、分解した状態を示
す斜視図である。
【図3】セラミックヒータを組み込んだガスセンサの模
式図である。
【符号の説明】
H;セラミックヒータ、1;セラミック基体、1a、1
b;セラミック基板、1a1、1a2;スルーホール、
2;金属抵抗体、21;発熱部、22a、22b;リー
ド部、23a、23b;末端部、24a、24b;端子
部、3;碍管、4;固体電解質素子、S;ガスセンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01C 7/00 H05B 3/10 C H05B 3/10 3/12 A 3/12 3/18 3/18 3/36 3/36 G01N 27/58 B (72)発明者 水谷 昭夫 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 濱村 淳一 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 (72)発明者 末松 義朗 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特殊 陶業株式会社内 Fターム(参考) 2G004 BB01 BJ02 BJ03 BM07 3K034 AA02 AA04 AA12 AA14 AA15 AA16 AA22 AA34 AA37 BA06 BB06 BC17 CA02 CA14 CA22 CA27 CA32 GA02 GA10 HA01 JA01 JA06 3K092 PP16 PP20 QA01 QB02 QB24 QB45 QB62 QB74 QB75 QB76 QC02 QC19 QC33 QC38 QC52 RA02 RD09 RD25 RD34 RD39 RD47 TT30 UA09 UB01 VV16 5E033 AA23 BA03 BB03 BC01 BD02 BE01 BG02 BG04 5G301 AA18 AA22 AA30 AB08 AB20 AD08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タングステン及びモリブデンのうちの少
    なくとも一方からなる第1金属成分と、白金族元素のう
    ちの少なくとも1種からなる第2金属成分とを含有する
    ことを特徴とする金属抵抗体。
  2. 【請求項2】 上記白金族元素がルテニウム、ロジウム
    及びイリジウムである請求項1記載の金属抵抗体。
  3. 【請求項3】 上記第1金属成分と上記第2金属成分と
    の合計量を100質量%とした場合に、上記第2金属成
    分が0.5質量%以上である請求項1又は2記載の金属
    抵抗体。
  4. 【請求項4】 絶縁性の基体に配設されている請求項1
    乃至3のうちのいずれか1項に記載の金属抵抗体。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちのいずれか1項に
    記載の金属抵抗体を発熱体として有することを特徴とす
    るヒータ。
  6. 【請求項6】 上記発熱体の抵抗温度係数が2.5×1
    3ppm/℃以下である請求項5記載のヒータ。
  7. 【請求項7】 上記発熱体が絶縁性の基体に配設されて
    いる請求項5又は6記載のヒータ。
  8. 【請求項8】 上記発熱体は上記基体に埋設されている
    請求項7記載のヒータ。
  9. 【請求項9】 上記基体がセラミックスを主成分とする
    請求項7又は8記載のヒータ。
  10. 【請求項10】 上記セラミックスがアルミナ、ステア
    タイト及びムライトのうちの少なくとも1種を主成分と
    する請求項9記載のヒータ。
  11. 【請求項11】 上記基体は芯材に巻回されている請求
    項7乃至10のうちのいずれか1項に記載のヒータ。
  12. 【請求項12】 請求項5乃至11のうちのいずれか1
    項に記載のヒータを備えることを特徴とするガスセン
    サ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013239379A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Kyocera Corp 二次電池用固体電解質および二次電池
WO2014034834A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 京セラ株式会社 ヒータ
WO2024043350A1 (ja) * 2022-08-25 2024-02-29 国立大学法人東北大学 組成物、及び、抵抗発熱体

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