JP2001266419A - 光ディスク製造方法及び光ディスク製造装置 - Google Patents

光ディスク製造方法及び光ディスク製造装置

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JP2001266419A
JP2001266419A JP2000076782A JP2000076782A JP2001266419A JP 2001266419 A JP2001266419 A JP 2001266419A JP 2000076782 A JP2000076782 A JP 2000076782A JP 2000076782 A JP2000076782 A JP 2000076782A JP 2001266419 A JP2001266419 A JP 2001266419A
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JP
Japan
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substrate
optical disk
holding member
heating
bonding
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JP2000076782A
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English (en)
Inventor
Shinji Kobayashi
慎司 小林
Noboru Murayama
昇 村山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紫外線照射装置の紫外線照射による接着剤硬化
工程における紫外線照射に伴う発生熱による変形、又は
基板が持つ成形や前工程までに発生した変形、取り置き
による経時変形などによる基板の変形を矯正しながら硬
化接着して、高品質で短時間で多量生産が可能で低コス
トで小型装置での貼り合せ型の光デイスクを製造する光
デイスク製造方法及び光デイスク製造装置を提供するこ
と。 【解決手段】重ねて貼り合わせる基板(1)を保持部材
(11)で保持する保特工程(2)と、上記保持工程
(2)で保持された上記基板(1)を冷却又は加熱する
加熱工程(3)と、上記加熱工程(3)で上記基板
(1)が所定の温度分布状態になってから、重ねて貼り
合せる上記基板(1)の接着剤(13a)を硬化処理し
て接着する接着工程(4)とからなる、上記光デイスク
製造方法及び光デイスク製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク製造
方法及び光ディスク製造装置、殊に、重ねて貼り合せる
基板を保持部材に保持してから接着して光ディスクを製
造する光ディスク製造方法及び光ディスク製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク製造方法及び光ディス
ク製造装置においては、近年の大情報量のリムーバブル
メデアの需要の拡大に伴い、従来のコンパクトディスク
(CD)の6〜8倍程度の記憶容量を有するデジタルビ
デオディスク(DVD)に対する市場要求が高まりつつ
あり、このデジタルビデオディスク(DVD)は、片面
に情報記録層を設けた1.6mm厚の薄型の基板を光透
過性のあるもう一枚の薄型の基板と貼り合せて、一枚の
貼り合せ型の光ディスクを製造することが行われてお
り、又、このデジタルビデオディスク(DVD)にはそ
の情報記録層の構成によって大別すると数種類あり、情
報記録層を片面だけに設けたものをDVD−5、情報記
録層を2層に設けたものをDVD−9、1層情報基板を
両面に対向させてリバーシブルに記録できるものをDV
D−10と言う。これらの貼り合せ型の光ディスクの製
造方法においては、まず、給送されて除電等が行われた
片方、もしくは対向させ、貼り合す両方の薄型の基板に
接着剤を塗布し、基板を重ね合せて、それを、例えば、
回転装置等で高速回転させ、余分な接着剤を振り切りな
がら貼り合せ面に均一な厚さの接着層を作る。次に、回
転を停止させ、接着剤を介して密着した2枚の薄型の接
着剤層を硬化させる接着装置、例えば、紫外線硬化型接
着剤ならば紫外線照射装置の紫外線照射位置へ送り、接
着剤を硬化させて、即ち、給送、接着剤塗布、重ね合
せ、振り切り、接着剤硬化の工程順で一枚の貼り合せ型
の光ディスクが製造される。そこで、回転機構により薄
型の基板を保持する保持部材を回転させて、基板を回転
させながら紫外線ランプで紫外線を照射して、基板に対
する紫外線の照射むらを抑制して均一に照射し、全面均
一な貼り合せ接着硬化を行うと共に作業の高速化を図る
ようにすることも公知である(特開平10−33452
1号公報を参照)。ところで、紫外線硬化樹脂型の接着
剤を硬化させて接着するために、紫外線照射装置が使用
されるが、紫外線照射装置の紫外線の照射による接着剤
硬化工程における紫外線照射に伴う発生熱による変形、
又は基板が持つ成形や前工程までに発生した変形、取り
置きによる経時変形などによる基板の変形が発生してい
た。このような基板の変形は、完成基板の光ディスクの
品質を著しく低下すると言う不具合が生じることにな
る。なぜなら、基板の厚さが0.6mmと薄く、そのた
めに熱の影響を受けやすくなっており、2枚重ねて貼り
合せるときの基板(下)と基板(上)の温度差や紫外線
の照射時の基板の内外周の温度差等によって、構成層の
異なる基板を貼り合すことにより熱変形の度合いに差が
出るような2枚の基板を貼り合すので、バイメタル素材
でできたサーモスタットのように片側に反り返って変形
した状態で硬化接着されてしまうことになるからであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の光ディ
スク製造方法及び光ディスク製造装置においては、紫外
線硬化樹脂型の接着剤を硬化して接着するために紫外線
照射装置が適用され、紫外線照射装置の紫外線の照射に
よる接着剤硬化工程における紫外線照射に伴う発生熱に
よる変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生した
変形、取り置きなどによる経時変形などによる変形をそ
のままにして硬化接着され、そのため完成基板の貼り合
せ型の光ディスクの品質が著しく低下すると言う問題が
発生していた。そこで本発明は、紫外線照射装置の紫外
線照射による接着剤硬化工程における紫外線照射に伴う
発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに
発生した変形、取り置きによる経時変形などによる変形
を矯正しながら硬化接着して、高品質で、短時間に多量
に生産することができる、貼り合せ型光ディスクの光デ
ィスク製造方法及び光ディスク製造装置を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、光ディスクを製造する光デ
ィスク製造方法において、重ねて貼り合せる基板を保持
部材に保持してから接着して光ディスクを製造する光デ
ィスク製造方法において、重ねて貼り合せる基板を保持
部材で保持する保持工程と、上記保持工程で保持された
上記基板を冷却又は加熱する加熱工程と、上記加熱工程
で上記基板が所定の温度分布状態になってから、重ねて
貼り合せて上記基板の接着剤を硬化処理して接着する接
着工程とによって光ディスクを製造することを特徴とす
るものである。
【0005】また、請求項2に係る発明は、請求項1の
光ディスク製造方法において、上記加熱工程は、熱媒体
を導くパイプ部材で保持部材を冷却又は加熱するもので
あることを特徴とするものである。
【0006】また、請求項3に係る発明は、請求項1の
光ディスク製造方法において、上記加熱工程は、ペルチ
ェ素子で保持部材を冷却又は加熱するものであることを
特徴とするものである。
【0007】また、請求項4に係る発明は、請求項1、
請求項2又は請求項の光ディスク製造方法において、上
記加熱工程は、基板を接着する接着工程が行われる接着
位置以外の他の位置の加熱位置で、保持部材が基板を保
持する以前に予め上記保持部材を冷却又は加熱して所定
温度にして行われることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項5に係る発明は、請求項1、
請求項2、請求項3又は請求項4の光ディスク製造方法
において、上記加熱工程は、基板を保持する保持部材の
内周側を冷却又は加熱して、上記基板を冷却又は加熱す
ることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項6に係る発明は、請求項1、
請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の光ディス
ク製造方法において、上記加熱工程は、基板を保持する
保持部材の外周側を冷却又は加熱して、上記基板を冷却
又は加熱することを特徴とするものである。
【0010】また、請求項7に係る発明は、請求項1、
請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6
の光ディスク製造方法において、上記接着工程は、接着
位置において、紫外線照射装置で基板を接着する接着剤
に紫外線を照射する硬化処理を行うことを特徴とするも
のである。
【0011】また、請求項8に係る発明は、重ねて貼り
合せる基板を保持部材に保持してから接着して光ディス
クを製造する光ディスク製造装置において、重ねて貼り
合せる基板を保持する保持部材と、上記保持部材又は上
記保持部材で保持された上記基板を冷却又は加熱する加
熱手段と、上記加熱手段で上記基板が所定の温度分布状
態になってから、重ねて貼り合せる上記基板を接着する
接着手段とからなることを特徴とするものである。
【0012】また、請求項9に係る発明は、請求項8の
光ディスク製造装置において、上記加熱手段は、保持部
材又は上記保持部材で保持された上記基板を冷却又は加
熱する熱媒体を導くパイプ部材からなることを特徴とす
るものである。
【0013】請求項10に係る発明は、請求項8の光デ
ィスク製造装置において、上記加熱手段は、保持部材又
は上記保持部材で保持された上記基板を冷却又は加熱す
るペルチェ素子からなることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項11に係る発明は、請求項
8、請求項9又は請求項10の光ディスク製造装置にお
いて、上記加熱手段は保持部材内に埋設されていること
を特徴とするものである。
【0015】また、請求項12に係る発明は、請求項
8、請求項9又は請求項10の光ディスク製造装置にお
いて、上記保持部材は、回動可能に保持されたインデッ
クステーブルに複数個を配置されていることを特徴とす
るものである。
【0016】また、請求項13に係る発明は、請求項1
2の光ディスク製造装置において、上記インデックステ
ーブルは、上方側に保持部材を下方側に加熱手段を配置
されていることを特徴とするものである。
【0017】また、請求項14に係る発明は、請求項1
2又は請求項13の光ディスク製造装置において、上記
インデックステーブルは、重ねて貼り合せる基板を、前
工程の位置から投入位置に投入する投入手段を備えてい
ることを特徴とするものである。
【0018】また、請求項15の本発明は、請求項1
2、請求項13又は請求項14の光ディスク製造装置に
おいて、上記インデックステーブルは、重ねて貼り合せ
る基板を、排出位置から後工程の位置に排出する排出手
段を備えていることを特徴とするものである。
【0019】また、請求項16に係る発明は、請求項1
2、請求項13、請求項14又は請求項15の光ディス
ク製造装置において、上記インデックステーブルは、重
ねて貼り合せる基板の投入位置、接着位置又は排出位置
以外の下方側の他の位置の加熱位置に加熱手段を配置し
たものであることを特徴とするものである。
【0020】また、請求項17に係る発明は、請求項8
乃至請求項16の光ディスク製造装置において、上記保
持部材は、上記保持部材又は上記保持部材で保持された
基板の温度を検知する温度検知手段を備えていることを
特徴とするものである。
【0021】また、請求項18に係る発明は、請求項1
7の光ディスク製造装置において、上記温度検知手段
は、上記保持部材又は上記保持部材で保持された基板の
内周側の温度を検知するものであることを特徴とするも
のである。
【0022】また、請求項19に係る発明は、請求項1
7又は請求項18の光ディスク製造装置において、上記
温度検知手段は、保持部材又は上記保持部材で保持され
た基板の外周側の温度を検知するものであることを特徴
とするものである。
【0023】さらに、請求項20に係る発明は、請求項
8乃至請求項19の光ディスク製造装置において、上記
接着手段は、接着位置において、基板を接着する接着剤
に紫外線を照射して硬化処理する紫外線照射装置からな
るものであることを特徴とするものである。
【0024】
【作用】請求項1に係る発明は、重ねて貼り合せる基板
を保持部材で保持する保持工程で保持された基板を冷却
又は加熱する加熱工程で基板が所定の温度分布状態にな
ってから、重ねて貼り合せる基板の接着剤を硬化処理し
て接着する接着工程によって光ディスクを製造するよう
にして、接着剤硬化工程に伴う発生熱による変形、又
は、基板が持つ成形や前工程までに発生した変形、取り
置きによる経時変形などによる基板の変形を矯正しなが
ら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光ディスクを製
造する光ディスク製造方法を提供することができる。
【0025】請求項2に係る発明は、重ねて貼り合せる
基板を保持部材で保持する保持工程で保持された基板を
熱媒体を導くパイプ部材で冷却又は加熱する加熱工程で
基板が所定の温度分布状態になってから、重ねて貼り合
せる基板の接着剤を硬化処理して接着する接着工程によ
って光ディスクを製造することにより、温度管理が容易
に行われ、接着剤硬化工程に伴う発生熱による変形、又
は基板が持つ成形や前工程までに発生した変形、取り置
きによる経時変形などによる基板の変形を矯正しながら
硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光ディスクを製造
する光ディスク製造方法を提供することができる。
【0026】請求項3に係る発明は、重ねて貼り合せる
基板を保持部材で保持する保持工程で保持された基板を
ペルチェ素子で冷却又は加熱する加熱工程で基板が所定
の温度分布状態になってから、重ねて貼り合せる基板の
接着剤を硬化処理して接着する接着工程によって光ディ
スクを製造することにより、温度管理が容易で、接着剤
硬化工程に伴う発生熱による変形、又は基板が持つ成形
や前工程までに発生した変形、取り置きによる経時変形
などによる基板の変形を矯正しながら硬化接着して、高
品質の貼り合せ型の光ディスクを小型装置で製造する光
ディスク製造方法を提供することができる。
【0027】請求項4に係る発明は、重ねて貼り合せる
基板を保持部材で保持する保持工程で保持された基板を
接着する接着工程が行われる接着位置以外の他の位置の
加熱位置で保持部材が基板を保持する以前に予め保持部
材を冷却又は加熱する加熱工程で基板が所定の温度分布
状態になってから、重ねて貼り合せる基板の接着剤を硬
化処理して接着する接着工程によって光ディスクを製造
することにより、接着剤硬化工程に伴う発生熱による変
形、又は基板が特つ成形や前工程で発生した変形、取り
置きによる経時変形などによる基板の変形を矯正しなが
ら硬化接着して高品質の貼り合せ型の光ディスクを、低
コストで、短時間に大量生産が可能な光ディスク製造方
法を提供することができる。
【0028】請求項5に係る発明は、重ねて貼り合せる
基板を保持部材で保持する保持工程で内周側を冷却又は
加熱した保持部材で保持された基板を冷却又は加熱する
加熱工程で基板が所定の温度分布状態になってから、重
ねて貼り合せる基板の接着剤を硬化処理して接着する接
着工程によって光ディスクを製造することにより、接着
剤硬化工程に伴う発生熱による変形、又は基板が持つ成
形や前工程で発生した変形、取り置きによる経時変形な
どによる基板の内周側の変形を矯正しながら硬化接着し
て、高品質の貼り合せ型の光ディスクを製造する光ディ
スク製造方法を提供することができる。
【0029】請求項6に係る発明は、重ねて貼り合せる
基板を保持部材で保持する保持工程で外周側を冷却又は
加熱した保持部材で保持された基板を冷却又は加熱する
加熱工程で基板が所定の温度分布状態になってから、重
ねて貼り合せる基板の接着剤を硬化処理して接着する接
着工程によって光ディスクを製造することにより、接着
剤硬化工程に伴う発生熱による変形、又は、基板が持つ
成形や前工程までに発生した変形、取り置きによる経時
変形などによる基板の外周側の変形を矯正しながら硬化
接着して、高品質の貼り合せ型の光ディスクを製造する
光ディスク製造方法を提供することができる。
【0030】請求項7に係る発明は、重ねて貼り合せる
基板を保持部材で保持する保持工程で保持された基板を
冷却又は加熱する加熱工程で基板が所定の温度分布状態
になってから、重ねて貼り合せる基板の接着剤を接着位
置において紫外線照射装置で紫外線照射することで硬化
処理して接着する接着工程によって光ディスクを製造す
ることにより、紫外線照射装置の紫外線照射による接着
剤硬化工程における紫外線照射に伴う発生熱による変
形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生した変形、
取り置きによる経時変形などによる基板の変形を矯正し
ながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光ディスク
を製造する光ディスク製造方法を提供することができ
る。
【0031】請求項8に係る発明は、重ねて貼り合せる
基板を保特する保持部材又は保持部材で保持された基板
を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の温度分布状
態になってから、接着手段で重ねて貼り合せる基板を接
着して光ディスクを製造することにより、接着剤硬化工
程に伴う発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工
程までに発生した変形、取り置きによる経時変形などに
よる基板の変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の
貼り合せ型の光ディスクを製造する光ディスク製造装置
を提供することができる。
【0032】請求項9に係る発明は、重ねて貼り合せる
基板を保持する保持部材又は保持部材で保持された基板
を熱媒体を導くパイプ部材で冷却又は加熱する加熱手段
で基板が所定の温度分布状態になってから、接着手段で
重ねて貼り合せる基板を接着して光ディスクを製造する
ことにより、温度管理が容易で、接着剤硬化工程に伴う
発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに
発生した変形、取り置きによる経時変形などによる基板
の変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ
型の光ディスクを製造する光ディスク製造装置を提供す
ることができる。
【0033】請求項10に係る発明は、重ねて貼り合せ
る基板を保持する保持部材又は保持部材で保持された基
板をペルチェ素子で冷却又は加熱する加熱手段で基板が
所定の温度分布状態になってから、接着手段で重ねて貼
り合せる基板を接着して光ディスクを製造することによ
り、温度管理が容易で、接着剤硬化工程に伴う発生熱に
よる変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生した
変形、取り置きによる経時変形などによる基板の変形を
矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光デ
ィスクを小型装置で製造する光ディスク製造装置を提供
することができる。
【0034】請求項11に係る発明は、重ねて貼り合せ
る基板を保持する保持部材又は保持部材で保持された基
板を冷却又は加熱する保持部材内に埋設した加熱手段で
基板が所定の温度分布状態になってから、接着手段で重
ねて貼り合せる基板を接着して光ディスクを製造するこ
とにより、温度管理が容易で、接着剤硬化工程に伴う発
生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発
生した変形、取り置きによる経時変形などによる基板の
変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型
の光ディスクを小型装置で製造する光ディスク製造装置
を提供することができる。
【0035】請求項12に係る発明は、重ねて貼り合せ
る基板を保持する回動可能に保持されたインデックステ
ーブルに複数個を配置した保持部材又は保持部材で保持
された基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の
温度分布状態になってから、接着手段で重ねて基板を接
着して光ディスクを製造することにより、接着剤硬化工
程に伴う発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工
程までに発生した変形、取り置きによる経時変形などに
よる基板の変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の
貼り合せ型の光ディスクを低コストで、短時間で多量生
産が可能な光ディスク製造装置を提供することができ
る。
【0036】請求項13に係る発明は、重ねて貼り合せ
る基板を保持する回動可能に保持されたインデックステ
ーブルに複数個を配置した保持部材又は保持部材で保持
された基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の
温度分布状態になってから、接着手段で重ねて貼り合せ
る基板を接着すると共にインデックステーブルは上方側
に保持部材を下方側に加熱手段を配置して光ディスクを
製造するようにしたことにより、接着剤硬化工程に伴う
発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに
発生した変形、取り置きによる経時変形などによる基板
の変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ
型の光ディスクを、低コストで短時間に多量生産が可能
な小型装置の光ディスク製造装置を提供することができ
る。
【0037】請求項14に係る発明は、重ねて貼り合せ
る基板を保持する回動可能に保持されたインデックステ
ーブルに複数個を配置した保持部材又は保持部材で保持
された基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の
温度分布状態になってから、接着手段で重ねて貼り合せ
る基板を接着すると共にインデックステーブルは重ねて
貼り合せる基板を前工程の位置から投入手段により投入
位置に投入して光ディスクを製造するようにしたことに
より、基板の投入が自動化され、自動接着剤硬化工程に
伴う発生熱による変形、又は、基板が持つ成形や前工程
までに発生した変形、取り置きによる経時変形による基
板の変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の合せ型
の光ディスクを低コストで短時間に多量生産が可能な光
ディスク製造装置を提供することができる。
【0038】請求項15に係る発明は、重ねて貼り合せ
る基板を保持する回動可能に保持されたインデックステ
ーブルに複数個を配置した保持部材又は保持部材で保持
された基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の
温度分布状態になってから、接着手段で重ねて基板を接
着すると共にインデックステーブルは重ねて貼り合せる
基板を排出位置から排出手段により後工程の位置に排出
して光ディスクを製造するようにしたことにより、基板
の排出が自動化され、自動接着剤硬化工程に伴う発生熱
による変形、又は、基板が持つ成形や前工程までに発生
した変形、取り置きによる経時変形などによる基板の変
形を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り含せ型の
光ディスクを低コストで短時間に多量生産が可能なディ
スク製造装置を提供することができる。
【0039】請求項16に係る発明において、重ねて貼
り合せる基板を保持する回動可能に保持されたインデッ
クステーブルに複数個を配置した保持部材又は保持部材
で保持された基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が
所定の温度分布状態になってから、接着手段で重ねて貼
り合せる基板を接着すると共にインデックステーブルは
重ねて貼り合せる基板の投入位置、接着位置又は排出位
置以外の下方側の他の位置の加熱位置に加熱手段を配置
して光ディスクを製造するようにしたことにより、接着
剤硬化工程に伴う発生熱による変形、又は、基板が持つ
成形や前工程までに発生した変形、取り置きによる経時
変形などによる基板の変形を矯正しながら硬化接着し
て、高品質の貼り合せ型の光ディスクを、小型装置で低
コストで短時間に多量に生産可能な光ディスク製造装置
を提供することができる。
【0040】請求項17に係る発明は、重ねて貼り合せ
る基板を保持する保持部材又は保持部材で保持された基
板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の温度分布
状態になってから、接着手段で重ねて基板を接着すると
共に保持部材は保持部材又は保持部材で保持された基板
の温度を温度検知手段で検知して光ディスクを製造する
ようにしたことにより、接着剤硬化工程に伴う発生熱に
よる変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生した
変形、取り置きによる経時変形などによる基板の変形を
矯正しながら硬化接着して、更に高品質の貼り合せ型の
光ディスクを製造する光ディスク製造装置を提供するこ
とができる。
【0041】請求項18に係る発明は、重ねて貼り合せ
る基板を保持する保持部材又は保持部材で保持された基
板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の温度分布
状態になってから、接着手段で重ねて基板を接着すると
共に保持部材は保持部材又は保持部材で保持された基板
の内周側の温度を温度検知手段で検知して光ディスクを
製造するようにしたことにより、接着剤硬化工程に伴う
発生熱による変形、又は、基板が持つ成形や前工程まで
に発生した変形、取り置きによる経時変形などの基板の
内周側の変形を矯正しながら硬化接着して、更に高品質
の貼り合せ型の光ディスクを製造する光ディスク製造装
置を提供することができる。
【0042】請求項19に係る発明は、重ねて貼り合せ
る基板を保持する保持部材又は保持部材で保持された基
板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の温度分布
状態になってから、接着手段で重ねて基板を接着すると
共に保持部材は保持部材又は保持部材で保持された基板
の外周側の温度を温度検知手段で検知して光ディスクを
製造するようにしたことにより、接着剤硬化工程に伴う
発生熱による変形、又は、基板が持つ成形、前工程まで
に発生した変形や取り置きによる経時変形などによる基
板の外周側の変形を矯正しながら硬化接着して、更に、
高品質の貼り合せ型の光ディスクを製造する、光ディス
ク製造装置を提供することができる。
【0043】請求項20に係る発明は、重ねて貼り合せ
る基板を保持する保持部材又は保持部材で保持された基
板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の温度分布
状態になってから、接着位置において基板を接着する接
着剤に紫外線照射装置で紫外線照射して硬化処理をする
接着手段で重ねて基板を接着して光ディスクを製造する
ようにしたことにより、紫外線照射装置の紫外線照射に
よる接着剤硬化工程における紫外線照射に伴う発生熱に
よる変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生した
変形、取り置きによる経時変形などによる基板の変形を
矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光デ
ィスクを製造する光ディスク製造装置を提供することが
できる。
【0044】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1と図2において、光デ
ィスク製造装置10は、光ディスク0の基板(下)1a
と基板(上)1bを重ねて貼り合せる基板1を保持する
保持部材11と、上記保持部材11で保持された上記基
板1の上記基板(下)1a又は上記基板(上)1bを、
冷却又は加熱する加熱手段12と、上記加熱手段12で
上記基板1の上記基板(下)1a、又は上記基板(上)
1bが所定の温度分布状態になってから、重ねて貼り合
せる上記基板1の上記基板(下)1aと上記基板(上)
1bを接着する接着手段13の紫外線照射装置13b等
とからなるものである。光ディスク製造方法は、上記光
ディスク製造装置10を使用して、給送、接着剤塗布、
重合、拡散等の前工程が終了後の上記基板(下)laと
上記基板(上)1bを重ねて貼り合せる上記基板1を上
記保持部材11で保持する保持工程2と、上記保持工程
2で保持された上記基板1の上記基板(下)1a、又は
上記基板(上)1bを、冷却又は加熱する加熱工程3
と、上記加熱工程3で上記基板1の上記基板(下)1
a、又は上記基板(上)1bが所定の温度分布状態にな
ってから、重ねて貼り合せる上記基板1の上記基板
(下)1aと上記基板(上)1bを接着剤13cで接着
する接着工程4後に、取り出し、判定、クリーニング等
の後工程での処理を行って、貼り合せ型の上記光ディス
ク0を製造するようになっている(図2を参照)。
【0045】上記加熱手段12は、上記接着工程4で上
記接着手段13の接着位置13aにおいて、上記紫外線
照射装置13bの紫外線照射して、重ねて貼り合せる上
記基板1の上記基板(下)1aと上記基板(上)1bを
接着する上記接着剤13cの硬化処理が行われる上記保
持部材11の内周側にパイプ部材(内周)12bを埋
設して配置し、また、外周側にパイプ部材(外周)12
を埋設して配置して、冷却又は加熱する熱媒体12
aを導くパイプ部材12bとして構成されるものである
(図3と図4)。上記加熱手段12の上記パイプ部材
(内周)12b、又は上記パイプ部材(外周)12b
に、各個別の所定温度の上記熱媒体12aの水等を導
き循環させることによって温度管理が容易に行われ、こ
れにより上記保持部材11を冷却又は加熱して、上記保
持部材11で保持された上記基板1の上記基板(下)1
a又は上記基板(上)1bが所定の温度分布状態にコン
トロールされてから、これらを重ねて貼り合せて接着す
るようになっている。したがって、温度管理が容易に行
われ、上記紫外線照射装置13bの紫外線照射による上
記接着工程4における紫外線照射に伴う発生熱による変
形、又は上記基板1の上記基板(下)1a又は上記基板
(上)1bが持つ成形や前工程までに発生した変形、取
り置きによる経時変形などによる変形を矯正しながら、
上記基板1の上記基板(下)1a、上記基板(上)1b
を接着して高品質の貼り合せ型の上記光ディスク0を製
造することができる。
【0046】図5と図6において、上記加熱手段12
は、上記接着工程4で上記接着手段13の上記紫外線照
射装置13bで紫外線を照射して上記接着剤13cの硬
化処理が行われる上記保持部材11の内周側にペルチェ
素子12cの24個のペルチエ素子(内周)12c
を、また、外周側に上記ペルチェ素子12cの48個
のペルチエ素子(外周)12cを、それぞれ内外周側
において円形状に直列接続して配列したモジュールが埋
設して配置されていて、上記ペルチェ素子(内周)12
と上記ペルチェ素子(外周)12cの末端の電極
端子(内周)12c は電極端子(外周)12c11
に直流電圧を印加することで、冷却と加熱のどちらにも
容易に行える。上記ペルチェ素子12cは、上記ペルチ
ェ素子(内周)12c、上記ペルチェ素子(外周)1
2cに数ボルトの直流電圧を印加することで、片側が
冷却されるもので、すでに市販されて使用されているも
のである。上記ペルチェ素子12cの上記ペルチェ素子
(内周)12c、上記ペルチェ素子(外周)12c
に上記電極端子(内周)12c11、又は、上記電極端
子(外周)12c21に印加する電圧の極性を換えるこ
とで、冷却と加熱のどちらにも容易に行えるようになっ
ているから、上記保持部材11を冷却又は加熱して、上
記基板1の上記基板(下)1aと上記基板(上)1bが
所定の温度分布状態にされてから、重ねて貼り合せて接
着するようになっている。したがって、上記紫外線照射
装置13bの紫外線照射による上記接着工程4における
紫外線照射に伴う発生熱による変形、又は上記基板1の
上記基板(下)1a、又は上記基板(上)1bが持つ成
形や前工程までに発生した変形、取り置きによる経時変
形などによる変形を矯正しながら、上記基板1の上記基
板(下)1a、又は上記基板(上)1bを接着して高品
質の貼り合せ型の上記光ディスク0を小型装置で製造す
ることができる。
【0047】図7と図8において、回動可能に保持され
たインデックステーブル14は、60度毎に分割された
図示のような上方側の各位置に、上記保持部材11のよ
うに上記加熱手段12が埋設されていない6個の保持部
材11a、保持部材11b、保持部材11c、保持部材
11d、保持部材11e、保持部材11fが回動可能に
配置され、上記保持部材11d、上記保持部材11e、
上記保持部材11fの位置に対応する下方側の各位置の
加熱位置12dには、上記加熱手段12が配置されてい
る。投入手段17の投入アームは、図示しない駆動手段
によって図示の矢印A方向に回動して、重ねて貼り合せ
る上記基板1の上記基板(下)1aと上記基板(上)1
bを保持して、前工程の位置15から、投入位置16の
上記保持部材11aに投入して移載される。その後に、
上記インデックステーブル14は、時計方向の図示の矢
印B方向に更に60度回動し、図示の上記保持部材11
bの位置に移載して、この位置での上記接着工程4によ
る上記接着手段13の上記接着位置13aにおいて、上
記紫外線照射装置13bで、重ねて貼り合せる上記基板
1の上記基板(下)1aと上記基板(上)1bの上記接
着剤13cに紫外線照射して硬化処理を行い、その後
に、再度上記インデックステーブル14は、時計方向の
図示の矢印B方向に、更に60度回動して、これを図示
の上記保持部材11cの位置に移載させる。図示の上記
保持部材11cの位置に移載された上記基板11の上記
基板(下)1aと上記基板(上)1bは、排出手段20
の排出アームによって、排出位置18から、適宜の駆動
手段(図示なし)によって図示の矢印C方向に回動し
て、後工程の位置19に排出して移載される。このと
き、重ねて貼り合せた上記基板1の上記基板(下)1a
と上記基板(上)1bが無くなった図示の上記保持部材
11cの位置に、上記保持部材11aが残っている。上
記保持部材11cの位置に残った上記保持部材11a
は、その後、図示の上記保持部材11d、上記保持部材
11e、上記保持部材11fの位置へと移載され、再
び、上記投入位置16の上記保持部材11aの位置に戻
る。ここで、上記インデックステーブル14の上記保持
部材11d、上記保持部材11e、上記保持部材11f
の位置に対応する下方側の位置に配置された上記加熱手
段12によって、上記保持部材11のように上記加熱手
段12が埋設されていない6個の上記保持部材11a、
上記保持部材11b、上記保持部材11c、上記保持部
材11d、上記保持部材11e、上記保持部材11fが
順次に冷却又は加熱されて、上記保持部材11a、上記
保持部材11b、上記保持部材11c、上記保持部材1
1d、上記保持部材11e、上記保持部材11fに保持
されて、上記紫外線照射装置13bの紫外線照射による
上記接着工程4における紫外線照射に伴う発生熱による
変形、又は上記基板1の上記基板(下)1aと上記基板
(上)1bが持つ成形や前工程までに発生した変形、取
り置きによる経時変形などによる変形を矯正しながら、
上記基板1の上記基板(下)1a又は上記基板(上)1
bを接着して、高品質の貼り合せ型の上記光ディスク0
を、小型装置で短時間に多量に低コストで生産すること
ができる。
【0048】図9において、上記保持部材11は、温度
検知手段21の温度検知手段(内)21aと温度検知手
段(外)21bによって、上記保持部材11又は上記保
持部材11で保持された上記基板1の上記基板(下)1
a又は上記基板(上)1bの内周側、又は、外周側の温
度を検知して、その検知温度情報で、制御手段22によ
り、上記加熱手段12の冷却、又は加熱する動作に対し
て、温度フイードバックがかかり、最適制御が行われる
ようになっている(図1及び図7を参照)。従って、例
えば、図7における上記保持部材11c、又は、上記保
持部材11dの位置に対応して、上記温度検知手段21
の上記温度検知手段(内)21aと上記温度検知手段
(外)21bを設置することによって、上記インデック
ステーブル14の下方側の各位置に配置された上記加熱
手段12の冷却、又は加熱する動作に対して、上記制御
手段22により温度フイードバックがかかり、最適制御
が行われて、紫外線照射に伴う発生熱による変形、又は
上記基板1の上記基板(下)1a又は上記基板(上)1
bが持つ成形や前工程までに発生した変形、取り置きに
よる経時変形などによる変形を矯正しながら接着して、
更に高品質の貼り合せ型の上記光ディスク0を製造する
ことができる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、請求項1に係る発明によれば、重ねて貼り
合せる基板を保持部材で保持する保持工程で保持された
基板を冷却又は加熱する加熱工程で基板が所定の温度分
布状態になってから、重ねて貼り合せる基板の接着剤を
硬化処理して接着する接着工程によって光ディスクを製
造するようにしたので、接着剤硬化工程に伴う発生熱に
よる変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生した
変形、取り置きによる経時変形などによる基板の変形を
矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光デ
ィスクを製造することができる。
【0050】請求項2に係る発明によれば、重ねて貼り
合せる基板を保持部材で保持する保持工程で保持された
基板を熱媒体を導くパイプ部材で冷却又は加熱する加熱
工程で基板が所定の温度分布状態になってから、重ねて
貼り合せる基板の接着剤を硬化処理して接着する接着工
程によって光ディスクを製造するようにしたので、温度
管理が容易で、接着剤硬化工程に伴う発生熱による変
形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生した変形、
取り置きによる経時変形などによる基板の変形を矯正し
ながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光ディスク
を製造することができる。
【0051】請求項3に係る発明によれば、重ねて貼り
合せる基板を保持部材で保持する保持工程で保持された
基板をペルチェ素子で冷却又は加熱する加熱工程で基板
が所定の温度分布状態になってから、重ねて貼り合せる
基板の接着剤を硬化処理して接着する接着工程によって
光ディスクを製造するようにしたので、温度管理が容易
で、接着剤硬化工程に伴う発生熱による変形、又は基板
が持つ成形や前工程までに発生した変形、取り置きによ
る経時変形などによる基板の変形を矯正しながら硬化接
着して、小型装置で高品質で貼り合せ型の光ディスクを
製造することができる。
【0052】請求項4に係る発明によれば、重ねて貼り
合せる基板を保持部材で保持する保持工程で保持された
基板を接着する接着工程が行われる接着位置以外の他の
位置の加熱位置で、保持部材が基板を保持する以前に予
め保持部材を冷却又は加熱する加熱工程で基板が所定の
温度分布状態になってから、重ねて貼り合せる基板の接
着剤を硬化処理して接着する接着工程によって光ディス
クを製造するようにしたので、接着剤硬化工程に伴う発
生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発
生した変形、取り置きによる経時変形などによる基板の
変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型
の光ディスクを、低コストで、短時間に多量に生産する
ことができる。
【0053】請求項5に係る発明によれば、重ねて貼り
合せる基板を保持部材で保持する保持工程で内周側を冷
却又は加熱した保持部材で保持された基板を冷却又は加
熱する加熱工程で基板が所定の温度分布状態になってか
ら、重ねて貼り合せる基板の接着剤を硬化処理して接着
する接着工程で光ディスクを製造するようにしたので、
接着剤硬化工程に伴う発生熱による変形、又は基板が持
つ成形や前工程までに発生した変形、取り置きによる経
時変形などによる基板の内周側の変形を矯正しながら硬
化接着して、高品質の貼り合せ型の光ディスクを製造す
ることができる。
【0054】請求項6に係る発明によれば、重ねて貼り
合せる基板を保持部材で保持する保持工程で外周側を冷
却又は加熱した保持部材で保持された基板を冷却又は加
熱する加熱工程で基板が所定の温度分布状態になってか
ら、重ねて貼り合せる基板の接着剤を硬化処理して接着
する接着工程によって光ディスクを製造するようにした
ことにより、接着剤硬化工程に伴う発生熱による変形、
又は基板が持つ成形や前工程までに発生した変形、取り
置きによる経時変形などによる基板の外周側の変形を矯
正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光ディ
スクを製造することができる。
【0055】請求項7に係る発明によれば、重ねて貼り
合せる基板を保持部材で保持する保持工程で保持された
基板を冷却又は加熱する加熱工程で基板が所定の温度分
布状態になってから、接着位置において紫外線照射装置
で紫外線照射して、重ねて貼り合せる基板の接着剤を硬
化処理して接着する接着工程によって光ディスクを製造
するようにしたことにより、紫外線照射装置の紫外線照
射による接着剤硬化工程における紫外線照射に伴う発生
熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生
した変形、取り置きによる経時変形などによる基板の変
形を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の
光ディスクを製造することができる。
【0056】請求項8に係る発明によれば、重ねて貼り
合せる基板を保持する保持部材又は保持部材で保持され
た基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の温度
分布状態になってから、接着手段で重ねて基板を接着し
て光ディスクを製造するようにしたので、接着剤硬化工
程に伴う発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工
程までに発生した変形、取り置きによる経時変形などに
よる基板の変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の
貼り合せ型の光ディスクを製造することができる。
【0057】請求項9に係る発明によれば、重ねて貼り
合せる基板を保持する保持部材又は保持部材で保持され
た基板を熱媒体を導くパイプ部材で冷却又は加熱する加
熱手段で基板が所定の温度分布状態になってから、接着
手段で重ねて基板を接着して光ディスクを製造するよう
にしたので、温度管理が容易で、接着剤硬化工程に伴う
発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに
発生した変形、取り置きによる経時変形などによる基板
の変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ
型の光ディスクを製造することができる。
【0058】請求項10に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する保持部材又は保持部材で保持さ
れた基板をペルチェ素子で冷却又は加熱する加熱手段で
基板が所定の温度分布状態になってから、接着手段で重
ねて基板を接着して光ディスクを製造するようにしたの
で、温度管理が容易で、接着剤硬化工程に伴う発生熱に
よる変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生した
変形、取り置きによる経時変形などによる基板の変形矯
正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光ディ
スクを、小型装置で製造することができる。
【0059】請求項11に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する保持部材又は保持部材で保持さ
れた基板を冷却又は加熱する保持部材内に埋設した加熱
手段で基板が所定の温度分布状態になってから、接着手
段で重ねて基板を接着して光ディスクを製造するように
したので、温度管理が容易で、接着剤硬化工程に伴う発
生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発
生した変形、取り置きによる経時変形などによる基板の
変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型
の光ディスクを小型装置で製造することができる。
【0060】請求項12に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する回動可能に保持されたインデッ
クステーブルに複数個を配置した保持部材又は保持部材
で保持された基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が
所定の温度分布状態になってから、接着手段で重ねて基
板を接着して光ディスクを製造するようにしたので、接
着剤硬化工程に伴う発生熱による変形、又は基板が持つ
成形や前工程までに発生した変形や取り置きによる経時
変形などによる基板の変形を矯正しながら硬化接着し
て、高品質の貼り合せ型の光ディスクを短時間で多量に
生産することができる。
【0061】請求項13に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する回動可能に保持されたインデッ
クステーブルに複数個を配置した保持部材又は保持部材
で保持された基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が
所定の温度分布状態になってから、接着手段で重ねて貼
り合せる基板を接着すると共にインデックステーブルは
上方側に保持部材を下方側に加熱手段を配置して光ディ
スクを製造するようにしたので、接着剤硬化工程に伴う
発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに
発生した変形、取り置きによる経時変形などによる基板
の変形した状態を矯正しながら硬化接着して、高品質の
貼り合せ型の光ディスクを低コストで小型装置で短時間
に多量生産することができる。
【0062】請求項14に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する回動可能に保持されたインデッ
クステーブルに複数個を配置した保持部材又は保持部材
で保持された基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が
所定の温度分布状熊になってから接着手段で重ねて貼り
合せる基板を接着すると共にインデックステーブルは重
ねて貼り合せる基板を前工程の位置から投入手段により
投入位置に投入して光ディスクを製造するようにしたの
で、基板の投入が自動化され、自動接着剤硬化工程に伴
う発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程まで
に発生した変形や取り置きなどによる経時変形などによ
る基板の変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼
り合せ型の光ディスクを低コストで、短時間で多量に生
産することができる。
【0063】請求項15に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する回動可能に保持されたインデッ
クステーブルに複数個を配置した保持部材又は保持部材
で保持された基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が
所定の温度分布状態になってから、接着手段で重ねて基
板を接着すると共にインデックステーブルは重ねて貼り
合せる基板を排出位置から排出手段により後工程の位置
に排出して光ディスクを製造するようにしたので、基板
の排出が自動化され、自動接着剤硬化工程に伴う発生熱
による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生し
た変形、取り置きによる経時変形などによる基板の変形
を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光
ディスクを、低コストで短時間に多量に生産することが
できる。
【0064】請求項16に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する回動可能に保持されたインデッ
クステーブルに複数個を配置した保持部材又は保持部材
で保持された基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が
所定の温度分布状態になってから、接着手段で重ねて基
板を接着すると共にインデソクステーブルは重ねて貼り
合せる基板の投入位置、接着位置又は排出位置以外の下
方側の他の位置の加熱位置に加熱手段を配置して光ディ
スクを製造するようにしたので、接着剤硬化工程に伴う
発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに
発生した変形、取り置きによる経時変形などによる基板
の変形を矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ
型の光ディスクを、小型装置で、低コストで短時間に多
量に生産することができる。
【0065】請求項17に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する保持部材又は保持部材で保持さ
れた基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の温
度分布状態になってから、接着手段で重ねて貼り合せる
基板を接着すると共に保持部材は保持部材又は保持部材
で保持された基板の温度を温度検知手段で検知して光デ
ィスクを製造するようにしたので、接着剤硬化工程に伴
う発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程まで
に発生した変形、取り置きによる経時変形などによる基
板の変形を矯正しながら硬化接着して、更に高品質の貼
り合せ型の光ディスクを製造することができる。
【0066】請求項18に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する保持部材又は保持部材で保持さ
れた基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の温
度分布状態になってから、接着手段で重ねて基板を接着
すると共に保持部材は保持部材又は保持部材で保持され
た基板の内周側の温度を温度検知手段で検知して光ディ
スクを製造するようにしたので、接着剤硬化工程に伴う
発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに
発生した変形、取り置きによる経時変形などによる基板
の内周側の変形を矯正しながら硬化接着して、更に高品
質の貼り合せ型の光ディスクを製造することができる。
【0067】請求項19に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する保持部材又は保持部材で保持さ
れた基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の温
度分布状態になってから、接着手段で重ねて基板を接着
すると共に保持部材は保持部材又は保持部材で保持され
た基板の外周側の温度を温度検知手段で検知して光ディ
スクを製造するようにしたので、接着剤硬化工程に伴う
発生熱による変形、又は基板が持つ成形や前工程までに
発生した変形、取り置きによる経時変形などによる基板
の外周側の変形を矯正しながら硬化接着して、更に高品
質の貼り合せ型の光ディスクを製造することができる。
【0068】請求項20に係る発明によれば、重ねて貼
り合せる基板を保持する保持部材又は保持部材で保持さ
れた基板を冷却又は加熱する加熱手段で基板が所定の温
度分布状態になってから、接着位置において基板を接着
する接着剤に紫外線照射装置で紫外線を照射して硬化処
理する接着手段で重ねて基板を接着して光ディスクを製
造するようにしたので、紫外線照射装置の紫外線照射に
よる接着剤硬化工程において紫外線照射に伴う発生熱に
よる変形、又は基板が持つ成形や前工程までに発生した
変形、取り置きによる経時変形などによる基板の変形を
矯正しながら硬化接着して、高品質の貼り合せ型の光デ
ィスクを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の実施の形態の光ディスク製造方法及
び光ディスク製造装置の主要部の概念図である。
【図2】は本発明の実施の形態の光ディスク製造方法及
び光ディスク製造装置における光ディスクの製造工程の
フロー図である。
【図3】は本発明の実施の形態の光ディスク製造方法及
び光ディスク製造装置の主要部の平面図である。
【図4】は図3のX−X断面図である。
【図5】は本発明の他の実施の形態の光ディスク製造方
法及び光ディスク製造装置の主要部の平面図である。
【図6】は図5の正面図である。
【図7】は本発明の他の実施の形態の光ディスク製造方
法及び光ディスク製造装置の主要部の平面図である。
【図8】は図7の正面図である。
【図9】は本発明の実施の形態の光ディスク製造方法及
び光ディスク製造装置の他の主要部の概念図である。
【符号の説明】
0:光ディスク 1:基板 1a:基板(下) 1b:基板(上) 2:保持工程 3:加熱工程 4:接着工程 10:光ディスク製造装置 11、11a、llb、11c、lld、lle、l1
f:保持部材 12:加熱手段 12a:熱媒体 12b:パイプ部材 12b:パイプ部材(内周) 12b:パイプ部材(外周) 12c:ペルチェ素子 12c:ペルチェ素子(内周) 12c:ペルチェ素子(外周) 12c11:電極端子(内周) 12c12:電極端子(外周) 12d:加熱位置 13:接着手段 13a:接着位置 13b:紫外線照射装置 13c:接着剤 14:インデックステーブル 15:前工程の位置 16:投入位置 17:投入手段 18:排出位置 19:後工程の位置 20:排出手段 21:温度検知手段 21a:温度検知手段(内) 21b:温度検知手段(外) 22:制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J040 DN071 EL051 JB08 LA11 MA10 NA17 PA30 PA32 PB05 PB06 PB21 5D121 AA03 AA07 EE22 FF03 FF11 FF13 GG02 GG07

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重ねて貼り合せる基板を保持部材に保持し
    てから接着して光ディスクを製造する光ディスク製造方
    法において、 重ねて貼り合せる基板を保持部材で保持する保持工程
    と、上記保持工程で保持された上記基板を冷却又は加熱
    する加熱工程と、上記加熱工程で上記基板が所定の温度
    分布状態になってから、重ねて貼り合せる上記基板の接
    着剤を硬化処理して接着する接着工程とによって光ディ
    スクを製造することを特徴とする光ディスク製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1の光ディスク製造方法において、
    上記加熱工程は、熱媒体を導くパイプ部材で保持部材を
    冷却又は加熱して行われることを特徴とする光ディスク
    製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1の光ディスク製造方法において、
    上記加熱工程は、ペルチェ素子で保持部材を冷却又は加
    熱して行われることを特徴とする光ディスク製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2又は請求項3の光ディ
    スク製造方法において、上記加熱工程は、基板を接着す
    る接着工程が行われる接着位置以外の他の位置の加熱位
    置で、保持部材が基板を保持する以前に、予め上記保持
    部材を冷却又は加熱して所定温度にして行われることを
    特徴とする光ディスク製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1、請求項2、請求項3又は請求項
    4の光ディスク製造方法において、上記加熱工程は、基
    板を保持する保持部材の内周側を冷却又は加熱して、上
    記基板を冷却又は加熱して行われることを特徴とする光
    ディスク製造方法。
  6. 【請求項6】請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
    又は請求項5の光ディスク製造方法において、上記加熱
    工程は、基板を保持する保持部材の外周側を冷却又は加
    熱して、上記基板を冷却又は加熱して行われることを特
    徴とする光ディスク製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5又は請求項6の光ディスク製造方法におい
    て、上記接着工程は、接着位置において、紫外線照射装
    置で、基板を接着する接着剤に紫外線を照射する硬化処
    理で行われることを特徴とする光ディスク製造方法。
  8. 【請求項8】重ねて貼り合せる基板を保持部材に保持し
    てから接着して光ディスクを製造する光ディスク製造装
    置において、重ねて貼り合せる基板を保持する保持部材
    と、上記保持部材又は上記保持部材で保持された上記基
    板を冷却又は加熱する加熱手段と、上記加熱手段で上記
    基板が所定の温度分布状態になってから、重ねて貼り合
    せる上記基板を接着する接着手段とからなることを特徴
    とする光ディスク製造装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の光ディスク製造装置にお
    いて、上記加熱手段は、保持部材又は上記保持部材で保
    持された上記基板を冷却又は加熱する熱媒体を導くパイ
    プ部材からなることを特徴とする光ディスク製造装置。
  10. 【請求項10】請求項8に記載の光ディスク製造装置に
    おいて、上記加熱手段は、保持部材又は上記保持部材で
    保持された上記基板を冷却又は加熱するペルチェ素子か
    らなることを特徴とする光ディスク製造装置。
  11. 【請求項11】請求項8、請求項9又は請求項10の光
    ディスク製造装置において、上記加熱手段は保持部材内
    に埋設されたものであることを特徴とする光ディスク製
    造装置。
  12. 【請求項12】請求項8、請求項9又は請求項10の光
    ディスク製造装置において、上記保持部材は、回動可能
    に保持されたインデックステーブルに複数個配置されて
    いることを特徴とする光ディスク製造装置。
  13. 【請求項13】請求項12の光ディスク製造装置におい
    て、上記インデックステーブルは、上方側に保持部材
    を、また下方側に加熱手段を配置したものであることを
    特徴とする光ディスク製造装置。
  14. 【請求項14】請求項12又は請求項13の光ディスク
    製造装置において、上記インデックステーブルは、重ね
    て貼り合せる基板を、前工程の位置から投入位置に投入
    する投入手段を備えていることを特徴とする光ディスク
    製造装置。
  15. 【請求項15】請求項12、請求項13又は請求項14
    の光ディスク製造装置において、上記インデックステー
    ブルは、重ねて貼り合せる基板を、排出位置から後工程
    の位置に排出する排出手段を備えていることを特徴とす
    る光ディスク製造装置。
  16. 【請求項16】請求項12、請求項13、請求項14又
    は請求項15の光ディスク製造装置において、上記イン
    デックステーブルは、重ねて貼り合せる基板の投入位
    置、接着位置又は排出位置以外の下方側の他の位置の加
    熱位置に加熱手段を配置したものであることを特徴とす
    る光ディスク製造装置。
  17. 【請求項17】請求項8乃至請求項16の光ディスク製
    造装置において、上記保持部材は、上記保持部材又は上
    記保持部材で保持された基板の温度を検知する温度検知
    手段を備えていることを特徴とする光ディスク製造装
    置。
  18. 【請求項18】請求項17の光ディスク製造装置におい
    て、上記温度検知手段は、上記保持部材又は上記保持部
    材で保持された基板の内周側の温度を検知するものであ
    ることを特徴とする光ディスク製造装置。
  19. 【請求項19】請求項17又は請求項18の光ディスク
    製造装置において、上記温度検知手段は、保持部材又は
    上記保持部材で保持された基板の外周側の温度を検知す
    るものであることを特徴とする光ディスク製造装置。
  20. 【請求項20】請求項8乃至請求項19に記載の光ディ
    スク製造装置において、上記接着手段は、接着位置にお
    いて基板を接着する接着剤に紫外線を照射して硬化処理
    する紫外線照射装置からなるものであることを特徴とす
    る光ディスク製造装置。
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