JP2001264619A - 多点測距カメラ - Google Patents
多点測距カメラInfo
- Publication number
- JP2001264619A JP2001264619A JP2000071915A JP2000071915A JP2001264619A JP 2001264619 A JP2001264619 A JP 2001264619A JP 2000071915 A JP2000071915 A JP 2000071915A JP 2000071915 A JP2000071915 A JP 2000071915A JP 2001264619 A JP2001264619 A JP 2001264619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- selection mode
- point
- camera
- ranging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影画面内の左側に不要な被写体がある場合
には右側のエリアを選択することによって左側の被写体
に対し焦点検出を行わないようにするなど、自動選択モ
ードにおいても、より撮影者の意図が反映された撮影が
可能になる多点測距カメラを提供する 【解決手段】多点測距カメラにおいて、複数の測距領域
A〜Eを備えており、測距領域選択操作部5によって自
動選択モードを選択することができる。自動選択モード
では、エリア選択モードを選択することができる。ユー
ザがエリア単位で選択するもので、エリアが選択される
と、エリア領域内自動選択手段4aは選択したエリアの
1つの測距点を自動的に選択する。
には右側のエリアを選択することによって左側の被写体
に対し焦点検出を行わないようにするなど、自動選択モ
ードにおいても、より撮影者の意図が反映された撮影が
可能になる多点測距カメラを提供する 【解決手段】多点測距カメラにおいて、複数の測距領域
A〜Eを備えており、測距領域選択操作部5によって自
動選択モードを選択することができる。自動選択モード
では、エリア選択モードを選択することができる。ユー
ザがエリア単位で選択するもので、エリアが選択される
と、エリア領域内自動選択手段4aは選択したエリアの
1つの測距点を自動的に選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予定焦点面上の複
数の領域のデフォーカス状態を検出し、そのデフォーカ
ス情報に基づきレンズを所定量駆動する多点測距カメラ
に関する。
数の領域のデフォーカス状態を検出し、そのデフォーカ
ス情報に基づきレンズを所定量駆動する多点測距カメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の測距領域を有し、その中から任意
の1点を撮影者が選択するマニュアル選択モードと、全
ての測距点の中からカメラが自動的に1点を選択する自
動選択モードを有する多点測距カメラが存在する。
の1点を撮影者が選択するマニュアル選択モードと、全
ての測距点の中からカメラが自動的に1点を選択する自
動選択モードを有する多点測距カメラが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記多点測距カメラに
おいて、自動選択モードを選択した場合、カメラが自動
的に1点を選択するため、近くに不要な被写体が存在す
る場合、その部分を選択してしまうという不都合があっ
た。自動選択モードを用いる場合にも撮影者が不要とす
る被写体を合焦対象にしたくないという要請がある。本
発明は上記要請に応えるもので、その目的は、例えば撮
影画面内の左側に不要な被写体がある場合には右側のエ
リアを選択することによって左側の被写体に対し焦点検
出をしないようにするなど、自動選択モードにおいて
も、より撮影者の意図が反映された撮影が可能になる多
点測距カメラを提供することにある。
おいて、自動選択モードを選択した場合、カメラが自動
的に1点を選択するため、近くに不要な被写体が存在す
る場合、その部分を選択してしまうという不都合があっ
た。自動選択モードを用いる場合にも撮影者が不要とす
る被写体を合焦対象にしたくないという要請がある。本
発明は上記要請に応えるもので、その目的は、例えば撮
影画面内の左側に不要な被写体がある場合には右側のエ
リアを選択することによって左側の被写体に対し焦点検
出をしないようにするなど、自動選択モードにおいて
も、より撮影者の意図が反映された撮影が可能になる多
点測距カメラを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による多点測距カメラは、予定焦点面上の複数
の領域のデフォーカス状態を検出するデフォーカス検出
装置ならびに前記検出装置から得られたデフォーカス情
報に基づいてレンズを所定量駆動するレンズ駆動制御装
置を備えた多点測距カメラにおいて、複数の測距領域の
うち任意の1つの領域を撮影者が選択するポイント選択
モードと、前記エリア選択モードが選択された場合、選
択された複数の測距領域の中から1つの領域をカメラが
自動選択する自動選択手段とを備えている。
に本発明による多点測距カメラは、予定焦点面上の複数
の領域のデフォーカス状態を検出するデフォーカス検出
装置ならびに前記検出装置から得られたデフォーカス情
報に基づいてレンズを所定量駆動するレンズ駆動制御装
置を備えた多点測距カメラにおいて、複数の測距領域の
うち任意の1つの領域を撮影者が選択するポイント選択
モードと、前記エリア選択モードが選択された場合、選
択された複数の測距領域の中から1つの領域をカメラが
自動選択する自動選択手段とを備えている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をさ
らに詳しく説明する。図1は、本発明による多点測距カ
メラのファインダおよび測距光学系の実施の形態を示す
図である。この実施の形態は、中央に測距領域Aを有
し、その周囲に4個所の測距領域B,C,DおよびEを
有している。各測距点の光束は、測距用光学系2を介し
て測距素子3の受光面に達する。測距素子3は1つの測
距素子の領域を複数に分けて各測距点の光束を入射させ
てもよいし、2以上の測距素子の領域に各測距点の光束
を入射させてもよい。
らに詳しく説明する。図1は、本発明による多点測距カ
メラのファインダおよび測距光学系の実施の形態を示す
図である。この実施の形態は、中央に測距領域Aを有
し、その周囲に4個所の測距領域B,C,DおよびEを
有している。各測距点の光束は、測距用光学系2を介し
て測距素子3の受光面に達する。測距素子3は1つの測
距素子の領域を複数に分けて各測距点の光束を入射させ
てもよいし、2以上の測距素子の領域に各測距点の光束
を入射させてもよい。
【0006】図2は、本発明による多点測距カメラの測
距に関する回路を示す回路図である。測距素子3の各領
域A,B,C,DおよびEの蓄積電荷は、CPU4に転
送され、測距演算回路4bにより距離演算が行われる。
測距領域選択操作部5は、カメラに設けられたボタンな
どの操作部であり、マニュアルか自動選択かを選択でき
る。また、自動選択モードにしたとき、さらにエリア選
択モードかポイント選択モードのいずれかを選択するこ
とができ、エリア選択モードを選択したとき撮影者はエ
リアを選択することができる。エリア領域内自動選択手
段4aは、撮影者がエリア選択モードを選択したとき、
選択したエリアのうちの1点を自動的に選択する。
距に関する回路を示す回路図である。測距素子3の各領
域A,B,C,DおよびEの蓄積電荷は、CPU4に転
送され、測距演算回路4bにより距離演算が行われる。
測距領域選択操作部5は、カメラに設けられたボタンな
どの操作部であり、マニュアルか自動選択かを選択でき
る。また、自動選択モードにしたとき、さらにエリア選
択モードかポイント選択モードのいずれかを選択するこ
とができ、エリア選択モードを選択したとき撮影者はエ
リアを選択することができる。エリア領域内自動選択手
段4aは、撮影者がエリア選択モードを選択したとき、
選択したエリアのうちの1点を自動的に選択する。
【0007】図3は、ポイント選択モードおよびエリア
選択モードの一例を説明するための図である。ポイント
選択モードは、カメラが複数の測距点のうちの1点を選
択するもので、中央(領域A),右上(領域C),右下
(領域E),左上(領域B),左下(領域D)のいずれ
かを選択する。エリア選択モードは、撮影者がエリア単
位で選択できるもので、全エリア,右エリア,下エリ
ア,左エリア,上エリアのいずれかを選択することがで
きる。エリアを選択した後は、CPU4のエリア領域内
自動選択手段4aが自動的にそのエリアの1点を選択す
る。例えば、下エリアを選択すると、領域DかEのいず
れかを選択する。
選択モードの一例を説明するための図である。ポイント
選択モードは、カメラが複数の測距点のうちの1点を選
択するもので、中央(領域A),右上(領域C),右下
(領域E),左上(領域B),左下(領域D)のいずれ
かを選択する。エリア選択モードは、撮影者がエリア単
位で選択できるもので、全エリア,右エリア,下エリ
ア,左エリア,上エリアのいずれかを選択することがで
きる。エリアを選択した後は、CPU4のエリア領域内
自動選択手段4aが自動的にそのエリアの1点を選択す
る。例えば、下エリアを選択すると、領域DかEのいず
れかを選択する。
【0008】図4は、測距動作を説明するためのフロー
チャートである。CPU4は、自動選択モードとマニュ
アル選択モードのいずれかに測距領域選択操作部5が設
定されているかを判定する(ステップ(以下「S」とい
う)401)。マニュアル選択モードは領域A,B,
C,DおよびEの中から撮影者が任意の1点を選択でき
るモードで、このモードに設定されている場合には測距
領域選択操作部5によって領域を選択する。自動選択モ
ードに設定されていると判定した場合には、つぎにエリ
ア選択モードとポイント選択モードのいずれかに設定さ
れるかを判定する(S402)。
チャートである。CPU4は、自動選択モードとマニュ
アル選択モードのいずれかに測距領域選択操作部5が設
定されているかを判定する(ステップ(以下「S」とい
う)401)。マニュアル選択モードは領域A,B,
C,DおよびEの中から撮影者が任意の1点を選択でき
るモードで、このモードに設定されている場合には測距
領域選択操作部5によって領域を選択する。自動選択モ
ードに設定されていると判定した場合には、つぎにエリ
ア選択モードとポイント選択モードのいずれかに設定さ
れるかを判定する(S402)。
【0009】撮影者がエリア選択モードを選択し、全領
域(領域A,B,C,DおよびE),右エリア(領域C
およびE),下エリア(領域DおよびE),左エリア
(領域BおよびD),上エリア(領域BおよびC)のい
ずれかを選択した場合にはエリア領域内自動選択手段4
aは、選択されたエリアの1点を自動的に選択する(S
403)。一方、ポイント選択モードを選択している場
合にはエリア領域内自動選択手段4aは、全測距点の1
つを自動的に選択する(S404)。測距点が選択され
ると、その測距点から転送される電荷を受信し、ディジ
タル信号に変換し、測距演算回路4bによって距離演算
を行い、その演算結果に基づきレンズを駆動する(S4
05)。
域(領域A,B,C,DおよびE),右エリア(領域C
およびE),下エリア(領域DおよびE),左エリア
(領域BおよびD),上エリア(領域BおよびC)のい
ずれかを選択した場合にはエリア領域内自動選択手段4
aは、選択されたエリアの1点を自動的に選択する(S
403)。一方、ポイント選択モードを選択している場
合にはエリア領域内自動選択手段4aは、全測距点の1
つを自動的に選択する(S404)。測距点が選択され
ると、その測距点から転送される電荷を受信し、ディジ
タル信号に変換し、測距演算回路4bによって距離演算
を行い、その演算結果に基づきレンズを駆動する(S4
05)。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、複数の
測距領域のうち任意の1つの領域を撮影者が選択するポ
イント選択モードと、複数の測距領域のうち任意の複数
の領域を撮影者が選択するエリア選択モードと、エリア
選択モードが選択された場合、選択された複数の測距領
域の中から1つの領域をカメラが自動選択する自動選択
手段を備えたものである。したがって、測距点の自動選
択モードにおいても、測距する被写体を選択することが
でき、より撮影者の意図が反映された撮影が可能になる
という効果がある。
測距領域のうち任意の1つの領域を撮影者が選択するポ
イント選択モードと、複数の測距領域のうち任意の複数
の領域を撮影者が選択するエリア選択モードと、エリア
選択モードが選択された場合、選択された複数の測距領
域の中から1つの領域をカメラが自動選択する自動選択
手段を備えたものである。したがって、測距点の自動選
択モードにおいても、測距する被写体を選択することが
でき、より撮影者の意図が反映された撮影が可能になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多点測距カメラのファインダおよ
び測距光学系の実施の形態を示す図である。
び測距光学系の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明による多点測距カメラの測距に注目して
記載した回路図である。
記載した回路図である。
【図3】ポイント選択モードおよびエリア選択モードの
一例を説明するための図である。
一例を説明するための図である。
【図4】測距動作を説明するためのフローチャートであ
る。
る。
1…ファインダ 2…測距用光学系 3…測距素子 4…CPU 4a…エリア領域内自動選択手段 4b…測距演算回路 5…測距領域選択操作部 6…レンズ駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 滋 東京都世田谷区玉川台2丁目14番9号 京 セラ株式会社東京用賀事業所内 Fターム(参考) 2H011 BB03 2H051 DA03 DA08
Claims (1)
- 【請求項1】予定焦点面上の複数の領域のデフォーカス
状態を検出するデフォーカス検出装置ならびに前記検出
装置から得られたデフォーカス情報に基づいてレンズを
所定量駆動するレンズ駆動制御装置を備えた多点測距カ
メラにおいて、複数の測距領域のうち任意の1つの領域
を撮影者が選択するポイント選択モードと、複数の測距
領域のうち任意の複数の領域を撮影者が選択するエリア
選択モードと、前記エリア選択モードが選択された場
合、選択された複数の測距領域の中から1つの領域をカ
メラが自動選択する自動選択手段と、を備えたことを特
徴とする多点測距カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000071915A JP2001264619A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | 多点測距カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000071915A JP2001264619A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | 多点測距カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001264619A true JP2001264619A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18590419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000071915A Pending JP2001264619A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | 多点測距カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001264619A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006139256A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-06-01 | Olympus Corp | 焦点検出装置を有するカメラ |
-
2000
- 2000-03-15 JP JP2000071915A patent/JP2001264619A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006139256A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-06-01 | Olympus Corp | 焦点検出装置を有するカメラ |
US7616251B2 (en) | 2004-10-15 | 2009-11-10 | Olympus Corporation | Camera having focus detection device |
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