JP2001266543A - 再生装置及びディスク情報管理方法 - Google Patents

再生装置及びディスク情報管理方法

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JP2001266543A
JP2001266543A JP2000074834A JP2000074834A JP2001266543A JP 2001266543 A JP2001266543 A JP 2001266543A JP 2000074834 A JP2000074834 A JP 2000074834A JP 2000074834 A JP2000074834 A JP 2000074834A JP 2001266543 A JP2001266543 A JP 2001266543A
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disk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生対象となるCD等のディスク情報を無駄
なく管理することのできる再生装置を提供することであ
る。 【解決手段】 CPUは、ディスク種別が「CD−R」
であると判別した場合、予め定められた固定情報をTO
C情報として取得する(ステップS23)。そして、T
OC情報がディスク情報テーブルに登録されているか否
かを判別する(ステップS24)。TOC情報が登録済
みであると判別すると、CPUは、ディスク情報の変更
を入力する(ステップS28)。そして、ディスク情報
の入力が完了したと判別すると(ステップS29)、入
力されたディスク情報を上書きする(ステップS3
0)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再生対象となるC
D等のディスク情報を無駄なく管理することのできる再
生装置およびディスク情報管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】音楽用CD(コンパクトディスク)等の
普及に伴い、CDプレーヤに代表されるディスク再生装
置が最もポピュラーな音楽再生機器の1つとして広まっ
ている。このディスク再生装置は、ディスクに記録され
た複数の楽曲を、各楽曲に対応して定められたトラック
番号によって管理する。そして、このトラック番号を使
用して多彩な再生をすることができる。例えば、ディス
ク再生装置は、プログラム再生機能により、利用者によ
り選択されたトラック番号に対応する楽曲を選ばれた順
番に再生できる。また、ランダム再生機能により、乱数
等により選ばれたトラック番号の楽曲を順次再生でき
る。
【0003】近年では、パーソナルコンピュータ等に
て、再生対象となるディスクのディスクタイトルやトラ
ックタイトル等からなるディスク情報を登録することの
できるDNPS(Disc Name PreSet)機能を実現するこ
ともできる。このようなDNPS機能は、所定の操作部
等を介して、利用者が入力したディスクタイトルやトラ
ックタイトル等(ディスク情報)を登録できる。そし
て、登録後に同一のディスクが装填されると、ディスク
に記録されたTOC情報から登録済みのディスク情報を
特定し、ディスクを再生する際等にディスク情報を表示
することができる。すなわち、ディスク情報を1度登録
すると、再度登録することなく、ディスクタイトルやト
ラックタイトル等を表示することができる。
【0004】一方、最近では、CD−R(Compact Disc
Recordable)やCD−RW(Compact Disc Rewritabl
e)等の記録媒体に任意のデータを書き込むことのでき
るCD−R(又は、CD−RW)ドライブ装置が広く使
用されるようになっている。このようなCD−Rドライ
ブ装置は、所定のパーソナルコンピュータ等と所定のイ
ンタフェースにて接続されて使用される。例えば、CD
−Rドライブ装置は、パーソナルコンピュータに制御さ
れ、音楽CDと同等の楽曲データを記録することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ディスク再生装置の中
には、CD−R等に記録された音楽CDと同等の楽曲デ
ータを再生することのできる装置も市販されつつある。
そのため、上述のDNPS機能を備えたディスク再生装
置は、音楽CDだけでなくCD−R等に関するディスク
情報も登録することとなる。
【0006】しかしながら、この場合、登録されたディ
スク情報の中で、使用されない無駄なディスク情報が生
ずるおそれがある。具体的に説明すると、ディスク再生
装置に記憶されるディスク情報は、一般に、ディスクを
特定するためのTOC情報と関連付けられて記憶され
る。ここで、CD−Rは、楽曲データの追加の書き込み
が可能であり、また、CD−RWは、楽曲データが書き
換え可能である。そして、楽曲データが書き換えられる
と、TOC情報も変更される。
【0007】そのため、CD−R等のディスクのディス
ク情報を登録後に、楽曲データを書き換えた場合、TO
C情報が変化することから、ディスク再生装置に記憶さ
れているディスク情報を使用することができなくなる。
すなわち、ディスク再生装置は、書き換え前後のディス
クを同一のディスクであると判別できないため、登録さ
れたディスク情報を使用できない。
【0008】このような書き換え前のディスクのディス
ク情報は、使用されることのない無駄な情報であるにも
かかわらず、ディスク再生装置内の記憶部に残り続ける
こととなる。このため、使用されない無駄なディスク情
報が生じてしまい、登録可能なディスク情報の件数が減
ってしまうこととなる。
【0009】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、再生対象となるCD等のディスク情報を無駄なく管
理することのできる再生装置およびディスク情報管理方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る再生装置は、記録媒体に
記録されている楽曲データを再生可能な再生装置であっ
て、再生対象の記録媒体が書き込み可能な媒体であるか
否かを判別する判別手段と、記録媒体及び楽曲データに
関する媒体情報を入力する媒体情報入力手段と、記録媒
体を特定するための特定情報を取得する特定情報取得手
段と、前記媒体情報入力手段が入力した媒体情報と前記
特定情報取得手段が取得した特定情報とを関連付けて記
憶する記憶手段と、前記判別手段により書き込み可能な
媒体であることが判別されると、前記記憶手段に記憶す
る媒体情報及び特定情報を所定の共有領域に格納させる
制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、判別手段は、再生対象
の記録媒体が書き込み可能な媒体であるか否かを判別す
る。媒体情報入力手段は、記録媒体及び楽曲データに関
する媒体情報を入力する。特定情報取得手段は、記録媒
体を特定するための特定情報を取得する。記憶手段は、
媒体情報入力手段が入力した媒体情報と特定情報取得手
段が取得した特定情報とを関連付けて記憶する。制御手
段は、判別手段により書き込み可能な媒体であることが
判別されると、記憶手段に記憶する媒体情報及び特定情
報を所定の共有領域に格納させる。この結果、再生対象
となるCD等のディスク情報を無駄なく管理することが
できる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係る再生装置は、ディスクに記録されている楽曲
データを再生可能な再生装置であって、再生対象のディ
スクが書き込み可能なディスクであるか否かを判別する
判別手段と、ディスクタイトル及びトラックタイトルを
含んだディスク情報を入力するディスク情報入力手段
と、ディスクを特定するためのTOC情報を取得するT
OC情報取得手段と、前記ディスク情報入力手段が入力
したディスク情報と前記TOC情報取得手段が取得した
TOC情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、前記判
別手段により書き込み可能なディスクであることが判別
されると、前記記憶手段に記憶するディスク情報及びT
OC情報を特定の共有領域に格納させる制御手段と、を
備えることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、判別手段は、再生対象
のディスクが書き込み可能なディスクであるか否かを判
別する。ディスク情報入力手段は、ディスクタイトル及
びトラックタイトルを含んだディスク情報を入力する。
TOC情報取得手段は、ディスクを特定するためのTO
C情報を取得する。記憶手段は、ディスク情報入力手段
が入力したディスク情報とTOC情報取得手段が取得し
たTOC情報とを関連付けて記憶する。制御手段は、判
別手段により書き込み可能なディスクであることが判別
されると、記憶手段に記憶するディスク情報及びTOC
情報を特定の共有領域に格納させる。この結果、再生対
象となるCD等のディスク情報を無駄なく管理すること
ができる。
【0014】前記TOC情報取得手段は、前記判別手段
が書き込み可能なディスクであることを判別すると、デ
ィスクから読み出したTOC情報の代わりに、予め定め
られた固定のTOC情報を取得してもよい。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係るディスク情報管理方法は、楽曲データの記録
されている再生対象のディスクが書き込み可能なディス
クであるか否かを判別する判別ステップと、ディスクタ
イトル及びトラックタイトルを含んだディスク情報を入
力するディスク情報入力ステップと、ディスクを特定す
るためのTOC情報を取得するTOC情報取得ステップ
と、前記ディスク情報入力ステップにて入力されたディ
スク情報と前記TOC情報取得ステップにて取得された
TOC情報とを関連付けて所定の記憶部に格納する格納
ステップと、前記判別ステップにて書き込み可能なディ
スクであることが判別されると、前記格納ステップにて
所定の記憶部に記憶されるディスク情報及びTOC情報
を所定の共有領域に格納させる制御ステップと、を備え
ることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、判別ステップは、楽曲
データの記録されている再生対象のディスクが書き込み
可能なディスクであるか否かを判別する。ディスク情報
入力ステップは、ディスクタイトル及びトラックタイト
ルを含んだディスク情報を入力する。TOC情報取得ス
テップは、ディスクを特定するためのTOC情報を取得
する。格納ステップは、ディスク情報入力ステップにて
入力されたディスク情報とTOC情報取得ステップにて
取得されたTOC情報とを関連付けて所定の記憶部に格
納する。制御ステップは、判別ステップにて書き込み可
能なディスクであることが判別されると、格納ステップ
にて所定の記憶部に記憶されるディスク情報及びTOC
情報を所定の共有領域に格納させる。この結果、再生対
象となるCD等のディスク情報を無駄なく管理すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかるディ
スク再生装置について、以下図面を参照して説明する。
【0018】図1は、この発明の実施の形態に適用され
るディスク再生装置の一例を示すブロック図である。こ
のディスク再生装置は、ディスク5に格納された楽曲デ
ータを再生可能な機器であり、マイクロコンピュータ1
と、キー入力部2と、ディスク位置検出部3と、光学ユ
ニット4とから構成される。
【0019】なお、ディスク再生装置において再生対象
となるディスク5は、通常の音楽CD(CD−DA;Co
mpact Disc Digital Audio)、CD−R(Compact Disc
Recordable)及びCD−RW(Compact Disc Rewritab
le)等である。そして、CD−RやCD−RW等には、
所定のオーディオフォーマットにて楽曲データが記録さ
れている。すなわち、CD−R等のディスク5には、音
楽CDと同等な楽曲データが記録されている。
【0020】マイクロコンピュータ1は、入力ポート1
aと、RAM1bと、ROM1cと、CPU1dと、出
力ポート1eとを含んで構成され、ディスク再生装置全
体を制御する。
【0021】入力ポート1aは、キー入力部2から入力
信号を取得し、また、ディスク位置検出部3から位置信
号を取得して、取得した信号をCPU1d等に供給す
る。また、入力ポート1aは、光学ユニット4からディ
スク情報信号を取得し、取得したディスク情報信号をR
AM1bに格納する。
【0022】RAM(Random Access Memory)1bは、
図2(a)に示すようなディスク情報テーブル11及
び、図2(b)に示すような種別テーブル12を記憶す
る。図2(a)に示すディスク情報テーブル11は、キ
ー入力部2から入力されたディスク情報を管理するため
の複数のテーブルである。具体的にディスク情報テーブ
ル11には、TOC情報、ディスクタイトル及びトラッ
クタイトルが記憶される。
【0023】TOC(Table Of Contents)情報は、ト
ータルトラック数及びトータル時間(分:秒:ブロッ
ク)等からなる情報であり、ディスク5を特定するため
に使用される。ディスクタイトルは、ディスク5自身を
識別するための名称であり、利用者により入力される。
また、トラックタイトルは、ディスク5内に記録された
各楽曲データを識別するための名称であり、利用者によ
り入力される。なお、ディスク5がCDテキスト規格の
ディスクである場合、予めディスク5に記録されたディ
スクタイトル及びトラックタイトルを読み出して記憶し
てもよい。
【0024】また、図2(b)に示す種別テーブル12
は、ディスク5のディスク種別及び、ディスク5に記録
されている楽曲データのデータ種別を管理するためのテ
ーブルである。具体的に、ディスク種別は、書き込み不
能なディスクであることを示す「音楽CD」又は、書き
込み可能なディスクであることを示す「CD−R」を記
憶する。また、データ種別は、記録された楽曲データが
CD−DAであることを示す「CD−DA」又は、それ
以外であることを示す「CD−ROM」を記録する。
【0025】図1に戻って、ROM(Read Only Memor
y)1cは、CPU1dが実行するための後述する初期
処理及びディスク情報登録処理のプログラム等を予め記
憶する。
【0026】CPU(Central Processing Unit)1d
は、ROM1cに記憶されたプログラムに従って、後述
する初期処理及びディスク情報登録処理を実行する。す
なわち、CPU1dは、ディスク5のディスク種別等を
取得する初期処理及び、ディスク5に関するディスク情
報の登録を行うディスク情報登録処理を実行する。
【0027】出力ポート1eは、光学ユニット4を制御
するための光学系制御信号を光学ユニット4に供給す
る。
【0028】キー入力部2は、所定のボタンスイッチや
ロータリスイッチ等からなり、利用者の操作に従った所
定の情報を入力する。例えば、キー入力部2は、利用者
の操作に従って、ディスクタイトル及びトラックタイト
ル等を入力する。
【0029】ディスク位置検出部3は、装填されたディ
スク5が再生可能な位置に移動した際に、位置信号を生
成し、生成した位置信号を入力ポート1aを介してCP
U1dに供給する。
【0030】光学ユニット4は、スピンドルサーボ回
路、光ピックアップ、及び、トラッキングスレッドサー
ボ回路等を含んで構成される。光学ユニット4は、マイ
クロコンピュータ1に制御され、ディスク5に記録され
た楽曲データ等を読み出す。具体的に光学ユニット4
は、マイクロコンピュータ1から供給される光学系制御
信号に従って、ディスク5に記録された楽曲データ等を
ディスク情報信号として取得する。また、光学ユニット
4は、ディスク5が音楽CD等の書き込み不能なディス
クであるか、又は、CD−R等の書き込み可能なディス
クであるかを示すディスク判別信号を取得する。
【0031】以下、この発明の実施の形態にかかるディ
スク再生装置の動作について、図3及び図4を参照して
説明する。図3は、ディスク5のディスク種別等を取得
する初期処理を説明するためのフローチャートである。
また、図4は、ディスク5に関するディスク情報を入力
し、入力したディスク情報等をディスク情報テーブル1
1に登録(記憶)するディスク情報登録処理を説明する
ためのフローチャートである。まず、図3に示す初期処
理について説明する。図3に示す初期処理は、電源投入
後に、新たなディスク5が装填されたことを示す位置信
号がディスク位置検出部3からCPU1dに供給された
後に、開始される。
【0032】まず、CPU1dは、RAM1bに記憶し
ている種別テーブル12をクリアする(ステップS1
1)。すなわち、CPU1dは、再生対象となるディス
ク5のディスク種別及びデータ種別を記憶する種別テー
ブル12をクリアする。
【0033】CPU1dは、ディスク種別を検出する
(ステップS12)。すなわち、CPU1dは、光学ユ
ニット4を介して取得したディスク判別信号に従って、
ディスク種別を検出する。具体的にCPU1dは、ディ
スク判別信号に従って、ディスク5が市販の音楽CDか
らなる書き込み不能なディスクであるか、又は、CD−
R及びCD−RWからなる書き込み可能なディスクであ
るかを検出する。
【0034】CPU1dは、検出したディスク種別がC
D−R又はCD−RWであるか否かを判別する(ステッ
プS13)。すなわち、CPU1dは、検出結果に従っ
て、ディスク5が書き込み可能なCD−R等のディスク
であるか否かを判別する。
【0035】CPU1dは、CD−R等でない(書き込
み不能なディスクである)と判別した場合、種別テーブ
ル12に「音楽CD」をセットする(ステップS1
4)。すなわち、CPU1dは、ディスク5が書き込み
不能なディスクであることを示す「音楽CD」を種別テ
ーブル12のディスク種別にセットし、RAM1bに記
憶する。
【0036】一方、CPU1dは、CD−R等である
(書き込み可能なディスクである)と判別した場合、種
別テーブル12に「CD−R」をセットする(ステップ
S15)。すなわち、CPU1dは、ディスク5が書き
込み可能なディスクであることを示す「CD−R」を種
別テーブル12のディスク種別にセットし、RAM1b
に記憶する。
【0037】CPU1dは、ディスク5がCD−DAで
あるか否かを判別する(ステップS16)。すなわち、
CPU1dは、リードイン領域のTOCに含まれる情報
に従って、ディスク5に記録された楽曲データがCD−
DA(音楽CD)であるか否かを判別する。
【0038】CPU1dは、CD−DAでないと判別し
た場合、種別テーブル12に「CD−ROM」をセット
する(ステップS17)。すなわち、CPU1dは、デ
ィスク5に記録された情報がCD−DA以外のデータで
あることを示す「CD−ROM」を種別テーブル12の
データ種別にセットし、RAM1bに記憶する。
【0039】一方、CD−DAであると判別した場合、
CPU1dは、種別テーブル12に「CD−DA」をセ
ットする(ステップS18)。すなわち、CPU1d
は、ディスク5に記録された情報がCD−DAであるこ
とを示す「CD−DA」を種別テーブル12のデータ種
別にセットし、RAM1bに記憶する。そして、CPU
1dは、初期処理を終了する。上述の初期処理により、
ディスク5のディスク種別等がRAM1bに記憶され
る。
【0040】次に、図4に示すディスク情報登録処理に
ついて説明する。図4に示すディスク情報登録処理は、
上述の初期処理の終了後に、開始される。なお、ディス
ク情報登録処理は、RAM1bに記憶された種別テーブ
ル12のデータ種別が「CD−DA」である場合に実行
される。
【0041】まず、CPU1dは、RAM1bに記憶さ
れた種別テーブル12のディスク種別が「CD−R」で
あるか否かを判別する(ステップS21)。すなわち、
CPU1bは、再生対象のディスク5が書き込み可能な
ディスクであるか否かを判別する。
【0042】CPU1dは、ディスク種別が「CD−
R」でないと判別した場合、ディスク5からTOC情報
を読み出す(ステップS22)。すなわち、CPU1d
は、ディスク5を特定するためのトータルトラック数及
びトータル時間(分:秒:ブロック)等からなるTOC
情報を読み出す。
【0043】一方、ディスク種別が「CD−R」である
と判別した場合、CPU1dは、予め定められた固定情
報をTOC情報として取得する(ステップS23)。す
なわち、CPU1dは、書き込み可能なディスクを特定
するための固定情報をTOC情報として取得する。な
お、実際にディスク5に記録された楽曲データ等を読み
出す際には、実際にディスク5に記録されたTOC情報
が使用される。
【0044】CPU1dは、ディスク5のTOC情報が
ディスク情報テーブル11に登録されているか否かを判
別する(ステップS24)。すなわち、CPU1dは、
ディスク5に関するディスク情報がTOC情報と共に、
ディスク情報テーブル11に記憶されているか否かを判
別する。
【0045】CPU1dは、TOC情報が登録済みでな
いと判別すると、ディスク情報を新規に入力する(ステ
ップS25)。すなわち、CPU1dは、キー入力部2
を介して利用者により入力されるディスクタイトル及び
トラックタイトルからなるディスク情報を入力する。そ
して、ディスク情報の入力が完了するまで、ディスク情
報の入力を繰り返す。
【0046】CPU1dは、ディスク情報の入力が完了
したと判別すると(ステップS26)、取得したTOC
情報及び入力されたディスク情報を記憶する(ステップ
S27)。すなわち、TOC情報及びディスク情報をデ
ィスク情報テーブル11の空き領域にセットし、RAM
1bに記憶する。
【0047】なお、その際、ディスク情報テーブル11
に空き領域が存在しない場合に、利用者の指定する任意
の領域(ディスク情報等が記憶済みの領域)にTOC情
報及びディスク情報を上書きしてもよい。
【0048】一方、ステップS24にて、TOC情報が
登録済みであると判別すると、CPU1dは、ディスク
情報の変更を入力する(ステップS28)。すなわち、
CPU1dは、登録済みのTOC情報に対応するディス
クタイトル及びトラックタイトルからなるディスク情報
の変更を入力する。そして、ディスク情報の入力が完了
するまで、ディスク情報の入力を繰り返す。
【0049】CPU1dは、ディスク情報の入力が完了
したと判別すると(ステップS29)、入力されたディ
スク情報を上書きする(ステップS30)。すなわち、
変更されたディスク情報をディスク情報テーブル11の
該当領域に上書きし、RAM1bに記憶する。
【0050】CPU1dは、ステップS25又は、ステ
ップS28にて入力されたディスク情報を表示する(ス
テップS31)。すなわち、CPU1dは、今回登録し
たディスク情報を図示せぬ所定の表示部に表示する。
【0051】このように、ディスク5がCD−R等の書
き込み可能なディスクである場合、ディスク情報テーブ
ル11内にディスク情報と共に記憶されるTOC情報が
予め定められた固定情報(固定の値)となるため、同じ
TOC情報に対応するディスク情報が登録済みであれ
ば、同じ領域に上書きされる。すなわち、CD−R等の
ディスク5の内容が書き換えられ、TOC情報が変化し
た場合でも、ディスク5を書き換え前のディスクと同一
のものとして扱うことにより、使用されない無駄なディ
スク情報を再利用する。
【0052】このため、無駄なディスク情報の登録を防
ぐことができ、所定の記録容量内で、ディスク情報を適
切に登録することができる。この結果、再生対象となる
CD等のディスク情報を無駄なく管理することができ
る。
【0053】上記の実施の形態では、ディスク5がCD
−R等である場合に、予め定められた固定情報をTOC
情報として扱うことにより、書き込み可能なディスクの
ディスク情報を共通の領域に記憶したが、書き込み可能
なディスク用の領域を別に設け、ディスク情報を記憶し
てもよい。
【0054】例えば、上述のディスク情報テーブル11
は、書き込み不能な音楽CD用のディスク情報を記憶す
るために用いる。そして、新たに、1枚分のディスク情
報を格納する専用領域を設け、その専用領域に書き込み
可能なCD−R等のディスク情報を記録する。この場合
も、CD−R等のディスク情報が登録済みであれば、同
じ専用領域に上書きされる。すなわち、CD−R等のデ
ィスク5の内容が書き換えられ、TOC情報が変化した
場合でも、ディスク5を書き換え前のディスクと同一の
ものとして扱うことにより、使用されない無駄なディス
ク情報を再利用する。
【0055】このため、無駄なディスク情報の登録を防
ぐことができ、所定の記録容量内で、ディスク情報を適
切に登録することができる。この結果、再生対象となる
CD等のディスク情報を無駄なく管理することができ
る。
【0056】上記の実施の形態では、CD−R等からな
るディスク5を再生するディスク再生装置について説明
したが、再生対象の媒体はCD等に限られず、他にMD
(ミニディスク)、DVD(デジタルビデオディスク)
等を再生する車載用ディスク再生装置に適用可能であ
る。また、スマートメディア(商標)、メモリスティッ
ク(商標)、MMC(Multi Media Card)等の媒体を再
生可能な再生装置であってもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生対象となるCD等のディスク情報を無駄なく管理す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスク再生装置の
構成の一例を示すブロック図である。
【図2】(a)がディスク情報テーブルの一例を示す模
式図であり、(b)が種別テーブルの一例を示す模式図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係る初期処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るディスク情報登録処
理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 1a 入力ポート 1b RAM 1c ROM 1d CPU 1e 出力ポート 2 キー入力部 3 ディスク位置検出部 4 光学ユニット 5 ディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録されている楽曲データを再
    生可能な再生装置であって、 再生対象の記録媒体が書き込み可能な媒体であるか否か
    を判別する判別手段と、 記録媒体及び楽曲データに関する媒体情報を入力する媒
    体情報入力手段と、 記録媒体を特定するための特定情報を取得する特定情報
    取得手段と、 前記媒体情報入力手段が入力した媒体情報と前記特定情
    報取得手段が取得した特定情報とを関連付けて記憶する
    記憶手段と、 前記判別手段により書き込み可能な媒体であることが判
    別されると、前記記憶手段に記憶する媒体情報及び特定
    情報を所定の共有領域に格納させる制御手段と、 を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】ディスクに記録されている楽曲データを再
    生可能な再生装置であって、 再生対象のディスクが書き込み可能なディスクであるか
    否かを判別する判別手段と、 ディスクタイトル及びトラックタイトルを含んだディス
    ク情報を入力するディスク情報入力手段と、 ディスクを特定するためのTOC(Table Of Content
    s)情報を取得するTOC情報取得手段と、 前記ディスク情報入力手段が入力したディスク情報と前
    記TOC情報取得手段が取得したTOC情報とを関連付
    けて記憶する記憶手段と、 前記判別手段により書き込み可能なディスクであること
    が判別されると、前記記憶手段に記憶するディスク情報
    及びTOC情報を特定の共有領域に格納させる制御手段
    と、 を備えることを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】前記TOC情報取得手段は、前記判別手段
    が書き込み可能なディスクであることを判別すると、デ
    ィスクから読み出したTOC情報の代わりに、予め定め
    られた固定のTOC情報を取得する、 ことを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】楽曲データの記録されている再生対象のデ
    ィスクが書き込み可能なディスクであるか否かを判別す
    る判別ステップと、 ディスクタイトル及びトラックタイトルを含んだディス
    ク情報を入力するディスク情報入力ステップと、 ディスクを特定するためのTOC情報を取得するTOC
    情報取得ステップと、 前記ディスク情報入力ステップにて入力されたディスク
    情報と前記TOC情報取得ステップにて取得されたTO
    C情報とを関連付けて所定の記憶部に格納する格納ステ
    ップと、 前記判別ステップにて書き込み可能なディスクであるこ
    とが判別されると、前記格納ステップにて所定の記憶部
    に記憶されるディスク情報及びTOC情報を所定の共有
    領域に格納させる制御ステップと、 を備えることを特徴とするディスク情報管理方法。
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