JP2001265198A - ホログラム - Google Patents

ホログラム

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JP2001265198A
JP2001265198A JP2000081797A JP2000081797A JP2001265198A JP 2001265198 A JP2001265198 A JP 2001265198A JP 2000081797 A JP2000081797 A JP 2000081797A JP 2000081797 A JP2000081797 A JP 2000081797A JP 2001265198 A JP2001265198 A JP 2001265198A
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organic fluorescent
resin
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Yoshinori Yamamoto
芳典 山本
Komei Fukushima
功明 福島
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホログラムにおいて、蛍光色素を使用するこ
とにより、ホログラムの偽造を防止し、またホログラム
の不正使用を抑止する。 【解決手段】 支持層1上に少なくともホログラム形成
層2と反射薄膜層3とが設けられてなるホログラムにお
いて、上記の各層を含むホログラム構成層のうちの少な
くともひとつの層または層間に、赤外線により励起され
て赤外光領域で発光する有機蛍光色素が含まれているこ
とを特徴とするホログラム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偽造を防止し、不
正使用を抑止したホログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】光の干渉を用いて立体画像を再生しうる
ホログラムは、高度の製造技術を必要とするため、情報
記録媒体の偽造を防止する手段として、広く使用されて
きた。しかるに、近年、ホログラムも商用利用のため、
安価にかつ大量に生産されるようになり、これに伴つ
て、偽物やコピ―がつくられるようになつた。
【0003】このため、最近では、ホログラムの偽造を
防止する手段が、いろいろと工夫されている。そのひと
つとして、特開平8−63086号、特開平9−732
61号、特開平9−175067号、特開平10−14
0500号、特開平11−352863号などの公報に
おいては、ホログラム構成層の内部や層間に蛍光色素を
含ませておき、これを機械的手段などで確認することに
より、ホログラムの偽造を防止したり、不正使用を抑止
することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案に係る蛍光色素は、紫外線により励起されて可視光領
域で発光するタイブのものがほとんどであり、この場
合、励起光源を入手することで、上記蛍光色素の存在を
目視できる。また、赤外線により励起されて赤外光領域
で発光するタイブのものも知られているが、これらは、
そのすべてが粒径が大きくかつ屈折率の大きい無機系の
蛍光色素であり、このような無機系の蛍光色素では、励
起光源を用いなくても、その存在を目視できる。このよ
うに蛍光色素の存在を目視できると、その情報が悪用さ
れるおそれがあり、ホログラムの偽造防止や不正使用の
抑止という点で、十分に満足できない。
【0005】本発明は、このような事情に照らし、上記
提案のものとは異なる蛍光色素を使用することにより、
ホログラムの偽造を十分に防止し、またホログラムの不
正使用を十分に抑止することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するため、鋭意検討した結果、ホログラム構成
層に含ませる蛍光色素として、赤外線により励起されて
赤外光領域で発光する有機蛍光色素を使用したときに
は、前記提案の無機系の蛍光色素とは異なつて、上記色
素を有機溶剤に溶解させたり、その粒径を非常に小さく
した微粒子状物として使用できるので、その存在を目視
することができず、しかも赤外線励起光源を使用しても
目視では検知できない赤外光が発光されるため、この赤
外発光をシリコン性フオトダイオ―ドやCCDセンサな
どの手段で検知することにより、ホログラムの真偽を判
別することができ、これにより高いセキユリテイ―性が
得られるものであることを知り、本発明を完成した。
【0007】本発明は、支持層上に少なくともホログラ
ム形成層と反射薄膜層とが設けられてなるホログラムに
おいて、上記の各層を含むホログラム構成層のうちの少
なくともひとつの層または層間に、赤外線により励起さ
れて赤外光領域で発光する有機蛍光色素が含まれている
ことを特徴とするホログラムに係るものである。この本
発明のホログラムによれば、前記従来の提案のものに比
べ、ホログラムの偽造(ないし贋造、変造、改鼠など)
をより効果的に防止することができ、またホログラムの
不正使用をより効果的に抑止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参考にして説明する。図1は、本発明のホロ
グラムの一例を示したものであり、支持層1上にホログ
ラム形成層2と反射薄膜層3とが設けられ、この上に剥
離層4および接着剤層5が設けられて、さらにその上に
セパレ―タ6が貼り合わされている。
【0009】支持層1は、ホログラム形成層2などの支
持体となるとともに、ポログラムの使用時には表面保護
層としての機能を果たすものであり、したがつて、透明
性を有するとともに、耐候性、耐衝撃性などの耐久性に
もすぐれるブラスチツクフイルム、たとえば、塩化ビニ
ル系樹脂、ポリエステル系樹脂などからなる、厚さが通
常2〜200μmのブラスチツクフイルムが用いられ
る。
【0010】ホログラム形成層2は、上記の支持層1上
に塗工法などによつて厚さが0.5〜10μmの樹脂膜
として形成され、その表面にホログラムパタ―ンが形成
されたものである。ホログラムパタ―ンは、たとえば、
樹脂膜に凹凸面を有するニツケル金型(フオトレジスト
にホログラム原画を露光して凹凸面を形成し、この上に
ニツケルメツキし、これを剥がして作製した金型)を重
ね合わせ、加熱加圧して、樹脂膜表面に凹凸パタ―ンを
転写する方式により、形成される。樹脂膜の材料として
は、塩化ビニル系樹脂(塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合樹脂など)、酢酸ビニル系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系
樹脂、ポリカ―ボネ―ト系樹脂、不飽和ポリエステル系
樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリレ―ト
系樹脂、メタクリレ―ト系樹脂、セルロ―ス系樹脂(ニ
トロセルロ―ス、酢酸セルロ―スなど)の各種の熱可塑
性樹脂や熱硬化性樹脂が、単独でまたは混合して用いら
れる。
【0011】反射薄膜層3は、ホログラムパタ―ンを立
体画像として再生し識別する際に、その表面反射性によ
り、上記の再生、識別を容易にするためのものであり、
表面反射率の高い材料として、アルミニウム、スズなど
が用いられ、これらがホログラム形成層2上に蒸着法な
どにより厚さが通常10〜1,000nmに形成され
る。また、ホログラム形成層2の構成材料に比べ、屈折
率の大きい透明な樹脂材料を用いて反射薄膜層3を構成
させ、光透過型のホログラムとしてもよい。
【0012】剥離層4は、上記の反射薄膜層3上に必要
に応じて設けられて、ホログラムを不正に剥離したとき
に、この部分で脆性破壊させて、それにより不正使用を
容易に判別できるようにしたものであり、図に示すよう
に部分的に(文字、マ―クなどのパタ―ン状に)設ける
ことができるほか、反射薄膜層3上に全面的に設けるこ
ともできる。剥離層4の材料には、アクリル系樹脂、ビ
ニ―ル系樹脂などの樹脂成分や、これに剥離性物質を混
入したものなどが用いられ、これら材料が塗工法などに
より厚さが通常0.1〜10μmとなるように設けられ
る。
【0013】接着剤層5は、ホログラムの使用に際し、
このホログラムをカ―ド、カセツト、デイスクなどの各
種物品の表面に容易に貼り合わせすることができるよう
に、反射薄膜層3上に上記の剥離層4を介して設けられ
るものであり、アクリル系樹脂やビニ―ル系樹脂などの
各種の樹脂成分のほか、天然ゴムや各種の合成ゴムなど
を接着性ポリマ―成分とした感熱型または感圧型の接着
剤からなり、一般に、厚さが通常5〜30μmとなるよ
うに設けられるものである。
【0014】ホログラム構成層としては、上記の支持層
1、ホログラム形成層2および反射薄膜層3を少なくと
も含み、通常は、上記の接着剤層5とさらに上記の剥離
層4を含んでなるものであり、上記の接着剤層5上には
その表面を保護し、また取り扱い性を良くするため、適
宜のセパレ―タ6が貼り合わされる。その他、これら各
層の間、たとえば支持層1とホログラム形成層2との間
などに、文字、マ―クなどの適宜の情報を有する印刷層
などを形成することもできる。これらの印刷層なども、
本発明にいうホログラム構成層のひとつである。
【0015】本発明においては、このようなホログラム
構成層のうちの少なくともひとつの層または層間に、赤
外線により励起されて赤外光領域で発光する有機蛍光色
素を含ませたことを特徴とする。そのひとつの態様とし
て、支持層1に含ませる場合は、たとえば、支持層1を
構成させるプラスチツクフイルムの製膜時に、製膜用樹
脂材料中に上記の有機蛍光色素を含ませて、製膜すれば
よい。
【0016】また、他の態様として、ホログラム形成層
2、反射薄膜層2(屈折率の大きい透明な樹脂材料から
なるもの)、剥離層4、接着剤層5または印刷層などに
含ませる場合は、たとえば、各層を形成するための樹脂
組成物中に上記の有機蛍光色素を混入しておき、これを
用いて各層を塗膜形成すればよい。さらに、各層の任意
の層間に含ませる態様では、上記の各層とは別に、上記
の有機蛍光色素を含ませた樹脂材料などを用意し、これ
を用いて各層の間で塗膜形成すればよい。
【0017】本発明における上記の有機蛍光色素として
は、赤外線により励起されて赤外光領域で発光するもの
であれば、とくに限定なく使用できる。具体的には、ポ
リメチン系色素、アントラキノン系色素、ジチオ―ル金
属塩系色素、シアニン系色素、フタロシアニン系色素、
インドフエノ―ル系色素、シアミン系色素、スチリル系
色素、アルミニウム系色素、ジイモニウム系色素、アゾ
系色素などが挙げられる。市販品には、たとえば、ポリ
メチン系色素として、コダツクラボラトリ―ズケミカル
社製の「IR−140」、日本化薬社製の「IR−82
0B」などを、またシアニン系色素として、日本感光色
素社製の「NK−1144」、「NK−123」、「N
K−78」などを挙げることができる。
【0018】これらの有機蛍光色素は、前記の製膜ない
し塗膜形成に際し、この色素を有機溶剤に溶解させても
よいし、前記提案の無機系の蛍光色素に比べて粒径を非
常に小さくした微粒子状物として分散させてもよい。ま
た、本発明では、これらの有機蛍光色素とともに、必要
により、他の蛍光色素、たとえば、紫外線により励起さ
れて可視光領域で発光する蛍光色素などを併用してもよ
い。この場合、本発明の特定の有機蛍光色素と上記の他
の蛍光色素とを、同じ層に含ませてもよいし、別の層に
含ませてもよい。さらに、これらの蛍光色素を含ませた
層に必要により紫外線吸収剤を含ませて、耐光性の向上
をはかつてもよい。
【0019】このように構成されるホログラムは、使用
に際し、セパレ―タ6を剥離して、カ―ド、カセツト、
デイスクなどの各種物品の表面に接着剤層5を介して貼
り付ける。このようにホログラムを貼り付けた物品は、
ホログラム形成層2のホログラムパタ―ンを光の干渉を
用いて立体画像として再生し識別することで、物品の真
偽を容易に判定することができる。また、剥離層4の存
在により、このホログラムが不正に剥離されたものであ
るかどうかも、判別できる。
【0020】また、上記のホログラムには、前記した特
定の有機蛍光色素が含まれているため、これに赤外線を
照射して励起させると、赤外光を発光し、これをシリコ
ン製フオトダイオ―ドやCCDセンサにより検出するこ
とにより、ホログラム自体の真偽や不正使用されたもの
かどうかを判別できる。その際、上記の有機蛍光色素
は、既述したような溶解状態ないし微粒子の分散状態に
あるにもかかわらず、上記の検出感度にすぐれている。
また、このように溶解状態ないし微粒子の分散状態にあ
るため、上記有機蛍光色素を目視することはできず、し
かも、赤外線を照射して励起させても目視できない赤外
発光のため、上記有機蛍光色素の存在を識別することが
できず、その情報が悪用されることもない。
【0021】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載して、より具
体的に説明する。ただし、本発明は、以下の実施例にの
み限定されるものではない。なお、以下において、部と
あるのは重量部を意味するものとする。
【0022】実施例1 厚さが25μmのポリエチレンテレフタレ―トフイルム
からなる支持層上に、アクリルポリオ―ル20部、トリ
レンジイソアネ―ト5部、有機蛍光色素(日本化薬社製
の「IR−820B」)0.1部、メチルエチルケトン
60部およびトルエン20部からなるホログラム形成層
用組成物を、グラビア塗工法により、乾燥後の厚さが1
μmとなるように,塗工したのち、乾燥して、有機蛍光
色素含有のホログラム形成層を形成した。この上に、所
定パタ―ンの凹凸面を有するニツケル金型を重ね合わ
せ、加熱加圧して、ホログラム形成層にホログラムバタ
―ンを形成した。
【0023】つぎに、このホログラムバタ―ン形成面
に、スパツタリング法により、金属アルミニウムを厚さ
が0.04μmに蒸着して、反射薄膜層を形成した。こ
の上に、アクリル樹脂30部、メチルイソブチルケトン
20部、メチルエチルケトン40部およびトルエン40
部からなる剥離層形成用組成物を、塗布したのち、乾燥
して、厚さが1.5μmの剥離層を形成した。最後に、
この上に、アクリル系粘着剤30部、メチルエチルケト
ン50部およびトルエン50部からなる接着剤組成物を
塗布したのち、乾燥して、厚さが20μmの接着剤層を
形成した。この上に、常用のセパレ―タを貼り付けて、
ホログラムを作製した。
【0024】このようにして作製したホログラムは、そ
のホログラムパタ―ンを光の干渉を用いて立体画像とし
て再生し識別することができ、これを物品上に貼り付け
て、上記再生、識別を行うことにより、物品の真偽の判
定に利用できた。また、このホログラムには上記特定の
有機蛍光色素が含まれているために、これに励起光源
(近赤外光)を使用して励起させると、赤外光を発光
し、これをシリコン製フオトダイオ―ドやCCDセンサ
により検出することにより、ホログラム自体の真偽や不
正使用されたものかどうかの判別に利用できた。しか
も、その際、上記有機蛍光色素は全く目視できず、また
上記赤外線を照射したときでも、目視では全く識別でき
ないものであることがわかつた。
【0025】実施例2 有機蛍光色素として、日本化薬社製の「IR−820
B」0.1部に代えて、コダツクラボラトリ―ズケミカ
ル社製の「IR−140」0.1を使用した以外は、実
施例1と同様にして、ホログラムを作製した。このホロ
グラムも、ホログラム本来の性能を十分に発揮させるこ
とができ、また上記特定の有機蛍光色素を含ませたこと
により、赤外光励起による赤外発光をシリコン製フオト
ダイオ―ドやCCDセンサにより検出できた。しかも、
その際に、上記の有機蛍光色素を目視では全く識別する
ことができず、また上記赤外線を照射したときでも、目
視では全く識別できないものであることがわかつた。
【0026】実施例3 有機蛍光色素(日本化薬社製の「IR−820B」)を
ホログラム形成層に含ませる代わりに、剥離層形成用組
成物中に有機蛍光色素(日本化薬社製の「IR−820
B」)0.1部を混入させて、剥離層中に上記の有機蛍
光色素を含ませるようにした以外は、実施例1と同様に
して、ホログラムを作製した。このホログラムについて
も、ホログラム本来の性能、上記特定の有機蛍光色素に
基づく赤外線励起による赤外発光の検出性、目視による
上記有機蛍光色素の識別不能性に関し、実施例1,2と
全く同様の結果が得られた。
【0027】実施例4 有機蛍光色素として、日本化薬社製の「IR−820
B」0.1部に代えて、コダツクラボラトリ―ズケミカ
ル社製の「IR−140」0.1を使用した以外は、実
施例3と同様にして、ホログラムを作製した。このホロ
グラムについても、ホログラム本来の性能、上記特定の
有機蛍光色素に基づく赤外線励起による赤外発光の検出
性、目視による上記有機蛍光色素の識別不能性に関し、
実施例1〜3と全く同様の結果が得られた。
【0028】実施例5 有機蛍光色素(日本化薬社製の「IR−820B」)を
ホログラム形成層に含ませる代わりに、接着剤組成物中
に有機蛍光色素(日本化薬社製の「IR−820B」)
0.1部を混入させて、接着剤層中に上記の有機蛍光色
素を含ませるようにした以外は、実施例1と同様にし
て、ホログラムを作製した。このホログラムについて
も、ホログラム本来の性能、上記特定の有機蛍光色素に
基づく赤外線励起による赤外発光の検出性、目視による
上記有機蛍光色素の識別不能性に関し、実施例1〜4と
全く同様の結果が得られた。
【0029】実施例6 有機蛍光色素として、日本化薬社製の「IR−820
B」0.1部に代えて、コダツクラボラトリ―ズケミカ
ル社製の「IR−140」0.1を使用した以外は、実
施例5と同様にして、ホログラムを作製した。このホロ
グラムについても、ホログラム本来の性能、上記特定の
有機蛍光色素に基づく赤外線励起による赤外発光の検出
性、目視による上記有機蛍光色素の識別不能性に関し、
実施例1〜5と全く同様の結果が得られた。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、ホロ
グラム構成層のうちの少なくともひとつの層または層間
に、赤外線により励起されて赤外光領域で発光する有機
蛍光色素を含ませる構成としたことにより、ホログラム
の偽造を十分に防止でき、また不正使用を十分に抑止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホログラムの一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 支持層 2 ホログラム形成層 3 反射薄膜層 4 剥離層 5 接着剤層 6 セパレ―タ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持層上に少なくともホログラム形成層
    と反射薄膜層とが設けられてなるホログラムにおいて、
    上記の各層を含むホログラム構成層のうちの少なくとも
    ひとつの層または層間に、赤外線により励起されて赤外
    光領域で発光する有機蛍光色素が含まれていることを特
    徴とするホログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147850A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Dainippon Printing Co Ltd ホログラム読取装置
JP2009251357A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Dainippon Printing Co Ltd パッチ中間転写記録媒体、及びそれを用いた偽造防止媒体
WO2012041851A1 (en) 2010-09-29 2012-04-05 Basf Se Security element

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